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ベスパの妹分 [イタリア]

 パスポートの有効期限が後1ヶ月ほどで切れてしまうので、今日、更新の手続きを済ませてきました。

 

 写真はいつものように街角に置いてあるスピード写真で済ませてしまったのですが、あまりの出来の悪さに愕然。

 

 この手の写真は絶対美人には撮ってくれません。明らかにブス。いつも鏡で見る自分とは別人(と自分では思っている)。

 

 このパスポートの写真を見て私だってわかるんだろうか?

 

 警察だって犯人の写真より似顔絵の方が効果的だと言っているではないか!つまり写真=本人とはならないのだ。

 

 これだけ技術が発達した世の中、もうちょっといい方法があっても良さそうな気がします。

 

 スマホにパスポートを組み込みんで、本人の顔が立体で出てくるとか・・・。

 

 

 それはさておき、本日は、イタリアのスクーターVespaの妹分、Ape(アーペ)のお話です。

 

Rome_Rome01.jpg


 下記ウィンドウのクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 2で2017年4月4日に放送)(▸をクリックしても映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



Italie : la renaissance de l'Ape, le triporteur vintage

 

 一見、日本のオート三輪のように見えますが、これはあくまでもスクーター。東南アジアのトゥクトゥクに似てますね。

 

 ベスパがイタリア語でスズメバチなら、アーペはミツバチ

 

 このミツバチ、1950年代に農家や小売店で重宝がられ、イタリア全土を席巻していました。

 

 そして良き時代のイタリアのシンボルにもなっていました。

 

 時代とともに廃れていったアーペですが、今、イメージを一新して街を走り回っています。

 

 リポーターさん、新しく改造されたアーペで軽快に走っていきます。

 

 すると向こうから赤いトラックが走ってきました。これもアーペだそうです。

 

 スクーターの後ろに荷台車をつないでいます。

 

 この方、3年ほど前にこれを手に入れて商売を始めました。荷台があっという間にお店に変身。

 

 「新しいお客さんがどんどん増えてますよ。月曜日から金曜日まで場所を変えながら開店しています。お客は1日50人ほどですが、週末になるともっと繁盛します」

 

 早速、お客さんがやってきました。

 

 「一口食べるだけでほっぺたが落ちるくらい美味しいわ」と女性。

 

 「ここのを食べると家で食べてるような気分になるんだよ」と男性。

 

 「こんな風にして食べ物を売る店は古くからあるけど、これは近代的だね」と別の男性。

 

 今度は緑のトラックがやってきました。

 

 こちらは女性二人組。荷台のカーテンを開けると、洋服屋さんに変身です。

 

 「田舎に住んでいた祖父がアーペを持っていて、私たちが行くと必ず乗らされました。当時はそれが恥ずかしくてねえ。それが今では自分たちがこれでお店を開いてるんですから面白いですね」と女性。

 

 「こちらは夜向きのエレガントな感じのもので、こちらは昼用です」と別の女性。

 

 リポーターさんの乗った改造アーペ、結構、おしゃれですね。

 

 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、受験勉強をしていると部屋にミツバチが入ってきた。壁にとまったところを素早くコップで捕まえ、ひっくり返して蓋をした。それも素手で」

 

 

VDM (Vie de merde)より





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世界一深いプール [イタリア]

 国会で自民党の議員さんが「アベノミクス」とかなんとか言ってましたが、あれは死語になってるんじゃなかったでしたっけ???

 

 そんな言葉使うから昨日は一日中寒かったぁ〜。

 

 さて、イタリアのヴェネツィアから南西へ60キロほどのところにある町モンテグロット・テルメ(Montegrotto Terme)に、世界一の水深を誇るプールがあるそうです。

Rome_MontegrottoT.jpg



  下記ウィンドウのクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2017年3月27日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。




 まるでビーチでジュースを飲みながらくつろいでいるような雰囲気ですが、こちらは水深10メートル地点。

 

 世界一深いプール “Y-40 The Deep Joy” は水深42メートル。12階建てのビルと同じだそうです。

 

 10メートルでもすごいのに42メートルとは!

