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 [パリ]

 久しぶりに東京の水がめと言われる荒川水系と利根川水系の貯水量をチェックしたら大変なことになっていました。

 荒川水系が43%、利根川水系が60%!

 こんな量で大丈夫なのか?と驚きながらもよく見ると、平年はそれぞれ45%と58%。

 そんなもんかあ〜。ということは心配することもないってことですかね。

 一ヶ月ほど前までは70%とか80%とかそんなもんだったような気がします。

 この時期はいつもこんなに少ないなんて知らなかったあ〜。

 それはさておき、パリは東京より季節が進んで、一足先に秋が来たようです。

Paris_Paris.jpg



下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年10月2日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 “風に揺れる小枝がカタカタ鳴って、白いドレスをまとった霧がやってくる・・・”。

 フランシス・カブレルの歌。タイトルは「10月」。秋のパリに相応しい歌ですね。

 すでに落ち葉が道路を覆い尽くしています。そして公園の木々の紅葉が始まっています。

 散策する人たちはどうかといえば、もう秋の装いです。

 「いい季節ですよ。枯葉がひらひらと舞って、空は灰色」と男性。

 「夕べのひとときや家族のことなどをもう一度ゆっくり考えるというか、ちょっと回顧的な季節ですよね」と女性。

 確かに、秋になるとなんとなく夕方の時間がクローズアップされて、急に家族が恋しくなったりしますね。

 そして、秋をテーマにした歌を思わず口ずさんでしまうこともあります。

 秋と言えば、なんといってもこの歌ですよねえ〜。「枯葉」。

 ちょっとノスタルジックで物悲しい秋。それゆえ、肩を寄せ合って過ごしたくなる。

 そして時間の流れも少し遅くなった感じもします。

 「秋っていい季節ですかね?自分の歳を考えると、全くもっていい季節とは思えません。でも、色彩や詩となると、確かに秋はいい季節だと思いますよ」とおじさま。

 秋の詩と言えばヴェルレーヌの「秋の歌」。

 男性が暗唱してくれましたが、日本の学校の教科書にも出てきました。

 そしてこちらの女性はバルバラの歌を口ずさんでくれました。

 「Dis, quand reviendras-tu?(ねえ、いつ帰ってくるの)」という歌。やっぱりちょっと物悲しい。

 しかし、秋は実りの時でもあります。美味しい野菜やフルーツがいっぱい。

 パリの街角にはもう焼き栗屋さんが登場しました。焼き栗片手に散歩すれば深まる秋もまた楽しです。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、フィアンセに詩を書いてプレゼントした。彼女のリアクションはといえば・・・『まあ、ステキ!リリーにお礼は言ったの?』リリーって?6歳になる僕の妹

VDM(Vie de Merde)より



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ファッション・ウィーク [パリ]

 10月になったばかりだというのに、もうこんな話題が登場しました。

 ヨーロッパの各地で開催されるクリスマスマーケット。そのベスト10が以下の通り。(文字をクリックすると写真がみられます。)


 10月に入ったばかりとは言うものの、ここからの3ヶ月もまたあっという間に過ぎてしまいそうです。

 さて、本日は、9月26日から始まったパリ・ファッション・ウィーク、つまりは2018年春パリコレのお話です。

 お話というより、華やかな映像をお楽しみください。今は大かがりですごいことになってます。

Paris_Paris.jpg



下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年10月1日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 シャンゼリゼ通りを借り切って開催されたのがロレアル パリのファッションショー。

 すごい個性的な眉毛のモデルさん!その次に登場したのは・・・ジェーン・フォンダでした。

 「今は民主主義の時代ですもの。みんながショーを見られるのはとてもいいと思いますよ」と流暢なフランス語でインタビューに答えてました。79歳とは思えません。

 「みんながショーを見られるなんてすごいです。一度はファッションショーを見てみたいと思っていたので良かったです」と女子高生。

 こうして、20万人がこのショーを見たそうです。

 次は・・・えっ、グランパレの中にエッフェル塔を作ってしまったの?!

