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続・マカロン [フランスのお菓子]

 今日から6月。

 線路脇の土手に植えてある紫陽花の花は3分咲きといったところです。

 関東甲信の梅雨入りは平年なら6月8日ごろのようですが、10日間予報を見てみると、そのような気配は見受けられません。

 ただ、7日前後あたりの降水確率がやや高め。来週末くらいには梅雨入りでしょうか???

 さて、昨日紹介したマカロンブームですが、このお菓子のルーツは一体どこなんでしょう?

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2017年5月29日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 何とフランスではこれだけの地域で、地方の特産としてマカロンを製造販売しているそうです。

 東西南北まんべんなくフランス全土に及んでいます。

 よく見るとマクロン大統領の故郷アミアンでもマカロンが特産品になっています。

 これではどこが本家本元かさっぱりわかりません。

 一説には中東で生まれたと言われています。というのも、この地域ではアーモンドの栽培が盛んだからです。

 となると、どうやってそのマカロンがフランスにやってきたのか?

 ルネッサンス期、人々の移動が盛んになるにつれ、胡椒や香辛料がフランスにもたらされます。

 その輸入品の中にマカロンがあったと言われています。

 最初にマカロン作りが盛んだったのがイタリア。

 イタリアではマケローネと呼ばれていました。

 それがこの写真のクッキーの様なお菓子。

 「ガルガンチュア物語」の作者として知られるフランソワ・ラブレーが、このアーモンドパウダーを使ったお菓子について書物に書き記しているそうです。

 当時のマカロンは今とはちょっと様子が違ってますね。

 今のようなマカロンが生まれたのは19世紀になってからのことです。

 中にガナッシュを挟むパリ風マカロンができて、世界中に広まりました。

 特に、アメリカで人気になりました。

 ソフィア・コッポラ監督作品「マリー・アントワネット」(2006年公開)の中で、マリー・アントワネットが食べていたのがマカロンです。

 映画のヒットでマカロンもまたアメリカで知られることになりました。

 日本にマカロンが登場したのはもっと早かったような気がします。2000年頃にはすでに耳にしていたので、いつくかのお店で売られていたように思います。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、僕のフィアンセに映画に行こうと誘ったら、面白くないから行かないと断られた。それで僕は言った。「OK、それなら土曜日の夜は二人で一緒に過ごそう』すると彼女が言った。『映画は何時からやるの?』


VDM(Vie de Merde)より



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マカロン [フランスのお菓子]

 本日はマクロンではなくマカロンのお話です。

 日本でもすっかりお馴染みになったお菓子マカロン。

 様々な企業が、独自のマカロンを製造販売し始め、一大ビジネスに発展しています。

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2017年5月29日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 食欲をそそる色合いとこのフォルム。

 この10年ほどの間にマカロンは世界中で愛されるお菓子になっていました。

 マカロンを見るだけでも顔がほころびます。

 「味、口当たり、香りが気に入っています。フランスには本当にたくさんの種類がありますね。メキシコにはマカロンはありません」とメキシコ人の女性。

 こちらはかの有名なラデュレ(Ladurée)。パリ風マカロンを生み出したお店です。

 玉子と砂糖とアーモンドパウダーを使ってオーブンで焼き、真ん中に様々な具をはさんだお菓子マカロン。

 このお店では大と小があって、大が一つ5.ユーロ、小が一つ2ユーロで売られていました。

 高〜い!!!

