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フランスの紅葉 [ローヌ=アルプ地方]

 昨日の記事で欧州が “冬時間” に変わったと言ってしまいましたが、そもそも冬時間なんてものはなかったのでした。むしろ “夏時間” が終了しましたと言うべきでした。

 この夏時間、てっきりあのオイルショックで導入されたとばかり思っていましたが、そもそもは第一次世界大戦中の1916年にドイツ、フランス、英国で導入されたのが始まりだそうです。

 何を節約するためかと言えば、石炭です。時代を感じさせます。

 この夏時間が欧州各国に広がったのが、あのオイルショックだったようです。

 以来、延々と続いている3月と10月の時間変更。身体の調子が狂うとか、交通事故が増えるなど問題もあるようで、フランス人の54%が反対しているそうです。

 毎年、そんなことがニュースで取り上げられますが、ズルズルと続いているというのが現状のようです。

 さて、10月も今日で終わり。これから本格的な紅葉のシーズンを迎えます。

 フランスの方は一足先に紅葉が見頃になっているようです。

 フランス・アルプスの南端にあるユバイ渓谷(vallée de l'Ubaye)を訪ねます。

Paris_Ubaye.jpg

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年10月23日に生放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばk、mらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 黄色と赤が眩しいほどの紅葉です。向こうの岩山の斜面もカラフルなモザイク模様になっています。

 「とってもきれいだわ。人間には美しいものが必要でしょ」と女性。

 確かに美しいものは必要です。美しいものを見ると楽しい気分になれますもんね。

 この紅葉の風景を写真に収めているのがカメラマンのクロードさん。

 「この時期だけの光を求めて写真を撮っています。それにふさわしいのが10月です。山は静かで、木々が休息の時間を過ごしているんです」

 秋の風景ですね。次第に日が短くなって気温も徐々に下がっていきます。

 現役をリタイアしたアランさん、この山奥の家で暮らしています。少しずつ冬支度を始めました。

 そしてすでに薪ストーブに火がつけられていました。 

 「周りの山々の木が色づいて綺麗ですよ」とアランさん。

 さらに上の方ではマリウスさんが畑の野菜を収穫していました。冬の野菜といえば、このネギ。

 ベーコンとジャガイモと一緒に煮込んで、パンとチーズと一緒に食べたらさぞかし美味しいでしょうねえ〜。まさに冬の料理です。

 「ここにはネギもあるしキャベツも玉ねぎもありますよ。冬が来ても食料には不自由しません」

 森は見事に山吹色に変わっています。今年は水不足でキノコ類は育ってくれませんでした。でもこんなところに紫色の小さな実をつけている植物があります。食べられるようです。

 マリウスさんはトゥーロン近郊でお店をやってきましたが引退してここで暮らしています。

 「ここならじっとしていながら旅をしているような気分になれます」

 ユバイ渓谷は紅葉の時期が終わると雪に覆われるそうです。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、彼がカンカンになって怒った。それもそのはず、私が同じ色の袋に入った砂糖と小麦粉を買ってきたからだ。彼がココアに小麦粉を入れてしまったのは私のせい

VDM(Vie de Merde)より



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パリの大時計 [パリ]

 昨日からヨーロッパは冬時間に変わりました。

 日本との時差は英国が9時間、欧州大陸諸国とは8時間となりました。

 具体的にどう冬時間に変わるかといえば、29日の午前3時が2時に後戻りすることで変更されます。つまりこの日は1日が1時間多くなる計算になります。

 本日はこの時間つながりで、数あるパリの大時計の中から2つを紹介します。

Paris_Paris.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 3で2017年10月27日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 まずはこちらの大時計から(青印)。パリの司法機関パレ・ドゥ・ジュスティス(パリ司法宮)にある大時計です。

 シテ島のオルロージュ通り(Quai de l’Horloge)(大時計通り)に面した建物の壁に取り付けてあります。

 パリで最も古い大時計だそうで、647年間もの長きにわたって時を刻んできました。

 15世紀、パリ市民のためにあった唯一の大時計です。

 そう言われて見ると、なんだかすごいものを見ているような気がします。中の作りはどうなっているのでしょう?

