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フランス製歯ブラシ [メイド・イン・フランス]

 様々な分野で活躍するフランス人65名が連名で、週刊誌Journal du dimancheに、「オランド・バッシングはもうやめよう!」という声明を掲載しました。

 

 この65人の中には、カトリーヌ・ドヌーヴ、ジュリエット・ビノシュなどの女優さんたちの他に、ファッションデザイナーのアニエス・ベー、ミテッランの娘で作家のマザリーヌ・パンジョなどが含まれています。

 

 フランソワ・オランドは任期中に様々な成果を上げてきたのに、それを忘れてしまったのか?バッシングばかりしていては国の機関も大統領の仕事もうまく機能しなくなるだけだ、と訴えています。

 

 フランス語が読める方は→こちら

 

 やはり相当ひどかったようです。全部の不満が大統領に向かってしまったのか・・・。

 

 

 さて、先週末、フランスでは「メイド・イン・フランス展示会」が開催されました。

 

 フランス製のあらゆるものが展示されていたようです。

 

 そこで今日は、メイド・イン・フランスの歯ブラシを作っているメーカーを訪ねてみましょう。

 Paris_Beauvais.jpg


 

 下記ウィンドウのクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 3で2016年11月18日に放送)(をクリックしても映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

 

 トリコロールの歯ブラシが作られているのはパリから北へ約80キロほど行ったところにある工場。正真正銘のメイド・イン・フランスです。

 

 「1日に約3万本の歯ブラシを製造できます。この機械なら3秒で毛を植え付けることができます」と社長さん。

 

 会社の名前はBioseptyl。

 

 この機械がフランスに初めて導入されたのは20世紀のことで、その一つがこの工場でした。

 

 そして今、唯一残っているのがこの工場です。

 

 「なんとかここまでやってこれました。我々にとってフランスで作るというのが重要なんです」

 

 こうして年間800万本の歯ブラシがここから出荷されます。

 

 創業は1845年。かつてはこんな大きな工場でした。最盛期には従業員は1,000人、8000万本の歯ブラシを製造していたそうです。

 

 しかし、量販店が勢いを増すにつれ採算が取れなくなり、2010年に中国に拠点を移します。

 

 あのレンガ造りの立派な工場も今では廃墟同然になっています。

 

 従業員のドゥニさんは、100人余りの人たちが解雇されるという辛い時期のことを覚えています。

 

 「従業員はここで働きたい、しかし経営者は会社を立て直さなくてはならない、当時はそんな感じでした」

 

 しかし、工場を中国に移すと言う決断は失敗に終わりました。中国製の歯ブラシは品質に問題があったのです。

 

 2年後、会社更生法の適用を申請後、フランスで再出発することになりました。従業員はわずかに30名。

 

 「中国製とフランス製では経費に差があります。そこで我々は株式だの何だのと複雑なことはやめて中小企業でやることにしました。そして、消費者に直接販売することにしたんです」と社長のオリヴィエさん。

 

 さらに、リサイクルも同時に行っています。

 

 「使い終わった歯ブラシはブラシの部分を切断し、再利用できるようにここに入れて細かくカットします」

 

 このプラスティックのクズを使って別のものを製造するようです。

 

 歯ブラシの柄のリサイクルは初めて聞きました。

 

 こうして会社のイメージもアップ。今では1,500の小売店に製品をおろしているそうです。

 

 そして、中国に輸出もしているとか。


 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 


「今日、弟はほとんどと言っていいくらい歯を磨かない。歯を磨く時は必ず、『どれが僕の歯ブラシだっけ?』と聞いてくる」


 

VDM (Vie de merde)より





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プジョーの起源は? [メイド・イン・フランス]

 プジョー(Peugeot)と言えばフランス自動車メーカーですが、実はこんなものも製造しているのでした。

Paris_Sochaux.jpg



 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2016年4月21日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。 




 ここは、プジョーの博物館Musée de l'Aventure Peugeot

 

 フランス東部の小さな村ソショー(Sochaux)にあるPSA・プジョーシトロエンの工場に併設されている博物館です。

 

