So-net無料ブログ作成
フランスのお菓子 ブログトップ
前の10件 | -

地方の焼き菓子5 [フランスのお菓子]

 フランスの地方に伝わる焼き菓子シリーズも最後になりました。

 最後は、ケーキをラム酒のシロップに浸したお菓子ババ・オ・ロム(Baba au rhum)。

 このお菓子が誕生したのがフランス北東部の都市ナンシーです。

Paris_Nancy.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で、2018年4月6日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 この独特の形。これがババ・オ・ロムです。

 このお店ではトッピングが選べるらしい。こちらのお客様は生クリームをトッピングしたババをご注文。

 「いい香りがしますよ」と男性。

 「軽くて柔らかいお菓子ですよ」と女性。

 そのお菓子、どうやって作るんでしょう?パティシエが実演してくれます。

 まずは生地作り。小麦粉に、卵白を泡立てたものとイースト菌、砂糖、卵黄を加えよく混ぜます。

 「気泡が壊れないように混ぜ、なめらかで粘り気のある生地を作ります」

 ここに干しぶどうを入れ、型に流し込み発酵させます。

 「すぐには焼かないで、発酵させて膨らませます」

 このお菓子と切っても切れない人物がスタニスラス1世です。

 18世紀前半、祖国ポーランドで王位を失ったスタニスラス1世は、ロレーヌ公としての地位を与えられこのナンシーにやってきました。

 これがきっかけとなりババが生まれたのでした。

 「このお菓子の起源は、バブカ(babka)と呼ばれるポーランドのブリオッシュ。歯が少なくなり、そのままではバブカが食べられなくなったスタニスラス1世は、これをトカイワインに浸して食べていました。これなら柔らかくて咀嚼する必要もありません」

 これがババ・オ・ロムの起源となりました。

 ナンシーではラム酒のシロップに浸すのが伝統ですが、ここのレストランでは元祖にならってトカイワインに浸しているそうです。

 お客様には、生クリームとサフランのアイスクリームを添えて出しています。

 この3つがとても良く合うそうですが、かなり大人のお味のような気がします。

 最後に気になるのが、このフォルム。どこからこの形が生まれたのでしょう?

 「バブカはポーランド語でお祖母さんという意味です。そのバブカがこんな形をしていたんです」とパティシエ。

 この波のようなものはスカートのひだを表しているのだとか。ポーランドのおばあちゃんはこんなスカートを着ていたんでしょうかね?

 今では様々なババが生まれて、こんな瓶詰めのものまで登場したそうです。

 終わり。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、冷蔵庫を開けるとイチゴがあるのを発見。しかも美味しそうな生クリームがのっかっているではないか!口に放り込んだら妙な味が味がした。乗っていたのは生クリームではなく、カビだった[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


nice!(45)  コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

地方の焼き菓子4 [フランスのお菓子]

 フランスのTV局TF1のインタビュー番組に登場したマクロン仏大統領、国鉄の改革は何が何でもやり抜くと答えたそうです。

 興味のある方は→こちら

 インタビューによると国鉄の民営化は全く考えていないようです。

 それなら、どうやって改革するのか・・・。

 それにしてもこのインタビューの場所には驚き。どこかの幼稚園か小学校の教室ですねえ。

 それはさておき、シリーズの四回目です。」 フランス中部クルーズ県に伝わる焼き菓子ガトー・クルゾワ(gâteau creusois)を紹介します。

 ガトー・クルゾワとはクルーズの焼き菓子という意味。

Paris_Crocq.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年4月5日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 熱いオーブンから出てきたのはヘーゼルナッツ。このお菓子の中心となる材料です。皮をむいたらミキサーにかけて粉にします。

