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アンジュ地方のお宝4 [ペイ・ドゥ・ラ・ロワール地方]

 ガバールと呼ばれる昔の運搬船、ボルドーとローヌに次ぐ三番目のワインの生産、そして様々な様式のお城や邸宅の数々。

 今週はアンジュ地方のお宝を紹介していますが、そのシリーズも今日が最後となりました。

 最後を飾るのはやはりグルメ!

Paris_Anjou.jpg

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年9月14日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ここはブリサック・ロワール・オバンス(Brissac Loire Aubance)村。

 毎週木曜日には市が立ちます。ここにはアンジュ地方の美味しいグルメが勢ぞろい。

 なんかすごいお肉の煮物。ホカホカです。

 カゴを抱えてやってきたソフィーさんは元教師。お料理が大好きでこの地方の料理の歴史の専門家になってしまいました。

 「基本になっているのは魚、それから果物と野菜です。あちこちにお城がありましたから洗練された料理を食べていました。それが今では一般的な料理になっているんです」とソフィーさん。

 まずは先ほども出てきたお肉の煮物リイヨ(Rillaus)。見た目は豚の角煮。

 あっ、やっぱりあのコンフレリがいました。地元の特産品を広く知らしめる活動をするのがその役割。

 「豚の胸のあたりの肉を使います。肉と脂身が半々の角切りを一晩塩水に浸けたら、ラードを溶かした大鍋に入れ、弱火で時間をかけて火を通します」と加工肉のお店の方。

 その原料を提供してくれるのがこのブタ君たちです。

 このブタ君たち、絶滅危惧種(?)だったのをジャン=ミッシェルさんに助けられ、その血筋を残すことができました。

 「この種のブタは脂肪が豊富でしっかりした赤身肉を持っています」

 さて、次のグルメは、どうやら暗い洞窟の中にあるようです。ここで育てられているのはキノコ。

 「ここは1938年まで採石場だったんです。1950年に父がここでキノコ栽培を始めました」とジャッキーさん。おでこのライトがまぶしい!

 マッシュルームがこんなに大きく育ってました。フランスのマッシュルームの80%がアンジュ地方で生産されているとか。

 「水も何も与えませんよ。キノコはこの自然環境の中だけで育っているんです」

 次のグルメは、元穀物倉庫にあります。

 エリックさんが作っているのはフエ(fouée)というパン。

 「昔、かまどが十分に熱いかどうかを調べるために焼いたのがこのフエなんです」

 ピタパンに似てますね。

 食材を買い揃えたソフィーさん、自宅に戻って料理に取りかかりました。

 あの大きなマッシュルームを使って詰めもの料理ガリペット・ファルシ(galipettes farcies)を作ります。

 詰めるのはリエットや山羊のチーズ。

 ちなみにガリペットは “とんぼ返り” という意味。マッシュルームをくるっとひっくり返して詰めるからガリペットです。これもアンジュ地方の料理。

 そして最初に登場したリイヨもあります。

 デザートはクレメ・ダンジュ(crémet d’Anjou)。1702年に生まれた歴史あるデザート。

 生クリーム、玉子の白身、シナモン風味の砂糖、バニラを加えてホイップしたもの。美味しそうですねえ〜。

 準備ができたらお庭のテーブルで賑やかにいただきます。

 デザートにはパテ・オ・プリュンヌ(pâté aux prunes)(プラムのパテ)もありました。

 終わり。




******* フランス人のつぶやき *******


今日、2年も前から台所で水をやりながら育てていた植物がプラスチックだったということに気がついた[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より



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アンジュ地方のお宝3 [ペイ・ドゥ・ラ・ロワール地方]

 先日、成城石井でイタリア産のDOP(フランスではAOP)付きオリーブ油があるのを発見。

 いつも使っているのとどこが違うのか知りたくなり思い切って購入。

 早速サラダのドレッシングに使ってみました。これが思っていた以上に美味しい。

 DOPやAOPは伊達じゃないんだというのを身を以て体験したのでした。

 ただ、ちょっとお値段が・・・。500mlで2400円ほどとかなりお高め。

 実自体の質がいいのと、手入れや収穫にも気を使っているとなると、これだけ高くても仕方ないのかもしれません。

 さて、アンジュ地方のお宝を探す旅シリーズの三回目です。

 アンジュ地方にはお城や邸宅があちこちに点在しているそうです。本日はその幾つかを訪ねてみることにしましょう。

Paris_Anjou.jpg

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年9月13日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 歴史を秘めたお城の数々。

