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ぶどう園の地価高騰 [ブルゴーニュ地方]

 暖かくはなっているようですが、朝晩は冷えます。暖房のスイッチを切るにはちと早すぎる。

 

 でももう17日ですからねえ〜、そろそろ本当に春に来てもらいたいところです。

 

 気象協会の予報では、東京の桜の開花日は25日のまま変更なし。当たって欲しいもんです。

 

 さて、ワインの産地で知られるブルゴーニュ地方。

 

 近年、ぶどう園の地価が値上がりし、ワイン農家の人たちは将来に不安を抱いているそうです。

 

 地価が上がればお得のような気がしますが、どうもそうではないらしい。

 

 Paris_ParnandV.jpg 

 

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2017年3月14日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



 

 そもそも何故にぶどう園の地価が上がったのか?

 

 例えばこちらのぶどう園。

 

 最高級(グラン・クリュ)のワインが生産されるぶどう園です。広さは11へクタール。

 

 ここが最近、1億〜2億ユーロというびっくりするような値段でアメリカの大富豪に売却されました。

 

 この大富豪、イギリスのサッカクラブ、アーセナルのオーナーだとか。

 

 「こちらのぶどう園も、あちらのぶどう園も高額で売却されました。買ったのは私たちも全く知らない大金持ちです」とワイン農家の男性。

 

 次々と外国の富裕層がぶどう園を買った為に地価が高騰したようです。

 

 古くから代々受け継いできたぶどう園を守っている人たちは不安の色を隠せません。

 

 「我々は何世紀もの間、同じ土地でぶどうを栽培しワインを作ってきたんです。それがなくなり、別のものに取って代わられるんじゃないかと心配です」

 

 考えてみれば、これらの富裕層にはワインを作るノウハウもないですから、結局は人を雇って作らせてワインを販売するわけです。

 

 昔からワイン造りを続けてきた人たちが職人なら、新しいオーナーは “ビジネスマン” なわけです。

 

 また、こちらのワイン農家では現実的な問題に直面しています。

 

 ぶどう園の所有権を子供に譲る際に支払う税金が、地価の上昇に伴い値上がりする可能性があるのです。

 

 「うちは先祖から何代にもわたってぶどう園を引き継ぎ守ってきた農家なんです。それが次の世代に引き渡せなくなるなんて不当な話じゃあないですか」と父親で当主のベルナールさん。

 

 「ブルゴーニュのワイン造りは、そこに情熱を傾けられる人の手に委ねられるべきなんです」と息子のダミアンさん。

 

 「何があってもがんばるつもりです。父が懸命に働いて守ってきたぶどう園なんですから」と娘のカリーヌさん。

 

 アーセナルのオーナーさん、秋にはハサミとカゴを持って汗をかきながら、ぶどうを収穫する、なんてことはやらないんですよね???

 

 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、うちの父が、スムージーを作るからブレンダーを貸して欲しいという。仕方なく、必ずフタをしてから使うようにと言って貸した。父は『そんなもん役に立たん!』と言ってブレンダーのスイッチを入れた。その後どうなったか・・・ご想像におまかせします」

 

 

VDM (Vie de merde)より





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深まる秋 [ブルゴーニュ地方]

 なかなか涼しくなってくれませんが、今週末あたりから暑さからは解放されるようです。

 

 フランスもところによっては夏の暑さが残っているようですが、全体には秋が深まっているようです。

 

 ブルゴーニュ地方の小さな村スミュール=アン=ノーソワ(Semur-en-Auxois)を訪ねます。

 

Paris_SemurEnA.jpg


 

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2016年10月4日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



 

 朝もやに覆われた村に朝日が輝き始めました。

 

 気温は、なんと4度。

 

 8時になって朝もやがはれると、村の姿が見えてきました。美しいですね。

 

 19世紀後半から20世紀前半にかけて活躍した画家エミール・ベルナールなこの美しい村の姿を描いています。→こちら

 

 「今朝は暖房を入れました」と、手袋コートの女性。

 

 登校中の子供達も暖かそうなジャケットを羽織っています。

 

 「今日は手袋をはめさせました。寒いですからね。でも、手袋はあまり好きじゃないみたいです(笑)」とお父さん。

 

 「下着Tシャツに上着、その上からダウンコートです」とお母さん。

 

