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マクロン大統領の家族 [パリ]

 大統領就任当日、シャンゼリゼ通りを軍用車に乗ってパレードしたのはマクロンが初めてだそうです。

 そのため、何故に軍用車だったのか?と皆それぞれに憶測を巡らせています。

 憶測はいろいろあるにしても、大統領であるエマニュエル・マクロンが、軍もまた自身の指揮下にあるという印象をフランス国民に与えたことだけは確かです。

 それはさて置き、次のフランス国民の関心ごとと言えば、首相が誰になるかです。

 現地時間の月曜日午後2時半(日本時間の午後9時半)にエリゼ宮の事務局長が発表するという知らせがあり、テレビ局が生放送を始めました。

 エリゼ宮の玄関前にマイクが立てられた映像が延々と映し出され、いつまでたっても誰も出てきません。

 やっと2時53分くらいになって事務局長が現れ、ささっと発表して、また室内にすごすごと戻って行きました。

 その時間、なんと15秒ほど!

 アナウンサーも「なんだこりゃ、短すぎる!」と大笑い。

 とはいうものの、たったの15秒でも「大統領はエドゥアール・フィリップ(Edouard Pholippe)を首相に指名しました」とはっきりと聞こえてきました。

 エドゥアール・フィリップとは何者?

 年齢は46歳。人相は→こちら

 マクロンと同じでパリ政治学院とフランス国立行政学院を卒業したエリート。社会党で活動していた時期もあったようですが、現在は共和党(右派)の代議士兼ル・アーヴル市長。

 ちらっと出てきた映像では、この方、トヨタ車に乗ってました。いい奴かも(笑)。

 そしてマクロンとは旧知の仲らしい。

 こうなるとどのような組閣になるのか楽しみになってきました。共和党やら社会党やらの代議士が入り乱れることになるのかしら・・・。

 一方、マクロン大統領は、メルケルさんに会いにベルリンに向かいました。

 夕方5時半に会談することになっているそうです。ただメルケルさんと会うのは初めてではないらしい。オランド政権時代に何度か会っているようです。

 さて、本日はマクロン大統領の家族の映像を御覧ください。

Paris_Paris.jpg



下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2017年5月14日に放送)(▸をクリックしても映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 水色のスーツ姿で沿道の人たちと握手をしているのがマクロン夫人のブリジットさんです。スーツはルイヴィトン

 ブリジットさんより少し早めにエリゼ宮に入ったのが二人の娘さんたちです。

 一人は子供二人を連れていました。この子供たち、マクロンにとっては孫。

 選挙期間中は娘さんたちも協力してくれたようです。

 このところフランスの大統領と言えば女性問題で色々ありました。

 サルコジは大統領になった途端、奥さんに逃げられ、オランドは事実婚の女性に暴露本を出される始末。

 しかし、今度の大統領の場合は絆が強そうなので大丈夫そうです。

 演説が終わって招待客に挨拶するマクロン。招待客の中にはご両親もいらっしゃいました。

 この後、新大統領はシャンゼリゼ通りをパレードして凱旋門での式典を終え、エリゼ宮に戻りました。

 帰りの車はシトロエン。屋根がオープンなっていて、そこから上半身を出し沿道の人に答えていたようです。

 帰りはかなりの雨に降られずぶ濡れだったそうです。しかし、若いだけあってずぶ濡れでも軽快です。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、真夜中にうちの犬が狂ったように吠え出した。驚いた家族が全員パジャマ姿で居間に勢ぞろい。なんのことはない、うちのワンちゃん、月が怖くて吠えていたらしい


VDM(Vie de Merde)より



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フランス大統領の交替式 [パリ]

 現地時間、昨日の午前10時から(日本時間午後5時から)フランス大統領の交替式が行われました。

 そんなわけで、ネットのライブ放送をついつい見てしまいました。

 アナウンサーが、39歳の若い大統領なんだし、こんな仰々しい式典は時代遅れじゃないかとかなんとか言ってましたが、ゲストの女性代議士が、いやこういうのは厳粛にやらないとダメなんだと言っておりました。

 その交替式を短くまとめた映像をご覧ください。

Paris_Paris.jpg



下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2017年5月14日に放送)(▸をクリックしても映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 交替式は、エリゼ宮に到着したマクロンをオランド大統領が迎えるところから始まりました。

 この日もあの4万円のスーツに4000円もしないネクタイかしら???

