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サヴォワ地方のお城2 [ローヌ=アルプ地方]

 昨日の東京の朝は寒かったですねえ。出かけるときは厚手のコートにマフラーぐるぐる巻きでした。

 この寒さ、しばらく続くようです。風邪をひかないように気をつけなくては!

 さてシリーズの二回目は、アヌシー湖から2〜30キロ南に下ったサン=ピエール=ダルビニー村(Saint-Pierre-d’Albigny)にあるミオラン城(Château de Miolans)を訪ねます。

Paris_Savoie.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年11月1日に生放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばk、mらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 小規模の要塞都市のような姿をしたミオラン城。見晴らしのいいところに作られています。

 ここに最初の城が築かれたのは11世紀のことでした。改築・増築を重ねてこの姿になりました。

 16世紀には牢獄になったこともあったそうです。

 重い扉がギシギシ言いながら開きました。ここに罪人たちが収監されていたのでしょうか?

 さて、こちらの恰幅のいい男性が現在の城主であるステファヌさん。

 ステファヌさんの一族がこの城を手に入れたのが1869年。以来、変わらず同じ一族で継承されてきました。

 お城の裏山はものすごい岩山。インスタ映えする風景とはこのことか。

 お城の塔の高さは105メートル。

 「後ろに見えるのがモンブランです。この風景を眺めていると不思議な気分になります。10世紀にわたる歴史が続いている間、この城はずっとここにありました。目の前の風景は多少変わっているかもしれませんが、昔の人も同じようにこの風景を眺めたんでしょう」とステファヌさん。

 食堂ではお食事中?外見は寒々としたお城でもここは日差しが入って暖かそうです。

 どうやらお城の一部は家族の住居になっているようです。

 ミオラン城は19世紀に大々的に修復工事が行われました。ここは応接間でしょうか?

 「あの壁に飾られている肖像画は私の曾祖母です。向かいの壁にはその息子の肖像画があります。つまり私の祖父に当たります」

 お城の中庭に出てみましょう。ここには200種類もの植物が植えられています。香りもそれと同じ数だけあるそうです。

 「ここは騒音もなく大変静かです。長い歴史を持つお城の中で穏やかに暮らすことができます」とステファヌさん。

 「ここは渓谷を見渡せる高いところにあるので、バビロンの空中庭園を思い起こさせます」と庭師のフィリップさん。

 このお城に魅せられた歴史家もいます。

 「ここは地下防衛室です。敵が城に侵入できないように、ここで攻撃します」と歴史家。

 16世紀には国の監獄として利用されました。政治犯や魔女とされた女性たち、さらにサド侯爵のような自由思想家などが収監されたそうです。

 「囚人の社会的地位によって監獄での暮らし向きは違っていました。お金持ちほど良い環境の中で過ごすことができたのです」

 中世のお城にふさわしいこの眺め。

 「私は子供の頃からこの城に慣れ親しんでいます。よく両親と一緒に見学に来ました。あちこち見て回って遊んでいました」と歴史家のセドリックさん。

 見学者の数は年間で1万人ほど。見ごたえのありそうなお城でした。

 続く・・・。



******* フランス人のつぶやき *******

今日、息子に芝を刈るように頼んだ。おかげで今年の菜園のネギは全滅だ [ふらふら]

VDM(Vie de Merde)より



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サヴォワ地方のお城1 [ローヌ=アルプ地方]

 今日から4回のシリーズでフランス東部サヴォワ地方のお城を紹介します。

 第一回目の今日は、アヌシー湖からすぐのところにあるマントン=サン=ベルナール城(Château de Menthon-Saint-Bernard)を訪ねます。

Paris_Savoie.jpg

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年10月31日に生放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばk、mらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 森と湖の中に立つ美しいお城。お姫様の館にぴったり。