 当然ながら歴代の自動車が展示されています。これはなかなか見応えがありますね。

 

 しかし、創立者のプジョー兄弟は、事業を始めた1810年頃から様々なものを創作していました。

 

 ミシン、様々な道具、コーヒーミル等々。

 

 その始まりは製鉄の技術にありました。あのライオンもそこから生まれたのでした。

 

 こちらのコーヒーミルは1840年に発売されたモデルです。こうしてハンドルを回すと今もちゃんとコーヒーを挽いてくれます。

 

 「当時のフランスではコーヒーミルは十分に供給されていませんでした。これが発売された時は革命的だったのです。それゆえプジョーの独占市場のようになっていました。作られたモデルは900種類もあります。ここにはそれが全て集められています」と博物館の方。

 

 1899年の商品カタログも保管してあります。

 

 そしてこちらは1858年度製プジョーのコーヒーミル。レア物だそうです。

 

 所有しているのはドミニクさん。様々なミルの収集家です。

 

 「私にとってミルの価値は無限なんです」

 

 それにしても様々なミルがあるもんですね。これだけのものを集めるのに15年かかったそうです。

 

 ドミニクさんのお気に入りは陶器で出来た壁掛けタイプのコーヒーミルです。

 

 「収集家がとても欲しがっているプジョーのコーヒーミルをお見せしましょう。これです。美しいでしょう。ごく短い期間にだけ製造発売されたものです」

 

 さらに、こんな大型のものもあります。

 

 「これも私のお気に入りです。見事でしょう。1926年に作られたものですが保存状態もとてもいいんです」

 

 この中で一番古いのがこのペッパーミル。“ルイ14世” と言う名前が付けられています。どこが製造したものかはわかっていません。

 

 プジョーがペッパーミルの製造を始めたのは1874年のことでした。

 

 以来、粒のままのコショウが販売され始めました。

 

 「ペッパーミルは小さい頃から知ってましたよ。祖母や母も使ってましたからね。私はプジョーのペッパーミルとともに成長したんですよ」とシェフ。

 

 コショウの香りがお料理から伝わってきそうです。

 

 「あらかじめ挽いてあるコショウとは新鮮さが違うので料理の味も違ってくるんですよ」

 

 そう言えばこの通り我が家にもプジョーのペッパーミルがありました!下の方にライオンのマークが入っています。

 

 ミル.jpg

 

 こちらはそのミルを作る工場です。こんなのどかなところで作られているのですね。

 

 毎年、200万個のペッパーミルが製造され、80か国に輸出されています。

 

 「ずっと変わらずこの伝統的なデザインのままです。アメリカ、アジアなど世界中で使われています」と工場の方。

 

 この経済不況の中、売り上げは毎年5%増加しているそうです。

 

 そしてあのフタ付きのコーヒーミルも同じように今でも販売されています。

 

 



 




******** フランス人のつぶやき *******

 

 

 

「今日、僕がタバコをやめるよう、父が巻きタバコの中にコショウを混ぜるという名案を思いついた[あせあせ(飛び散る汗)]

 

 

VDM (Vie de merde)より





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太陽とクラゲのサンダル [メイド・イン・フランス]

 相次ぐテロ事件に打つ手がないように見えるフランス

 

 それでも政府はセキュリティの強化を推し進めています。

 

 そんな中、雑誌のインタビューに答えたヴァルス首相が、フランスのモスク(イスラム教の寺院)への資金援助をある一定期間だけ禁止してもいいのではないかと言い出し、ちょっとした議論になっています。

 

 そこで気になるのが、これまで資金援助をしてきたのは誰なのか?

