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きれいな街へ [パリ]

 南仏の春を告げる花はミモザでしたが、同じ黄色で春の花といえば、菜の花です。今がちょうど見頃でしょうか?

 

 まだ花の咲いてない菜の花の方は、2月くらいから美味しくいただいていました。

 

 あれはベーコンと一緒にパスタにしていただくととても美味しいのですよ〜。

 

 お値段も昔ほど高くなくなったような気がします。

 

 さて、テロ事件で観光客が激減してしまったパリ。それでもこの半年ほどで少しずつ回復してきたという話も耳にします。

 

 そんなパリにやってきて気になるのは道路に落ちているゴミの数々。

 

 セーヌ川、エッフェル塔、サクレクール寺院・・・確かに美しい。でもこのゴミは何なんだ!となります。

 

 そう感じるのは観光客だけではなさそうです。パリの住人も自治体もこれではいけないと感じています。

 

Paris_Paris.jpg

 

 下記ウィンドウのクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 3で2017年3月13日に放送)(をクリックしても映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



paris poubelle

 

 人々が行き交うパリの街角。ふと足元に視線を向けると・・・やっぱりあります、ゴミ。

 

 何かの食べかすやタバコの吸殻、そして最悪なのが犬の排泄物。

 

 「ちょっと散らかってますよね。公園にゴミを捨てている人を見かけましたが、よくないです」と観光客。

 

 「パリに着いた時、ちょっと驚きました。通りに犬のウンチが放置されてたんですから」とアジア系の観光客。

 

 パリジャンにとって耳の痛い話です。

 

 それにパリジャンだってこれでいいとは思っていません。住民の61%が不満に思っています。

 

 「パリに20年住んでますが、犬のフンを持ち帰ったことは一度もなかったんです。でも今は必ずそうしてます。みんな、気を使うようにならなくちゃいけないと思います」と女性。

 

 とは言うものの、これまでパリ市は街の清掃のために年間15億ユーロ(約1,800億円)を費やしてきました。

 

 そういえば、水をかけて大きなタワシみたいなのをぐるぐる回して掃除している清掃車をよく見かけます。

 

 清掃車が通った直後はキレイになるのですが、そのうちまたタバコの吸殻が落ちていたり、犬のフンが放置されてたりするんですよね。

 

 それでも昔に比べたらだいぶきれいになっているような気がします。

 

 でも正直、東京に比べたらまだまだです。

 

 この現状を打破しようとパリ市長のイダルゴさん、パリを美しい街にするべく担当人員を増加する政策を打ち出しました。

 

 とりあえずの目標はタバコの吸殻をなくすこと。

 

 「ゴミ箱がすぐそばにあるのに、吸殻がここに落ちてます。ちょっと不愉快ですよね」と男性。

 

 要するに一人一人のモラルの問題じゃなかろうか?

 

 確か、吸殻を道路に捨てると罰金だったような気がします。取り締まりを強化するんでしょうか?

 

 もう一つパリ市が取り組まなくてはならないのが・・・このネズミ。

 

 パリジャン一人につき2匹のネズミがいるらしい。つまり住人の2倍ものネズミが住みついているわけです。

 

 ネズミ駆除には、これまた15億ユーロの経費がかかるとか。

 

 「ネズミって衛生的な動物じゃないですよね。と言うことは、この場所自体が清潔じゃないということなんじゃないですか?」と女性。

 

 こればっかりは取り締まりをきつくしてもネズミには通じません。抜本的な対策が必要なようです。

 

 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、子供にゴミの分別がどれほど大切かを懸命に教えていたところ、うちのかみさんが全部のゴミを同じゴミ箱にどさっと捨てる現場を見てしまった[ふらふら]

 

 

VDM (Vie de merde)より





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エッフェル塔を守る [パリ]

 先週末は近くの公園の梅園で梅まつりが始まりました。

 

 買い物で近くを通ってみると、やはりたくさんのカップルや家族連れで賑わっているようでした。

 

