So-net無料ブログ作成
ブルターニュ地方 ブログトップ
前の10件 | -

ブルターニュのソバ [ブルターニュ地方]

 今年は季節が早めにやってくる年なのか、夏は6月くらいから始まってしまったし、10月もまだ半ばだというのに冬の寒さが襲ってきました。

 そう言えば、ついこの間、コートが必要になるくらい寒くならないかなあ、などと口走っていた自分を思い出しました!

 いやはやどうも・・・ここまでとは思ってもみませんでした。

 寒くなるのはいいとしても、雨と一緒ではちときついですよねえ。おまけに台風まで来ちゃって。

 台風が通り過ぎる来週半ばくらいまでお日様とはしばらくお別れのようです。

 それはさておき、フランスのブルターニュ地方ではソバの実の収穫が始まりました。

  黒い麦とも言われるソバは、ブルターニュ地方のお宝です。

Paris_Spezet.jpg



下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年10月16日に生放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 こちらがそのお宝。

 ブルターニュ地方の郷土料理ソバ粉のクレープ “ガレット” は、これがないと作れません。

 しかし、このソバの実、1980年代にはブルターニュの地から姿を消してしまいそうになっていたそうです。

 あれから約30年後の今、こんな巨大な農機具で刈り取れるくらいになりました。

 「10年くらい前までは1〜2ヘクタールくらいの畑しかありませんでした。それが今ではこれだけ大規模な畑になりました」とピエールさん。

 この巨大な刈取り機に乗って刈り取るのは爽快ですね。

 一度消えかけたソバが再生できた理由の一つが、IGP (Indication géographique protégé)です。

 IGPは特定の地域で生産される農産物の品質を保証するラベルです。

 ブルターニュ地方のソバは2010年にこのIGPを獲得しました。無農薬・無加工のソバです。

 この品質を武器に、現在、フランスの消費の75%を占めるという中国産やポーランド産のソバに対抗しています。

 えっ、ということは10年くらい前に、モンパルナスのクレープ屋さんで食べたガレットは、中国産かポーランド産のソバ粉を使って作られた確率が高いということになりそうな・・・。

 これは是非ともブルターニュの生産者にがんばってもらわなくてはなりません。

 こちらは、その黒い麦の生産者ピエール・アンリさんです。

 「消費者を守ると同時に生産者の我々も守ってもらわなくてはなりません」

 そしてこちらは、ブルターニュ産のソバ粉でクレープを作るお店の厨房です。

 「これは実に質のいいソバ粉です。本物の自然の恵みです」と、L’Escale Gourmandeというクレープ店のオーナーシェフのトマさん。

 このブルターニュ産ソバ粉のクレープが人気だそうです。

 こちらの年配カップルもそれを目当てに定期的にこのお店にやってきます。

 「子供の頃に食べた味と同じなんです」とマダム。

 「自分たちの土地にあるものを食べるのに他の土地に行くこたあないでしょう」とムッシュー。

 おいしそうなガレット。シードルと一緒に頂いたら極上のお味でしょうねえ〜。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、深夜バスが遅れてやってきたので、何か騒動でもあったのかと運転手に尋ねた。というのも、バスの床一面にちぎれたクレープが散らばっていたからだ。お察しの通り、僕はブルターニュに住んでます

VDM(Vie de Merde)より



nice!(48)  コメント(0) 
共通テーマ:地域

玉ねぎ売りのジョニー [ブルターニュ地方]

 ふと気がつけば10月も半ば過ぎ。この調子でいくとあっという間に師走がやってきます。

 

 今年の流行語大賞は、あのポーズ付きの「五郎丸」かな???