 「すぐ近くのタロワール村にウォルト・ディズニーがやってきた時、この城を見て閃いたそうです」と男性。

 というわけで、このお城、ディズニー映画「眠れる森の美女」のお城のモデルになったそうです。

 とは言っても取材班を迎えてくれた城主は男性。

 1000年にわたって同じ一族が受け継いできました。さっそく中を案内してもらいましょう。

 壁にはご先祖様の肖像画が飾ってあります。中でも重要なのがこちらのベルナール=ドゥ=マントン(Bernard de Manthon)です。

 11世紀、山岳地帯を行く人たちのために初めて避難小屋を作ったそうです。死後、聖人に列せられサン=ベルナールになりました。

 英語読みならセント・バーナード。あの犬の名前の由来はこの方にありました。

 サン=ベルナールの名前が付けられた避難小屋で活躍していたのがこの犬だったそうです。

 ちなみにサン=ベルナールは現在ではアルピニストの守護聖人になっています。

 さて、こちらはお城の礼拝堂。19世紀に作られました。見事なフレスコ画に目を奪われます。

 「これだけ美しく残っているのは曽祖父のおかげなんです。その前の城は、ヴィオレ=ル=デュック風のロマン派的な姿になっていて酷いありさまでした」と城主のモーリスさん。

 お城のバルコニーからはアヌシー湖を見渡すことができます。

 「この城は一般の方々に見学してもらう名所というだけでなく、現在もなお家族の生活の場になっています。ですから、今も生き続けている城なんです」

 紅葉した森がお城を引き立ててくれます。

 お宝はまだあります。お城の書斎に保管されている書籍の数々。取り出して見せてくれたのは百科全書の初版本。

 百科全書の出版が始まったのは1751年のことでした。

 さて、お城は5月〜9月まで一般に公開されています。昔の衣装を身につけたガイドさんが中を案内してくれます。

 こちらのタピスリーは17世紀のもの。

 このトンネルのようなものは厨房から食堂に料理を運ぶためのもの。15メートルのレールが敷かれています。

 鍵の数もこれだけあります。全部で184本!

 今もなお生きているお城というだけあって、手入れが行き届いています。

 続く・・・。



******* フランス人のつぶやき *******

今日、そしてずっと前から私の名前はディズニー映画に登場するお姫様の名前をと同じ。娘はそれが自慢。それなのに授業参観には絶対来ないでという。『だってお姫様は美人なのに、みんなが本物を見たらがっかりするでしょう』と娘 [ふらふら]

VDM(Vie de Merde)より



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アルピニストの墓地 [ローヌ=アルプ地方]

 10月31日の夜の渋谷は、何やら不穏な空気が漂っていました。

 午後9時過ぎくらいに電車の乗り換え通路を歩いていると、聞きなれない音も聞こえてくる。しかも交差点の見渡せる窓辺にはずらっと人が並んでいる。

 お察しの通りハロウィンです!

 これは一刻もぐずぐずしてられないと、とっとと電車に乗って帰ってきました。

 渋谷の交差点、どうしてこんなことになってしまったのか・・・嘆かわしい。

 それはさておき、10月31日の翌日の11月1日は、カトリック教徒にとって聖人と殉教者を記念する「諸聖人の日」です。

 この日、フランスではお墓詣りに行く習慣があります。

 そこで本日は、フランス・アルプスの山々を望む、少し変わった墓地を訪ねることにしましょう。

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年10月31日に生放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばk、mらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ここは標高1400メートルのところにある、サン=クリストフ=アン=ノワザン(Saint-Christophe-en-Oisans)の墓地。

 谷を隔てた向こうにあるのは万年雪をたたえた岩山の数々。

 その岩山にも負けない力強い墓石が並びます。ここはアルピニストのパンテオンともいうべき場所。

 アルプスで活躍した偉大な登山家や山岳ガイドおよびその忍耐強い妻たちが眠っています。

 「これは1909年のエクラン峠の雪崩で亡くなった方のお墓です。アルピニストの草分け的人物でした。それからこちらは二人のイタリア人登山家のお墓です。雪山で滑落して亡くなりました」とロジェさん。

