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新築の中世の城4 [ブルゴーニュ地方]

 中世の道具を使って中世の方法で建築が進むゲドゥロン城(château de Guédelon)。

 庭も含めた敷地の広さは14ヘクタールほど。

 シリーズの四回目は、この敷地全体を使った、建物の建築だけにとどまらないお城の様子を紹介します。

Paris_Treigny.jpg



下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2017年9月14日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 前回の最後に登場した鍛冶屋さんらしき男性が再び登場。

 型から取り出した棒状の金属を叩いて薄くのばし四角に切り分けます。

 ピンと来た方もいらっしゃるかも知れません。実はここは鍛冶屋ではなく、造幣局でした。

 この四角い金属片で硬貨を作っています。

 まずは重さを計ります。一枚は1.2グラムでなくてはいけません。13世紀にはそう決められていたそうです。

 どうやらその当時からニセ硬貨が出回っていたようです。

 1年前からここで硬貨を作っているニコラさん、こうやってすでに700枚を作りました。

 敷地の中には農場もあるようで、さながら中世の生活の再現といった感じになってきました。

 これは川の水を利用して造られた水路。栓を外したら勢いよく水が流れ出しました。

 その水の先にあるのが水車。ギシギシ言いながら回っています。

 この動力を利用して臼で麦の実を挽いて粉にします。

 コンスタンタンさんはここに来るまではパティシエをやっていました。粉については誰よりもよく知っています。

 「以前に何度も使っていた粉と同じだということに気がつきました。原材料を手にして初めてそれがわかりました」

 この粉を集めてお城にあるパン屋さんchez Maxへ持ち込みます。

 「ああ、きれいな粉だね。きめ細かくて質がいい」とパン屋のマックスさん。

 50年間パン屋で働き、今はリタイアしてここで好きなパンを焼いています。

 「こんな材料や道具を使ってパンを焼くなんてことは他では体験できないから楽しいんだよ」とマックスさん。

 そして、今、一番新しくできた施設が、この中世の庭です。

 庭と言うより畑と言った方が良さそうですが、二人の庭師がここの手入れに当たっています。

 1年前、庭を作るにあたっては15世紀の書物を参考にしたそうです。

 こんな風に、当時、描かれていた通りのものを用意して植え付けました。

 「中世の植物に関するデータはたくさん残されています。修道院との関連が強かったようです。何しろ修道院では植物を、食料として、また薬として育てていましたからね。ただ、抜け落ちているデータもあります。それは一般の人たちがどうしていたかです」と庭師。

 中には現在では見かけなくなった種類の野菜もここで育っています。また中世のフランスになかった野菜は作られていないそうです。

 ピンクの小さな花を咲かせていたのはソバ。なんだか見学者の方々、盛り上がってますねえ。

 これらの野菜を使って作っていた料理はと言えば、ほとんどが鍋料理。

 鍋に葉物野菜や根菜を入れドロドロに煮込んだものをパンと一緒に食べていたと考えられているそうです。

 庭師の方、ちょっと面白いジョウロを使って水やりしてました。

 そしてまたアトリエに戻ってきました。ここのアトリエでは様々な材料で絵の具を作っています。一体、何に使うのでしょう?

 続く・・・。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、自宅の三階のベランダにある小さな庭の手入れをしていた時、ヒキガエルを見つけてあまりの恐ろしさに腰が抜けた

VDM(Vie de Merde)より



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新築の中世の城3 [ブルゴーニュ地方]

 今週は、1997年着工、現在も建築中の中世のお城ゲドゥロン城(château de Guédelon)をシリーズで紹介していますが、今日はその三回目です。

 今回は建築に使われる道具を中心に紹介します。

Paris_Treigny.jpg



下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2017年9月13日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 前回で紹介したように、建築に使用される建材は、こうして馬が荷車を引いて運びます。

 「馬はこの手の仕事をするのに向いた動物です。例えば、牛に比べるとよく言うことを聞いてくれますし、長い距離を移動することも出ます」

 確かに、前進だけでなくバックするのも上手にできますね。

 重たそうな石を乗せた荷車も引っ張っていきます。

 荷物は、石の時もあれば木材、石灰、漆喰など、その時によって変わります。合計で一日2トンほどの荷物を運ぶそうです。

 さて、工事現場には大きな木製の車輪が2台。

 どうやって使うかというと、人が中に入って歩きながらぐるぐる回します。リスやハムスターと同じ。

 しかし、使い方を間違えると大怪我につながりかねません。絶対に車輪の板の部分に手をついてはいけません。そして二人の息をぴったr合わせて回さなくてはなりません。

 とは言っても、一体何のために回すのか?

