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幸せのスズラン [トピックニュース]

 ゴールデンウィークが始まりました。

 東京のお天気はまずまずのようです。冬物の整理や夏物の準備は、やる気さえあれば滞りなく出来そうです。

 さて、本日は5月1日。この日フランスではスズランをプレゼントする習慣があります。

 そのため、街の花屋さんだけでなく、普通の人も街角でスズランの小さな花束を売っています。

 ブドウ園には霜が降りて被害が出ているようですが、スズランの花は無事に開いたでしょうか?

 フランス南部ベアルン地方の栽培農家を訪ねます。

Paris_Abos.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 3で2017年4月29日に放送)(▸をクリックしても映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 こちらがそのスズラン畑。

 すでに収穫が始まっていました。今年は例年より開花が早かったようです。

 白い幕が畑を覆っていますが、開花を遅らせるためでしょうか?

 理想的なのは5月1日の数日前くらいに開花するのがいいそうです。

 摘み取る箇所だけ幕を開けて、手早く摘んでいきます。

 ベアルン地方で唯一スズランの栽培を始めたのがジャン・ラモットさん、81歳です。

 その後を継いだのが息子のジャックさん。

 「1975年に父が始めました。当時、この辺りでは誰もそんなことはしてなかったんです。父は一人で栽培法を見つけ、その技術を発展させて行ったんです」

 収穫されたスズランは、作業場に持ち込まれます。

 し〜んと静まり返った部屋の中で、まずは村の女性たちの手で花のついた小枝が選別されます。

 その数合計で250,000本ほど。

 そして冷房の効いたトラックでフランス全土に運ばれていきます。

 今年は幸いなことに霜の被害には合わずに済みました。

 「ちょうどいい大きさです。二週間くらい前には栽培者の方から成長が早いと聞いていたのでちょっと心配しましたが、この数日で成長が緩やかになったようで、今はちょうどいい塩梅です」と卸の方。

 生産者から届いたスズランは、緑の葉っぱを使ってブーケに作り上げられます。

 中にはこんな豪華版のブーケもあります。

 小売価格は1〜2ユーロほど。

 どうして5月1日にスズランなのかと言えば・・・。

 1561年5月1日、時のフランス国王シャルル9世が、宮廷の女性たち全員に、幸せを運んで来るというスズランを贈ったのが始まりだと言われています。

 労働者のシンボルか何かかと思っていたら、そうではなかったですね。

 優しさと思いやりの心から始まった習慣だったのでした。


******* フランス人のつぶやき *******


「今日、いとこの結婚式花嫁のブーケをキャッチ!それを見ていた母が言った。『ふ〜ん。でもあんた、期待しすぎちゃダメよ』」

VDM(Vie de Merde)より



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