 それはともかくとして、このあと二人は1時間以上も時間をかけて職務の引き継ぎを行いました。

 そして、エリゼ宮を去るオランド元大統領をマクロン大統領が見送ります。

 水色のスーツ姿のマクロン夫人も一緒にお見送りです。

 オランドさん、経済不況と相次ぐテロ事件の厳しい5年間でしたが、バッシングされながらも職務を全うしました。

 そして、エリゼ宮の祝賀の間では新大統領の任命式が粛々と行われました。

 最後に新大統領が10分間にわたり就任の演説を行いました。

 その後、招待客一人一人と言葉を交わします。支援者の中には感動の涙を流す人もいたようです。

 このあと、シャンゼリゼ通りをパレード。5年前と同じように昨日も雨が降り出しました。

 これはまたオランドさんと同じでずぶ濡れかと思っていたら、パレードが始まる直前に雨が上がって日差しまで出てきました。

 そのパレードの様子が→こちら

 なんと全面オープンの軍用車に乗ってました。セキュリティーは大丈夫かと心配になりました。

 しかし、“国境はオープンにしておくが国はしっかり守りきるぞ!” というメッセージだったのかもしれません。

 マクロンにはうまく演出してくれる側近たちがいるようです。とにかくカッコよかった!!

 この数年、あまりいいことがなかったフランスですが、マクロンが新風を吹き込んでくれたら、また活力が戻ってくるかもしれません。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、ドナルド・トランプがアメリカ大統領に選ばれた。僕の誕生日だというのに・・・


VDM(Vie de Merde)より



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パリで一番おいしいバゲット2017 [パリ]

 昨日紹介したパエリアのお店La Pepicaは、私たちがよく知っている海の幸のパエリアも出すようです。

 あれだけ海に近いとなると、やっぱり魚介類のパエリアが食べたくなりますよねえ。

 さて、フランス大統領選の決選投票がいよいよ始まりました。マクロンもル・ペンも投票を終えたようです。

 大勢が判明するのは現地時間の夜8時以降。7時間の時差があるので、日本の早朝ということになります。

 マクロンが勝利した場合はルーヴル宮殿の広場に集結するようです。

 それはさて置き、一足先に勝敗が決まった分野がありました。

 それは、先日から気になっていた “パリで一番おいしいバゲット” 。

 先週の木曜日にやっと発表がありました。

Paris_Paris.jpg

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年5月5日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 260℃のオーブンの中で焼かれているのがそのバゲット。

 生みの親はこの方、サミ・ブアットゥールさん。13区でBoulangerie Brun(193, rue de Tolbiac)を経営しています。

 働き者のサミさん、勝利の余韻に浸る間もなく、今朝も2時間半前からバゲットを焼き続けています。

 「こんがり焼けたら3分ほどオーブンに入れたままにします。そうすると水分が蒸発して3〜4時間経ってもカリッとしたままのバゲットが出来上がります」

 187本の頂点に立ったバゲット。二つに割ってみると・・・中は蜂の巣状になっています。

 美味しそうですねえ〜。これにバターとジャムを塗って食べたらどんなに幸せかわかりません!

 「母が一番美味しいバゲットだよといつも言ってくれるんですが、大当たりでしたよ(笑)」とサミさん。

 4,000ユーロの優勝賞金を手に入れると同時に、これから1年間、あの大統領官邸のエリゼ宮にバゲットを納品する権利も獲得しました。

 ナポレオンの次に若くして国家元首となるマクロンがこれを毎日食べることになるんでしょうか?

