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フランスの最も美しい村3 その5 [ポワトゥー=シャラント地方]

 ぼちぼち紫陽花の花が咲き始めました。梅雨近し。

 

 さて、本日は「フランスの最も美しい村」シリーズの最後です。

 

 フランス西部、ジロンド河口にある小さな村タルモン=シュル=ジロンド(Talmont-sur-Gronde)を訪ねます。


Paris_TalmontSG.jpg



 下記ウィンドウのクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2016年5月6日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。 



 

 ガロンヌ川とドルドーニュ川が一つになって大西洋に注ぐ、その河口にあるのがこの村です。

 

 人口は100人あまり。少ないですね。

 

 この地で長年お菓子屋さん兼パン屋さんを営んでいるのがパティシエのアランさんです。

 

 今朝も早速厨房で仕事開始。出来上がってきたのはビスケットLes Groquants de l’Estuare(カリカリ河口のビスケットというような意味合い)。

 

 この地方に昔からあるお菓子だそうです。

 

 アーモンド、カシューナッツの混ざったこのお菓子には、この地方で採れるお塩が使われているそうです。

 

 アランさん、10年前にここにお店をオープンしました。

 

 「自然が豊かで、夕日の沈む河口の眺めが素晴らしいんです」とアランさん。

 

 その河口の岸辺で釣りを楽しむ人たちもいます。

 

 ここはフーケさん一家の釣り小屋です。小さな窓を開けたら、まずはここで一息。ゲームでも楽しんでいらっしゃるんでしょうか?

 

 「ここなら風に当たらなくて済みますよ。あとは魚が来るのを待つだけ(笑)」とオデットさん。

 

 なにやらワイヤーの巻き取り装置が動き始めました。小屋に備え付けの網をワイヤーで上げ下げするようです。

 

 網を引き上げると・・・なにも入っていないように見えますが、よく見ると魚がかかっていました。

 

 さて、村の地図を見ると河口に飛び出した半島のようなものが見えます。

 

 ここはかつて要塞都市でした。

 

 中世の頃に要塞が作られ、100年戦争、宗教戦争など、様々な戦いの舞台となりました。

 

 そんな要塞都市の中で、今はカトリーヌさんが花を植えたり野菜を育てたりしています。

 

 河口から見た要塞都市の眺め。先端に立っているのは教会です。

 

 グザビエさんは漁師。こうして毎日、漁に出ながら要塞都市の様子を眺めています。

 

 「子供の頃から父と一緒にこうして船に乗ってきました」とグザビエさん。

 

 岸辺に建つ白い建物はかつて税関で、船が往来するのを監視していたそうです。往来税でも徴収していたのでしょう。

 

 河口で働く人がいれば、陸の畑で働く人もいます。

 

 ここはブドウ畑。随分と古風な畑の耕し方ですが環境には優しそうです。

 

 それにしてもこんなところでブドウの栽培とは大変そうですね。

 

 「土壌はブドウの栽培には理想的なのですが、この風が問題です。常に強風にさらされていますからね」とワイン農家の方。

 

 小さな村タルモン=シュル=ジロンドは思った以上に変化に富んでいました。

 



******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、レクリエションセンターでの仕事の初日。子供たちに馴染もうと、子供達が作った小屋に入ってもいいかと聞くと、6歳の男の子が言った。『入っちゃダメ。胸がでかすぎるから』」

 

 

VDM (Vie de merde)より





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機械仕掛けの人形 [ポワトゥー=シャラント地方]

 フランス西部の町ラ・ロシェル(La Rochelle)に、機械仕掛けの人形を集めた博物館Musée des Automatesがあるそうです。

 

Paris_LaRochelle.jpg 



 

 下記ウィンドウのクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2016年2月24日に放送)をクリックしても該当の映像が出て来ない場合はウィンドウの下の文字をクリック)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

 

 

 自動で動くお人形、自動演奏のピアノ等々。

 

 これらを収集した方が、この方、ティエリー・ガイヤールさんです。

 