 しかも、なにやら音楽のようなものまで流れていたような・・・。

 

 つくづく “まつり” とはこのことかと思ってしまいます。

 

 しかし、桜と違って梅は静かに見るのがいいように思うのですがねえ。

 

 それはさて置き、厳戒態勢の続くパリ。あのエッフェル塔が今年の秋には防弾ガラスで囲われてしまうかもしれません。

 

Paris_Paris.jpg


 

 下記ウィンドウのクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 3で2017年2月9日に放送)(をクリックしても映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



Un mur de verre pare-balles pour protéger la tour Eiffel

 

 “鉄の貴婦人”とも呼ばれるエッフェル塔。

 

 作られた当時はめっぽう評判の悪かった建物ですが、今となってはパリにはなくてはならない大切な存在になってしまいました。

 

 そして、毎年700万人が訪れるという有数の観光スポットでもありまです。

 

 その分、テロの標的にもなりやすいため、万全のセキュリティ対策がとられています。

 

 このように周りは金属のフェンスで囲まれ、決められた入り口からしか入れないようになっています。

 

 昔と違って、どことなく工事現場のような雰囲気がしないでもない。

 

 そこで、前代未聞の新しい案が浮上しました。

 

 それは、エッフェル塔の周りを2.5メートルの防弾ガラスで囲うというもの。

 

 一般の方々はこの案についてどう思っているのでしょう?

 

 「そんなことしてもテロを止められませんよ。やろうと思えば遠くからだってできるんですから」と男性。

 

 「下から見る風景が台無しですよ。そんなの全然良くないです」と女性。

 

 景観を壊すことなく、さらなるセキュリティ強化を図る方法がこの防弾ガラスだったのですが・・・。

 

 「見学の方々をスムーズに入場させなくてはなりませんが、手荷物の検査をしないわけにはいきません。それと同時に大切な文化財を外からの攻撃から守る必要があるんです」と市の担当者。

 

 しかし、この案を懸念する人たちもいます。

 

 「セキュリティは大切ですよ。そうすることで安心できますから。しかし、見学する人たちの目に邪魔になるようではダメです」と男性。

 

 実際に防弾ガラスで囲んだ場合、警察からの要請に応えて、見学者は左右にある庭から入場させることになるようです。

 

 それにしても2.5メートルの防弾ガラスと言われても今ひとつピンときません。

 

 高いような気もしますが、あれだけのものを守るには低すぎるような気もします。

 

 いっその事、全体を覆ってしまえば一番安全のような気が[あせあせ(飛び散る汗)]

 

 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、私は客室乗務員だが、ちょうど不安定な航路になり始めた頃、乗客がトイレに行くのを見つけた。私が、安全を期して座席に座るようにと身振りで伝えると、その乗客はトイレの前にしゃがみこんだ」

 

 

VDM (Vie de merde)より





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今年40周年 [パリ]

 今年行われるフランス大統領選。右派の候補者として立候補決まっていたフランソワ・フィヨンは、奥さんの議会がらみの架空雇用事件でかなり分が悪くなってしまいました。

 

 ある調査によると、“この際、フィヨンは大統領選から降りるべき” と答えた人が60%を超えました。

 

 フランスの場合、直接選挙なのでこのまま立候補しても勝てるかどうか・・・。

 

 

 それはさて置き、日曜日はいつもなら週末旅なのですが、TF1がその部分だけを切り出したビデオを公開していないので紹介することができません(涙)。

 

 TF1のウェイブサイトのオペレーターさん、ちゃんとやってください!まったくもう〜。

 

 そんなわけで、今回の週末旅はお休みです。来週に期待しましょう。

 

 さて、エッフェル塔やルーブル美術館のガラスのピラミッドなどとともにパリのシンボルの一つになっているポンピドゥーセンター。

 

 今年、オープンから40周年を迎えます。

 

Paris_Paris.jpg
 

 下記ウィンドウのクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 3で2017年1月31日に放送)(をクリックしても映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