 「私が第一にしなくてはならないことはお客様がたに満足してもらえるようなパンを作ることなんです。エリゼ宮もそのお客様の一人になるわけです」

 サミさんの父親はチュニジア生まれ。つまりサミさんはチュニジアからの移民の子ということになります。

 今日もたくさんのお客さんがパンを求めてお店にやってきました。

 しかし優勝のニュースを聞いても驚く人はいません。

 「だって、とっても美味しいパンやお菓子なんですもの。優勝して当たり前よ。私、このお店が大好きなの」と女性。

 「この子にとっても初めてのバゲットなんですよ。これから毎日このバゲットを食べることになりそうです」とパパ。

 今年もまたこのニュースが聞けて一安心です。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、夫に4日間留守にすると告げた。すると彼の口から出た最初の言葉はこうだった。『えっ、ということは、四回の朝食でバゲットが食べられないということになるの?』

VDM(Vie de Merde)より



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大統領官邸 4 [パリ]

 フランス大統領選の決選投票が明日にせまってきました。

 Ipsos/Sopra Steriaが5月5日に発表した両者の支持率は、マクロン61.5% ル・ペン38.5%となっています。

 テレビ討論の影響か前回に比べるとル・ペンは2.5ポイントを失いました。

 マクロンは政治経験も浅く年齢も39歳と若いですが、ル・ペン相手に冷静に対応していたように見えました。

 その様子を漫画にしたのが→こちら

 マクロンのオフショア口座の噂は去年からすでにネット上に出ていたようです。

 ちょうどテレビ討論の行われていた最中にさらに噂に拍車をかけるような投稿があったため、告訴することにしたようです。

 告訴の相手はル・ペンではなく、そのようなフェイクニュースを故意に拡散した人物(誰かはわからない)だったようです。

 さて、大統領官邸シリーズも最後になりました。まずは大統領執務室を訪ねてみましょう。

Paris_Paris.jpg



下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2017年4月28日に放送)(▸をクリックしても映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 2つほど部屋を横切ったところにあるのが大統領執務室。

 本日は、メルケル首相、プーチン大統領、ポロシェンコ大統領との電話会談に臨みます。

 電話を挟んで3人の女性。通訳の方でしょうか?

 聞こえてきたのはメルケル首相の声。

 「復活祭で数日休暇を取ってました」とメルケルさん。

 「休みが取れるなんてついてるね!」とオランド大統領。

 これくらいなら英語でやりとりするようです。しかし、本題に入るとそれぞれの母国語で話します。

 先方にはフランス語からドイツ語の通訳が控えているようです。

 電話会談ってどこの国でもこんな感じなんでしょうね。手前側には外交官が控えていて大統領を補佐しているようです。

 この会談、こうして1時間以上続いたそうです。

 「次の大統領には今までと変わらずに忍耐と行動力と強い意志を持ってウクライナ問題の解決に取り組むように説得すると言っておきました」とオランド大統領。

 説得されるのはマクロンになるんでしょうね!

 会談を終えたオランド大統領、今度はエリゼ宮からセーヌ川を渡りエコール・ミリテールへと向かいます。

 ここには軍関連の様々な機関があります。そして今日はこの施設の最高責任者である軍のトップ統合参謀総長ピエール・ドゥ・ヴィリエ氏とミーティングです。

 フランスにとって国内のテロ問題だけでなくアフリカのサヘル地域もまた大きな問題です。

 現在、国内外にフランス軍の兵士約3万人が派遣されています。

 「間もなく大統領が交代になりますが、世界は常に動いています。これまでどおり軍の任務を遂行できるようにしたいと思っています」と統合参謀総長。

 最後に、エリゼ宮をよく見てみましょう。この建物ができたのは1722年。

 ポンバドゥール夫人やナポレオンの奥方ジョゼフィーヌが住まいにしていたことがあるとか。

 そしてこの男性はアルゼンチン出身の彫刻家。庭にはこの方の作品が設置されています。

 何かと思ったらベンチになっていました。しかし、これには “Racines de France(フランスのルーツ)” というタイトルが付いていました。

 次にエリゼ宮の主となる人物が判明するのは日本時間の月曜日の早朝です。

 終わり。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、二人の同僚が政治について激しい論争を繰り広げていた。僕は特にこれといった考えもなかったが、論争を鎮めるために話に加わった。すると突然二人の意見が一致した。つまり『これといった考えがないなら黙ってろ!』だった

VDM(Vie de Merde)より



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大統領官邸 3 [パリ]