 先ほど運ばれてきた石を高いところまで上げるために使う道具なのです。つまり人力クレーン車というわけです。

 13世紀の工事ではよく使われていたそうです。最大で500キロまで上げることができるそうです。

 運ばれてきた石はこのようにして次々と積み上げられていきます。

 どうやら職人さんが実習生に石の積み上げ方を教えているようです。

 ここでは、毎年、400人もの実習生を受け入れているそうです。

 「できるだけ城が長持ちするようにと、この方法で作っています。それを実習生に教えているんです。ここまで作るのに20年かかりましたが、この先、1000年も2000年も壊れないで残ると思いますよ」と職人さん。

 ゲドゥロン城は一私企業です。その資金は年間30万人にもなるという見学者の入場料で成り立っています。国からの補助金は一切ありません。

 従業員は全部で70名、うち45人が職人さんたちです。年間の予算は500万ユーロ

 となると、見学に訪れるお客様を案内するガイドの仕事も重要なポストです。

 毎年、5万校の学校から先生が生徒を引き連れて見学に訪れるそうです。

 生徒のみなさんにとっては、ここは青空教室のようなもの。

 仕事で使うロープ、釘、そしてこのカゴも全てここで作っています。それがここのルール。徹底してますね。

 もともとは絵描きだったオレリーさん、籐細工を学んだあと、ここにやってきました。

 ただ今壊れたカゴを修理中。13世紀にはよく使われたカゴだそうです。

 「こう見えても力仕事なんです。なので、昔は男性の仕事だったようです。それでもなんとかやれますよ。鍛冶屋の仕事となるとちょっと難しいですけどね」とオレリーさん。

 お城の建築が進むにつれその勢いは増し、最近では新しい職業もできました。

 なにやら鍛冶屋さん風ですが・・・。

 続く・・・。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、鍵穴に鍵を差し込んで鍵を壊してしまった。こんなことは絶対起きないと言い切れない。しかし、私が鍵屋で、鍵をかけたばかりの部屋にその道具が置いてある、なんてことはそうそうあることじゃない

VDM(Vie de Merde)より



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新築の中世の城2 [ブルゴーニュ地方]

 昨日は台風が運んできた大気のせいで少々暑い一日になりました。

 しかし、いっときの猛暑とはちょっと違う感じがします。

 さらに、夜になるとどこからか鈴虫の鳴く声が聞こえてくるようになりました。

 こうしてどんどん時が流れ、早く落ち葉舞う秋になって欲しいものです。

 さて、中世の道具だけを使い、中世と同じ方法で建築中のお城ゲドゥロン城(château de Guédelon)。

 シリーズの二回目は、モデルになったお城が登場します。

Paris_Treigny.jpg



下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2017年9月12日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 前回登場したマリリンさんが向かっているのが、ゲドゥロン城のモデルとなったラティーイ城(château de Ratilly)です。

 マリリンさん、小さい頃、このお城の周りで遊んでいました。

 城から出てきたのがオーナーのクレールさん。二人は友人同士。

 「お城作りは順調なの?」とクレールさん。

 「ええ、順調よ。来年には鳩小屋の塔が完成する予定なの。完成したら一日に2回、塔から鳩を飛ばす予定よ」とマリリンさん。

 因みに、昔は円筒形の塔で鳩を飼い食料にしていました。

 ゲドゥロン城が完成すると、このお城のような姿になるのだそうです。

 「二つの塔の間に入口があり、両サイドにそれぞれ塔があります。またファサードには石が一直線に並んでいます。これがフィリップ2世(1165〜1223年)の時代の典型的なお城です」とマリリンさん。

