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老後はマルタ島で [その他の国]

 欧州は昨日から夏時間になりました。

 

 これから10月の最終土曜日までは、フランスとは7時間、イギリスとは8時間の時差になります。

 

 さて、前回の週末旅で紹介したマルタ島ですが、老後を過ごす場所としてフランス人に好まれているそうです。

Malta_Valetta.jpg



  下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2017年3月26日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。




 こちらの男性、パリで活躍していた元ジャーナリストのエリックさんです。

 

 かつては混雑する地下鉄に乗ってあちこち仕事で動き回っていましたが、今はご覧の通り。

 

 美しい島を眺めながらターコイズブルーの海をボートで出かけていきます。

 

 「海のバスみたいなもんですが、陸を走るバスよりずっと気持ちがいいですよ」とエリックさん。

 

 老後を過ごす場所としてモロッコやタイなどを考えていましたが、結局、このマルタ島に決めました。

 

 「マルタは欧州ですし、通貨ユーロ、そして安定した国ですからね。それに言葉も重要な要素でした。ここは皆、英語が話せますから安心です」

 

 現在の収入は月々2,500ユーロ。マルタ島なら十分贅沢に暮らせます。

 

 「ブロッコリーにバナナにイチゴ。それにトマトも買いました。これだけ買って5.85ユーロです。パリの半額くらいだと思いますよ」

 

 暮らしやすいのは他にも理由があります。

 

 不動産税や住民税がありません。また相続税もありません。つまりはフランスに比べて税金が少ないのでした。

 

 エリックさんのご自宅を訪ねました。

 

 広さは100㎡。港を一望できる最高のロケーションにあるアパート

 

 300,000ユーロで手に入れました。これがコートダジュールなら3倍の値段はするでしょう。

 

 とは言うものの、欠点がないわけではありません。

 

 「ここは車の通行が激しいんです。それが難点ですね。もう一つは医療です。公立の病院だとかなり待たされます。民間の場合は早いのですが高くつきます」

 

 現在、マルタ島で老後を過ごしているフランス人が800人ほど。ここ数年で2倍に跳ね上がりました。

 

 こちらの女性は、マルタ島に移住を希望するフランス人のために活動しているシルヴィさんです。

 

 シルヴィさんにとってマルタ島の利点は何と言っても安全だそうです。

 

 「携帯やバッグをテーブルに置きっぱなしにできます。盗まれる心配がありません。それは一軒家でもアパートでも同じです。泥棒なんていないと言っても過言ではありません」

 

 ポルトガルやイタリアにはまだまだ及びませんが、老後を過ごす国として少しずつ注目され始めたマルタ島。

 

 平均収入は月600.50ユーロといいますから、その分物価も安いのでしょう。

 

 老後の移住先として外国人を受け入れることで国の経済を活性化できるかもしれません。


 


******** フランス人のつぶやき *******

 

 

 

「今日、税務署で2時間半待たされて、やっと自分の番が回ってきた。相談窓口に行って椅子に座ったのはいいけれど、何を相談しにやってきたのかすっかり忘れてしまった」


 

VDM (Vie de merde)より




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世界の橋 その5 [その他の国]

 シリーズの最後は、また欧州に戻ります。

 

 今回はドイツの都市ハンブルクを訪ねます。

 

 街には運河が張り巡らされ、その分、橋の数も多いことで知られています。

Berlin_Hambourg.jpg 



 

 下記ウィンドウのクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2017年3月17日に放送)(をクリックしても映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。 

 

 ご覧のように街は橋だらけ。橋を渡らずしてハンブルクの街を散策することは不可能。

 

 全部を合わせるとその数は2,500本を超えるそうです。

 

 橋を案内してくれるのがこの方、歴史の専門家ヤンさんです。

 

 「その時代時代で、橋は街を形作ってくれました。新しくできた界隈に橋をかけることで商業が生まれ、人や物の行き来が始まったのです」

 

 街の基礎を作ったとされるのがグスタヴ・アドルフと大司教オスカーでした。二人とも彫像になって橋を見下ろしています。

 

 そして橋は街の歴史をずっと見てきました。この橋も最も古い橋のひとつです。

 

 1842年の大火、第二次世界大戦中の空爆。この二つの事件は街を根底から変えてしまいました。

 

 「周りの建物はすべて破壊されてしまいましたが、橋だけは残りました。ですから、周りの建物は新しいのに、橋だけは古いんです。ですから橋は歴史の証人と言えます」とヤンさん。

 

 石橋、高架橋、鉄橋など、ハンブルクにはあらゆる種類の橋があります。大きさも様々。

 

 ここはユネスコの世界遺産にもなっているシュパイヒャーシュタット地区の倉庫街に架かる橋。

 

 運河の両脇に立ち並ぶ趣のある建物がまたいいですね。ここは小さなボートで見学してみたいところです。

 

 早速、この平で細長いボートで夜の運河を散策してみましょう。

 

