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食の愛好協会3 vol.2 [フランスのグルメ]

 暖かくなりそうで、なかなか暖かくならない、むしろ寒い、と感じる今日この頃。

 

 少し暖かくなったくらいで、もう春だ!と薄着でもしようものなら風邪をひいてしまいそうです。

 

 あと1ヶ月、気を引き締めて春が来るのを待つことにします。

 

 さて、コンフレリーシリーズの第二回目は、トゥール産リエット(rillettes)。

 

 トゥール近郊の村サンブランセ(Semblançay)を訪ねる・・・その前に、そもそもリエットとはなんだ?

 

 豚肉または鳥肉(鶏やガチョウなど)、またはサーモンのような魚を低温の脂でじっくり煮たもので、パテのような仕上がりの食べ物です。


Paris_Semblancay.jpg



  下記ウィンドウのクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2017年2月21日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



 

 田舎の冬の風景。その中をガウンを羽織り歌を歌いながらやってきたのは、トゥール産リエット愛好協会の皆様方です。

 

 学校に必ず校歌があるように、愛好協会には必ず愛好歌があるようです。

 

 そして、これがトゥール産リエットです。パンの上にのせていただきます。

 

 「メンバーになる際に、一年で5キロのリエットを食べることを約束するんです。1日にすると15グラム」とテレーズさん。

 

 食べ方は色々あります。パンと一緒に食べたり、大根の輪切りにのせたり、キッシュにもできます。

 

 「リエットはいろんな料理に使えるんですよ」

 

 こちらの愛好協会は国内だけでなくベルギーからポルトガルまで訪問して地元のリエットを宣伝して回っているそうです。

 

 そして、こうして集まってじっくりを味わうことも活動の一つです。

 

 「もちろん、おしゃべりしたりダンスをしたりして楽しみますよ」と名誉会長。

 

 それはそうと、トゥール産リエットというからにはそれなりの特色があるんでしょうね?

 

 作り方を教えてもらいましょう。

 

 ここはある加工肉のお店の厨房です。

 

 「これはトゥール産の豚モモ肉です。そしてあちらが脂身です」

 

 ガスに火をつけ大鍋をのせます。脂身から取った油を引いて、モモ肉を入れ炒めます。ここに刻んだ脂身を投入したら、休むことなくかき回します。

 

 「愛好協会とはなんですか?」と取材班。

 

 「トゥール地方の特産品を紹介し、広く知ってもらう活動をする団体です」とジェシーさん。

 

 お鍋の中を見ると、お肉が崩れて繊維状になりかけています。

 

 「少なくとも8時間は煮込みます。12時間くらいになる時もあります。そして適度に水分を蒸発させます」とドミニクさん。

 

 こちらはトゥールにある加工肉のお店Chantal & Bruno GOULAY。

 

 店主のブリュノさんは、70軒の加工肉業者が集まる連盟の代表者です。

 

 お店のスペシャリテがこのリヨン(rillons)。昨年の国際農業見本市で、堂々の金賞を受賞しました。

 

 「豚バラ肉を強火で焼いた後、低温の脂でじっくり煮たものです。ブドウの収穫と仕込みで働く人たちの食事として作られたんです」とブリュノさん。

 

 柔らかくてトロッと溶けそうなお肉。どんなお味なのか気になります。

 

 続く・・・。

 


 

******** フランス人のつぶやき *******

  

 

「今日、もう一度スポーツを始めようとジムに入会してきた。未来のシェイプアップした自分を思いながら、スーパーで買い物をしてレジでお会計をすませようとした時、ふと我に返った。カゴの中には、パン、チーズ、リエット、チョコレートクリーム・・・」

 

VDM (Vie de merde)より




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食の愛好協会3 vol.1 [フランスのグルメ]

 フランスの各地で結成されている “コンフレリー (confrérie)” 。

 

 日本語にするとすれば「愛好協会」のようなもの。

 

 「地元の特産品の良さをアピールし、広く世界に知らしめること」をモットーに活動する団体です。

 

 その愛好協会を5回のシリーズで紹介します。

 

 第一回目の今日は、ジャガイモ。

 

 ブルターニュ地方の小さな村フエナン(Fouesnant)を訪ねます。


Paris_Fouenant.jpg

 

  下記ウィンドウのクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2017年2月20日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



 

 海岸を歩く集団。全員が料理人で、ジャガイモが大好き。

 

 現在、地球上には100種類ものジャガイモがあるそうです。

 

 料理には欠かせない名脇役。しかし、1780年のフランスでは嫌われ者だったそうです。

 