 ラティーイ城から4キロのところにあるのが建築中のゲドゥロン城です。

 完成までにはまだまだ時間がかかりそうです。

 こちらは城のファサードを作っているマチューさん。壁の幅は2メートルあります。

 中世のお城といえば要塞化されたお城です。この頃はまだ爆薬は使われていなかったようですから、厚み2メートルの壁は突破するのは難しかったでしょうね。

 「これは何をやっているんですか?』と取材班。

 「ロープを張っているんです。このロープに合わせて石を並べれば真っ直ぐに並べられます」とマチューさん。

 マチューさんは、最初は石工としてボランティアに石の作り方を教えていました。

 数年が過ぎるうちに別の仕事がしたくなって、今は左官の仕事をしています。

 「石の壁を作るのはとても面白いですよ」

 マチューさんはこの工事が始まったばかりの頃のメンバーだそうです。以来、17年間、ずっとここで働いています。

 「城を作りながら、出来上がるのを逐一見ているようなもので、なかなか体験できることではありません」

 さて、一回目にも登場したこのお馬さん、大きなあくびをしてました。

 お世話をしているのはルテシアさん。馬3頭を世話しているそうです。

 「この馬たちは仕事をするためにここにいるんですよ。お城の建築に必要な建材を運ぶのはこの馬たちなんです」

 この馬にかける首輪は中世の頃に発明されたものだとか。

 なるほど、この首輪があるから荷車を引くことができるようです。

 お城を囲む壁を作るのに300キロの石が必要だそうですが、それを馬たちが運ぶことになります。

 続く・・・。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、うちのワン公は、ちょっとでも庭に近付こうものなら、何にでも吠えるようになった。自転車、リス、鳥、車、通行人、馬、それに私にまで吠える。その代わり、見知らぬ人が近づいてくるとおとなしくなった

VDM(Vie de Merde)より



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新築の中世の城1 [ブルゴーニュ地方]

 先週の木曜日、ジムのプールで泳いだ後、濡れた水着を脱水しようとしたら脱水機ない。

 どうやら故障してしまったらしい。仕方なくぎゅっと手で絞ってどうにかこうにか持ち帰って自宅の洗濯機で脱水。

 金曜日もまだ脱水機は戻らず。

 そして昨日、新しいのがいつもの場所に設置されているのを発見。

 ああ、助かったあ、あれがないと不自由なのよねえ。

 とは言っても、考えてみれば、昔は脱水機はおろか、洗濯機さえもなかったのでした。

 そんな時代の方がずっと長い。皆、手で洗って手で絞ってたんですもんねえ。

 さて、以前に一度だけ紹介したことがありますが、フランスのブルゴーニュ地方に、中世のお城をゼロから作るというアトラクションがあります。

 そのお城を、今日から5回のシリーズで紹介します。

 まずは第一回目をご覧ください。

Paris_Treigny.jpg



下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2017年9月11日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 森を通り抜けると工事中のゲドゥロン城(château de Guédelon)が見えてきます。