 ロジェさん、この墓地のことなら何でも知っています。

 ある墓石には “山が彼の死であるなら、山はまた彼の命でもあった” と刻まれています。

 数々の険しい山々に挑んだ登山家にふさわしい墓石が並びます。

 今のような優れた装備のない時代に、ピッケルやロープを頼りに岩山を登っていったようです。

 「ここに葬られた人々はいつまでもアルプスの山々を見つづけることができるんです」とロジェさん。

 アンドレさんは毎年11月1日になると、山岳ガイドだった父親のお墓参りにやってきます。

 亡くなったのは1942年の登山中のことでした。その時アンドレさんはまだ7歳だったそうです。

 「登山家の客と一緒に雪山を登っている時に、クラバスに落ちて亡くなりました」とアンドレさん。

 ここには、1877年に標高3900メートルの鋭鋒ラ・メイジュの登頂に成功したピエール・ガスパールも眠っています。

 ジェラールさんはそのひ孫にして、今では数少ない山岳ガイドの一人です。

 「今、私たちがお客様を山に案内して素晴らしい景色を楽しんでもらえるのは、ここにいる先駆者のおかげなんです」

 村人から大切にされている墓地のようです。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、祖父と祖母を乗せて車で今晩泊まるホテルを探していた。カーナビが 『目的地に到着しました!』と言った。我々はお墓の前にいた・・・

VDM(Vie de Merde)より



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栗祭り [ローヌ=アルプ地方]

 今週の月曜日、ストラスブールのクレベール広場に樅の木が立てられたそうです。

 スノンヌの森で切り出し中に折れてしまった最初の樅の木。

 どうなることかと思いましたが、ちゃんと予備の樅の木が見つかって運ばれてきたようです。その時の様子が→こちら

 なんだか枝がまばらな感じがしますが、これから色々手を入れ整形したのち、デコレーションされるようです。どんなツリーになるのか楽しみです。

 さて、先週末、フランス南部アルデッシュ地方の小さな村で、栗祭りが開催されたそうです。

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年10月30日に生放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばk、mらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ヴォラーヌ川とビズ川の支流が流れる渓谷の丘にできたアントレーグ=シュル=ヴォラーヌ村(Angraigues-sur-Volane)。

 色づいた木々の葉を揺らすかのように、焼き栗のパチパチはじける音が聞こえてきます。

 ここは村の広場。栗は薪で大量に焼かれていました。

 アルデッシュ地方の栗は、蜂蜜のブリオッシュやミルクパンのような味がすると言います。

 皆さん、美味しそうに召し上がっています。

 パレードも始まりました。先頭は例のコンフレリーの方々。アルデッシュの栗を広く知らしめるために様々な活動をしています。

 どれも同じ栗に見えてもいくつか品種があるそうです。

 「ブッシュ・ルージュと言う品種は渋皮がなくマロングラッセを作るのに向いています」と男性。

 何世紀もの間、アルデッシュの人々は麦と同じように栗を挽いて粉にし、パンを作って食料にしていました。

 「そのまま焼いて食べたり、ポタージュと一緒に煮て食べたりもしています」と男性。

 そしてこれが栗のスープ。茹でた栗またはピュレにした栗を使って作るようです。

 甘いクレープにも栗が使われています。マロンクリームのたっぷり詰まったクレープ。美味しそうですね。

 そしてこの日は栗を使ったケーキのコンクールも開催されました。

 審査員の皆さん、なんだかとても真剣な様子。どれも美味しそうで甲乙つけがたしですね。

 今年は雨が降らず水不足で豊作というわけには行きませんでしたが、たくさんの人たちが秋の味覚を楽しんだそうです。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、生物学の授業で、青い目の両親からは青い目の子供が生まれると教わった。私の目は栗色。でも、両親の目は二人とも青・・・

VDM(Vie de Merde)より



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フランスの紅葉 [ローヌ=アルプ地方]

 昨日の記事で欧州が “冬時間” に変わったと言ってしまいましたが、そもそも冬時間なんてものはなかったのでした。むしろ “夏時間” が終了しましたと言うべきでした。

 この夏時間、てっきりあのオイルショックで導入されたとばかり思っていましたが、そもそもは第一次世界大戦中の1916年にドイツ、フランス、英国で導入されたのが始まりだそうです。

 何を節約するためかと言えば、石炭です。時代を感じさせます。

 この夏時間が欧州各国に広がったのが、あのオイルショックだったようです。

 以来、延々と続いている3月と10月の時間変更。身体の調子が狂うとか、交通事故が増えるなど問題もあるようで、フランス人の54%が反対しているそうです。

 毎年、そんなことがニュースで取り上げられますが、ズルズルと続いているというのが現状のようです。

 さて、10月も今日で終わり。これから本格的な紅葉のシーズンを迎えます。

 フランスの方は一足先に紅葉が見頃になっているようです。

 フランス・アルプスの南端にあるユバイ渓谷(vallée de l'Ubaye)を訪ねます。

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年10月23日に生放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばk、mらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 黄色と赤が眩しいほどの紅葉です。向こうの岩山の斜面もカラフルなモザイク模様になっています。

