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世界の駅 5 [スイス]

 今年の流行語大賞は、今のところ「忖度(そんたく)」ですね。しかもこの通りひらがな付き。

 それはさておき、世界の駅シリーズの最後は、アルプス山脈の岩山の中にあるユングフラウヨッホ駅です。

Suisse_Jungfrau.jpg



下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2017年6月2日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 スイス・アルプスのこの雄大な眺め。

 そしてこちらはユングフラウ山地にあるスフィンクス展望台です。

 この展望台に上がれるのは雪山に慣れた一部の登山家だけ?

 そんなことはありません。普通の人でも大丈夫。何しろ鉄道が走っていますから。

 まずは麓にあるクライネ・シャイデック駅で列車に乗り込みます。

 ここは、世界各国からやってくるツーリストで年中混み合っています。

 「ヨーロッパの一番高いところにある雪を見るのは初めてなので、ちょっとワクワクします」と女性。

 雪山と湖の見える山道を走るユングフラウ鉄道。しかしすぐに岩山の中に入っていきます。

 ここからユングフラウヨッホ駅までは1時間半ほどかかります。その間に車掌さんが検札にやってきます。

 「乗客の中には、ペンギンやホッキョクグマが見られるなんて言っている人がいてびっくりしますよ(笑)」と車掌さん。

 鉄道はひたすら岩山に掘られたトンネルの中を走っていきます。

 標高2,865メートルのアイガーバンド駅や、標高3160メートルのアイスメーア駅を通過し、終点のユングフラウヨッホ駅に到着です。標高は3450メートル。

 ここで乗客全員が降ろされます。

 駅長のルーカスさんが乗客を案内します。一日の乗客数は5,000人ほどと言いますから、かなり忙しそうです。

 「地下鉄よりずっといいですよ。地下鉄はストレスだらけですが、ここは皆バカンス気分ですからね」とルーカスさん。

 ここからあの展望台へはスーパーハイスピードのエレベーターに乗って向かいます。

 外に出ると本物の雪山が待っていました。こちらのカップルはインドからやってきたそうです。

 などとビデオを見ていたら、なんとここで終わってしまいました。本当はまだ続いているのに・・・。

 編集の人が間違ってカットしてしまったんでしょう。続きは→こちら

 とは言っても、これはニュース全体の長いビデオ。コマーシャルが終わって本編が始まったら、カーソルを32.29あたりに合わせてクリックしてみてください。続きが見られます。

 では続きの解説です。

 一生に一度来るか来ないかの貴重な場所です。皆さん記念撮影に夢中。

 誰でも楽に雪山の上まで行くために鉄道を作ろう!と思いついたのがこの方Adolf Guyer-Zellerさんです。

 その前から色々計画は立てられていたようですが、実現に漕ぎつけたのはこの方のおかげのようです。

 1896年、トンネル工事が始まりました。簡単な工事でなかったことは容易に想像がつきます。

 当時は人力だったんでしょうね。9キロを掘るのに16年かかりました。

 1912年、トンネルはユングフラウに達し完成を見ました。

 それから100年以上経って、今も定期的に列車がこのトンネルを走っています。しかも毎日5000人も運んでいるわけですから立派です。

 しかし、注意が必要です。何人の乗客をここまで連れてきて、何人の乗客を麓まで連れて帰らなくてはならないか、常にチェックしなくてはならないそうです。

 最後の列車が乗客を乗せて麓へ帰っていきます。

 観光客だけでなく、夜勤の一人を除いて駅長さんも従業員もこの最終列車で帰ります。

 終電に乗り遅れたら、山小屋で一夜を明かすか、ヘリコプターを呼ぶか、特別列車を走らせてもらうかの3つの方法があるそうです。

 とは言っても後半の2つは高くつきます。病人が出た時くらいしかやらないとか。

 列車の最高速度は時速27キロ。のんびりと始発駅へと帰っていきました。

 終わり。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、車の共有相手に、『トンネルの中では雨は降らないわよ』と言われた。そんな僕の眼の前をワイパーが行ったり来たり・・・


VDM(Vie de Merde)より



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