 

 水泳パンツ一枚では体が冷えてしまいそう・・・。

 

 いやいや心配ご無用!水温は年間を通して34℃。この水、この地域に湧き出ている温泉が使われているます。

 

 どうりで町の名前に “テルメ” が付いているわけです。

 

 「まるで魔法のようです。ずっとプールの水に浸かっていても問題ないですからね」とダイバー

 

 底までたどり着いたらゆっくりと上がっていきます。

 

 コンディションがいいので多くのダイバーが深くまで潜ることができるそうです。

 

 「皆、限界を超えて30メートルは潜れるようになりました。42メートルまで行けた人も何人かいます」

 

 水深の浅いところでは気軽に楽しめるように工夫がしてあります。

 

 水中で腕相撲ですか・・・。二人とも演技がお上手。

 

 そして、こんな造りになっている場所もあります。

 

 これはプールというより人間水族館ですね。中にいるのはアザラシじゃなくて人間。

 

 「私もダイバーなんで、興味があります。一度試してみたいですね」とパパ。

 

 「これは本当にびっくりしましたよ」とママ。

 

 こちらが着工したばかりの工事現場。

 

 このプールを作るのに一年かかりました。費用は1,000万ユーロ(約12億円)。

 

 よくぞこんなものにこれだけのお金を投資したもんです。これを設計したのがこの方。

 

 「このプールの建設はすべてが挑戦のようなものでした。この中には430万リットルの温泉水が入っているんですよ」と建築家のエマヌエレさん。

 

 このプールは一般人の他に、元世界チャンピオンもやってきます。

 

 ヴェネツィアのカーニバルで使うマスクに似たようなマスクをつけている男性がその人。海に出る前にここでトレーニングするそうです。

 

 「海があるから潜るんです。あのグランブルーと同じですよ。ここは本番の前にトレーニングするには理想的な場所なんです」と元世界チャンピオン。

 

 毎年3万人が潜水にやってくるというこのプール。

 

 ダイバーにとってはありがたい場所、見学に訪れる人にとっては面白い場所のようです。

 

 


******** フランス人のつぶやき *******

 

 

 

「今日、6歳の息子と一緒にジャグジーのあるプールに行った。二人でジャグジーを楽しんでいると息子が隣にいたご婦人に言った。『おばちゃん、泡でお腹がたぷんたぷんになってるけど怖くないの???』」


 

VDM (Vie de merde)より




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あのコインは・・・ [イタリア]

 梅まつりの開かれている公園に近い小田急線の梅ヶ丘駅。週末はさすがに混雑していました。

 

 お昼に近かったせいか、駅からすぐの美登利寿司のお店の前には長い列、というか人だかりができていました。

 

 改札口の前には出店が商品を並べていて、立ち寄って買っていく人がかなりいました。こういう時は皆お財布のヒモが緩くなるらしい。

 

 なんとなく私もつられて商品を見ていたら、変わったものを見つけました。

 

 B5サイズの箱に何か妙なものが入っている。右には銀色をしたペンダント、左側には何やら水の中に茶色いものが入ったパックが詰めてある。

 

 茶色いものは何だ?と思い、よくよく見ると貝でした。パッケージには、“あなた自身で自分だけの真珠を見つけてくだい” ってなことが書いてある。

 

 私が見たのは見本品で、貝は缶詰になっているらしい。要するに、缶を開けて貝を開き、中に入っている真珠を取り出し、ペンダントに付けてアクセサリーにするわけです。

 

 この商品、カンパールっていうらしい。こんなの見たの初めて。買う人いるんだろうか?出店で売るには少々お高い金額だったような・・・。

 

 それはさて置き、本日はイタリアの首都ローマの話題です。

 

 ローマの観光名所の一つトレビの泉。後ろ向きにコインを投げた方は大勢いらっしゃるでしょう。

 

 世界中からやってきた観光客がそれをやっているのですから今頃はコインが泉からこぼれ落ちていてもおかしくありません。

 

 しかし、そうはならない。あのコインはどうなっているのでしょう????

 

Rome_Rome01.jpg



 下記ウィンドウのクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 2で2017年2月14日に放送)(▸をクリックしても映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



Fontaine de Trevi : des pièces pour une bonne cause

 

 ああ、やってます、やってます。ここへ来たらこれをやらないとねえ〜。

 

 右で投げるか左で投げるか議論になっているようですが、あの投げたコインはこの後どうなるのでしょう?

