So-net無料ブログ作成
検索選択
ノルマンディー地方 ブログトップ
前の10件 | -

ノルマンディーの保養地5 [ノルマンディー地方]

 ノルマンディ地方の保養地を巡るシリーズも今日が最後となりました。

 シリーズの最後はさらに北へ上がって、海岸にできた断崖で知られるエトルタ(Étretat)を訪ねます。

Paris_Etretat.jpg



下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年7月14日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 エトルタと言えば、このアーチ型の断崖。

 作家モーパッサンは、象が海に鼻を浸しているようだと言ったそうです。

 そして、アルセーヌ・ルパンの物語によれば、海から突き出たような針岩には、フランス王家の財宝が隠されているとか・・・。

 丘の上に上がると、海岸線を見渡すことができます。

 「ここに立つと、海岸の砂利の音が聞こえてくるんです。さざ波が押し寄せるたびに砂利がぶつかり合って音を立てるんです」とガイドさん。

 この方、定期的にツーリストを連れてエトルタの自然を案内しているそうです。

 「感動しますね。草木や鳥を眺めて、そして最後に自分を見つめ直します」と女性。

 「自分の周りの自然と一体になったような気がします。つまり自分も自然の一部なんだなと感じます」と男性。

 あの断崖絶壁と海を見たら感動するでしょうね。

 エトルタには毎年100万人以上が訪れると言います。しかし、誰もが同じ風景を見られるわけではありません。

 「ここの風景は一日の間に何度も変化するんです。光の具合や天候によって変わるのです」とガイドさん。

 さて、今度は下へ降りてビーチへと向かいましょう。

 ここは砂利のビーチで知られています。石ころばかりで痛くないんでしょうかね。

 かつては漁港だったエトルタは、19世紀になって海水浴場に変身しました。

 「この時はすごかったらしいです。2,300人もの人たちが海岸にやってきたそうですから」と写真を見せながら話す男性はトマさん。

 エトルタの歴史に詳しいトマさんが繁華街を案内してくれました。

 途中途中にユニークな装飾を施した古いお屋敷がいくつもあります。

 そしてこちらは屋根付きの市場。屋根は木造です。

 「この建物は1927年に作られました。天井はご覧の通り船底天井です」とトマさん。

 古いのかと思ったらわりに新しいですね。とは言っても作られてから約100年ほどになります。

 かつては八百屋さや魚屋さんが並んでいたそうですが、今は衣料や雑貨屋さんがほとんどのようです。

 さてまた海辺へとお戻りましょう。おなじみのこの風景。

 私もここで記念写真を撮った覚えがあります。

 海では、カヤックやウィンドサーフィンを楽しむ人たちでいっぱいです。

 この辺りは白い岩肌の見える断崖の続く海岸で、アルバトル海岸(Côte d’Albâtre)と呼ばれています。

 そしてエトルタは、“アルバトル海岸の真珠”と呼ばれているそうです。

 終わり。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、自然と動物が好きな私は、うちの猫に蝶々を捕まえて食べるのをやめさせた。残るは7歳になる甥をなんとかしなくては!


VDM(Vie de Merde)より



nice!(43)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

ノルマンディーの保養地4 [ノルマンディー地方]

 二日連続で冷房なし(ただし職場は冷房あり)で過ごせました。

 予報では今日あたりまで猛暑はお休みのようです。

 ありがたい、身体が休まる〜。

 しかし、一度楽をすると次にやってくる猛暑に耐えきれるかどうか・・・。もうあまり暑い日続かないことを切に望みます。

 さて、ノルマンディー地方のリゾート地巡りも四回目となりました。

 今回は画家たちに愛された港町オンフルール(Honfleur)を訪ねます。

 あのセーヌ川が長い旅を終えて英仏海峡の大海原に流れ込む辺りにあるのがこの港町です。

Paris_Honfleur.jpg



下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年7月13日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 オンフルールのドック。まるで油絵のような風景。

 跳ね橋が上がって、一隻のヨットが静かに通過していきました。

 そのそばで写生に勤しんでいる方がローランさん。もう25年前から同じ場所でこうして絵を描いています。

 「海の引き潮と満ち潮でセーヌの水位が上下するのに合わせて、風景も微妙に変わるんです。空と海の間の空間が変わるからでしょう」

 オンフルールには多くの印象派の画家たちがやってきました。

 港の風景や中世を思わせる古い建物の並ぶ界隈に惹きつけられたのでしょうか?