 人口4,000人ほどの村が朝もやに覆われ、ここまで冷え込んだのは、この秋、初めてのことです。

 

 ビストロには暖かい飲み物を求めて人が集まってきました。

 

 「今朝の気温は4度でしたが、晴天です。皆、満足してますよ」と男性客。

 

 「これが普通ですよ。ここはモルヴァン地方(ブルゴーニュ地方の森林地帯)ですからね。他よりちょっと寒いんですよ」と別の男性。

 

 日差しの中でやっと少しずつ空気が暖かくなってきました。

 

 お肉屋さんでは冬の料理にふさわしお肉が売れ始めました。ブランケット・ドゥ・ヴォー(blanquette de veau)は煮込み料理の定番です。

 

 「そうですねえ・・・ブーフ・ブルギーニョンとかシュークルートなんかも人気になってきました」とお肉屋さん。

 

 煙突からは煙が・・・。なんか、もう、冬の雰囲気ですね。

 

 もう20年以上も前になりますが、この村に一度だけ行ったことがあります。

 

 少々交通の便が不自由で、ディジョンから路面バスで片道2時間くらいかかったように記憶しています。

 

 しかし、それだけの時間をかけても行く価値はありました。

 

 教会や城壁の塔など古い建物がたくさん残っていてとても趣のある村でした。

 

 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、お手伝いさんが、マスクに手袋をして僕の下着をひとまとめにしているところを見てしまった」

 

 

VDM (Vie de merde)より





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カドール [ブルゴーニュ地方]

 昨日は寒かったですねえ〜。

 

 だいぶ迷って、暖房は入れずにあれこれ着込んでやり過ごしました。

 

 季節は冬に向かって爆進中です。

 

 さて、今年のボジョレーヌーヴォーの解禁日が今月19日。

 

 その産地のボジョレー地区のブドウ畑では緑の葉っぱが黄色やオレンジに色づいています。

 

 そんな風景の中にぽつんと立つ屋根付きの小さな建物。かつてはブドウ園に欠かせない建物だったそうです。

Paris_Cadole.jpg

 


 下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2015年10月28日に放送)(▸をクリックしても該当の映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

 緑一色だったブドウ園が、今はこんな風に変身。美しいですね。
 
 そんなブドウ園の散策を楽しむ人たちの向かった先にはカドール(Cadole)と呼ばれる小さな建物がありました。
 
 今ではあまり使われなくなってしまいましたが、かつてはブドウ園で働く人々が小屋として利用していました。
 
 「ここで薪を焚いてたんです。ちょっとした暖炉ですよ」
 
 雨の日には雨宿りしたり、冷たい北風の吹く日にはここで暖まったり。そしてお弁当も食べたりしたそうです。
 
 昔は畑の手入れに馬を使っていたため、馬専用のカドールもありました。
 
 「ここに馬を繋いでいたんですよ」
 
 やがて車の登場で馬は姿を消しカドールも使われなくなってしまいました。
 
 実際にカドールが使われていた時代のことをご存知のジャンさんを訪ねました。
 
 ジャンさんは90歳。ボジョレ・ヴィラージュのボトルを空けて歓迎してくれました。
 
 「雨が降ったり、雹が降ったりした時に逃げ込んだのがカドールです」とジャンさん。
 
 中には礼拝堂のようなカドールもあります。
 
 このカドールは2階建てで、ちょっと珍しいそうです。
 
 1階に馬を繋いでおき、干し草が敷いてある2階では寝ることができたそうです。
 
 一口にカドールと言っても、スタイルは様々です。
 
 長い間忘れ去られていたカドールですが、この建物を文化財として守ろうという活動が高まり、7年前からカドールを見学するツアーが始まりました。
 
 参加者は年500人ほどにのぼるとか。
 
 ランチタイムには楽団の演奏も加わります。賑やかでいいですね。

 

 

******** フランス人のつぶやき *******



「今日、娘が買っているハムスターのケージを私が掃除することになってしまった。手早く済ませてしまおうと掃除機を使ったら、小さな小屋で寝ていたハムスターがあっという間に掃除機に吸い込まれていった」

 

 

VDM (Vie de merde)より




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風力発電と景観 [ブルゴーニュ地方]

 再生可能エネルギーの一つが風力発電。自然の力を利用して電気を作り出します。

 