 

 フランスにはイスラム教の宗教施設が2,500か所あり、報酬をもらっている指導者イマームは800人ほど。

 

 この800人のうちの300人に、トルコ、アルジェリア、モロッコ、サウジアラビアなどから報酬が支払われています。

 

 と同時に、寺院の建築資金もこれらの国から出ているそうです。

 

 つまり寄付の形で資金が提供されているわけです。もちろん寄付は個人が行なう場合もあり、グレーな資金が相当額あると考えられています。

 

 首相が言うような資金提供の禁止には賛否両論があるようですが、もし実施されれば、フランスのイスラム教徒はますます住みにくくなるでしょうね。

 

 さて、本日は、夏に人気のサンダルのお話です。

 

Paris_Beaupreau.jpg


 

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 3で2016年7月30日に放送)(をクリックしても映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



Vacances : la sandale "méduse" fait toujours recette


 こちらがそのサンダル。

 

 メデューズ社(Méduse)の “サン”シリーズのサンダルは、夏のビーチには欠かせません。これなら岩場の多い海岸も安心して歩き回れます。

 

 メデューズ社は1946年創立。毎年、70万足のサンダルが製造されているそうです。

 

 その一部がこのボープレオの工場で作られています。

 

 「このポリ塩化ビニルの粒々がメデューズの原料です」と工場の責任者。

 

 この粒々を200℃に熱せられた型に入れると、あのサンダルが出来上がります。

 

 創立当初とほとんど同じ作りだそうです。

 

 「70年前と全く同じモデルですが、素材は改良が加えられています。昔に比べると柔軟で弾力性に富んでおり、履きやすくなっています」

 

 この“サン”シリーズの多くがモロッコで作られており、主力はこの3色。

 

 そして、新しいデザインも生まれています。

 

 例えばこのピンクフラットシューズブーツなど。

 

 フランス国内だけでなく海外にも販路を見出せるようなデザインを開発中です。

 

 「フランス国内だけでなく海外にもメデューズを売っていきたいんです。フランスの次に売れているのが日本です。フランス製は人気がありますし、このパステルカラーも受け入れられている要因です」と営業の責任者。

 

 見ているうちに一つ欲しくなってきました!

 

 因みにメデューズとはフランス語でクラゲのことです。

 

 




 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

 

「今日、海で泳いでいると、おでこをクラゲに刺されてしまった。クラゲに刺された時の対処法って知ってるかい?そう、あれをかけるんだよ」


VDM (Vie de merde)より





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卓球台 [メイド・イン・フランス]

 昨日は、梅雨明けした地域は猛暑のようでしたが、梅雨の明けてない関東は、やけに涼しい、カラッとしたお天気の一日でした。

 

 さて、日曜日は恒例の週末旅ですが、先週はニースのテロ事件のため週末旅のコーナーがつぶれてしまい放送がありませんでした。残念!

 

 よって本日は別の話題を紹介します。

 

 間もなくリオ・オリンピックが始まりますが、そのオリンピックの種目の一つが卓球。

 

 意外なことにメイド・イン・フランスの卓球台がヨーロッパ市場に君臨しているとか。


Paris_BonneulLE.jpg



 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2016年7月22日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。 




 スポーツセンターで卓球を楽しむ小学生たち。公園では家族で楽しむ人たちもいます。

 

 さすがにフランスでは温泉宿で浴衣の袖をまくり上げて卓球に興じる、なんて人はいなさそうですが(笑)、子供から年配の大人まで楽しめるスポーツであることに変わりはありません。

 

 「下手な人も上手な人も一緒に楽しめるのが卓球です」と男性。

 

 男性の後ろでは卓球台をぐるぐる回りながら打ち合っていました。こんな楽しみ方もあるんですね。

 

 さて、この卓球台を作っているのがコルニヨー社(Cornilleau)のこの工場。

 

 戦後すぐの1946年の創業です。従業員は100人ほど。年間10万台の卓球台を製造しています。

 

 「90%が国内生産です。幾つかの部品だけ人件費の安い地域で作られています。そうせざるをえないんですよ」と責任者の方。

 

 なんでもかんでも低コストで製造できる地域へと工場を移転させるこの時代に、動かず母国にとどまり90%国内生産は立派です。

 

 そのカギを握るのが、やはり開発力。

 

 企画とテストを繰り返しながら品質にこだわった製品を作り出しています。

 