 まずはこちらのセラン城(Château de Serrant)を訪ねます(青印)。

 お堀に囲まれた美しいお城。

 こちらの男性が今日の案内人です。元文化財関連のお仕事をされていたとか。

 「ここに展示されている品々はフランスの歴史を感じさせるものばかりです。あちらはブルゴーニュ公妃の彫像ですし、こちらの絵画はルイ14世の宮廷へと私たちを誘ってくれます」

 フランスで最も美しい城の一つとされているこの城にはこんな図書室があります。

 「個人の図書室で文化財に指定されているのは唯一ここだけです」と城のオーナー。

 アンジュ地方には、なんと1200軒ものお城があるそうです。

 こちらのラ・ジュムリエール城(Château de la Jumellière)もその中の一つ(赤印)。

 大広間にお邪魔してみるとこんな風になっていました。

 「こちらはカーテンのように見えるでしょう?でも違うんですよ、絵なんです」とお城のオーナー。

 このお城、12世紀からずっと同じ一族によって所有されてきました。

 「お城を継承するということはその歴史を継承するということなんです。アンジュ公だったルネ王はこの地域の領地権を次々に発布し、その都度、立派な城を建てさせました」と案内人。

 そのおかげで、様式の異なる城があちこちに建てられたようです。

 こちらの上品な色合いのお城は シャンゾー城(Château de Chanzeaux)(緑印)。19世紀ごろに人気だったネオゴシック様式のお城です。

 ここから20キロほどのところにあるのがブリサック城(Château de Brissac)です(オレンジ印)。

 別名を「ロワール川の巨人」といい、8階建てでフランスで最も高層の城だそうです。部屋の数は200室。

 こちらが現在のオーナーでブリサック侯爵。侯爵とは言っても、こうして自らお城のメンテナンスも行います。

 侯爵がお仕事に励んでいる間、案内人と奥様はリビングルームで談笑。

 お城は家族の住まいでもあります。しかし広大なお城のうち自宅として使っているのはほんの100㎡ほど。

 「お城をできるだけいい状態に維持し、次の世代に受け継ぐのが私たちのやらなくてはならないことです。そしてその間、たくさんの人たちにお城を見てもらうんです」と奥様。

 今回登場したお城のうち、ラ・ジュムリエール城は宿泊もできるようです。

 続く・・・。




******* フランス人のつぶやき *******


今日、職場である図書館から放り出された。というのも、終業時間の午後5時前に、その場でチョコバーを食べてしまったからだ。何て行儀の悪い職員なんだろう、僕は・・・[もうやだ~(悲しい顔)]

VDM(Vie de Merde)より



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アンジュ地方のお宝2 [ペイ・ドゥ・ラ・ロワール地方]

 ナントとトゥールの間あたりにあるアンジュ地方。この辺りにはお宝がいろいろあるようです。

 昨日は伝統の船ガバールを紹介しましたが、本日はワインです。

 アンジュ地方はロワール川一帯に広がるワインの産地に属しますが、フランスではボルドー、ローヌ川に次ぐ三番目のワイン生産地だそうです。

Paris_Anjou.jpg

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年9月12日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 太陽が西の空に傾きかけた頃、二輪車に乗ったグループがブドウ畑の小道を走ってきます。

 自転車のような・・・そうでないような・・・。

 これは自転車にモーターをつけたソレックスという乗り物。

 戦後間もなく発売されて、現在では電気モーターや電動アシストのものも売られているとか。

 今回皆さんが乗っているのはレトロなタイプのようです。

 「ソレックスはブドウ園を見学するのにちょうどいいんです。遅すぎず早すぎずで、ブドウを間近で見ながら走ることができます」とこのワイナリーDomaine de Pied Flondのフランクさん(赤印)。