 

 「謎ですねえ」と男性。

 

 「僕が思うに、全部のコインを引き上げて、お祭りを開催して酒盛りでもするんじゃないですか」と若い男性。

 

 そんなことはしません。皆が納得出来る良いことに使われています。

 

 早朝、作業員がコインを引き上げています。

 

 引き上げるというか、専用の機械で吸い取っているようです。ドル、円、ユーロなど各国のコインがずっしり。

 

 「今日は250キロのコインを集めました。これが夏だったら2倍はあると思います」と担当者。

 

 年間額にすると100万ユーロ(約1億2000万円!)にもなるそうです。

 

 売上げ額とかそんなもんじゃないですよね。現金がそっくりそのまま手に入る、言わば “丸儲け”。

 

 集められたコインは警護付きの現金輸送車でどこかに運ばれていきました。

 

 さて、こちらの商業施設は、トレビの泉のコインで作られました。

 

 caritas romaという名前から察するに、どうも支援事業のようです。

 

 「どうぞ中を見てください。約600世帯がここで必要なものを購入しているんです」と経営者の方。

 

 商品棚を見ると、一般のスーパーで売られているのと全く同じものが並んでいます。

 

 どうやらこの商品の仕入れにトレビの泉のコインが使われているらしい。

 

 そのおかげで、消費者は普通より30〜40%安い金額で購入することができるのです。

 

 生活の苦しい人にとってはありがたいお店なのでした。

 

 観光客の祈りのこもったコインはこんなところに福をもたらしていました。

 

 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、高速の料金所でカードで4.30ユーロを払おうとしたのだがカードが使えない。仕方なく50ユーロ札で払ったら、お釣りが全部小銭で出てきた[あせあせ(飛び散る汗)]

 

 

VDM (Vie de merde)より





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仕事を求めて [イタリア]

 まずは「失われた時を求めて(À la recherche du temps perdu)」の作者、マルセル・プルーストの姿を収めたと言われる動画が見つかった話題から。

 

 プルーストの友人のであるカップルの結婚式を撮影した白黒映画の中に、プルーストと思われる人物が登場します。→こちら

 

 1904年に撮影されたもので、37秒あたりで階段を降りてくる、グレーのフロックコートに山高帽の細身の男性がその人。

 

 カナダのケベックの大学教授が発見したとか。ただし、本当にご本人かどうかは客観的には証明されておりません。本人だったらすごい発見になるところです。

 

 そして本日の話題は、“仕事を求めて” 母国を後にする若者たちのお話です。

 

Rome_Rome01.jpg


 下記ウィンドウのクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 2で2017年2月15日に放送)(▸をクリックしても映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



Italie : le grand exode des jeunes

 

 ここはイタリア。

 

 毎年10万人の若者が、失業率の高い母国で就職するのを諦めて国境を越えるそうです。しかも高学歴の30歳以下の若者ばかり。

 

 「自分の国では将来がありません」と女性。

 

 「とても心配です。仕事に就くためには国を出なくてはならないからです」と男性。

 

 そしてこちらの女性エレオノラさんはちょうど出発の準備をしているところ。どうやらベルリンに仕事が見つかったようです。

 

 「あちらは寒いのであったかいものを持っていかないといけないんです。それにこのセーターは家族の思い出でもあります」

 

 芸術学部で6年間の高等教育を受けたエレオノラさん、やっと仕事が見つかりました。

 

 「イタリアでは正式な雇用契約のできる仕事は見つかりませんでした。短期間の臨時雇用ばかりでした。しかも一ヶ月に500ユーロしか稼げませんでした」

 

 荷物を詰めて準備ができたら、まずは友人たちにお別れを言いにやってきました。

 

 「若者は国内で仕事を見つけることができないんです。多くの友人たちや僕の兄さえも国外に行ってしまいました」と男性。

 

 問題は若者の失業率の高さ。40%(?!)にもなるそうです。

 

 イタリアはかつて多くの人たちが職を求めて国を出て行った時代がありました。当時の行き先は主にベルギーとフランスです。

 

 そして今、この現象がまた起きていることを政府は認めようとはしません。

 

 「国を出ればいい生活ができる、残ったら破滅だなんて話を聞きますが、それは嘘ですよ」と労働大臣。

 

 しかし多くの若者たちが国を離れているのが現実です。

 

 若き才能が国外に流出しているということは国にとっても大きな損失のはずです。

 

