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黄金の葉っぱ [トピックニュース]

 再来年の2019年に生誕250周年を迎えるナポレオン1世ですが、先日、そのナポレオンにまつわる品物が競売にかけられたそうです。

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今回は画像の埋め込みができませんでした。下記の写真をクリックして番組をご覧ください。新しいウィンドウが開いて動画を見ることができます。(フランスのTV局France 3で2017年11月20日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

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 こちらが競売にかけられた時の様子です。場所はパリ郊外のフォンテーヌブロー。

 一体何が競売にかけられているかと言えば、金の月桂樹の葉。重さはわずか10グラム程度。

 「625,000ユーロで落札!」

 この10グラムの金の葉っぱ、普通に買えば55,000円ほどですが、今回は日本円で約8,200万で落札されました。

 なぜにこのような高額な値段で落札されたのか?

 それを知るために少し時間を遡ってみましょう。競売にかけられる前の金の葉っぱはこの頑丈そうな金庫に保管されていました。

 これがその金の葉っぱ。

 「これには歴史があります。国宝級の品物なんです」と男性。

 世界史の教科書によく登場するこの絵。ダヴィドの描いたナポレオンの戴冠式の様子です。

 その時に頭にかぶっていたのがこの王冠。制作したのは彫金師のマルタン=ギヨーム・ビアンネでした。

 「試着の際に、ビアンネは重すぎるからと6枚の葉っぱを取り外しました」

 6枚のうち現存しているのはこの葉っぱだけ。ビアンネ家が大切に保存していたそうです。

 そして王冠の方はナポレオンの没落とともに溶かされてしまいました。

 ここはナポレオン・コレクターのピエール=ジャンさんのお宅です。中にはナポレオンにまつわる品々が部屋中に飾られています。

 「これはフランソワ・ジェラールが描いた皇帝の肖像画です。この右手にはめている指輪が、これです」

 ここまで集めているとなると、今回の金の葉っぱは絶対に手に入れたいお宝です。

 オークションのカタログをみると150,000ユーロの値が付いていました。

 「どのくらいまでいくつもりですか?」と取材班。

 「わからないですけど、200,000、250,000、300,000とかでしょうかね・・・でもどうなるか全く予想がつきませんよ」

 そして当日。会場には多くの人が集まりました。

 いよいよオークションの開始。値段は100,000ユーロから始まりました。

 ピエール=ジャンさん、ポケットからなにやら取り出しました。どうやらピンクのハリネズミのキーホルダーのようです。お守りだとか。

 競りは電話機の向こうにいる二人の若い中国人コレクターとの3つ巴の戦いになりました。

 値段がどんどんつり上がっていきます。300,000、400,000、500,000・・・・。

 これ以上は無理とピエール=ジャンさんは途中で諦めました。残念。

 結局、金の葉っぱは625,000ユーロで中国人が落札。数日中に北京に運ばれることになるそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、オンラインのオークションでどうしても欲しい古い本があった。最後になってもう一人の入札者と競り合うことに。相手が70ユーロと言ったので僕は72ユーロ。すると向こうが74、で僕が76、で相手が・・・・で僕が800ユーロ!


VDM(Vie de Merde)より


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新フォワグラ [フランスのグルメ]

 昨年、ナポレオン1世が余生を過ごしたセント・ヘレナ島に空港ができたものの強風のため安全な飛行機の発着が難しく、まだ正式な認可が下りていないという話をしました。

 どうやらこの秋に許可が下りたらしく、めでたく旅客機の就航が始まったようです。予定より1年半遅れの就航です。

 これまで島に行くためには南アフリカの南端にある港から船で5日かかっていました。これからはこれが6時間に縮まるそうです。

 再来年の2019年は生誕250周年、2021年は没後200年と記念の年が続きます。観光で訪れる人が増えるのではと期待されています。

 さて、じわじわとクリスマスが近づいてきますが、この時期に登場するご馳走の一つがフォワグラ。トーストしたパンの上に乗せて食べると美味しいんですよねえ〜。

 しかし、アヒルやガチョウに無理やり大量の餌を食べさせることで製造される残酷な食べ物として一部の人たちからは嫌われています。

 そのため、何かいい方法はないかと研究が進められてきました。

 そして、動物に無理やり餌を食べさせなくてもフォワグラを作る方法が間もなく完成するかもしれません。


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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年11月24日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 とろっととろけそうなくらい脂ののったフォワグラ。トーストしたパンにのせて食べたら美味しそう!

