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食の愛好協会3 vol.4 [フランスのグルメ]

 シリーズの四回目は、タルブ産インゲン豆。

 

 こちらも、ナンシーのベルガモットと同様にIGP(地理的表示保護)を取得しているそうです。

 

 フランス南部、ピレネー山脈に近い町タルブ(Tarbes)を訪ねます。


Paris_Tarbes.jpg



 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2017年2月23日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



 

 雪をかぶったピレネー山脈の麓に響き渡る歌声。やはり歌で始まりましたか・・・。

 

 小さなお店L’Empreinteに集合したのがタルブ産インゲン豆愛好協会の皆様方です。

 

 1533年、カトリーヌ・ドゥ・メディシスがフランス王家に輿入れした際にフランスに持ち込んだのがこのインゲン豆。

 

 何か新しいインゲン豆料理ができたようです。早速、試食が始まりました。

 

 とは言っても、愛好協会の任務は、新しい料理を試食することだけではありません。

 

 「私は4年前から愛好協会の会長を務めていますが、たくさんの人たちと交流し、こうして集まっては親交を深め、タルブ産インゲン豆の料理を拡散しているんです」と会長さん。

 

 1950年代〜60年代にかけて、このインゲン豆は消滅の危機に瀕していました。

 

 しかし、若き料理人のマヌエルさんはこれを使って美味しくて誰にでも作れる料理はないかと様々に試してきました。

 

 その中の一つが本日のこの料理。

 

 「まず玉ねぎとニンジンを炒め、そこにタルブ産白インゲン豆を加えたらチキンスープを注いで火を通します。火が通ったらニンジンと一緒につぶし、+++(聞き取れず)とパセリを加えました」と副料理長のロバンさん。

 

 誰にでも作れる簡単な料理です。

 

 「この豆は、初めは農家の人たちがパンに塗って食べていたんです。きゃしゃで消化のいい豆なんです」と料理長。

 

 さっきから気になっていたのはこの男性3人。

 

 愛好協会の集まりに出席していたようですが、ガウンを羽織っていませんでした。

 

 それもそのはず、この方々はタルブのインゲン豆を作っている生産者でした。

 

 「ほらこれ、柔らかいでしょう。毎日でも食べられますよ。栽培しないなんてもったいないです」と生産者。

 

 現在、生産者の数は80軒。それでも供給が追いつかないと言います。

 

 「タルブ産白インゲン豆は手作りで手がかかるんです。5月に種まきをして、収穫も人の手で行われます。その後、水分量が17%ほどになるまで乾燥させます。料理に使うときは水分を吸わせて柔らかくしなければならないのです」と男性。

 

 料理長のマニュエルさんがタルブ産インゲン豆を使ったラグー(シチュー)を作ってくれました。美味しそうなお肉は鶏肉です。

 

 お腹いっぱいになった愛好協会の皆様方、元気いっぱいに歌いながら町を行進して今回の集会は終了です。

 

 続く・・・。

 


 

******** フランス人のつぶやき *******

  

 

「今日、私の消化器の中を800ユーロがさまよっている。というのも、昨日、カルボナーラを食べていたら、一緒に金の被せ物を飲み込んでしまったのだ」

 

VDM (Vie de merde)より




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