 「お客様がたはフランス風の暮らし方を求めておいでになります。それと同時に質のいい商品と行き届いたサービスも期待されています」とお店の責任者。

 お店に隣接するティールームでマカロンを食べることもできます。

 ここでは30種類のマカロンが用意されているそうです。

 マカロン産業は拡大を続けており、この市場に参入しようとする企業も増加しています。

 この会社Macrons de Folieもその中の一つ。7年前に会社を起こし成功を収めています。

 その秘密は味と香りの豊富さ。

 見た目もカラフルで楽しそう。全部で250種類近くもあるそうです。

 2016年は売り上げが3倍にもなりました。

 ここでは甘いマカロンだけでなく、食前酒のおつまみにもなる塩味のマカロンも作っているとか。

 従業員は10人。1日に2,000個のマカロンを製造しています。

 お値段は1つ1.40ユーロ。中にはトマトやモッツァレラチーズのマカロンもあるそうです。

 サンドイッチだと思えば不思議ではありませんね。

 そしてこちらは3年前にオープンしたというお菓子教室。

 マカロンの作り方を教えてくれます。受講料は71ユーロ。

 「そう簡単ではないです。でもなんとかなります」と生徒さん。

 フランスでもちょっとしたマカロンブームが起きてるようです。

 「よく出来てるのもあれば、出来の悪ものもあります。でも、初めてにしてはいい方でしょう」と生徒さん。

 マカロンを見ていたら自分でもオリジナルのマカロンが作れそうな気がしてきます。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、娘がお菓子を作り始めた。レシピに玉子を全部使うと書いてあったので、娘はその通りにした。その結果、生地の中に玉子が全部入っていた。殻も含めて・・・


VDM(Vie de Merde)より



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シェンケル [フランスのお菓子]

 本日はいつもの美容院で髪をカットしてもらいました。

 

 シャンプー+カット+ブローがワンセットで5000円足らず。

 

 シャンプーの後には頭、肩、背中マッサージしてくれます。

 

 中でも頭のマッサージの気持ちいいことといったら・・・。

 

 硬いだけの頭なのに、キュン、モミモミとやってもらうと、血の巡りのいい柔らか〜い頭になるような気がしてくるのでした。

 

 さて、2月はあっという間に終わってしまいましたが、今年は2月28日がマルディグラでした。

 

 この日、賑やかなパレードの他に伝統のお菓子を食べて祝う地域もあるようです。

 

 そう言えば、リヨンではビューニュ(bugne)と呼ばれるお菓子がありました。(以前の記事を→こちら

 

 そして、アルザス地方でも似たようなお菓子を食べるようです。


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 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2017年2月28日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。 



 

 アルザス地方の小さな村のパン屋さん。

 

 マルディグラだけあってお店の中も賑やかな飾り物でいっぱいです。

 

 そして、店頭に並んでいるのが伝統のお菓子シェンケル(Schenkele)。

 

 ボール状や円盤状など形は様々ですが、材料と作り方はどれも同じ。

 

 男性が一口でパクリ。美味しそうですねえ〜。

 

 「普通の揚げパンとはちょっと違うんです。特別の生地ですからね」と女性。

 

 お店の奥の作業場では、パン屋さんがシェンケルを作っていました。

 

 「材料は、玉子、砂糖、アーモンドパウダー、ラム酒、バター、小麦粉です」とフランクさん。

 

 普通と違うのはアーモンドパウダーやラム酒が入るからでしょうか?

 

 生地ができたら棒状に伸ばして、一口大に切り、これを油で揚げます。

 

 ふんわりというよりカリッと揚がったら、シナモン入り砂糖をまぶして出来上がりです。

 

 できたてから2〜3日は保つそうです。

 

 この日は、あっという間に数キロのシェンケルが売れたそうです。

 

 「いつもは自分で作るんですけど、今日は買って帰ることにしました」と女性。

 

 アングロサクソンの国では、この日はパンケーキを食べるようですが、どこの国でも、お祝い事に美味しいものはつきもののようです。

 



******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、ひとりでお菓子を一箱ペロリと食べてしまった。彼がそのお菓子を探しているから言ってやった。『さっき小さなネズミがウロウロしてたみたいよ』すると彼が私を見ながら言った。『むしろ、でっぷり太ったネズミでしょ』」

 

 

VDM (Vie de merde)より





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ミ=ショ=コ [フランスのお菓子]

 本日はバレンタインデー。

 

 チョコレート屋さんの陰謀か、なぜか意中の人にチョコをプレゼントして愛を告白する日になっています。それも女子から男子へ。

 

 最近ではそれとは別に、とにかくバレンタインデーだから皆でチョコを食べましょう!なんてやったりするから、チョコの売り上げがどんどん伸びる。やっぱりお店の陰謀か?