 第二次世界大戦で激戦地となったノルマンディー地方ですが、オンフルールは奇跡的にその被害から逃れていました。

 「ここはかつて監獄だったところです。あの古い階段の上には独房が2つあります」

 路地には骨董店や手工芸品のお店が並んでいます。

 「次から次へと個性豊かなお店が並んでいるので飽きることがありません」とガイドの男性。

 その町の中心にあるのがサント=カトリーヌ教会です。鐘楼は本体の向かい側に分かれて設置されています。

 「黒くて不思議な建物が見えてたんで、来てみたんです」と女性。

 「船をひっくり返したような建築で、その上、側廊が2つあるなんて素晴らしいです」と男性。

 サント=カトリーヌ教会は木造です。木造の教会はフランスでもここだけ。貴重な教会です。

 「14世紀から15世紀にかけて起こった百年戦争が終結した時、オンフルールには何も残っていませんでした。そこで人々は、いつか石で建てようと願いながら、この木造の教会を作ったんです。それがなんと現在まで壊れずに残ったというわけです」

 天井は船底天井です。教会によくあるアーチ型天井を作ろうとしてこうなったようです。

 一方、港に漁船が戻ってきました。数はだいぶ少なくなりましたが、まだ10人ほどの漁師さんが漁を続けているそうです。

 「僕の父も祖父も漁師だったんですよ」と男性。

 あまり漁師さんには見えない風貌ですね。

 そして、レイモンさんは25年間漁師を続けましたが、現在は観光船の船長さんになりました。

 海側から街を眺めると、海岸沿いに砂浜が広がっているのがよくわかります。

 オンフルールは毎年300万人が訪れるという観光地ですが、趣のある落ち着いた町並みは変わることはないようです。

 続く・・・



******* フランス人のつぶやき *******


今日、そしてずっと前から、うちのワンちゃんは近所の路地をうろついている。体を洗ってやる時間がなくて数ヶ月ほおっておいたら、誰かが洗ってくれたようだ[わーい(嬉しい顔)]


VDM(Vie de Merde)より



nice!(43)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

ノルマンディーの保養地3 [ノルマンディー地方]

 昨日の東京は冷房いらずの涼しい一日になりました。

 おかげでほっと一息つくことができました。

 とは言っても、今週末あたりからまた暑さが戻ってくるようです。

 さて、シリーズの三回目です。

 今日は、有数のリゾート地ドーヴィルのお隣の町トゥルヴィル=シュル=メール(Trouville-sur-mer)、略してトゥルヴィルを訪ねます。

Paris_Trouville.jpg



下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年7月12日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ここはドーヴィルの港。ここからボートに乗って、向かいのトゥルヴィルへ向かいます。

 ドーヴィルとトゥルヴィルは2キロ程しか離れていません。すぐに到着です。

 「目の前に見えているのがカジノです。立派な建物でしょう?」と船長さん。

 ドーヴィルにもカジノはあるようですが、すぐ近くのトゥルヴィルにもあるとなると、やはりこのあたりは裕福な人たちの一大リゾート地だったようです。

 もちろん今もカジノは営業しています。

 ボートでさらに奥へと入っていくと、そこには魚市場がありました。おお、見事なオマール海老。

 130年前から続くこの魚市場、夏になると休暇を過ごす人たちの空腹を満たす重要な場所になっています。

 水滴のついたグラスの白ワインが美味しそう!

