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パリでホットココア [パリ]

 日曜日は恒例の週末旅を紹介していますが、残念ながら本家の放送が以前紹介した番組の再放送だったので今回はお休みです。

 ちなみに場所はストックホルム。以前の番組を見逃したかたは→こちら

 さて、フランスは年末から新年にかけて、立て続けに2つの嵐に見舞われてしまいましたが、西海岸の海はかなり荒れたようです。

 サン=マロの様子をドローンで撮影した映像が→こちら

 二つ目の嵐エレアノールが通過していた時のようすです。

 頑丈そうな岩の上にできている町なので流されてしまうというようなことはなさそうですが、それにしてもすごいですね。嵐の威力を改めて思い知らされます。

 この嵐のおかげでパリのセーヌ川もジリジリ増水しているようです。本日はそのパリの話題です。

 寒い冬に街を散策していると、カフェで一休みして飲みたくなるのがあったかいココア。

 不思議なことにこのホットココアを飲むと、また街を歩き回る気力が湧いてきます。

 このホットココア、お店によっていろいろ工夫があるようです。

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 3で2018年1月4日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 甘くてドロドロのこの飲み物、寒い冬の午後には欠かせない飲み物。

 こちらはモンブラン発祥の名店アジェリーナ。入り口の前には開店を待つ人の列ができています。

 このお店では1903年からずっと同じレシピのホットココアを出しています。生クリーム付きでポットに入って出てきます。しかも濃厚。オーストラリア流だそうです。

 「このお店でしか呑めない濃厚なココアです。ここのチョコレートを食べたことがありますが、この味を出すためにはカカオの量を多くする必要があるんだと思います」と女性。

 「私も子供の頃、母に連れられてこのお店に来ました。ここのココアはおいしいので、今度は娘を連れてきたんです」と母親。

 次はこちらのお店Un dimanche à Paris(赤印)を訪ねました。

 ここではガラス越しに作るところを見学できます。出来上がると、やっぱりここもポットに入って出てきます。

 「おいしいココアというのは味の方かに滑らかさも重要です。料理を食べる時と同じように、人はまず目で見て、次に香りを味わいます。ココアも同じなんですね。だから飲みたくなるような見た目や香りが必要なんです」とお店のオーナー。

 最後に訪ねたのはチョコレート屋さんCharles Chocolatier(こげ茶印)。ブラックチョコで有名なお店です。

 ココアは、カカオ100%に、ミルク少々、砂糖少々を加えて作ります。ちょっと苦味のあるココアだとか。

 この3つのお店、地図を見るとわりに近いところにあるようです。観光コースに加えて、三者三様のココアを楽しんでみるのも面白いかもしれません。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、嵐のせいで倒れた木がうちの窓を壊してしまった。おかげでひどい寒さだった。冷蔵庫を開けるとあったか〜く感じた

VDM(Vie de Merde)より


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映画館も閉館 [パリ]

 予報に違わず寒い日が続きます。

 先日は、夜空に輝く三日月が冬の夜をさらに寒くしていました。

 三日月で思い出したのですが、昔使っていたフランスの手帳には、満月、新月、三日月、逆の三日月の4種類の印が記されていました。特に役に立つというわけではなかったのですが、ああ、今日は新月なんだ、なんて思ったものでした。

 手帳といえば、気になるのが来年の祝日。まあまあのようですが、土曜日と重なる祝日が二日あります。残念ですねえ〜。振り替え休日にもならないし、ずいぶんと損した気分になります。

 それはさておき、今年、空の星になった銀幕のスターがいましたが、今年で閉館する映画館もあります。

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 3で2017年12月29日に放送)(今回は画像の埋め込みができなかったので▸をクリックすると別のページが開いて動画を見ることができます)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

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 映画館と言っても、ここはパリで最後まで残ったポルノ映画を上映する映画館Le Beverleyです。

 刺激的なポスター・・・。こうやってチケットを購入したら、1時間、いや午後いっぱいポルノ映画を楽しむことになります。

 上映しているのはどれもクラシック。昔の古い映画を上映しています。

 「出演する女優さんたちは胸を整形したり脱毛したりしていませんよ。ちゃんとした脚本があって、美しい住まいも出てきますし、乱暴なシーンもありません。ここに来るお客さんたちはそういうのが好きでやってくるんです」とオーナーのモーリスさん。

 客層は、常連の男性、しかも年配者、カップル、興味津々の若者などだそうです。

 「この雰囲気がいいから見にくるんですよ。ちょっと退廃的な感じがいいんですよね」と男性。

 「古い映画が沢山あって、ヴィンテージものって感じですねえ」と別の男性。

 さすがに顔は出さないですね!