 たとえばこの野外用卓球台。普通なら5年が寿命ですが、コルニヨー社製ならその倍の10年は使えるそうです。

 

 この会社、卓球台の他にラケットも製造しているようです。

 

 「主な顧客はフランス国内ですが、イギリスアメリカ、スイスなどにも輸出しています」と責任者。

 

 創業以来300万台の卓球台を製造してきたコルニヨー社、ひょっとして中国にも輸出していたりするのかもしれません。

 

 

 



 



 

 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、グーグルアースのうちの庭に青くて四角いものが写っている。近隣の人たちはプールだと思っているらしいが、あれは卓球台だ!」

 

VDM (Vie de merde)より




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腕時計Lip [メイド・イン・フランス]

 自宅にあるゴムの木。冬だというのに次々と新しい葉っぱが出てきてすくすく伸びています。

 

 冬は成長が止まるんじゃなかったでしたっけ?

 

 室内の日当たりのいい一番いい場所に置いてあるせいか、冬も活発です。

 

 それはさておき、本日は腕時計のお話です。

 

 フランス時計メーカーLip。

 

 1867年にエマニュエル・リップマンに寄って創業された老舗の時計メーカーは幾たびもの危機を乗り越え復活を遂げました。

Paris_Besan.jpg

 

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2016年1月25日に放送)(▸をクリックしても該当の映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。 


 ショーウィンドウの中でひときわ目を引く時計。

 

 ド・ゴール将軍やアメリカ大統領アイゼンハウワーが愛用していた1952年のモデルElectronicの復刻版です。

 

 Lipはこの6ヶ月で15,000個の時計を売り上げ、モデルによっては在庫切れというのもあるそうです。

 

 25年の沈黙を破って、このほどメイド・イン・フランスのラベルとともに創業地であるブザンソンに帰ってきたLip。完全復活を遂げました。

 

 「ブザンソンに戻ってくれたのは良かったです」と男性。

 

 「Lipは労働者の闘いの印です。生活を守るために労働者は闘いましたからね」と女性。

 

 1970年当時、従業員の数は1,000人ほどいましたが、アメリカや日本のメーカーに徐々に市場を奪われたLipは、大幅な人員削減を行おうとしました。

 

 そのため、従業員の激しい抵抗運動が始まったのでした。

 

 結局、持ちこたえられなかったLipsは売却され、生産拠点が中国に移ってしまいます。

 

 しかしその後の経営もうまくいかず、光が見えてきたのは1990年になってからのことでした。

 

 そして6ヶ月ほど前、生産の一部がブザンソンに戻ってきました。

 

 ここでは約130人の従業員が働いています。

 

 「出来るだけ長く続けていけるように堅実でなくてはいけません」と責任者の方。

 

 現在、300店ほどの貴金属店で販売されているそうです。価格は150〜400ユーロ

 

 Lipが戻ったおかげで、下請け業者も仕事が増え、新しく従業員を雇用したところもあります。

 

 「少しずつメイド・イン・フランスが戻ってきているように思います。ずっと前から待ち望んでいたことです」と男性。

 

 工場ではかつての有名モデル10点を製造していくそうです


 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、冬時間に変わったので、朝5時に起きなくてはならなかった。目が覚めてみると、目覚まし用のラジオは4時、腕時計は5時、携帯は6時になっていた[あせあせ(飛び散る汗)]

 

VDM (Vie de merde)より




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バカラ博物館 [メイド・イン・フランス]

 シリアはもうぐちゃぐちゃになってきました。これから一体どうなるんでしょ?

