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消えゆく住人 [コート・ダジュール地方]

 フランスのマクロン大統領、支持率が40%を割ったそうです。

 外交デビューもそつなくこなし、特にヘマをやったという話もなかったように思いますがねえ。

 ご祝儀相場が終わったということなんでしょうかね。

 気になるのはごく最近、軍のトップが辞めてしまったこと。

 青二才のエリートに軍を動かせるのか?という疑問を払拭するために、大統領就任以来がんばってきたように思えますが、何があったのか・・・。

 マクロン政権になってからまだ2ヶ月足らず、これで評価を下すのはまだ早いんじゃないですかね。

 ちょうど今、マクロン夫妻はマルセイユでバカンスを過ごしているらしいので、秋からの政権運営のために英気を養っていただきたいとことです。

 さて、そのマルセイユから120キロほど海岸沿いに東へ行ったところにある小さなリゾート地サン=トロペが、少々困ったことになっていました。

Paris_StTropez.jpg

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2017年8月11日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 地中海に突き出た半島にあるサン=トロペ。フランスでは知らない人はいないくらい有名なリゾート地です。

 昔と変わらないのんびりした町に見えますが、地元の人はこう言っているそうです。

 「サン=トロペはもはやサン=トロペじゃない!」

 港には豪華なヨットやプレジャーボートがずらりと並び、海岸を散歩するのは観光客ばかり。

 地元の人たちは自分の家に住んでいるような気がしないと言います。

 シモーヌさんはサン=トロペ生まれ。地元の顔とも言っていい方だそうです。

 経営しているホテルは常に観光客でいっぱい。経済状態は良好だと言います。

 しかし、この30年間で近所の商店が次々を店をたたんでいなくなってしまいました。

 食料品店や加工肉店に代わって、ご覧の通り高級ブランドのお店が並びます。

 「この路地にはラビオリを売るお店や肉屋、パン屋、靴屋が並んでたんです」とジュリアンさん。

 自分が生まれたこの町で住まいを手に入れようとしたのですが、あまりに高額なためあきらめざるをえませんでした。

 海外のお金持ちがサン=トロペの不動産に飛びついたため価格が高騰してしまったそうです。

 1㎡あたり8,000〜30,000ユーロ。こりゃ高すぎますね!

 「115㎡のアパートで159万ユーロにもなります。手に入れるためには100年は働かなくてはなりませんよ」

 結局、ジュリアンさん、サン=トロペから10キロほどのところに100㎡の家を買ったそうです。

 冬は渋滞なしの通勤路ですが、夏はそういうわけにはいかないそうです。

 「毎朝、3キロほどの渋滞ですよ。10分のところを45分かけて走らなくてはなりません」

 なんか、いいお家のような気がしますが、ご本人はそうでもなさそうです。

 「サン=トロペを追われてしまったという感じがしてなりません」

 次から次へと別荘が作られている中、かつての住人は年々姿を消しているそうです。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、ママがローマ観光のために観光順路を決めた。そして地図に、その順路をマーカーで印をつけた。おかげで通りの名前が全然読めない[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より



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コメント 2

風の友

町おこしも必要だけど、こうなると行き過ぎですよね。
考えさせられます。
観光着の方が多い町は、やはり考え物です。
by 風の友 (2017-08-14 21:52) 

carotte

風の友さん
これは完全に行き過ぎですね。観光客だって、そのうち地元の人がいないようなところでは面白くないと言い出すんじゃないですかね?
by carotte (2017-08-16 00:13) 

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