 1970年代のパリにはこんな映画館が44軒あったそうです。しかし、その10年後には20軒ほどに減少。

 そして現在まで営業を続けてきたこの映画館も看板を下すことになりました。

 74歳になったオーナーのモーリスさんが今年いっぱいで引退することにしたのです。

 所蔵する映画は150本ほど。リューマチを患っているモーリスさんにとって重いフィルムを映写機にかける作業がきつくなってきました。

 「このフィルムは45年前のものですから、傷みやすくなってるんです。もってあと2〜3年。それ以上は無理ですね」

 引退することに後悔はないそうですが、やはり辞めるとなると思いがこみ上げてきます。

 「34年間、楽しく続けさせてもらいました。ここでは時間が止まったままなんです」

 最後のポルノ映画館が閉館するとあって、様々なメディアからの取材が殺到しているそうです。

 そして、それを聞きつけた中国人観光客までがやってくるとか。

 閉館までちょっと忙しくなってしまいましたが、来年からはのんびり過ごせますね。

 お疲れ様でした。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、彼女に一緒にポルノ映画を見ようと言ったら、『あらいやだ。そんなの見たらコンプレックスを感じちゃうわ』と彼女。そして付け加えた。『あんたもでしょ』

VDM(Vie de Merde)より


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大聖堂は有料に? [パリ]

 昨日のフランス人のつぶやきでは、ウェイトレスがロゼワインとシャンパンを混ぜて、ロゼシャンパンとしてお客に出してしまいましたが、実際のロゼシャンパンはそうやって作られるものではないらしい。

 白ブドウや赤ブドウを圧搾したときにできるムスト(ジュース、皮、種等々が渾然一体となったもの)を赤白混ぜ合わせ、そこに赤ワインを少量加えてできるのがロゼシャンパンだそうです。

 但し、もう一つの方法もあるようです。ロゼワインを造るときと同じように、ブドウを圧搾した後、色がつくまでしばらく放っておくという方法だそうです。

 単純にロゼワインとシャンパンを混ぜ合わせりゃいいってもんじゃなかったですねえ〜。

 さて、フランスには大聖堂が119もあるそうです。これだけの規模の古い建物を維持するにはお金がかかります。

 そこで浮上したのが入場料の徴収です。

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年11月14日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 こちらはご存知、パリのノートル=ダム大聖堂。

 塔の上まで上がる場合は10ユーロを払う必要がありますが、中に入って見学するのは無料です。順番を待っていればテロリストでない限り誰でも入れます。

 ヨーロッパでも一番に見学者が多い大聖堂です。その数は年間で1300万人。この人たちが入場料を払ってくれれば・・・。

 「宗教的な儀式ではなく単なる観光目的の場合なら、入場料を徴収してもいいんじゃないかと思うんです。そうすれば、建物の修復費用を賄えるのです。すでにイタリアやスペインなどカトリックの国ではそうしてますからね」と遺産保存担当のステファヌさん。

 現在、ミラノの大聖堂は3ユーロ、ゲントの大聖堂は4ユーロ、ベルリンの大聖堂は6.5ユーロ、セヴィリアの大聖堂9ユーロ、ヨークの大聖堂は11ユーロの入場料を徴収しています。

 しかし、フランスの大聖堂は依然として無料のままです。

 「どうしてまた礼拝の場所を有料なんかにするんですかね?」と男性。

 「一人一人が少しずつ寄付をするというのだったら、それもいい考えじゃないかと思いますよ。何しろ建物を維持するには莫大な費用がかかりますからね」と女性。

 ノートル=ダム大聖堂の維持費は年間で600万ユーロ。仮に1ユーロの入場料を徴収したとするとこの費用を全額賄うことができます。

 しかし、大聖堂の責任者である僧侶はこんなことをおっしゃっています。

 「入場料を払わせるということは、大聖堂が娯楽施設になってしまうということです。作品を展示して見せる娯楽施設です。そのような作品ではなく、今を生きる命のある作品でありたいと思います」