 しかし、このフォワグラ、普通とは異なる方法で作られています。

 こちらはその実験が行われている農場です。生まれて5ヶ月になるガチョウたちは、これから特別プログラムに従って育てられます。

 「光の量を減らして、人工的に渡り鳥の季節を作り出します。そうすることでガチョウたちの食欲が増します」と研究者の女性。

 季節によって住処を移動する野生のガチョウは、移動する前に餌を大量に食べて肝臓に脂肪を蓄える習性があるそうです。

 これまではこうして強制的に胃の中に餌を送り込んで食べさせるgavage(ガヴァージュ)と呼ばれる作業を行ってきました。

 これが鳥に苦痛を与えたり、体を傷つけたりすると非難されてきました。

 ここでは別の方法でフォワグラを作り出す実験を行っています。

 「鳥が孵化して間もなく、脂肪を蓄えるのを促進するある種の菌を注射します。そうすることで自然に肝臓に脂肪を蓄えるようになります」と女性。

 このやり方を発見したのがこの男性レミさんです。人間の病気に関係する腸の細菌があることを発見しました。

 「脂肪肝の患者さんたちの体の中に認められたこの細菌を応用できないかと思ったんです」とレミさん。

 こうして作られたのが、このフォワグラです。1キロあたり800ユーロと、通常の6倍の値段です。開発にお金がかかってますから、こんな値段になるのも致し方なし。

 食べてみると、割に脂肪が少なく、滑らかな口当たり。

 一方、こちらの農場でも実験に参加することにしたそうです。ここにいる鳥たちはあの腸の菌を注射されてるんでしょうね。

 今年は本格的に市場に参入するべく数百キロの生産を目標にしているそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、2歳になるわが息子がお高くとまった大人になるんじゃないかと心配だ。インフルエンザにかかって何も食べようとしなかったのに、トーストにフォワグラを乗せたものだけはペロリと食べた

VDM(Vie de Merde)より


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カメラが取り持つ縁 [トピックニュース]

 野菜の値段、高いですねえ〜。びっくりです。

 お店によってはホウレン草なんかひと束で300円近くしてます。ちょっと前までは100〜130円くらいで売られていたのに・・・。

 野菜を食べないわけにはいかないのでしぶしぶ買って食べています。

 特にニンジンは安くて買いやすい。たくさん買ってきてサラダにして食べています。

 スライサーで千切りにして、みじん切りのパセリを加え、フレンチドレッシング(+オレンジジュース)で和えます。これが美味しくていくらでも食べられます。

 しかし、ニンジン嫌いの人にとっては地獄のような食べ物(らしい)。あんなに美味しいのに・・・。

 さて、本日は、写真がきっかけで赤の他人がお友達になるというお話です。

 これだけなら別に珍しい話じゃない、ネット社会の現代ならそこいらじゅうに転がっている。

 しかし、今回のは、何か運命の糸に操られたような、不思議なお話なのです。

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2017年11月25日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ビデオ通話を楽しんでいるこのお二人、住んでいるところも国籍も異なる外国人同士。