 出発してしばらくすると一本の橋の下を通ることになりました。

 

 しかし、川の水位が上がったせいで、このままでは天井が橋の一部にぶつかってしまいそうです。

 

 結局、通るのを諦めなくてはならなくなりました。

 

 「数年前ボートを傷つけたことがあります。前のボートが通って行ったので、次に私も通ろうとした途端、波にやられて橋にぶつかってしまったんです」と船長さん。

 

 違う道を通って散策を続けます。

 

 「美しいですね。街の明かりに運河がロマンチックでうっとりしてしまいます」と男性。

 

 「港やドックも趣があって素敵です」と女性。

 

 しかし、街を形作る橋も年とともに傷んできます。そこで必要なのがメンテナンス。

 

 こちらは外アルスター湖の南端に架かるランバール橋(Lombardsbrücke)です。

 

 19世紀後半に作られた古い橋の上をたくさんの車が走っていきます。

 

 「作られた当時は馬車や馬しか通ってなかったんですが、今ではこの通り大小さまざまな車が通行していきます。ですから、これに耐えられるように補強しなくてはならないんです」と市の担当者

 

 道路の方はリノベーションが終わっていますが、橋脚はこれからです。

 

「古い橋の改築や新しい橋の建設で年間1,500〜2,000万ユーロの費用がかかります」

 

 確かに、比較的最近作られた橋のようですが、明らかに劣化しています。

 

 そのすぐ近くでは新しい橋が建設中です。今年の6月頃には完成する予定だとか。

 

 そして、この新しい橋は100年は保つそうです。

 

 「少なくとも100年は保ちますが、私にはそれを見届けることはできないでしょうねえ(笑)」

 

 湖に川に運河、水とともに生きてきた町には見ごたえのある橋がたくさんありそうです。

 

 終わり。

 

 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、ドイツで従兄弟と一緒にバスに乗った。あまりお金を使いたくなかったので、従兄弟に、僕が14歳だと運転手に言ってくれと頼んだ。すると運転手が振り向いてフランス語で言った。『残念だね。僕にはそれは通じないよ』」

 

 

VDM (Vie de merde)より





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世界の橋 その4 [その他の国]

 シリーズの四回目は、アジアのあの国を訪ねます。

 

 目を見張るような橋の数々をご覧ください。

 china.jpeg



 

 下記ウィンドウのクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2017年3月16日に放送)(をクリックしても映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。 

 

 前回訪ねたタワーブリッジ・・・でも何か様子が変。

 

 それもそのはず、ここはロンドンではなく中国でした。

 

 タワーが4つ。本物の2倍のレプリカを作っちゃいました。

 

 また別の場所には橋げたがガラス張りのもあります。美しくもぞっとするようなこの眺め。

 

 そして、延々と続く鉄道用の高架橋があるかと思えば、海の上や・・・山の中にもあります。

 

 この北盤江大橋は世界で一番高い橋だそうです。

 

 「ほら、素晴らしい眺めでしょう。ここは世界で一番高い橋です」と誇らしげに話す男性。

 

 川からの高さは565メートル。200階建てのビルと同じだとか。

 

 去年の12月に開通し、フランスのミヨーの高架橋を軽々と超えてしまいました。

 

 こちらの男性、配達の仕事で一週間に一回この橋を渡るそうです。

 

 「この橋ができてから3時間も短縮できるようになりました。ガソリン代も節約できるので大変ありがたいです。それにこの橋を通る時は空中を飛んでるような気分になりますよ」と運転手。

 

 一方、こちらは海の上の橋。工事中なのでまだ車は走っていません。

 

 完成したら、香港、マカオ、珠海市を、フェリーなら1時間半、陸を移動するなら4時間かかるところを、たったの40分でつないでしまうそうです。

 

 「現在完成しているのは15キロほどです。全部が完成すれば世界で一番長い鉄橋になります。40万トン、つまりエッフェル塔60本分の鉄が使われます」と責任者の方。

 

 全長は55キロほどにもなる予定です。2012年7月に始まった工事は、今年末には完了することになっています。

 

 橋の途中にはこのような人工島が12か所に作られるそうです。

 

 橋の建設に使われる部品はこの巨大な工場で作られます。すべて機械化されています。人間は監視するだけ。

 

 一方、工事現場では様々な作業が続いています。車が通るわけですから当然舗装工事も必要です。

 

 「工事の環境は少々複雑です。たびたび台風に見舞われますし、船の往来も頻繁です」と工事責任者の方。

 

 近くを約4,000隻の船舶が毎日海上を移動していきます。

 

 そして、こんな生き物も現れます。

 

 個体数の減少が心配されている海の生き物、ピンクのイルカ!