 1905年にできたフランスの法律では、国が宗教施設のために資金を提供することは禁じられています。

 よって、維持費は大聖堂が独自に調達する必要があります。

 ノートル=ダム大聖堂は今すぐにでも修復が必要です。こう見えてもあちこちガタがきているそうです。興味のある方は以前の記事を→こちら

 そのため世界中に寄付を募っているそうです。

 そんなことなら、やはり入場料を徴収した方がいいような気がしますけどねえ。



******* フランス人のつぶやき *******

今日、私の古い車が道路を走っているのに出くわした。『修理不可能、廃車にする以外に方法なし』と言われ、自動車修理工場にタダでくれてやった車だった

VDM(Vie de Merde)より


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パリの大観覧車その後 [パリ]

 まだ夏の暑さの残る約1ヶ月かそこいら前までは、陽の当たらない場所を選んで歩いていたのですが、この時期になると逆になってきました。できるだけ日の当たる場所を選んで歩いています。

 酷暑の夏はギラギラと鬼のように輝いていた太陽も、今では温かさと幸せを運んできてくれる優しいお母さんのように見えます。

 久しぶりに先週末は晴天に恵まれて太陽のありがたみを実感しました。この調子でまた今週末もよろしくお願いしますよ!

 さて、去年の11月末、コンコルド広場に設置されている大観覧車が撤去されてしまうかもしれないという話を当ブログで取り上げました。以前の記事は→こちら

 12月31日を過ぎたら撤去されることになっていた大観覧車、ずるずると今年の5月過ぎまで営業を続けていたようです。

 そして今は別の問題へと発展してしまいもうグダグダです。

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年11月11日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 11月10日の夜、大観覧車を設置するためのトレーラーがコンコルド広場にやってきました。翌朝、さっそく組み立てが始まりました。

 ということは、あれから一旦は解体されて引き上げたようです。

 そして今回は、例年通り6ヶ月間の設置許可をパリ市から得て営業を始めることになったらしい。

 しかし、パリ市は、来年はこの許可を更新しないとしています。

 これに対し、先々週、移動遊園地業者らが抗議活動を行いました。ご覧の通り、道路が業者のトレーラーに占領されてしまってます。

 トレーラーには「私はお祭りが好きだ。よってお祭りを守る」と書かれたプラカードが掲げられています。

 そんなことが起きている最中に、今度はパリ市が取り調べを受けるという事態になってしましました。

 というのも、例外的に半年間の許可を与えたのは一企業に不当に肩入れしていると疑いをかけられたからです。

 そして、その企業主であるこの方、マルセル・カンピオン氏もまた自由競争を尊重しなかったとして取り調べを受けています。

 この話、どうも裏で都市景観保護団体が動いているような気がします。

 団体にとってこの大観覧車は歴史的景観を破壊する悪者にしか見えません。しかも許可されている面積の2倍もの広さを占領しているとか。

 しかし、別の目で見ると、パリのシンボルみたいで素敵!となります。

 これはちょっと難しい問題ですね。

 パリ市の発表によれば、今のところパリ市が特定の企業だけをえこひいきしているということを示すものは何も出ていないとのことです。

 毎年、シャンゼリゼ通りのイルミネーションとともに大観覧車のイルミネーションも始まるというのが恒例になっています。

 こうなったら年末だけは設置を許可するということで手を打ったらどうなんでしょうかねえ〜。

 ちなみに、シャンゼリゼ通りのイルミネーションは2017年11月22日から始まるそうです。



******* フランス人のつぶやき *******

今日、彼が窓辺にたたずみ、素晴らしい都市の景観に見とれていた。その姿が素敵に見えたので抱きしめたくなって近づいたら彼が言った。『来ちゃダメ。オナラをしたばっかりなんだから』

VDM(Vie de Merde)より


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パリの大時計 [パリ]