Centre Pompidou : le musée qui a failli ne jamais voir le jour

 

 まだ工事中?とも思えるこの建物。これが完成形です。

 

 パリを代表する建築物であり、そこには世界中の貴重な近代アート作品が収蔵・展示されています。

 

 ファサードに大胆に取り付けられたエレベーター。

 

 「私はこの建物はあまり好きじゃないですね。青や赤のパイプが電気やガスを通すパイプみたいで・・・」と女性。

 

 「ずっと変わらず近代的で、いいと思いますよ」と別の女性。

 

 意見は分かれます。

 

 40年前のここは、こんな感じでした。大きな駐車場だったんですね。

 

 ここに革新的で近代的なアート作品を集めた美術館を作ることにしたのが元フランス大統領のジョルジュ・ポンピドゥーでした。

 

 反エリート主義の、社会的階級に関係なく誰もが入れる美術館を作ろうとしたのです。

 

 そして1971年、設計の担当者が決まりました。イタリア人建築家レンゾ・ピアノ(Renzo Piano)でした。

 

 「要求されたこと自体が革新的でした。そして、それに答えた私の案はそれ以上に革新的でした。当時、皆、若かったですからね。恐れを知らなかったんですよ」

 

 こうして姿を現したのが、これ。

 

 広さは10万㎡。8つのフロアーと広場、そして、多数のパイプにエスカレーター。

 

 これまでの美術館とは似ても似つかぬ、まるで近未来の工場のよう・・・。

 

 白黒映像で当時の建築家が登場しましたが、確かにお若い!冒険したんでしょうね。

 

 その結果、多くの専門家や市民から不評を買います。

 

 「今世紀最大の失策だ!」

 

 「監獄じゃないのかい」

 

 「なんだか私には複雑すぎますね」

 

 1974年、完成を見ずしてポンピドゥーが亡くなります。センターの未来危うし。

 

 そこに登場したのがジャック・シラクでした。

 

 おかげで、40年後、大成功を収めるポンピドゥーセンターの姿を見ることができるのです。

 

 このアートセンターの中にある国立近代美術館を訪れる人の数は毎年300万人以上になるそうです。

 

 ここは面白い作品がたくさんあって楽しめます。おすすめの観光スポットです。

 

 ジャック・シラクさんのおかげで命拾いしたとは知りませんでした。 

 

 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、やっと旦那様が望むように、南向きの近代的なアパートや、給料も悪くない静かに仕事ができる地位も手に入れ、二人一緒に休暇が取れるようになった。唯一の問題は、その旦那様が去って行ってしまったこと」

 

 

VDM (Vie de merde)より





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凱旋門のカウントダウン [パリ]

 2017年も確実に歩を進めて二日目となりました。

 

 時間はひたすら前に進むだけのようです。

 

 さて、フランスは日本に遅れること8時間で新しい年が始まりました。

 

 気になるのはパリのシャンゼリゼ通りのカウンドダウン。

 

 ベルリンのテロ事件もありましたし、いくら観光客が少しずつ戻ってきたとはいえ、さすがに出かける人は少ないだろうと思っていたら、実際はこんなでした。

 

Paris_Paris.jpg
 

 下記ウィンドウのクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 3で2016年1月1日に放送)(をクリックしても映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



Réveillon sur les Champs

 

 凱旋門から打ち上げられる花火

 

 大みそかの夜は、このスペクタクルを見ながら、2016年に別れを告げ新しい年を迎えようと約60万人の人たちがシャンゼリゼ通りに集まりました。

 

 すごい混み具合ですね。

 

 それもそのはず、セキュリティに万全を期すため、会場をできるだけコンパクトにしたそうです。

 

 それで押し合いへし合いになっちゃったんですね。

 

 「今晩はちょっと寒いので来ない方が良かったと思ったのですが、この花火は素晴らしいですね!」と女性。

 

 「週末を過ごすためにパリに来たのですが、とても素敵な夜になりました」と別の女性。

 