 この博物館には、20世紀初頭に作られた150体〜200体の機械仕掛けの人形が展示されています。

 

 どれも今でもちゃんと動きます。

 

 中にはこんな大掛かりなものもあります。

 

 この回転木馬、120年前に作られたものですが、こうして昔と同じように動いています。

 

 そしてこちらの人形。

 

 グルノーブル出身の有名な技術者の手で作られました。

 

 この時計の中のような繊細な作り。機械仕掛けの人形の頂点と言われています。

 

 でも、機械のようなアヒルと男性の組み合わせはちょっと不思議な感じがします。

 

 機械仕掛けのアヒルを作っているところを表した機械仕掛けの人形ということでしょうか?

 

 なかなか凝った作品ですね。

 

 1900年頃、機械仕掛けの人形は、あちこちのお店のショーウィンドウを飾っていました。

 

 この人形は面白いですね。ミンチの機械に豚を入れると、下からソーセージになって出てきました。 

 

 「お客さんの目を引きつけようとしたのです。ショーウィンドウの人形が動くと、お客さんは足を止めて見てくれるというわけです」とティエリーさん。

 

 その様子を今に伝えようと、博物館の中にパリの街角を再現してしまいました。

 

 「ここはパリのモンマルトル界隈です。このお店は薬局です。顔色の悪い病人がやってきて、お店の主人が薬を勧めています」

 

 そしてこちらはティエリーさんの息子さんたちの作品です。

 

 「機械仕掛けの人形は複雑にできています。いつも制作者の意図を反映するように心がけています」と息子。

 

 この自動で動く人形は一つで15,000〜20,000ユーロ(190万〜250万円)ほどします。

 

 維持費や作品の購入費用を工面するためにこうして一般公開しています。

 

 入場料は、大人12ユーロ、子供8ユーロ。

 

 毎年、60,000人の入場者があるそうです。人気ですね。

 

 これなら大人も子供も一緒に楽しめそうです。

 

 

 

******** フランス人のつぶやき *******


「今日、4歳になる息子がおもちゃを買ってほしいという。自動車?水鉄砲?ヨーヨー?いえ、いえ、バービー人形が欲しいんですと。胸を触りたいらしい。まったく・・・

 

VDM (Vie de merde)より




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今年の木2014 [ポワトゥー=シャラント地方]

 先日、ストラスブールのクレベール広場に立てられるツリー用の樅の木が切り出されたという話をしましたが、今回はニューヨークのロックフェラーセンターの樅の木が切り出されたそうです。


 クリスマスの準備は着々と進んでいるようです。


 さて、本日の話題は「今年の木」。


 フランスの林野庁にあたる公共機関と雑誌Terre Sauvageが開催する木のコンクールで、ネット投票で一番得票数の多かった木が「今年の木」に選ばれます。


 今年はどんな木が選ばれたのでしょう?


Paris_Cognac.jpg


 

  下記ウィンドウのクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2014年11月8日に放送)(をクリックしても該当の映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

 