 「当時ジャガイモは悪魔ですよ。ともかく土から出てくるもの全てが悪魔だった時代ですからね」と男性。

 

 この人によると、ジャガイモは、1495年頃、ポルトガル人が南米から欧州に持ち込んだらしい。

 

 「18世紀中頃、アントワヌ・オーギュスタン・パルマンティエが、ジャガイモに滋養が豊富だということに気がつき栽培を推し進めたおかげで、世界中でジャガイモが食べられるようになったのです」

 

 先ほど海岸を歩いていた面々が大きなフォークを先頭に、ジャガイモの歌を歌いながらやってきました。

 

 そう、この方々がジャガイモ愛好協会の皆さんです。

 

 お召しになっているジャガイモ色のブレザーは、ジャガイモの袋に使われていた布地と同じ。

 

 大きなフォークは、新しいメンバーを迎えたり催し物があるたびに、こうして登場するのだそうです。

 

 この愛好協会が生まれたのは16年前のこと。以来、さまざまなジャガイモ料理が開発されてきました。

 

 例えば、1903年創業のオーベルジュでシェフを務めるルイさんの料理はこれです。

 

 注いでいるのはチキンスープ。

 

 「このままスープが無くなるまで煮て、最後はバターがいい具合にジャガイモを焦がしてくれるんです」とルイさん。

 

 ジャガイモって皮付きが美味しかったりするんですよねえ〜。

 

 少し硬めの品種のジャガイモを使って詰め物料理を作るシェフもいます。

 

 くりぬいたジャガイモを茹でて、さまざまな具を詰めていきます。

 

 このジャン=フランソワさん、10年間もパリのツール・ダルジャンの料理人として働いていた方のようです。

 

 この日、メンバーである47人のシェフ全員が揃いました。こうしてジャガイモ料理を味わうのも任務の一つです。

 

 「時々みんなで集まって愉快な時間を過ごすんですよ」と会長さん。

 

 あの豪華な帽子の方は会長さんだったんですね。

 

 この日はブルターニュ地方にまた新しい品種のジャガイモが誕生したそうです。

 

 お祝いに記念写真をパチリ。

 

 続く・・・ 

 


 

******** フランス人のつぶやき *******

  

 

「今日、そしてだいぶ前から私は美味しいものが大好きで料理にはちょっとうるさいタイプだ。3歳になる娘にも食べることが大切だと教えてきた。しかし、大きくなった娘に「家で食べるのも給食を食べるのも似たり寄ったりだわ」と言われてしまった。私の教育が間違っていたのか、それとも私の料理の腕が悪いのか・・・」

 

VDM (Vie de merde)より




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週末はポーで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 

 今回はピレネー地方の都市ポー(Pau)を旅します。

 

 パリからTGVなら5時間半、空路なら1時間20分。費用はTGVの方が断然お得ですが、5時間半はちょっと厳しいですね。ここは空路(200ユーロほど)で向かいたいところです。

Paris_pau.jpg


  下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2017年2月18日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



 

 まずはケーブルカー(上記地図の赤印)に乗って街の中心へ向かいます。料金は無料。

 

 距離はパリのモンマルトルのケーブルカーと同じくらい。毎年50万人が利用しています。

 

 到着したのは高台にあるロワイヤル広場。

 

 そこには2キロにわたってピレネー通りぞいに遊歩道が続いています。

 

 その名にふさわしく、遠くに雪をかぶったピレネーの山々が見渡せます。

 

 「ここからの眺めは欧州で一番美しいですよ」と男性。

 

 ここは地元の人たちの散歩道になっているようです。

 

 美しい眺めを楽しんだら、まずはお城を見学しましょう。

 

 こちらがポー城です(緑印)。1553年にフランス王アンリ4世が生まれた城で知られています。

 

 ここにあるお宝がこれ。

 

 「16世紀、ウミガメの甲羅がナヴァール王家の家宝としてこの城に保存されていたことがわかっています。この甲羅は、未来のフランス王アンリ4世のゆりかごと同じものなんです」と学芸員の方。

 

 亀の甲羅がゆりかごとは!