 それがどういうわけか、こうして楽しくおしゃべりする仲になってしまいました。

 それもこれもこの古いカメラのおかげなのです。

 ここはモスクワの蚤の市。

 数ヶ月前、マルセイユからやってきた写真家のエリザベトさんは、この蚤の市で一台の古いカメラを購入します。

 フランスに戻ってきてから中を開けてみると、フィルムが残ったままになっていました。

 「現像してプリントしてみると最初にこれが出来上がってきたんです。で、これらの写真は私のものではないから、この子のところに戻さなくてはと思ったんです」

 ちょっとお茶目な男の子の写った写真は一枚だけではありませんでした。

 背中にランドセルのようなものを背負って、手には花束が握られています。

 同い年と思われる周りの子達も同じような姿。これは小学校の入学式の写真に違いない。

 そして、こんなプライベートな写真もありました。ソ連時代末期と思しき市民の生活がうかがわれます。

 これはやはり持ち主に返したい!となりますよねえ。

 そこでエリザベトさん、ソーシャルネットワークに写真をアップします。ロシアのメディアにも写真を送りました。

 「見つかるチャンスは限りなくゼロでしたが、やってみるだけやってみようと思いました」

 そして1ヶ月後、ある女性がこの写真を見て、男の子に気づいてくれました。

 その男の子がこの男性ドミトリーさんです。お年は33歳。どことなく写真の面影があります。

 「これまで奇跡なんてあるわけないと思ってきました。でも、次々と偶然が重なって起きた今回のことは、まるでクリスマスのお話のようです。おかげで奇蹟を信じるようになりましたよ」とドミトリーさん。

 エリザベトさんは近いうちにモスクワへ行ってドミトリーさんに直接写真を手渡すことにしているそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、14歳になる娘が、学校で撮ってもらった自分の写真がとても気に入ったらしく、こんなことを言った。『もし私が誘拐されたら、この写真をテレビで使ってね』


VDM(Vie de Merde)より


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30ユーロで晩ご飯1 [お料理実践編]

 ラグビー日本、もう少しでフランスから一勝をもぎ取るところでした。残念!

 一方、フランスチームは、連敗続きだったところに格下の日本と引き分けになってガックリ。

 勝ちたかったし、勝てると思ったんでしょうねえ〜。

 でも、見くびってもらっちゃあ困ります。ラグビー日本、そう簡単には負けませんよ〜。

 それはさておき、毎週日曜日は週末旅を紹介していますが、TF1がさらに新しいシリーズを始めたので、毎週月曜日にそのシリーズを紹介することにしました。

 どんな内容かといえば、30ユーロで4人分のディナーを作っちゃおう!というもの。

 30ユーロは日本円で大体4,000円ほど。最近はユーロ高でちょっと高くなっていますが、昔だったら3,000円くらいですね。

 前菜、メイン、デザートというフルの晩ご飯を、プロからアマチュアまで様々な人が作ってくれます。

 季節を少しさかのぼりますが、今日は9月2日に放送された第一回目を紹介します。

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年9月2日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ここはフランス中部クレルモン=フェランの市場。

 こちらのトマさんが今日の晩ご飯を作ってくれます。

 トマさんはクレルモン=フェランの郊外にあるHôtel Le Commerceの若きシェフ。

 30ユーロをお渡しして材料を揃えてもらいましょう。

 まず手に取ったのがニンジンひと束。前菜に “ニンジンのカプチーノ” という料理を作ってくれるらしい。

 そしてメインの料理に必要なのがトマト400グラム。さらにピーマンも。

 「キュッと締まってて、ツヤがあって、重いのがいいんです。その方が厚みがあってジューシーですからね」とシェフ。

 野菜は全部で5ユーロ。その他に玉ねぎとハーブが3ユーロ。となると残りは22ユーロ。

 次に訪ねたのがお肉屋さん。ここで鶏の骨つきもも肉を4つ購入。値段は11ユーロ。

 最後にデザート用の洋梨4つを買って、残り8ユーロ。

 この8ユーロで諸々必要な小物を揃えました。

 さあ、いよいよ調理開始です。

 まずは紫玉ねぎの皮をむいてざく切りに。

 「目にしみるぅ〜」とリポーターさん。

 「おいしい証拠ですよ」とシェフ。

 リポーターさんが野菜と格闘している間にシェフがもも肉の周りを炒めます。

 もも肉をいったん取り出し、そこにざく切りにした玉ねぎ、ピーマン、トマトを入れて炒めます。

 ここに先ほどのもも肉を加えて180℃のオーブンに1時間半入れます。

 その間に前菜を作ります。輪切りにしたニンジンをチキンスープ(+みじん切りの玉ねぎ等々)で煮て生クリームを加え、ミキサーにかけます。

 洋梨はお皿に盛るときのことを考えてあらかじめ底を平らに切っておきます。これをシロップで数分間コトコト煮ます。柔らかくなったら出来上がりです。

 こうしてできたのが今日の晩ご飯。

 念のため、グラスに入っているのがニンジンのカプチーノ(cappuccino de carottes)。

 30ユーロ以内で、これだけ豪華なディナーが食べられます。

 ワインをご所望の方は自腹でどうぞ。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、スーパーで床に落ちた玉ねぎの袋を拾っていると、そばにいた女性客が言った。『まあ、放っておきなさい。そんなことは “召使い” にやらせとけばいいのよ』ええ、わかってますよ。その “召使い” とやらは私なんですから