 一昨晩に行われたマクロン vs ル・ペンのテレビ討論はマクロンに軍配が上がったようです。

 視聴後に行われた調査によれば、説得力があったと答えた人は、マクロン63%、ル・ペン34%でした。

 ル・ペンが後3日で逆転するのは相当難しい状況になってしまいました。

 とは言うものの、アメリカの時と同じで討論のレベルは今ひとつ。興味のある方は→こちら

 全編見られますが2時間半もあります。飛ばし見で十分かもしれません。

 この討論会の中でル・ペンが「あなたがバハマにオフショア口座を持ってるってことが皆んなに知られないといいけどね」と言った事に端を発し、マクロンがル・ペンを訴えました。

 嘘の情報を流して選挙戦を有利に進めようとしたというわけです。

 警察が捜査を開始したとか。

 かつてシラクがル・ペン(父)と決選投票になった時、この1対1のテレビ討論を断ったそうです。

 確かに、あの父ル・ペンでは討論にもならなかったに違いない。

 今回の討論は、娘ル・ペンの態度には品がなかったというのが大方の見方のようです。

 さて、マクロン支持を宣言したものの、そのようなバトルに首をつっこむこともなく残りの任期を滞りなく終えようとしているオランド大統領。

 シリーズの三回目は影で官邸を支える人たちに注目しました。

Paris_Paris.jpg



下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2017年4月27日に放送)(▸をクリックしても映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 こちらはエリゼ宮の台所。

 料理長のギヨームさん、朝から夕食会の準備に追われています。

 ギヨームさんがエリゼ宮にやってきたのは今から20年前のこと。

 国家最優秀職人賞を最年少で受賞したという料理人です。2013年から調理長に就任。

 「国がお客様を招待して開く夕食会ですから、タイミングを見計らってうまく料理を出さなくてはなりませんし、決まりごとに従って進めなくてはなりません」

 立派なオマールエビののった大皿には、見た目も美しい付け合わせの料理が盛り付けられていきます。

 「これは9人用ですが、たいていの場合、一つ余分に盛り付けます」と料理長。

 空っぽになるより一つ残っている方がエレガントということのようです。

 こちらはデザート。作ったのはエリゼ宮のシェフ・パティシエのファビアンさん。

 夕食会のメニューを決めるのはいつも大統領だそうです。

 さて上の階では記者会見が始まりました。

 アルファ・コンデ大統領は今年、アフリカ連合の議長を務めています。

 アフリカ連合にはアフリカ大陸のすべての国(シリアも含む)が加盟しています。

 こうしてメディアに対し記者会見を開くことも大切な仕事の一つです。

 二階のこの部屋では、エリゼ宮の事務局長がスタッフミーティングを行っていました。

 官邸の事柄はすべてこの方を通して決められます。官邸がスムーズに機能するかどうかはこの人の手にかかっているそうです。

 大統領の交代が目前に迫っていますが、未解決の案件もあります。新しい大統領にきちんと引き継がれるように準備を進めているとか。

 そろそろ夕食会の招待客が来場する時間になりました。あの楽隊が音楽で出迎えます。

 「常に訓練していますからストレスを感じるということはありません。今までしてきたことをきちんとやり遂げるだけです」と隊長。

 続々とお客様がやってきました。セキュリティも怠りありません。

 いよいよ夕食会の始まりです。

 続く・・・。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、4ヶ月の産休が終わり職場に復帰した。復帰したのはいいけれど、同僚の10人のうち9人までは私の名前を忘れていた

VDM(Vie de Merde)より



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大統領官邸 2 [パリ]

 パリに住むフランス人の知り合いがマクロンと同じ建物に住んでいるとかで、本人にあったので「がんばれ!」と言ったそうです。

 今回の大統領選はうんざりだと言いながら、結局、マクロン支持に変わったらしい。

 フランス時間の3日水曜日の夜、マクロンとル・ペンのテレビ討論会が行われるようです。どんな対決になるのやら・・・。

 フランスのTV局TF1の夜8時のニュースでは、それぞれ別の日に二人をゲストに迎えてインタビューしています。興味のある方はご覧ください。

 マクロン→こちら。ル・ペン→こちら

 言葉がわかればそれなりに面白いですが、言葉がわからなくても、なんとなく二人の違いはわかります。

 さて、現フランス大統領のオランドさん、任期中最後の国賓を迎えることになりました。

 シリーズの二回目はその様子をご覧ください。

Paris_Paris.jpg



下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2017年4月26日に放送)(▸をクリックしても映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 エリゼ宮にある祝賀ホールに立てられたのはギニアの国旗。