 こちらは建物の中にある司法官事務所。この壁のあたりが大時計のある場所です。

 壁の一部を開けるとたくさんの歯車が組み合わさって・・・と大掛かりな仕掛けを想像していたら、なんとも単純な作りになっていました。

 オンラインで接続されていて全自動で動いているそうです。

 パリにはこのような大時計が14,000個余りもあるそうですが、今日紹介するもう一つの大時計はパリ・リヨン駅の大時計です(赤印)。

 「この大時計はリヨン駅のエンブレムのような存在になっています」とフランス国鉄の技術者でリヨン駅の歴史に詳しいドゥニさん。

 「こんな風に塔の時計台のある駅はここだけなんです」

 5階まで上がり、更に170段の螺旋階段を上ると大時計のある場所にたどり着きます。

 塔の4面に全く同じ時計盤が取り付けてあります。直径は6.5メートル。

 「長い針が4メートルで32キロ、短い針が2.8メートルで26キロ。パリで一番大きな時計です。そして出来た当初は世界で二番目に大きな時計でした。残念ながらビッグベンに20センチ足りなかったんです」

 こちらは一応歯車が見えたりして仕掛けが少しはわかるような感じがします。

 しかしこちらも全自動。担当者が夏と冬にメンテナンスする以外は機械が自動で動かしてくれます。

 時計台の塔の上は眺めが良さそうです。地上から見たその姿はどっしりとしてパリ市民を見守っているかのようです。

 そして、通りから時計がよく見えるように、角度を斜めにずらして作られているそうです。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、日曜日の朝8時に起きてきたら、ママが驚いて、時計と僕を並べて記念写真を撮った

VDM(Vie de Merde)より



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週末はバーゼルで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 今回は、スイスとドイツとフランスの3つの国境が接する、スイスの都市バーゼルを旅します。

 パリからは高速列車で3〜4時間、空路なら直行便で1時間。さて、どんな街なんでしょう?

Suisse_Basel.jpg

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年10月21日に生放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばk、mらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ライン川の岸辺にできた街がバーゼルです。この美しい橋はミットラレ橋(青印)。ライン川と同じ色の路面電車が走っています。

 街の見物は徒歩で。今日はガイドのマドレーヌさんが案内してくれます。

 「人口20万人ほどのこじんまりとした都市です。とても住みやすい街ですよ。ライン川で泳いだり、近くのお店で飲み物を飲みながらのんびりしたりして過ごします」

 バーゼルには45もの美術館があるそうです。その中の一つ、バーゼル市立美術館に行ってみましょう(赤印)。この日はシャガール展が開催されていました。しかし、旅人が訪ねたのはピカソの展示室。

 この美術館にピカソの作品が所蔵されるようになったのにはちょっとした事件がありました。

 50年前、アメリカの投資家が大金を叩いてピカソの作品を手に入れようとしていました。それを阻止しようとバーゼルのあちこちで資金集めの運動が起こりました。

 そして1976年、集まった資金でめでたく市立美術館がピカソの作品を購入したのでした。しかし、事件はそれだけにとどまりませんでした。

 「館長がピカソのアトリエを訪ねると、ピカソが、どの作品がいいか選んでくださいと言いました。その時、妻のジャクリーヌが、2枚目はプレゼントしたらと言ったのです」

 おかげで美術館にはこれだけのピカソの作品が集まりました。

 芸術作品はバーゼルのあちこちで鑑賞することができます。こちらはジャン・ティンゲリーの作品。スイスの建築家マリオ・ボッタが設計したジャン・ティンゲリー美術館に展示されています(緑印)。その庭にはベルギーの作家ヴィム・デルヴォワの作品「大聖堂」。