 見学した後は、もちろんここのワインを試飲できます。

 「カヴェルネ・ダンジュのロゼです。やや辛口です」とワイナリーの方。

 ブドウ園でワインを試飲できるなんていいですねえ〜。

 空から見ると一帯にブドウ園が広がっているのがわかります。

 20,000ヘクタールのブドウ園からつくられる銘柄は、カヴェルネ・ダンジュ、ボヌゾー、カール・ドゥ・ショーム等々32種類。

 こちらはロワール川沿いにあるワイナリーChâteau d'Epiré - Savennières(黄印)。

 「ロワール川からは暖かい空気が運ばれてきて、それを逆側にあった風車が止めてくれて、この辺り一帯が暖かい気候になっていたんです」とワイナリーの方。

 一方、とあるワイン蔵では白ワインを試飲中です。

 パトリックさんはパリで働いていましたが、それを止めて家業のワイナリーを継ぎました。

 現在は、アンジュの代表的な白ワインを作るために、シュナンという品種のブドウを栽培しています。

 「シュナンは独特の辛口白ワインを生み出す珍しい品種なんです」とパトリックさん。

 そう言われると飲んでみたくなります!

 最後にもう一つワイナリーを訪ねます。

 1546年創業という、古い風車の跡が残っているワイナリーDomaine de Bablut(黄緑印)。

 かつては粉挽とワイナリーの二足のわらじを履いていたそうです。

 今日は、ジャン=ピエールさん(81歳)、クリストフさん(55歳)、アントワーヌさん(26歳)と、3世代が勢ぞろいしました。

 「ずっと祖父や父と一緒にワン造りを手伝ってきました。長い歴史をつないでワイン造りが続けられてきたことを思うとちょっと感動します」とアントワーヌさん。

 「世代から世代へと仕事が引き継がれてきたことを誇りに思っています」とジャン=ピエールさん。

 続く・・・。




******* フランス人のつぶやき *******


今日、そしてずっと前から私は不器用です。友人もそれをよく知っていて、牡蠣の殻を開けるのをやめて、白ワインのボトルを空けてくれと言った。なにしろ、ワインの栓抜きで牡蠣を開けようとしてたから・・・

VDM(Vie de Merde)より



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アンジュ地方のお宝1 [ペイ・ドゥ・ラ・ロワール地方]

 半袖はもうタンスの奥にしまってもいいかなあ、と思っていると急に暑くなったりして、この時期の服装には手を焼きます。

 さて、今日から4回のシリーズでフランス西部にあるアンジュ地方を紹介します。

 まずはこの地方の伝統の船に乗ってのんびり川を散策することにしましょう。

Paris_Anjou.jpg

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年9月11日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 アンジュ地方の中心都市アンジェからロワール川に向かって流れているのがメーヌ川。

 早朝、アンジェ城のすぐそばにある船着き場から、ガバールと呼ばれるこの地方伝統の船で、ロワール川めざして川下りに出発(青印)。

 「朝は涼しくて風もなく静かですよ。湖上を走っているような感じです」と船長のミシェルさん、70歳。

 バガールは様々な商品を運ぶための船でした。ナントからオレンジやら香辛料などの商品を積み込んで運んでいたそうです。

 今は、そのレトロなところを生かして川下りの観光ボートになっています。

 左手に見えてきた古びた食べ物は元ボメット修道院(赤印)。

 15世紀、アンジュ公だったルネ王が建てた修道院です。歴史的建造物として国の文化財に指定されています。

 「この辺りはよく行ったり来たりするので馴染みの場所なんですが、こんなところに修道院があったなんて知りませんでした」と男性。

 「朝、早起きして船に乗りましたが、子供達も喜んでいます」と女性。

 メーヌ川には釣り人がボートに乗って釣り糸を垂れています。とは言っても、昔のように大物はたくさんは釣れないようです。

 ミシェルさんのボエーム号はいよいよロワール川との合流地点にやってきました。

 川幅が広くなり大きな鳥も現れたりでちょっと慌しくなりました。

 「川の流れが今までとは違います。ロワール川は時速5〜6キロの速さで流れています」とミシェルさん。

 ここらでロワール川にある島ベユアール(Behuard)で休憩です(緑印)。

 人口125人ほどの小さな島はロワール川の水位によってその姿が変わることで知られています。

 「これはロワール川の増水で島が洪水に見舞われた時の記録です。最近の洪水は2016年6月でした。この一番下の5メートルほどでした。一番すごかったのは1910年で6.78メートルでした」と助役さん。