 どうもそうらしい。かかった費用は数百万ユーロ。主催者はシャネル。

 シャネルは2年前にもここでロケットを飛ばしました。

 そしてこれは、下着で知られるフランスのアパレルメーカーEtamのショー。

 ミュージシャンと一体になったライブショーと言った方が良さそうです。

 「会社にとっては大きな出費ですが、我々の周りに何か大きなざわめきのようなものを起こせればいいなと思ったんです」と責任者。

 そしてディオールはと言えば、あのロダン美術館の庭にニキ・ドゥ・サン・ファルの洞窟を再現してしまいました。

 製作にかかった時間は20日、ショーはたったの8分。

 「ファッションの世界で働くことは、映画の世界で働くことに似ています。つまりセットというのがとても重要な役割を担っているのです」と美術部門の責任者。

 そして最後がギ・ラロッシュ。

 今年の8月に亡くなったフランス人女優ミレーユ・ダルクへのオマージュがテーマになっています。

 ミレーユ・ダルクと言えば、このドレスですよねえ〜。前から見たら喪服みたいに見えますが、後ろ姿はものすご〜くセクシー。

 映画のワンシーンの再現です。本物は→こちら

 見せられた男性の方はぼーっと見とれてましたっけ。“悩殺” とはこのことか・・・



******* フランス人のつぶやき *******


今日、彼の誕生日のお祝いにシャネルの香水をプレゼントした。その香水をおならのにおい消しに使っているらしい。値段からすると、一回のおならで4ユーロもする・・・

VDM(Vie de Merde)より



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ノーカーデー [パリ]

 11月1日から、エッフェル塔のチケット代が25ユーロに値上げされるそうです。現行は17ユーロ。

 ただし、エレベーターで最上階まで登る場合の料金です。

 階段を使って第二展望台まで上がるだけなら7ユーロですみます。でもやっぱりどうせなら最上階まで行きたいですよね。

 そうなると日本円にして3,300円ほど払わなくてはなりません。ユーロ高の影響もあってかなり高い感じがします。

 なんだか高すぎるんじゃない?と思っていたら、そうでもなさそうです。

 例えば、ロンドンの大観覧車はユーロに換算すると26ユーロ、サグラダファミリアは29ユーロ(ただしオーディオガイド付き。単なる見学だけなら15ユーロ)、ニューヨークの自由の女神は28.50ドル=24ユーロ。

 となると特にエッフェル塔が高いとは言い切れません。

 それなら値上げも致し方なしですかね。あの防弾ガラスの工事でお金もかかることですし・・・。

 さて、そのエッフェル塔のあるパリで、10月1日の日曜日、ノーカーデーが実施されました。

Paris_Paris.jpg



下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2017年10月1日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 午前11時から午後18時まで車はパリを走ることができません。早速、このようなフェンスが道路に設けられました。

 しかし、そのことを知らずにここまで走ってきたドライバーたちは戸惑い気味。怒り出す人もいます。

 「どうやってここから出りゃいいんだ?!」

 シャンゼリゼ通りやエトワール広場もご覧の通り。

 何台か走っている車もあるようですがこれは例外。特別な理由で許可されても時速30キロ以上で走ってはいけません。

 いつも車が走る道路は、歩行者や自転車に乗る人たちに占領されています。

 「息をするのが楽になった感じです。それに騒音が少ないのでホッとできます」と女性。

 「気持ちよく息ができて、リラックスして歩けます」と男性。

 この日のために地方から自転車に乗ってやってきたグループもいます。

 「車の走らないパリなんて夢のようですよ。なんか幸せを感じます」と男性。

 ノーカーデーの目的は、大気汚染を減らしてキレイな空気で呼吸ができるようになること。

 実際、その効果のほどはどうなんでしょう?

 「正直言って空気がキレイになったとはすぐには感じませんね。ただ、都会に暮らす子供達にとっては、こういうことがあってもいいかなと思います」と男性。

 確かにそんなにすぐには効果は出ないですよね。

 とは言うものの、昨年行われたノーカーデーでは、20〜35%の改善が認められたそうです。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、結婚して5年になる妻が、全てを変えることにしたようだ。仕事を変え、車を買い換え、そして夫の僕も取り換えられることに・・・

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パリでナチュリズム [パリ]

 ちょっと戸惑いもありますが、涼しくなってだいぶ過ごしやすくなりました。

 もう34℃とか35℃とかの猛暑が来ないことを願うのみです。

 欲を言えば、晴れ間をもう少し増やして頂きたし。

 さて、本日の話題は “ナチュリズム” 。

 「自然の姿に戻ろう!」という思想を基本に、集団で裸体になって過ごすことをナチュリズムと言うらしい。

 そのナチュリズムを実践している人たち(ナチュリスト)のために、パリ市がヴァンセンヌの森の一部を提供することになったそうです。

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2017年9月1日に生放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 パリ市の東に広がるヴァンセンヌの森。広さは約10k㎡。東京の武蔵野市がすっぽり入るくらいの広さです。