 そしてすぐ隣にあるこの美しい高層ビルはロシュ・タワー(水色印)。設計したのはバーゼル出身の建築家ユニット、ヘルツォーク&ド・ムーロン。この二人、東京のプラダ青山店も手がけています。

 次はちょっと変わったこの乗り物に乗ってライン川を渡ります。エンジンは使わず川の流れに任せて対岸へと向かいます。こちらの方が船長さん。ライン川ですから、こんな大きな観光船も航行しています。

 そろそろ今晩の宿Hotel Motel Oneへと向かいます(こげ茶印)。バーゼルの物価は高いらしく、今回の宿は単純にコストパフォーマンスの良さで選んだそうです。

 翌日は市庁舎前で開かれている青空市へ行ってみましょう。最初に目につくのは市場より市庁舎。赤いファサードが印象的。16世紀初頭の建築だそうです。

 市場を見ているうちにお腹がすいてきました。スイスの郷土料理レシュティをいただきましょう。ここはRestaurant Hasenburg(オレンジ印)。

 「レシュティは、千切りにしたジャガイモに塩・コショウをして、バターで炒めたものです」

 日本でも洋食屋さんに行くと料理の付け合わせに出てくるあの料理です。周りがカリカリっとして美味しいですね。レバーの炒め物にこのレシュティを添えた料理がこのお店のスペシャリテです。

 食事代はちょっとお高めなのでデザートは諦めて、その代わりに甘いお菓子をお土産に買っていくことにしましょう。

 約600年の伝統を誇るバーゼルの銘菓バーズラー・レッカリー。シナモンやナツメグなどの各種スパイス、ナッツ、ピール類を入れて焼いた独特の固いクッキーです。こちらのお店Läckerli Huus AGは1903年からこのクッキーを作り続けています(紫印)。

 最後に市街地から電車に乗って10分ほどのところにあるバイエラー財団へ行ってみましょう(黄緑印)。緑に囲まれた美術館にはモダンアートや現代アート作品が展示されています。この日はパウル・クレー展が開催されていました。

 さあ、そろそろ帰る時間となりました。ライン川を横切るあのボートに乗って、駐車場へと向かいます。今回の旅人さんたちはバーゼルまで車で来たようです。

 さて今回の旅の費用は、路面電車一日券が10ユーロ、バーゼル市立美術館が25ユーロ、バイエラー財団の入場券が25ユーロ、ボート代が1.50ユーロ、宿泊代が150ユーロ(高い!)、レストランの食事が45ユーロ(高い!)、お土産のレッカリーが11ユーロで、締めて267.50ユーロ(約35,000円)でした。(念のため、スイスの通貨はスイス・フラン。今回はユーロに換算して算出してあります。)



******* フランス人のつぶやき *******


今日、中学で地理を教えている。授業中にある生徒がひどく怒って叫んだ。『先生、アマゾンは川ではありません。あれはネットで品物を注文するためのサイトです!』

VDM(Vie de Merde)より



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A380 [トピックニュース]

 フランス人は年間に一人8キロのバターを消費するそうです。

 8キロということは200グラムのバターなら40箱。一ヶ月に3箱余り消費することになります。かなりの量ですね。

 脂肪を取ること、すなわちコレステロール値が上がること。血液がドロドロになって血栓ができる・・・と思いがちですが、むしろ糖分の方が血液の流れを悪くすると言います。

 そしてコレステロールはホルモンを生成するという大事な役割を担っているとか。

 そう言うわけでシリコンバレーあたりでコーヒーにバターを入れて飲むのが流行ったりしたのかしらん?