VDM(Vie de Merde)より


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週末はヴィシーで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 今回はフランス中部の都市ヴィシー(Vichy)を旅します。パリからは列車で約3時間。

 ヴィシーと言えば、ドイツ占領時代にフランス国の首都として機能していた都市であり、ミネラルウォーターの産地や温泉地としても知られています。

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年11月18日に生放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばk、mらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 アリエ川の岸辺にできた町を、まずはボートで眺めてみましょう。

 「ボートなら一味違った視点から町を眺めることができます。それに動力が電気なので静かです。リラックスできますよ」とレンタルボート店の方。

 もう一つの楽しみ方もあります。電動アシスト自転車で6キロに及ぶ岸辺の遊歩道をサイクリング。途中にはあのミネラルウォーターの源泉Source Celestineがあります(青印)。ここで喉の渇きを癒しましょう。

 次は歴史ある温泉スパLes Dômesで全身を癒しましょう(赤印)。

 ここは1905年に建てられた温泉施設です。当時は10,000人もの湯治客がやってきたそうです。

 「当時の観光地と言えば地中海沿岸地域だったんです。それでこの湯治場にも、ビザンチン様式の大きなドームや2つの小さなドームのあるエキゾティックな建物になったんです」と責任者。

 浴室のデザインはアールヌーヴォー。美しいですねえ〜。現在は歴史的建造物として文化財に指定されています。

 「ロシア皇帝の一族やフランス政府の大臣等々がここを利用しました」

 どうやら上流階級の人々がここにやってきたようです。

 現在の湯治客は25,000人ほど。この マッサージ “ヴィシーシャワー” は世界的に知られているそうです。温泉のシャワーを浴びながらのマッサージ、気持ち良さそうです。

 旅人さんが選んだのは30ユーロのお得な温泉泥パック。温度41度の温泉泥を直接肌に塗ります。泥の成分が緊張を解きほぐし、血行を良くしてくれるそうです。

 次はちょっと変わったところに行ってみましょう。案内してくれるのは第二帝政時代の衣装に身を包んだアラさんです。

 「あそこに見えるのがナポレオン3世の別荘です(こげ茶印)」

 1862〜65年に作られたこの別荘、スイス・アルペン風コロニアル様式という変わった建物です。

 「皇帝は田舎風なのが大好きでした。ですからお城や邸宅ではなく山小屋風にしたのです」とアラさん。

 あれ、旅人さんもコスプレを楽しんでますねえ〜。

 さて、そろそろお腹がすいてきた頃。お昼をいただきましょう。ここは川沿いにあるレストランLa Promenade(オレンジ印)。ここのスペシャリテは川魚のフライの他に、カエル料理があります。

 「味付けは、新鮮なパセリとニンニクひとかけで十分です。それ以上は必要ありません」とシェフ。

 というわけでロゼワインをお供に小魚のフライとカエルのもも肉をいただきます。

 次は腹ごなしにラフティング!

 市街地から5分のところにカヤックやラフティングが楽しめる人工の川があります。1968年に作られた総合スポーツ施設Vichy Aventure(水色印)。ライフジャケットをつけたまま飛び込む人もいます。

 そろそろ今晩の宿へと向かいましょう。

 今晩の宿はツリーハウスLa Cabane de Rémi(黄緑印)。市街地からそう遠くないところで緑に囲まれ静かに過ごせそうです。中はこんな感じ。別荘を丸ごと借りるのと同じですね。ベッドは4つ。家族で借りるのにちょうどよさそうです。

 さて、ヴィシーには150年以上も前から作られ続けてきたドロップがあります。それを求めてメーカーMoinetの店舗(紫印)へ。

 砂糖とミネラルウォーターの塩で作られたパスティーユと呼ばれるドロップを製造販売しているのがこのお店です。創業は1852年。同じ一族が経営を続けてきました。現在は7代目。