 「イタリアは230億ユーロを無駄に使っていることになります。これは学生たちに高等教育を受けさせるために使った費用です。こうして育てた学生たちが国内で活躍してくれればいいのですが、どんどん国外に出て行ってしまうんですから大きな損失です」と大学の事務局長。

 

 行き先で一番多いのがドイツ、次がスイス、そしてフランスや英国。

 

 ジョゼッペさんは約2年前に英国にやってきました。

 

 「イタリアは太陽の日差しがあるので外出いている人が多いですが、ここはそうではありません。でも生活のリズムがはっきりしてるんです」

 

 ジョゼッペさんは建築の仕事をしています。収入は2倍に増えました。そして認められる喜びも感じることができるそうです。

 

 「ここにいると仕事の可能性が広がるんです。イタリアでは住居にも困るような有様でした。国を離れても後悔はありません」

 

 イタリア経済が危ういとは聞いていましたが、若者がこんなだとは・・・。

 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、私は新任の大学教授だ。家で猫がそばにやってきただけなのに思わず『君、僕に何か質問でもあるのかね』と聞いてしまった」

 

 

VDM (Vie de merde)より





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世界のタクシー運転手5 [イタリア]

 昨日は東京も冷え込みました。雨の中に雪がちらちら。

 

 暖かい家に早く帰りたい!そんな感じの寒さでした。

 

 さて、タクシー運転手シリーズの最後は、ヨーロッパに戻ります。

 

 水の都ヴェネツィア。運河をすべるように行き交うゴンドラはのんびり旅を楽しむ観光客専門。

 

 それよりもっと実用的で早いのが水上タクシーです。本日はその水上タクシーの運転手を紹介します。

 

Rome_Venise1.jpg




 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 2で2017年1月10日に放送)(映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

 相変わらず美しいベニスの街。

 

 ゴンドラやヴァポレットと呼ばれる水上バスに混じって、小回りのきく水上タクシーが走っていきます。

 

 運転しているのはセバスティアーノさん、31歳。

 

 「毎日、僕は幸運だなあと思う。特に今日みたいなお天気の日にはね。時が止まったみたいです。あのカナル・グランデを見て。素晴らしいでしょう。僕はここで生まれたんだ。だから、やっぱりここで死にたいねえ」

 

 水上タクシーを運転して今年で15年になります。

 

 おっと、危ない。頭をぶつけないように!毎日、こうして450本もの橋の下を走ります。

 

 水上タクシーの制限速度は時速5キロで左側通行。そしてゴンドラがやってきたら道を譲らなくてはなりません。

 

 セバスティアーノさん、今日はお金持ちのアメリカ人観光客をホテルの乗船口でピックアップ

 

 料金は、約30分のコースで100ユーロほど(12,000円)となかなかのお値段。

 

 「ヴェネツィアでは色々試してみましたが、これが一番いい方法ですよ」と男性。

 

 「ヴェネツィアは本当に素晴らしいところです。このボートは内装も素敵。映画スターになった気分です」と女性。

 

 確かに、あのジョージ・クルーニーはついこの間、結婚式で水上タクシーに乗っていました。

 

 他にも、ブラッド・ピット、ウッディー・アレン、アルパチーノもご利用になりました。

 

 この水上タクシー、そこいらのモーターボートと違い、ピカピカに磨いてあって高級感が漂います。

 

 今日はその水上タクシーを製造している工場を訪ねてみましょう。

 

 ここはムラーノ島。父親からこの工場を引き継いだサルバドールさんが案内してくれます。

 

 中に入ると長さ10メートルはある木材が並べられています。マホガニーです。ここで3〜4年かけて乾燥させるそうです。

 

 「一隻のボートを作るのに、この板一枚を使います。外側と内側の色を統一させるためです」

 

 強さとしなやかさを持つボートを作るためには、こうして人の手が欠かせません。

 

 従って一つとして同じボートはありません。全てがオンリー・ワン。

 

 「これを見てください。ムラーノ島のマホガニーで作られています。色と木目が均一でしょう。素晴らしいボートになりますよ」とサルバドールさん。

 

 こちらはちょっとモダンな造りのボート。しかし、マホガニーは必ずどこかで使われています。これがあるのとないのでは高級感が違います。

 

 一隻のお値段は250,000ユーロほど(約3000万円)。高いですねえ〜。

 

 何しろ、各パーツは、ニス塗っては乾かし、塗っては乾かしを15回繰り返して完成させるそうです。

 