 今月に入ってニュースで取り上げられるようになったフランスのバター不足は、まだまだ続いているようです。

 さて、フランス南部トゥルーズに本社のあるエアバス社。

 あの大型旅客機エアバスA380が世界の空を飛ぶようになって今年で10年になります。

Paris_Toulouse.jpg

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2017年10月22日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 A380が初めて商業飛行を開始したのが2007年10月25日。

 そのシンガポールからシドニーまでの空の旅は、静かで乗り心地もいいと評判でした。

 しかも500人以上もの乗客を乗せる超大型旅客機として華やかなデビューを飾りました。

 当時の受注目標は1,200機。しかし、実際はその4分の1の317機にとどまっています。

 その大きな理由は2008年のリーマン・ショックによる経済危機。航空機の利用が減少してしまいました。

 さらに大型旅客機が利用出来る空港は限られます。そのため時期によって空席が目立つ便もあります。

 また燃費の問題もあります。

 A380が一人当たり100キロ飛行するのに2.9リットルのガソリンを消費するのに対し、ライバルのボーイング787は2.36リットルですみます。

 なんだかあまり有利な条件が出てきませんね。

 しかしエアバス社は諦めていません。経済発展の目覚ましいアジア諸国や中東の湾岸諸国に目を向けています。

 「これらの市場に食い込むことができると考えています。その交通規模は10年〜15年で2倍に成長しています。となる大型旅客機の需要が見込まれます」とエアバス社の取締役。

 なるほど、A380にもまだ希望があるということか・・・。とは言うものの、来年の1月からは生産を減らす予定だそうです。

 これからは車も飛行機も電気の時代がやってきそうですし・・・。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、飛行機に乗り込んで映画を一本見終わった。飛行機が飛び立つ前にね [ふらふら]


VDM(Vie de Merde)より



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お宝を取り戻せ! [フランスのお宝]

 先日、ある映画(スペインとアルゼンチンの合作)を観ていたら、みんなで写真を撮るシーンが出てきました。

 そこでは「はい、チーズ!」ではなく「はい、ウィスキー」と言っていました。

 確かに、キーと言えば口が横に広がってにっこり笑った顔になります。

 考えてみれば「チーズ」じゃおかしいですよね。チーはいいけど、ズになったら口が閉じて三角になってしまいます[あせあせ(飛び散る汗)]

 一体、なんでまた日本では「チーズ」になってしまったのか・・・。大きな疑問。

 さて、数々の名品を所蔵するるパリのルーヴル美術館。

 この度、大変なお宝を手に入れようと一般から寄付を募っているそうです。その額、なんと1,000万ユーロ(約13億円)。

Paris_Paris.jpg



下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年10月24日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 そのお宝がこれ。時祷書と呼ばれる携帯用の本です。

 「小さなバッグに入れて持ち運ばれていました」と男性。

 この本、あのフランス国王フランソワ1世が、姪にあたるナバール王妃にプレゼントするために作らせたもの。

 金箔や宝石で飾られたカバーを見ると、とても本には思えません。しかし中を開くと、確かに本。美しい挿絵が描かれています。

 「これは値段がつけられないくらい高価なものですね」と取材班。

 「その通りです。それが問題なんです」と関係者。

 来年早々に、ロンドンの古美術店で売りに出されることになっているこの時祷書、どういう経緯でフランスから出てしまったのか?

 こうなったらルーヴル美術館の威信にかけてフランスに取り戻さなくてはなりません。

 そこで、一般から寄付を集めるという策に出ました。目標額は1,000万ユーロ(約13億円)。

 これだけで、ルーヴル美術館が新しい美術品を購入するための年間予算額の2倍に当たると言います。

 早速、名乗りを上げたのがLVMH。ルイヴィトンやディオールなどいくつもの高級ブランドを傘下に持つ企業です。

 なんと目標額の半分500万ユーロを寄付すると発表しました。

 右側の男性はLVMHのCEOベルナール・アルノーの顧問。

 自前の美術館も作った上に、こんなところにも寄付するなんて、この会社、相当儲かってます。

 「10ユーロでも20ユーロでも寄付していただき、この貴重な美術品が我々のものなんだと思っていただくことが重要なんです」とルーヴル美術館の方。

 そう言えば、サモトラケのニケの修復でも同じように寄付を募っていました。

 その寄付に参加した一人がこの方マリア=アメリアさん。すでに7回もこのような寄付をしているそうです。

 「こうして美しくなった彫像を見ると、この修復に自分が参加したんだと実感できて誇りに思います」

 残り500万ユーロが無事に集まり、この小さなお宝がフランスに戻ることを祈ります。


******* フランス人のつぶやき *******


今日、誰かがうちの郵便受けに、“がんばらなくても痩せる方法” と言う本を置いてった

VDM(Vie de Merde)より



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コルク栓 [ラングドック=ルシヨン地方]