 「花火が最高にきれいでした。フランスに来て本当に良かったです」と男性。

 

 このイベントがテロ事件で台無しにならないように厳重な警備体制がとられました。

 

 警備に当たった警察と兵士の数は1700人ほど。

 

 要所要所にはコンクリートブロックが置かれ、出入りが制限されました。

 

 こうして検問所を通らないと会場に入ることはできません。

 

 コートを脱がされバッグの中身も検査され、やっと中に入ることができます。

 

 「おかげで安心して花火を楽しむことができます」と男性。

 

 「20分くらい待たされました。ちょっとやりすぎのような感じもしますけどねえ」と女性。

 

 「新しい年が明けるのを祝おうとやってきました。これなら安全ですね」と男性。

 

 光と音楽のスペクタクルは30分ほどで無事に終了。

 

 これだけ厳重な警備をしてでも、大みそかのこのイベントを開催したパリ市は、テロには屈しないという姿勢を世界に見せたかったのかもしれません。

 

 取やめたらテロリストの思うツボですもんね。

 

 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、世界で一番美しい花火を見ようと大晦日にシドニーまでやってきた。いつもはテレビで見ていた花火の本物が見られると期待していたのに、あまりに人が多くて何も見えなかった。で、結局、どんな花火だったのかテレビで見直したのだった」

 

 

VDM (Vie de merde)より





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復活か [パリ]

 昨日は下北沢まで買い物に出たのですが、まだまだ駅の工事は続いていました。

 

 部分的に駅舎みたいなものができているようですが、完成までにはもう少し時間がかかるようです。

 

 その駅からすぐの、ユニクロやダイソーの入っているビルに行ってみると、なんとユザワヤが営業を始めていました。

 

 生地や毛糸や手芸用品など面白そうなものばかり並んでいたのでしばらくうろうろしてきました。ああいうお店があると便利です。

 

 とは言うものの、北口には昔から営業している小さな生地屋さんがあるのですが、あっちは大丈夫なんだろうか?と気になってきました。

 

 かつては都会の中の田舎みたいな雰囲気があった下北沢ですが、今となってはその面影もほとんどなくなってしまいました。

 

 時代の流れには逆らえません。致し方なし。

 

 さて、2016年、最後の日になりました。

 

 フランスは今年、映画館の入場者数が2億1300万人を記録し、1967年以来、2番目に多い年になったそうです。

 

 入場者100万人に達するフランス映画も18作品(去年は14作品)あったそうです。

 

 そして、年末、パリを訪れる観光客が増加したそうです。

 

Paris_Paris.jpg

 

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 3で2016年12月29日に放送)(をクリックしても映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



Paris : le retour des touristes

 

 落ち着いた風情の冬のパリ。

 

 クリスマスや大晦日をパリで過ごすことにした外国人観光客が目に付きます。

 

 相次ぐテロ事件で減少の一途をたどっていた去年に比べると今年は18%増。

 

 「2年前に来て以来パリが大好きになりました。それでまた来たんですよ」と男性。

 

 「結婚25周年のお祝いに主人と一緒に来ることにしました。それに娘もちょうど25歳なんで、一緒に連れてきました」と女性。

 

 ということは、できちゃった結婚だったのですね!

 

 特に増えたのは欧州内の国からやってくる観光客。テロ事件の影響で宿泊代を値下げしたホテルが多かったことがその一因だとか。

 

 「ホテル代は10〜15%ほど安くなっています。それが功を奏しました。それに、セキュリティ対策もこれまでになく厳格ですからね」とパリ観光局の責任者の方。

 

 実際、あちこちでパトロール中の警官や兵士を見かけます。

 

 そしてシトロエン2CVで観光しているのはドイツ人のカップル。

 

 「友人たちが代わる代わるパリに行った方がいいと言うんです。ただし、31日の大晦日には大勢が集まるような場所には行かない方がいいとも言ってました。でも、僕たちはそれほど怖いとは思ってませんよ」と男性。