 「とってもきれいだわ。人間には美しいものが必要でしょ」と女性。

 確かに美しいものは必要です。美しいものを見ると楽しい気分になれますもんね。

 この紅葉の風景を写真に収めているのがカメラマンのクロードさん。

 「この時期だけの光を求めて写真を撮っています。それにふさわしいのが10月です。山は静かで、木々が休息の時間を過ごしているんです」

 秋の風景ですね。次第に日が短くなって気温も徐々に下がっていきます。

 現役をリタイアしたアランさん、この山奥の家で暮らしています。少しずつ冬支度を始めました。

 そしてすでに薪ストーブに火がつけられていました。 

 「周りの山々の木が色づいて綺麗ですよ」とアランさん。

 さらに上の方ではマリウスさんが畑の野菜を収穫していました。冬の野菜といえば、このネギ。

 ベーコンとジャガイモと一緒に煮込んで、パンとチーズと一緒に食べたらさぞかし美味しいでしょうねえ〜。まさに冬の料理です。

 「ここにはネギもあるしキャベツも玉ねぎもありますよ。冬が来ても食料には不自由しません」

 森は見事に山吹色に変わっています。今年は水不足でキノコ類は育ってくれませんでした。でもこんなところに紫色の小さな実をつけている植物があります。食べられるようです。

 マリウスさんはトゥーロン近郊でお店をやってきましたが引退してここで暮らしています。

 「ここならじっとしていながら旅をしているような気分になれます」

 ユバイ渓谷は紅葉の時期が終わると雪に覆われるそうです。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、彼がカンカンになって怒った。それもそのはず、私が同じ色の袋に入った砂糖と小麦粉を買ってきたからだ。彼がココアに小麦粉を入れてしまったのは私のせい

VDM(Vie de Merde)より



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真夏の雪 [ローヌ=アルプ地方]

 自宅からよく通うスーパーまで10分強歩くのですが、その途中に警視庁の警察署があります。

 5階建てで、この辺りではかなり立派な建物です。

 昨日もその前を歩いていると、やたらカラスの鳴き声がするので上を見上げると、この警察署の屋上にたくさんのカラスが集まっていました。

 他の建物にもいるかなと見回してもカラスの影はなし。

 なんでまた警察署の屋上にだけあんなに集まってたんだろう?今でも謎です。

 それはさて置き、欧州はやっとサハラ砂漠の大気が去って、とりあえず酷暑が峠を越えたようです。

 フランス南部では最高気温が26〜28℃ほどまで下がってだいぶ涼しくなっています。

 そして、フランス・アルプスにあるガリビエ峠(Col du Galibier)では、なんと雪が降ったそうです。

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年8月11日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 吹雪の一歩手前のようなこの風景、とても8月とは思えません。