 昨日は昼間っから吟醸酒の利き酒会に行ってきました。

 全国のものすごい数の吟醸酒が味わえて、おつまみと720mlの吟醸酒1本のお土産も付いています。これで一人5,000円。

 おつまみと言っても、今半の豪華なおつまみで、まるでお弁当のよう。かなりお得です。

 それに何と言っても、楽しい!

 直前に飲んだものと今飲んだもの違いくらいはわかるものの、特に日本酒に詳しいわけじゃない。

 でも、あちこちブースを回って味見するのは、やっぱり楽しい。

 製造元の方に色々質問すると教えてくれますし、集まった人たちも皆んな笑顔になっちゃうところがまたいいんですよねえ〜。

 また行きたい!

 それはさておき、本日は日本酒ではなくワインのお話です。

 ワインと言っても瓶の中に入っている液体ではなく、その液体を瓶に閉じ込めるためのコルク栓のお話。

 最近はバッグ・イン・ボックスのワインの売り上げが伸びているようですが、まだまだ瓶が主流。となるとコルク栓は欠かせません。

Paris_LeBoulou.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年10月24日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 スペインまで数キロという、カニグー山の麓にある森の中。

 ここはフランスでもコルク栓製造の盛んな地域です。

 アランさんは両親の後を継いでコルク栓の製造を続けています。

 「この木は6月に収穫したばかりの木です。収穫するのは樹齢25年から30年の木です」

 どうやら木の皮を剥いでコルク栓を作るようです。

 収穫した後、また木が元に戻るのに10年から15年かかるそうです。

 収穫された木の皮は選別されます。あまり硬いのは使えません。

 次に2年ほどかけて乾燥させます。思った以上に手がかかります。

 「この辺りは空気が乾燥して風もありますから適してるんです」

 この乾燥した木の皮から型抜きされたのが、このコルク栓です。

 この段階でもう一度品質を確認し洗浄した後、文字を焼き付けます。

 マリーさんは品質のチェックを担当しています。この道20年のベテランです。見事に次から次へと使えないものを取り除いていきます。

 「うちで作ったコルクがワインの栓に使われるのは嬉しいことです」と誇らしげに話すマリーさん。

 とは言っても、生産量は多くありません。

 「確かに生産量は少ないです。でも、とても品質の良いコルク栓ですよ」とワイン農家の方。

 フランスのカタルーニャ地方で生産されるワインには、同じくカタルーニャ地方で作られるコルク栓が使われているそうです。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、水の入ったボトルをバッグに入れた瞬間、そのフタがテーブルの上にあるのに気がついた [がく~(落胆した顔)]

VDM(Vie de Merde)より



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SeaBubble [パリ]

 昨日紹介した動画のうち、後の方の動画が見られなかった方が大勢いらっしゃったかもしれません。

 WindowsのFirefoxでは埋め込んだ動画が出てきませんでした。

 でも、これなら見られるかもしれません→こちら

 France 3のFacebookのページです。悲劇の瞬間は、結構、迫力があります。

 あの樅の木はクレベール広場を飾ることはできませんでしたが、あのまま無駄になってしまうわけではなさそうです。

 さて、パリ市を流れるセーヌ川で、ある計画が進められていました。しかし、訳あって暗礁に乗り上げてしまったようです。

Paris_Paris.jpg



下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2017年10月21日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 計画とは、これ。