 

 しかし、運転手さんによれば、いつもの年に比べると30%減っているそうです。

 

 「例えばアメリカ人なんかは瞬くヨーロッパ行きは控えた方がいいと思っているようです。わざわざパリのようにテロの危険性が高い街には来ないわけです。それでもパリに来たいと思っている人はいるようで予約は少しずつ増えているようです」

 

 2017年には観光客が安心して散策を楽しめるパリに戻っているといいですね。

 

 さて皆さま、今年一年、当ブログを贔屓にしていただきありがとうございました。

 

 2017年が皆さまにとって、平和で幸せな年になりますよう心から願っています。

 

 そして来年もまた変わらずお付き合いいただけると嬉しいです。

 

 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、大晦日の前日、フェイスブックの友達は145人、メル友は314人。なのに新年のパーティーに僕を招待してくれる人は誰もいない[もうやだ~(悲しい顔)]

 

 

VDM (Vie de merde)より





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自動車に証明シール [パリ]

 フライドポテトより先にベルギービールがユネスコの世界遺産に登録されました。

 

 700年も前から作られ続けてきた歴史あるビール。

 

 ピルスナーからトラピスト、大量生産から地ビールまで、約3,000種類ものビールが造られているそうです。

 

 ベルギービール、深い味わいで美味しいですもんねえ〜。

 

 

 さて、大気汚染問題が深刻化しているパリ。少しでもこの問題を解決しようと、こんな取り組みが本格的に始まろうとしています。

 

Paris_Paris.jpg


 

 下記ウィンドウのクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 3で2016年11月30日に放送)(をクリックしても映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



Paris : les vignettes anti-pollution obligatoires pour circuler dès le 16 janvier

 

 ここはパリ東部のナシオン広場。

 

 お巡りさんたちが車やバイクを止めて、何やらドライバーに注意喚起しています。

 

 というのも、パリを走る車やバイクは、2017年1月16日から、走行開始年度や動力の形態を証明するシールを貼らなければなりません。

 

 「このシールの事をドライバーに周知させるための活動なんです。前もってきちんとしてもらっていれば、交通違反で取り締まる必要はありませんからね」と交通安全課の警官。

 

 なんだか婦人警官の帽子がかっこいいですね。

 

 それはさて置き、シールとはどのようなものか?

 

 全部で6種類あります。色分けされていて、緑は一番環境に優しい車、グレーは最も古い車=環境に悪影響を及ぼす車に貼られます。

 

 この証明シール、オンラインで注文することができます。価格は4.18ユーロ(約470円)。

 

 パリ氏や警察によれば、大気汚染がピークに達した日には、この証明シールを目安に市内を走る車を制限する予定だとか。

 

 今のところ義務ではありませんが、警察は証明シールのない車やバイクを取り締まりの対象にするらしい。

 

 この計画に怒り心頭なのが、“4千万人のドライバー協会” の会長さん。

 

 「走行開始年度や動力の形態で異なるシールを貼るなんて差別ですよ。また、それで違反だというなら、パリのドライバーの65%が違反だってことになります。こんなことしても何の解決にもなりません!」

 

 確かに、ちょっと差別的ではありますね。

 

 しかし、大気汚染の問題を解決し、市民の健康を守ることはパリ市にとっては最優先課題です。

 

 「車の通行を減らして、地下鉄やトラムを充実させるために20億円の予算を使っているんです。それに加えて、通行車の質をあげようとしているんです」とEELV(ヨーロパ・エコロジー=緑の党)のパリ市の助役。

 

 市民の半分が大気汚染の危険にさらされているというパリ。これが改善のための効果的な方法になるといいですが・・・。

 

 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、警官の私は、スピード違反の車を止めた。違反切符にサインさせようとボールペンを差し出したら、ドライバーがボールペンに息を吹きかけた」

 

 

VDM (Vie de merde)より





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パリの大観覧車 [パリ]