 ぶどう畑の真ん中に植わった大きなカシの木。これが「今年の木」です。


 樹齢は500歳以上。


 植えられた日を特定するのは困難ですが、この地方の言い伝えによれば、1494年、フランソワ1世が生まれた年に植えられたとか。


 「あくまでも伝説です。伝説というのは実際よりドラマチックになってるものですからね。偶然、種が落ちて芽を出したというのが本当のところじゃないでしょうか」と男性。


 こうして上から見ていると、5、6本の木がひとかたまりになったように見えます。


 高さは17メートル、幹周りは5.5メートルあるそうです。


 「ここは他の木とは離れた場所です。このカシの木がこれだけ育ったのはそのせいもあると思われます」


 このカシの木、前々から注目を集めていましたが、「今年の木」に選ばれてから見学にやってくる人が増えたそうです。


 「数百年も生きて来た木なんて、奇跡ですよね」と女性。


 「これだけの木を見ていると自分が小さく思えますね」


 このコンクール、以前は2年おきに開催されていたようですが、毎年開催されることになったようです。


 そして、去年は海外からの招待で、福島の木が選ばれたようです。→こちら


 福島県の磐梯熱海にあるトチノキだそうです。この木には、こんな言い伝えがあるそうです。


 12世紀、八幡太郎という名の侍が戦に勝ったのを記念してここに自分の弓を立てたところ、このトチノキが生えてきたとか。


 もしこれが本当だったら、樹齢は800年以上ということになりますね。


 涼しげな感じがいいですね。それに、全体の風景とのバランスもいいです。




 

******** フランス人のつぶやき *******



「今日、庭の奥の木の後ろに、娘の誕生日のために一生懸命作ったケーキが置いてあるのを発見。どおりで、すぐにケーキがなくなるわけだ」

 

 

VDM (Vie de merde)より




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運搬橋 [ポワトゥー=シャラント地方]

 昨日紹介したエルミオヌ号。ロシュフォールの港を出港し海に出るまでの間、シャラント川を十数キロ下って行きます。


 その様子が昨日の映像で紹介されていましたが、その中の川の両岸に鉄骨の塔が2本あったのを憶えておいででしょうか?


 これが実は運搬橋なのでした。運搬橋とはいったいどんな橋なのでしょう?

Paris_Richefort02.jpg

 下記ウィンドウのクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2014年8月26日に放送)(をクリックしても映像が出て来ない場合はウィンドウの下の文字をクリック)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



 なにやら鐘の音が出発を知らせています。


 すると橋のようなものが動き出しました。


 それは高架橋に吊るされた橋。そろそろと川を渡って行きます。


 これが運搬橋です。開通したのは1900年のことでした。


 「ゆっくりと静かに動いて、ちょっと魔法のようです。それにどこか昔に戻ったような感じがします」と女性。


 川を渡りきるのに4分半かかります。19世紀、人々の毎日の生活に欠かせなかった頃に比べると3分ほど長いそうです。昔はかなりの早さで横断していたんですね。


 「1時間に6往復してたんじゃが、毎回、乗用車やトラックでいっぱいだった。朝は自転車に乗った通勤客が多かったね」とアルベールさん、93歳。


 アルベールさんは1967年までこの橋を運転していました。


 この年に橋は運転を中止してしまいます。近くに新しい橋が完成したからでした。


 しばらく放置され、解体の危機にあった運搬橋は、1976年に文化財の指定をうけたため、存続が許されます。


 1990年代には大々的に修復され、現在では夏の間だけ観光用に再稼働されています。


 乗れるのは歩行者と自転車のみ。


 「運搬橋は世界に約20基ほどありましたが、残っているのは8基。うち現在でも稼働しているのは6基だけです。その中の一つで唯一フランスで残っているのが、このロシュフォールの運搬橋です」


 今でも動くとなると必要になるのがメンテナンスです。


 高さは50mほどの高架橋では係の人が頻繁にこうして検査を行っています。


 この運搬橋、映画にも登場しました。


 ジャック・ドゥミ監督の「ロシュフォールの恋人たち」(1967年公開)です。


 解体を免れ、今も稼働を続けている稀な運搬橋。年間6万人が利用しているそうです。

 

 


******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、運転免許を取ったばかり。まだ車は運転してなかったので、母が芝刈り機を運転してはどうかと言った」

 

VDM (Vie de merde)より





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エルミオヌ号 [ポワトゥー=シャラント地方]

 スコットランドの独立の是非を問う住民投票が今月の18日に行われますが、最新の調査によると独立賛成派が過半数を超えそうだとか。


 まさかの事態が起きる可能性が出てきました。


 ウクライナ情勢も目が離せませんが、こちらも大変気になります。


 さて、本日の話題も独立にまつわるお話です。


 1776年に始まったアメリカの独立戦争。ベンジャミン・フランクリンの支援要請に応えて、自費で船を購入し、フランスからアメリカに渡り義勇兵として一緒に戦ったのが、ラ・ファイエットでした。