 

 お城が19世紀に修復された際に家具が備えられ、100枚にも及ぶタピスリーが飾られました。

 

 学芸員のイザベルさんがもう一つ別のお部屋を案内してくれました。

 

 この大広間(La Salle aux cent couverts)、夕食会などで大勢が一緒に食事をするためのもののようです。

 

 そしてこの巨大なテーブルは分解できるようになっているそうです。

 

 さてピレネー通りを逆方向に走っていくと、通り沿いに19世紀のイギリス風ヴィラが立ち並んでいます。

 

 かつてポーはイギリス人に保養地として人気があったようです。

 

 さらに車を走らせるとフランスで唯一のカヌースラロームのコース(Stade d'eau vive)があります(水色印)。

 

 「コースは全長300メートルです。オリンピック標準を満たしたコースです。ロンドンオリッピックの金メダリストもここでトレーニングしていました」と支配人。

 

 さすがに素人にスラロームは無理ということで、ラフティングを楽しむことにしました。

 

 ハードなスポーツを楽しんだ後は、美味しいものを求めて出発。

 

 ここはワイン貯蔵所Cave de Gan(ワインレッド印)。

 

 ここではジュランソン地域の300軒ほどのワイン農家が瓶詰めにしたワインを共同で貯蔵しているそうです。

 

 保存期間は3か月から1年。一本10ユーロ以下でワインが手に入ります。

 

 ジュランソンのワインはフォワグラに合うそうです。となると、アンコウ鍋なんかにも合いそうですね。

 

 お腹もすいてきたところでそろそろランチタイム!

 

 向かったのはレストランChez Lauretteオレンジにナイフとフォーク印)。

 

 いただくのはこの地方の郷土料理プール・オ・ポ(Poule au pot)(鶏肉と野菜の鍋料理)。

 

 昔、貧しい農家の人たちが日曜日だけはスープに鶏を入れて食べたという謂れのある郷土料理。今ではフランス全土で食べられています。

 

 一説にはアンリ4世が発明した料理とも言われています。

 

 お腹いっぱいになったら腹ごなしにボーモン宮殿の公園をお散歩(こげ茶印)。

 

 その足で、今でも羊飼い用の傘を作っているという傘屋さんAu Parapluie des Pyrénéesを訪ねます(黄印)。

 

 これがその傘です。

 

 「直径が105センチあります。羊飼いはこうやって傘を肩にかけて歩きます。また、こうやって柄をポケットに入れて山の中を歩く時もあります」とお店の方。

 

 見ていたら一本欲しくなってきました。木製の骨が丈夫そうですね。

 

 そろそろ今晩の宿Belvédère Pauに向かいましょう(こげ茶にベッド印)。

 

 最上階の塔に設えられた部屋からは360度のポーの街を見渡すことができます。部屋の中には望遠鏡が置いてありました。

 

 「ここはコウノトリの巣みたいなもんです。見晴らしがいいでしょう」とホテルの方。

 

 この上の階にある寝室やバスルームも同じように360度の眺めを楽しむことができます。

 

 さて今回の旅の費用は、宿泊代が120ユロー、ランチが11ユーロ、お城の見学代が7ユーロ、フラフティングが22ユーロで、締めて160ユーロ(約20,000円)でした。

 


 

******** フランス人のつぶやき *******

  

 

「今日、ダイエットを決心して、スーパーでグリーンサラダを4パック買った。レジで会計を済ませようとしたら、レジ係が言った。『おたく、カメでも飼ってるんですか???』」

 

VDM (Vie de merde)より




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フランスで最も美しい駅 [ロレーヌ地方]

 フランス国鉄の関連会社が、フェイスブック上で「フランスで最も美しい駅は?」の総選挙を行ったところ、フランス北東部にあるメス(Metz)の駅がめでたく当選したそうです。

 

 一体どんな駅なんでしょう?

Paris_Metz.jpg



  下記ウィンドウのクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2017年2月21日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



 

 こちらがそのメス駅。まるで教会のよう。

 

 しかし、確かに毎日約20,000人が利用している駅舎なのです。

 

 「ええ、素晴らしい駅ですね。私、ちょっと急いでいるので行きますね」と女性。

 

 「正直、私は毎朝通勤のために利用しているのでゆっくり眺める時間があまりないんですが、ちょっと立ち止まって鑑賞すればいいのかもしれませんね」と男性。

 

 毎日利用している人たちにとっては見慣れた普通の駅なのかもしれません。

 

 この繊細な装飾の数々。

 

 完成したのは1908年、建てたのはドイツ人建築家Jürgen Krögerです。

 

 中のホールはこんな感じ。天井までの高さは40メートル。

 

 「投票しましたか?」と取材班。

 

 「ええ、もちろん投票しましたよ」と女性。

 

 「この駅が一番美しいと思いますよ。だって、私はメスに住んでますからね」と別の女性。

 

 やっぱり地元の人たちはこの駅を誇りに思っているようです。

 

 赤いリュックを背負った男性は観光客でしょうか?早速、駅舎を記念撮影。

 