 水上を飛びながら走るボートSeaBubble。セーヌ川をテスト走行した時の映像です。

 動力は電気。ものすごい音がしそうな気がしますが、静かなのがその特徴。

 そして、波を起こさず、CO2も出しません。時速は30キロと割に安全運転です。

 パリ市は水上タクシーとしての導入に肯定的だったようですが、結局、先送りとなってしまいました。

 というのも、この計画の発案者だったアランさんが断念してしまったからです。

 理由はドックの設置費用が高額だということ。さらに、他にも導入を阻む要因があるようです。

 「大きな障害は140年も前に作られた規則です。当時首相だったフレシネが、ペニッシュと呼ばれる運搬船のために定めた規則なんです。そこにスピードを限定する条項があり、残念ながらSeaBubbleはそれを守ることができません」とアランさん。

 ちなみにその規則によると時速12キロ以上で走行してはいけないことになっているそうです。

 セーヌ川を運搬船が頻繁に走る時代はとっくの昔に終わっているはずなのに、未だにその規則が生きていたとは・・・。

 川を有効利用することで首都の交通をスムーズにし、渋滞解消、大気汚染ゼロを実現したいパリ市にとってSeaBubbleは魅力的です。このままお蔵入りというわけにはいきません。

 「馬車から自動車に変わった時は法規もそれに合わせて変更しました。今回も現状に合わせて法規を改正しなくてなりません」とパリ市長の相談役セルジュさん。

 と言うことは近い将来、このSeaBubbleがセーヌ川を毎日走る日がやってくるということなのでしょうか?

 アランさん、とりあえずセーヌ川は諦めましたが、他に先駆者となってくれる都市を見つけていました。

 それはスイスのジュネーブ。来年の春にはレマン湖をこのSeaBubbleが走ることになっているそうです。

 ジュネーブではパリより先に導入できるとあって皆さん大喜びのようです。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、同居人が部屋の電気代を払いたくないと言う。なぜかと言えば、私の友人が夕方やってきてパソコンを電気につないで充電していったからだ

VDM(Vie de Merde)より



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森の王様 [トピックニュース]

 一昨日から昨日にかけてのサーバー障害でブログの更新ならずでした。

 ログインすることはおろか、自身の記事へのアクセスもできませんでした。

 やっと昨日の午後になって通常に戻りました。

 原因は「アクセス過多によるサーバー負荷」だそうですが、突然にそんなことが起きるもんなんですかねえ〜。よくわからん!

 それはさておき、東京地方は昨日の午後からやっと太陽が顔を出してくれました。二週間ぶり、いやそれ以上になるでしょうか?

 突然やってきた寒さも緩みました。ああ、日差しがあるって幸せ。これからは紅葉の秋をたっぷりと楽しみたいものです。

 さて、今月も残すところあと一週間。年末の一大行事クリスマスが少しずつ近づいてきます。

 毎年ストラスブールのクレベール広場に飾られる巨大なクリスマスツリー。そのための樅の木が切り出されたそうです。

 しかし、とんでもないことに・・・。

Paris_Seones.jpg

 まずは、下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 3で2017年10月23日に放送)


 ここはストラスブールから50キロほどのところにあるスノンヌの森。

 すでに夏に目星をつけておいた高さ36メートル、樹齢100年ほどの樅の木を切り出す作業が続けられています。

 そのままチェーンソーでバッサリと行ってしまうのかと思ったら、楔を打っています。

 ひょっとして重みでチェーンソーがうまく動かない?楔で隙間を作ってから最後の一切りの作業に入ったようです。

 もちろん上部は倒れないようにクレーンでしっかりつかんでいるはず。

 ああ、やっと切り取りました。これからこの樅の木をトレーラーに積み込みます。

 次はその映像をご覧ください。(フランスのTV局France 3で2017年10月23日に放送)


 重さ12トン、長さ36メートルの樅の木をクレーンで持ち上げ、少しずつ移動させながら慎重にトレーラーに載せようとしています・・・が、あっ!