 クリスチャンさんは元菓子職人。現役を引退したとは言え、その技術はまだまだ衰えてはいません。

 お客様をお迎えした時などは、こうしてガトー・クルゾワを作ってもてなすそうです。

 材料はヘーゼルナッツの他に、砂糖、バター、玉子、小麦粉。

 全部を混ぜて型に流し込みオーブンで焼きます。

 「この焼き菓子を作ったのは私の父なんです」とクリスチャンさん。

 家の壁には記念のプレートが飾ってあります。

 「お菓子が生まれて40周年を記念して撮影された写真です」

 以来、この小さな村クロックはこのお菓子の中心地として知られるようになりました。

 さあ、お菓子が焼きあがりました。周りはパリパリで中はふんわり?クレームアングレーズと一緒に食べるようです。

 このお菓子の起源をたどると15世紀にまで遡ります。というのも、僧院の修復工事の際に、羊皮紙に書かれたレシピが発見されたからです。

 その写しがこれ。これをヒントに、1968年、今のガトー・クルゾワを作り上げたのがクリスチャンさんの父親だったというわけです。

 「私はヘーゼルナッツが大好きなのでこのお菓子も大好きですよ」と男性。

 15世紀当時はこんな感じで僧侶がお菓子を作っていました。型の代わりに使っていたのは瓦。

 これを現代に甦らせたのがこちらのパティシエ。

 「生地が厚めなので時間をかけて焼き上げます」とアランさん。

 中はふんわりと言うよりモチモチっとした感じでしょうか?

 お店には様々な形のガトー・クルゾワが並んでいます。

 「おかげで大都市みたいになりましたよ。他には大したものはありませんけどね(笑)」と女性。

 「来訪者があれば必ずここに連れてきますよ。本当に美味しいですし名物ですからね」と別の女性。

 ガトー・クルゾワは今年で誕生50周年を迎えます。

 続く・・・。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、国鉄がストライキをしていた。おかげで面接に遅れた。国鉄の面接試験にね

VDM(Vie de Merde)より



nice!(54)  コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

地方の焼き菓子3 [フランスのお菓子]

 フランス国鉄のストライキはまだまだ続いています。

 そのため、駅前の飲食店の客が減ったとか、妙なところにも影響が出ています。

 予定では6月まで続くようですが、これからどのような結末になるのやら・・・。

 それはさておき、シリーズの三回目は、フランス北部のノール県に向かいます。

 この地方の名物お菓子はプダング(pudding)。

Paris_Bergues.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年4月4日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 これがそのプダング。

 本当に “プダング” って言うんでしょうねえ?ちょっと村の中心街に行って、村人に確かめてみましょう。

 なんだか今日はお祭り?吹奏楽団が演奏しながら村を行進しています。

 「あのお菓子、なんて呼んでるだっけ?」と女性。

 「プダングだよ」と男性。

 「プディングじゃないんですか?」とリポーター。

 「そんな風には言わないねえ(笑)」と男性。

 「プディングは英語ですぞ」と別の男性。

 ということはフランス語はやっぱりプダングというようです。

 それではそのプダングの作り方を教えていただきましょう。

 マリー=クリスティーヌさんが子供たちと一緒に作り方を実演してくれます。

 まずは硬くなったパンに牛乳を加えてよく染み込ませます。

 次に干しぶどうを加えます。これを火にかけたらラム酒を少々加えます。

 「プダングの味の決め手がこのラム酒です」とマリー=クリスティーヌさん。

 温かくなったら火から降ろして砂糖を加えます。

 その間に黙々と玉子の準備をしているのがウジェニちゃん。手回しの泡立て器で卵白を泡立てているようです。

 ツノができるくらいになったら、先ほどの生地に加え混ぜ合わせ、型に流し込みます。

 「さあ、オーブンに入れて焼きましょう。55分ほどかかりますよ」

 プダングと言えば、マルディグラの前後に開催されるカーニバルと切っても切れない関係にあります。

 こちらは今年のカーニバルの様子。カラフルで賑やかですね。

 ノール県で開催されるカーニバルでは、参加者のグループのうち誰かが「うちに来ないか?」と言ってくれたら順にその家を訪ねて回ることになっているそうです。

 誰もいなかった場合はそれぞれ家に帰ってプディングを食べたり、ハムやソーセージをおつまみに地元のお酒を飲んで楽しむらしい。

 一方、マリー=クリスティーヌさんは、プダングが焼き上がる間、子供達にフランドル語を教えています。

 この方、フランドル語研究所の副所長さんでもありました。

 そう言えば、この辺りはフランドル地方ですもんね。

 さあ、いよいよプダングが出来上がりました。子供たち、美味しそうに食べてます。

 「少し食べさせてくれない?」とリポーター。

 「嫌だよ!」と男の子。

 そりゃそうですよね。

 続く・・・。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、幼稚園でバースデーケーキを作ることになった。子供たちに、ケーキを膨らませるにはどうしたらいい?と聞いたら、ある子が言った。『ポンプを使う!』