 昨日からヨーロッパは冬時間に変わりました。

 日本との時差は英国が9時間、欧州大陸諸国とは8時間となりました。

 具体的にどう冬時間に変わるかといえば、29日の午前3時が2時に後戻りすることで変更されます。つまりこの日は1日が1時間多くなる計算になります。

 本日はこの時間つながりで、数あるパリの大時計の中から2つを紹介します。

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 3で2017年10月27日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 まずはこちらの大時計から(青印)。パリの司法機関パレ・ドゥ・ジュスティス(パリ司法宮)にある大時計です。

 シテ島のオルロージュ通り(Quai de l’Horloge)(大時計通り)に面した建物の壁に取り付けてあります。

 パリで最も古い大時計だそうで、647年間もの長きにわたって時を刻んできました。

 15世紀、パリ市民のためにあった唯一の大時計です。

 そう言われて見ると、なんだかすごいものを見ているような気がします。中の作りはどうなっているのでしょう?

 こちらは建物の中にある司法官事務所。この壁のあたりが大時計のある場所です。

 壁の一部を開けるとたくさんの歯車が組み合わさって・・・と大掛かりな仕掛けを想像していたら、なんとも単純な作りになっていました。

 オンラインで接続されていて全自動で動いているそうです。

 パリにはこのような大時計が14,000個余りもあるそうですが、今日紹介するもう一つの大時計はパリ・リヨン駅の大時計です(赤印)。

 「この大時計はリヨン駅のエンブレムのような存在になっています」とフランス国鉄の技術者でリヨン駅の歴史に詳しいドゥニさん。

 「こんな風に塔の時計台のある駅はここだけなんです」

 5階まで上がり、更に170段の螺旋階段を上ると大時計のある場所にたどり着きます。

 塔の4面に全く同じ時計盤が取り付けてあります。直径は6.5メートル。

 「長い針が4メートルで32キロ、短い針が2.8メートルで26キロ。パリで一番大きな時計です。そして出来た当初は世界で二番目に大きな時計でした。残念ながらビッグベンに20センチ足りなかったんです」

 こちらは一応歯車が見えたりして仕掛けが少しはわかるような感じがします。

 しかしこちらも全自動。担当者が夏と冬にメンテナンスする以外は機械が自動で動かしてくれます。

 時計台の塔の上は眺めが良さそうです。地上から見たその姿はどっしりとしてパリ市民を見守っているかのようです。

 そして、通りから時計がよく見えるように、角度を斜めにずらして作られているそうです。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、日曜日の朝8時に起きてきたら、ママが驚いて、時計と僕を並べて記念写真を撮った

VDM(Vie de Merde)より


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SeaBubble [パリ]

 昨日紹介した動画のうち、後の方の動画が見られなかった方が大勢いらっしゃったかもしれません。

 WindowsのFirefoxでは埋め込んだ動画が出てきませんでした。

 でも、これなら見られるかもしれません→こちら

 France 3のFacebookのページです。悲劇の瞬間は、結構、迫力があります。

 あの樅の木はクレベール広場を飾ることはできませんでしたが、あのまま無駄になってしまうわけではなさそうです。

 さて、パリ市を流れるセーヌ川で、ある計画が進められていました。しかし、訳あって暗礁に乗り上げてしまったようです。

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2017年10月21日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 計画とは、これ。

 水上を飛びながら走るボートSeaBubble。セーヌ川をテスト走行した時の映像です。

 動力は電気。ものすごい音がしそうな気がしますが、静かなのがその特徴。

 そして、波を起こさず、CO2も出しません。時速は30キロと割に安全運転です。

 パリ市は水上タクシーとしての導入に肯定的だったようですが、結局、先送りとなってしまいました。

 というのも、この計画の発案者だったアランさんが断念してしまったからです。

 理由はドックの設置費用が高額だということ。さらに、他にも導入を阻む要因があるようです。

 「大きな障害は140年も前に作られた規則です。当時首相だったフレシネが、ペニッシュと呼ばれる運搬船のために定めた規則なんです。そこにスピードを限定する条項があり、残念ながらSeaBubbleはそれを守ることができません」とアランさん。

 ちなみにその規則によると時速12キロ以上で走行してはいけないことになっているそうです。

 セーヌ川を運搬船が頻繁に走る時代はとっくの昔に終わっているはずなのに、未だにその規則が生きていたとは・・・。

 川を有効利用することで首都の交通をスムーズにし、渋滞解消、大気汚染ゼロを実現したいパリ市にとってSeaBubbleは魅力的です。このままお蔵入りというわけにはいきません。

 「馬車から自動車に変わった時は法規もそれに合わせて変更しました。今回も現状に合わせて法規を改正しなくてなりません」とパリ市長の相談役セルジュさん。

 と言うことは近い将来、このSeaBubbleがセーヌ川を毎日走る日がやってくるということなのでしょうか?