 かつて駅の中には食堂があったようですが(→こちら)、今では本屋さんに生まれ変わっています(→こちら)。

 

 元の作りは残しつつ、うまい具合にリノベーションしてあります。

 

 100年以上も前の食堂はかなり老朽化していたに違いありません。

 

 さて、こちらは駅の向かい側にあるカフェ。

 

 「素晴らしい建物です。まるで美しい少女みたいですよ」とお店の方。

 

 ガラス張りのサロンからは駅舎のファサードがよく見えます。

 

 ここなら寒さに震えることなくじっくりと鑑賞できそうです。

 

 こうしてあちこち見ていると、ドイツ人の建築家らしい特徴が散りばめられているのがよくわかります。

 

 「中世を思わせる彫刻やフリーズなどの装飾で、全体が荘厳な作りになっています。それが美しい駅と言われる所以だと思います」と専門家。

 

 この駅舎がユネスコの文化遺産に登録される日も近いかもしれません。

 

 因みに、他にはどんな駅が票を集めたかといえば、ストラスブール、リモージュ、トゥール、ラ・ロシェルでした。

 


 

******** フランス人のつぶやき *******

  

 

「今日、駅でお菓子サンプルを配っていたので早速もらって、カリカリ食べながら電車に乗ったら、周りの乗客がジロジロ眺めるのでやっと気がついた。もらったのはキャットフードだった」

 

VDM (Vie de merde)より




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カルヴァドス [フランスのグルメ]

 やっと「金色夜叉」を読み終わりました。

 

 最初の頃は割に速いペースで読んでいたのですが、途中から通勤電車の中で10分くらいしか読まなくなり、読破に数ヶ月もかかってしまいました。

 

 ま、とにかく貫一の執念深いことと言ったら・・・。

 

 あの熱海でのセリフ「来年の今月今夜のこの月を僕の涙で曇らせてみせる」は有名ですが、あの場面、原作では貫一が10ページくらい朗々と語るのですよねえ〜。

 

 で、結局、お宮を説得することはできず振られてしまいます。

 

 その後は高利貸の手下になり、その間も延々とお宮を恨んでる。

 

 途中で辟易してきたのですが、なぜか完読いたしました。

 

 次は何を読むか思案中です。本は一冊よみ終わると次の本が欲しくなる。まるでドラッグのようです。

 

 さて本日の話題は、カルヴァドス。

 

 リンゴを発酵させて作った弱アルコール飲料シードルを蒸留するとできるのがカルヴァドスです。

 

 私が初めてこのお酒を知ったのは、フランス語を勉強し始めてしばらくした頃、ベルギー出身の小説家ジョルジュ・シムノンの「メグレ警視シリーズ」を読んでいる時のことでした。

 

 冬の分厚いコートを羽織った(らしい)メグレ警視がバーのカウンターに座り、「カルヴァドスを一杯」と(渋い声で)頼むのでした。

 

 以来、カルヴァドス=メグレ警視になってしまってます。本日はそのカルヴァドスの生産者を訪ねます。

 

 Paris_CerisyBE.jpg

 

 

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2017年2月21日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



 

 冬の朝日が雲間に顔をのぞかせる頃、醸造所Distillerie La Monnerieでは、蒸留器から流れ落ちる液体の音で本格的に仕事が始まります。

 

 ディディエさんとクレマンさん親子が蒸留作業を開始しました。

 

 原料は去年の秋に作られたシードル。

 

 シリンダーに入れられた透明の液体が蒸留酒カルヴァドスです。

 

 この作業には科学の知識と正確な数字が大切だとか。

 

 20世紀初頭に作られたというこの小さな測定器を使って、今年の品質を調べます。

 

 「この測定器は私の祖父が持っていたものです。シードルのアルコール度を測るための機器ですが、昔から使われてきました」とディディエさん。

 

 なんだかちょっと面白そうな機器ですが、どうやって測るのか謎です。

 

 この醸造所は現在で4代目になります。

 

 「この蒸留器はわが家の魂のようなものです。1920年に祖父がここにやってきた時からあります」

 

 以来、父から子へとカルヴァドスの作り方が伝えられてきました。作り方は100年前とまった変わっていません。

 

 カルヴァドスはこの樽の中で2〜50年、熟成されます。

 

 「これは私にとって大事な仕事なんです。祖父がゼロからスタートさせて、父が大きくし、最後に私が引き継いだからです」とディディエさん。

 

 この時期、地元の人たちが試飲のために醸造所を訪れるそうです。いくら美味しいとは言え、アルコール度が高いですからワインのようには飲めません。

 