 

 さて、フランスのブルターニュ地方にある小さな港町ロスコフ(Roscoff)では、“玉ねぎ売りのジョニー”が活動を開始しました。

 Paris_Roscoff.jpg


 下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2015年10月15日に放送)(▸をクリックしても該当の映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

 皆さん、自転車や荷車に玉ねぎを乗せて歩いています。まるで何かのパレードのよう。
 
 この人たちひとりひとりが“玉ねぎ売りのジョニー”というわけです。
 
 その起源は200年ほど前にさかのぼります。
 
 フランス革命の起こる直前、フランスは不景気に見舞われていました。ロスコフの野菜の行商が始まったのはその頃のことでした。
 
 それからしばらくした1815年、アンリ・オリヴィエという農民が、小さな船に沢山の玉ねぎを載せ英国へと行商にでかけました。
 
 そのうち仲間も増え、せっせと英国に渡っては玉ねぎを売っていました。
 
 英国ではこの玉ねぎ売りのことをジョニーと呼ぶようになります。
 
 当時たいていの行商人が10歳前後の自分の息子を一緒に連れてきていました。
 
 その息子の名がヤン(Yann)(=John)やヤニク(Yannick)(=Johnny)だったことから、玉ねぎ売りはジョニーと呼ばれるようになったそうです。
 
 昔は行商人は玉ねぎを肩にかけ、自分の足で一軒一軒家を訪ねながら売っていたそうです。
 
 自転車が出回り始めると、自転車に玉ねぎを載せ行商していました。
 
 「昔は遊びで出かけたんじゃあない、働いてお金を稼ぐために出かけてたんじゃよ」とおじさん。
 
 この農場ではジョニーのために1トンの玉ねぎが用意されました。
 
 「昔は英国に出発するのを辛い思いで見送っていたんだ。一度でかけたら4〜5ヶ月は帰ってこられないからねえ」とジョニー会の会長さん。
 
 昔は4〜5ヶ月だったのが今は3週間ほどだそうです。
 
 そして、1929年には1500人いたジョニーも今では20人前後になってしまいました。
 
 少なくはなっても皆さん誇りを持って仕事を続けています。
 
 「これはちょっとした冒険ですよ。それに自分の国やその文化を知ることにつながります」と若い男性のジョニー。
 
 そして港では、2隻の船が玉ねぎを積み込み英国へと出発していきました。
 
 玉ねぎは料理には欠かせない食材。今もなおジョニーが来るのを待っている人もいるようです。

 

 

******** フランス人のつぶやき *******



「今日、指を切ってしまい慌てて病院に駆け込んだ。というのも、涙が出ないように目をつぶって玉ねぎを切ろうとしたもんでね」

 

 

VDM (Vie de merde)より




nice!(57)  コメント(6) 
共通テーマ:地域

アーティチョークの収穫 [ブルターニュ地方]

 パリ郊外のローランギャロスでは、連日熱い戦いが続いているようです。


 錦織選手、16強入り。この調子で、ぜひとも決勝まで進んでいって欲しいものです。


 がんばれ〜!



 さて、フランス西部ブルターユ地方のフィニステール県では、アーティチョークの収穫が始まりました。

Paris_PlounevezL.jpg
 

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2015年5月29日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



 町の市場には数日前からアーティチョークが並び始めました。


 お値段は・・・一株1ユーロ???


 「妻が美味しく料理してくれますから問題ないですよ」と男性客。


 こちらがアーティチョーク畑。


 こういうのを「実がなる」というのかどうかわかりませんが、たくさんのアーティチョークが実をつけています。


 なんかちょっとシュールな風景。


 収穫方法もなかなか豪快です。トラックの荷台に放り投げてます。


 フランスのアーティチョークの90%がこの地域で生産されているそうです。


 「重さにすると600グラムくらいの熟したものだけを収穫します」とアンヌ=マリーさん。


 畑の中をトラックの走る速さに合わせて歩きながら、熟したものだけを刈り取る作業もなかなか大変です。


 これがちょうど食べ頃のアーティチョーク。


 「いい天候が続きましたし、霜が降りることもありませんでしたから、よく育ちました」


 さて、アーティチョークの食べ方ですが、まずは茎の部分を切り取ります。


 アンヌ=マリーさんの作り方はシンンプル。


 圧力鍋にアーティチョークと水+塩を入れ、10分ほど茹でます。


 獲れたては柔らかいので火の通りも早いそうです。10分後にはこんなに簡単にはがれるようになります。


 芯は食べないので取り除きます。そこにソースを投入。


 このソースに浸しながらガクのような、葉っぱのような部分だけをいただきます。

 