 この時のフリゲート艦エルミオヌ号の実物大のレプリカが完成し、9月7日に無事、進水式が行われました。

Paris_Richefort02.jpg

 下記ウィンドウのクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2014年9月7日に放送)(をクリックしても映像が出て来ない場合はウィンドウの下の文字をクリック)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



 これが新エルミオヌ号。


 午後3時にロシュフォールの港から試運転の航海が行われました。


 見物人も大勢駆けつけました。


 「船の美しさに感動しました」と子連れの女性。


 確かにこうして見ている美しいのと同時に迫力があります。


 このプロジェクトがスタートしたのが1997年のこと。完成するまでに17年の歳月が流れました。


 かかった費用は締めて2600万ユーロ(約36億円ほど)。


 ラ・ファイエットは自費で船を購入したようですが、当時はいくらくらいしたのでしょう?


 似たり寄ったりの値段でしょうか?それにしてもすごい情熱ですね。


 レプリカ製作は78名の作業員によって行われました。


 海の上を走れるようにはなりましたが、細かな作業がまだまだ残っているそうです。


 帆船と言えば、絶対に欠かせないのがロープ。合計で24キロメートルのロープが必要だそうです。


 そして、船を操縦するためには人の力が必要です。そのための乗組員は54名。いずれもボランティアです。


 アデルさんはその中の一人。


 インタビューしている場所は乗組員のベッドルーム?ベッドはハンモックです。


 「これでぜんぜん大丈夫です。気持ちよく寝られますよ」とアデルさん。


 ラ・ファイエットがアメリカに向けてロシュフォールの港を出発したのが1780年3月21日。アメリカのボストンに到着したのは、それから38日目のことでした。


 来年には新エルミオヌ号も同じようにボストンに向け出発するそうです。

 

 


******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、頭の左部分だけが独立したいと言い出した。というのも、頭の半分はカールヘア、残りの半分はまっすぐに毛が立っていた」

 

VDM (Vie de merde)より





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フランスの最も美しい村2 その1 [ポワトゥー=シャラント地方]

 今日から5つの「フランスの最も美しい村」を、5回のシリーズで訪ねます。


 第一回目の今日は、フランス中西部にある、人口400人足らずの村アングル=シュル=ラングラン(Angles-sur-l’Anglin)(下記地図の青印)。

Paris_AnglesurlAnglin.jpg

より大きな地図で フランスで最も美しい村2 を表示

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2014年4月14日に放送)(をクリックしても画像が出て来ない場合は、ウィンドウの下の文字をクリック)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



 村はアングラン川沿いにあります。


 年間15万人の観光客がやってくるという村も、復活祭の休暇前はまだ静かです。


 とんがり屋根の時計台は、サン=マルタン教会の鐘楼。


 丘の上に建つ教会の佇まいは絵になります。


 村が「フランスで最も美しい村」に仲間入りしたのが1982年のことでした。


 「中世からのものがいくつか残っています。教会や半分くずれかけたお城、古い通りや建物など、他にはないものがウチの村にはあります」と観光案内所でボランティアをやっているミッシェルさん。


 この村にやってきた人は、必ずもう一度またやって来るとか。


 ミッシェルさんもその一人。パリで電子工学者として働いていたミッシェルさん。この村を再訪しただけでなく、この村の女性とめでたく結婚したのだそうです。


 現在は引退してこの村で暮らしています。


 村が繁栄したのは19世紀末のこと。人口は今の約4倍以上で1,800人ほどだったそうです。


 女性たちはレースを作って生活の糧にしていました。その時の技術は今でもこうして村に伝えられています。


 豪華客船クインエリザベス号やノルマンディー号には、この村で作られたレースが備えられているそうです。


 村には有史以前に人類がここで暮らしていた痕跡が残っています。


 1950年、断崖絶壁のふもとにクロマニョン人がいた洞窟が発見されました。現在は保存のために柵がもうけられ中に入ることはできませんが、これの複製を見学することができます。