 「まずこうしてグラスを温め、香りを嗅いで、それから液体の様子を確かめます」と女性。

 

 「私はもう65歳ですからねえ、そんな毎日は飲めませんが、カルヴァドスは大好きですよ」と男性。

 

 蒸留は夜通し行われるようで、ディディエさんはその間、すぐそばに設えられたベッドで仮眠をとるようです。なかなか大変な作業ですね。

 


 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、彼と飲みに出かけた。だいぶ酔った彼がダンスフロアーから私を呼ぶので行ってみると、元カノと踊る間、お酒のグラスを持っていて欲しいという。バカ![ちっ(怒った顔)]

 

VDM (Vie de merde)より




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本物のサラダ・ニソワズ [フランスのグルメ]

 昨日の花でいっぱいの釣り舟はきれいでしたね。特にミモザの黄色がお祭りを盛り上げていました。

 

 コート・ダジュールで春を教えてくれる花と言えばこのミモザ。アカシアの花です。

 

 そう言えば昔、「アカシア〜の雨〜が降るとき〜」なんて歌がありましたっけ。

 

 当時はアカシアの花なんてどんなものか知りもしませんでした。

 

 ただ、アカシアにも色んな種類があるようなので、あの歌のアカシアはコート・ダジュールのとは違っているのかもしれません。

 

 さて、そのコート・ダジュールの有名なリゾート地と言えばニース(Nice)。

 

 そこで生まれたサラダがサラダ・ニソワズ(salade niçoise)。日本のレストランでもよくメニューに登場します。

 

 最近、イタリアのあるレストランで、そのサラダ・ニソワズにジャガイモを入れて出したから大変です。

Paris_Nice.jpg


 

 下記ウィンドウのクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2017年2月21日に放送)

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 こちらはニースの青空市場。八百屋さんの店先には様々な野菜が並んでいます。

 

 「じゃがいもやインゲンの入ったサラダ・ニソワズなんて見たこともないわ(笑)」と女性。

 

 「そんなもの入れたら天罰が下ります、というのはちょっと言い過ぎかもしれませんけど(笑)、それくらいひどいことですよ。じゃがいもやインゲンを入れるなんて禁止。そんなこと厳禁ですよ」と男性。

 

 それなら本物のサラダ・ニソワズとはどんなものなんでしょう?

 

 「野菜は、トマト、ラディッシュ、ワケギ(cébette)、ソラマメ(févette)、セロリの芯(根元)(coeurs de célerie)、サラダ用ピーマン(poivron corne)ですよ」と八百屋さん。

 

 ここに、ツナ、ゆでタマゴ、アンチョビ、ニース産の小粒の黒オリーブを加え、たっぷりとオリーブ油をかけたのが本物のサラダ・ニソワズです。→こちら

 

 でもここにはソラマメが入ってないですね。

 

 ま、とにかくニース生まれのサラダですから、皆さんこだわりがあるようです。

 

 「レストランでサラダ・ニソワズを注文してインゲンが入っているのが出てきたら、『これはサラダ・ニソワズではない!』って叫んでしまいそうよ」と女性。

 

 最近は季節に関係なく年中食べられる野菜が多くなりましたが、やっぱり旬の時期に食べる野菜は格別です。

 

 となると、美味しい本物のサラダ・ニソワズを食べるためにはもう少し暖かくなってからということかもしれません。

 


 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、会社に目の良い同僚がいて、僕の歯の間にサラダが挟まってると言う。サラダ?そんなもの食べたっけ?・・・そういえば二日前に食べたか」

 

VDM (Vie de merde)より




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小舟と花のカーニバル [コート・ダジュール地方]

 最近、職場のあるビルのエレベーターが新しいのに付け替えられました。

 

 古いエレベーターは、通過する階の明かりが順に灯ることでどの階を通過しているか、どの階に止まっているか分かるようになっていました。

 

 しかし新しいのは液晶画面でデジタル表示。通過階の数字がデジタルで表示されるようになっています。

 

 そして、エレベーターの中の空白の時間を埋めるためか、その下に「今日はXXXの日」なんていうインフォーメーションが出てきます。

 

 毎朝、それを見て、はあ、そんな日があるのかあ〜なんて豆知識を蓄えています。

 

 で、本日の2月22日は何の日かと言えば、ニャン、ニャン、ニャンで猫の日だそうです。

 

 いったい誰が決めたのかと言えば、ペットフード工業会でした。

 

 それはさておき、2月ももうあと1週間で終わりますが、この時期、各地でカーニバルが開催されています。

 