 「トゥルヴィルに来て魚市場に来ないなんて考えられませんよ」と男性。

 エビ、カキ、貝など海の幸の盛り合わせが食欲をそそります。

 そして、魚市場の向かいにあるのがこのお店Les Vapeurs

 街で最も古いレストランだそうです。創業は1927年。二つの大戦の間にできたお店です。

 「ここは長い歴史を持つお店なんです。創業当時からほとんど何も変わっていません」

 確かに、回る看板が古き良き時代を思い起こさせます。

 お店の特徴は、この細長いフロアテーブル椅子が一列に並んでいます。

 「ここに来ると、馴染みの店で友人たちに囲まれているような気分になれるんです」と男性客。

 夏のバカンス客で賑わっているトゥルヴィルですが、かつては漁村でした。

 「この界隈の建物は、かつて漁師の家だったんです」と男性。

 どうやら男性のご友人がこの一角にお住まいになっているようです。

 「漁師の家は二階建てでそれぞれが一部屋になっていました。そこに家族全員で暮らしていたんです」

 トゥルヴィルは小さな路地に詰め込まれるように家が建てられています。

 一方、海岸沿いには豪華なヴィラが並んでいます。

 19世紀、鉄道が通るようになってあちこちにこのようなヴィラが建てられました。

 その中の一つがこちらのお宅。1850年に建てられたヴィラです。

 「どれほど豪華な作りかを見せる目的で作られたものが多いんです。つまり競い合うようにしてヴィラが建てられたんです。ですからそれぞれに特徴があります」

 現在、この家は博物館として一般に公開されているそうです。

 ビーチはパラソルの下で日光浴を楽しむ人たちで賑わっています。

 続く・・・



******* フランス人のつぶやき *******


今日、ノルマンディーに住んでいる。1歳半になる息子が最初に覚えた言葉は、パパ、ママの他に、雨だった


VDM(Vie de Merde)より



nice!(54)  コメント(2) 
共通テーマ:旅行

ノルマンディーの保養地2 [ノルマンディー地方]

 東京の水がめの一つ荒川水系は少し増えて62%になっていました。

 しかし、平年は94%。依然としてまだまだ足りません。

 聞くところによれば、イタリアのローマも水不足で噴水の水が止められたりしてるようです。

 因みに利根川水系は87%で平年と同量。

 さて、本日はノルマンディー地方のリゾート地を巡るシリーズの二回目です。

 今回は少し北へ移動して、同じく海辺のリゾート地カブール(Cabourg)を訪ねます。

Paris_Cabourg.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年7月11日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 朝日が一日の始まりを告げています。砂浜に打ち寄せる波もまだ穏やか。