 今週の月曜日、11月21日にシャンゼリゼ通りのクリスマス・イルミネーションが点灯しました。

 

 その映像に興味のある方は→こちら

 

 長さ2.2キロ、並木の数は400本。イルミネーションのためにかかる費用は100万ユーロ(1億1,400万円ほど)。

 

 バカにならない額ですね。でも、これで観光客が戻ってきてくれれば・・・。

 

 さて、そのシャンゼリゼ通りの始点となるコンコルド広場では、今週の木曜日、こんなことが起きていました。

 

Paris_Paris.jpg
 

 下記ウィンドウのクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 3で2016年11月24日に放送)(をクリックしても映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



Des forains bloquent la place de la Concorde en soutien à Marcel Campion

 

 この日、コンコルド広場には大勢の人たちが集まっていました。

 

 通りには大型トラックが道を塞ぐように止まっていて、大渋滞が起きています。

 

 いったい何事???

 

 集まった方々は、移動遊園地の経営者の皆さんです。文化省のやり方に抗議して集会を開きました。

 

 というのも、コンコルド広場に設置してある大観覧車のオーナーのマルセル・カンピオンさんに対し、文化省が大観覧車を撤去するように求めたからです。

 

 理由は、コンコルド広場を歴史地区として保護するため。

 

 これに危機感を抱いた移動遊園地の経営者たちが抗議集会を開いたのです。

 

 「私を支援するために仲間が集まってくれたんです。大観覧車は移動遊園地のシンボルみたいなものです。もう20年も前からここに設置していますからね」とマルセルさん。

 

 マルセルさんはパリ市から正式な許可をもらってここに大観覧車を設置しています。

 

 それなのに文化省が撤去するようにと言い出したのです。

 

 「こんなことされたら私たちにとってはきついです。補助金をくれとか、何かしてくれとか要求しているわけではありません。ただ、静かに仕事をさせて欲しいだけです」と業者の方。

 

 考えてみれば、フランスのあちこちに歴史地区が散在しています。

 

 その保護のためという理由で設置を禁止されたら、営業を縮小するしかなくなります。

 

 この抗議活動が功を奏してか、マルセルさん、今年いっぱいはここで営業していいという約束を取り付けました。

 

 今やシャンゼリゼ通りのイルミネーションの一つにもなっている大観覧車。

 

 来年は姿を消してしまうのか・・・。なくなってしまうと寂しいような気もします。

 

 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、移動遊園地でクレープ屋をやっている。男性客がやってきてヌテラのクレープを注文した。早速、たっぷりヌテラをぬったクレープを作って渡すと、私の見ている前で、男はそこにハムの一切れを挟んで、あっという間に食べてしまった」

 

 

VDM (Vie de merde)より





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灯籠流し [パリ]

 アメリカのトランプという名のカッパが、選挙中に吐いた暴言を撤回しているらしい。

 

 日本も核武装すべきとかなんとか言ったらしいけど、言ってないと言い張ってます。

 

 こんなんだったら選挙中にはなんでも言っていいという話になる。信用できない奴です。

 

 今回のアメリカ大統領選でわかったことの一つは、人間はああいう過激な発言に煽られやすいということ。

 

 みんながみんなそうではないかもしれないけれど、確かにその種の人間が大勢いました。

 

 私にとってヒラリーが負けたという以上にどことなく後味が悪いのは、トランプ氏の選挙参謀が、そういうのを利用して選挙を戦い、勝ってしまったという側面があるからです。

 

 これから政権を運営するためにどう変わっていくのか知りませんが、そうやって選挙を戦ったという事実は変わらない。

 

 今回のトランプ氏の勝利で、わが方に風ありで勢いづいているのがフランスの極右政党Front National(国民戦線)です。

 

 来年、大統領選を控えているフランスでは、社会党はボロボロですし、その他の政党もイマイチで、国民戦線にやられそうで気がかり・・・。

 

 お願いだからフランスだけはそんなことにならないでくれ!と言いたい。

 