 因みに、島の標高は一番高いところで16メートル、低いところは12メートル。

 ロワール川の標高がどれくらいか分かりませんが、7メートルも浸水したらえらいことになりそうです。

 それはさておき、伝統の船ガバールは最近ちょっとしたブームになっているそうです。

 こちらはそのガバールを作っているクリストフさんのアトリエです。

 数ヶ月前から製作が続いているのがこちら。長さは14メートルあるそうです。

 小さな家が船の上に乗ってるような感じですね。

 続く・・・。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、車、バス、船など何にでも乗り物酔いすることに気がついた。冗談ではなくエスカレーターも。今朝、エスカレーターに乗ったら一日中気分が悪かった

VDM(Vie de Merde)より



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フランスで最も汚染されてない村 [ペイ・ドゥ・ラ・ロワール地方]

 今年の9月末にWHO(世界保健機構)が発表した世界の大気汚染物質の分布状況を示した地図によると、世界の人口の92%がWHOの基準値を超す汚染された大気の中で生活しているそうです。

 

 なんと恐ろしい・・・。それもこれも人間の行いの結果。

 

 とは言っても、人間界のシステムはすぐには変えられないのが歯がゆいところです。

 

 92%の人たちが汚染された大気の中で生活しているとなると、8%はそうではないということになります。

 

 この8%の中に含まれる約900人が暮らしている村がフランスにあります。 

 

Paris_Roisey.jpg
 

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局Frace 2で2016年10月11日に放送)(をクリックしても映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。 

 

 こちらがその村ロワゼ(Roisey)。

 

 地図で見ると自然公園の中にあり豊かな緑に囲まれていることがわかります。

 

 「何か居心地の良さがあるんですよ。リラックスできていいところですよ」と村の住民。

 

 「私はここで暮らすようになって何年にもなりますが、友人の中に86歳という高齢ながらいつもシャキッとして元気な人がいますよ」とサイクリスト。

 

 やはり空気がきれいだからでしょうか?

 

 実際、WHOの地図によると、ロワゼの大気中には、年間平均で1㎥当たり4マイクログラムの汚染物質があるそうですが、他の地域はその2〜5倍あるとか。

 

 ロワゼは、世界で最も汚染の少ない地域のベストテンに入り、フランスではナンバーワンだそうです。

 

 ここは村のカフェ・レストランl’Escale à Roisey。

 

 お店のご主人は、人口17万人ほどの地方都市サン=テティエンヌからロワゼに引っ越してきました。

 

 「あっちにいた時は目がチクチクして鼻がムズムズしたり、なんとなく息苦しく感じていましたが、今はそういのはすっかりなくなってしまいました」

 

 学校でも咳をする生徒が少ないことが報告されています。

 

 それにしても随分と大きな木ですね。

 

 「近くには森があります。そして、大気汚染を引き起こすような産業や交通量の多い自動車道はありません。またこんな風がよく吹いています。汚染物質を吹き飛ばしてくれているんだと思います」と村長さん。

 

 豊かな自然環境が注目を集めているせいか、この20年で人口が30%増えたそうです。その多くは大都会からの移住だそうです。

 

 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 


「今日、タバコの吸い殻を川に投げ捨てたら、ものすごい速さで一羽の白鳥が飛んできてそれを食べてしまった。おかげで警察に罰金を払わされた。川を汚したからだって?いやいや、白鳥に餌を与えたからさ」

 

VDM (Vie de merde)より

 




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ほぼ千年前から [ペイ・ドゥ・ラ・ロワール地方]

 昨日はワインフェアを紹介しましたが、本日は、ほぼ1,000年も前から続いている伝統あるフェアを紹介します。

 

 フランス西部の町シャトーブリアン(Chateaubriant)では、毎年9月の初めにベレ・フェア(Foire de Béré)が開催されます。

 

 一体どんなフェアなのかちょっと覗いてみましょう。

Paris_Chateaub.jpg


 

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2016年9月12日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。 




 テントの中では牛たちが、その見事な肉体を披露しています。

 

 美しいですね。ベレ・フェアって牛の品評会?

