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復活祭のご馳走 1 [フランスの郷土料理]

 刻一刻と近づいてくるフランス大統領選。

 

 調査会社Ipsosの4月14日発表の各候補支持率は下記の通りになっています。

 

 マクロン   22%

 ル・ペン   22%

 メランション 20%

 フィヨン   19%

 アモン    7.5%

 その他           --

 

 メランションとフィヨンがじわじわと追い上げています。

 

 前回の支持率からマクロンは1ポイント減、ル・ペンは2ポイント減。

 

 どうなるかわからないという人もいれば、ル・ペンが大統領になることはないと断定する人もいます。

 

 できれば後者になっていただきたいですが、どうなることやら。

 

 さて、キリスト教徒にとってクリスマスと並ぶ重要な記念日が復活祭。こういうお祝い事となると必ず登場するのがご馳走です。

 

 今日から5回のシリーズで、復活祭のご馳走を紹介します。

 

 第一回目の今日は、ブルゴーニュ地方のジャンボン・ペルシエ(Jambon persillé)(ハムのパセリ入りゼリー寄せ)、別名 “復活祭のハム” です。


Paris_LaRochepot.jpg



 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2017年4月10日に放送) 

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。




 ここはブルゴーニュ地方の小さな村ラ・ロシュポ(La Rochepot)にあるルシエンヌさんのお宅。復活祭のために、ジャンボン・ペルシエを作るところです。

 

 豚肉、パセリ、白ワンで出来たご馳走は、先祖から伝えられてきたレシピをもとに作られます。

 

 豚肉は軽く塩づけにしたものを用意します。これを、ニンジン、玉ねぎ、ブーケガルニ等々と一緒に鍋で煮込みます。

 

 ルシエンヌさん、ストーブの上に乗せてましたね。ゆっくり時間をかけて煮込むようです。

 

 次に、ボールに刻んだパセリを敷いて、柔らかく煮上がった豚肉をほぐしながら、パセリと交互にのせていきます。

 

 最後に、煮汁を注ぎ入れたら、数日間、冷蔵庫の中に保管。その間に煮汁が固まってジャンボン・ペルシエの完成です。

 

 「復活祭には教会のミサに出かけます。そして母がこれを作ってくれました。特別なお祝いの日に食べるご馳走なんです」とルシエンヌさん。

 

 戦後しばらくの間、ブルゴーニュ地方の農家では、お祝いの時には飼っていた豚を家族で食べる習慣があったそうです。

 

 ある作家の小説にはブルゴーニュ地方の女性がジャンボン・ペルシエを作る様子が詳しく書かれているそうです。

 

 こちらはディジョンにある仕出し屋さんMaison Mitanchey

 

 2017年の今年、一番美味しいジャンボン・ペルシエを作るお店として表彰されました。

 

 復活祭の時期には、通常の4倍に当たる1トン余りのジャンボン・ペルシエを作るそうです。

 

 「まがいものや大量生産のものとは違いますよ。うちで手作りしたものです。それが味の違いじゃないかと思いますよ」とお店の方。

 

 「この時期になるとあちこちでこれが売られてるんですよ。でも、ここのが一番ね」と女性客。

 

 「復活祭の食卓にはなくてはならない料理よ」と年配の女性。

 

 その食卓とはこんな感じ。ルシエンヌさんの作ったジャンボン・ペルシエが食卓に登場しました。

 

 バターを塗ったバゲットをかじりながらいただきます。ワインはアリゴテの辛口が合います。

 

 「母はこの習慣をいつも守っていました。これがないと復活祭ではなかったですね」

 

 なんとルシエンヌさん、La Paulineという民宿を営んでいらっしゃいました。

 

 サイトを見ると素敵な写真がたくさんあります。ツインまたはダブルベッドで一泊62ユーロ。泊まってみたいですね。




******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、大金をはたいて豪華な料理本を買ってきた。表紙に載っていたお菓子を家で作ろうと思ったのだ。しかし、作り方が書いてなかった・・・」

 

VDM (Vie de merde)より





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