 そこに、ナチュリストのためのスペースができました。早速皆さん、実践していらっしゃいます。

 サッカー場くらいの広さがあると言われていますが、集まった方々はまだそれほど多くはないようです。

 「ドイツに行けば公園でこういうこともできましたが、パリにはそんな場所はありませんでした。ですから今回のことは奇跡じゃないかって思ったくらいです」と女性。

 「今日は重要な日になりました。ナチュリストのための場所ができるなんて予期してませんでしたからね。ここで自分たちの好きなような姿で居られるのは嬉しいことです」と男性。

 8月31日から、ここにこんな看板が設置されました。

 “ここはナチュリズムの実践が許可されているスペースです” と書かれてあります。

 よく見ると、2017年10月15日午後7時半までの期間限定です。

 そして1日24時間というわけではなく、午前8時から午後7時半まで。

 また、ここにはナチュリストではない人も入ることができます。

 散歩でやってきた人の中にはちょっと驚いた人もいたようです。

 「今日から始まったとは知りませんでした。もう秋ですよ、ちょっとびっくりですね。裸じゃ寒いんじゃないですかね(笑)」と男性。

 視線のやり場にも困りますねえ。じっと見るのもなんだし、わざと避けるのも変だし。

 しかし、こんな調査結果もあるそうです。

 「こんな活動を目にするのは不愉快ですか?と聞いてみると、96%の人が、そんなことはない、と答えます」と別の男性。

 それは自由を重んじるフランス人ならではの建前なのかもしれません。やっぱり受け入れがたいという人たちもそれなりにいるようです。

 パリ市の説明によれば、今回の件は実験的なもので、スペースも7,300㎡ほどしかないと言います。

 「広いヴァンセンヌの森の中ではわずかなスペースです。ナチュリストもそうでない人も一緒に楽しめたらいいなと思います」とパリ12区の区長さん。

 ヨーロッパではすでに、ベルリン、ストックホルム、ウィーンに正式に許可された場所があるそうです。

 お天気のいい日に、こんな風に生まれたままの格好で森でくつろいだら気持ち良さそうとは思うものの、実践するところまでは行かないですねえ〜。ちょっと恥ずかしい。

 でもナチュリストにとってはそういう問題じゃないのかもしれません。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、4才と6才になる娘二人を連れて森を散歩した。自然の風景を楽しんでいたら、前方から自転車に乗った人やジョギングする人たちが大勢でやってきた。しかも裸で・・・[あせあせ(飛び散る汗)]

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自由の炎 [パリ]

 東京駅の八重洲口の地下街に、東京キャラクターストリートというのがあり、テレビ局ショップやキャラクターグッズショップがずらりと並んでいます。

 そのちょうど入り口あたりにある広場で、キャラクター関連のイベントが定期的に行われています。

 そして今日、そこを通ってみると、「カメダバザール」と称して、亀田製菓の商品を販売していました。

 壁には柿の種の大きなポスター。なんか次世代の柿の種らしいです。いったいどんな柿の種???

 時間がなかったので立ち寄って確かめることはできませんでした。残念!

 それはさて置き、明日、8月31日はダイアナさんの命日です。

 パリの事故現場からすぐのアルマ橋のたもとにある記念碑が追悼の場所になっています。

 しかし、この記念碑、もともとは全く別の目的で作られたものでした。

Paris_Paris.jpg



下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局CNEWSで2017年8月27日に生放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 こちらがその記念碑Flamme de la Liberté(自由の炎)です。

 今から20年前の1997年8月31日にパリで亡くなったダイアナ妃を悼む人たちが訪れる場所になっています。

 「若い頃はダイアナ妃の大ファンでした。結婚式のテレビ中継を見るために朝早く起きたこともありますよ。それに何か情報はないかと雑誌をあれこれ読んだりもしました」と女性。

 記念碑には、お花、写真、メッセージなどが供えられています。

 あれ、こんなところにもあの南京錠が!油断できないですね、愛の南京錠!