VDM(Vie de Merde)より



nice!(42)  コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

地方の焼き菓子2 [フランスのお菓子]

 シリーズの二回目は、焼き菓子トゥルティエール(tourtière)を紹介します。

 トゥルティエールと言っても地方によって様々な種類があります。

 今回紹介するのは、ブランデーのアルマニャックで知られるアルマニャック地方のトゥルティエールです。

Paris_EugenieLB.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年4月3日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ウジェニ=レ=バン(Eugènie-les-Bains)は温泉の村。

 お湯の温度は38℃と言いますから、熱いお湯に慣れている日本人にとってはちょっと物足らないですが、あちらの人たちにとっては十分に暖かい温泉です。

 19世紀中頃にできた村で、“ウジェニ” はナポレオン3世の妻であるフランス皇后の名から取って付けられました。

 人々は健康のため、また痩身のためにこの村にやってくるそうです。

 しかし、村の市場には誘惑の甘い罠が待ち受けていました。

 それがこのお菓子、アルマニャック風トゥルティエール。

 「私の住む西部では見かけないお菓子ですが、とても美味しいですね」と早速罠に引っかかってしまった男性。

 「パイ生地の甘いお菓子ですね。それにリンゴが入ってます」と女性たち。

 「薄くて軽い食べ物です」と別の女性。

 地元の女性ミシェルさんがつくり方を実演してくれました。

 テーブルを布で覆い、その上に打ち粉をします。

 「生地は前日に作っておき、一晩寝かせておくことが肝心です」

 因みに生地は小麦粉、玉子、少量の塩水で作ります。

 この生地を少しずつ伸ばしてテーブルの上に広げていきます。一体、どこまで広げるのやら・・・。

 どんどん広げていって、こんなに薄くなりました。穴があかないように細心の注意が必要です。

 結局、テーブルいっぱいに広がりました。ちゃんとした生地に仕上がってないとここまでは広げられないですね。

 次にシロップを用意します。バター、砂糖、アルマニャックで作ります。

 これを生地にかけたら三分の一を折り、さらにシロップをかけ、もう片方の生地を三分の一も折ります。これで生地は三層になりました。

 これを繰り返して大体9〜12層くらいになったら、切って型に入れます。残った切れ端も使います。

 そこに輪切りのリンゴをのせたらシロップをかけ残りの生地で蓋をします。

 これをオーブンに入れ焼きます。12分もあれば焼きあがるそうです。

 おいしそうですねえ〜。それに洗練されたお菓子です。

 続く・・・。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、彼女がもう別れようと言い出した。『私たち、もう続かないわ。健康に良くない』僕はタバコをやめると宣言したばかりなのに

VDM(Vie de Merde)より



nice!(58)  コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

地方の焼き菓子1 [フランスのお菓子]

 今日から5回のシリーズでフランスの地方に伝わる焼き菓子を紹介します。

 第一回目の今日は、ブルターニュ地方に伝わるファール・ブルトン(Far breton)というお菓子。

Paris_Henvic.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年4月2日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ブルターニュらしい海の風景。

 この土地で生まれたお菓子がこれ、ファール。お子様ランチみたいにブルターニュ地方の旗が立っています。

 このお菓子、どんな風にして作るんでしょう?