 

 「イルカが5メートル以内に近づいてきたら工事を休止しなくてはなりません」

 

 今や観光スポットとなったこの橋、地元の人たちが訪れては写真を撮っていきます。

 

 「この橋は私の誇りですよ」と男性。

 

  そしてこんな人も。

 

 「嬉しいですよ。生活がどんどん良くなりますからね。共産党のおかげです」

 

 この橋の建設費は140億ユーロ(1兆7千億円)ほど。

 

 「この橋は世界に今の中国を知らしめるためのショーウィンドウみたいなものなんです。中国の科学技術は格段に進歩しました。ですから世界のトップに立つことができたんです」

 

 かつて日本もこんな言葉を口にしていたような・・・。

 

 続く・・・。

 

 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、中国に来て二週間が過ぎ、やっと体が時差に慣れてきたと思ったら、今日、フランスに帰る日だった[あせあせ(飛び散る汗)]

 

 

VDM (Vie de merde)より





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世界の橋 その2 [その他の国]

 シリーズの二回目はタイのクワイ川にかかる橋を訪ねます。

 

 映画「戦場にかける橋」で有名になった橋です。

 

 日本人にとっては古傷に触れられるようで少々心が痛みますが、どんな橋なのか見てみましょう。

 

Thailand_Kwai2.jpg


 

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 2で2017年3月14日に放送)(をクリックしても映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



Feuilleton : le monde sur le pont (2/5)

 

 聞こえてきたのは映画のテーマ曲「クワイ河マーチ」。

 

 そしてここがクワイ川。ここにかかるのがクワイ川鉄橋です。

 

 走っているのは観光列車。どうりで遅いわけです。いつもは徒歩で渡れるそうです。

 

 「この橋は町のシンボルですよ」と観光ボートの男性。

 

 第二次世界大戦中に旧日本軍によってつくられた橋は、今では有名観光スポットになっています。様々な国から観光客がやってきます。

 

 「映画で有名な橋ですからね。映画は何度も見てますよ」と男性。

 

 ほんの少しですがフランス語版であの歌の頭を歌ってくれました。映画の中では旧日本軍の捕虜となった兵士たちが口笛で吹きました。

 

 映画の原作となったのはフランス人作家ピエール・ブールが書いた小説「La Pont de la rivière Kwaï(クワイ川の橋)」。

 

 クワイ川に最初にかけられたのは木製の橋。しかしこれは爆破されてしまいます。

 

 その後、完成したのがこの鉄橋です。この鉄橋も爆撃を受けますが一部破損しただけで残りました。

 

 戦後、賠償の一環として日本企業が修理をしたとか。

 

 「この鉄道の延長工事は捕虜たちの手で行われました。バンコクとミャンマーを結ぶ線路です」と男性。

 

 今は1日に3回だけ列車が走ります。この鉄道 “死の鉄道” と呼ばれているそうです。

 

 また、クワイ川沿いには木製の鉄道橋が作られています。旧日本軍の占領当時、気温は40℃にもなったそうです。過酷な労働条件です。

 

 「田舎の風景を見ながらの1時間ほどの列車の旅ですが、とても印象深い体験でした」と女性。

 

 先ほどのタイ人の男性、どうやら近所で小さな博物館を開いているらしい。大戦当時の品々や橋の建設にまつわるものを展示しているそうです。

 

 そのすぐ隣にあるのが、当時の捕虜収容所を再現した竹の小屋。展示されている写真から劣悪な環境だったことがよくわかります。

 

 「十分な食事も与えられず、捕虜たちは病気で体を壊してしまいました」

 

 亡くなった捕虜はカンチャナプリ市の軍の墓地に葬られています。遺族が今でも訪ねてくるそうです。

 

 「橋の建設のために働いていましたが、コレラで亡くなったと聞いています」とオーストラリア人の遺族。

 

 捕虜の国籍は、オーストラリア、アメリカイギリス、オランダと様々。

 

 「下痢で苦しんでいた捕虜に、日本軍はトイレに行くことを禁じたそうです。それでも彼がトイレに行って戻ってくると殴られました。反撃するとさらにまた暴力を受け、最後には処刑されてしまったそうです」と男性。

 

 日本軍も随分と酷いことをしたものです。戦争とはそこまで人を非情してしまうものかもしれません。

 

 さて、映画の恩恵を受けてか、今のクワイ川鉄橋には毎年30万人が訪れるそうです。

 

 悲しい歴史はあるとは言っても、こうしてみるとなかなか美しい橋です。

 

 橋の向こうに見える白い像は観音像???