 アランさん、とりあえずセーヌ川は諦めましたが、他に先駆者となってくれる都市を見つけていました。

 それはスイスのジュネーブ。来年の春にはレマン湖をこのSeaBubbleが走ることになっているそうです。

 ジュネーブではパリより先に導入できるとあって皆さん大喜びのようです。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、同居人が部屋の電気代を払いたくないと言う。なぜかと言えば、私の友人が夕方やってきてパソコンを電気につないで充電していったからだ

VDM(Vie de Merde)より


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 [パリ]

 久しぶりに東京の水がめと言われる荒川水系と利根川水系の貯水量をチェックしたら大変なことになっていました。

 荒川水系が43%、利根川水系が60%!

 こんな量で大丈夫なのか?と驚きながらもよく見ると、平年はそれぞれ45%と58%。

 そんなもんかあ〜。ということは心配することもないってことですかね。

 一ヶ月ほど前までは70%とか80%とかそんなもんだったような気がします。

 この時期はいつもこんなに少ないなんて知らなかったあ〜。

 それはさておき、パリは東京より季節が進んで、一足先に秋が来たようです。

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年10月2日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 “風に揺れる小枝がカタカタ鳴って、白いドレスをまとった霧がやってくる・・・”。

 フランシス・カブレルの歌。タイトルは「10月」。秋のパリに相応しい歌ですね。

 すでに落ち葉が道路を覆い尽くしています。そして公園の木々の紅葉が始まっています。

 散策する人たちはどうかといえば、もう秋の装いです。

 「いい季節ですよ。枯葉がひらひらと舞って、空は灰色」と男性。

 「夕べのひとときや家族のことなどをもう一度ゆっくり考えるというか、ちょっと回顧的な季節ですよね」と女性。

 確かに、秋になるとなんとなく夕方の時間がクローズアップされて、急に家族が恋しくなったりしますね。

 そして、秋をテーマにした歌を思わず口ずさんでしまうこともあります。

 秋と言えば、なんといってもこの歌ですよねえ〜。「枯葉」。

 ちょっとノスタルジックで物悲しい秋。それゆえ、肩を寄せ合って過ごしたくなる。

 そして時間の流れも少し遅くなった感じもします。

 「秋っていい季節ですかね?自分の歳を考えると、全くもっていい季節とは思えません。でも、色彩や詩となると、確かに秋はいい季節だと思いますよ」とおじさま。

 秋の詩と言えばヴェルレーヌの「秋の歌」。

 男性が暗唱してくれましたが、日本の学校の教科書にも出てきました。

 そしてこちらの女性はバルバラの歌を口ずさんでくれました。

 「Dis, quand reviendras-tu?(ねえ、いつ帰ってくるの)」という歌。やっぱりちょっと物悲しい。

 しかし、秋は実りの時でもあります。美味しい野菜やフルーツがいっぱい。

 パリの街角にはもう焼き栗屋さんが登場しました。焼き栗片手に散歩すれば深まる秋もまた楽しです。



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今日、フィアンセに詩を書いてプレゼントした。彼女のリアクションはといえば・・・『まあ、ステキ!リリーにお礼は言ったの?』リリーって?6歳になる僕の妹

VDM(Vie de Merde)より


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ファッション・ウィーク [パリ]

 10月になったばかりだというのに、もうこんな話題が登場しました。

 ヨーロッパの各地で開催されるクリスマスマーケット。そのベスト10が以下の通り。(文字をクリックすると写真がみられます。)