 まずは材料を求めて・・・鶏小屋へ。

 ゴティエくんとエリゼちゃんが玉子を探しています。あっ、ありました。大きな玉子。

 必要な分だけ箱に入れたら、おじいちゃんと一緒に家に持ち帰ります。

 家の台所ではおばあちゃんのアンヌ=マリーさんが準備をして待っていました。お兄いちゃんやお姉ちゃんも一緒です。

 さあ、お菓子づくりが始まります。

 まずは玉子を割ってボールに入れ、お塩を少々加えます。

 さらに砂糖、小麦粉、牛乳を加えます。アンヌ=マリーさんは、ここに溶かしバターも入れるそうです。

 美味しいファールを焼くためには生地をよく混ぜなくてはなりません。

 努力の甲斐あってなめらかな生地ができました。

 次はバットにバターを塗ります。ここに生地を流し入れたら、種を取り除いたプルーンを偏らないように全体に置いていきます。

 これを35分間オーブンに入れ焼きます。しばらくすると膨らんできました。さらにどんどん膨らんできます。

 「とにかくどんどん膨らませて分厚くなるまで焼いてましたよ(笑)」と父方のおじいさん。

 このお宅では6世代にわたってファールが作り続けられてきたそうです。

 おしゃべりしながら待っていると、焼きあがりました。

 おばあちゃんが切り分けてくれましたが、一切れがこんなに大きい!豪快ですね。

 子供たちは待ってましたとばかりにかぶりついています。

 「いつものようにとても美味しいです」と男の子。

 アンヌ=マリーおばあちゃんはプルーンを入れていましたが、干しぶどうを入れるお宅もあるそうです。

 このお菓子、どこかで見たことがあるなあと思っていたら、以前紹介したことのあるクラフティ(Clafoutis)というのにそっくりです。→こちら

 ただ、クラフティはプルーンではなくサクランボを入れてました。それにドライイーストも使ってましたっけ。

 あと2カ月足らずでサクランボの季節。イザベルさん、またクラフティを作るんでしょうね。

 続く・・・。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、電車の向かいに座ってお菓子を食べていた子供を笑わせては面白がっていると、その子が電車を降りるとき、私のバッグで手を拭いていった [ふらふら]

VDM(Vie de Merde)より



nice!(55)  コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

復活祭につきもの [フランスのお菓子]

 寒いのも困りますが、急に暑くなるのも調子狂っちゃいますねえ〜。

 それに、朝、出かけるのに何を着ていったらいいか迷います。

 今週末は家の中を少し整理して冬仕様から春仕様に変えて、これからの季節を快適に過ごせるように準備しようかと思っています。

 そんなことを考えながらカレンダーを見ていたら・・・今週日曜日には復活祭が始まってしまうではありませんか!なんだか今年は早いですね。

 というわけで、本日の話題は復活祭の甘いお菓子。

 フランス南東部の都市シャンベリ(Chambery)にある老舗のチョコレート店を訪ねます。

Paris_Chambery.jpg



下記のウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年3月27日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 生命の復活と繁栄を祝う復活祭のシンボルと言えばウサギ。

 そして魚。どうしてまた魚?

 どうも4月1日(フランスでは「4月の魚」と言います。)と復活祭が時期的に近いためつながったようです。

 教会の鐘もチョコレートになってました。

 さらにセイウチにオマールエビ。こうなるとどうして復活祭に結びついたのか謎です。

 ま、とにかく創業1820年のフランスで最も古いチョコレート屋さんの一つConfiserie Mazetでは、復活祭が近づくとこんな形のチョコレートが登場します。

 「大好物のチョコレートはヌガティヌのショコラです」と女性。

 「20代と30代の娘と息子がいますが、大人になっても復活祭のチョコレートが大好きですよ」と女性。

 このハイヒールもチョコレートなら、その中に詰めるのもチョコレート。チョコレートだらけです。

 「復活祭といえば・・・チョコレートですね」と女性。

 「お祝いの日ですから甘いお菓子は欠かせませんよ」と男性。

 こちらはそのお店の厨房。厨房と言うよりアトリエと行った方が良さそうですね。絵筆を使ってチョコレートに装飾を施しています。

 「朝からずっと作り続けてます。ほとんどスポーツと同じですよ。私はスポーツが好きですから苦にはなりませんけどね」と女性。

 チョコを詰めて型を取ったり模様を描いたりと、やっぱりアーティストと行った方が良さそうです。

 復活祭の玉子を生む鶏もチョコになって綺麗なリボンをつけてもらっていました。

 最後に登場した2羽の鶏、やけにリアル。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、子供たちを連れて復活祭のイベントに参加した。校長先生が子供たちに復活祭のことを教えていた。『イエスは死にましたが、死者の中から蘇ったのです』すると9歳になるわが息子が言った。『ゾンビみたいだね』