 この方が工事の責任者フロリアンさんです。

 「まずは塔を完成させることになり、3年前からその工事が続いています。一つずつ順に完成させます。塔の上にはとんがり帽のような屋根をかぶせます」

 フロリアンさん、毎朝、その日の行程を順に職人さんたちに渡していきます。そして細かなところをチェックしては工事の進め方を決定します。

 この工事が始まったのは今から20年前の1997年。現場はこんな感じでした。

 初めはたった7人で工事が始まり、城壁を作りました。

 お城を作るにあたっての大原則は、中世の道具を使って、中世の方法で作る、というもの。

 こんな酔狂な計画に賛同して、職人さんたちの他にボランティアで働く人もいて、20年後にはここまで進みました。

 現代の方法で建てたら一年、いや半年で出来上がっていたかもしれません。

 現在は45人の職人さんたちが働いています。

 大工さん、左官屋さん、鍛冶屋さんなど様々です。グギもこうして鍛冶屋さんが昔の方法で作るようです。そして物を運ぶのは馬車。

 その様子を大勢の見学者が興味深そうに眺めています。因みにガイド付き見学(1時間15分)は3ユーロ

 こちらは石工のアレクサンドルさん。作業の合間には見学者の質問にも答えます。

 見学者にとってはタイムトラベルして中世の工事現場を見ているようなもの。

 工事現場の近くにはかつての石の切り出し場があり、そこから石を調達しています。

 これは2013年に撮影された映像です。当時からアレクサンドルさんはここで働いていました。

 「まあ、忍耐ですよ(笑)」とアレクサンドルさん。

 こんな大きな岩からこうやって少しずつ石を切り出していきます。

 このプロジェクトを影から支えているのがこの女性マリリンさん。言って見ればプロジェクトマネージャーのような方。

 この方がいなければこの計画は実現できなかったとも言われています。

 「城塞は希望のようなものなんです。大きくなって、完成した城塞を見られるなんて素晴らしいじゃないですか」とマリリンさん。

 ここは近くの小さな村。城の工事が始まってから、仕事を探して外に出て行く若者が少なくなったそうです。

 「村のお店にとってもいいことです。工事がなかったら村はなくなっていたかもしれません」と女性。

 そしてこの村のすぐ近くにはゲドゥロン城のモデルになったお城があります。

 続く・・・。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、建築中のわが家の工事責任者が、工事の進み具合を知らせにやってきた。6歳になる娘が玄関のドアを開けて彼を迎えると、大きな声で叫んだ。『ママ、ママがイケメンって言ってた人が来たよ!』[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より



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ジョージ王子とレンズ豆 [オーヴェルニュ地方]

 週末旅は大型ハリケーン「イルマ」の報道の影響で残念ながら放送がありませんでした。来週は大丈夫そうです。

 さて、英国のキャサリン妃、三人目が生まれますねえ。おめでたいことです。

 そして、今年4つになった長男のジョージ王子は、今月の7日に初登校だったそうです。

 4歳ですから日本で言えば幼稚園。初日はやっぱり浮かない顔で登校したようです。

 学校は私立で学費が年間2万ポンドほど(約300万円)。

 新入学から一週間以上になりますが、どうやら給食も食べているらしい。

 この給食のメニューがフランスに思わぬ幸運をもたらしました。

Paris_LePuyEnVelay.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年9月15日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 お父さんと一緒に緊張の面持ちで登校するジョージ王子。

 英国のメディアには、このところ毎日のようにジョージ王子の記事が掲載されています。

 その中にジョージ王子が食べる学校の給食のメニューについての記事もありました。

 デイリーメール紙によれば、ニンニクとハーヴの子羊のラグー、レッドペッパーのポーク・ストロガノフ等々、美味しそうなものばかり。

 そして、フランスに幸運を運んできたのが “燻製サバとル・ピュイのレンズ豆” という料理。

 このル・ピュイのレンズ豆というのがフランス産の食材だったのです。

 正式には、ル・ピュイのグリーンレンズ豆(Lentille vert du Puy)と言い、フランス中南部にあるル・ピュイ=アン=ヴレの特産品でAOC及びAOP付きです。

 この記事のおかげで町のレンズ豆会社Sabarotに異変が起きています。

 この会社ではフランス国内の次に大きな出荷先が英国。今週の初めには、英国からなんとこれまでの8ヶ月分の注文が一度に殺到してしまいました。

 「おかげさまで注文が2〜3倍になりました。年間の売り上げにしてすでに20%〜25%の増加になります。それに輸出先も増えて、ベルギーやスイスにも出荷しています」と責任者。