 今朝はカブールの歴史ある豪華ホテルの朝食にご招待しましょう。

 「平和そのものです。今は朝の6時半か7時ですが、この時間帯のカブールは本当に素晴らしいです。と女性。

 「朝食を取るのはいつもの習慣ですが、ここでの朝食は格別です。昔の時代に迷い込んだ気持ちになります」と男性。

 ここは1861年開業のホテルGrand Hôtel。現在の建物は1907年に建設されました。

 100年以上経った今でもご覧の通り、その豪華さは失われていません。

 「ようこそおいでくださいました。当ホテルは間もなく110周年を迎えます」と支配人。

 この絵葉書の写真が建設当時間もないホテルの姿です。

 ここを定宿にしていたのが文豪マルセル・プルーストです。その部屋は最上階にありました。

 「天井から物音がしないので居心地のいい部屋です」と支配人。

 その414号室に入ってみましょう。

 プルーストは7年間、夏になるとこの部屋で過ごしたそうです。

 「喘息の療養のためにカブールにやってきました。それから何度も来るようになり、『花咲く乙女たちのかげに』を書くきっかけになりました」

 窓からは海が見渡せます。浜辺では乗馬を楽しむ人たちがいました。

 「すごく楽しいです。こうやって馬と一緒に海岸を走ると仕事や日常の生活を忘れていまします」と男性。

 カブールの人口は3,000人ほど。しかし、夏になると10倍にも跳ね上がるそうです。

 こちらは町の市場。おいしそうなムール貝が売られています。

 「買い物のついでにここのレストランでコーヒーを飲んだりしますよ」と女性。

 海に近いだけあって海の幸が充実しています。あのツブ貝もあります。

 フランソワズさんは30年前にカブールにやってきました。以来、ここでずっと暮らしています。

 このあたりのビーチは自然保護区になっていて観光客にはあまり知られていないとか。

 ここならのんびりと散歩を楽しむことができそうです。

 「海岸線は3,500メートルにわたって伸びています。車の通行もありませんから、好きな人と一緒にいろんなお話ができます。ロマンチックですよ」とフランソワズさん。

 一方、こちらは海水浴場。夏のバカンスシーズンには、毎週1万人ほどのツーリストがやってくるそうです。

 続く・・・



******* フランス人のつぶやき *******


今日、車でバカンスに出発してから2時間ほどして、窓を開けっ放しにして出てきたのではと心配になった。家に戻ってみると・・・窓は閉まっていた


VDM(Vie de Merde)より



nice!(53)  コメント(4) 
共通テーマ:旅行

ノルマンディーの保養地1 [ノルマンディー地方]

 女優のジャンヌ・モローさんが昨日、89歳で亡くなりました。

 月曜日の朝、お手伝いさんが亡くなっているのを発見したそうです。一人暮らしだったようです。

 かっこいい女優さんでした。ルイ・マルの「死刑台のエレベーター」や「恋人たち」が印象に残っています。

 さて、今日から5回のシリーズでノルマンディー地方のリゾート地を訪ねます。

 第一回目の今日は、モン=サン=ミッシェルに近い海辺の町グランヴィル(Granville)を訪ねます。

Paris_Granville.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年7月10日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 海に面した岩の上に作られた町グランヴィル。

 この地形と、カジノや豪華なホテルがあるところから「北のモナコ」と呼ばれているそうです。

 かつて軍の要所だったため、町には15世紀に作られた城壁があります。

 そして港にはプレジャーボートや漁船が停泊しています。

 丘の上の教会の鐘がなります。

 町には、この教会のように花崗岩でできた建物が並びます。

 「ここから見ると、住民がすぐに海に出られるのがわかります。満ち潮になると海は城壁のところまで上がってきます」と、10年前からここで暮しているカトリーヌさん。

 かつてこの通りには様々なお店が並んでおり、ずいぶんと賑わっていたようです。

 現在の町はツブ貝の漁で知られる漁港となりました。

 そう言えば、3週間ほど前に「海のエスカルゴ」と言われるツブ貝を紹介した時に出てきたのがこのグランヴィルでした。

 また、海岸には4カ所のビーチがあり、夏のリゾート地としての顔も持っています。

 そしてこちらのお屋敷。

 あのクリスチャン・ディオールが生まれた家です。1905年のことでした。

 ディオールは幼少期をここで過ごしています。

 現在、屋敷は博物館になリ、ディオールのデザインしたドレスが展示されています。

 「ディオールの作品にはグランヴィルの色が使われています。まずはピンク。家もピンクですし庭のバラもピンクです。そしてグレーです。変わりやすい色ですが、海の青以上にグレーが多いんです」と博物館の責任者。