 クリーンだし、安全だし、申し分ないエネルギーのような気がします。

 

 しかし、ブルゴーニュ地方の小さな村フラヴィニー=シュル=オズラン(Flavigny-sur-Ozerain)ではこんな問題が発生しています。

Paris_Flavigny.jpg



 下記ウィンドウのクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2015年5月4日に放送)(▸をクリックしても映像が出て来ないときは、ウィンドウの下の文字をクリック)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。 



 この牧歌的な風景。

 

 中世の佇まいを今に残す小さな村フラヴィニー=シュル=オズラン。

 

 「フランスで最も美しい村」の一つです。

 

 今、この美しい村を取り囲むように8キロにわたって10機ほどの風車が設置される計画が持ち上がっています。

 

 文字通り青天のへきれきのような話に村人たちが抗議の声をあげています。

 

 「私は絶対反対です!」と女性。

 

 「もっと標高の高い、電気の作りやすい他の場所に設置すればいいんです」と別の女性。

 

 毎年6万人の観光客がこの村を訪れるそうです。

 

 風車ができてしまっては、観光収入に影響が出て、村の経済が悪化する、というのが反対派の意見です。

 

 「あの辺りに7階建てのビルが建つのと同じなんですよ」と男性。

 

 そして、観光客向けの宿泊施設を営むジュディットさん。お部屋を訪ねてみると、窓から真正面に風車が見えるようになってしまうとのこと。

 

 「風車なんて作ったら、こんなに美しい眺めも台無しになってしまいます」

 

 この地域では数年前からあちこちに風車が設置されているそうです。中には住宅のすぐそばに立っているものもあります。

 

 自然の中に突然現れる無機質な風車。違和感を覚えます。

 

 しかし、フラヴィニー村の正面にある村は風車を設置したおかげで年間30万ユーロの収入を得ているそうです。村にとっては重要な収入源。

 

 「村の税金収入の3倍にあたります。我々にとっては巨額の収入なんです」と村長さん。

 

 これが現実なのですね。観光収入よりはるかに高額の収入が得られそうです。

 

 しかし、中世の趣を残す村は、のんびりした田舎の風景の中で味わいたいもの。窓から巨大な風車は見たくありません。

 

 風力発電も一長一短ですね。

 

 尚、フラヴィニー=シュル=オズラン村については以前の記事で詳しく紹介しています。興味のある方は→こちら

 



******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、著しく景観を害している窓の鉄格子を外そうとしたら、妻が全体に反対だという。彼女によれば『強盗に入られる』そうだ。でもね、ここは30階だよ」

 

VDM (Vie de merde)より





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月夜の収穫 [ブルゴーニュ地方]

 デング熱ウィルスを媒介するヒトスジシマカ。


 フランスでもパリ近郊の町で棲息していることが発見されたそうです。やはりグローバル化と温暖化の影響でしょうか。


 フランス語でヒトスジシマカはmoustique tigre(英語と同じでタイガー・モスキート)と言いますが、確かにタイガーみたいな模様してますね。


 最近では蚊にさされると、もしやと心穏やかではなくなります。


 さて、暑い夏が終わり、秋が始まろうとしていますが、フランスではいよいよブドウの収穫とワインの仕込みが始まりました。


 一番乗りはシャンパーニュ地方だったそうです。


 この作業、たいていは昼間に行われますが、わざわざ未明に行うブドウ園もあるそうです。

Paris_Beaujolais.jpg


 下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2014年9月10日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ここはボジョレー地区のとあるブドウ園。