 上部の幹が折れて倒れてしまいました。クレーンには樅の木の上部の枝がぶら下がっているのがわかります。

 森の王様と言われたこの樅の木は、もう装飾には使えません。悲しいことにクレベール広場ではなく製材所に運ばれていくそうです。

 しかし、クリスマスにクレベール広場を空っぽにしておくわけには行きません。

 数日中に別の樅の木を選んで切り出すことになるそうです。

 この切り出し作業、16世紀から延々と続けられているそうですが、簡単な作業ではなさそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、義理の母がまたもや私へのクリスマスプレゼントを忘れた。その理由は「あなたがイヴに家にいるとは思わなかったのよ」だそうだ。お母様、私があなたの息子の妻になってもう5年ですよ!

VDM(Vie de Merde)より



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週末はコルドバで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 カタルーニャ独立問題で揺れるスペインですが、今回はそのスペインの南部にあるコルドバを旅します。

 パリからは、まずは空路でセビリアへ。所要時間は約2時間半。セビリアからコルドバまでは列車で約45分。

Spain_Cordoba.jpg

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年10月14日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 グアダルキビール川にかかるローマ橋(青印)。川の名前はアラブ語で “大いなる川” という意味。橋はローマ時代に架けられました。

 まずは馬車に乗って市内を散策しながら第一の名所へと向かいます。車の通れない狭い路地を行きます。

 「太陽の日差しを遮るように建物と建物の間を詰めて作ってあるんですよ。そうしておけば涼しいですからね」と御者。

 1時間後、目的地に到着です。ここはイスラム寺院のメスキータ(赤印)。

 礼拝の間は長さ200メートル、大理石の柱の数は850本もあるそうです!

 世界でも最大のモスクの一つ。そして面白いのはキリストの像が飾られていること。

 イスラムの寺院は13世紀にカトリックの大聖堂に作り変えられました。

 「様々な建築様式が入り混じったスペインでも珍しい建物です」と女性。

 イスラム教とキリスト教が融合したこの建物はスペインで5番目に観光客の多い建造物だそうです。

 ここから300メートルほど歩いたところにあるのがアルカザール庭園です(緑印)。

 「ここにあるこの像は、コロンブスが壮大な船の旅の計画をスペイン王に話しているところを表しています。つまり、ここで、スペイン王がその費用の負担を承諾したことにより、コロンブスが新大陸を発見することができたということになります」と庭園の責任者。

 コルドバはグルメの街としても知られています。

 ここは、トルティーヤ(またはトルティージャ)の美味しいお店Bar Santos(オレンジ印)。かなり有名なお店らしい。

 この厚みで重さは8キロほどにもなるといいます。毎日これを作っていたら筋肉つきそう。

 「5キロのジャガイモと3キロの玉子で作ります。うちのスペシャリテですよ」とお店の責任者。

 こうやって一人前を切ってもらい、ビールと一緒にいただきます。

 お腹がいっぱいになったら、お昼寝の時間。今晩の宿El Palacio del Corregidorへと向かいます(こげ茶印)。

 中に入るとパティオと呼ばれる美しい中庭があります。

 「ここは15世紀に作られました。当時の典型的な建物ですよ。私はここが大好きなんです」とオーナー。

 美しいですねえ〜。上はガラスで覆われていました。この歴史地区がユネスコの世界遺産に登録されているのがよくわかります。

 お部屋には天蓋付きのベッド。昔はこのようなベッドが使われていたそうです。

 お昼寝を終えた旅人さん、次はちょっと変わった場所へと足を運びました。

 ここは革細工職人のアトリエ。コルドバは革の産地として有名だそうです。

 「まず皮を水でしめられてから型の上に乗せて、こうして少しずつ押しながら絵を描いていきます。そうすると革のレリーフが出来上がります」とカルロスさん。

 この革細工職人も今では10人くらいしかいなくなってしまったそうです。

 さて次は、イスラムのお風呂ハンマームAl Andalusに行ってみましょう(紫印)。

 コルドバ市内で最も古いハンマームダそうです。ミントティーが美味しそう!千夜一夜の世界が楽しめること間違いなし。

 「イスラム教徒にとってコルドバはスペインの首都なんです。かつてハンマームは620か所もありました。彼らにとってはハンマームは社交の場でもあるんです」と責任者の方。