 「印象に残るものばかりです。それにオリジナリティに驚かされます」と見学者。

 博物館の庭からは海の眺めを楽しむことができます。

 港から50分ほど船に乗れば、ショゼ島(île Chausey)に渡ることができます。

 毎年、25,000人ほどの人たちがこの島にハイキングにやってくるそうです。

 こちらは毎年グループでこの島を訪れるという方々。

 「いつ来ても驚きの発見があるんです」と女性。

 「小さな島ですが、こうして海を一日中うろうろしていると面白いことがたくさんあるんです」と男性。

 ジョゼ島の住人は10人程度。夏になると急に人口が増えそうな感じです。

 続く・・・



******* フランス人のつぶやき *******


今日、厳しい食制限の末に体重を20キロ落とした。お祝いに叔母がLサイズのドレスを3着もプレゼントしてくれた。また太った時のために・・・


VDM(Vie de Merde)より



nice!(48)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

どちらのもの??? [ノルマンディー地方]

 フランス大統領選の決選投票、4月23〜25日にかけて行われたIfopの調査によると、両者の支持率は下記の通り。

 マクロン61%  ル・ペン39%

 二人とも二回目の投票に向けて選挙運動を再開したようです。

 マクロンの故郷アミアンではニアミスが起きたとか。

 アメリカ家電メーカーWhirlpool Corporationの工場がアミアンにあるのですが、これがポーランドに移転になるため、2018年には閉鎖されることになっています。

 当然、その時、政権の座にある人物は対応する必要があります。

 そのため、マクロンが労働組合の代表者たちと商工会議所でミーティングを行っていると、時を同じくしてル・ペンが工場にやってきた。

 そして、「私がここへ来たのは従業員とともにいたかったからで、アミアンのレストランなんかで会おうなんて思ってない」とかなんとか言ったそうです。

 まあ、マクロンはレストランで会っていたわけじゃないようですし、従業員とも直接話をしたようですから、この皮肉はあまり役に立たない。

 とは言うものの、火花だけはバチバチ起きているわけです。

 そんな大統領選一色のフランスですが、重要なお宝をめぐって別の戦いが繰り広げられていました。

Paris_MontStM.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2017年4月26日に放送)(▸をクリックしても映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 重要なお宝とはこれ、モン=サン=ミッシェルです。

 モン=サン=ミッシェルはブルターユ地方か?それともノルマンディか?

 この議論、昔から起きては消え、消えては起きていたようです。

 今回の議論のきっかけとなったのは、ブルターニュ地方のウェブサイトの観光地図にモン=サン=ミッシェルが含まれていたこと。

 この湾沿いにある町アヴランシュの町長であるダヴィドさんが、これはやり過ぎだ!とSNSに投稿したところ、ノルマンディ地方から共感の声が数多く寄せられたそうです。

 しかし、この観光地図、2年前にノルマンディ地方の同意を得て、ブルターニュの観光局が作成したものでした。

 モン=サン=ミッシェルの良い宣伝になるだろうとの判断だったそうです。

 「モン=サン=ミッシェルは英仏海峡にあり、確かにノルマンディ地方にあります。しかし、ブルターニュと協力してもいいじゃないですか、ダメということはないでしょう」と英仏海峡観光協会の会長さん。

 なるほど、そういう広い心で作成された観光地図だったのですね。

 そう言われると、両方の観光地図に入っていた方がいいような気がしてきます。

 因みに、モン=サン=ミッシェルは2000年も前からノルマンディ地方に属しているそうです。


******* フランス人のつぶやき *******


「今日、わが家のネコちゃんのお宝(私にとってはガラクタ)を集めていたら、その中に50ユーロ札のかけらを発見!」

VDM(Vie de Merde)より



nice!(57)  コメント(2) 
共通テーマ:地域

日本人を取り戻そう [ノルマンディー地方]

 昨日、知り合いがドイツのクリスマスマーケットを見物するため、羽田発の飛行機で飛んで行ってしまいました。

 

 今の時期ならまだ混雑してないでしょうからいいかもしれませんね。

 

 ドイツに近いフランスの都市ストラスブールでもクリスマスの市が始まっています。

 

 なんとこの時期、ストラスブールのホテル代はパリより高いとか。シーズンの真っ最中となれば致し方なしです。

 

 