 

 そんなわけで、当ブログも本日はチョコレートで作ったお菓子のお話です。

 

Paris_MarcquEB.jpg


 

 下記ウィンドウのクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2017年2月8日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



 

 こちらがそのお菓子。キャラメルをチョコで包んだお菓子です。

 

 「このお菓子を見ると子どもの頃を思い出しますね。大好きでしたよ」と年配の女性。

 

 「お利口さんにしてるとおばあさんがよくくれました」と女性。

 

 創業以来、オーナーは次々と変わりましたが、このお菓子の製造だけは途絶えることなく80年続いてきました。

 

 包装紙にはMi-Cho-koの文字。このお菓子Mi-Cho-ko(ミ=ショ=コ)というらしい。

 

 「学校でたくさんお勉強していい子にしているともらえたお菓子なんです」と女性。

 

 こちらがその工場。会社の名前はLa Pie qui Chante(ラ・ピ・キ・シャント)(歌うカササギ)。

 

 もともとはマルセイユで設立された会社です。それがフランスの北の端のノール県に移って、このキャラメルチョコが生まれたのが1936年のことでした。

 

 現在はアメリカの企業グループ Mondelēz International の傘下にあります。

 

 「もともとはキャラメルとチョコレートを使った手作りのお菓子でした。その後、機械化が進んで今の形で大量生産するようになりました。以来何も変わっていません」と工場長。

 

 カササギの登場するこんなコマーシャルもありました。フランスではよく知られたお菓子のようです。

 

 製造は全て機械がしてくれます。まずは液状のキャラメルを固め、チョコレートでコーティング。

 

 この長い管を通る間にチョコを冷やして固めます。

 

 こちらは製造進行の責任者サリムさん。2時間毎に試食して出来上がりを確認しています。

 

 「丸みがあるか、チョコが満遍なくコーティングされているか、ツヤはあるかなどを確認して、試食します」

 

 この工場では毎日約200万個のミ=ショ=コが作られているそうです。

 

 一口でパクッと食べられるので、子供だけでなく大人のおやつにもちょうど良さそうです。

 

 濃いめのコーヒーによく合いそうな気がします。

 

 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、21歳の私はアレルギーの検査に行った。結果は陰性。アレルギーな何もなし。そいうことは、うちの母は21年間もの間、私がチョコレートアレルギーだと嘘をついてきたことになる。そして、21年間、私はチョコを一度も食べていないのだった」

 

 

VDM (Vie de merde)より





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ヴィシーのパスティーユ [フランスのお菓子]

 「賢いロバ」という動画。どういうことかなと見てみると・・・→こちら

 

 確かに3頭目の黒いロバ、頭いいですねえ〜。こうすりゃ楽に通れます。

 

 それはともかくとして、大寒波、日本にもやってくるらしいじゃないですか!

 

 今週末は東京もすっぽり寒気に包まれてしまうとか。雪降るんだろうか?

 

 昨日、トルコの男性が言ってましたが、雪が降るとちょっとワクワクするのですが、降られると不都合なんですよねえ。あまり積もらないことを祈ります。

 

 さて、本日は、フランス中部の町ヴィシー(Vichy)で150年以上も前から作られ続けてきたキャンディーのお話です。

 

 フランス語でキャンディーの総称はボンボン(bonbon)と言いますが、ヴィシーのキャンディーは平ったくて丸い形をしているのでパスティーユ(pastille)と言います。

 

 Paris_Vichy.jpg


 


  下記ウィンドウのクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 3で2017年1月7日に放送)( をクリックしても映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



Histoire : Retour sur la pastille Vichy, un produit qui date du 19e siècle

 

 白黒の映像は1954年にヴィシーの製造工場を取材したもの。

 

 当時としてはほとんどがオートメ化された工場として有名だったようです。

 

 白いのは粉状になった塩。ここに砂糖と香料が加えられ、最後にはこの形のキャンディーになって出てきます。

 

 どうやらフランスの国土と同じ6角形をしているようです。

 

 これを工員の女性が袋に詰めます。最後はいくつかまとめて箱に入れられ出荷されます。

 