******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、兄が妙な目つきで「これはなに?」と母に訊いた。すると母が言った。「アーティチョークよ」27歳にもなるのにアーティチョークを知らないとは・・・」

 

VDM (Vie de merde)より





nice!(41)  コメント(2) 
共通テーマ:グルメ・料理

満開のモクレン [ブルターニュ地方]

 昨日の東京は真冬に逆戻り。寒くなるとは聞いてはいたもののここまでとは・・・。

 

 ダウンコートの出番がこれで終わりになることを祈ります。

 

 さて、イギリスでは首相のキャメロンさんがちょっとした話題になっています。

 

 イングランド南西部にある都市ドーセットで、あるお宅のバーベキューパーティにやってきたキャメロンさん。

 

 出されたホットドングをナイフとフォークで食べたから大変です。

 

 その時の写真が→こちら

 

 さすがイートン校で教育を受けたおぼっちゃまは、ホットドッグの食べ方も違うなどとTwitter上でからかわれています。

 

 ほんとにナイフとフォークなしにホットドッグを食べられないほどのお育ちなのか、それとも何かわけがあったのか・・・。はっきりしたことはわかりません。

 

 それはさておき、日本は満開の桜を楽しんでいるところですが、ブルターニュ地方のブレストにある国立植物園ではモクレンが満開だそうです。

Paris_Brest.jpg

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2015年4月8日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



 サイズも様々なら色も様々なモクレンが一斉に花開いています。

 

 この植物園には40種類にも及ぶモクレンが集められています。これだけ集められているのは世界でも珍しいそうです。

 

 「あっという間に一斉に開花しました。ああ、春が来たなって思いますね」とメガネの女性。

 

 「この花を見ていると元気になりますよ」と別の女性。

 

 さすがに日本のようにゴザを引いて酒盛りなんて人はいないようですが、カメラを構えて美しい花を撮影したくなるのはどこの国も同じようです。

 

 「葉っぱが芽吹く前に花が開花します。一斉に咲き始めますから、それはみごとですよ。毎年新しい品種をここに植えています。最近は数が少なくなっていますから保護する必要があります」と責任者の方。

 

 「こんなに咲いているのに不機嫌ではいられないでしょう?」と女性。

 

 確かに、これだけ咲き誇っていると、思わず顔もほころびます。

 

 ブルターニュ地方にも春がやってきたようです。 

 

 


******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、セントバレンタインデーにボーイフレンドから花束を受け取った。その花を見ながらうちの父が言った。『余計なことをしおって。わしもお前のママに花をプレゼントしなくてはならなくなったじゃないか』」

 

VDM (Vie de merde)より





nice!(54)  コメント(2) 
共通テーマ:地域

有名人の家を訪ねて その2 [ブルターニュ地方]

 シリーズの二回目は、17世紀の書簡作家として知られるセヴィニエ夫人の家を訪ねます。

 Paris_Vitre.jpg




 下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2014年9月9日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 セヴィニエ夫人の家は、ゴルフ場???