 手作りでこれだけの作業が必要となると3000万でも致し方ないのかも。

 

 こちらの水上タクシーはすでに塩水の上を10年走ってきました。これからニスの塗り直しです。

 

 塩水から守るためには年間3回の塗り替えが必要だそうです。

 

 こうしてできたのが水上タクシーです。車でいえばボンネットのあたりには鏡のようにヴェネツィアの街が映っています。

 

 「あのリアルト橋の下は、彼が彼女に結婚を申し込む場所なんです。ロマンチックでしょう?」とバスティアーノさん。

 

 このボートは仕事の道具以上の存在だそうです。

 

 「これは私の一部なんです。手入れを欠かさず、朝の仕事始めも、夜の終業時も、必ず話しかけます。僕の奥さんみたいなもんですね。それとも家かな」

 

 そろそろカーニバルの季節がやってきます。そうなればのんびりしては入られません。

 

 この美しいボートで運河を走り回ることになるのでしょう。

 

 終わり。 

 

  

 

******** フランス人のつぶやき *******

 


 

「今日、気温マイナス12度。コペンハーゲンで観光船に乗りアルバイトをしている。お客が橋に頭をぶつけないよう注意する係だ。おかげで船内に入れず、ずっと立ちっ放し[もうやだ~(悲しい顔)]

 

VDM (Vie de merde)より




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ローマ市長の危機 [イタリア]

 今週、シリーズで紹介したケラ地方は、全体が「ケラ自然公園」になっています。

 

 Google マップで確認すると・・・あれれ、“クイラ自然公園” と表示されています。

 

 Wikipediaを見てもQueyrasは「ケラ」と発音すると書かれてあるし、ビデオでも「ケラ」と言っていたしなあと思い、訂正申請をしたところ、訂正が認められました。

 

 実行されるまでに24時間かかるということなので、訂正されるまで大人しく待つことにします。

 

 ついでに付け加えると、こういう活動をするとポイントがもらえるらしい。ポイントがどんな風に役立つのかはよくわかりませんが・・・。

 

 さて、先日、ローマ法王が欧米のポピュリズムに警鐘を鳴らしたとか。

 

 そのバチカンのあるローマでは、ゴタゴタ続きで新市長の能力を疑問視する声が日に日に増しているそうです。

 

Rome_Rome01.jpg



 下記ウィンドウのクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2017年1月31日に放送)(▸をクリックしても映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



Italie : la déconfiture de Virginia Raggi

 

 昨年6月、史上初の女性市長が誕生したイタリアの首都ローマ。

 

 サングラスをかけ、ボディーガードに守られて階段をそろそろと上がって行くこの女性がその人、ビルジニア・ラッジ市長です。

 

 昨年の勝利の瞬間はこんな具合でした。

 

 「我々は政治の透明性を高め、不正をなくすことを約束します。20年も続いた腐敗政治にピリオドを打ち、新しい時代のページをめくりましょう!」

 

 しかし、就任以来、数々の失策を積み重ねていると言います。

 

 まずは市長の官房長が法外な給料をもらっていたとして非難され辞任。

 

 ちなみに年収は20万ユーロ(約2,400万円)だったとか。

 

 さらに、ある局長が “利益相反行為” でクビ。

 

 またもう一人の局長は汚職で、これまたクビ。しかもこの方、現在、服役中。

 

 その流れで、市長自身も裁判所の聴取を受けています。

 

 この事態をローマ市民はどう見ているのでしょう?

 

 「もう就任から7ヶ月になるのに、市民のために何もしてくれてませんよ」と男性。

 

 「もう最悪です。ローマ市民はうんざりなんですよ。それに心配もしてます」と女性。

 

 ラッジ市長の所属政党である五つ星運動の生みの親であるベッペ・グリッロも、これだけ失策が続くとどうしようも無いと、弁護を諦めたとか。

 

 こうなるとちょっと市長がかわいそうになってきます。

 

 しかし、やっぱり能力的に無理だったんでしょう。どう考えても政治に精通してない素人。荷が重かったのかもしれません。

 

 

<お知らせ>

 

こちら肉球クラブ」さんのクラウドファンディング

目標額+αで無事に終了しました。

またの機会もよろしくお願いします。 

 

CloudF_cats.jpg

 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、18歳になった。するとママが言った。『ふ〜ん、逮捕されて監獄に入れられる歳になったってことね』」