 当時は違ったタイプのキャンディーも作っていたようです。

 

 そしてこれが現代の工場です。はるかに衛生的で洗練された工場に生まれ変わっています。

 

 しかし、基本システムは50年代と変わりません。

 

 「上からシロップが送られてきて下に降りてきた時は結晶化した砂糖になって出てきます。そしてこのタンクで塩や香料などと混ぜ合わされます」と工場の方。

 

 箱に詰まっていたのがその混合物。これを専用の機械で高圧をかけて固めればキャンディーになります。

 

 この機械なら1時間に350トンのパスティーユを作ることができるそうです。

 

 定期的に製品の検査も行われています。

 

 「この機械でパスティーユの硬さを調べています。固すぎでもいけませんし柔らかすぎでもいけないんです。ここで調べて機械の圧力を調整しています」と女性。

 

 最後はこんな袋に詰められて出てきます。

 

 こんなの見たような気もしますが、食べたことはないような・・・。

 

 95%がフランス国内で消費されているそうです。

 

 このお菓子ができたのは1825年の事。他にも様々なキャンディーを作ったようですが、このヴィシーという名のキャンディーは昔のままで変わらないそうです。

 

 一方、1978年からは別のパスティーユが作られ始めました。こちらは “バッサン・ドゥ・ヴィシー(Bassin de Vichy)” という名が付けられています。

 

 作っているのは創業1852年のMoinetという会社。

 

 2015年にはパリのサン=ルイ島にお店をオープンしたそうです。

 

 そして数ヶ月前にはクレル=モンフェランにも支店を出しました。こちらは見事なアールヌーヴォーのショーウィンドウがあるそうです。

 

 

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******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、美術学校の入学試験だった。試験官が皆にキャンディーを一つずつ配った。口に放り込んで気がついた。それをデッサンしなくてはならなかったのだ」

 

 

VDM (Vie de merde)より





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エリゼ宮御用達 [フランスのお菓子]

 自転車のセルフレンタルVélibに引き続き、2011年12月、鳴り物入りで登場したパリ市のAutolib。電気自動車のセルフレンタルです。

 

 詳しくは以前の記事を→こちら

 

 ついこの間のことのような気がしますが、あれから5年も経っているんですね。

 

 その間に、積もり積もってなんと1億8000万ユーロ(約220億円)の赤字を出していました!

 

 このつけは一体誰が払うんだ?市民の血税でしょ!ってな話になっています。

 

 自転車の方はまあまあ上手く行っているようですが、四輪となると残念ながらダメだったようです。

 

 

 さて、昨日はガレット・デ・ロワをいただく日でした。

 

 エリゼ宮でも毎年、特注のガレット・デ・ロワが食べられてきたそうです。その特注というのが・・・。

 

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 下記ウィンドウのクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 3で2016年1月5日に放送)(をクリックしても映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



La galette de l'Élysée

 

 なにやら巨大なお皿がオーブンに入れられようとしています。直径120センチ。

 

 しばらくすると・・・見事に焼きあがりました。

 

 これがエリゼ宮御用達のガレット・デ・ロワです。そして、このパン屋さんJocely Lohezicの技術の結晶でもあります。

 

 2014年にイル・ドゥ・フランス地方でガレット・デ・ロワのチャンピオンに輝き、本年度はエリゼ宮から指名されました。

 

 お店で売られているのと全く同じものを大きなサイズで作って欲しいとの依頼です。簡単なようで難しい注文です。

 

 この巨大なガレット・デ・ロワを始めたのはジスカール・デスタン元フランス大統領でした。1975年のことです。

 

 以来、歴代の大統領がこうしてナイフを入れてきました。

 

 エリゼ宮では毎年こんなことが行われているんですね。知らなかったあ〜。

 

 あれっ、さっき焼きあがったのと模様の違うガレットが出てきました。こちらが本物?さっきのは試作品か?

 

 それにしても近くで見るとやっぱり大きい!