 「パリで英国の妃が亡くなったと思うと、未だにちょっとショックですね」と男性。

 ダイアナ妃はこのトンネルの中で起きた事故で亡くなりました。まだ36歳の若さでした。

 「若くして亡くなった方を追悼するにはとてもいい場所だと思いますよ」と男性。

 とは言うもののこの記念碑、そのために作られたものではありません。

 もともとはフランスとアメリカの親善を記念して作られたものでした。

 炎は、あの自由の女神が手にしていた松明のレプリカ。

 自由の女神は、1886年にフランスからアメリカに贈呈されました。それから100年を機に、大々的な修復工事が行われました。

 その修復が完了したことへの感謝の気持ちを込めて、1989年にアメリカからフランスに贈られたのがこの “自由の炎” だったのです。

 そして1997年8月31日、ちょうどこの下にあるトンネルの中でダイアナ妃が亡くなりました。

 この悲しい知らせの直後から、多くの人がここに花を供えてその死を悼みました。

 それから20年間、世界中の人たちがやってくる巡礼の地になったのでした。

 私も一度どんなところか確かめに行ったことがあります。

 今となっては、ある意味、観光の名所ですね。




******* フランス人のつぶやき *******


今日、夜寝る前に、遅くまで仕事でがんばっている夫に、炎のように熱いメッセージを送った。すると夫が返信してきた。『オマエ、酔っ払ってんのか?』


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ユニークなゴッホ展 [パリ]

 ノルウェー南部の海岸にある大きな岩→こちら

 “トロールのXXス” と呼ばれているそうです。

 それが、自然のなせる技か誰かの仕業か、ポッキリ折れてしまいました→こちら

 ノルウェーでは有名な観光の名所。それにトロールの威信にかけて、このままではいかん!というわけで、修復実行キャンペーンが開始されたそうです。

 しかし、どうやって修復するのか・・・。アロンアルファでピタッと接着なんてこと、できないでしょうねえ。

 ちょっと大人なお話から始まってしまいましたが、本日のメインの話題は芸術。

 現在、パリのラ・ヴィレット公園の中にある大ホールでゴッホ展が開催されています。

 ゴッホ展と言っても作品をただ展示しているわけではありません。ちょっとユニークな展覧会の様子を見てみましょう。

Paris_Paris.jpg



下記ウィンドウの写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2017年6月25日に放送)(今回、ビデオの埋め込みができませんでした。写真をクリックすると新しいウィンドウが開いてビデオを見ることができます)

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 巨大スクリーンに映し出されるゴッホの自画像のパーツ。

 人の影が見えていますが、スクリーンがどれだけ大きいかがよくわかります。

 映し出されているのは自画像だけではありません。

 高さ12メートルの巨大スクリーンに映し出されているのはゴッホの200点にもおよぶ作品です。

 最後の3年間を過ごした、アルル、サン=レミ=ドゥ=プロヴァンス、オーヴェル=シュル=オワーズで描かれた作品です。

 ゴッホの作品のプリントされたTシャツを着ている女性はアメリカ人で熱烈なゴッホファン。

 「作品と同化した気分です。筆使い、色、そしてこの音楽。完璧です」

 この展覧会を企画したのがアナベル・モジェさん。

 「普通、美術館に入ると作品に触れることはできません。でも、ここなら触って揺らすこともできます。ね、こんな風に楽しめますよ」

 場合によってはこうやって床に足を投げ出して作品を鑑賞することもできます。

 確かに、これは作品の中に入り込んだような不思議な感覚を味わうことができそうです。

 この放映は1回にき27分。何時間でもここで鑑賞して構わないそうです。

 作品のタイトル紹介も解説もなし。聞こえてくるのはバッハやモーツァルトの音楽だけ。

 「すごく感動してます。それに自分が小さくなった気がします」と女性。

 皆さん、大きなスクリーンに驚くと同時に感動を覚えていらっしゃるようです。

 「大きくて動かすことができるので、作品の中に入り込んだような気分になります」と男の子。

 大きなスクリーンに映し出すことで、本物の作品を見たときには気づかなかったディテールがはっきりすることもあります。

 「例えば、『黄色い家』という作品では、ごく小さな人物が描かれていますが、こうやって拡大映写してみると細かなところがよくわかります」と美術監督の男性。

 さらに高解像度の映像ではゴッホの筆使いもよくわかります。

 この展覧会「Imagine van Gogh」は今年9月10日まで開催されているそうです。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、床屋さんに行った。髪をカットしている間中、夢中になってアーセナルのストライカー、ファン・ペルシについて身振り手振りを交えながら話していたら、主人が言った。『動かないで。耳を切り落としたくないんでね』で、僕が言った。『ヴァン・ゴッホみたいに』すると主人が言った。『そいつは一体どこのチームでプレーしてるんだね?』