VDM(Vie de Merde)より



nice!(44)  コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

フランスのご当地菓子3 [フランスのお菓子]

 異例の寒さの後、それほど暖かいとも感じられないままふと見上げると、桜がこぞって花を咲かせてました。美しいですねえ〜。今週末が満開のようです。

 ジムのプールはガラ空き。皆さん夜桜見物にでもお出かけだったんでしょうかね。

 さて、シリーズの最後は、フランス北東部の都市メス(Metz)で作られている大人の味のチョコを紹介します。

Paris_Metz.jpg



下記のウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年3月15日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 壮大なゴシック建築の大聖堂。古い歴史を持つ都市メス。

 ここで有名なのがこれ。二つに割ってみると、中にはお砂糖の塊と透明の液体・・・。

 お酒の入ったこのチョコ、シャルドン・ドゥ・ロレーヌ(chardon de Lorraine)(ロレーヌのアザミ)と呼ばれています。

 これを作るのはそう簡単ではありません。

 沸騰した砂糖水に蒸留酒を加えリキュールを作ります。これをトウモロコシのデンプンの膜の中に閉じ込めます。

 どうやってやるかと言えば、トウモロコシのデンプンで出来た型の小さな窪みの一つ一つにリキュールを垂らし入れます。

 「1日にいくつくらい作るんですか?」と取材班。

 「3,500個くらいですね。素早くやらないとダメなんです」

 気が遠くなりそうな作業!このまま冷ますと膜ができるらしい。

 蓋をするように上からも粉をかけたら48時間放置。

 このシャルドンを作っているのがチョコレートのお店Fabrice Dumayです。

 全部手作り。色もカラフルです。

 「黄色がミラベル、緑は洋梨、オレンジはコニャック、ピンクはフランボワズ、紫はプラム、白はキルシュが入っています。人気なのはミラベルです。この地方の特産ですから」と店員。

 さて、こちらが48時間後のリキュールです。

 「周りが固まって、中にリキュールが入っています」

 次はこの塊をチョコでコーティングします。

 「シャルドンはロレーヌ地方の歴史であり伝統なんです。他と違ってうちのは100%手作り、3日もかけて出来上がるお菓子です。でも食べるのはあっという間ですよ(笑)」とオーナー兼チョコレート職人のファブリスさん。

 シャルドンを最初に作った人が誰なのかはわかっていませんが、この地域で作られ、この地域の名物お菓子として長く伝えられてきました。

 「地方の歴史や伝統を守っていくのは大切なことだと思います。現在、年間で2〜3トンのシャルドンを作っています」とファブリスさん。

 この方、フランスでは優秀なチョコレート職人らしい。

 シャルドンは様々なお店で販売されています。その範囲は国内だけでなく海外にも及びます。

 こちらは食料品店。棚にはミラベルの入ったリキュールが販売されています。そこにシャルドンも仲間入り。

 「カリカリっとして、その後にミラベルのリキュールが口いっぱいに広がります」と食料品店のご主人。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、ママがダイエットをしているおかげで、サラダとゆで玉子だけの食事になってしまった。2時間前、ママは一人でチョコレートを一箱食べたくせに [ちっ(怒った顔)]

VDM(Vie de Merde)より



nice!(49)  コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

フランスのご当地菓子2 [フランスのお菓子]

 シリーズの二回目は、甘いお菓子を求めてフランス北部の町カンブレ(Cambrai)を訪ねます。

 ここには2つのお菓子屋さんが “うちが元祖だ!“、“いやいや、うちこそ元祖だ!” と争っているお菓子があるそうです。

Paris_Cambrai.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年3月14日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 それがこのキャンディー。

 その名もベティーズ・ドゥ・カンブレ(bêtise de Cambrai)(“カンブレのドジ” とか “カンブレのヘマ” と言う意味)。

 「カンブレでは中世の頃から飴を作っていたことが知られています。現在では2軒の菓子屋、デピノワ(Despinoy)とアフシェン(Afchain)がベティーズの製造・販売を続けています」と観光ガイドのディアヌさん。