 

 

VDM (Vie de merde)より





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世界の名ホテル その4 [イタリア]

 一気に涼しくなりました。長袖のシャツに上着が必要ですね。このくらいの季節が一番落ち着きます。

 

 さて、シリーズの四回目は、イタリア屈指の観光地ヴェネツィアにあるホテルを訪ねます。

 

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 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 2で2016年10月6日に放送)(映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

 この眺め、水の都とはよく言ったもんですね。ヴェネツィアだということがすぐにわかります。

 

 ドゥカーレ宮殿とサンマルコ広場の鐘楼が見えてきました。

 

 この水上タクシーに乗った親子が向かった先が、本日紹介するホテル・ダニエリ(Hotel Danieli)です。

 

 ファサードにDANIELIの文字が刻まれたこの建物です。

 

 桟橋ではなく、ボート専用の入り口からホテルに入ります。ちょっとセレブになった気分ですね。

 

 ロビーの中はこんな造り。見とれてしまいます。

 

 ヴェネチアン・ゴシック建築のこの建物は、元は15世紀にダンドロ家によって建てられた宮殿でした。

 

 いわゆる王家や貴族の住まいとして建てられたパラッツォです。

 

 こうして眺めてみるとフランスにあるパサージュのようですね。

 

 「このテラスからの眺めがまた素晴らしいんですよ。正面にはサン・ジョルジョ・マッジョーレ聖堂が見えています」と父。

 

 ホテルの中を案内してくれるのがこちらのコンシエルジュです。

 

 「ここが最高ランクのスイートルームです。ヴェネツィア全体でも一番の部屋です。お泊りになるのは国家元首や大臣、また大企業の社長さんや俳優さんたちです」

 

 部屋の広さは150㎡。ベッドルームの天井には17世紀に描かれたフレスコ画。そしてバスタブは大理石。

 

 また窓を開ければ、先ほどのサン・ジョルジョ・マッジョーレ聖堂が目の前に姿を現します。

 

 「ヴェネツィアのことはよく知っていますが、ここから眺めるたびに感動してしまいます」とホテルの方。

 

 ホテル・ダニエリは、この二人の熱い恋の舞台にもなりました。

 

 ここで開かれたパーティーで、マリア・カラスとオナシスは出会います。当時、二人とも既婚者でした。

 

 「二人とも出会った瞬間から熱い視線を交わしていました。そして恋に落ちたのです」

 

 また、ヴェネツィア国際映画祭では多くの映画スターが訪れたことでも知られています。

 

 30年以上も前からホテルのバーで働いているロベルトさんは、その映画スターの素顔を見ることができました。

 

 特に印象に残っているのがこの方。

 

 「ある日、ポール・ニューマンさんが群がるファンから逃れてこのバーへやってきました。そして、少し静かにしていられる場所はないか、と聞いてきたのです。そこで私は、こちらなら大丈夫ですよと案内したんです。彼はしばらくこのテーブルで休んでからおもむろに立ち上がると、カウンターのところまでやってきて、ありがとうと言ってくれたんです」

 

 この一件はロベルタさんにとって忘れられない思い出になったようです。

 

 ヴェネツィアには歴史あるパラッツォがずらりと並んでいて、外から見たホテル・ダニエリも何の変哲も無いその中の一つという感じですが、歴史を辿るとこのホテルにしかないものがあるようです。

 

  

 

******** フランス人のつぶやき *******

 


 

「今日、彼と二人で週末を過ごすためにベネツィアにやってきた。運河にゴンドラ!何と言っても恋の街だもの、なんて興奮していると、彼が言った。『トゥームレイダーみたいで超かっこいいねえ〜』『・・・』」

 

VDM (Vie de merde)より




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ヴェネツィアの住民怒る [イタリア]

 昨日はイタリアのフィレンツェの週末旅を紹介しましたが、本日はヴェネツィアの話題です。

 

 「観光客にはもう我慢ならない!」とヴェネツィアの住民の皆さんがお怒りです。

 

 一体どうしたというんでしょう?