 いやいや、その後ろに見えているお城です。


 エレガントでかわいらしいお宅ですね。名前はロシェ=セヴィニエ城といいます。建てられたのは15世紀。


 セヴィニエ夫人の遠縁あたるドゥ・テルネ家が、数世代前からこの城を所有してきました。


 その中のお一人が女優さんで、セヴィニエ夫人の書簡を朗読してくれました。


 「夫人は本名のマリ・ドゥ・ラビュタン=シャンタルで手紙を書いていました。娘にあてた手紙は764通あります」と係りの男性。


 これらの手紙が出版されたのは夫人が亡くなった後、18世紀になってからでした。


 そして手紙の多くがこのお城で書かれたそうです。


 お部屋のたくさんある見応えのあるお城のようです。


 サロン・ブルーと呼ばれる大広間にはセヴィニエ夫人の肖像画かかけてあります。


 「夫人はこの城が気に入っていたようです。滞在する期間がどんどん長くなって行きました。時には数年に渡ることもありました」とお城の現オーナー。


 そして、夫人らしさが一番現れているのは庭です。


 「こうして書簡を読みながら庭を歩いていると、ノスタルジックな気分になりますね。そして、娘と離れて暮らしているセヴィニエ夫人の寂しさも分かるような気がしてきます。そして、夫人が自然を愛し、植物を育てたことがよく分かります」


 庭は、1987年にブルターニュ地方を襲った嵐で被害を受けましたが、その後、かつての図面に従って木々が植え替えられました。


 「セヴィニエ夫人が計画した図面の通りに復元しました」とオーナー。


 広大な公園は自由に入ることができますが、フランス式庭園と近くのチャペルはガイド付きでの見学になるそうです。


 セヴィニエ夫人が書いた手紙から、この庭園は友人であるル・ノートルの作と考えられるそうです。


 そしてチャペルのセヴィニエ夫人の時代に作られました。モリエールやフォンテーヌが活躍していた時代のことです。

 

 


******** フランス人のつぶやき *******


 

「今日、郵便受けに『チラシお断り』と貼り紙をしたら、月に一回、請求書をもらうだけになってしまった」

 

VDM (Vie de merde)より




nice!(30)  コメント(0) 
共通テーマ:地域

島を貸し切り [ブルターニュ地方]

 いよいよ日本も本格的に夏休みシーズンを迎えます。


 家族やグループで旅行にとお考えの皆さま、貸し切りの島でバカンスをすごすというのはいかかがでしょう?


 一足先にバカンスシーズンに入ったフランス。ブルターニュ地方の島を借りて一日をすごすという家族に密着しました。

Paris_Louet.jpg



下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2014年7月15日に放送)(をクリックしても映像が出て来ない場合は、ウィンドウの下の文字をクリック)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

 ご夫婦のエリックさんとヴァレリーさん。一泊200ユーロ弱で島を借りられるというので、ためしに子どもたち三人を連れて行ってみることにしました。


 モルレー湾にあるその島ルエット島(île Louët)へはボートで向かいます。


 海の上の城塞トロー城の向こう側にルエット島が見えてきました。


 どうやら灯台が設置されているもよう。その横にはかつて灯台守が住んでいた家があります。今晩はここに泊まることになるようです。


 ルエット島は国が所有しており、190ユーロ(約26,000円)で24時間貸し切りにできます。最大10人まで泊まれるとか。


 約20分で島の船着き場に到着。子どもたちは少々興奮気味。


 「これから島を探検して回ります」とお兄ちゃん。


 「ブルターニュが好きですし、自然や冒険も好きでなので、ここを選んだんです」とヴァレリーさん。


 今晩泊まる家はどんなところなんでしょう?


 屋根裏部屋の窓からは海を一望できます。管理人さんはいないので自分たちで一晩過ごせるように準備をします。


 そして、ここまで連れてきてくれたボートが帰って行きます。明日の朝、迎えにきてくれることになっています。


 ボートを見送ったらテラスで休憩。


 食事は自炊です。食材はちゃんと荷物の中に準備されていました。


 「今晩はスパゲティのカルボナーラ。明日は外でバーベキューをすることになっています」


 ちょっと驚いたのは、シャワーがお湯じゃないこと。水で身体を洗わなくてはなりません。


 「お湯は食器を洗うのに使わなくてはならないから、シャワーは水です」と子どもたち。


 ここは島ですから水やお湯は貴重。しかし、子どもたちにとってはこれもまた楽しです。


 島の貸し切り予約はネットでできるそうですが、すでに向こう一年は予約で埋まっているそうです。


 ルエット島と城塞トロー城については以前の記事でも紹介しています。興味のある方は→こちら

 