 一方、こちらはサン=ジャン=ドゥ=ネにある学校の調理場。

 レンズ豆を使った料理を作っているのが、20年も前からここで働いているエリザベートさん。

 「ル・ピュイのレンズ豆は美味しいですよ。私の保証付です」

 子供達も美味しそうに料理を頬張っています。

 「レンズ豆、大好きです。ママもよく作ってくれて、美味しいから好きなんです」と女の子。

 この辺りではこのレンズ豆のことを “ル・ヴレのキャビア” とも言うそうです。

 「長時間にわたるエネルギーの補給になりますし、プロテインも豊富です。しかも、よく噛まなくてはなりませんからダイエットにも効果的です」とお店の方。

 またジョージ王子の通う学校では、バランスのとれたダイエットは脳を刺激し、集中力を高め、子供達の勉強を助け、記憶力を増進させる、などと説明しているとか。

 そんな学校の出す給食は体にいいに決まってます。ということは、ル・ピュイのレンズ豆もいいに違いない、てなわけで注文が殺到したのかもしれません。

 私もレンズ豆を煮込んだ料理を作って食べますが、確かに美味しい。AOC付きのレンズ豆ならさらに美味しいでしょうね。

 日本にも輸出されているようですから、いつか買って作ってみようと思います。





******* フランス人のつぶやき *******


今日、姉の使っているピンクコンタクトレンズをいたずらで付けてみた。が、しかし、1時間後には就職の面接試験だというのになかなか取れない!最悪・・・

VDM(Vie de Merde)より



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収穫と仕込みの一日 [ブルゴーニュ地方]

 労働法改正に反対する初めての大規模なデモが、今月の12日にフランスでありました。

 この二日後に行われた調査によると、フランス人の68%がこのデモは失敗だったと感じているそうです。

 今後のデモの行方については、しだいに下火になる、いやしだいに激しさを増す、と答えた人はそれぞれ50%ずつ。先でどうなるかは予測不能ということなのか?

 また、今回の改正が雇用に与える影響については、良い影響をもたらすと答えた人が26%、いや悪い影響を与えると答えた人が38%、影響なんてないと答えた人が36%だったそうです。

 ということは、改正はあまり役に立たないと考える人が74%もいるということになります。マクロン政権、前途多難ですねえ。

 それはさておき、この時期、フランスではあちこちのブドウ園で収穫とワインの仕込みが本格化しています。

 今日は、ブルゴーニュ地方のムルソー(Meursault)にあるブドウ園の1日を紹介しましょう。

Paris_Meursault.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年9月14日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ブドウ園の真ん中にできた町がムルソー。ワイン造りは2000年も前から続いてきた伝統です。

 ここは白ワインの産地として知られています。ブドウの品種はシャルドネ。

 「この粒の中に糖分が凝縮されています。それが豊かな果汁を作り、美味しいワインの元になるんです」とブドウ園の方。

 一年間、欠かさず手入れを続けてきたブドウの木に実ったブドウを収穫する時がやってきました。

 ブドウの収穫と同時に、ワインの仕込みをしなくてはなりません。

 まずはそのための設備の点検と準備です。タンクを洗ってキレイにしておきます。

 そしてこちらはブドウの収穫の手伝いに来てくれる人たちの宿泊所。明るくて清潔そうです。

 この時期のブドウ園の朝はまだ暗いうちに始まります。時刻は6時。ちょっとまだ眠たいですね。

 階下では朝食の準備ができています。手伝いに来てくれたのは現役を退いた元若者と今の若者たち。

 これから始まる労働のためにエネルギーを補給します。

 ブドウ畑に出た頃には朝日が昇っていました。

 「バケツいっぱいのブドウが入るたびに少しずつ地面にめりこんでくよ(笑)」と元若者。

 「ブドウも太陽の光も輝いていて幸せな気分ですよ」と女性。

 作業を続けるにつれ、はさみの使い方も軽やかになっていきます。

 収穫のために集まった人たちの出身地も様々です。フランス北部から来た人もいれば、ブルターニュ地方やパリから来た人たちもいます。

 ドローンで見たブドウ畑の映像は、また一味違っていますね。

 「働いてお金を稼ぐというだけでなく、仲間と一緒に仕事ができる喜びみたいなものがあるんですよ」と男性。

 お昼の休憩時間は野外パーティーのよう。

 「できるだけ昔から続いてきた伝統を守ろうと心がけています。みんなが仲良くおしゃべりをして、寝食を共にするというのが大切なんです」とブドウ園の方。

 こうして収穫されたブドウは作業場に運び込まれます。圧搾されたブドウがタンクに詰められると発酵が始まります。

 去年は多くのブドウが霜にやられてダメになったようです。ブドウ園の方の表情からすると、今年は大丈夫のようです。5万本分のワインを作る予定だとか。

 仕込みが終わったらワインをいただきながらホッと一息。

 15年前に引退して、娘たちに経営を任せることにしたユベールさん。

 「娘たちはやさしくて働き者ですから頼りになります。すべてがうまくいっていますよ」

 台所では夕食の準備が始まっていました。そして宿泊所では若者たちがのんびりギターを弾いています。

 1日の労働が終わってそろそろお腹が空いた頃、夕食会が始まりました。

 「二週間をこうやってみんなで過ごすんですよ」と男性。

 「他へは行きたくないですよ。ここがいいです」と別の男性。

 最後は歌で締めでした。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、高級菓子店で働いている。制服は黒で、キチンとした身なりでなくてはいけないのだ。で、ふと自分の服装を見てみると・・・シャツがパジャマだったことに気がついた[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より