 10月に入ったばかりとは言うものの、ここからの3ヶ月もまたあっという間に過ぎてしまいそうです。

 さて、本日は、9月26日から始まったパリ・ファッション・ウィーク、つまりは2018年春パリコレのお話です。

 お話というより、華やかな映像をお楽しみください。今は大かがりですごいことになってます。

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年10月1日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 シャンゼリゼ通りを借り切って開催されたのがロレアル パリのファッションショー。

 すごい個性的な眉毛のモデルさん!その次に登場したのは・・・ジェーン・フォンダでした。

 「今は民主主義の時代ですもの。みんながショーを見られるのはとてもいいと思いますよ」と流暢なフランス語でインタビューに答えてました。79歳とは思えません。

 「みんながショーを見られるなんてすごいです。一度はファッションショーを見てみたいと思っていたので良かったです」と女子高生。

 こうして、20万人がこのショーを見たそうです。

 次は・・・えっ、グランパレの中にエッフェル塔を作ってしまったの?!

 どうもそうらしい。かかった費用は数百万ユーロ。主催者はシャネル。

 シャネルは2年前にもここでロケットを飛ばしました。

 そしてこれは、下着で知られるフランスのアパレルメーカーEtamのショー。

 ミュージシャンと一体になったライブショーと言った方が良さそうです。

 「会社にとっては大きな出費ですが、我々の周りに何か大きなざわめきのようなものを起こせればいいなと思ったんです」と責任者。

 そしてディオールはと言えば、あのロダン美術館の庭にニキ・ドゥ・サン・ファルの洞窟を再現してしまいました。

 製作にかかった時間は20日、ショーはたったの8分。

 「ファッションの世界で働くことは、映画の世界で働くことに似ています。つまりセットというのがとても重要な役割を担っているのです」と美術部門の責任者。

 そして最後がギ・ラロッシュ。

 今年の8月に亡くなったフランス人女優ミレーユ・ダルクへのオマージュがテーマになっています。

 ミレーユ・ダルクと言えば、このドレスですよねえ〜。前から見たら喪服みたいに見えますが、後ろ姿はものすご〜くセクシー。

 映画のワンシーンの再現です。本物は→こちら

 見せられた男性の方はぼーっと見とれてましたっけ。“悩殺” とはこのことか・・・



******* フランス人のつぶやき *******


今日、彼の誕生日のお祝いにシャネルの香水をプレゼントした。その香水をおならのにおい消しに使っているらしい。値段からすると、一回のおならで4ユーロもする・・・

VDM(Vie de Merde)より


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ノーカーデー [パリ]

 11月1日から、エッフェル塔のチケット代が25ユーロに値上げされるそうです。現行は17ユーロ。

 ただし、エレベーターで最上階まで登る場合の料金です。

 階段を使って第二展望台まで上がるだけなら7ユーロですみます。でもやっぱりどうせなら最上階まで行きたいですよね。

 そうなると日本円にして3,300円ほど払わなくてはなりません。ユーロ高の影響もあってかなり高い感じがします。

 なんだか高すぎるんじゃない?と思っていたら、そうでもなさそうです。

 例えば、ロンドンの大観覧車はユーロに換算すると26ユーロ、サグラダファミリアは29ユーロ(ただしオーディオガイド付き。単なる見学だけなら15ユーロ)、ニューヨークの自由の女神は28.50ドル=24ユーロ。

 となると特にエッフェル塔が高いとは言い切れません。

 それなら値上げも致し方なしですかね。あの防弾ガラスの工事でお金もかかることですし・・・。

 さて、そのエッフェル塔のあるパリで、10月1日の日曜日、ノーカーデーが実施されました。

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2017年10月1日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 午前11時から午後18時まで車はパリを走ることができません。早速、このようなフェンスが道路に設けられました。

 しかし、そのことを知らずにここまで走ってきたドライバーたちは戸惑い気味。怒り出す人もいます。

 「どうやってここから出りゃいいんだ?!」

 シャンゼリゼ通りやエトワール広場もご覧の通り。

 何台か走っている車もあるようですがこれは例外。特別な理由で許可されても時速30キロ以上で走ってはいけません。

 いつも車が走る道路は、歩行者や自転車に乗る人たちに占領されています。

 「息をするのが楽になった感じです。それに騒音が少ないのでホッとできます」と女性。

 「気持ちよく息ができて、リラックスして歩けます」と男性。

 この日のために地方から自転車に乗ってやってきたグループもいます。

 「車の走らないパリなんて夢のようですよ。なんか幸せを感じます」と男性。

 ノーカーデーの目的は、大気汚染を減らしてキレイな空気で呼吸ができるようになること。

 実際、その効果のほどはどうなんでしょう?