VDM(Vie de Merde)より



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SOS大聖堂 [パリ]

 トマトソースのパスタ、やっぱり生のトマトを使った方が美味しいと改めて気がつきました。

 八百屋さんやスーパーの野菜売り場で、トマトって高いなあと思ってしまい、いつも輸入物の缶詰トマトを使っていました。

 それなりに美味しいソースにはなるのですが、生のトマトにはかないませんでした。

 それはさておき、シテ島にあるノートル=ダム大聖堂。

 建立から850年という長きにわたり偉大な宗教施設として、またパリのシンボルの一つとして君臨してきました。

 しかし、さすがに寄る年波には勝てないようです。

Paris_Paris.jpg

 

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年6月16日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 堂々たるこの風格。毎日、5万人が訪れると言います。

 ファサードは最近修復を終えたばかり。一見して何の問題もなさそうですが、実は危ないところがいくつもあります。

 絵葉書でおなじみの後陣から見たこの姿。美しいですね。

 しかし、外壁の補強のために作られたいくつものフライング・バットレスは老朽化が進み、19世紀に実施された補強部分は崩れかけています。

 「人間にはどうしようもない気候の変動、例えば嵐や突風などで傷んだものと思われます。そのような気候の変動が起きると、建物の重さを支えきれなくなってしまうのです」と関係者の方。

 よく見ると石と石がずれないように、かすがいが打たれ応急処置が施してあります。

 フライング・バットレスの根元にも何かが起きているようです。

 このアーチ型の支えは上からの力を外側へと逃がし、支柱がその力を下へと送る役割を担っています。

 そして支柱の上に、一見して装飾のように見えるピナークルと呼ばれるものをのせることで、さらに力を下方へと押し流すようになっています。

 しかし、このピナークル、本来なら画像のようになっているはずなのですが実際は崩れ落ちて危険な状況です。

 「ピナークルは建物の強度を支えるシステムの一部ですから重要です。装飾であると同時に機能的にも不可欠なのです。したがって修復が必要です。ぐずぐずはしていられないんです」と専門家。

 必要な箇所全てを修復するのに5000万ユーロ(約6億2000万円)もの費用がかかるそうです。

 古いものを守るためにはお金がかかります。

 4分の3はフランス系アメリカ人の寄付で賄われるそうです。

 フランス系アメリカ人というのは “フランス人の祖先を持つアメリカ人” だそうで、どんな人がいるのかなと思ったら、アンジェリナ・ジョリーとかジョニー・デップなんていう人の名前が出てきました(実際に寄付するかどうかは不明)。

 ちなみにハンフリー・ボガートもご先祖様はフランス人だったようです。

 それはともかくとして、19世紀に建築家ヴィオレ・ル・デュクが行った修復工事で作られた尖塔も修復の必要があるそうです。

 「このまま放置して大聖堂を崩壊させてしまうなんてありえませんから、すぐにでも工事を始める必要があります。一般の人々の目に見えないところで工事の必要な箇所があちこちにあるんです」と女性。

 なんだか大きな嵐が来たら倒れてしまうんじゃないかと心配になってきます。

 文化省は今年の9月か10月の初めには工事を始めるとしているそうです。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、素晴らしい大聖堂の前で、父が私と母が一緒のところを写真に撮ろうとがんばっていたが、結局、人が多すぎて泣く泣く諦めた。やけくそになった父は、カメラを構えている観光客の前を何度も踊りながら通り過ぎた[あせあせ(飛び散る汗)]


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エッフェル塔から滑降 [パリ]