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健康診断 [トピックニュース]

 マクロン仏大統領、大型ハリケーン「イルマ」で壊滅的な打撃を受けたカリブ海の島セント・マーチン島まで行ったようです。

 フランスからかなり遠いような気もしますが、地図を見るとそれほどでもないですね。ニューヨークまで飛ぶのと大して変わらないみたいです。

 一方、本土では労働法改正に反対するデモがそろそろ始まりました。

 これが激しくなると政府も法案を引っ込めざるをえなくなるのがフランスです。

 マクロン政権がどうやってこれを乗り切るか見守ることといたしましょう。

 さて、9月から新学年度が始まったフランスでは、お医者さんも忙しくなるそうです。

Paris_GouvilleSM.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年9月13日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 こちらは、とある開業医の診察室。

 この時期になると子供たちが次から次へと健康診断にやってきます。

 健康診断で注射をしてますが、予防注射のようです。

 身長の測り方がちょっと大雑把な感じしませんかねえ。柱に傷をつけて測るのとあまり変わらないような気が・・・。

 壁がまっすぐなら問題ないでしょうけど、曲がってたらどうなんでしょう。

 「毎年この時期になると健康診断のために来るんです。予防注射は2年ごとに打ってもらいます」とお母さん。

 それにしても診察室の雰囲気が日本のとは違いますね。

 先生は白衣じゃなく普通の格好。患者さんの椅子も応接室にあるような椅子です。

 それもそのはず、日本の病院はドイツの軍隊の病院がモデルになっているそうです。

 どおりで人格より肉体を検査するみたいな感じで少々暖かみに欠けます。

 それはさておき、次に診断してもらう家族がこちら。

 健康診断証明書が必要なのでお医者さんに診てもらいにきました。

 フランスでは部活などで子供たちがスポーツをする場合、医者が出した健康診断証明書というのが必要なのだそうです。

 「スポーツは何をやりたいの?」と先生。

 「ダンスです」と女の子

 「子供がスポーツをするとなると、健康診断をして、スポーツをしても大丈夫だという証明書を書いてもらわなくてはならないんです」とお母さん。

 この健康診断、冬にも来ている人がほとんどのようで、お医者さんは、引き出しにしまっておいた手帳を取り出し、前回の記録をチェックしていました。

 町のお医者さんは近所に住む子供たちの健康状態を把握しているようです。

 「バカンスが終わった後は、耳や目に異常はないか、体重の増減はどんな具合かなど調べながら、必ず家族からも話を聞いて診断します」とお医者さん。

 そしてそのお医者さんが書いてくれた証明書がこれです。

 証明書には、ダンスをしても大丈夫だと書かれてあります。

 イネスちゃん、良かったですね。これで心置きなく学校でダンスを楽しむことができます。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、僕は自分の健康にあまりに神経質になりすぎてるんじゃないかと思う。何しろ、病院に行くと先生が『また、あなたですか』と言うからだ

VDM(Vie de Merde)より



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歴史ある学校4 [アルザス地方]

 小規模ながらも長い歴史のある小学校を訪ねるシリーズも最後になりました。

 今回はフランス北東部アルザス地方の小さな村にある学校を訪ねます。

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年9月7日に放送)