 

 どうやらそうらしい。ウィキペディアを見ると、2009年、宗教団体が建設を開始したところ、景観を壊すと問題になったらしい。

 

 結局、そのまま建てられたということなんですかねえ。

 

 続く・・・。 

 

 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、ラジオでアナウンサーをしている。今年、カンヌ映画祭でパルムドールに輝いたのがタイ映画。おかげでタイ人の名前をいくつも読まなくてはならなかった。例えば、Apichatpoing Weerasethakul・・・・」

 

 

VDM (Vie de merde)より





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世界の橋 その1 [その他の国]

 うちの近所のスーパーは日曜日の午前中に朝市と称して、お店の外の狭いスペースに売り場を作って商品を販売しています。

 

 はじめは野菜ばかりだったのが、そのうち海産物がそこに加わりました。

 

 どういうわけか、その売り場で買ったものに消費税は加算されません。値札通りの金額を支払います。内税なのか、それとも他に何か理由があるのか・・・。

 

 それはともかくとして、朝市の始まる9時から11時くらいまで近所の人で賑わっています。

 

 今朝は、リタイアしたと思しきおじさんが、携帯電話に向かって「ネギ3本、100円だって」と話している。

 

 電話の向こうには奥さんがいるに違いない。指示待ちか?

 

 それはさて置き、今日から5回のシリーズで世界の橋を訪ねます。

 

 第一回目の今日は、ニューヨークにあるブルックリン橋。マンハッタンとブルックリンを結ぶ橋です。

 

US_NY.jpg


 

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 2で2017年3月13日に放送)(をクリックしても映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



Feuilleton : le monde sur le pont (1/5)

 

 ブルックリン側から見た橋の姿。長い歴史を感じさせる橋です。

 

 下を流れているのはイースト川、向こうに見えるのがマンハッタン。

 

 自由の女神像と肩を並べるニューヨークのシンボルがこの橋です。

 

 いい具合にガイド付ツアーグループに出会いました。

 

 「柱の高さは90メートル、下は水深35メートルの所まで伸びています。完成したのは1883年です。この橋でブルックリンとニューヨークはつながり、両者はさらなる経済発展を遂げたのです」とガイドさん。

 

 映像からすると、下が車道、上が歩道になっているようです。片側三車線の車道をたくさんの車が走っています。毎日150,000台の車がこの橋を利用しているそうです。

 

 「古い橋の向こうに近代的なニューヨークの街が見えるが面白いですね」と女性。

 

 ここは数々の映画の舞台にもなりました。ニューヨークにやってきたスーツ姿のターザン。ジャングルと同じ気分で飛び回ったようですが、なんかちょっと特撮っぽいですね。

 

 あのウッディ・アレンも映画の舞台に使いました。そしてこの映画もここで撮影されていたんですね。

 

 さて、この橋を作ったのがジョン・ローブリングです。そしてその、ひ・ひ・ひ・ひ孫がこちらの方です。

 

 「彼は初めて鉄製のケーブルを使用しました。そのおかげで、大きくて丈夫な吊橋ができたんです。しかも高さがあります。この橋を作るのはエンパイヤーステートビルディングを作るのと同じだったんです」とご子孫。

 

 これは大変な工事ですね。ジョン・ローブリングは工事中の事故で亡くなり、その息子のワシントンが後を引き継ぎますが、これまた工事中の事故で下半身麻痺となってしまいます。

 

 「彼と現場監督の間に入って工事を続けたのが妻のエミリーでした。エミリーは第一エンジニアとしての役割を果たしました。当時としては例外的なことでした」と子孫。

 

 エミリーさん、どうも工学を勉強したらしい。

 

 さて、9.11事件が起きる前にはケーブルの上を歩くことができたそうです。この男性、ニューヨークにかかる橋全てをこうして制覇しました。

 

 「あの柱の上まで行きました。そしたらハトの大群に襲われましてね。どうも奴らの縄張りに入り込んじゃったみたいです」

 

 「吊橋だから揺れるでしょう?」と取材班。

 

 「いやあ、びくともしませんよ。石でできてるから丈夫です。他の橋は揺れるけど、この橋はまったく揺れません」

 

 夜になると・・・ご覧の通りの美しい眺めが目の前に広がります。

 

 となると写真に収めたくなるのが人間。

 

 「黄昏れ時が一番感動的ですよ。橋や街の明かりが水面に反射し始めるんです。そうりゃもう現実離れした風景です」と写真家のアンドリューさん。

 

 仕事場にお邪魔すると、ブルックリン橋の夜景の写真がありました。この写真、4,000〜6,000ユーロで世界中に売られているそうです。

 

 「観光客もニューヨーカーも、思い出にこの写真を壁に飾るんです。これを見るとニューヨークを思い出すんです」

 

 確かにこの夜景は美しいですね。100万ドルの夜景と言いますが、まさにこんな眺めを言うのかもしれません。

 

 続く・・・。

 

 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、妊娠したことがわかった。明らかにニューヨークに旅行に行った時にできた子だ。でも不思議、いつもの時間にピルを飲んだのに・・・ああ、時差のせいだ・・・」

 

 

VDM (Vie de merde)より





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世界のタクシー運転手4 [その他の国]

 世界のタクシー運転手シリーズの四回目は、アフリカへ。

 

 セネガルの首都ダカールのタクシー運転手の仕事ぶりを見てましょう。 

 

Africa_Dakar.jpg 

 