 うちの最寄りの駅は紫陽花の名所です。花が咲きそろうと本当にキレイで、夜になるとライトアップもあります。

 しかし、今年はいつもとちょっと様子が違っています。今ひとつ物足りない。花の数がいつまでたっても増えない。

 よく見てみると、葉っぱがスカスカの網目状になって茶色に変色している株がいくつかあります。

 ああ、虫にやられてしまったか・・・。

 線路の土手にも群生しているのですが、やっぱり虫にやられた紫陽花がポツポツ見えます。

 キレイな花をつけているのが同じように虫にやられてしまわないかと心配です。

 さて、フランスは国民議会選挙の第一回目の投票が始まりました。日本時間の本日の早朝には大勢が判明しているはずです。

 一方、すでに結果の出ている英国の下院議員選挙、またもや事前の予想とは違う結果となりました。

 英国の政治科学者マシュー・グッドウィン氏は選挙前にツイッターでこんなことをつぶやいていました。

 「声を大にして言うが、労働党が38%以上の議席を獲得するとはとても思えない。もしそんなことになったら、最近出版されたばかりの私の著書『Brexit』を喜んで食べるよ!」

 選挙の結果はご存知の通り。労働党は40%を獲得。

 で、先生、こんなことになってました。→こちら

 アナウンサーに「確か、食べるとおっしゃってましたよね。喜んで食べるって」と2回も念を押されてました(笑)。

 それはさて置き、6月5日〜11日まで、パリのエッフェル塔ではこんなアトラクションをやっていました。

Paris_Paris.jpg



下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年6月10日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ここはエッフェル塔の2階部分。高さは115メートル。

 この地点からシャン=ドゥ=マルス公園に向かって滑り降りていきます。

 爽快なようで恐ろしいこのアトラクション。チャレンジしてみたいと集まったのがこの方々。

 「とてもワクワクしています。ここでしかできないことですよね。本当に素晴らしいです」と女性。

 「エッフェル塔から飛び降りるなんて格好いいじゃないですか!」と男性。

 「いいですか、飛び降りるのではなく、空中を飛ぶと思ってください」とインストラクター。

 高い山の登山経験豊富なスペシャリストが準備を手伝ってくれます。

 頭にはヘルメット、目にはゴーグル。滑り降りるときは時速90キロ以上にもなるといいます。

 この装置、日本ではジップラインと呼ばれています。

 エッフェル塔から公園までは840メートル。これを1分で滑り降ります。

 リポーターさんも体を張って挑戦です。ワン、ツー、スリー、Go!

 「スピード感が凄いです。下で見ている人がこちらを指差しているのが見えました。別世界に行ったみたいでした」とリポーター。

 エッフェル塔から滑り降りてきたばかりのこのドイツ人カップル、なんと男性が女性にプロポーズしてました。

 答えはもちろんイエス。めでたし、めでたし。



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今日、友人たちとジップラインをして楽しんだ。眺めが素晴らしかった、と皆が言っていた。私はと言えば滑り降りている間じゅう、ケーブルに絡みついた髪をほどくのに必死だった


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マクロン大統領の家族 [パリ]

 大統領就任当日、シャンゼリゼ通りを軍用車に乗ってパレードしたのはマクロンが初めてだそうです。

 そのため、何故に軍用車だったのか?と皆それぞれに憶測を巡らせています。

 憶測はいろいろあるにしても、大統領であるエマニュエル・マクロンが、軍もまた自身の指揮下にあるという印象をフランス国民に与えたことだけは確かです。

 それはさて置き、次のフランス国民の関心ごとと言えば、首相が誰になるかです。

 現地時間の月曜日午後2時半(日本時間の午後9時半)にエリゼ宮の事務局長が発表するという知らせがあり、テレビ局が生放送を始めました。

 エリゼ宮の玄関前にマイクが立てられた映像が延々と映し出され、いつまでたっても誰も出てきません。

 やっと2時53分くらいになって事務局長が現れ、ささっと発表して、また室内にすごすごと戻って行きました。

 その時間、なんと15秒ほど!

 アナウンサーも「なんだこりゃ、短すぎる!」と大笑い。

 とはいうものの、たったの15秒でも「大統領はエドゥアール・フィリップ(Edouard Pholippe)を首相に指名しました」とはっきりと聞こえてきました。

 エドゥアール・フィリップとは何者?