 「地元の方ならうちの祖母を知らない人はいませんよ。いつも子供達にパスティーユをあげてましたからね」

 年間800トンも製造されているパスティーユは、そもそもは薬だったようです。今では、レモン味、アニス味、オレンジ味など種類も豊富なお菓子のドロップになりました。

 最後に、1903年に作られたオペラハウスを見ておきましょう(黄印)。最近になってリノベーションが完了したばかりのアールヌーヴォー様式の建物。ただものではない美しさ。

 「この色合いの劇場は珍しいです。それにアールヌーヴォー様式の劇場はフランスではここにしかありません。ヴィシーは人口25,000人の小さな町ですが、座席数は1400席と大劇場なんです。それに音響も素晴らしいですよ」

 さて今回の旅の費用は、宿泊代が140ユーロ、昼食代が15ユーロ、パスティーユが6.20ユーロ、温泉ケアが30ユーロ、ラフティングが22ユーロ、ボートのレンタル代が30ユーロで、締めて243.20ユーロ(約31,000円)でした。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、化学の実験だったので、白衣に手袋、さらにゴーグルをつけ完全武装で臨んだ。単にミネラルウォーターをいじってただけなのに[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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カフェやビストロの名前 [トピックニュース]

 ローマのサンピエトロ広場にも樅の木が到着したそうです。興味のある方は→こちら

 こちらの樅の木はポーランドからやってきました。ストラスブールのよりちょい小ぶり。

 これから装飾が施され、点灯されるのは12月7日だそうです。

 さて、フランスには現在カフェやビストロが合わせて34,700軒ほどあるそうです。

 10年前に比べると5,500軒も少なくなったと言います。

 コーヒー好きのフランス人、カフェは不動の地位を築いていると思っていたのですが、減少傾向にあるようです。

 それはともかくとして、そのカフェやビストロの名前が本日のお話です。

Paris_Sceaux.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年11月22日に生放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばk、mらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 こちらはパリ近郊の町ソー(Sceaux)にあるビストロLe Chiquito(ル・シキト)。

 エリックさんがこのお店を両親から引き継いだのは約10年ほど前のこと。町でこのお店を知らない人はいません。

 「エリックの所で一杯やろうよではなく、シキトの所で一杯やろうよとなります」と常連客。

 「シキトは目印みたいなものなんですよ。町の特定の場所を指す目印です」とエリックさん。

 しか〜し、フランスには “シキト” という名前のビストロがわかっているだけで53軒もあるそうです。

 日本人からすれば随分と変わった名前のように思えますが、思いの外たくさんのお店に使われているようです。

 それにしても “シキト” なんて、いったいどこから来た名前でしょう?

 「メキシコじゃないのかい?」と男性。

 「どうしてシキトって言うかって?知らないよ。そんなこと疑問に思ったこともないよ」と別の男性。

 その答えは、1950年代にありました。

 「当時、タバコ屋を開店する資金を提供する代わりに、店にタバコや葉巻の名前を付けさせたんです。まあ、言ってみれば広告みたいなものです」とホテル・レストラン組合の方。

 それでカフェやビストロにも広がったということのようです。

 Chiquitoもタバコの銘柄でした!スペイン語ではチキートと発音するらしい。パッケージにはソンブレロをかぶった男と馬の絵。

 現在はタバコ規制法により新しいお店にタバコの名前をつけることはできません。

 しかし、名前をつけるのにうってつけのものは他にもいろいろあります。

 例えば、ロンシャンやヴァンセンヌなど競馬場の名前をつけたり、お店のロケーションから「ステーション・カフェ」、「市役所カフェ」、「広場カフェ」なんてのがあるかと思えば、凝った言葉遊びの名前をつけたお店もあります。

 今となってはタバコとはっきり分かる名前をつけたカフェや喫茶店では集客が難しいかもしれません。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、パン屋のおばさんから、タバコ屋の向かいに住んでいる男が、妻を寝取られた男だと知った。しかし、パン屋のおばさんが知らないことが一つある。そのタバコ屋の向かいに住んでいる男が僕だってことをね

VDM(Vie de Merde)より


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風見鶏の村 [ノール=パ=ドゥ=カレ地方]

 シャンゼリゼ通りのイルミネーションも点灯されて、いよいよクリスマスシーズンが本格化します。

 ストラスブールのクレベール広場に立てられた三本目の樅の木も間もなく飾り付けを終えクリスマスツリーに変身しそうです。それが→こちら

 しかし、写真をよく見てください。なんだか左にかしげてやしませんかね?