 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 


「今日、ボーイフレンドの彼と真剣に話し合った。で、私は一緒に住むアパートを借りるという提案をした。それに対する彼の最初の反応は・・・『なら、インターネットのプロバイダはどっちのにするんだい?』」

 

VDM (Vie de merde)より




nice!(43)  コメント(2) 
共通テーマ:旅行

フランス西部岬めぐり その5 [ブルターニュ地方]

 シリーズの最後は、ランス川が英仏海峡に注ぎ込む河口の、サン=マロの対岸にあるディナール(Dinard)を訪ねます(下記地図の紫印)。

Paris_Dinard.jpg

より大きな地図で フランス西部岬めぐり を表示

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2014年1月31日に放送)(▸をクリックしても該当の映像が出てこない場合はウィンドウの下にある文字をクリック

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが原因のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



 ディナールは有数のリゾート地。


 南のリゾート地がコート・ダジュールなら、ここはコート・デメロード(Côte d'Émeraude)(エメラルド海岸)。


 この辺りの海はエメラルド色をしているのでしょうか?


 海辺のリゾート地と言えばボートや船。古くなったボートを改修しているのは地元のヨットクラブの皆さま方。


 ただいま修理中のこのボート、改修にかかった時間はすでに200時間を超えているそうです。根気のいる仕事ですね。


 海に浮かぶボートは小さく見えても、いざ陸にあげて修理するとなると、それなりの大きさです。


 「古くなったものに新しい命を与える喜びですかね。それに仲間とあれこれ話し合いながら改修するのが楽しいんですよ」と男性。


 海岸に並ぶちょっと異質の建物は、ヴィラと呼ばれる別荘です。


 ここからは対岸にあるサン=マロの町が見渡せます。


 窓の回りをレンガが囲っているこの建物が一番古いヴィラです。1860年に裕福な英国人によって立てられました。


 そして、どのヴィラも19世紀末の英国建築の影響を受けています。


 現在残っているヴィラは400軒以上に上り、今では町の文化財になっています。


 その中の一つが1896年に建てられたヴィラLes Roches Brunes。パリの高級婦人服デザイナーのために建てられたそうです。


 海の眺めを楽しむために、ヴィラにはテラスとたくさんの窓がもうけられています。当時の人々がここから海の眺めを楽しんだ姿が思い浮かびます。


 Wikipediaには、バカンスでディナールを訪れた人たちのリストが出ていますが、古くはジョージ5世、チャーチル、アガサ・クリスティ、リュミエール兄弟、ピカソなど。最近ではヒュー・グラントなんてのもあります。


 ヴィラから外の眺めを楽しむのもいいですが、逆に外から海岸沿いに並ぶヴィラを眺めるのも楽しそうです。


 また、この辺りは海の生き物たちの種類も豊富で、説明してくれるガイドさんと一緒なら見学するのも面白そうです。


 遠くには要塞のある島も見えます。


 イギリス人がバカンスを楽しむためにディナールにやって来たのもうなづけます。


 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、バカンスだと言うのにウチの父は朝の7時に私を起こしにやってきた。いつも決まってこうなのだ。その度に私は言う。『生活のリズムは崩れません。もっとバカンスを楽しもう!』」

 

VDM (Vie de merde)より





nice!(38)  コメント(4) 
共通テーマ:地域

フランス西部岬めぐり その4 [ブルターニュ地方]

 シリーズの四回目は、サン=マロの河口に注ぎ込むランス川を逆にさかのぼって、少し内陸に入った町ディナン(Dinan)を訪ねます(下記地図の水色印)。


Paris_Dinan02.jpg

より大きな地図で フランス西部岬めぐり を表示

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2014年1月30日に放送)(▸をクリックしても該当の映像が出てこない場合はウィンドウの下にある文字をクリック

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが原因のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