 台頭は許しても政権は取らせない、というのがフランスだと信じたいです。

 

 さて、11月13日の夜には、パリ同時多発テロで犠牲になった人たちの魂を、また残された遺族の心を慰めるため、パリのサンマルタン運河で灯籠流しが行われました。

 

Paris_Paris.jpg


 

 下記ウィンドウのクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2016年11月13日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



 

 テロの現場にほど近いサンマルタン運河。100人ほどの人たちが集まり、灯籠流しを行いました。

 

 まずは灯篭に伝えたいメッセージを書きます。

 

 「あなたのことは忘れない」とか「平和」という文字が見えます。

 

 こちらの男性は息子さんをバタクラン劇場のテロで亡くしました。

 

 「明かりはエリックの命なんです。だから彼はここにいるんです。私たちのそばにね」とお父さん。

 

 日本の灯籠流しとはちょっと違って、明かりがカラフルです。

 

 青、白、赤、フランスの国旗と同じトリコロール。中で光っているのは簡単なLEDランプでしょうか?

 

 流れていく灯篭を静かに見送ります。

 

 「1年前にテロにあった人たちのために灯篭を流しました」と女の子

 

 これを企画したのがパリに住む若者三人です。アジアで行われている伝統の行事にヒントを得て、テロの犠牲者を追悼することにしたのだそうです。

 

 ウィキペディアを見ると灯籠流しは日本の行事だと書かれてありますが、このような伝統があるのは日本だけではないんでしょうね。

 

 「明かりは生命のシンボルですし、希望のシンボルでもありますから、すごくいい企画だと思います」と女性。

 

 音もなく明かりが水の上を流れていく様子は詩の世界。冷たくなった心を暖かくしてくれるかもしれません。

 

 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、エレベーターの中に閉じ込められた。降りるために必死になってボタンを押したが動かない。そのうち明かりも消えてパニック状態に。泣き出しそうになりながら全部のボタンを押しまくった。するとエレベーターが動き出した。後からよく考えると、乗った時、自分が今いる階のボタンを押し続けていただけだったのだ」

 

 

VDM (Vie de merde)より





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テロと観光産業 [パリ]

 パリ同時多発テロから1年が過ぎました。

 

 昨日の11月13日、ぞれぞれ現場となった場所では、大統領とパリ市長が出席して追悼の式典が行われ、亡くなった方の名前を刻んだプレートが飾られました。

 

 そしてバタクラン劇場は営業を再開し、テロ以来、初めてステージに立ったのはスティングでした。

 

 こうして少しづつでも傷が癒えるといいのですが・・・。

 

 パリは世界的な観光地でありながら、このテロ事件以来、観光客が激減してしまい、未だ復調の兆しがありません。

 

Paris_Paris.jpg


 

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 3で2016年11月7日に放送)(をクリックしても映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



Tourisme : rendre Paris à nouveau attractive

 

 ドミニクさんはフリーのガイド

 

 いつも午後2時になると観光客を連れてパリの街角を案内することになっているのですが、この通り、お客さんはゼロ。

 

 「とても、とても残念です」とドミニクさん。

 

 観光客は徐々に減っていき、収入も以前の半分になってしまいました。

 

 その影響はあらゆる業種にわたっています。

 

 テロやひったくりなので違法行為によって、パリ観光を諦めてしまう人たちが増えてしまったのです。

 

 その数は去年に比べて180万人の減少。金額にすると10億ユーロの損失です。

 

 そのため政府は、外国人、特にアジア系の人たちに安心してパリに来てもらえるように、防犯カメラの設置やパトロール隊の増員などセキュリティー強化に力を注いできました。

 

 「パリに行くと言ったら、友人や事務所の同僚が本当に行くのか?と驚いていました」とアジア系観光客。

 

 今やフランスは危険な国となってしまいました。しかし、観光船を運営しているフレデリックさんは営業をやめようとは思っていません。

 