 洞窟の壁面には動物や人間の姿が彫られているそうです。


 川の上にかかるアーチ型の橋、丘の上の城跡、中世の趣を残す建物など、「フランスで最も美しい村」の称号にふさわしい村でした。

 

 


******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、私の彼が素敵なレース飾りの付いた編みひも付きのコルセットプレゼントしてくれた。とってもセクシーで気に入っているんだけど、問題は脱ぐのに時間がかかること。やっと脱いでこれからって時に、カレはいびきをかいて寝てしまってました」

 

VDM (Vie de merde)より





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風変わりなコレクション その3 [ポワトゥー=シャラント地方]

 シリーズの三回目は、トラクターよりもずっと小型で、エンジンではなく人力で動く、赤ちゃん専用の乗り物。そう、乳母車です。


 今回はご夫婦で収集してらっしゃいます。


 フランス南西部のポワトゥー=シャラント地方にあるお宅を訪ねてみましょう。

 Paris_VauxsurM.jpg

 


 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2013年10月9日に放送)(▸をクリックしても該当の映像が出てこない場合や、直接TF1のサイトでご覧になりたい方は→こちら




 トラクターの勇ましさに比べると、こちらは優雅できゃしゃ。


 こうして見ているとそれぞれ個性があります。


 マリーさんとダニエルさんが集めた乳母車の数は110台。


 ビニールのカバーが取り外されて出て来たのは双子用の乳母車。


 レースのカーテン付きの黒い乳母車は、大きな車輪がついて、小型の馬車のようです。


 そうかと思えばアールデコ調の凝ったデザインのものもあります。


 ブルーの椅子に幌がついたような乳母車は141年前のもの。


 少し大きめで中がベージュ、外が黒の乳母車はイギリスのブルジョワが使っていたものでブレーキが付いています。


 「当時は、乳母車の事故が多発していたそうです。なにしろブレーキが付いていませんでしたからね」とダニエルさん。


 「子供の頃からずっと乳母車に興味がありました。それが夫にも伝染してしまったのかもしれませんね」とマリーさん。


 どれを取ってみても同じものはないそうです。装飾が異なっていたり、サスペンションの仕組みもそれぞれ違っています。


 こちらのお宅にもお手入れ用のアトリエがありました。


 「1900年頃のものなら木を使って修復しなくてはなりませんが、これが50年代になると鉄に変わります」とダニエルさん。


 その時代の部品を使って修復し、今でもりっぱに使えるようにしておくのがコレクターの流儀のようです。


 ここでは集めた乳母車を年代ごとにまとめて展示してあります。


 そして見学者の方がなつかしそうに見入っていました。


 「これでした。私が使っていたのは確かにこれです。思えば60年代のことでした」と見学の女性。


 「今のより昔の方がエレガントだったわねえ。今のは折り畳んだりできて便利だけど実用一点張りですからね」と別の女性。


 見れば見るほどバリエーションの多さに驚かされます。集めたくなるのも分かる気がします。

 

 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 


「今日、双子の赤ん坊の親です。二人を寝かせ付けようと車に乗せてドライブしました。寝付いてくれたのは良かったのですが、動かそうものなら目を覚ましそうで、結局、そのまま車の中で一夜をすごしたのでした」


 

VDM (Vie de merde)より





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島のグルメ その3 [ポワトゥー=シャラント地方]

 シリーズの三回目は、フランスで4番目に大きい、観光の島として知られているレ島(île de Ré)です。


 オレロン島と同じようにレ島も本土とは橋でつながっています。


 伝統家屋の色から、島は“Ré la Blanche(レ・ラ・ブランシュ)(白のレ)”と呼ばれているそうです。

Paris_iles.jpg
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 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2013年6月19日に放送)(▸をクリックしても該当の映像が出てこない場合や、直接TF1のサイトでご覧になりたい方は→こちら