 どちらのお菓子屋さんも19世から続いている老舗です。

 200年近く前に生まれたこの飴が、今では日本、オーストラリア、アメリカなど世界中で食べられているそうです。

 それでは、まずはデピノワを訪ねてみましょう(青印)。

 確かに老舗の香り漂うお菓子工場です。ここでは1830年に考案されたレシピ通りにベティーズを作っています。

 この工場によれば、分量と煮詰め方を間違えて偶然生まれたのがベティーズだそうです。

 冷えて固まりかけた頃にこうして機械で練っていきます。空気が入り込むことで真っ白になるのだとか。

 頃合いを見計らってナチュラルミント水を加えます。

 最後にカラメルソースを加えて伸ばしてカットしたら出来上がりです。

 ジュリアンさんが案内してくれたのはベティーズが入っていた缶のコレクションです。

 「これが一番古い缶です。第一次世界大戦前のものです。昔の工場の住所が書かれてありますが、その工場は戦争で破壊されてしまいました」

 では、もう一つの元祖アフシェンに行ってみましょう(赤印)。

 「1930年、エミール・アフシェンが両親の経営していたお菓子屋で見習いとして働いていました。その時、間違えて砂糖の中にミントを落としてしまったんです。しかし、何も言わずそのまま飴を作って販売してしまいます。これがどういうわけか売れに売れました。口の中がさわやかになって美味しかったんです。こうして生まれたのがベティーズです」と社長のエリックさん。

 はあ、なるほどね。話としては後者の方が面白いですね。

 それにこんなトラックを走らせたりして宣伝活動が派手。

 「このトラックは1920年から30年にかけてベティーズを配達するのに使われていました。今でも時々こうして走らせてます」

 昔はミント味だけだったのが、今ではりんご味、フランボワーズ味、スミレ風味、ひなげし風味等々、種類も豊富になっているそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、子供たちにウチの猫がヘマをやらかしたと言わなくてはならなくなった。というのも、二匹いたハムスターが一匹だけになってしまったのだ

VDM(Vie de Merde)より



nice!(54)  コメント(2) 
共通テーマ:グルメ・料理

フランスのご当地菓子1 [フランスのお菓子]

 昨日の春分の日、東京は雪に降られましたぁ〜。

 窓を開けたら次から次へと白い綿のような雪が落ちてきてびっくり。とは言っても2時間くらいのこと。

 屋根には積もっても地面に積もるということはありませんでした。

 冬は最後に捨て台詞を残して去っていったようです。今日からはどんどん気温も上がって春を迎えることができそうです。

 さて、今日から3回のシリーズで、フランスのご当地菓子を紹介します。

 第一回目の今日は、フランス西部の都市アンジェのお菓子ケルノン・ダルドワズ(Quernon d’ardoise)。通称ケルノン。

 一体、どんなお菓子なんでしょう?

Paris_Angers.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年3月12日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ケルノンはこのお店La Maison du Quernon d’ardoiseにあります。