 いや目の錯覚だ!いや、やっぱりかしげてる!と論争になっているそうです。

 「きっと妖精の仕業ですよ。これもストラスブールの伝説ということにしておきましょう」と市の助役さんはおっしゃっているそうです。

 さて本日は、フランス北部の小さな村のお話です。ここにはたくさんの風見鶏があるそうです。

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年11月22日に生放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばk、mらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 屋根の一番高いところに取り付けられているのが風見鶏。でもなんだか鶏じゃない風見鶏もあるようです。

 ここは人口600人余りの小さな村ヴュー=メスニル(Vieux-Mesnil)。

 ジャン=ポールさんのお宅には、雄鶏の風見鶏が取り付けられています。

 それにはちゃんとした理由があります。

 ご覧の通り、ジャン=ポールさんのお宅は農家。雄鶏は農家のシンボルなんだそうです。

 今では農家の数も少なくなってしまいましたが、かつて村の産業といえば農業だった時代がありました。

 「昔は多くの家で雌牛を3〜4頭飼ってましたよ」

 風見鶏は風の向きを矢印で教えてくれます。農家にとっては大切な情報です。

 「風の方角を知るために毎日見てました。この地方は天気の予測が難しいんです。風の方角を見て、雨が降るのを予測してました」

 こんな風見鶏もあります。これは石工だそうです。

 そしてこちらはジャンさん。ジャンさんのお宅の屋根にある風見鶏はこれ。

 男性がお花に水をやってるようです。ということは庭師!

 この風見鶏、ジャンさん自身が作ったそうです。

 一方、こちらは・・・ロバの乳搾り!?

 エディさんは2013年からロバを飼育しています。そしてロバの乳で石鹸を作って販売しています。

 この石鹸、乳脂肪が豊富で保湿に優れているので肌にいいらしい。

 というわけで、エディさんの家にはロバの風見鶏が取り付けられています。

 そして最後は教師兼村長さんのアランさんのお宅。ここにはこんな風見鶏が取り付けられていました。

 中世の頃からこの地方に伝わる伝説のヒロインだそうです。

 見初めた娘に冷たくされた横暴な王様が、イラクサで織った服を作れと娘に難題をふっかけるのですが、結局は娘にしてやられるというお話。

 最後は天使の風見鶏でハッピーエンドでした。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、二ヶ月前に注文しておいた風見鶏が我が家の屋根に取り付けられた。するとぐるぐる回り始めた。風が強くなると、さらに早く回り始め・・・突然、屋根から落ちて、お祝いにやってきたお隣さんの新車のフロントガラスに突き刺さった [がく~(落胆した顔)][あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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サヴォワ地方のお城4 [ローヌ=アルプ地方]

 最近、日が暮れるのが早くなったなあと思い、東京の本日の日の出日没の時間を調べてみました。

 日の出が6時26分、日没が16時30分。

 パリはどうかと言えば、日の出が8時13分、日没が16時58分。

 東京に比べて朝が遅い分、日没も遅くなっています。とは言っても、やっぱりパリの方が日が短いですね。

 さて、サヴォワ地方のお城を巡るシリーズも今日が最後になりました。

 最後はレマン湖の岸辺にあるリパイユ城(Château de Ripaille)を訪ねます。

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年11月2日に生放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばk、mらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 レマン湖の岸辺を走っていると見えてくるのがこのお城です。