 

 「このガレットにはフェーヴが入ってません。フランスには王様も女王様もいませんから金の冠も不要というわけです」とジョスランさん。

 

 最後はジョスランさんの手で綺麗にお化粧されてエリゼ宮に納品されました。

 

 そして、オランド大統領がナイフを入れ、パン屋さんの労をねぎらいました。

 

 エリゼ宮に入るなんてそうそうあることではありません。最後は記念写真をパチリ。

 

 このお店のガレット・デ・ロワが食べてみたいですねえ。パリにお住いの方やこれから旅行でいらっしゃる方、トライしてみては如何でしょう?

 

 

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「今日、新しい身分証明書が届いた。しかし、お役所は僕の身長を変更するのを忘れたらしく、年齢は18歳なのに、身長は120センチ[あせあせ(飛び散る汗)]

 

 

VDM (Vie de merde)より





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ガレット・デ・ロワ 2017 [フランスのお菓子]

 ブログのデザインをじわじわ変更しています。

 

 昨日は、アドレスバーの左側にプロフィールの画像が出るように設定しました。

 

 この画像のことをファビコンというらしい。なかなかうまくいかず結構時間がかかりました。

 

 そんなことをしながらも、近くのスーパーまで買い物に出たついでに、梅園のある公園を横切ったところ、数は少ないものの開花している梅の木がいくつかありました。

 

 もう一ヶ月ほどすると3割〜4割くらいは咲きそうな気がします。

 

 さて、この時期になるとフランスでは美味しいお菓子の話題が登場します。

 

 日本でも最近、パン屋さんやお菓子やさんで売られるようになったガレット・デ・ロワ(Galette des Rois)。

 

 明日、1月6日の公現祭に食べるお菓子です。とは言っても、その前から、ヘタすると去年の末からお店で販売されています。

 

 因みに公現祭とは、12月25日に生まれたイエスに会いにやってきた東方の三博士をお祝いする日です。

 

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 下記ウィンドウのクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2016年1月2日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



 

 こちらはブルターニュ地方の町エルゲ=ガベリックのパン屋さんFournil du Rouillen。

 

 紙でできたこの王冠、その下のガレット・デ・ロワの中に入っているフェーヴを引き当てた人がかぶることができます。

 

 このパン屋さんでは毎年1月末までに2500個のガレット・デ・ロワを売り上げているそうです。

 

 厨房を訪ねてみると、ブルーノさんとミカエルさんがせっせとお菓子を作っていました。

 

 このお菓子の特徴は、カスタードクリームにアーモンドクリームを混ぜたフランジパーヌが入っていること。

 

 このパン屋さんでは、2種類のアーモンドパウダーを使っています。一つは皮ごとパウダーにしたもの、もう一つは皮をむいてパウダーにしたものです。

 

 この二つに、バター、玉子、小麦粉、カスタードクリームを混ぜあわせ(これがフランジパーヌ)、パイ生地の上に渦巻きを描くようにしてのせていきます。

 

 そして真ん中にフェーヴを置き、パイ生地で蓋をしたらオーブンで焼きます。

 

 フェーヴは瀬戸物でできたミニチュアのこと。中に入れて焼いても溶けたり壊れたりすることはありません。

 

 こんがり焼けてつやつやしたガレット・デ・ロワが焼きあがりました。

 

 ブルターニュ地方で最優秀賞を受賞したカレット・デ・ロワです。

 

 「こんな美味しいものが食べられて幸せですよ」と女性。

 

 あああ〜、美味しそうですねえ。去年は渋谷のパン屋さんによって買ってきて食べたのでした。今年も買っちゃうか・・・。

 

 

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******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、うちの両親は、ガレット・デ・ロワでフェーヴを引き当てた人がその代金を持つという決まりごとを毎年続けている。今年は一族が集まったのでガレット・デ・ロワが3つ。よりによってそのフェーヴ3つを僕が引き当ててしまった。貧乏学生のこの僕が・・・[もうやだ~(悲しい顔)]

 

 

VDM (Vie de merde)より





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パピヨット [フランスのお菓子]

 この時期、クリスマスパーティや忘年会など様々な集まりに呼ばれることも多いですが、今年はついこの間、インフルエンザで寝込んだばかり。

 

 用心して全て断り、仕事が終わったらわが家にまっしぐら。体力が完全に回復するまで夜は家に引きこもっております。

 

 そのせいか、師走の慌ただしさをそれほど感じないで済んでいます。

 

 このまま焦ることなくマイペースでのんびりと一年を締めくくりたいものです。

 

 さて、クリスマスを控えたこの時期、フランスでは様々なお菓子が登場します。

 

 その中の一つが、パピヨット(Papillote)。どんなお菓子なんでしょう?