 下記ウィンドウのクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2017年1月19日に放送)(をクリックしても映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。 

 

 朝、6時。ここはダカールの、車の発着所です。

 

 タクシー・ブルース(taxi-brousse)(僻地タクシー)と呼ばれる乗合タクシーがたくさん停まっています。

 

 「あともう5,000フラン払って」とタクシー会社の方。

 

 セネガルの通貨はCFAフラン。

 

 「本人と大きな荷物一つで料金は10,000フランです」

 

 ユーロに換算すると約15.00ユーロ前後。日本円なら1,800円くらい。

 

 乗客は7人。運転手はこの方、アトゥディオップさんです。

 

 行き先はジガンショール(Zinguinchor)。国道を行く432キロの旅です。時間にすれば約8時間。

 

 タクシーは中古のプジョー505。

 

 7時2分にダカールを出たタクシーは、9時32分にはカオラック(Kaolack)を通過。

 

 かれこれ2時間半運転を続けてきたアトゥディオップさんに疲れた様子は見えません。

 

 「皆それぞれに仕事がある。僕の仕事はこれさ。慣れてるから疲れたりはしないさ」

 

 アトゥディオップさんは30歳。月に100ユーロ(約12,000円)を稼いで、奥さんと二人の子供を養っています。

 

 長時間の車の旅を共有することになった見知らぬ同士の乗客も、しだいに打ち解け会話が弾みます。おやつもみんなでいただきます。

 

 「セネガルではこれが普通。分け合って食べるんです」と女性。

 

 道を塞ぐ動物の群れ。停車を余儀なくされます。

 

 しかし、この乗合タクシーならバスより早いそうです。その分、料金も高め。

 

 道路脇で何やら作業をしている家族。

 

 「私もタクシーに乗りたいけどお金がないから無理。そうじゃなかったら毎日往復してるところだけどね」と女性。

 

 出発から6時間後、いよいよガンビ川を渡ることになります。しかしこの車の列。

 

 「ここはちょっと待つんだよ」と運転手。

 

 ちょっとどころの待ち時間じゃあなさそです。その間に座席の不具合を直します。

 

 「ここがちょっと壊れてるみたいだ」と修理するアトゥディオップさん。

 

 中古、それもかなり使い古したプジョーなだけにあちこちガタが来ている模様。

 

 それでも修理して使っているなんてりっぱです。

 

 4時間後、日が傾きかけた頃にやっとフェリーに乗って川を渡ります。

 

 橋があればねえ・・・。そこまでのお金がないのが国の事情。

 

 「やっぱり疲れました。もうぐったりです」と乗客。

 

 目的地まではまだ3時間かかります。

 

 そして夜の9時過ぎ、やっと到着です。皆さん、ホッとして笑みがこぼれます。

 

 全員を車から降ろして、車の点検を済ませたら、その足で帰りの道を急ぎます。

 

 今度はまた別のお客様を乗せて長距離を走ることになります。

 

 続く・・・

 

 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、そしてずっと前から僕はアフリカ系フランス人。あまりに暑いのでバスの窓を開けたら、隣に座っていた男の子が言った。『あなたでもやっぱり暑いですか!?』」

 

 

VDM (Vie de merde)より





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世界のタクシー運転手3 [その他の国]

 今日、ふと思ったのですが、「トイレ」という言葉がすっかり日本語に定着してしまいました。

 

 「便所」じゃあちょっと即物すぎて使えないですね。その代わり「お手洗い」という立派な日本語がありました。

 

 そう言えば、フランスで知り合いの男性がカフェに入ってお手洗いに行く時、お店の人に「手を洗いたんだけど」と聞いていました。

 

 するとお店の人がトイレのある方を指差す。ということは、あそこは「お手洗い」ということになりそうな・・・。日仏共通でした。

 

 さて、世界のタクシー運転手シリーズの三回目は、タイのバンコクを走るタクシーです。 

 

Thailand_Bankoch.jpg


 

 

 下記ウィンドウのクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2017年1月18日に放送)(をクリックしても映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。 

 

 タイの首都バンコク。人口1,000万人の大都市です。そして世界でも有数の交通渋滞の街でもあります。

 

 そんな道路をスイスイ走っていくのが三輪タクシー。タイではトゥクトゥクと呼ばれています。

 

 「こんにちは。バンコクでトゥクトゥクを運転しているアムレと申します」

 

 アムレさんは46歳。トゥクトゥクを運転して20年になります。仕事を始めるのは夕方になってから。

 

 「これに乗ってあちこち行きますよ。それにここで寝る時もあります(笑)」

 

 最初のお客さんがやってきました。10分ほどで目的地に到着。料金は100バーツ(約320円)。

 

 「息子と一緒の時はトゥクトゥクに乗るんですよ。どこにでも好きなところに行けますから」とお客。

 

 いい時は一ヶ月15,000バーツ(約48,000円)ほど稼ぐことができます。

 