 お城というより昔の貴族の邸宅といった風情。上から見るとこんな感じ。

 13世紀末か14世紀初頭に作られました。そもそもが個人の邸宅だったようです。

 以来、増改築を繰り返しながら19世紀にこの姿になりました。向こうに見えるのはレマン湖。

 1892年に裕福な実業家に買い取られ、時代に合わせて暮らしやすいようにリノベーションされました。

 こちらの窓、すべて手元で操作できるように作られています。

 「ご覧の通り、今でもちゃんと機能してますよ。嬉しいですね」と男性。

 こちらの方がその実業家フレデリック・アンジェル=グロ。そのひ孫に当たる白髪の紳士ルイ=ネケールさんが現在のオーナーです。

 20世紀初頭に改築されただけあって、近代の香りのするキッチンです。

 「ここでは石炭が使われていました。それぞれの部屋のお風呂に使われるお湯もここから供給されていたんです。ここには7つの浴室がありました。1900年当時のパリのアパートには浴室なんてありませんでしたから、ここがいかに近代的だったかがわかります」とルイさん。

 そしてこんなものもありました。一階のキッチンで作られた料理は、この手動式のエレベーターで二階の食堂に運ばれました。今もちゃんと動いています。

 さて、ルイさんの奥様エリザベートさんはこのお城の保存と維持のために私費を投じてリパイユ財団を設立しました。

 お二人とも歴史的建造物の保存に熱心なようです。

 お城の一室には中世の頃の食堂を再現したお部屋もあります。

 「こうやって座って食事をしていたわけですが、問題は、後ろは異様に暑いのに前は寒かったことです。昔は部屋を均一に暖めるのは難しかったんです」とルイさん。

 このお城も一般に公開されています。お城を見ればサヴォワ地方の歴史も見えてきます。

 「窓があってルネッサンス風ですが、あの塔のように中世の様式も残されています」と見学者の男性。

 一方、こちらはボジョレーからやってきた見学者のご夫婦。ちょうどバスルームを見学中でした。

 「長い歴史を生きてきたお城でありながら、うまくリノベーションしてありますね。それにブドウ園もあって親しみを感じます」

 ブドウ園はエリザベートさんの担当。ここでは500年前からワイン造りが続けられてきました。

 「昔から続けられてきたワイン造りを受け継ぐことができてよかったと思っています」

 最後は、中世とルネッサンスと近代が融合した興味深いお城でした。

 終わり。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、古い蔵のリノベーションに取り掛かった。古くなった壁の石を一枚剥がすと、奥に鉄の棒が見えた。何かのレバーかなんかだと思い力一杯引っ張った。秘密の扉が開いたかって?とんでもない、一瞬で屋根が総崩れ落ちた・・・

VDM(Vie de Merde)より


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サヴォワ地方のお城3 [ローヌ=アルプ地方]

 東京は昨日も寒い一日になりました。もう秋を通り越して冬ですね。

 さて、今週はフランス東部サヴォワ地方のお城を紹介しています。

 シリーズの三回目は、かつてこの一帯を治めていたサヴォイヤ伯爵家が宮廷を置いていたシャンベリから15キロほどのところにあるモンフルリ城(château de Montfleury)を訪ねます。

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年11月1日に生放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばk、mらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 緑の中に見えてきたのがモンフルリ城です。13世紀に建てられました。

