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週末はパンプローナで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 

 今回はフペイン北部のバスク地方にある都市パンプローナ(Pamplona)を旅します。

 

 あの牛追い祭りで有名なパンプローナ、どんなところなんでしょう?

 

 パリからは直行便はなさそうなのでマドリード経由の空路で4時間半。


Spain_Pamplona.jpg


  下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2017年3月25日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。




 空港から(青印)、コンクリートのビルを眺めながらパンプローナの中心街まで車で10分。街は城壁に囲まれていました。これは期待できそう。

 

 まずはその城壁を見学しましょう。案内してくれるのは街に住むカルメロさんとダヴィドさん。二人揃って少々太め。

 

 「古い城壁は778年にカール大帝に壊され、その後のロンスヴォーの戦いによって跡形もないくらいに崩れ去ってしまったんです」

 

 現在の城壁は17世紀から18世紀に作られたもの。周囲は5キロほどあります。

 

 「あそこに小塔や稜堡があることから分かるように、元は軍事用の要塞だったんです」

 

 標高500メートルほどのところにある街からは遠くにピレネーの山々が見渡せます。そして城壁の外側には近代的な鉄筋コンクリートのビルがびっしり並んでいるのがわかります。

 

 さて次は城壁の中を散策してみましょう。まず訪ねたのがサン・ニコラス教会(赤印)。中世の中にバロックとロマンが加わったような興味深い建物。教会の床にはかつての町の名士たちが眠っています。

 

 「裕福な人のは石に名前が彫られていますが、お金のない人のは数字が彫られているだけです」

 

 長い歴史感じさせる街の風景。ここはカスティージョ広場(緑印)。18世紀の建物が周りを取り囲んでいます。

 

 次に訪ねたのは路地を入ったところにある小さなお店。ここは本屋さん兼文房具店。カルメロさんのお店です。

 

 お勧めは牛追い祭り(サン・フェルミン祭)の古い写真

 

 「これが祭りの時の古い写真です。昔は今ほど人の数は多くありませんでした。今は禁止されてしまいましたが、昔はこんな風に高いところに登って見物してたんです」

 

 ここらでちょっと甘いものを頂きましょう。昔からある古いお菓子屋さんへ。

 

 美味しそうなお菓子が並んでいます。

 

 「これはパンプローナに昔からあるお菓子なんです。日持ちがするので昔は羊飼いに人気でした。ラードを使って作るんです」

 

 クッキーのように見えますが、揚げてあるんでしょうかね???

 

 あちこち見て回っているうちに夜となりました。今回はピンチョスのお店をはしごすることに。今度の案内役は女性三人組。

 

 最初に入ったのはIruñazarraオレンジ印)。このお店、伝統的なものから現代的にアレンジされたものまで様々なピンチョスを出してくれるようです。

 

 これは、キヌアのガレットに、アボカド、うなぎ、魚卵、乾燥ハムをのせたピンチョス。最後に香りづけにマンダリンヌ(オレンジ)の花をのせているそうです。

 

 このピンチョスのはしごツアー、料金は6人で45ユーロ。それぞれのお店の個性的な味を楽しむことができます。

 

 翌日は、パンプローナから60キロほどのところにある雄牛牧場Finca Toropasionを訪ねます(こげ茶印)。ここでは約600頭の雄牛が放牧されています。

 

 「牧場にいる雄牛はとても穏やかで静かなんです。でも闘牛場に行くとガラリを変わるんです。危険だと感じて攻撃的になるんです」と牧場のカルロスさん。

 

 次は、牛追い祭りに魅了され、牛追い祭りを世界的に有名にした人物の思い出の場所へ行ってみましょう。

 

 ここはその人物が宿泊していたホテルGran Hotel La Perla(紫印)。

 

 その人物とはヘミングウェイでした。この部屋は1920年代当時のまま保存されています。

 

 小説「日はまた昇る」の発想を得たのがこの地でした。

 

 「ヘミングウェイはパンプローナにやってきて牛追い祭りを見たことがきっかけで、あの小説を書いたのです」とホテルの方。

 

 そしてスペインと言えばフランメンコ。

 

 パンプローナはフラメンコギター奏者Sabicas(本名:Agustín Castellón Campos)の生まれた街。ここはその生家です。因みにSavicasの弟子がパコ・デ・ルシア。

 

 「フラメンコギター奏者の二人の巨匠のうちの一人がSavicasなんです」とアントニオさん。

 

 アントニオさんもフラメンコギター奏者です。ここはLa Casa de "Sabicas" Centro Cultural Flamenco(黄緑印)。

 

 路上でもフラメンコで盛り上がっています。スペインならではですね。

 

 さて、今回の旅の費用は、ピンチョスツアーが45ユーロ、宿泊代が80ユーロ、雄牛牧場見学が45ユーロで、締めて170ユーロ(約20,000円)でした。

 

 今回は宿の映像がなかったのですが、どんなところだったんでしょうね。ヘミングウェイと同じホテルは5つ星で一泊200ユーロくらいするので、あそこではなさそうです。

 


******** フランス人のつぶやき *******

 

 

 

「今日、スペイン語の口頭試験の日。試験が始まって5分ほど経ったところで試験官が言った。『ところで君、スペイン語は話せるのかね?』」

 

VDM (Vie de merde)より

 




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コメント 2

opas10

牛追い祭りがヘミングウェーの創作を助けていたとは、意外でした!
by opas10 (2017-04-02 22:40) 

carotte

opas10さん
「日はまた昇る」は高校時代に読んだと思うのですが内容がどんなだったか思い出せません。結局、最初の数ページ読んで挫折したのかもしれません。牛追い祭りがモチーフになっていたとは知りませんでした。
by carotte (2017-04-09 16:49) 

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