 このブルーのチョコでコーティングされているのがケルノンです。

 「どう言ったらいいのかしら。ふわふわっとしたプラリネが中に入っていて、いいろんな味がして美味しいのよ」と女性。

 「カリカリっとして甘くて、ついつい食べ過ぎてしまうんですよ」と男性。

 そのケルノンはこの厨房で作られています。

 黄金色のヌガティヌ。ナッツ類を飴に混ぜたものです。

 「ここからがちょっと大変なんです。手早く作業を進めないとすぐに固まってしまうんですよ」と見習い中のアクセルさん。

 「肉体労働ですね」とリポーター。

 「ええ、ヌガティンが熱いですし、腕の力を使いますから」とアクセルさん。

 こうして伸ばし固めたヌガティンを一口大の正方形に切り分けます。

 そしてこちらの機械を通ると青いチョコレートでコーティングされます。

 でき具合をじっと見守っているのがエリックさん。ケルノンを作って45年になります。

 それにしてもこの青、絶妙な色合いですね。

 「ホワイトチョコをブルーに色付けしたものです。青い着色粉末をカカオに混ぜてるんです」とエリックさん。

 アンジェの街に出てみると、なんとケルノンと同じ色の屋根が並んでいます。

 どうやらこの地方ではアルドワズと呼ばれる結晶片岩が採れたようです。白黒写真には大きな石切場で働く鉱夫たちが写っています。

 この石、薄く切り出しても丈夫だったことから屋根を葺くのに使われたのだそうです。

 フランスのあちこちにあるお城の屋根にもアルドワズが使われているそうです。

 そのアルドワズの色のチョコをまとったケルノンは、1961年に菓子店ラ・プティット・マルキーズ(La Petite Marquise)のパティシエによって考案されました。

 このラ・プティット・マルキーズが2015年に今のように名前を変えて営業を続けています。その支配人がロマンさんです。

 「アンジェの宝である歴史を守っていくのが我々の務めだと思っています」

 毎日32,500個も作られているケルノン、世界中に輸出されているそうです。もちろん日本でも手に入ります。



******* フランス人のつぶやき *******

「今日、屋根を修理している間にハシゴを盗まれた![あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より



nice!(53)  コメント(2) 
共通テーマ:グルメ・料理

マルディ・グラのお菓子 [フランスのお菓子]

 近くの公園で毎年恒例の梅まつりが始まりました。

 土日は人で混雑しますが、今のところ平日の午前中は人影もまばらで静かです。

 買い物に行ったついでに寄ってみたら、かなり開花が進んでました。歩いていると香りが漂ってきます。

 来週はまたお天気に一波乱ありそうですが、梅の木はみんな元気です。

 さて、フランス北東部のアルザス地方には、マルディ・グラに食べるおいしいお菓子があるそうです。

Paris_Alsace.jpg




下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年2月13日に生放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 2月、フランス北部の冬の空はネズミ色。

 ちょっと鬱陶しいですが、お家の中は薪ストーブで暖かそうです。

 そんな時に食べるお菓子がこれ、シェンクル(Schenkele)。アルザス地方でマルディ・グラになると昔から食べられてきた伝統の揚げ菓子です。

 玉子を溶いたら小麦粉、アーモンドパウダー、砂糖、溶かしバター、キルシュ(さくらんぼのブランデー)を加え混ぜ合わせます。

 「子供の頃、カーニバルの日に祖母の家に行くと必ず食べさせてくれました」と奥さま。

 生地ができたら一口大に切って、こんな形にします。

 これ、女性の太ももの形なんだとか。なんだかちょっと色っぽい話になってきました。

 「カーニバルですから、なんでもありですよねえ〜(笑)」

 整形が済んだら、いよいよ油で揚げます。

 だいたい5分ほどで揚げ上がるそうです。油の温度は180℃。

 「油に入れると一度沈みますが、膨らんで浮いてきます。ちょうどいいくらいに色が付いてきたら引き上げます」

 最後にシナモン入り砂糖をまぶしたら出来上がり。

 主にアルザス地方南部で食べられてきたお菓子だそうです。

 お隣さんがお子さんを連れてやってきました。一緒にシェンクルをいただきます。

 「とてもおいしいお菓子ですし、伝統を守ることも大切です」

 イースト菌を使わないので、中はもっちり、周りはカリカリだそうです。

 子供達、美味しそうに食べてますね。

 ところで、冒頭に出てきた薪ストーブ、タイル張りでした。今ではあまり見かけなくなった暖房器具。

 以前、暖炉シリーズで同じようなタイル張りの暖炉を紹介したことがありますが、小さなベンチが付いていたり、保温効果も抜群でなかなかの優れもののようでした。

 このお宅では古いものを大切に使っているようです。

 さて、番組の最後にはリオのカーニバルの映像が出てきました。華やかですねえ〜。この時期の気温は22℃〜27℃。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、彼女に誓約書にサインしろと言われた。そこには『2月14日まで別れたりしません』と書かれてあった

VDM(Vie de Merde)より



nice!(51)  コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理
前の10件 | - フランスのお菓子 ブログトップ