 「危険だというイメージがなくなるまでには少し時間がかかりますよ。日本人は安全になったらまた来ると言ってくれてるんですから」とフレデリックさん。

 

 こちらのホテルのオーナーは、セキュリティーを強化するだけでは足りないと言います。

 

 「パリに来たいと思ってもらえるようにしなければなりません。パリのいいところをもっと知ってもらわないといけません」

 

 観光はフランスの国内総生産の7%を占めているそうです。フランスにとっては大事な産業です。

 

 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、愛する夫が一輪のバラの花をプレゼントしてくれたので喜んでいたら、その花にくっ付いていたカードを見つけて呆然。『テロの犠牲者を悼んで』」

 

 

VDM (Vie de merde)より





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ルイ=ヴィトン財団展覧会 [パリ]

 2013年12月にブローニュの森の北端にできたルイ=ヴィトン財団の美術館

 

 ちょっと現代彫刻のようなややこしい形の建物ですが、今やパリの新しい名所になりつつあります。

 

 興味のある方は以前の記事を→こちら

 

 この美術館で今月の22日から、ロシアの実業家で絵画の収集家だったセルゲイ・シチューキン(Sergueï Chtchoukine)(1854-1936)のコレクション展が始まります。

 

 印象派の作品が中心だそうです。

 

Paris_Paris.jpg


 

 下記ウィンドウのクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 2で2016年10月20日に放送)(をクリックしても映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



Choix du 20 heures : le "Déjeuner sur l'herbe" de Monet

 

 この方がシチューキン。

 

 そしてこちらはシチューキン家の内部を再現したもの。

 

 マティス、ピカソ、ゴーギャンなどの名作で壁が覆い尽くされています。

 

 その中の一つが、モネの「草上の昼食」。

 

 それならオルセー美術館所蔵だったような・・・でもあちらはマネの作品でしたっけ?

 

 モネとマネ、名前は紛らわしいですが、作品にはそれぞれ個性があり異なります。

 

 1862年に発表されたマネの「草上の昼食」は批判にさらされました。

 

 女性が裸体なんてとんでもないというわけです。

 

 それまでも何度となくヌードの女性が描かれてきたのに、なぜマネだけが批判されなくてはならなかったのか?

 

 これまで描かれてきたのは現実の世界には存在しない女神がほとんどだったのに、マネの場合はあまりにも現実味があり過ぎた・・・。

 

 それから2年後の1866年、モネが同じタイトルの作品を発表します。

 

 タイトルは同じでもスタイルは異なります。当時の古典的な構図を無視して描かれていたのです。

 

 地面に横たわる男性がいたかと思えば、大きな木にもたれかかる男もいます。

 

 さらに、大きな木の幹はハートに矢の刺さった落書きが・・・。

 

 「この作品には日常がそのまま描かれています。1966年当時はアカデミズムの時代であり、絵画は室内で丁寧に ”作られた” ものだったんです。ですから、この作品は印象派の始まりでもあったんです」と展覧会の委員。

 

 確かに、この絵には印象派の特徴が随所に認められます。

 

 まずは野外の風景が描かれていること、次に自然の光に満ち溢れていること。

 

 人物たちの髪や肩にその光が反射しているのがわかります。

 

 シチューキン所蔵のこの作品は高さ1.3メートルほどで下書きなのだそうです。

 

 実際は高さ4.6メートルの大作になるはずでしたが未完で終わっています。

 

 その一部がオルセー美術館で展示されているようです。

 

 この展覧会は来年の2月20日まで開催されることになっています。詳しくは→こちら

 

 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、わが家に、友人のカップルが4歳になる息子を連れてお昼を食べにやってきた。しばらくその息子と遊んでから私は言った。『さあ、こっちへおいで。これからお昼を食べるんだよ』するとその息子が言った。『おじちゃんは食べちゃダメ。だって、お腹がこんなに膨らんで、もうたくさん食べてるじゃないか』」

 

 

VDM (Vie de merde)より





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