 

 フランス第二の都市リヨンから北へ30キロほどのところにある町アンス(Anse)を訪ねます。


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 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2016年12月12日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。 




 この派手な包み紙に包まれたお菓子がパピヨットです。

 

 「こうやって一つ一つ包んで、端をしっかりひねったら出来上がりです」とお店の女性。

 

 カラフルなキラキラ光る包装紙と両端がひらひらした房になっているのが特徴です。

 

 その起源は18世紀のリヨンに遡ります。

 

 「ある菓子屋の店員が、小さな紙にラブレターを書いてお菓子の中に入れ、上の階ではたらいていた美人の店員に渡したことがきっかけてできたお菓子だと言われています」

 

 肝心要の包みの中のお菓子は一体なんなんでしょう?

 

 ここは、年間2,500個のパピヨットを作るというお菓子屋さんのアトリエです。

 

 材料は、生クリームに近い牛乳2ℓ、ブラックチョコ3㎏、バター200g。

 

 「こうしてチョコレートを溶かしながら全体をなめらかになるまで混ぜ合わせます」とフィリップさん。

 

 よく混ぜ合わせたら型に入れ48時間寝かせます。

 

 固まったチョコレートを小さな四角に切り分け、周りにシロップをかけて固まったら出来上がりです。

 

 「周りはカリッとして中はトロッとした感じになります」

 

 これをあのキレイな包装紙で包めばパピヨットの完成です。

 

 食べる時はこうしておもむろに包みを開けていただきます。

 

 かと思えば、包み紙の両端を引っ張って音を出して楽しむ子もいます。

 

 「こうしてパ〜ン!とやって楽しむんですよ」と若い男性。

 

 あのびらびらの房の部分を引っ張るといい音がするようです。

 

 パピヨットは、この地域では誰もが知っている年末のお菓子のようです。

 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、クリスマスまであと24時間だというのに、子供たちへのプレゼントが見あたらない。子供たちに見つからないようにと念を入れて家の中に隠しておいたら、隠した場所がわからなくなった[あせあせ(飛び散る汗)]

 

 

VDM (Vie de merde)より





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クリスマスの菓子パン [フランスのお菓子]

 12月6日は聖ニコラ(=セント・ニコラス)の日でした。

 

 聖ニコラは、一説にはサンタクロースの起源になった人物とも言われています。

 

 そして、貧しい人たちに食べ物を与えたり、死刑になりかけた無実の人を助けたりなど、さまざまな伝説に彩られていますが、一般にフランスでは子供の守護聖人になっています。

 

 この聖ニコラの日からクリスマスまでの間に食べられる菓子パンがコキーユ・ドゥ・ノエル(coquille de Noël)です。


Paris_Roubaix.jpg 


 

 下記ウィンドウのクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2016年12月6日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。




 これがその菓子パン。白いツブツブはお砂糖です。バター200gに小麦粉500gのブリオッシュの生地から作られます。

 

 「バターも卵もたっぷりに詰まった菓子パンですよ」

 

 それなら普通のブリオッシュと変わらないように思いますが・・・。

 

 ここからがブリオッシュとは異なります。生地を棒状に伸ばしながら両側に小さなボールができるように成形します。

 

 これがイエス・キリストを表しているのだとか。とは言っても、生まれたばかりの産着に包まれたキリストです。

 

 次にハサミで切りめを入れます。

 

 「こうしておけばよく火が通りますし、膨らんでも爆発することもありません」

 

 最後に、粒々の砂糖やチョコチッップをのせてオーブンにいれ焼き上げます。

 