 前二つのお城と違い、何度も持ち主が変わったせいか、19世紀まであちこち手が加えられました。

 現在の城主がこちらの方、マルクさんです。1972年にこのお城を手に入れました。

 「屋根も壁も室内も全部自分で修理します。お城の召使のようなものです。それと同時に城主でもあるんです」とマルクさん。

 さあ、これからご自身で見学者を案内します。

 ここは台所兼食堂。かつては大きな暖炉でお料理を作り、召使が城主に食事を運んでいたのでしょう。

 そしてこちらはリビングでしょうか?ここに置いてある家具はすべてマルクさんが修理したそうです。

 お城には一時期、この肖像画の女性が住んでいました。スタンダールの愛人だったマダム・アジュール。

 青い服を着ていることが多かったため、こう呼ばれていたそうです。本名はアルベルト・ドゥ・リュバンプレ(Alberthe de Rubempré)。

 次にマルクさんが案内してくれた部屋はこちら。マルクさんが集めた自転車のコレクションを展示してあるお部屋です。

 すごいですね、壁いっぱいに自転車が飾ってあります。

 マルクさんのコレクションはこれだけにとどまりません。兵隊がかぶっていた鉄のヘルメット、日本風に言えば兜。中世のものから近代のものまで揃っているようです。

 さらに、鉄砲や剣もあります。展示するだけでなく販売もします。骨董屋さんみたいですね。

 マルクさん、お城の修復も誰にも頼らず自分一人でやったと言いますからすごい方です。

 「好きなんですよ。情熱に突き動かされているだけなんです。いろいろやりたいことが出てくるからやっているんです」

 たった一人で修復となると、こんな感じになるらしい。ちょっと怖いですね。

 ここには年間3000人ほどの見学者が訪れると言います。

 コレクションの古い自転車は見るだけでなく実際に乗ることもできるようです。

 そしてマルクさん、なんと絵まで描くそうです。こちらがマルクさんの描いたお城の絵。

 マルチに活躍しているのが今回の城主でした。

 続く・・・。



******* フランス人のつぶやき *******

今日、彼女との初めての夜。ことが終わって彼女が言った。『おめでとう!あなたはこれで1000人目の訪問者よ!』

VDM(Vie de Merde)より


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サヴォワ地方のお城2 [ローヌ=アルプ地方]

 昨日の東京の朝は寒かったですねえ。出かけるときは厚手のコートにマフラーぐるぐる巻きでした。

 この寒さ、しばらく続くようです。風邪をひかないように気をつけなくては!

 さてシリーズの二回目は、アヌシー湖から2〜30キロ南に下ったサン=ピエール=ダルビニー村(Saint-Pierre-d’Albigny)にあるミオラン城(Château de Miolans)を訪ねます。

Paris_Savoie.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年10月31日に生放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばk、mらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 小規模の要塞都市のような姿をしたミオラン城。見晴らしのいいところに作られています。

 ここに最初の城が築かれたのは11世紀のことでした。改築・増築を重ねてこの姿になりました。

 16世紀には牢獄になったこともあったそうです。

 重い扉がギシギシ言いながら開きました。ここに罪人たちが収監されていたのでしょうか?

 さて、こちらの恰幅のいい男性が現在の城主であるステファヌさん。

 ステファヌさんの一族がこの城を手に入れたのが1869年。以来、変わらず同じ一族で継承されてきました。

 お城の裏山はものすごい岩山。インスタ映えする風景とはこのことか。

 お城の塔の高さは105メートル。

 「後ろに見えるのがモンブランです。この風景を眺めていると不思議な気分になります。10世紀にわたる歴史が続いている間、この城はずっとここにありました。目の前の風景は多少変わっているかもしれませんが、昔の人も同じようにこの風景を眺めたんでしょう」とステファヌさん。

 食堂ではお食事中?外見は寒々としたお城でもここは日差しが入って暖かそうです。

 どうやらお城の一部は家族の住居になっているようです。

 ミオラン城は19世紀に大々的に修復工事が行われました。ここは応接間でしょうか?

 「あの壁に飾られている肖像画は私の曾祖母です。向かいの壁にはその息子の肖像画があります。つまり私の祖父に当たります」

 お城の中庭に出てみましょう。ここには200種類もの植物が植えられています。香りもそれと同じ数だけあるそうです。

 「ここは騒音もなく大変静かです。長い歴史を持つお城の中で穏やかに暮らすことができます」とステファヌさん。

 「ここは渓谷を見渡せる高いところにあるので、バビロンの空中庭園を思い起こさせます」と庭師のフィリップさん。

 このお城に魅せられた歴史家もいます。

 「ここは地下防衛室です。敵が城に侵入できないように、ここで攻撃します」と歴史家。

 16世紀には国の監獄として利用されました。政治犯や魔女とされた女性たち、さらにサド侯爵のような自由思想家などが収監されたそうです。

 「囚人の社会的地位によって監獄での暮らし向きは違っていました。お金持ちほど良い環境の中で過ごすことができたのです」

 中世のお城にふさわしいこの眺め。

 「私は子供の頃からこの城に慣れ親しんでいます。よく両親と一緒に見学に来ました。あちこち見て回って遊んでいました」と歴史家のセドリックさん。

 見学者の数は年間で1万人ほど。見ごたえのありそうなお城でした。

 続く・・・。



******* フランス人のつぶやき *******

今日、息子に芝を刈るように頼んだ。おかげで今年の菜園のネギは全滅だ [ふらふら]

VDM(Vie de Merde)より


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