 そしてテーブルの準備も始まりました。お客様は全部で196人。

 お皿とお皿の間は決められた間隔通りでなくてはなりません。定規ではなくこの白いナフキンで測りながら正しい位置に置いていきます。

 お皿の裏側を見ると、エリゼ宮のマーク、製造開始年1899年、セーヴルから出荷された年1914年が記されています。

 そして、各テーブルにはそれぞれ花の名前が付けられています。

 一糸乱れぬテーブルセッティング。準備には丸一日かかるそうです。

 さて、ギニアのアルファ・コンデ大統領の車列がパリに入りました。

 国賓となれば、フランス共和国親衛隊が車列を先導することになっています。

 こちらがその親衛隊の騎兵連隊です。140人の騎兵隊を指揮するのはフィリップ大佐。

 前回の国賓をお迎えしたのは6ヶ月前のこと。そうそう頻繁にあることではなさそうです。

 親衛隊の軍楽隊によるファンファーレ。

 「厳かな気持ちになります。フランスという国を代表してくれているんですからね」と女性。

 「騎兵隊というのはフランスの伝統の一つです。この伝統を守っていかなくてはならないと思いますよ」と男性。

 「難しいのは、馬を落ち着かせて一定の速さを保ちながら一列に並んで乱れることなく前進することです。アレクサンドル三世橋はよく通りますが、何事もなく通れるようにと気を使います」と騎兵隊員。

 こうして親衛隊はアンヴァリッドからエリゼ宮まで国賓の車列に寄り添いながら先導していきます。

 一方、エリゼ宮ではオランド大統領が執務室を出て玄関でアルファ・コンデ大統領を出迎えます。

 二人は旧知の間柄。社会党として、かつて獄中にあったコンデ大統領を支援し続けたのがオランド大統領だったそうです。

 コンデ大統領は2000年4月、反政府暴動の計画等々で懲役5年の判決を言い渡され収監されていたようです。幸い1年後には恩赦で釈放。

 無事に国賓を官邸へ送り届けたところで、一旦、赤い絨毯は片付けられますが、明日の夕食会でまた使われるそうです。

 続く・・・。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、いつものように5歳になる娘がリンゴを食べないと言い出した。そこで私は言った。『お前の大好きなコンポートと同じなんだからがんばって食べようねえ〜』すると娘はコンポートも食べなくなってしまった[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より



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大統領官邸 1 [パリ]

 フランス大統領選決選投票まで4日となりました。

 4月28日と29日に行われたIpsosの調査によれば、候補者二人の支持率は下記の通り。

 マクロン60% ル・ペン40%

 先週からほとんど変化なし。このまま投票日を迎えてほしいものです。

 さて、この二人のどちらかの仕事場になるのが大統領官邸のエリゼ宮です。

 一体、どんなところなんでしょう?

 今日から4回のシリーズで、エリゼ宮を訪ねます。

Paris_Paris.jpg



下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2017年4月25日に放送)(▸をクリックしても映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 空から見たエリゼ宮。もう半世紀以上も前から数々の重要な決定が下されてきた場所です。