 日の出前に行われるブドウの収穫は「月夜の収穫」と言われるそうです。


 確かに、この日はお月様が出ていました。しかも、あのスーパームーン。


 ただいまの時間は朝の4時。皆さん、頭に照明器具をつけての作業です。


 気温は15℃。湿度も低く、収穫には理想的な条件だそうです。


 このブドウ園では2009年から未明の収穫を始めました。これらのブドウで作られたワインはフルーティに仕上がるそうです。


 どうも気温が低い時はブドウの糖度が増し、それがフルーティなワインを作る重要な要素になるようです。


 「月夜の収穫なんてロマンチックでいいですよ」


 「遠くに見える町の明かりがきれいですよ。夜明け前のこの風景がとても気に入っています」


 こうしてこの日の収穫が終わる頃に朝日が昇り始めます。


 明るくなったところで朝食です。メニューは、パン、この地方のチーズ、ブルゴーニュ地方の郷土料理ジャンボン・ペルシエ(ハムとパセリ入りゼリー寄せ)。


 ブドウ園で食べる朝食は美味しそうですね。どなたかパンにどっさりチーズをのせて食べていました。


 ブドウの収穫はまだまだ続きます。明日も同じように未明に作業開始だそうです。




******** フランス人のつぶやき *******


「今日、バスの中から、丸く白く輝く美しい月に見とれていた。ここまで完璧な月は見たことがないと思った。そして、バスが発車し、ものすごい勢いで月が離れて行くのを見たとき、自分が街灯に見とれていたことに気がついた」

 

VDM (Vie de merde)より




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日本人のための料理学校 [ブルゴーニュ地方]

 フランスでは、大統領の元パートナーのヴァレリー・トリエルヴェイレールが出した本でちょっとした騒ぎになっています。


 大統領の知られざる素顔を暴露したような本になっていて、復讐の匂いがぷんぷん漂う、あまり気持ちの良い本ではなさそうですが、今週の木曜日に書店に並んだとたん、ものすごい勢いで売れているとか。


 初版部数が20万部という話ですから全部売れたらかなりの印税を手にすることになります。


 慰謝料の代わり、ということでしょうか・・・。



 さて、フランスと言えばグルメですが、その料理を学ぼうとフランスに修行にやってくる料理人が大勢います。


 そんな中、ボジョレ・ヌーヴォーで知られるボジョレー地方に、なんと日本人の若者だけのための料理学校があるそうです。

Paris_Beaujolais.jpg



 下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2014年9月6日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 これが授業風景。皆さん、ほんとに若いですね。20歳に届くか届かないくらいでしょうか?


 こんなに素敵なお城が料理学校です。しかも、日本人の若者だけに限定。


 「こうして、札入れを開けるように切って行きます・・・」と先生。


 若者たちは皆真剣な面持ちで先生の手元に見入っています。


 マサミさん20歳は、生まれ故郷の大阪ですでに料理を学んでいました。ここに通うようになったのはほんの一週間前。


 「日本のやり方とフランスのやり方はぜんぜん違います。特にひらめのフィレの作り方は違いますね」とマサミさん。


 「こうやって料理用のナイフを見せると、皆、驚きますよ。日本のナイフはこうはなりませんからねえ。驚くのも無理はありません」と先生。


 道具や方法が違っていれば、使う食材も異なります。戸惑いながらも夢は一つ。


 「グラン・シェフになりたいです!」


 特別講師はミシュランで三つ星を獲得しているシェフ。


 「生徒たちは皆、細部に興味があり、細かいことを知りたがっています。それに食材が重要だということも理解していますし、料理人という仕事に誇りを持っているようです」


 そして、習うのは料理だけではありません。フランス語も教えてもらいます。


 なんだか楽しそう。恵まれた環境で様々なことが学べて良いですね。


 コバヤシ・ケイさんも、こうしてフランス料理を学び、独自の味を追求し、パリにお店をだしました。


 そしてついにミシュランの星を獲得したのです。


 「見た目で料理を楽しみ、食べて美味しい、そんな料理をめざしています」とコバヤシさん。


 日本人の料理人らしい目標ですね。


 第二のコバヤシさんをめざして、若者たちもがんばっているようです。




******** フランス人のつぶやき *******


「今日、ダイエットを初めてから1ヶ月になる。父が、私の軽めの料理のおかげで二週間で2キロ痩せたと言う。私は1グラムも痩せないというのに・・・」

 

VDM (Vie de merde)より




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サン=ヴァンサン祭り [ブルゴーニュ地方]

 辛口の白ワインで知られるシャブリ。


 先週末、ワイン農家の守護神であるサン=ヴァンサンのお祭りが開催されました。


Paris_Chichee.jpg

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2014年2月3日に放送)(▸をクリックしても該当の映像が出てこない場合はウィンドウの下にある文字をクリック