 夏には観光客で賑わう浜辺も今は人もまばら。地元の人たちはのんびりと散歩を楽しむことができます。


 今日、料理を作ってくれるのがレストランLa Cabane du Fierのシェフ、クリストフさん。


 もう20年も前からずっと同じ漁師さんから魚を調達しています。


 「ジャン=ピエールは長く漁師をしています。彼から仕入れる魚はいつもいいものばかりで、とても満足しています」とシェフ。


 個人の漁師さんから20年も前から魚を仕入れて、料理としてお客さんにだしているなんて、なんとなく好感がもてますね。


 「魚は新鮮だよ。まだ生きてるからね。味は保証しますよ」とジャン=ピエールさん。


クリストフさんが作ってくれる今日の料理は、近海で穫れた魚を使った暖かい料理です。


 魚貝は、スズキ、アンコウ、タイセイヨウダラ、大型のヒラメラングスティヌ(エビ)。これに、地元で穫れた野菜を使います。


 魚は三枚におろし切り身にしたら鍋に入れ、そこに玉ねぎ、ジャガイモ、ズッキーニを加え、適量のワインを注いだら火を通します。


 火が通ったところで、フュメ・ドゥ・ポワソン(魚の出汁)をたっぷり加えます。


 ある程度煮込んだところで魚とエビを取り出し皿に盛りつけ、クリームを加えたスープを上からかけて出来上がり。


 「とっても美味しいです。種類の違う魚が一つにまとまった良いお味になっています。この料理にして良かったわ」と女性客。


 この他にも、薪でグリルしたスズキが大人気だそうです。


 「地方に来たらその地方の料理が食べたくなりますね」と男性客。


 薪でグリルしたロブスターがこんがり焼けて美味しそうです。


 そして食後のチーズは山羊のチーズに蜂蜜をかけていただきます。


 甘いデザートは、レモンタルトのメレンゲ添え、パンナコッタとフルール・ドゥ・セル味のキャラメル。


 以上でした。

 



******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、仕事に行かなかった。正しくは、行けなかったのだ。昨日、たらふく食べたら眠くなって、港にとまっていた釣り舟の中で寝てしまった。朝やって来た漁師は、どうしても私が目を覚まさないので、そのままマルセイユの海を2時間うろうろしたのだった」

 

VDM (Vie de merde)より





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島のグルメ その2 [ポワトゥー=シャラント地方]

 シリーズの二回目は、クロワッサンの形をした小さな島エクス島(île d'Aix)(下記地図の赤印)。


 ワーテルローの戦いに敗れたナポレオンが、フランス最後の7日間を過ごした島として知られています。

Paris_iles.jpg
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 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2013年6月18日に放送)(▸をクリックしても該当の映像が出てこない場合や、直接TF1のサイトでご覧になりたい方は→こちら




 エクス島の日の出・・・。


 「エクス島は素晴らしいところです。時間が止まったような、時代に取り残されたような感じはありますがね」とノエルさん。


 ノエルさんは、Hôtel Napoléonと、そこに付属するレストランChez Joséphineのオーナー。


 さすがにナポレオンゆかりの島とあって、お店の名前もさもありなんです。


 本土からエクス島までは船で30分ほど。


 本土からやってくるのはツーリストの他に大切な日用品と食料。


 「生産者がいないので食材はぜんぶ本土から調達しなくてはなりません」とノエルさん。


 その日の献立は、その日に調達できた食材できまります。


 本日はイカを使った煮込み料理を作ってくれます。


 材料はイカ、玉ねぎ、ニンジン、ブーケガルニ、フルール・ドゥ・セル(塩田から取れる大粒の塩)など。


 短冊切りにしたイカをオリーブ油と少量のバターを溶かしたフライパンで炒めます。


 大鍋に野菜と炒めたイカを入れ、湿らす程度にピノ(pineau)を加えます。


 ピノは、ワインを作る時に絞ったブドウのジュースとコニャックを混ぜて作られた地元のお酒です。


 さらに、鶏のフォン(出汁)を加え煮込みます。


 最後に具を取り出し、フランベしたピノ少量をスープに加えます。

 