 現在の主人はオランド大統領ですが、何日か後には新しい大統領に権限の移譲が行われます。

 思えば、2012年の5月、オランド大統領がサルコジ大統領から権限を移譲されたのでした。

 その時の交替式がこの映像です。

 あれから5年。今度はオランド大統領が新大統領に権限を移譲します。

 エリゼ宮の2階には歴代の大統領の肖像画が飾られています。オランド大統領の肖像画もここに仲間入りすることになります。

 さて、そのエリゼ宮が一般公開されるようになったのが1994年の事です。

 以来、欧州遺産デーの日には、こうして入り口前に見学者の列が長く伸びています。

 赤い絨毯の階段を上がると書斎があります。

 ゴブラン織りの豪華なタピスリーで飾られているのが大統領執務室です。この日、大統領はお留守のようです。

 「ここで大事な決定が下されたんだなあと思うと感動しますね」と女性。

 そしてこちらが、閣僚会議が開かれる部屋。

 さらに奥へと進むと、祝賀会用のホールがあります。ここでは、フランスを訪れる海外の国家元首を招いて夕食会が開かれます。

 「壁の向こうのエリゼ宮では何が行われているのかなと思ってました」と女性。

 エリゼ宮で働く人の数は約1,000人。かなりの人数ですね。うち400人が軍人だそうです。

 おお、オランド大統領、こんなところにいらっしゃいました。

 毎週、閣僚会議の前にはこうして首相と打ち合わせを行うそうです。

 ここは中央の建物の二階にある「黄金の間」と呼ばれる部屋です。ここでは最高機密の案件について話し合いが行われれます。

 大統領の任期満了まで残すところあと数日。

 「大統領選より緊急で重大な問題が、国内外で毎日のように起きているんです。例えばテロ事件などですが、その対応でギリギリの決断をしなくてはならないんです」と首相。

 その後ろの部屋に集まる人々。これから国内の安全対策会議が始まろうとしています。

 昨年の7月14日にニースで起きたテロ事件以来、頻繁に開かれるようになりました。

 出席者はシークレットサービスや軍関係の皆さんです。

 会議は45分間続きました。

 続く・・・。



******* フランス人のつぶやき *******


「今日、大統領選のために候補者のビラ配りをしていた。一人の男がビラをひったくるように持って行ったと思ったら、さっと鼻をかんで私に返した[ふらふら]

VDM(Vie de Merde)より



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続パリのビストロ巡り 5 [パリ]

 フランスの大統領選は決選投票にもつれこむことは必至。

 

 仮にル・ペン(極右)vs メランション(左翼)になった場合、棄権する人たちがかなり出るんじゃないかと懸念されています。

 

 確かに、ル・ペンかメランションかと言われると、投票所にいくのや〜めたとなりそうです。

 

 こうなったら是非ともマクロンにがんばってもらわないとどうにもならないような・・・。

 

 さて、シリーズの最後は、パリ14区にあるビストロAu P’tit Zincを訪ねます。

 

Paris_Paris.jpg

 

 下記ウィンドウのクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2017年4月7日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



 

 従業員のエリックさんがお店の準備で忙しそうにしています。

 

 ランチに出す本日の料理ブランケット・ドゥ・ヴォー(仔牛のクリーム煮)。誰もが知っているフランスの伝統料理です。

 

 食材を仕入れに市場に向かうエリックさん。

 

 仔牛の肉12キロはすでに調達済みなので、主に必要なのは野菜。

 

 買い物から戻るとオーナーでシェフのモハメドさんが待っていました。モハメドさんはエジプト出身。

 

 「二人で仕事を始めてだいぶ長くなりますよ」とシェフ。

 

 なんだか楽しそうですね。

 

 さあ、厨房で本日の料理に取り掛かりましょう。

 

 まずはお湯の入ったお鍋に、クローブを刺した玉ねぎを入れます。

 

 次に、適当なサイズに切り分けた仔牛の肉、タイム、ローリエを入れたらコショウを振り、さらに小口切りのセロリ、ニンジン、マッシュルームを加えます。

 

 お鍋がグツグツ言っている横で、エリックさんがソースの準備。

 

 材料は、小麦粉、バター、コショウ、クリーム。

 

 鍋でバターを溶かし小麦粉を加えよく練ったらコショウを振り、先ほどの肉と野菜の煮汁を加え液状にします。

 

 このソースを、大鍋に投入。最後にクリームを入れたらよくかき混ぜます。

 

 このお店はカウンターから厨房が見渡せます。だからAu P’tit Zincと言うんですね。

 

 zincは亜鉛のことですが、これが昔はよく飲食店のカウンターで使われていたことから、カウンターを意味するようになりました。

 

 「ブランケット・ドゥ・ヴォーは皆が知っている馴染みの料理なんです。古くからあるビストロやブラッスリーでよく出てきます」と男性客。

 

 集まったお客様方、昼間っから賑やかに食前酒タイム。

 

 お店ではランチのために毎日3種類の料理を日替わりで用意します。

 

 「ブランケット・ドゥ・ヴォー、美味しいねえ。愛のこもった料理だからね。味付けは完璧」と男性客。

 

 他には、牛肉のタルタルステーキ、サーモンのタルタルステーキ。

 