 さて、フランス西部のノルマンディ地方にある都市ルーアン(Rouen)。

 

 モネの描いた大聖堂や、ジャンヌ・ダルクが処刑された町として世界的に知られ、フランスの重要な観光地の一つになっています。

 

 しかし、相次ぐテロ事件で海外からの観光客数は激減。

 

 これではいかん!と立ち上がったのが市の観光関連の皆様方。

 

 特に日本人観光客をなんとか以前の数字にまで戻したいと、こんな活動を行っていました。

Paris_Rouen.jpg


 

 下記ウィンドウのクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 3で2016年12月6日に放送)(▸をクリックしても該当の映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。 




 観光客が減少する中、熟年のビジネスマンの姿が目に付きます。しかも日本人。

 

 この方々は会社の社長さんたちです。パリで開催された企業家向けセミナーに参加し、少し足を伸ばしてルーアンに観光にやってきました。

 

 スケジュールの中に必ず含まれているのがルーアン美術館です。

 

 「早く前のような状態に戻ることを願っています。パリでテロ事件があったので、日本人はまたテロ事件に巻き込まれるんじゃないかと心配しているんです。安全だということが分かれば、また来てくれるようになると思いますよ」と旅行会社の全国組織の会長さん。

 

 美術館を見学した社長さんたち、今度は市の観光課が用意した昼食をいただくことになりました。

 

 ナレーションによると、テロ後は日本人観光客が60%も減少してしまったそうです。60%とはすごい数字ですね。

 

 なんとかこの現象に歯止めをかけ、できるだけ早く日本人に戻って来て欲しいと、市の観光課が昼食会を準備したのでした。

 

 「もう一度、日本人の観光市場を取り戻すための活動の一環なんです。何しろ日本人には来て欲しいですからね。また来年の3月には観光の国際見本市がルーアンで開催されます。その準備のためでもあります」と観光課の責任者。

 

 「ここにいらっしゃる方々とはよく一緒に仕事をします。皆さん仕事でやってきて空き時間にこうして観光を楽しんでらっしゃいます。その方々には、ご自身のクライアントにルーアンをご紹介いただき、ルーアンに来てもらう、そうやって来ていただいた方々は仕事ではなく観光を楽しむために来てくださる、つまり純粋に観光客なんです。この観光客が徐々に増えていけばいいかなと思っています」と、日仏関連の組織の局長さん。

 

 なるほど、そういうわけですね。

 

 ルーアンには一度だけ行ったことがありますが、古い建物の残る、中世の趣を残した落ち着いた街でした。




 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 


「今日、日本を旅行中。ちょっと田舎の奥まったところまで出かけようと車を借りた。1時間近くかけて道順をあれこれ教えてもらい、いざ出発。高速道路に入ったところで気がついた。日本の車は左側通行だということを[あせあせ(飛び散る汗)]

 

 

VDM (Vie de merde)より




nice!(59)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

ノルマンディーの夏 [ノルマンディー地方]

 関東も梅雨明け間近?

 

 今年の梅雨は雨が降ったような降らなかったような微妙な印象です。

 

 少なくとも昔のように毎日しとしと降るという感じではなかった。

 

 気になるのは水がめの状態。

 

 国土交通省関東地方整備局のサイトにアクセスすると、関東の水がめと言われている「利根川上流8ダム」の貯水状況というのがわかります。興味のある方は→こちら

 

 54%と数日前より少し増えているような・・・。ただし、平年なら88%あるところが54%ですからまだまだ足りないですね。

 

 もちょっと雨に降ってもらいたいところです。

 

 さて、フランスは夏のバカンスの真っ只中。

 

 海に行く人、山に行く人、南へ行く人、北へ行く人と様々ですが、今回は、ディエップからル・アーヴルまでの海岸線にある小さな保養地の一つヴール=レ=ローズ(Veules-les-Roses)を訪ねてみましょう。


Paris_VeulLR.jpg



 

