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クリスマスの菓子パン [フランスのお菓子]

 12月6日は聖ニコラ(=セント・ニコラス)の日でした。

 

 聖ニコラは、一説にはサンタクロースの起源になった人物とも言われています。

 

 そして、貧しい人たちに食べ物を与えたり、死刑になりかけた無実の人を助けたりなど、さまざまな伝説に彩られていますが、一般にフランスでは子供の守護聖人になっています。

 

 この聖ニコラの日からクリスマスまでの間に食べられる菓子パンがコキーユ・ドゥ・ノエル(coquille de Noël)です。


Paris_Roubaix.jpg 


 

 下記ウィンドウのクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2016年12月6日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。




 これがその菓子パン。白いツブツブはお砂糖です。バター200gに小麦粉500gのブリオッシュの生地から作られます。

 

 「バターも卵もたっぷりに詰まった菓子パンですよ」

 

 それなら普通のブリオッシュと変わらないように思いますが・・・。

 

 ここからがブリオッシュとは異なります。生地を棒状に伸ばしながら両側に小さなボールができるように成形します。

 

 これがイエス・キリストを表しているのだとか。とは言っても、生まれたばかりの産着に包まれたキリストです。

 

 次にハサミで切りめを入れます。

 

 「こうしておけばよく火が通りますし、膨らんでも爆発することもありません」

 

 最後に、粒々の砂糖やチョコチッップをのせてオーブンにいれ焼き上げます。

 

 18分もすると、こんがり焼けたコキーユ・ドゥ・ノエルの出来上がり。

 

 「こんがり焼けて、とろけた砂糖と粒の砂糖がこんな風になっているのが美味しいんです」とパン屋さん。

 

 「小さい頃、日曜日の朝に目がさめると、このパンがあって大喜びしてました。クリスマスの忘れられない思い出です」と女性。

 

 「ホットココアと一緒に食べるんですよ」と別の女性。

 

 子供たちが楽しみにしているこのパン、フランス北部のノール件やベルギーに伝わる伝統のお菓子パンだそうです。

 

 因に、フランス北部とベルギーでは、子供がおもちゃを貰うのはこの聖ニコラの日だそうです。

 

 聖ニコラは、おもちゃの入ったカゴを背中にしょって、いい子にはおもちゃをくれます。

 

 一方、悪い子は、聖ニコラの後からやってくる、ペール・フエタール(Pere Fouettard)という恐ろしい人物に鞭でひっぱたかれるといういい伝えがあるそうです。クワバラ、クワバラ・・・。




 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 


「今日、5歳になるうちの娘が、サンタさんに手紙を出したという。『手紙と一緒におうちのカギも送ったの』うちには暖炉がないからカギがないと入れないのだそうだ」

 

 

VDM (Vie de merde)より




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