 

 さらに、シリアと国境を接するトルコは、ロシアの戦闘機2機がトルコの空域を犯したとしてロシア大使を呼びつけ厳重注意したとか。

 

 なんだか火の粉が飛び散って妙なことに発展しないといいのですが・・・。

 

 それはさておき、フランスクリスタルガラスで有名なバカラ。

 

 この2年ほどリニューアルの工事で閉館していたバカラ博物館が、昨日の水曜日にリオープンしたそうです。

Paris_Baccarat.jpg



 下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2015年10月7日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

 1764年にフランス国王ルイ15世がロレーヌ地方の小さな村バカラ(Baccarat)にガラス工場を設立したのが今のバカラの始まりです。

 

 以来、職人さんたちの高度な技術は250年にわたって伝えられてきました。

 

 この三人の男性もその匠の技を受け継いできた優秀な職人さんたちです。

 

 「私は“熱い”仕事で、この二人は“冷たい”仕事です」と真ん中の男性。

 

 ということは、あの火だるまのようなガラスを相手に仕事をしているのが真ん中の男性で、両側の二人は、出来上がったクリスタルをカットしているということのようです。

 

 ここがリオープンした博物館です。約100点ほどの見事なクリスタルが展示されています。

 

 そのクリスタルを作り続けてきたのが村にある工場です。

 

 なんだか工場の窓がクリスタルに見えてきます。ここは昼夜を問わず作業が行われているそうです。

 

 すべてはこの“熱い”仕事から始まります。

 

 「ガラスは固いですが、ここではこうしてハサミで切ることができるんです」と職人さん。

 

 こういう仕事は経験を積まないとできませんね。グラスは物差しを使ってサイズを測ってました。

 

 こうしてできたグラスは次に“冷たい”仕事の職人さんたちに渡されます。

 

 この明るい部屋ではカットが施されます。

 

 下書きのとおりにカットされるグラス。集中力のいる繊細な仕事です。

 

 “熱い”職人さんも“冷たい”職人さんもきりりとした表情で作業をしていました。

 

 こうして作られてきたクリスタルを展示しているのがこの博物館です。

 

 展示室の中央には、クリスタルの食器を使ったロシア皇帝の食卓が再現されています。

 

 「1900年頃には、ロシア皇帝ニコライ2世のためにアトリエが用意され数々のクリスタルが制作されました」と博物館の方。

 

 ここには250年のクリスタルの歴史がつまっています。


 



 


******** フランス人のつぶやき *******


「今日は私の彼の誕生日プレゼントは20世紀初頭に作られたクリスタルのウィスキーグラス2個。そっと箱につめ、綺麗な包装紙で包んで彼に渡した。すると彼が『何が入っているのかなあ〜』と言いながら箱を揺さぶり始めた[がく~(落胆した顔)]

 

VDM (Vie de merde)より




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ロディア [メイド・イン・フランス]

 メモ帳で知られるロディア(Rhodia)が今月の13日で80周年を迎えたそうです。


 フランス東部のミュルーズ近郊にある工場を訪ねます。

Paris_Mulouse.jpg

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2014年12月13日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



 文房具店に並ぶ様々なロディア。今やメモ帳の古典ともいうべき商品になっています。


 今年、80周年を祝う特別なラベルが制作されました。


 創業は1934年。ラベルに描かれている2本の木は、紙の原料を表すと同時に、創業者の二人の兄弟も表しているとか。


 80年前から変わらぬこのメモ帳、デジタル時代をしぶとく生き抜き、たくさんの人たちに愛用されています。


 「実用的で使いやすいです」と女性。


 「万年筆でもボールペンでも書きやすい紙ですね」と男性。


 そのメモ帳を作っているのがこの工場。年間1000万冊のメモ帳を生産しているそうです。その種類は15種類ほど。


 しかし、どれにも共通するのが、碁盤の目のような罫線が印刷されている紙とオレンジ色の表紙。


 「このオレンジの表紙は、バッグやポケットにしまっておけるように、そして工事現場でも使ってもらえるように丈夫にできています」と製造責任者の方。


 「紙の質も印刷技術も優れたメモ帳ですよ」とベテランの工員。


 1934年に生まれたこのメモ帳、当時は革命的だったそうです。


 その実用性からすぐに評判になり次々と売れていきました。


 「シンプルで機能的、そして普遍的なメモ帳になったのです」とお店の方。


 愛用者はフランス国内だけではありません。アメリカ、チリ、日本など世界中に広がっています。


 そいういう私の家にも一冊あります。サイズも手頃ですし、罫線が印刷してあるのが使いやすいのです。


 そのメモ帳の表紙を見てみると、made in Franceと書かれてあります。


 確かに、フランスのこの工場で作られたもののようです。


 某国に製造拠点を移すことなく、フランスの地で作られているのですね。


 