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 こちらがその学校です。なんだか可愛らしい校舎ですね。

 設立されたのは1880年。村の歴史に刻み込まれた学校です。

 100年以上も前から続く学校となると、卒業生の数も相当なもの。

 こちらの女性お二方もその中の一人です。昔の写真を懐かしそうに見ていました。

 卒業して20年になりますが、今もこうして学校は同じ場所にあります。

 「毎日のように学校の前を通りますよ。子供たちが勉強しているのを目にすると昔のことを思い出します」と女性。

 「学校の前で写真を撮ったりしましたね」ともう一人の女性。

 校舎と校庭、学校の作りは100年前と何一つ変わりません。

 入り口には “La Vigne en Fleurs(花咲くブドウ園)” と書かれてあります。

 村はアルザスワイン街道に属し、ワインの産地として知られています。

 教室は明るく機能的にできています。クラスは全部で4クラス。

 「この学校には歴史がありますから、どこか温かいものを感じます」と先生。

 教室の壁には様々なものが貼ってあります。時間割、フランス語の文法、幾何の用語など・・・。

 そして机の横には生徒の名前。これはトマ君の机。

 コロンバージュと呼ばれる木骨構造の家が並ぶエギサイムは、フランスでもっと美しい村の一つです。

 こちらの男性は元校長だった方。

 在職中は校舎の二階にある公務員用住居で暮らしていました。広さは280㎡とかなりの広さだったようです。

 今は改築されて教室に変わってしまいました。

 「こちらに台所があり、その隣にダイニングルームがあって、その奥に風呂場がありました」と元校長。

 こうして時が流れるうちに少し変わったものもありますが、設立当初から変わらず続いてきたものがもう一つありました。

 それは世代から世代へと引き継がれていったことです。

 卒業生が結婚して生まれた子供をこの学校に通わせ、その子供がまた同じように自分の子供を通わせる。

 そうして100年余りの歴史が築かれてきたのです。

 「学校が世代を結ぶ役割を果たしてきたのです。そして村とは切っても切れない関係になったのです」

 まずは教師として、のちに校長として勤務したクロードさん、現在は村長として村の行政を束ねています。

 そしてクロードさんの奥様は、この学校の元生徒さんだそうです。

 一方、こちらの男性二人組は、この学校に通っている頃からの幼馴染だとか。

 休み時間には二人でよく遊んだそうです。

 子供たちの元気な声が響く校庭。これからも同じように歴史を積み重ねていくことになるんでしょうね。

 終わり。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、小学校である男の子がいきなり飛びかかってきたので、やりすぎだと言ったら、その子がニンマリしながら言った。『そんなことないよ。あんたのお尻は巨大なトランポリンみたいだ。もう一回やっていい?』

VDM(Vie de Merde)より



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歴史ある学校3 [ミディ=ピレネー地方]

 シリーズの三回目は、フランス南部にある小さな村の学校を訪ねます。

 ここの学校は歴史的建造物として文化財に指定されているとか。

 一体、どんな建物なんでしょう?

Paris_Bioule.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年9月6日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 人口1,000人ほどの小さな村ビウル(Bioule)はアヴェロン川の岸辺にあります。

 木々の間から見えているのはお城。ビウル城です。

 入り口から子供たちがどんどん入っていきます。何かの見学旅行でしょうか?

 実は、このお城の中に本日訪ねる学校があるのです。

 子供たちが劇遊びをしている部屋は、かつての武器所蔵室。

 ダンスを楽しんでいる部屋は、かつての厩舎。

 「ここに学校があって運が良かったなと思います。新しく建物を作らなくて済んだから」と男の子。

 なんだか現実的なご意見ですね[あせあせ(飛び散る汗)]