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



 重々しい衣装でパレードする皆樣方。


 ダークグリーンと黄色のガウンはシャブリ地方のカラー。黄色は白ワインを、グリーンはワインの葉を表しています。


 お輿の像が守護神のサン=ヴァンサン。


 なぜにサン=ヴァンサンがワイン農家の守護神なのかと言えば、フランス語でワインは“ヴァン(vin)”といい、サン=ヴァンサンの“ヴァン”にかけているのだとか。


 しかし、はっきりしたことは分かっていません。


 「今年2014年のブドウが豊作になるようにこうしてお願いしているのです」と男性。


 広場にもうけられた特設ステージでは、ブルゴーニュ地方の民族衣装を身につけた皆樣方が、この地方の音楽に合わせてダンスを披露していました。


 ブルゴーニュ地方の民俗衣装とはこんな感じだったのですね。


 先日、布の旅で見たプロファンス地方の民俗衣装とは色合いも雰囲気もだいぶ異なっています。


 シャブリ地方では、こうして毎年二月の最初の週末はこのサン=ヴァンサンのお祭りが開催されるそうです。


 人口350人ほどの小さな村シシェの広場は大賑わい。


毎年テーマを決めて村全体に様々な装飾が施されています。


 今年のテーマは「映画」。どんよりした冬にぱっと明るくなるような装飾です。


 「皆が笑って楽しそうでしょう」と女性。


 そして登場するのが伝家の宝刀の白ワイン。


 これが登場しないとシャブリではありませんねえ〜。ミネラルたっぷりの辛口白ワインです。


 「豊かでなめらかな辛口のワインです。牡蠣なんかにとてもよく合います」とワイン農家の女性。


 お祭り会場ではもちろんこの地方の郷土料理ジャンボン・ア・ラ・シャプリジエンヌ(Jambon à la Chablisienne)(シャブリ風ハム)が出されます。


 「シャブリのワインとエストラゴン、トマトソース、エシャロット、生クリームで作ってあります」と女性。


 温かくて美味しそうですね。


 剪定のすんだブドウ畑は閑散としていますが、4月くらいから緑の芽が顔を出します。


 今年もいいワインが作れるといいですね。


 

 


******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、ウチの息子が歯を磨かなくなって4日になる。歯磨きをしないと海賊みたいに歯が真っ黄色になるぞ!と私が脅した結果です」

 

VDM (Vie de merde)より





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世界一のレストラン [ブルゴーニュ地方]

 世界最大の旅行口コミサイト、トリップアドバイザー。


 そこで選ばれた世界一のレストランが、フランスはブルゴーニュ地方のシャニー(Chagny)にあるMaison Lameloise(メゾン・ラムロワズ)。


 いったいどんなレストランなのでしょう?

Paris_Chagny.jpg

 下記ウィンドウのクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局LCIで2013年12月21日に放送)(▸をクリックしても該当の映像が出てこない場合はウィンドウの下にある文字をクリック


 

 厨房では料理人が忙しく動き回っています。


 「世界一に選ばれるなんて嬉しいですね」とシェフのエリックさん。


 1921年の創業以来、ラムロワ家が代々経営してきましたが、三代目のジャックさんが、ラムロワ家とは血縁関係のないエリックさんにシェフの座を譲ったのが2009年のこと。


 そして翌年には、ミシュランの星3つを獲得し、今でのその星の数を維持しています。


 ある日の日替わり定食にはこんなものが出されました。


 エスカルゴのタルト・フィヌ、帆立貝のトリュフ添え、鳩とカリカリのパン・デピス添え。


 会食中の皆さんは同じ職場の皆樣方だそうです。


 忘年会みたいなものでしょうか?


 「見ても食べても素晴らしい料理です」と男性。


 メゾン・ラムロワズはホテルつきです。


 トリップアドバイザーのサイトは→こちら 


 日本語の口コミがあります。


 お料理はもちろんのこと接客が素晴らしいらしい。


 さすがに三つ星レストランだけあって、予算の方は一人10,000円以上を覚悟しなくてはいけないようです。

 



******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、好きな男の子と日本料理店に言った。彼のお皿にアボカドが残っていたので、私がいただくことにした。がぶっとかぶりついたら、それはアボカドではなくワサビだった[あせあせ(飛び散る汗)]

 

VDM (Vie de merde)より





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小さな村のクリスマス その1 [ブルゴーニュ地方]