 下記ウィンドウのクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2016年7月17日に放送) 

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 

 人口が600人にも満たない海岸沿いの小さな村。

 

 この村のお宝はこの清き水の流れるヴール川(la Veules)。

 

 フランスで最も小さな川で、全長は1,149メートル。

 

 そしてこのほっとするような風景。水辺の花が美しいですね。それに水車もあります。

 

 多くの人たちが海水浴を楽しむためにこの村へやってきますが、海岸に出るためにはこの “シャンゼリゼ通り” を通っていかなくてはなりません。

 

 「パリのシャンゼリゼ通りとは随分と異なりますが(笑)、共通点もありますよ。パリの方は美しいショーウィンドウや看板が並んでいます。ここには美しい自然の風景があります」と男性。

 

 ノルマンディ地方独特の断崖絶壁のある海岸にはわりに大きなビーチがあり、海水浴を楽しむ人たちで賑わっています。

 

 「私はルーアンから1時間かけてきました。仕事のことは忘れて家族と1日楽しく過ごせそうです」と若いお父さん

 

 「家族と一緒に過ごせる大切なお休みの日です。ノルマンディは日差しが少ないのですが、今日はこんなに晴れて絶好の海水浴日和です。ほら、あの断崖絶壁が凄いでしょ。向こうの方まで続いてますよ」と男性。

 

 そして、この村で養殖されている牡蠣も味わえます。

 

 芸術家だけでなく俳優、作家、政治家など多くの有名人がこの村を訪れましたが、その中にヴィクトル・ユーゴーもいたそうです。

 

 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 


 

「今日、海で泳いでいると、母親が息子に言っている声が聞こえた。『あのブイのところまで泳いで帰っておいで!』すると息子が僕の方に泳いできて、お腹に触ったかと思うと母親に向かって言った。『ママ、やったよ!』」

 

VDM (Vie de merde)より




nice!(60)  コメント(2) 
共通テーマ:地域

毛糸で名作を再現 [ノルマンディー地方]

 ニースのテロ事件から2日経った7月17日の夜(0時15分〜1時30分)、ニース近くの半島サン=ジャン=カップ=フェラにあるホテルから1時間以上にわたって花火が打ち上げられました。

 

 これがネット上で多くの人の怒りを買ってしまいました。

 

 国中が喪に服している時に花火とは!というわけです。

 

 マントンもマルセイユも花火の打ち上げをキャンセル。モナコ公国に至っては国際花火大会の開催を取りやめたとか。

 

 自粛と言う以前に、あんな悲惨な事件の直後に花火なんか見たいという気分になれないでしょう。KYなホテルですねえ。

 

 さて話は変わって、ノルマンディ地方では、4月16日〜9月26日まで “ノルマンディ印象派祭(Festival Normanide Impressioniste)” が開催されています。

 

 その一環として、ちょっと面白い試みが行われています。


Paris_PontAudemer.jpg
 

 

 下記ウィンドウのクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 3で2016年7月17日に放送)(をクリックしても映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック) 

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

 

 「こんにちは、編んだのを持ってきましたよ」

 

 ここは町の図書館。女性が集まって、5センチ角のタイルのようなものを大量に編んでいます。

 

 「印象派の画家が滞在した町のユニークな企画なんです」と女性。

 

 「これを再現するには1万枚の小さな編み物が必要です。色もできるだけ原画に近いものを使わなくてはなりません」

 

 そう言う女性が手にしているのは、クロード・モネ作 “日傘の女性(Suxanne à l’ombrelle)”。

 

 そう、あの作品です。これを編み物で再現しようというのがこの企画。

 

 実現のためにノルマンディの住民の力を借りて、今年の4月から作業が開始されました。

 

 編み物のできる人なら誰でも参加できます。

 

 この企画を仕切っているのがルーアンの団体Cité mômes(“子供の街”)。

 

 「微笑みを編もう」を合言葉に始められました。

 