Rome_Venise1.jpg



 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 2で2016年9月16日に放送)(映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

 オレンジ色のポロシャツにはSAN MARCO GUARDIANの文字。

 

 ガイヤさんとミカエルさんは、ツーリストの皆さんにきちんとルールを守ってもらうためにヴェネツィアの街をパトロールしているのだとか。

 

 「英語を話せますか?」とツーリストのグループに話しかけるガイヤさん。

 

 「すみませんが、ここは座って物を食べたりしてはいけない場所なんです。ユネスコの文化遺産として保護されている建物ですからね」

 

 すごすごと立ち去るツーリストもいれば、そうでない人もいます。

 

 「こんなことするなんて普通じゃないわね」と愚痴をこぼすフランス人観光客。

 

 そして怒り出す人もいます。

 

 「ここは公共の場なんじゃないのかね」と男性。

 

  「いえ、ここは歴史的建造物で文化財なんです」とミカエルさん。

 

 「酷いことするもんだ。イタリアさまさまだね」と捨て台詞とともに去っていく男性。

 

 パトロール隊は1日平均で800人ほどのツーリストに注意をしているとか。

 

 歴史的街並みや美しい運河を、高速道路の下品なサービスエリアと勘違いしている観光客は少なくありません。

 

 「10〜15人くらいのツーリストが所構わず敷物を引いて、ガスコンロに火をつけピクニックをしているところを見つけたことがあります。こういうのは禁止されているんです」とミカエルさん。

 

 そして、暑い夏にはこんな行為に及ぶグループもいます。住人が撮影したビデオです。

 

 「ここはディズニーランドじゃないだから飛び込んだりしたらダメよ。止めてさっさと帰りなさい」とパトロール隊。

 

 また結婚式をあげるために多くのアジア系の人たちがヴェネツィアにやってきます。

 

 しかし、運河に浸かって体を洗う中国人カップルがいたり、運河に向かって子供におしっこをさせる母親を見て住民はびっくり。

 

 また、ゴンドラに乗って平気で下品なポーズをとるツーリストもいます。

 

 人間って海外旅行となると道徳のタガが外れてしまうんでしょうか?

 

 ヴェネツィアを訪れる観光客の数は年間2,500万人に登ります。住人の数はその450分の1しかありません。

 

 その一人、エレーナさんは次から次へとやってくる観光客の波をくぐりぬけながら二人の子供を連れて歩きます。

 

 「人が多すぎて通りを歩くのは地獄みたいなもんです。子供とはぐれないように必死ですよ」

 

 そして、あまりの事態に先週末は住民がデモに及びました。

 

 『日常を返せ!』とばかりにショッピングカートを振りかざしています。

 

 もうこんなところには住めない!と街を出て行く人もいるとか。

 

 観光で成功を収めたが故に、誰も住めない街になってしまうのでしょうか?

 

  

 

******** フランス人のつぶやき *******

 


 

「今日、子供たちと一緒に動物の飼育場で遊んでいると、5歳になる娘が生後6ヶ月の弟を観光客に売りつけようとしていた[がく~(落胆した顔)]

 

VDM (Vie de merde)より




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長寿の村 [イタリア]

 間もなく敬老の日がやってきます。

 

 イタリアのナポリから南に120〜130キロほど南に下ったところにある小さな港町アッチャロリ(Acciaroli)は、住民のほとんどが100歳に近い長寿の村だそうです。


Rome_Acciaroli.jpg

 下記ウィンドウのクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 2で2016年9月5日に放送)( をクリックしても映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。 


 小さな港にはプレジャーボートが係留されています。ここはリゾート地。

 

 第二次世界大戦後、ヘミングウェイがイタリア旅行中にここに滞在したことで知られています。

 

 見るからにストレスフリーな村の佇まい。長生きできるのもうなずけます。

 

 こちらはアントニオさん100歳とその奥様のアミーナさん93歳です。仲よさそうですね。

 

 「身体にいいものしか食べないから長生きできるんじゃよ」とアントニオさん。

 

 「魚、自家製オリーブ油、菜園で育てた野菜などですよ」とアミーナさん。

 

 ここはジュゼッペさん94歳の菜園です。毎日こうして手入れを欠かしません。

 

 「昔は皆、自分で作って食べてたよ。パンも肉もね。牛肉は年に一回だけ牛を処分して食べた。だからほんとにちょっとしか食べなかったんだ。慎ましく野菜ばかりを食べていたんじゃが、それで十分だったよ」

 

 やはり粗食の方が長生きできるということなのか・・・。

 

 科学者の研究によれば、この長寿の原因は別にあるようです。

 