 

 外に出てみると、“1050年から” と書かれた看板が見えてきました。

 

 ここは教会のすぐそばにある大広場。毎年ここでベレ・フェアが開催されます。

 

 ベレ(Béré)は土地の名前。1050年からずっとベレで開催されてきたからベレ・フェアです。

 

 先ほどのテントの中の牛たちは売られるのではなく、コンクールのために農家の方々が連れてきたのだそうです。

 

 「農産物から工業製品まで様々なものを売るのがこのフェアです。年に一回、知り合いに会う良い機会でもあります」と女性。

 

 様々な動物たちも参加して賑やかです。

 

 今年の出展は約600軒ほど。近隣からも多くの住人がやってきてショッピングを楽しむそうです。

 

 ショッピングとは言っても、こんなすごいものも展示販売されています。

 

 トラクター、農家の人たちが買って帰るんでしょうか?

 

 芝生の上を走り回っているこの黒いものは芝刈り機。そしてこちらは簡単薪割り機。

 

 さらに、秋葉原のような実演販売もやっています。

 

 こりゃちょっとした縁日ですね。

 

 こちらのご夫婦、なんだか面白そうなものをお買い求めです。

 

 「無駄使いして楽しむのがこのフェアなんだよ(笑)」と男性。

 

 ありとあらゆるものが売られているようです。これは楽しいですね。

 

 こちらの方は50年も前からこのフェアに出展して暖炉を販売しています。

 

 これだけの人が集まるとなると、お食事処も用意されています。

 

 このテントのレストラン、どうやら地元のサッカーのクラブチームが運営しているようです。出てくる料理はボリュームたっぷり。

 

 ダンスがあったり、様々なアトラクションもあって、近隣から人が集まってくるのもうなずけます。

 

 このフェア、9月10日から始まって12日(月)の夜に終了したようです。

 


 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、ちょっとしたけん怠期。そのせいか、夫への誕生日プレゼントは、1枚2ユーロのスクラッチくじ。そのくじで、なんと夫は1000ユーロを当ててしまった[あせあせ(飛び散る汗)]

 

VDM (Vie de merde)より





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地方都市のパサージュ その1 [ペイ・ドゥ・ラ・ロワール地方]

 空から見たパリやロンドンを見せてくれた鷲のダニエル。コルシカ島に帰ったものとばかりと思っていたら、今度はドバイにやってきていました。


 地上830mからの映像に興味のある方は→こちら


 遠くにペルシャ湾も見えていました。空の旅を終えたダニエル。まっすぐに飼い主のところへ帰って行きました。


 今度こそコルシカ島でのんびりしてくださいね。


 さて、今年1月にパリのパサージュ(アーケード街)を紹介しましたが(→こちら)、今日から、地方都市にあるパサージュを3回のシリーズで紹介します。


 第一回目の今日は、フランス東部ナント(Nantes)のパサージュです。

 Paris_Nantes.jpg



 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2015年3月10日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

 本日のナントは雨。そんな時通るのがパサージュ・ポムレ(Pommeraye)。


 1840年に完成。1843年開業です。


 19世紀に造られたパサージュの中でもその美しさで5本の指に入るとか。


 これまで見てきたパサージュに比べると一回り規模が大きいようです。しかも三階建て。


 あまりに天井が高いせいでしょうか?屋根があるのをすっかり忘れて傘をさしたまま歩いている方もいました。


 この大階段を境に、文化施設のある階と商業施設のある階が分かれています。


 こうしてみてみると、古い建物には見えません。手入れが行き届いているからでしょう。


 「昔はちょっと黒ずんでたんですが、最近の修復でとても明るくなりました」とカップル。


 修復が始まってすでに2年あまりが過ぎましたが、まだあと6ヶ月は続くそうです。


 「ここは商業施設です。営業をやめてパサージュを閉めるわけにはいきません」と関係者の方。


 国の文化財にも指定されているこのパサージュは、定期的に修復工事が行われていいます。


 大階段を近くでみると、ずいぶんと細かな細工があちこちに施されているのがわかります。


 そして奥に入っていくと、そこは住居スペースになっていました。


 かつては県人会の宿泊施設だったのを高級アパートに作り変えている真っ最中なのだとか。


 ある一室からはパサージュのすばらしい眺めを楽しむことができます。


 商業施設の方はといえば、2坪ほどしかない小さな店や、収集家向けの切手屋さんなどもあり、バラエティに富んでいます。


 そして、修復のための費用を各お店がいくらか負担しているそうです。


 パサージュの時計が夜の8時をさすと閉門の時間です。パリのヴィヴィエンヌと同じで夜には門が閉じられます。 


 映像には登場しなかった3階の写真をみつけました。美しいですねえ〜。


Passage Pommeraye haut


 