 

******** フランス人のつぶやき ******* 

 

「今日、シャワーを浴びていると巨大な蜘蛛がいるのを発見。僕はものすごい勢いで体を洗うとシャワー室から飛び出した。すると目の前にエコロジストの弟がいて、ストップウォッチとメモ帳を手にこう言った。『1分59秒!お兄ちゃん、やればできるじゃん。どれくらい早くシャワーにかかれるかテストしたんだ』」

 

VDM (Vie de merde)より





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バカラのシャンデリア [メイド・イン・フランス]

 フランスクリスタルガラスと言えばバカラ。


 1764年に当時のフランス国王ルイ15世がロレーヌ地方の小さな村バカラ(Baccarat)にガラス工場を設立したのがその起源です。


 あのバカラが地名から来ていたとは初めて知りました。


 1764年設立ということは、今年で250年を迎えます。それを祝して、世界に二つとない豪華なシャンデリアが製作されました。

Paris_Baccarat.jpg




 下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2014年9月12日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

 高さ8.4m。25,197個のクリスタルと、386個の電球が使われています。


 見ているだけで頭がくらっとなりそうなくらい豪華なシャンデリア。


 構想に5ヶ月、製作するのに4ヶ月かかりました。


 ガラス部門、メタル部門、組み立て部門など、バカラの全アトリエが協力し合って製作したそうです。


 関わった職人の数は約600人。そのアトリエの一つを訪ねました。


 ガラスを作る人、カットする人、磨く人・・・熟練の技が求められます。


 そして、5センチほどのクリスタル一つを作り上げるのに大勢の人の手が必要です。


 こうなると、あの高い値段もうなずけます。


 「これだけのものを作れるのは一人一人のモチベーションがあってこそなんです」と組み立てを担当した男性。


 噴水のようにカーブを描くクリスタルはどうやって作られたんでしょう?細部をじっくり見てみたい気分になります。


 このシャンデリア、なんと日本人の有名デザイナーによってデザインされたそうです。


 今のところ売り物ではないとか。そして、まずは日本に運ばれるそうです。


 「バカラは日本で大きく発展をとげました。売上も伸びています」と責任者の方。


 重さ1800キロの豪華なシャンデリアは、日本で展示されるのを皮切りに世界各地を回るそうです。


 日本では一体どこで展示されるんでしょう?


 これだけの重さのシャンデリアを飾るとなると限られた場所になりそうです。


 



 


******** フランス人のつぶやき *******


「今日、祖父が、私が何年も前から大切に保存しているクリスタル・グラスセットは、単なるマスタードの瓶を集めたものだと白状した・・・」

 

VDM (Vie de merde)より




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メイド・イン・フランス4 その5 [メイド・イン・フランス]

 シリーズの最後は、手袋。こちらも寒い冬には欠かせません。


 工場があるのは、1968年に冬期オリンピックが開催されたことで知られるフランス南東部の都市グルノーブルです。

Paris_Grenoble.jpg

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2014年1月10日に放送)(▸をクリックしても該当の映像が出てこない場合はウィンドウの下にある文字をクリック

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ここは、FST HANDWEARというブランドの手袋を作っている工場。


 このデザインを作り始めたのはほんの5年前から。しかし、工場の歴史は数世紀にさかのぼります。


 なんと創業は1789年!以来、数えきれないほどの手袋を作ってきました。


 この歴史ある工場で自分たちのデザインした手袋を製造してもらおうとやって来たのが、二人の若者、バンジャマンさんとフィリップさんでした。


 「手袋の製造で知られるグルノーブルですからね。その歴史を熟知した人たちなくして、自分たちのデザインした手袋を作るなんて想像もできませんでした」とバンジャマンさん。