 村の高齢者の血液を調べたところ、一つホルモンが足りないことがわかりました。

 

 これが “不老長寿の霊薬” なのではないかと考えられています。

 

 「90歳から100歳までの300人の中でアルツハイマーだった人はたった一人だけだったんです」と誇らしげに語る村長のステファノさん。

 

 このDNAの他にも何世代にわたって受け継がれてきたお宝が村にはあります。

 

 それは、何事も急がないこと。

 

 「ここじゃなんでもゆっくりなんですよ。話すのもゆっくり。すごく遅いの」と女性。

 

 そして、高齢といえども毎日きちんと仕事をしています。

 

 マリアさん94歳はレストランパスタを作っています。

 

 「何歳くらいまでお仕事されますか?」と取材班。

 

 「100歳まで働くわよ」とマリアさん。

 

 こんなに高齢でも元気でいられるんなら、ホルモンを一つ減らしたいもんですね。

 

 

  

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、ロンドンで仕事を探し始めて3ヶ月になる。100通もの履歴書を送った挙句、やっと一つ仕事が見つかった。しかも・・・フランスで」

 

VDM (Vie de merde)より





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かくれんぼ世界選手権 [イタリア]

 また残暑が戻ってきました。一度、涼しい日が続いた後の残暑は堪えます。

 

 鈴虫の鳴き声も聞こえてくるようになりましたし、秋にはいち早く駆けつけていただきたいものです。

 

 さて、9月3日と4日の週末に、イタリアのとある村で “かくれんぼ世界選手権” が開催されました。


Rome_Consonno.jpg



 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2016年9月3日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。 




 鍛え抜かれた肉体(?)、趣向を凝らしたユニフォーム

 

 350人のアスリート(?)が64のグループに分かれて、かくれんぼ世界選手権で戦いました。

 

 ゲームの内容は日本のかくれんぼとほぼ同じ。

 

 鬼が目をふさいでいる間に子が隠れ、鬼がそれを見つけ出す。

 

 鬼はこの丸い大きなクッションをベースに隠れた子を見つけ出すのですが、子が先にこのベースにタッチすると鬼の負けとなります。

 

 鬼はベースを守りながら隠れた子をいち早く見つけ出さなくてはなりません。

 

 子の隠れ場所は様々。大きなトランクに隠れる人もいれば、ビニールプールをひっくり返して潜り込むユニークな隠れ方もあります。

 

 干草のブロックに隠れていた女性が、鬼の隙をついてベースにタッチ、というか、ダイビング!

 

 そういえば、子供の頃、誰にもわからない場所を探し出して、狭っ苦しいところに息を潜めて隠れるのって、ちょっとワクワクしたような気がします。

 

 「かくれんぼを楽しむのに年齢なんて関係ありませんよ。10代でも20代でも30代でも構いません」と変装して隠れていた女性。

 

 芝生の上にはいろんな隠れ場所が設置されているようです。

 

 ベッドのマットレスがあるかと思えば、タンスもあります。あれれ、マジックショーみたいですね。

 

 しかし、会場のすぐ隣には、絶好の隠れ場所がありました。廃屋です。

 

 競技の開催されたコンソンノ村は、1976年から無人になったままです。

 

 なんか元は立派な建物だったような・・・。

 

 1968年、白黒映像に登場したイタリアの実業家マリオ・マニョが、この村をイタリアのラスベガスにするべく開発を始めました。

 

 まずは、ホテル付きのカジノを建設。

 

 しかしその直後、大規模な地滑りが起きて、村へ通じる唯一の道路は破壊されてしまいます。

 

 間もなくして、住人たちは一人残らず出て行ってしまいました。

 

 計画によれば、ナイトクラブや動物園、さらにはネオンの輝く大通りができるはずでした。

 

 それが今ではこの通り。亡霊のような村になってしまいました。

 

 しかし、ここに注目したのがこの “かくれんぼ世界選手権” 主催者です。

 

 「それなりの歴史があるので面白いと思います」と男性。

 

 電子版フィガロ紙の8月22日づけの記事によると、東京オリンピック組織委員会がこのゲームに興味をしてしているとか。

 

 ちゃんとした競技として認められるようになると面白いですね。

 

 

  

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、7歳になる妹とかくれんぼをして遊んだ。妹は結局、僕を見つけることができなかった。で、警察に電話してしまった」

 

VDM (Vie de merde)より





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