 四角に編むだけなので大した技術は入りませんが、難しいのは色選び。丁度いい色の毛糸がなかなか見つからないこともあります。

 

 「とてもいい企画だと思いますよ。作品作りに参加することができるんですからね」と女性。

 

 こうして編み上がった四角を使って、ジグソーパズルのように組み合わせていきます。

 

 かなり大きな作品になりますね。でもほとんど完成に近いです。

 

 「このような企画を立てたのには2つほど目的があります。一つはノルマンディの団結を強くすること。もう一つは、あまり知られていないノルマンディの繊維産業を知ってもらうことです」と責任者の方。

 

 夏が終わるまでにあと200枚ほど必要だそうですが、今日の集まりでその三分の一が出来上がったので、残り140枚ほどです。

 

 印象派祭の期間中には完成しそうです。

 

 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 


 

「今日、義理の母に私の手編みカーディガンプレゼントした。すると義母が入った。『ケチだねえ〜、本物のカーデガンを買わないで済まそうなんて』」

 

VDM (Vie de merde)より




nice!(68)  コメント(2) 
共通テーマ:アート

フランスの食のお宝 その2 [ノルマンディー地方]

 シリーズの二回目に登場する食のお宝は、フランス北西部ノルマンディ地方にあります。

 

 それは、フランスのみならず、世界中で食べられています。

Paris_Camembert.jpg


 

 下記ウィンドウのクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2016年4月5日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが原因のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

 

 ここはカルヴァドス県のとある町の青空市場。

 

 売られているチーズの中でも一番人気がカマンベール。これが本日の食のお宝です。

 

 「これはこの地方ならではのチーズです」とチーズ屋さん。

 

 「私はずっとカマンベールを食べてきましたよ」とメガネの女性。

 

 「カマンベールはフランスのシンボルですよ。フォワグラとか、バゲットとかと同じ!(笑)」と別の女性。

 

 国内外で毎年4億個を売り上げるカマンベール。

 

 しかし、その名は知れ渡ってはいても、その歴史を知る人はそう多くないはず。

 

 そもそもカマンベールとは村の名前なのです。全ては3世紀ほど前にここから始まりました。

 

 「1791年、村の住人マリー・アレルは、共和主義者から逃れてこの村にやってきたお坊さんをこの家に匿いました。ブリーの出身だったこのお坊さんが、匿ってくれたお礼にとマリーにチーズの作り方を教えたのです」とカマンベールについての本の著者ピエールさん。

 

 それから100年あまり経った第一次世界大戦中、カマンベールは一躍人気となり、外国でも知られるチーズになります。

 

 そしてフランスで盛んに作られるようになります。

 

 「カマンベールは小さな村で生まれ、その評判が都会へと伝わり、やがてはアメリカやその他の国々へと広がっていったのです」

 

 こうしてフランスのエンブレムになったカマンベールですが、村の人たちはその本当のルーツはこのカマンベール村にあると言います。

 

 「銘柄とかアペラシオン(AOCやAOPのこと)とかより、カマンベール村が実際ここに存在しているということを知って欲しいのです」とガイドさん。

 

 こちらはカマンベール村に唯一残っているカマンベール製造所Camembert Durand。

 

 この製造所が売りに出されていていることを以前の記事で紹介したのですが(興味のある方は→こちら)、どうやらグルノーブル出身のフランス人3人が買い取り製造を続けることになったようです。

 

 ルーツとなる土地で作る人がいなくならなくてよかったです。


 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 


「今日、異常な匂いがするので、警官が隣家の玄関を蹴り破って中に入った。そして台所のテーブルに腐った古いカマンベールチーズがあるのを発見 [ふらふら]隣人は2ヶ月前からバカンスに出かけていて留守だった」

 

VDM (Vie de merde)より




nice!(65)  コメント(2) 
共通テーマ:グルメ・料理
前の10件 | - ノルマンディー地方 ブログトップ