 たくさんのワインが並んでいます。品揃えも充実していそうですね。お客さんも大満足。

 

 さて締めのデザートは、パリ・ブレスト、チョコレートと塩バターキャラメルのタルト、レモンとメレンゲのタルトでした。

 

 終わり。 

 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、少々露出気味の服装をした私の写真を添付して、家に来ないかとメールで彼を誘ったら、用事があるとかで断られた。仕方がないから、今度は焼きたてホヤホヤのリンゴのタルトの写真を送ったら、10分もしないうちに家にやってきた」

 

 

VDM (Vie de merde)より





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続パリのビストロ巡り 4 [パリ]

 東京はやっと本物の春らしくなってきました。

 

 そしてフランスの大統領選まであと10日となりました。

 

 調査会社Ifopの調べによると、4月11日現在の候補者の支持率は下記のようになっています。

 

 ル・ペン  24%

 マクロン  23%

 メランション19%

 フィヨン  18.5%

 アモン     8%

 その他 --

 

 社会党から立候補したアモンは惨憺たる有様です。

 

 メランション(左翼党)がル・ペンやマクロンに追いつこうかという勢い。このままの勢いならル・ペン(極右)vs メランション(左翼)という決戦もありえます。

 

 ある調査によれば、フランス人の67%が今回の大統領選には失望し、選挙運動には辟易したと答えているそうです。

 

 結果は蓋を開けてみないとわからないということなのか・・・。

 

 さて、シリーズの四回目は、パリ3区にあるビストロChez Nénesseを訪ねます。

 

Paris_Paris.jpg

 

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2017年4月6日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



 

 1965年にオープンしたお店は家族経営。名物はこのフライドポテト。

 

 「今の油の温度は160℃ですが、ポテトを揚げている時は190℃まであげます。そうするとこんがりしたフライドポテトが出来上がります」とご主人のロジェさん。

 

 厨房のあちら側では奥さんと息子さんが手馴れた手つきでジャガイモの皮をむいています。

 

 「1時間で50キロのジャガイモの皮をむいたことがありますよ」と奥さん。

 

 皮むきチャンピオン大会があれば確実に優勝しそうです。

 

 前日に注文しておいた野菜は翌日の朝には越してランジスの市場から届きます。

 

 「絶対に配達を間違えていけないのがジャガイモなんです」と配達の男性。

 

 皮が剥き上がったらスライサーでスライスします。

 

 「ここで体を鍛えているようなもんですよ。ジムなんて行く必要ないです(笑)」

 

 付け合わせのフライドポテトは出番が来るまで棚の上で休んでいてもらいましょう。

 

 本日の料理はこれ、仔牛のポピエット。ポピエットとは薄切り肉に詰め物をしてロール状に巻いたもの。

 

 詰め物は、ソーセージミート、仔牛のひき肉、パセリ、玉ねぎ、マッシュルームを混ぜたもので、お店のオリジナルです。

 

 回りを焦げ目がつくくらいにさっと焼いたらスープに入れます。容器のおこげも無駄にはしません。白ワインを投入して出汁をとりスープに加えます。

 

 こうして2時間ほどことこと煮込みます。

 

 「祖母から教わった料理です。“おばあちゃんの味” というのがお客さんにも気に入られてるようです」

 

 量もたっぷりでカロリー高そうですが、肉とジャガイモ好きのフランス人にはたまらない料理です。

 

 フライドポテトとマッシュポテトのダブルジャガイモの人もいます。

 

 前菜とデザートが5ユーロ、メインの一品料理が13ユーロ。リーズナブルな値段で美味しくてたっぷりのお料理が食べられるとあってリピーターが多いとか。

 

 「毎日来てますよ。お店に入っシンプルにその日の料理を食べる。美味しいに決まってますからね」と男性客。

 

 ロジェさんの話している顔を見ていたら、河童を思い出してしまいました(笑)。

 

 さて締めのデザートは、タルトタタン、カラメルソースのイル・フロタンでした。

 

 続く・・・・・・。 

 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、妻に子供が欲しいと打ち明けるためにレストランに連れて行くことにした。お店に向かう道でひどい渋滞に巻き込まれ、妻がイライラしながら言った。『人間は子供を作るのをやめたほうがいいわね。この混雑はひどすぎるわ」