 気温はマイナス2℃。ここは標高2642メートルのガリビエ峠。

 ここなら雪が降ってもおかしくないとは言え、やっぱりこの時期としてはちょっと早すぎるそうです。

 「8月に雪、いいんじゃないですか。楽しいし、面白いですよ」と観光客。

 アルプスとあってさすがに周りの山々には雪が積もっています。

 こちらの方は登山好きのアレクサンドルさん。

 「いつもならこの時期は山登りにはちょうどいいくらいなんですがねえ」

 自転車で峠を越える人達も予想外の雪にちょっと戸惑い気味。

 そういえば、ここはツール・ド・フランスのコースの一つ。

 峠越えの難所で有名な場所です。3週間ほど前にはここを選手たちが通過していきました。

 しかし今日はこの雪。さすがにサイクリストも長いトレーニングパンツに履き替えていました。

 「凍えそうになりますよ。風も強いですからね」とサイクリスト。

 「ブラボー!すごいですね」と拍手を贈るツーリスト。

 こんな峠を自転車で越えるというだけでもすごいのに、この雪の中ですからねえ〜。

 「標高が2400メートルあれば、当然、雪が降ってもおかしくはないんですが・・・。それにしてもこの雪にはちょっと驚きました」と別のサイクリスト。

 花を咲かせていた植物もご覧の通り凍えてます。

 そしてツーリストはといえば、短パンにサンダル。

 「正午に着いた時には35℃だったんですがねえ。それがこれですからね。突然、冬ですよ(笑)」

 「場所が場所ですから驚きはしませんよ。真夏に雪なんて面白いじゃないですか」

 お二人とも上着があってよかったですね。

 東京は6月くらいから暑い日が始まってしまったので、気分的にはもう8月の末。

 そろそろ夏にお別れしたいですが、まだまだ続くんでしょうねえ、この暑さ。

 早く秋になって欲しいものです。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、小学生のわが息子が、ディズニー映画が見たいけど何を見たらいいのか分からないというから、白雪姫にしたらと言ったら息子が言った。『いやだ、白雪姫は好きじゃない。だってあの子、ペチャパイなんだもん』

VDM(Vie de Merde)より



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ジェネピ [ローヌ=アルプ地方]

 どうも夏風邪を引いたようで、鼻がぐずぐず、喉も少々痛い。

 これはいけないと思い、早々に耳鼻科に行って薬をもらってきました。

 幸い熱は出てないので、この週末は家でおとなしくしていれば治るかなと期待しています。

 さて、この時期、フランス・アルプス地方ではジェネピ(génépi)と呼ばれる、あまり聞いたことのない花が収穫の時期を迎えているそうです。

Paris_Seez.jpg



下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年7月20日に生放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 夏のアルプスならではのこの風景。

 どこにその畑があるかというと・・・こんなところにありました!

 この方が栽培者のポールさんです。

 いい香りのするお花が栽培されている畑は、半分が収穫済みのよう。

 ドローンを使うとこんな風景が簡単に撮影できるんですねえ〜。

 ここは標高1,600メートルの山の中。雪解け水の流れる美しい滝もあります。

 こんな風光明媚なところで黄色い花を咲かせているのがジェネピです。

 「昔、父が野生のジェネピを探しに山へ行っては、黄色い花束を片手に帰ってきました。金の穂でも見つけたかのように上機嫌でしたよ」とポールさん。

 古き良き時代のお話です。今では自然保護のために採取するのは禁止だそうです。

 しかし、どうしてまたこんな山の上にポツネンと畑があるのか?

 「この辺りは羊を放牧しているので、食べられてしまいかねません。だから寄り付かないような場所に畑を作ったんです」

 それにしてもすごい数の羊が放牧されていました。あんなのに来られた日にゃひとたまりもありません。

 さて、収穫されたジェネピは山小屋に運ばれます。

 今年は豊作で1トンものジェネピが取れました。

 「ここで15日〜3週間ほどかけて乾燥させるんですよ。だから風通しを良くしておかないとね」

 その乾燥したジェネピで作るのがリキュール。

 手作りでこのリキュールを製造するのはポールさんだけになってしまいました。

 「アルコールとジェネピの束、それに砂糖と水を混ぜて漬け込みます。アルコール度数は35度くらいです。私が開発した独自の作り方ですから、これ以上はお話しませんよ(笑)」とポールさん。

 ジェネピはこうやって中世の頃から使われてきたそうです。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、学校に行く道々、6歳になるわが娘が、一輪の花を摘んできて私に渡しながら言った。『ママ、これを髪に飾ったら?そうすれば、少しは美人に見られるんじゃない?』


VDM(Vie de Merde)より



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連休は川へ [ローヌ=アルプ地方]

 あれは絶対に押しのけてますね。どこからどう見ても押しのけてます。

 マクロンなんか後ろの3列目にいて、メルケルさんが振り向いてその姿を確かめたほどでした。

 トランプさん、大変ですね、うまくやってるってことをアピールしなきゃならないらしい。

 でも逆効果で品格のなさが表に出てしまいました。残念なことです。

 それはさて置き、金曜日のフランスは30℃越えの地域もあったようで夏日でした。

 本日は内陸に入った「フランスで最も美しい村」の一つヴォギュエ(Vogüé)の連休の様子を見てみましょう。

Paris_Vogue.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年5月26日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 さすが “最も美しい村” のラベルを獲得した村だけあって風光明媚。