 「大昔に建てられたお城だから、ここには騎士がいたんだと思います」と別の男の子。

 ビウル城は13世紀に建てられました。そして、何世紀もの間、この地域の領主だったカルダイヤックの居城でした。

 かつての居住用の部屋と居間は、現在、教室になっています。暖炉だった場所にはパソコンが並んでいます。

 ギターを弾いて子供達に歌を教えているのは、この学校の元教師

 30年前、毎日子供達がお城で勉強するのを見て感動したそうです。

 この部屋はリハーサル室として使われていますが、かつては武器所蔵室でした。

 四方を壁画に囲まれた立派な部屋です。

 「こちらはカール大帝(フランスではシャルルマーニュ)が描かれています。修復されてここまできれいになりました」

 描かれたのは15世紀頃。

 この部屋は誰でも使うことができます。

 そして、劇を上演したりコンサートを開いたりと、様々な催し物に使われています。

 この男の子たち、騎士を演じて楽しんでいるようです。

 「このお城には長い歴史があります」と赤いTシャツの男の子。

 なんだかちょっと演出家風の話しぶり。

 「僕たちは騎士を演じてます。ここは古いお城だから騎士をやるのは当然です」と別の男の子。

 さて、こちらの年配の男性は村長さん。もちろんこの小学校の卒業生です。

 村のお宝であるこのお城を守るのも村長さんの大切な仕事。

 村長さんが案内してくれたのはお城の礼拝堂。

 「ここにはキリストの一生を40のシーンに描いた壁画が残されています」と村長さん。

 カルダイヤックはフランス国王の側近だったようです。これだけ立派なお城を建てることができたのは、そのためだったかもしれません。

 お城に学校ができたのは今から100年以上も前の1889年。

 教室の中で勉強に励んでいる子供達の邪魔にならないように、お城の見学は土日と夏休みの8月に限定されています。入場料は3ユーロ

 続く・・



******* フランス人のつぶやき *******


今日、5歳になる息子がお城ごっこをして遊ぼうと言う。私にドラゴンを渡すと言った。『パパがドラゴンをやるんだよ。いつも叫んでるし、お口が臭いからちょうどいい』

VDM(Vie de Merde)より



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歴史ある学校2 [フランスの島々]

 フランスの労働法を改正することがマクロン政権の大きな目標の一つですが、多分、あちこちでデモが始まるでしょう。

 そう簡単には改正させてもらえない気がします。どこまで持ちこたえられるか・・・。

 一方で、日本とは比べ物にならないくらい労働者保護が充実しているフランスですが、それが逆に不況を脱出できない原因の一つとも言われています。

 この難しい局面をうまく乗り越えられたら高い評価が与えられるかもしれません。

 さて、今週はフランスの歴史ある学校をシリーズで紹介しています。

 第二回目の今日は、コルシカ島の小さな村にある学校を訪ねます。

Corse_Montemaggiore.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年9月5日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 平地の少ないコルシカ島。こんな風に山間にできた集落があちこちに点在します。

 ここはコルシカ島北西部にある村モンテマジョール(Montemaggiore)。

 こちらが本日訪ねる学校です。

 そしてこちらのおじさまがたはこの学校の卒業生。

 「きれい好きな先生だったからねえ、教室に入ったらまずは手洗い。爪の先まできれいに洗わなくてはならなかったよ」とアントワーヌさん。

 ご高齢のおじさま方が卒業生なら、この学校も古くからあるということになりそうな・・・。

 この学校、設立は100年ほど前。

 「私らの頃は、あそこに先生の机があったね。生徒の机からはだいぶ離れてましたよ。生徒の机のここにはインク壺があって、時々インクを浸しながらペンで字を書いてました」と懐かしそうに話す卒業生。

 「学校の先生や子供たちはもちろんのこと、この校舎にも思い入れがあります」と別の卒業生。

 今回は放課後の撮影だったのか、現役の小学生と卒業生が一つの教室で一緒に学校の歴史を振り返っています。

 「昔は “火の当番” がいて、お当番が回ってくると、朝、ストーブに火をつけてました」

 なんだかフランスの学校の白黒映像が頭に浮かびます。

 この校舎は19世紀に建てられました。村人たちにとっては優れた建築家の傑作のひとつです。

 こちらの方はおじさま方を教えていた先生で、自身もこの学校の卒業生でもあるフランソワズさんです。

 「私はそんなに厳しい先生ではありませんでしたよ(笑)。教師でもあり、卒業生でもありましたから、学校のことはよく知っています。毎年同じように教えていたように思います。クラスは1クラスだけでした」

 こんな小さな集落で100年も学校が続いているのはかなり珍しいような気がします。

 100年間、必ず通学する生徒が常にいたということになりますよね。

 それにしても、昔の集合写真は面白いですね。男の子は皆、なぜだか腕組みをして写ってます。

 続く・・・



******* フランス人のつぶやき *******


今日、昨日訪ねた古い村にあるお店の主人が、お釣りをフランスフランでくれたことに気がついた[がく~(落胆した顔)]

VDM(Vie de Merde)より



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