 しかし、ボ〜ッと待っているだけではお客はやってきません。

 

 トゥクトゥクも四輪のタクシーも増え続けていて競争が激化しているそうです。

 

 「普通のタクシーよりこっちのほうがいいねえ。身軽に動けるから」とアムレさん。

 

 中国人街でお客を見つけました。フランス人のカップルです。

 

 「夕食を食べたいんだけど、どこかいいとこ知らない?知ってたらそこまで連れってよ」とお客。

 

 三輪タクシーの運転手は街をよく知る観光ガイドになったりもします。

 

 「ここのトゥクトゥクは他のとは全然違いますよ。バンコクに来たらまずこれに乗ることね」とフランス人女性。

 

 ひと仕事終えたアムレさん、コカコーラで一息入れます。タクシーの仕事は朝の4時まで続きます。

 

 「その時の気分にもよりますが徹夜で働くこともあります。バカンスなんてありませんよ。働きづめです」

 

 アムレさんの奥さんと二人の子供達は地方で暮らしています。2か月に1回、数日だけ帰るそうです。

 

 一方、こちらは4輪の普通のタクシーを運転するフロイさん。女性ドライバーです。

 

 「朝は花を買って、このお釈迦様に供えるんです。そしてたくさんのお客さんを乗せられるように、チップをたくさんもらえるようにとお願いするんです」

 

 トゥクトゥクを除くタクシーの数は10万台余り。色も様々。ちなみに黄色は個人タクシー。

 

 「このタクシーに乗る方が確実ですし、皆、エアコンの効いたタクシーに乗りたがるんですよ。それに料金の心配がありません」とフロイさん。

 

 料金はトゥクトゥクのように交渉する必要はありません。メーターで自動的に決まります。

 

 フロイさんがこの仕事を選んだ理由は自由であること。

 

 「女性客は私によく話しかけてきますよ。旦那さんが浮気したとか」

 

 なんだか人生相談みたいですね。

 

 さて、バンコクには水上タクシーもあります。ただ、お値段は少々高め。

 

 ビアニさんは観光客を乗せたボートを18年間走らせてきました。

 

 「陸上は滅多に走りません。海の方がずっと楽ですから」

 

 バンコクのタクシーは多彩でした。

 

 続く・・・

 

 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、タイでスクーターをレンタルした。駐車場にものすごい数のスクーターが止まっているのを眺めていると、どこからか突然、サルが飛びかかってきたので驚いてハンドルから手を離してしまった・・・。スクーターのドミノ倒しって初めて見た」

 

 

VDM (Vie de merde)より





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世界のタクシー運転手1 [その他の国]

 何かのアレルギーか、半月ほど前から鼻水が止まらず、徐々に症状が悪化しているようだったので、このままではまずいと下北沢の耳鼻科に行ってきました。

 

 この時期、患者さんがたくさんいて、やっぱり待つなあと思いながら受付を済ませて空いているソファに腰掛ると、あまり聞いたことのない言葉が聞こえてくる。

 

 東南アジア系か?そうこうしていると隣では中国語で話している。

 

 診察を終えて診察室から出てくると、明らかに西洋系と思しきカップルがスペイン語かボルトガル語で話しをしている。

 

 去年も同じような時期に来たと思うのですが、外国人の姿は見かけなかった。

 

 ちょっと驚きました。下北沢には外国人がさらに増えているようです。

 

 それはさて置き、今日から五回のシリーズで世界のタクシー運転手を紹介します。

 

 第一回目の今日は、ニューヨークを訪ねます。

 

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 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 2で2017年1月16日に放送)(をクリックしても映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック)

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Feuilleton (1/5) : les taxis du monde entier

 

 800万人が暮らすというニューヨーク。空から見ると、どれがタクシーなのか一目瞭然。黄色のタクシー “イエローキャブ” です。

 

 30,000台の黄色いタクシーが民間輸送市場で競い合っているとか。

 

 そんな中、ちょっと変わった運転手さんを見つけました。この方、デヴィッドさんです。

 

 カメラ片手に車の運転。カシャカシャ撮りまくっています。

 

 「たいして確認もしないで撮ってるんです。アングルやら焦点やらは気にしません。フィーリングで撮ってるんです」

 

 こうして撮れた写真の数々。

 

 デヴィッドさんにとって興味のあるのは、日々変わってゆくニューヨークの姿。

 

 ここはニューヨーク南部にあるデヴィッドさんのご自宅。デヴィッドさん、ワンちゃん飼ってました。

 

 手にとって眺めている作品は、これらのアナログカメラで撮影したもの。どうやらデジカメでは撮影しないようです。

 

 日々、大都市を走り回っている人ならではの写真ばかり。

 

 そんなタクシードライバーの皆さんには自分たちのラジオ番組があるのだとか。

 

 司会はブルーのシャツのこの方、デイヴさんです。

 