******** フランス人のつぶやき *******

 


「今日、母が突然私のアパートにやってきた。『さっき、階段のところで浮浪者みたいなのに会ったわよ』ママ、それはたった今出てった私の彼。来週、正式に紹介することになってるのに・・・」


 

VDM (Vie de merde)より





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ロワールのお城 その1 [ペイ・ドゥ・ラ・ロワール地方]

 フランス中央部を流れるロワール川。中央山岳地帯を源泉とし、最後はナントで大西洋に注ぎ込んでいます。


 その川に沿ってたくさんのお城があり、城巡りの観光でもよく知られています。


 そこで、今日から5回のシリーズで、このロワールのお城を訪ねます。


 第一回目の今日は、ブリサック・カンセ(Brissac-Quincé)にあるブリサック城を訪ねます(下記地図の青印)


 ブリサック城は500年も前から同じ一族が所有しており、今でも住まいとして使われています。

Paris_BrissacQ.jpg

より大きな地図で ロワールのお城 を表示
 

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2014年2月24日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。




 重厚な作りのブリサック城。塔の高さは50メートルあります。


 階段をのぼって塔のてっぺんへと上がって行った方が現在の城主であり、13代目のブリサック公爵にあたるシャルル=アンドレさんです。


 「先日の嵐で少々やられましてね。でも、このお城は、年齢のわりには元気なお年寄りみたいな感じなんですよ」


 塔の下から上を見上げると、シャルル=アンドレさんが小さく見えます。


 改めて大きな城だということがよく分かります。


 お城は11世紀に建てられ、17世紀までに改修や増築などが加えられ今の姿になっています。


 ファサードは17世紀になって付け加えられたもの。確かに、ちょっとバロック風です。


 13代目は、奥さまとお子さんと一緒にここで暮らしています。


 部屋の数は200室。そのうち住まいとして使われているのはほんの数室だけ。


 とは言うものの、これだけの規模ですからそれなりの居住面積です。


 「風が吹いたりするとちょっとミステリアスです」とお嬢さんのアナベルちゃん。


 「豪華な住まいですが、維持は大変です」と奥さま。


 確かに維持するのは並大抵のことではないですね。手間も費用もかかります。


 それでも、13代目は電気のことには詳しいらしく、自分で修理するそうです。


 そして、お城にはブドウ園があり赤とロゼワインを作っています。


 AOC付きで“Château de Brissac”の名前で販売されています。


 




******** フランス人のつぶやき *******

 

「今日、私の25回目の誕生日。夫婦でディズニーランドで遊んで、レストランで食事をして・・・のはずだったのが、インフルエンザで夫がダウン。結局私はお城で遊ぶ代わりに、家の雑用に追われてすごしてしまった。これぞまさにシンデレラ」

 

VDM (Vie de merde)より




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島のグルメ その5 [ペイ・ドゥ・ラ・ロワール地方]

 シリーズの最後は、前回からさらに北へ30キロほど行ったところにあるノワールムティエ島(île de Noirmoutier)(下記地図の紫印)


 こちらは本土とは橋でつながっています。


 すぐ近くに塩の産地で有名なゲランドがありますが、ノワールムティエも塩田を使った塩作りが盛んです。

Paris_iles.jpg
より大きな地図で 島のグルメ を表示

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2013年6月21日に放送)(▸をクリックしても該当の映像が出てこない場合や、直接TF1のサイトでご覧になりたい方は→こちら