 今日は、フランス南部の小さな港町で開かれたカーニバルの様子をお楽しみください。


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 下記ウィンドウのクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2017年2月14日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



 

 コート・ダジュールの小さな港町ヴィルフランシュ=シュル=メール(Villefranche-sur-Mer)。

 

 花で飾られたこの地方独特の釣り舟が、海の上をパレードしていきます。

 

 使われている花は主にミモザカーネーション。美しいですね。

 

 このカーニバル、110年も前から毎年開催されている歴史あるお祭りです。

 

 角笛を吹いているのはルイさん。毎年この祭りに参加している常連さんです。

 

 「これは真心と友好の祭りなんじゃよ」

 

 釣り舟は美しい姿を観客に見せるだけではありません。見ている人たちにお花をプレゼントしてくれるのです。

 

 できるだけたくさんの花をもらおうと観客も興奮気味。

 

 「思わず夢中になっちゃうわ。気前よくくださるから私も思い切りもらっていくの。そして家に飾るのよ」と女性。

 

 「こういう時はご婦人の方が強いね。どんどんお花をもらってっちゃうよ」とおじさま。

 

 釣り舟の装飾はと言えば、魚や釣りをモチーフにするのが基本。

 

 でもできるだけ長くこの伝統を守っていくことの方が大事です。

 

 「ちょっと伝統からはずれた個性的なのもありますが、とにかくこれを続けることで人が集まる町になればいいなと思っています。あいにく今日はお天気に恵まれませんでしたが、毎年こうしてたくさんの人が集まってくれますから、カーニバルを続けていくつもりです」とボート操縦者協会の会長さん。

 

 曇り空でもこれだけ華やかで賑やかだと全然気になりませんね。

 



******** フランス人のつぶやき *******

 

 

 

「今日、仕事で疲れていたせいか、娘にはキャットフードを入れたお椀を、猫にはシリアルを入れたお椀を出してしまった[あせあせ(飛び散る汗)]

 

VDM (Vie de merde)より





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あのコインは・・・ [イタリア]

 梅まつりの開かれている公園に近い小田急線の梅ヶ丘駅。週末はさすがに混雑していました。

 

 お昼に近かったせいか、駅からすぐの美登利寿司のお店の前には長い列、というか人だかりができていました。

 

 改札口の前には出店が商品を並べていて、立ち寄って買っていく人がかなりいました。こういう時は皆お財布のヒモが緩くなるらしい。

 

 なんとなく私もつられて商品を見ていたら、変わったものを見つけました。

 

 B5サイズの箱に何か妙なものが入っている。右には銀色をしたペンダント、左側には何やら水の中に茶色いものが入ったパックが詰めてある。

 

 茶色いものは何だ?と思い、よくよく見ると貝でした。パッケージには、“あなた自身で自分だけの真珠を見つけてくだい” ってなことが書いてある。

 

 私が見たのは見本品で、貝は缶詰になっているらしい。要するに、缶を開けて貝を開き、中に入っている真珠を取り出し、ペンダントに付けてアクセサリーにするわけです。

 

 この商品、カンパールっていうらしい。こんなの見たの初めて。買う人いるんだろうか?出店で売るには少々お高い金額だったような・・・。

 

 それはさて置き、本日はイタリアの首都ローマの話題です。

 

 ローマの観光名所の一つトレビの泉。後ろ向きにコインを投げた方は大勢いらっしゃるでしょう。

 

 世界中からやってきた観光客がそれをやっているのですから今頃はコインが泉からこぼれ落ちていてもおかしくありません。

 

 しかし、そうはならない。あのコインはどうなっているのでしょう????

 

Rome_Rome01.jpg



 下記ウィンドウのクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 2で2017年2月14日に放送)(▸をクリックしても映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



Fontaine de Trevi : des pièces pour une bonne cause

 

 ああ、やってます、やってます。ここへ来たらこれをやらないとねえ〜。

 

 右で投げるか左で投げるか議論になっているようですが、あの投げたコインはこの後どうなるのでしょう?