 ブルゴーニュ地方の「フランスで最も美しい村」の一つフラヴィニー=シュル=オズラン(Flavigny-sur-Ozerain)。


 クリスマスシーズンの今、各家庭の窓にクレッシュを飾っているそうです。

Paris_Flavigny.jpg

 下記ウィンドウのクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2013年12月10日に放送)(▸をクリックしても映像が出て来ないときは、ウィンドウの下の文字をクリック)



 ゆりかごの中の幼子がイエス・キリスト。


 このキリストが生まれたときの様子を再現したミニチュアのことをフランスではクレッシュと言います。


 ここはフラヴィニー=シュル=オズラン村。


 建物のほとんどが15〜16世紀に建てられたという城壁に囲まれた小さな村です。


 夜の照明に教会の鐘楼が白く輝いています。


 その中をそぞろ歩く人々。古い建物の窓をのぞいています。


 そこにあるのがクレッシュ。村では5年前から住人がこうして窓にクレッシュを飾るようになったそうです。


 今ではこのクレッシュを観に外から人がやってくるようになりました。


 「『フランスで最も美しい村』のクレッシュでしょう。そりゃあ素敵なクリスマスになりますよ」と女性。


 その後ろには、雪景色のクレッシュが飾られていました。


 今回は80種類のクレッシュが飾ってあるそうです。


 藁の上に横たわる幼子イエス、羊の群れを連れた羊飼いなど、どれも同じ瞬間を再現していますが、それぞれ個性があります。


 「とってもきれい。こんな風にクレッシュを飾るなんて他の村ではやってないんじゃないですか。この村だけだと思います」と女の子


 村人の一人マリー=フランスさんは伝統的なスタイルのクレッシュ。


 そのお隣のクロードさんのクレッシュはちょっとユニークお菓子で作ってあります。


 最後は大掛かりなクレッシュが登場しました。


 この催し物、来年の1月12日まで開催されているそうです。


 フラヴィニー=シュル=オズランについては以前の記事で紹介しています。興味のある方は→こちら

 



******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、なかなか眠れないので羊を数えた。頭の中で羊を数えたのではありません。夜中にウチの窓の下を通る羊を数えていたのです」

 

VDM (Vie de merde)より





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ヨンヌ県を巡る旅 その4 [ブルゴーニュ地方]

 シリーズの最後は、元修道院で、現在は宿泊施設になったAbbaye de Reignyを訪ねます。


Paris_Yonne.jpg


 下記ウィンドウのクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2012年3月14日に放送)(▸をクリックしても該当の映像が出てこない場合や、直接TF1のサイトでご覧になりたい方は→こちら



 

 今回の映像は前回とは季節が変わって、春まだ遠い3月の中旬。


 絵画のような風景の中にたたずむ元修道院の建物。


 宿のオーナー家族が庭のお手入れ中。庭には鶏が放し飼いになっていました。


 「基本の生活に立ち戻り、元気になって帰っていただくというのがこの宿のモットーです」とご主人。


 各お部屋のお掃除は子供たちも手伝います。


 修道院を改築して宿をオープンさせるまでに6年かかりました。


 「オープン前の数ヶ月はこまごまとやることがたくさんあって大変な忙しさでした」


 部屋の壁紙は1920年代のもの。その時代にはココ・シャネルがこの修道院を頻繁に訪れていたそうです。


 宿のご主人ルイ=マリーさんは、すぐ近くの村まで、昔の修道院をよく知っている皆さんの話を聞きにやってきました。


 お話によるとジャンヌ・ダルクもやって来たことがあるとか。


 牛が放牧されていたこともありました。恐ろしい雄牛が一頭いて、子供たちは近寄れなかったそうです。


 「修道院には書物に書かれてない様々な歴史があります。こうしてうかがった話をノートにメモしておくんですよ」とルイ=マリーさん。


 修道院が建てられたのは1134年。現在のような建物になったのは1765年のことです。


 現在は文化財に指定されています。


 かつて僧侶たちの食堂だったところでは、毎年夏に、詩と音楽フェスティバルが開催されるそうです。


 美しい修道院の建物を保存するために保存協会も結成されています。


 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、夕食の支度をしようと冷蔵庫を開けると、半分食べられた鳥が入っていた。どうやらウチのネコは、冷蔵庫は食べ物を保存するところだと分かっているらしい」


VDM (Vie de merde)より

 



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