 城壁に囲まれ、中世の趣を残すディナン。


 町のゲクラン広場には市が立っていました。


 内陸部にも関わらず、新鮮な海の幸を売るお店が並んでいます。海で穫れた魚介類がランス川を通ってここまで運ばれてくるようです。


 そんな市場の中を中世の衣装で歩くおヒゲの男性。


 「ここは、1359年に、ベルトラン・デュ・ゲクランとトマ・ドゥ・カントーベリが騎乗槍試合で戦った場所です」


 因に、ベルトラン・デュ・ゲクランは、ブルターニュ継承戦争の最中に、イングランド軍に囲まれたディナンを守りきった英雄です。


 さて、マントを羽織った男性はいったいどこへ向かうのうやら・・・。


 なんとこの方、ハープを演奏するようです。このハープ、ブルターニュ地方に伝わるケルトのハープだそうです。


 遥か昔に忘れ去られていたこの楽器を甦らせたのがこの方ミルランさんだそうです。


 「ハープの黄金時代は、2世紀から4世紀にかけてのことでした。歴史あるディナンの町はこのハープにぴったりの場所だったのです」


 ミルランさん、このハーフティンバー様式の建物をハープの館(Maison de la harpe)にしてしまいました。


 ディナンには、このように中世の歴史を秘めたハーフティンバー様式の建物が100軒以上も残っているそうです。


 歴史的建造物の修復を研究しているシャルルさんと一緒に町を少し歩いただけでも、古い建物があちこちに残されているのがよく分かります。


 この街並が観光客を引きつけるようです。


 しかし、ものに寄っては時代の流れの中で作り替えられた建物もあるそうです。


 140段の階段を上がって塔(beffroi)にのぼれば、町全体を見渡すことができます。


 因にこの塔、ブルターニュ地方に2つしかない塔の一つだそうです。


 「町には国の文化財として保護されている建物が70軒あります。そしてその町を囲っている城壁の長さは2.7キロです」


 丘の上にある町からランス川へと降りて来ると、そこには一隻のボートが停泊していました。


 ここは洋品店。船の一階で洋服を作り、二階で販売しています。


 「3代も前からこのお店をやっています」とお店の方。


 ディナンの産業は観光の他に、このような職人さんたちのお店でなりたっているそうです。


 さらにディナンのことが知りたいとおっしゃる方は以前の記事をご覧下さい→こちら


 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、私が顔のシワをギターの弦にたとえていたら、彼が言った。『ギターの弦は6本しかないから、君の場合は・・・ハープだね』」

 

VDM (Vie de merde)より





nice!(38)  コメント(2) 
共通テーマ:地域

フランス西部岬めぐり その3 [ブルターニュ地方]

 シリーズの三回目は、前回のサン=マロから海岸線を15キロほど東に向かったところにある、牡蠣の養殖で有名なカンカル(Cancale)を訪ねます(下記地図の緑印)。


Paris_Cancal.jpg

より大きな地図で フランス西部岬めぐり を表示

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2014年1月29日に放送)(▸をクリックしても該当の映像が出てこない場合はウィンドウの下にある文字をクリック

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが原因のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