 

 「謎ですねえ」と男性。

 

 「僕が思うに、全部のコインを引き上げて、お祭りを開催して酒盛りでもするんじゃないですか」と若い男性。

 

 そんなことはしません。皆が納得出来る良いことに使われています。

 

 早朝、作業員がコインを引き上げています。

 

 引き上げるというか、専用の機械で吸い取っているようです。ドル、円、ユーロなど各国のコインがずっしり。

 

 「今日は250キロのコインを集めました。これが夏だったら2倍はあると思います」と担当者。

 

 年間額にすると100万ユーロ(約1億2000万円!)にもなるそうです。

 

 売上げ額とかそんなもんじゃないですよね。現金がそっくりそのまま手に入る、言わば “丸儲け”。

 

 集められたコインは警護付きの現金輸送車でどこかに運ばれていきました。

 

 さて、こちらの商業施設は、トレビの泉のコインで作られました。

 

 caritas romaという名前から察するに、どうも支援事業のようです。

 

 「どうぞ中を見てください。約600世帯がここで必要なものを購入しているんです」と経営者の方。

 

 商品棚を見ると、一般のスーパーで売られているのと全く同じものが並んでいます。

 

 どうやらこの商品の仕入れにトレビの泉のコインが使われているらしい。

 

 そのおかげで、消費者は普通より30〜40%安い金額で購入することができるのです。

 

 生活の苦しい人にとってはありがたいお店なのでした。

 

 観光客の祈りのこもったコインはこんなところに福をもたらしていました。

 

 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、高速の料金所でカードで4.30ユーロを払おうとしたのだがカードが使えない。仕方なく50ユーロ札で払ったら、お釣りが全部小銭で出てきた[あせあせ(飛び散る汗)]

 

 

VDM (Vie de merde)より





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週末はアンドラ公国で [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 

 今回は、ピレネー山中にある小さな国、アンドラ公国を旅します。

 

 国の面積は468k㎡で、横浜市より少し広いくらい。人口は86000人足らず。通貨はユーロです。

 

 パリからのアクセスはなかなか難しい。

 

 一つの方法として、パリからまずトゥルーズまで空路で1時間20分。トゥルーズから公国まではレンタカーで3時間半ほど。

 

 これなら週末を利用して往復できそうです。 

Andorre01.png


  下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2017年2月11日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。 




 車は霧と雪の中を走ります。

 

 国境を越えるとトンネルが見えてきました。全長約3,000メートルのアンヴァリラ・トンネル(Tunnel d’Envalira)です(上記地図のこげ茶印)。有料で通行料は6.60ユーロ。

 

 「ちょっと高いけど、ここを通る方が簡単だからね」とリポーター。

 

 こうして到着したのが首都のアンドラ・ラ・ベリャ(Andorra la Vella)(赤印)。

 

 毎年、国境を越えてここにやってくる人の数は800万人にもなります。

 

 それもそのはず、免税で買い物ができるからです。ショーウィンドウを見ると61%引きなんて言う商品もあります。

 

 「私は40%割引で香水を購入しました」と女性。

 

 「私は洋服を30%引き、香水を40%引きで買いました」と別の女性。

 

 こんなに安くなるんじゃ買い物たくさんしてしまいますね。

 

 「ええ、お財布がからっぽになっちゃいます」

 

 アンドラ公国に来る目的は買い物だけではありません。スキーを楽しもうとやってくる人たちもたくさんいます。

 

 こちらはグランヴァリラ・スキー場(緑印)。ピレネー山脈の中でも大きなスキー場の一つだそうです。

 

 インストラクターのジェラールさんはよちよち歩きの前からスキーで滑っていたとか。

 

 まずはリフトに乗って頂上へ。

 

 これは素晴らしい眺め!雪をかぶったピレネーが一望できます。

 

 ここから滑り降りていきます。コースはこのスキー場全体で200キロあまり。初心者用のコースもあるのでペースを落として滑らなくてはなりません。

 

 そしてジェラールさんがお昼を食べるのにちょうどいいお店に案内してくれます。

 

 そこはスキー場のコースの途中にあるお店Refugi dels Llac dels Pessons(紫にナイフとフォーク)。

 

 ちなみにアンドラ公国の公用語はフランス語ではなくカタルーニャ語です。

 

 厨房を覗かせてもらうとおいしそうな煮込み料理が出来上がってきました。カタルーニャ地方の郷土料理エスクデージャ(escudella)です。

 

 「チキン、パスタ、ひよこ豆、キャベツ、肉、ソーセージなどを煮込んだ料理です」と料理人。

 

 これは全部が一度に食べられて、さらに体も温まりそうですね。

 

 エネルギーを補給したところで、ちょっと冒険してみましょう。ここは空中滑空の出発地点。

 

 「ここから550メートルを滑空できますよ。覚悟はいいですか?」と係りの方。

 

 ワン、ツー、スリー、Go!