 19世紀末、グルノーブルには約200軒ほどの工場がありました。


 当時は100万枚の手袋を製造し、世界に輸出していたそうです。


 しかし、今ではほとんどの工場は閉鎖となってしまいました。


 「我々の回りの人たちは皆、手袋工場で働いていました。実際、20世紀初頭には、グルノーブルの家庭の半分が手袋工場のおかげで生活できていたんです」


 グルノーブルと言えば、冬期オリンピックの記録映画のテーマソング「白い恋人たち」が頭に浮かびますが、手袋製造の中心都市だったとは知りませんでした。


 現代の手袋は、革ではなくマイクロファイバーの生地で作られています。


 ヴィヴィッドな色合いのプリント生地を使った手袋はなかなか個性的です。


 「手袋と言えば、数百年も前から手を温かくして守ってくれるものというイメージでしたが、僕たちはファッションの一つだと考えています」とフィリップさん。


 二人が生み出したデザインは30点ほど。


 「これはモネの絵をヒントにしたデザイン」


 「こっちは1930年代のパリのイメージ」


 「これはグルノーブルの建築物を網羅」


 「これはちょっとセクシーなモデルさんをプリントしました」


 FST HANDWEARの製品を販売しているフランソワズさんのお店には、手袋のおかげで新しいお客さまが増えたとか。


 「この手袋を買いに来たんです。どれも素敵です」とカリフォルニアから来たというルイーズさん。


 お値段は35ユーロ(約5,000円ほど)。


 フランス全土はもとより、海外に向けても販売されるそうです。

 

 


******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、夜のデートのためにおめかしすることにした。シックな黒のドレスに黒いブーツ。肘まで届くような黒い手袋。5歳になる娘が私を見て言った。『バットマンみたいだね』」

 

VDM (Vie de merde)より





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メイド・イン・フランス4 その4 [メイド・イン・フランス]

 シリーズの四回目は、ダウン/フェザーメーカー「ピレネックス(Pyrenex)」。


 フランスの南西部ランド県のサン=スヴェにある工場を訪ねます。


Paris_StSever.jpg

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2014年1月9日に放送)(▸をクリックしても該当の映像が出てこない場合はウィンドウの下にある文字をクリック

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ピレネックスの守備範囲はダウンジャケットから羽布団まで。


 昔からガチョウやアヒルの飼育がさかんだったこの地では、羽毛が手に入りやすかったそうです。


 ガラスのむこうで羽毛が巻き上がっていますが、いったい何をやっているのでしょう?


 「風を送ってやると、小さくて軽い羽毛は上のほうに溜まるしかけになっています」


 上のほうに溜まった羽毛は高級品です。


 「断熱効果が高く、非常に軽い羽毛です。これを使うと質のいい羽毛布団やダウンジャケットが出来ます。当社自慢の羽毛です」と工場の責任者。


 ピレネックスの創業は1859年。150年以上の歴史があります。


 初代のアベル・クラボスさんは近隣の農家から羽毛を集めて売っていたそうです。


 その後を継いだのが息子のルネさん。ラグビーの選手で、フランス代表チームのキャプテンを務めたこともある方だとか。


 三代目のアンドレさんの代になってから本格的に羽毛布団、枕、ジャケットなどが作られるようになります。


 現在の社長がエドゥアールさんで、四代目になります。


 「羽布団が昔から作っていましたが、現在のような形になったのは60年代のことです。ダウンジャケットは、60年代の終わり、グルノーブルオリンピックの後に作り始めました」


 現在の主力商品がこのダウンジャケット。


 すべてこの工場で作られています。


 「うちにしかない技術で作られています」と従業員の女性。


 おしゃれなデザインのジャケットが並んでいます。


 今年のように寒い冬は、このダウンジャケットが重宝します。

 

 



 

 




******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、6月からストックホルムで研修を受けることになった。それを聞いた両親が、何を思ったか、さっそく防寒用にダウンジャケット、マフラー、毛糸の帽子を買ってくれた。そして、向こうへ行ったらぜひともペンギンの写真を撮ってくるようにと言った。ストックホルムは南極ではないのだ」

 

VDM (Vie de merde)より





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