 歴史を物語る古い建物もあります。こちらはヴォギュエ城。

 17世紀に一度改築された中世のお城だそうです。

 村の主な産業は観光+農業(ワイン農家)。

 連休中にはやっぱり休暇を過ごしにやってきた人たちがいました。

 アイスクリーム屋さんも連休の恩恵を受けているとか。

 村を流れているのがアルデシュ川。カヌーを楽しむにはもってこいのロケーション。

 すぐ近くにカヌーのレンタルショップがあるようです。

 「連休ですから楽しまなくっちゃ」と女性。

 「昨日はあまりに暑くて川の水に浸かってしまいました」と男性。

 アーチ型の橋はヴォギュエの高架橋。川を500〜600メートルほど下ったところにあります。

 「5日間のバカンスです。とても楽しいですよ」と男性。

 「お天気に恵まれました。それに川の水位もちょうどいいくらいです。バカンスにはもってこいですよ」とカヌーのレンタル屋さん。

 おかげで村のレストランも宿泊施設も賑わっています。

 こちらはキャンプ場。このレトロなトレラーハウスが宿泊所。

 「ちょっと変わってるでしょう。いつもの日常とは違いますよ」とちょっと太めのマダム。

 左腕に貼ってある丸いものは何?サロンパス?フランスにもその手のものがあるのかしら。それとも虫除けパッドか・・・。

 「2〜3日前から予約が入っていっぱいになりました」とキャンプ場の方。

 せっかくヴォギュエに来たのですから村のお宝のお城も見学しておきましょう。

 この連休中は毎日オープンしているそうです。そしてガイドさんが丁寧に解説してくれます。

 外では川で泳ぐカップルがいました。水温は16℃。ちょっと冷たいですね。

 こちらの男の子、釣りをしながら足だけ水に浸していました。

 「川の水はどう?」と取材班。

 「冷たいです」と男の子。頭にはFCバルセロナの帽子。

 暑い日差しが降り注げば、こうして川に入る人たちも増えてきそうです。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、家族で夏のバカンスを過ごすためにキャンプ場を予約した。そして、職場の上司とバカンスの話をしていたら、彼もまた僕らと同じ日に、同じキャンプ場に行くことが分かった。ああ、悪夢・・・


VDM(Vie de Merde)より



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ローカル線の小さな旅2 その4 [ローヌ=アルプ地方]

 昨日、下北沢のしまむらに行ってみたら、なんと店内はすべて秋冬物に変わってました!

 

 関東はついこの間、梅雨が明けたばかりのような気がして、夏はまだまだ続く感じがしますが、どうなんでしょう?

 

 9月くらいになったらあっという間に秋になってくれたりするのかなあ。そうなってくれたら嬉しいのですが・・・。

 

 さて、シリーズの四回目は、スイスと国境を接するオート=サヴォワ県のサン=ジェルヴェ=レ=バン村(Saint-Gervais-les-Bains)(下記地図の青印)を走るモンブラン・トラムウェイを紹介します。


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 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2016年8月4日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
 

 

 モンブラン・トラムウェイの始発駅(緑印)に朝一番の列車が入線してきました。

 

 これから観光客や登山客を乗せて出発です。目指すはモンブラン!(オレンジ印)

 

 スペイン、ドイツ、フランスと、乗客の国籍はさまざま。

 

 皆さん、どうしてもの列車を選んだんでしょう?

 

 「それはここがヨーロッパの屋根だからですよ」と男性。

 

 「バカンスをゆっくり静かに楽しみたかったからです」と女性。

 

 モンブラン・トラムウェイが開業したのはおよそ100前のこと。以来、車窓からこの険しくも美しい山の景色を見せてくれています。

 

 標高2,372メートルにある終点のニ=デーグル(Nid d’Aigle)(赤印)までは12キロほど。

 

 「初めてなんですが山歩きをしようと思ってこれに乗りました」と女性。

 

 人々は100年以上も前から、列車でモンブランまで行けないものかと思案し続けていました。

 

 そしてできたのがこの列車だったのです。

 

 「ここに列車を通す作業は相当大変だったと思いますよ。それでも作業を続けて作り上げたんですから尊敬しますよ」と運転手。

 

 いよいよ終点のニ=デーグルに到着です。

 

 さすがに標高4,810メートルのあのモンブランまでは走っていません。ここからは歩きです。

 

 岩のゴロゴロした道を続々と歩いている人たち。

 

 「頂上まで登るのに理由はいらないですよ。頂上があるからそこに行くんです」と男性。

 