 お風呂で旅の疲れをとったら、最後は旧王立厩舎Caballerizas Reales de Córdobaでこんなショーを楽しみます(黄印)。

 ダンサーと馬が一つになったフランメンコ。なんだか素敵ですね。

 さて今回の旅の費用は、旅費代が130ユーロ、宿泊費が40ユーロ、博物館が14.50ユーロ、トルティーヤが3.90ユーロ、馬車が20ユーロ、スペクタクルが10ユーロで、締めで218.40ユーロ(約28,000円)でした。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、車でオランダを出発しモロッコに帰るところだ。ベルギー、フランス、スペインを通過したが警察官には一度も会わなかった。そしてモロッコの税関に着いた時、パスポートを忘れたことに気がついた [がく~(落胆した顔)]

VDM(Vie de Merde)より



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人気のお名前 [トピックニュース]

 数週間前からフランスでバター不足が問題になっています。

 フランス料理には欠かせない食材だと思うのですが、こんなことが起きていいものなのか・・・。

 日本で言えば醤油が足りなくなった!というのに等しい。

 原因はの一つは日本と同じで原材料の生産者が減少してしまったこと。

 そしてもう一つのフランスならではの原因は輸出が増加してしまったことです。

 中国への輸出は23%増、アメリカへは11%増、そしてサウジアラビアに至っては34%増。

 価格も、1トン当たり2,500ユーロだったのが6,800ユーロに高騰しているそうです。

 しかし、酪農家はその利益を被ってないとか。一体、誰が儲けているんでしょ???

 日本では一時期のバター不足は解消されましたが、値段の方はなかなか元に戻ってくれそうもありません。

 戻る日がやってくるのか・・・。

 さて、この時期になると発表されるのが、その年に人気だった子供につける名前。

 フランス人の皆さん、今年はどんな名前をわが子につけたんでしょうか?

France_bebe.jpg



下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 3で2017年10月18日に生放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 早速ですが、男の子で人気ベスト3は、1位がガブリエル、2位がラファエル、3位がジュール。

 女の子の場合は、1位がルイーズ、2位エマ、3位ジャッド、となりました。

 「ルイーズは昔からありますよね。私が保育園や幼稚園に通っていた頃からこの名前の子がたくさんいました。今でも人気のある素敵な名前だと思いますよ」とママ。

 時代の流行り廃りに関係なく長くその地位を守っているのが、ルイとルイーズ、レオとレア、リュカとアリス、リアムとミラ(Liam, Mila)。

 そして男の子ではアンドレアも人気のある息の長い名前です。

 こちらは生まれたばかりのわが子にアンドレアと名付けたママ。 

 「どうしてこの名前をつけたかというと、私が好きな名前だったということもありますが、その他に、祖母の父やその祖父もアンドレアだったからなんです」

 また、短い名前は覚えるのも簡単だし呼ぶのも簡単なせいか人気です。

 「短い名前は可愛くてチャーミングですよね」と女性。

 そして、この歌のように聖書からの名前もまた普及しています。

 そして今年はベスト20の中に、モハメドやアーロンが入りました。

 最後に妙な名前が3つ登場しましたが、これはつけるのには不向きな名前のようです。

 今回はあまり触れずにおきましょう。[あせあせ(飛び散る汗)]


******* フランス人のつぶやき *******

今日、彼がネーム入りのブレスレットをプレゼントしてくれた。ネームを見たら “Chatte(シャット)” と彫られていた。私の前は “Charlotte(シャルロット)”。ま、可愛くていいんじゃないと思ったが、聞いた話によると、全文字を彫ると高くつくから短くしたんだって

VDM(Vie de Merde)より



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