 18分もすると、こんがり焼けたコキーユ・ドゥ・ノエルの出来上がり。

 

 「こんがり焼けて、とろけた砂糖と粒の砂糖がこんな風になっているのが美味しいんです」とパン屋さん。

 

 「小さい頃、日曜日の朝に目がさめると、このパンがあって大喜びしてました。クリスマスの忘れられない思い出です」と女性。

 

 「ホットココアと一緒に食べるんですよ」と別の女性。

 

 子供たちが楽しみにしているこのパン、フランス北部のノール件やベルギーに伝わる伝統のお菓子パンだそうです。

 

 因に、フランス北部とベルギーでは、子供がおもちゃを貰うのはこの聖ニコラの日だそうです。

 

 聖ニコラは、おもちゃの入ったカゴを背中にしょって、いい子にはおもちゃをくれます。

 

 一方、悪い子は、聖ニコラの後からやってくる、ペール・フエタール(Pere Fouettard)という恐ろしい人物に鞭でひっぱたかれるといういい伝えがあるそうです。クワバラ、クワバラ・・・。




 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 


「今日、5歳になるうちの娘が、サンタさんに手紙を出したという。『手紙と一緒におうちのカギも送ったの』うちには暖炉がないからカギがないと入れないのだそうだ」

 

 

VDM (Vie de merde)より




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公現祭のお菓子 [フランスのお菓子]

 新しい年が始まると気になるのがカレンダー。今年の祝日はどんな具合になっているのやら。

 

 今年は祝日が土曜日と重なるというようなこともなく真っ当な感じ。

 

 ただ、残念ながら9月のシルバーウィークがないようです。

 

 一方、フランスはと言えば、11日ある祝日のうち3日が日曜日と重なり、しかも2月29日は余分に働かなくてはならない!とお怒りのようです。

 

 日本は祝日が日曜日と重なった場合、振替休日になりますが、フランスはないらしい。お気の毒に・・・。

 

 さて、明日、1月6日は公現祭。

 

 12月25日に生まれたイエスに会いにやってきた東方の三博士をお祝いする日です。

 

 お祝いといえば必ず登場するのが、お菓子。当ブログでもなんども紹介していますが、ガレット・デ・ロワ(Galette des Rois)を食べてお祝いします。

 

 ガレット・デ・ロワにはフェーヴと言われる陶器のミニチュアが入っていますが、これを引き当てた人は、1日だけ王様になることができます。


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 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 3で2016年1月3日に放送)(映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック)

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Fête de l'Épiphanie : quand la fève est une voiture ou un diamant

 

 こちらのパン屋さんでは、ガレット・デ・ロワには入りきらないフェーヴを用意しています。

 

 なななんと、それは新車

 

 「特別なお祝いの日のためのお菓子ですから、印象に残るようなプレゼントがしたかったんです」とパン屋さん。

 

 「ここのガレットは美味しいですから、それだけで満足です。その上、こんな高価なものが当たれば嬉しいですね」と男性客。

 

 パイ生地の中にフランジパーヌ(カスタードクリームにアーモンドクリームを混ぜたもの)を入れ、そこにフェーヴを一つ入れて焼いたお菓子がガレット・デ・ロワ。

 

 当たりのフェーヴを引き当てた人に新車がプレゼントされます。

 

 それにしてもこのパン屋さん、採算は取れるんでしょうか?

 

 一方、こちらのピンク色もパン屋さんでは、0.2カラットのダイヤモンドが当たるとか。

 

 もちろん、ダイヤモンドをガレットの中に入れて焼くなんてとんでもありません。

 

 偽物を入れておいて、それに当たった方が本物のダイヤをもらえることになっています。

 

 ダイヤは金額にして600ユーロの価値があるとか。複数の方に当たるチャンスがあるそうです。

 

 こんな大盤振る舞いして大丈夫か?と思いますが、広告の一環と思えば、経済効果は大きいのかもしれません。

 



******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、家族でガレット・デ・ロワを食べた。食べる前に、一かけ、うちのワンコに食べさせたら、フェーヴを引き当ててしまった」

 

VDM (Vie de merde)より





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