 

 高さ30メートルの空中を滑り降りていきます。こうしてみていると大したことないように見えますが、実際はかなりスリルがありそうです。

 

 雪山を楽しんだら・・・温泉

 

 アンドラ公国には天然の温泉があるらしい。とは言っても温度は35度と日本人からすると少し低め。体温より低いですもんね。でも湯気が出て暖かそうに見えます。

 

 ここは温泉センターCentre Termolúdic Caldeaオレンジ印)。

 

 次はちょっと変わったところに行ってみましょう。ここは屋外にあるバー。テクノミュージックに合わせてダンスで盛り上がってます。中には70歳と言う方も。

 

 この手のうるさい音楽が苦手という方は静かな場所へ。

 

 夜のスキー場を10分ほど上ると、こんな建物が見えてきました。雪の家イグルーです。

 

 ここが本日の宿Hotel IGLÚ(水色にベッド)。全部で5部屋あり、一部屋で6人まで泊まれます。

 

 とても暖かいとは思えませんが、貴重な体験にはなりそうです。

 

 宿泊+シャンパン+雪山散歩+夕食で130〜240ユーロだそうです。

 

 さて今回の費用は、トンネル通行料が6.60ユーロ、スキー代と温泉で102ユーロ、スキー一式レンタル代が33ユーロ、ランチが13ユーロ、空中滑空が20ユーロ、宿泊代が180ユーロで、締めて354.60ユーロ(約43,000円)でした。



 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、バカンスでスキー場にやってきた。ただいま初日の11時30分。すでに2つのコースを滑り降りてきた。最初の一つはスキーで、二つ目は担架で・・・」

 

VDM (Vie de merde)より





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挨拶はビズで始まる [トピックニュース]

 トランプ大統領の単独記者会見、ひどかったですねえ。

 

 NHKのニュース番組のテロップに「自画自賛」と出てました。

 

 あれでこれから4年間乗り切るつもりなんだろうか???

 

 あれじゃあ、プーチンに一捻りでやられてしまいますなあ。

 

 

 さて、本日はフランス話題です。

 

 フランス人が知り合いに会ってまず最初にするのがビズ(bise)。

 

 映画ビデオで良く見かける、頬に軽くキスをする、あのフランス伝統のしきたりです。

 

 今日はその回数に注目です。


Paris_Montp.jpg




 下記ウィンドウのクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2017年1月16日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



 

 ほら、やってます、ビズ。右、左、右と頬に軽くキスをする。

 

 なんかでも三回目はちょっと息が合ってませんでした。一体、何回やれば気がすむの???

 

 この回数、地方によって違っているらしい。

 

 モンペリエの駅から出てきた人にインタビュー。

 

 「どちらからですか?」

 

 「ヴィルフォンテーヌからです」

 

 リヨンのすぐお隣にある町です。早速、右、左とビズしてます。男性が2回で終わろうとしたところ・・・

 

 「ここでは3回なんですよ」とリポーター。

 

 今度は別の女性に聞いてみました。

 

 「うちは3回ですが、お宅では何回ですか?」とリポーター。

 

 「うちでは4回です」と女性。

 

 ある英国人が、この回数を地方別に調べたところ、こんな風になってました。

 

 1回は西端のフィニステール県。一番広いオレンジ色が2回。濃いオレンジ色が3回。そして茶色は4回です。

 

 確かにリヨン近郊は2回、モンペリエあたりは3回ですね。

 

 「パリジャンとビズする時は、たいてい3回目はこんな感じで、うまくいきません(笑)。でも4回は割にうまく出来ますよ」と女性。

 

 仲間同士だと1回で済ませてしまうこともあるそうです。そしてこんな違いもありました。

 

 「私はたいてい右の頬からやってました。でも、こちらは左からのようです。最初はなんかちょっと変だなと思ってました」とパリからやってきた女性。

 

 男性同士は握手が多かったのですが、最近はビズも多くなってきました。

 

 「男子もやるんですね?」とリポーター。

 

 「ああ、もちろんやるよ。特に仲間とはね」と男性。

 

 ではモンペリエから60キロほど離れたベジエ(Béziers)に行ってみましょう。

 

 同じ県なのにこちらは2回。

 

 「ああ、あなたの場合いは3回なんですね」とベジエの男性。

 

 そしてこちらは中国人の学生さんたち。フランスのビズはちょっと恥ずかしいようです。

 

 「中国では握手をします。そして家族や友人に会った時はこんな風に抱き合います」

 

 ビズは日本人にとっても戸惑いがありますね。

 

 とにかくフランス人は人に会うたびにビズをする。

 

 何かの機会にもし求められたら2回ぐらいにしておくのが一番無難のようです。

  
  

 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、つくづく自分の身長が低いなと感じた。彼が友人とビズをするとき、私の頭の上でしていた」

 

VDM (Vie de merde)より




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