 

 

VDM (Vie de merde)より





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続パリのビストロ巡り 3 [パリ]

 2年ほど前、歩いて12分くらいのところに、安いので有名な業務スーパーがオープンしたので時々買い物に行っています。

 

 塩なんか1キロ60円とかそんな額で売ってます。生産国を見ると、やっぱりアジアのあの国。

 

 え〜っ、とは思ったものの、野菜やスパゲティを茹でる時に使うのにちょうどいいので買い込んできました。

 

 先日、片栗粉がなくなってしまったので買いに行ったところ、300グラムで80円とかそんな値段で売ってました。

 

 生産国はまたあの国だろうと思っていたら、なんとフランス産になっていてびっくり。

 

 昔、片栗粉はカタクリという植物から作られていたようですが、取れる量が少ないため、今はもっぱらジャガイモから作られているそうです。

 

 それで納得です。何しろ、料理の付け合わせと言えばジャガイモですから、フランスでは山のように生産されています。

 

 それはさて置き、シリーズの三回目は、パリ8区にあるビストロLe Coinを訪ねます。

 

Paris_Paris.jpg
 

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2017年4月5日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



 

 こちらのお店は朝からオープン。クロワッサンとコーヒーで朝食です。

 

 「お客さんと一緒に朝食をとりますよ。その後、皆、仕事に出かけるので、私も厨房で仕事します」とシェフのティエリーさん。

 

 シェフの仕事場、すなわち厨房はこんな具合です。

 

 「狭すぎるんですよ。それに暑い。立て続けに注文がくるとすごいもんです。広さですか?3㎡です」

 

 この狭い厨房で作っているのが本日の料理、豚の頬肉とパン屋さん風ジャガイモ。

 

 まずは豚の頬肉を鴨の脂で炒めます。焦がさないように少し色がつくくらいに炒めたら取り出します。

 

 その鍋に、玉ねぎ、にんじん、マッシュルームを入れ、豚の脂身とスパイスを加えて炒めます。そして白ワインを投入。ケチケチしないでワインは一本分全部使います。

 

 ここに先ほど取り置いた肉を戻し、1時間半ほどことこと煮て出来上がり。

 

 次は、付け合わせのパン屋さん風ジャガイモに取り掛かります。お店の評判の料理だそうです。

 

 スライスしたジャガイモをボールに入れ、鴨の脂、玉ねぎ、豚の脂身、アヴェロン産生ハムを加えたら手でよく混ぜ合わせます。

 

 最後にまた白ワインをたっぷりかけて、オーブンで焼きます。

 

 そうこうしているうちにランチタイム。お客様がたがお待ちです。早速、本日の料理を召し上がっています。

 

 「ちょっとした噂やバカ話をしながら食べてますよ。政治の話もするけど料理の話の方が面白いね」と男性客。

 

 本日の料理は量もそれなり。これだけ食べたらお腹いっぱいになりそうです。

 

 「慣れ親しんだ料理なんですよ。私はそういう料理が好きなんですよ」と白髪頭の男性。

 

 「煮込んであるのが美味しいんですよ」と女性。

 

 「口の中でとろける感じで美味しいんだよ」と男性。

 

 ちょっと贅沢をして前菜から食べているお客様もいます。

 

 一つはエスプレット産唐辛子の効いたバスク地方のパテ、もう一つは骨髄。トーストとゲランド産の塩でいただきます。

 

 「こう言うお店を見つけるのがだんだん難しくなってきてるんです。ここの料理がとても気に入っています」と男性。

 

 他にも、エンダイブとハム、ブランケット・ドゥ・ヴォー(仔牛のクリームソース煮)、羊のモモ肉のグリルとフライドポテト等々、ビストロならではの料理が出てきます。

 

 あんな小さな厨房なのにお店はそれなりの広さですね。

 

 さて締めのデザートは、リンゴのタルト、バニラアイスのプラム添え、カラメルソースのリ・オ・レ(お米を牛乳で甘く煮たもの)、ババ・オ・ロムのホイップクリーム添え、でした。

 

 続く・・・・・・。 

 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、僕はベジタリアン。姉と口論になって、姉がハムで私の頬を叩いた」

 

 

VDM (Vie de merde)より





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