 Hôtel Napoléonの一階とテラスがレストランChez Joséphine。


 まずは前菜のムール貝、海の幸の盛り合わせ、イワシのマリネをいただきます。


 メインはさきほどのイカの煮込み。イカがたっぷり入って16ユーロ


 「柔らかくて、いろんな味がして大好きです」と女性。


 次に登場したのもイカの料理。こちらは漁師さんがよく作って食べていた料理だそうです。


 デザートは、Faisselle(フレッシュチーズ)とウイキョウのジャム(上からかけていたのはコニャック)、アンゼリカ入り焼き菓子とキャラメル・ムース生クリーム添え、アップル・クランブルと赤いフルーツ(イチゴかサクランボ?)。


 最後は海に沈む夕日で締めでした。

 



******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、お隣さんが日の出とともに『コケコッコ〜』と叫ぶようになって4日目になる。死んだ雄鶏の代わりだそうだ」

 

VDM (Vie de merde)より





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島のグルメ その1 [ポワトゥー=シャラント地方]

 フランスの島と言えばブルターニュか地中海。


 しかし、西部のポワトゥー=シャラント地方の海にも小さな島が点在しています。


 今日から5回のシリーズで、その島々のグルメを堪能しましょう。


 第一回目の今日は、コルシカ島についで二番目に大きいオレロン島(Île d'Oléron)を訪ねます。(下記地図の青印)

Paris_iles.jpg
より大きな地図で 島のグルメ を表示

 下記ウィンドウのクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2013年6月17日に放送)(▸をクリックしても該当の映像が出てこない場合や、直接TF1のサイトでご覧になりたい方は→こちら




 本土とは橋で結ばれているオレロン島。


 この橋の近くの海に作られているのが、牡蠣の養殖場。


 ボートに乗ってやってきたのがレストランRelais des Salinesのシェフ、ジャムさん。


 「ここには海ならではの独特の個性があります」


 牡蠣の生産高は年間55,000トン。一年中新鮮な牡蠣が食べられるそうです。


 今日はこの牡蠣を使った料理です。


 因に、レストランのサイトにアクセスすると、カーソルが牡蠣に変身します。どうやら牡蠣のお店で知られているようです。


 牡蠣と言えば、殻を開いてレモンを絞ってつるっと食べる生ガキが一般的ですが、今日は火を通した牡蠣料理です。


 まずは牡蠣の殻を開けておきます。次にエシャロット、ネギなどの野菜を刻みます。


 鍋にワインとエシャロットを入れて煮込みます。煮詰まったところでバターとクリームを加えよくかき混ぜます。


 ここにニンジン、ネギ、セロリを加えます。


 牡蠣は180℃のオーブンに6分間だけ入れます。焼き上がりは、中が少し膨らんで、水分がまだ残ってる状態がいいそうです。


 ここに、先ほどの野菜入りのソースをのせたら出来上がりです。


 生ガキもいいですが、こちらも美味しそうですね。


 女性のお客さまが、牡蠣の殻に残ったソースをパンですくって食べていました。


 お店のお料理は牡蠣だけではありません。


 ヨーロッパヘダイのグリルや、ヒラメの仲間セトーのムニエルなど、魚料理もあります。


 「いい雰囲気のお店で、セトーが食べられて、太陽の日差しがあって、これ以上何が必要だい?」とお客さま。


 とは言っても、最後はやはりデザートも必要。


 チョコレート添えコニャックのパフェ、イチゴと生チョコのムース、そしてレモンとパイナップルのプチケーキでした。

 



******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、救急車で運ばれ危うく死ぬところだった。夫の弁明をお聞きください。『君が柑橘類アレルギーだったのは知っていたけど、そこにレモンも入るとは知らなかったんだよ』」

 

VDM (Vie de merde)より





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