 1月末の牡蠣の養殖場。昨年末の忙しさに比べると、今はのんびりムード。


 とは言っても、作業がお休みになるわけではありません。


 牡蠣は一年中世話が欠かせないそうです。


 港では屋台のお店で牡蠣を売っていました。


 「この地方の名物ですからね。食べない手はありませんよ」と牡蠣をお買い求めになる女性。


 お店には日本が原産の牡蠣と並んで、この地方独特の平たい牡蠣ブロンも並んでいました。(ブロンについてもっと知りたいという方は以前の記事を→こちら


 海の幸の次は山の幸。カンカルは農作物も充実しています。


 英仏海峡に突き出た半島ポワント・デュ・グルワンの丘にある畑で野菜を作っているのがミッシェルさん。


 「こんなに眺めのいい場所で仕事ができるなんて、もうそれだけで幸せでしょう」


 冬の間は、クレソン、マーシュ、サラダ菜などを作っています。


 白い車でやって来たのは、カンカルの港にレストランCôté Merを構えるギヨームさんです。


 わざわざミッシェルさんの野菜を手に入れにやってきました。


 アンディヴ(日本ではベルギーチコリやエンダイヴと言われる野菜)を手にして二人で盛り上がってました。


 「妙な苦みがなく本物のアンディヴの味がしますよ」とギヨームさん。


 新鮮な野菜と新鮮な海の幸だけを使って料理をするギヨームさん。嵐で漁が休みになるとちょっと大変だそうです。


 静かな冬の港町。


 窓の向こうの海を眺めながらの食事もまた味わい深いものがありそうです。


 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、子どもたちに野菜を食べさせるために妻が奮闘していた。『野菜を食べないと大きくなれないわよ』とか『健康のために野菜を食べなさい』は全然効き目なし。しかし、これなら効果絶大。『野菜を食べないと、パパみたいになっちゃうわよ』」

 

VDM (Vie de merde)より





nice!(35)  コメント(4) 
共通テーマ:地域

フランス西部岬めぐり その2 [ブルターニュ地方]

 シリーズの二回目は、ブルターニュ地方で一番の観光地サン=マロ(Saint-Malo)と周辺の島を訪ねます(下記地図の赤印)。


Paris_StMalo.jpg

より大きな地図で フランス西部岬めぐり を表示

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2014年1月28日に放送)(▸をクリックしても該当の映像が出てこない場合はウィンドウの下にある文字をクリック

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



 船の上をボートを走らせているのはアランさん。


 目の前に見えているのは、要塞都市サン=マロ、その左隣がグラン=ベ島、そのまた左隣がプチ=ベ島。


 アランさんが向かっているのはこの中のプチ=ベ島。


 「あの島に上陸するのは少々大変なんです。この小さなボートがあるからなんとかなるんですがね。島にあがろうとして海にどっぷりつかってしまったこともありますよ」とアランさん。


 確かに、この岩場と波では上陸には難儀しそうです。


 なぜにそこまでしてこの島に?


 ここには17世紀にヴォーバンが作った要塞があるのです。


 国のお宝ですが、120年もの間、放置されたままになっていました。


 10年ほど前から、アランさんがたった一人で、補助金ももらわず、こつこつ修復してきました。


 「出来るだけお金をかけずに、出来るだけ丈夫に作る、というのを念頭に修復しました」とアランさん。


 今年69歳になりましたが、こうして石を一つ一つ積み重ねてきました。なんとも奇特な方ですね。


 今では修復が完了し、観光客は引き潮の時なら島に上陸して要塞を見物することができるそうです。


 島の要塞の向こうに見えるのが、要塞都市サン=マロ。


 シーズンオフの冬は、観光客は数えるほどしかいません。メインストリートも静まり返っています。お店の方々は逆にバカンス中だそうです。


 しかし、このシーズンオフの時期に、帆布を使ったバック作りに忙しくしている人もいます。


 この建物、元は船主が所有していたそうです。単に船主と言っても、昔は艤装した船で大海を縦横無尽に動き回って活躍していました。


 「夏は音楽が流れたりしてこの通りは賑やかですよ。のんびりした冬とはまったく違ってます。夏はちょっと疲れますね」とルーシーさん。


 先祖が船主だったというジャンさんが、元船主の館を案内してくれました。


 部屋には立派な本が並んでいます。


 「これは仏英の辞書ですが、海に関する言葉だけを集めたものです」とジャンさん。


 海岸ではサーフィンに興じる方が約1名いらっしゃいましたが、要塞都市サン=マロは、静かに宵闇に包まれて行きました。


 尚、サン=マロについてもっと詳しく知りたいとおっしゃる方は以前の記事をご覧下さい→こちら

 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、愛する人に結婚を申し込んだ。しばらく沈黙していた彼女が静かに言った。『いいわよ、結婚しても。いずれにしろ、いつだって離婚できるんだから』」

 

VDM (Vie de merde)より





nice!(38)  コメント(6) 
共通テーマ:地域
前の10件 | - ブルターニュ地方 ブログトップ