 「正直言って空気がキレイになったとはすぐには感じませんね。ただ、都会に暮らす子供達にとっては、こういうことがあってもいいかなと思います」と男性。

 確かにそんなにすぐには効果は出ないですよね。

 とは言うものの、昨年行われたノーカーデーでは、20〜35%の改善が認められたそうです。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、結婚して5年になる妻が、全てを変えることにしたようだ。仕事を変え、車を買い換え、そして夫の僕も取り換えられることに・・・

VDM(Vie de Merde)より


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パリでナチュリズム [パリ]

 ちょっと戸惑いもありますが、涼しくなってだいぶ過ごしやすくなりました。

 もう34℃とか35℃とかの猛暑が来ないことを願うのみです。

 欲を言えば、晴れ間をもう少し増やして頂きたし。

 さて、本日の話題は “ナチュリズム” 。

 「自然の姿に戻ろう!」という思想を基本に、集団で裸体になって過ごすことをナチュリズムと言うらしい。

 そのナチュリズムを実践している人たち(ナチュリスト)のために、パリ市がヴァンセンヌの森の一部を提供することになったそうです。

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2017年9月1日に生放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 パリ市の東に広がるヴァンセンヌの森。広さは約10k㎡。東京の武蔵野市がすっぽり入るくらいの広さです。

 そこに、ナチュリストのためのスペースができました。早速皆さん、実践していらっしゃいます。

 サッカー場くらいの広さがあると言われていますが、集まった方々はまだそれほど多くはないようです。

 「ドイツに行けば公園でこういうこともできましたが、パリにはそんな場所はありませんでした。ですから今回のことは奇跡じゃないかって思ったくらいです」と女性。

 「今日は重要な日になりました。ナチュリストのための場所ができるなんて予期してませんでしたからね。ここで自分たちの好きなような姿で居られるのは嬉しいことです」と男性。

 8月31日から、ここにこんな看板が設置されました。

 “ここはナチュリズムの実践が許可されているスペースです” と書かれてあります。

 よく見ると、2017年10月15日午後7時半までの期間限定です。

 そして1日24時間というわけではなく、午前8時から午後7時半まで。

 また、ここにはナチュリストではない人も入ることができます。

 散歩でやってきた人の中にはちょっと驚いた人もいたようです。

 「今日から始まったとは知りませんでした。もう秋ですよ、ちょっとびっくりですね。裸じゃ寒いんじゃないですかね(笑)」と男性。

 視線のやり場にも困りますねえ。じっと見るのもなんだし、わざと避けるのも変だし。

 しかし、こんな調査結果もあるそうです。

 「こんな活動を目にするのは不愉快ですか?と聞いてみると、96%の人が、そんなことはない、と答えます」と別の男性。

 それは自由を重んじるフランス人ならではの建前なのかもしれません。やっぱり受け入れがたいという人たちもそれなりにいるようです。

 パリ市の説明によれば、今回の件は実験的なもので、スペースも7,300㎡ほどしかないと言います。

 「広いヴァンセンヌの森の中ではわずかなスペースです。ナチュリストもそうでない人も一緒に楽しめたらいいなと思います」とパリ12区の区長さん。

 ヨーロッパではすでに、ベルリン、ストックホルム、ウィーンに正式に許可された場所があるそうです。

 お天気のいい日に、こんな風に生まれたままの格好で森でくつろいだら気持ち良さそうとは思うものの、実践するところまでは行かないですねえ〜。ちょっと恥ずかしい。

 でもナチュリストにとってはそういう問題じゃないのかもしれません。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、4才と6才になる娘二人を連れて森を散歩した。自然の風景を楽しんでいたら、前方から自転車に乗った人やジョギングする人たちが大勢でやってきた。しかも裸で・・・[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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