 デイヴさんの父親も祖父も曽祖父もタクシー運転手。いわばタクシー一家の生まれです。もちろんご本人もご同業。

 

 毎週日曜日のこの時間には、同僚たちがこのスタジオに集まります。

 

 最近たびたび話題に上るのは市場を席巻し始めたウーバーです。

 

 「でも、ついこの間、電話で近くの車を手配しようとしている人が、すぐそばにタクシーが止まっているのを見つけて、ウーバーをキャンセルしてタクシーに乗り込むところを見たんだよ。そのうち状況は変わると思うね」と通称JFKと呼ばれるタクシー運転手。

 

 そしてもう一人のタクシードライバーがジョンさん、通称Cabtivist

 

 タクシーの運転の他に何か活動をしているらしい。

 

 この日、ジョンさんはブロードウェー界隈でお客を拾っていました。それには理由が・・・。

 

 乗せたお客にさっそく自分のステージを宣伝していたのです。

 

 ああ、ジョンさん、スタンダップコメディアンだったのですね。

 

 「タクシードライバーはいつも政治や事件について話したがるよね。その話がまた良いとこついてるんだよ」とお客。

 

 そして話題はトランプ大統領について・・・。

 

 ジョンさんが連れて行ってくれたのは自由の女神が見える場所。

 

 「1886年、自由の女神像をフランスから頂いた。そのお礼に何をあげたか?ミッキーマウスにユーロディズニー。お返しにしては貧相だ。フランス人の皆さんにはトランプがホワイトハウスにいる間はあの自由の女神像を持って帰ってくれと言わなくちゃならない。ド・ゴールがレジスタンスなら今はイエローキャブがレジスタンスだ。ニューヨークに来たらイエローキャブに乗って一緒にがんばりましょうや!」

 

 了解です!ニューヨークに行く機会があったらイエローキャブでレジスタンスやりますよ、私も。

 

 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、家までタクシーに乗り45ユーロを払った。運転手は目的地に到着すると当たり前のように駐車場に車を止めた。呆然とする私に運転手が言った。『いやあ、同じビルに住んでるんですよ』」

 

 

VDM (Vie de merde)より





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世界一のホテル [その他の国]

 毎年必ず1回か2回は欧州旅行に出かけていた友人が、昨年はテロが怖くて海外には行けなかったと年賀状に書いてきました。

 

 あれだけ好きで出かけていたのに・・・。やはり、テロの影響は大きいようです。

 

 

 さて、2016年度、世界で一番美しいホテルが発表されました。

 

 そのホテルは、アイルランドのリーシュ州(County Laois)にあります。

 

Irland_CountyLaois.jpg

 
 

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 2で2016年1月2日に放送)(をクリックしても映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



Découverte : le plus bel hôtel du monde

 

 アイルランドと言えば、荒々しい自然の風景が頭に浮かびますが、世界で一番美しいホテルは内陸に入った穏やかな緑の中にありました。

 

 こちらがそのホテルBallyfin(バリーファイン)です。

 

 美しいネオクラシックの建物。ここは1820年代に建てられた邸宅でしたが、20世紀初め頃までは学校として使われていました。

 

 1928年に個人に売却されたのち、2002年から修復工事が行われ、2011年5月にホテルとして営業を開始しました。

 

 5つ星ホテルにふさわしい豪華で上品はインテリア。ここにはテレビもBGMもありません。聞こえるのは暖炉の薪がはじける音だけ。

 

 支配人のダミアンさんはフランス人。

 

 「ここは、世界にたった一人だけと感じさせてくれる場所なんです。お客様はこの屋敷の持ち主の一人なんです」

 

 ダミアンさん、お客様に邪魔にならないようにと小声で話してくれました。

 

 お城のように大きな建物なのに客室は20室だけ。最大で39人しか宿泊できません。

 

 そして従業員の数はその3倍!しかし、あまり目立たないように仕事をしているそうです。

 

 スイートルームではお客様の好みの本や雑誌を用意して到着を待ちます。

 

 宿泊料は一泊1,800ユーロ(約22万円)!さすがに高いですね。

 

 でも、手が出ない額ではありません。これだけのホテルだったらもっと高額でも不思議ではない気がします。

 

 さらに、朝食には、ホテルの農場で飼育されている鶏が産んだばかりの新鮮な玉子が使われます。

 

 静かな環境とお客一人一人を大切にしたおもてなし、それが世界で一番のホテルに選ばれた要因かもしれません。

 

 選んだのはアメリカの有名旅行雑誌「コンデナスト・トラベラー(Condé Nast Traveler)の読者の方々。

 

 ベスト50の頂点に2年連続で君臨したのがこのホテルです。

 

 敷地は約240ヘクタール。散歩するだけでも1日かかりそう。

 

 「来る前はどうしてここが世界一に選ばれたのかわかりませんでした。でも、ここへ来てその理由がわかりましたよ。飛行機の音も車の音も聞こえません。工事現場のような都会とは別世界です」と男性。