 緊張感漂うレストランの厨房。才能にあふれる若きシェフ、アレクサンドルさんのレストランLa Marine


 2013年のミシュランガイドで2つ星を獲得しています。


 そのアレクサンドルさんが訪れたのは島ならではの場所、塩田です。


 料理にはここでとれた塩を使います。


 そして畑の土の中にも島ならではのものがあります。


 それはジャガイモ。ボンノットという名前のついた島の特産品です。


 アレクサンドルさん、まずはこのボンノットを使った料理を作ってくれます。


 小麦粉に先ほどの塩と海藻を入れて練り込んだ生地を綿棒で伸ばします。ここにボンノットを挟んで20分ほどかけてオーブンで焼き上げます。


 ジャガイモが美味しそうに湯気をたてていました。これぞ島の料理ですね。どんなお味なのか食べてみたくなります。


 次は海の幸を使った料理。


 タイセイヨウダラの切り身を、海藻と貝の出汁の中に入れコショウをふり、さらに貝を加えて10分ほどかけて火を通します。


 「貝が料理に海の香りや味をもたらしてくれます」とシェフ。


 2つ星のレストランのわりには気取らない和気あいあいとした雰囲気のお店です。


 「毎回、違った味が楽しめます。そして毎回、新しい発見があり、食べる喜びがあります」と男性客。


 「ソースがさっぱりしていて、とても美味しいです」と女性客。


 別のお客さまが召し上がっていたのは、さっと火を通したイカのサラダ。ナイフを使わずフォークだけで切り取れるそうです。


 そして生のお魚の料理もありました。


 さて、締めのデザートは・・・、ブリオッシュで作ったパン・ペルデュ(フレンチトーストのようなもの)、ビスケット風ケーキのリンゴ&ニンジンのシャーベット添え、バニラアイスとピスタチオ添えサクランボのミルリトン。


 ミルリトンは、玉子、アーモンドパウダー、生クリーム、砂糖を使った焼き菓子のこと。

 



******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、皆が雪ですべらないように塩がまかれていた。しかし、その塩のせいで僕はすべってしまった[ふらふら]

 

VDM (Vie de merde)より





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島のグルメ その4 [ペイ・ドゥ・ラ・ロワール地方]

 シリーズの四回目は、レ島から約100キロほど北上したところにあるユ島(île d'Yeu)(下記地図の黄印)。


 本土からは20キロほど離れており、島への交通手段は船か飛行機。


 定期便の飛行機はないそうですから、実際は船で行くのが一般的です。

Paris_iles.jpg
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 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2013年6月20日に放送)(▸をクリックしても該当の映像が出てこない場合や、直接TF1のサイトでご覧になりたい方は→こちら




 船で島に到着すると、岩と一体化したような城塞が遠くに見えてきます。


 これがVieux-château(古城)。建てられたのは14世紀。


 今は閑散としてますが、夏のバカンスの時期には観光客でいっぱいになるのでしょう。


 海岸を散歩している赤いジャンパーの男性が今日のシェフのステファヌさん。


 「島の風景は季節によって様々に変わります。美しい島ですよ」


 散歩の後にステファヌさんが訪ねたのが、なにやら大きな水槽のある作業場。


 カゴの中の白い砂利のようなものは、パタゴ(patago)と呼ばれる貝です。


 普段は海岸の砂の中に生育しています。美味しい食材にするために、ここの水槽につけて砂抜きします。


 今日の料理はこのパタゴを使います。なかなか繊細な貝らしく、あまり火を通しすぎてはいけないそうです。


 材料は、クリーム、ニンニク、タイム、パセリ。


 まずは鍋でクリームを温めます。ここに、ニンニク、タイムを加えたら、パタゴを投入。


 パタゴには既に塩味がついているので、塩を加える必要はありません。


 貝の殻が開いたら出来上がりです。


 「ずいぶんと簡単な料理ですね」と取材班。


 「そうですね、でもこれが一番いいんですよ」とシェフ。


 なんとなくアサリの味を思い浮かべますが、パタゴには独特の味があるそうです。


 食べるときはフォークなどは使いません。そのまま手を使って食べます。こうして食べるのが一番ですね。貝とソースを一緒にかぶりと頂くことができます。


 そして、残ったソースも貝の殻ですくって味わいます。


 レストランLes Bafouettesの料理は他にもいろいろあります。


 ルジェ(rouget)と呼ばれる魚を使った料理(なにやらお腹に詰め物がしてありました)、フランベしたオマール海老、そして海の幸のシュクルート。


 締めのデザートは、フレジエ(イチゴのケーキ)、干しスモモのタルト、ブラックチョコとイチゴの生チョコでした。

 



******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、親戚中で趣味が悪いと評判の叔父が、私の新しい白いベストが気に入ったと言った」

 

VDM (Vie de merde)より





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