 「ピレネーにも行きましたよ。今度はモンブラン制覇です」と先ほど列車の中でインタビューされていた女性。

 

 あと2,000メートル以上も登らなくてはならないですね。大変そう。

 

 さて一番列車には登山客が数多く乗っていましたが、その後の列車にはお散歩組が乗り込んでいました。満員のようです。

 

 「興味があるのは外の景色よりこの列車なんです」と女性。

 

 先ほどの終点のニ=デーグルには氷河のすぐ近くに山小屋があります。テラスでは雄大な自然を目の前にお食事もできます。

 

 「列車に乗って一番高いところまできたらこうして眺めを楽しむ。それが法則なんです」と女性。

 

 歩かないでこんな高いところまで来られるのはいいですね。

 

 この列車、一夏で10万人を運んでいるそうです。

 

 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、大学に行くのにトラムに乗った。中には誰もいなかった。それも当たり前。ここは終点かつ始発駅でもあるからだ。当たり前じゃないのは、運転手が運転する代わりにトラムを降りていなくなってしまったこと。結局、僕はトラムに一人閉じ込められただけだった[あせあせ(飛び散る汗)] 

 

VDM (Vie de merde)より

 




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フランスの最も美しい村3 その2 [ローヌ=アルプ地方]

 月曜日恒例の週末旅は今週から日曜日に紹介することにしました。次回は22日の予定です。

 

 本日は、「フランスで最も美しい村」シリーズの二回目を紹介します。

 

 フランス第二の都市リヨンから北西へ40キロほど行ったところにある小さな村テルナン(Ternand)を訪ねます。


Paris_Ternand.jpg



 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2016年5月3日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。 



 

 こちらの村も丘の上に寄り添うように集落ができています。人口は727人。

 

 村の小道を行く男性4人衆。保存会の方々です。

 

 村に残る古い建造物の修復と維持のために活動してらっしゃいます。

 

 壊れかかったお城が村のお宝の一つです。12世紀頃のお城だそうです。

 

 崩れかかったところがまた風情があります。

 

 「ここはリヨンの大司教にとってとても重要な場所でした。しかし、宗教戦争が激しさを増した頃、ユグノーの一派がやってきてこの村を破壊して行ったのです。1562年のことでした」と保存会の方。

 

 そんな苦い歴史のある村ですが、教会は見事に修復されていました。

 

 サン・ジャン=バティスト教会(Église St Jean-Baptiste)の入り口にあるのは聖水盤。

 

 騎士たちは教会に入る前にここで身を清めたのだそうです。

 

 そんな村で制作活動に励んでいるのが画家のクリストフさん。

 

 崩れかかったお城に騎士の話など、創作をする上でとても役に立つと、ここでアトリエを構えました。

 

 「ここは時が止まったというかなんというか、時間とは無縁の場所なんです。ですから居心地がいいんです」

 

 さて、満員の札のかかった扉を開けると、中世の食卓のような光景が目に入ってきました。

 

 ここはオーベルジュAuberge du Vieux Ternand(Le Bourg, 69620 Ternand, Tel. +33 4 74 71 32 56)(宿泊できるかどうかは不明)。

 

 厨房に立つのはカルメンさん、97歳。元気ですねえ。

 

 この半世紀、息子さんと一緒に切り盛りしてきました。人の良さそうな息子さん。

 

 帆立貝と小エビの料理、リドヴォー(仔牛のシビレ)、シャロレー牛の肉料理などが食卓に並びます。

 

 評判がいいらしく、いつ行っても満員だそうです。

 

 さて、テルナン村の周りにはブドウ畑が広がっています。ここはあのボジョレーワインの生産地区。

 

 一世紀以上も前からあるブドウ畑を営んでいるのがアニーさんとベルナールさんご夫妻。

 

 「同じ場所の同じブドウから作られたワインでもそれぞれに味が異なります。自然の影響ですよ。自然を変えることはできませんからね」とベルナールさん。

 

 遠くから見た村はまさに中世のまま。

 

 電気もガスも電話もあるのが不思議なくらいの村でした。

 



******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、そして数年前から、私は中世の面影を残す村の観光案内所でガイド兼受付をしている。昨日の夜、お城の塔に二人の観光客を置き去りにしたことを今思い出した[あせあせ(飛び散る汗)]

 

 

VDM (Vie de merde)より





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