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サンテ刑務所 [パリ]

 今週末は欧州遺産デー(European Heritage Days)。


 フランスでは、この日に限って普段は入れないような歴史的建造物の一般公開をしています。


 その中の一つが、パリの14区にあるサンテ刑務所。


 今年の7月からは中を空っぽにして修復のための作業が始められています。見学するにはちょうど良い機会のようです。

Paris_Paris.jpg

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 2で2014年9月20日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。




 刑務所の壁の回りには長い列が出来ています。


 皆さん、壁の中に自ら入ろうとしている方々。


 「ここは頑丈にできているところですよね。普通が入れる場所じゃないです」と女性。


 「私に取ってサンテ刑務所と言えば、この大きな壁ですね」と男性。


 その大きな壁の中に入ると、まず中庭があります。


 ここにはかつてギロチンがあり、50人ほどが刑の執行を受けたそうです。


 見学の皆さん、初っぱなからちょっと暗い顔になってしまいました。


 サンテ刑務所がオープンしたのは1867年のこと。以来、多くの囚人を受け入れてきました。


 その囚人が使っていた部屋を見学してみましょう。


 「これはちょっと驚きの体験ですね」と女性。


 小さな鉄格子のドアをあけると4畳半もないようなところにベッドとトイレが備えてあります。そして、小さな窓が一つだけ。


 「ああ、こりゃすごいところだね。あれは普通の窓ガラスじゃないね」と男性。


 別の部屋はだいぶ広くなって明るい感じの部屋です。テーブルと椅子もついています。


 ここに収監された人々の中には、えっ、こんな人もいたの?というような人たちがいます。


 アポリネール、ジャン・ジュネ、モーリス・パポン・・・最近ではベルナール・タピ。


 そして、小説の中のだけのお話ですが、あの怪盗ルパンも収監されていたことがあります。


 見学は45分間。ガイド付きです。


 かつて刑務所の出口の向かいには、“À la bonne Santé”という名のカフェがあったそうです。


 囚人の面会に来た人や出所したばかりの方々が、ここでコーヒーを一杯飲んで行ったとか。

 

 


******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、刑務所に慰問演奏に行った。演奏会が終わると一人の囚人が私に握手をしながら行った。『かんばって続けるんだよ』で、私も答えた。『ありがとう、あなたもね』」

 

VDM (Vie de merde)より





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コメント 2

opas10

塀の中に入る経験は、そうそうできるものではありませんし(笑)。フランス人のつぶやき、ついニヤリとしてしまうブラックな味わいです。
by opas10 (2014-09-22 23:08) 

carotte

opas10さん
こんなところ、見学以外ではあまり入りたくないですね ^^
フランス人のつぶやき、原語のニュアンスがopas10さんに通じてよかったです。^^
by carotte (2014-09-24 10:19) 

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