 年齢は46歳。人相は→こちら

 マクロンと同じでパリ政治学院とフランス国立行政学院を卒業したエリート。社会党で活動していた時期もあったようですが、現在は共和党(右派)の代議士兼ル・アーヴル市長。

 ちらっと出てきた映像では、この方、トヨタ車に乗ってました。いい奴かも(笑)。

 そしてマクロンとは旧知の仲らしい。

 こうなるとどのような組閣になるのか楽しみになってきました。共和党やら社会党やらの代議士が入り乱れることになるのかしら・・・。

 一方、マクロン大統領は、メルケルさんに会いにベルリンに向かいました。

 夕方5時半に会談することになっているそうです。ただメルケルさんと会うのは初めてではないらしい。オランド政権時代に何度か会っているようです。

 さて、本日はマクロン大統領の家族の映像を御覧ください。

Paris_Paris.jpg



下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2017年5月14日に放送)(▸をクリックしても映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 水色のスーツ姿で沿道の人たちと握手をしているのがマクロン夫人のブリジットさんです。スーツはルイヴィトン。

 ブリジットさんより少し早めにエリゼ宮に入ったのが二人の娘さんたちです。

 一人は子供二人を連れていました。この子供たち、マクロンにとっては孫。

 選挙期間中は娘さんたちも協力してくれたようです。

 このところフランスの大統領と言えば女性問題で色々ありました。

 サルコジは大統領になった途端、奥さんに逃げられ、オランドは事実婚の女性に暴露本を出される始末。

 しかし、今度の大統領の場合は絆が強そうなので大丈夫そうです。

 演説が終わって招待客に挨拶するマクロン。招待客の中にはご両親もいらっしゃいました。

 この後、新大統領はシャンゼリゼ通りをパレードして凱旋門での式典を終え、エリゼ宮に戻りました。

 帰りの車はシトロエン。屋根がオープンなっていて、そこから上半身を出し沿道の人に答えていたようです。

 帰りはかなりの雨に降られずぶ濡れだったそうです。しかし、若いだけあってずぶ濡れでも軽快です。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、真夜中にうちの犬が狂ったように吠え出した。驚いた家族が全員パジャマ姿で居間に勢ぞろい。なんのことはない、うちのワンちゃん、月が怖くて吠えていたらしい


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フランス大統領の交替式 [パリ]

 現地時間、昨日の午前10時から(日本時間午後5時から)フランス大統領の交替式が行われました。

 そんなわけで、ネットのライブ放送をついつい見てしまいました。

 アナウンサーが、39歳の若い大統領なんだし、こんな仰々しい式典は時代遅れじゃないかとかなんとか言ってましたが、ゲストの女性代議士が、いやこういうのは厳粛にやらないとダメなんだと言っておりました。

 その交替式を短くまとめた映像をご覧ください。

Paris_Paris.jpg



下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2017年5月14日に放送)(▸をクリックしても映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 交替式は、エリゼ宮に到着したマクロンをオランド大統領が迎えるところから始まりました。

 この日もあの4万円のスーツに4000円もしないネクタイかしら???

 それはともかくとして、このあと二人は1時間以上も時間をかけて職務の引き継ぎを行いました。

 そして、エリゼ宮を去るオランド元大統領をマクロン大統領が見送ります。

 水色のスーツ姿のマクロン夫人も一緒にお見送りです。

 オランドさん、経済不況と相次ぐテロ事件の厳しい5年間でしたが、バッシングされながらも職務を全うしました。

 そして、エリゼ宮の祝賀の間では新大統領の任命式が粛々と行われました。

 最後に新大統領が10分間にわたり就任の演説を行いました。

 その後、招待客一人一人と言葉を交わします。支援者の中には感動の涙を流す人もいたようです。

 このあと、シャンゼリゼ通りをパレード。5年前と同じように昨日も雨が降り出しました。

 これはまたオランドさんと同じでずぶ濡れかと思っていたら、パレードが始まる直前に雨が上がって日差しまで出てきました。

 そのパレードの様子が→こちら

 なんと全面オープンの軍用車に乗ってました。セキュリティーは大丈夫かと心配になりました。

 しかし、“国境はオープンにしておくが国はしっかり守りきるぞ!” というメッセージだったのかもしれません。

 マクロンにはうまく演出してくれる側近たちがいるようです。とにかくカッコよかった!!

 この数年、あまりいいことがなかったフランスですが、マクロンが新風を吹き込んでくれたら、また活力が戻ってくるかもしれません。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、ドナルド・トランプがアメリカ大統領に選ばれた。僕の誕生日だというのに・・・


VDM(Vie de Merde)より



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