 

 「まるで昔を旅しているような気分になります」と女性。

 

 このホテルから車で2時間ほどのところには、中世のお城で現在はホテルになっているアッシュフォード城があります。

 

 ここは、2015年に旅行代理店が選ぶ世界一のホテルになっているそうです。

 

 馬に乗って橋を渡るグループはキツネ狩りから帰ってきたばかり。そして鷹匠の体験レッスンもあり、中世を満喫することができます。

 

 「誕生日お祝いにここに宿泊することにしたんです。これはここだけでしか体験できませんね」と男性。

 

 13世紀前半に建てられたお城は、きれいに修復され豪華なホテルに生まれ変わっています。支配人はこの女性。

 

 「屋根もきれいに作り直し、約500万ユーロを投資して改築しました。中世の趣の大事にしながらも、室内は21世紀のテクノロジーを駆使した近代的な作りになっています」

 

 地下はワイン蔵に作り変えられ、娯楽室ではビリヤードを楽しむことができます。

 

 さらに映画館もあります。自分が見たい映画を上映することができるそうです。

 

 なんだか豪華客船みたいですね。

 

 アイルランドを訪れる観光客は一昨年に比べて11%増だったそうです。

 

 

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CloudF_cats.jpg 

 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、ホテルで受付を担当している。お客が一番近い薬局に行きたいというので、ビーチを通っていけば近道ですよと教えてあげた。しばらくしてお客がカンカンに怒って帰ってきた。ビーチが砂だらけだったという・・・」

 

 

VDM (Vie de merde)より





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サウナ [その他の国]

 インフルエンザから完全回復して、2〜3日前からまたジムのプールで泳ぎ始めました。

 

 ここ数日は寒気の影響で気温がぐっと下がり、温水プールでも水から出ると結構寒い。

 

 室温は31℃、水温は30℃ほど。

 

 そういえば、パリのプールは27℃とか言ってましたっけ。そんなプールでは泳ぐ気になれそうもない。30℃はないとちょっと厳しい。

 

 私の通っているジムのプールサイドにはスチームサウナがあって、泳ぎ終わったら10分くらいそこに入って体を温めています。

 

 本日は、そのサウナのお話です。

 

 サウナと言えば北欧。フィランドの首都ヘルシンキを訪ねます。


Finland_Helsinki.jpg

 下記ウィンドウのクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 2で2016年12月15日に放送)(▸をクリックしても映像が出てこない場合はウィンドウの下にある文字をクリック

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 どんよりしたお天気の寒い日が続く冬のヘルシンキ。そのせいか、最近、サウナの数が増えているそうです。

 

 空港にも、ファストフード店にもレストランにも気軽に入れるサウナがあります。

 

 もちろん自宅にも。こちらはトミさんのお宅です。

 

 家族で食事をした後は、全員でサウナを楽しみます。中の温度は90℃。

 

 薪ストーブを使って温めていましたね。

 

 「家族全員でおしゃべりをして楽しいひと時を過ごします。時には大声で歌ったりします」と奥様。

 

 フィンランドではサウナで出産する女性もいるとか。驚きです。

 

 このサウナ、設置費用は3,000ユーロほど(約34万円ほど)。

 

 「フィンランドのアパートには全部サウナが付いています。サウナがないと売れないんですよ。一軒家も同じです」とトミさん。

 

 フィンランドの住宅の70%にサウナが付いているとか。

 

 こちらはリフォーム業者。ちょうどサウナの設置工事をやっている真っ最中。年間150件もの設置工事を受注しています。

 

 「こちらの設置費用は2500ユーロです」と業者の方。

 

 サウナが人気なのは住宅だけではありません。繁華街にあるファーストフード店には、地下にサウナが併設されています。

 

 250ユーロで3時間、サウナを貸切にできます。

 

 こちらの男性グループ、何かお祝いパーティーをやっているようです。

 

 「リラックスできますよ」

 

 「狭いので体を寄せ合って入るんですよ」

 

 「誰にも邪魔されないで好きなように時間が過ごせます」

 

 サウナから出るとハンバーガーをパクリ。ここはバーガーキングではございませんか!

 

 国が違えばサウナがついてるんですね。

 

 「フィンランドではサウナはとても重要な施設なんです」と店長さん。

 

 海沿いにある大観覧車。なんとこれもサウナだそうです。

 

 一台の観覧車に4人まで乗れます。高いところから街を眺めながらサウナが楽しめます。

 

 フィンランド人のサウナ好きもここまでとは!

 



******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、フィンランドで一週間のバカンスだ。サウナに入ってのんびりした後は、現地の人がやっているように外の雪の上に飛び込もうとサウナから出た途端、内側から鍵がかかって二度と中に戻れなくなってしまった。時間は夜の11時、気温はマイナス15℃ [ふらふら]

 

VDM (Vie de merde)より





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