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アマゾン [その他の国]

 皆既月食、南東の空に見えるというので、窓を開けて思い切り体を反らして夜空を見上げると、見えました!

 最初に見たときは三日月、しばらくしてまた見たら赤銅色の満月に変わってました。

 次の皆既月食は7月だそうです。

 今からは想像できませんが、さぞかし暑い夏になってるんでしょうねえ〜。

 さて、1月30日、ネット販売大手アマゾンの新しい本社ビルがアメリカのシアトルに完成したそうです。

 そのビルというのが・・・。

   America_Seatle.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局franceinfoで2018年1月31日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 こちら。

 “アマゾン” の密林か?と思いきや、これが本社ビル。

 自然の森を閉じ込めたようなドームが3つ。

 中にはオフィスらしきものは見当たらず、会議室もなければパソコンやプリンターもありません。

 ドームには世界中から集められた400種類もの植物40,000点が植えられています。

 その中を歩き回る社員たち。

 しかし、ありました、会議室のようなものが。しかも地上から10メートル上のこんな場所に。何やら鳥の巣のような・・・。

 デザインしたのがこの方。

 「自然とつながる、というのが発想の原点になっています。これまでの職場という概念から脱出することにしたんです。机やキャビネットもなければ、会議室もありません。会議をするなら歩きながらやればいい」と環境デザイナーのロンさん。

 随分斬新な建物を作ったもんです。

 こちらは社長のジェフ・ベゾス氏。この新社屋が社員の創造力と能力を高めることになるだろうとおっしゃっているとか。

 3つのドームの中、一番大きいのは高さが30メートル。ちょうど11階建てのビルに相当するそうです。

 この新社屋、32億ユーロと、計画から工事完成まで7年の歳月を費やしたそうです。

 儲かってる会社だけあって、やることが違います。

 アマゾングループの社員数は542,000人。一方で非正規雇用者数はその数倍にも及びます。

 オハイオ支社では従業員の10%が貧困世帯・・・。

 なんだか考えさせられます。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、私が働いている本屋にあるカップルがやってきた。男性の方が呆然とした様子で周りを見回し、相手の女性にこう言った。『確かに、ここはアマゾンみたいなとこだ。しかも、人間のいるアマゾン』

VDM(Vie de Merde)より



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グリムとメルヘン街道5 [その他の国]

 評議員会議長の池坊さん、つけまつ毛がすごいですね。見る度にあの目に釘付け・・・。

 つけまつ毛じゃないとしたら、まつ毛カーラーとマスカラを念入りにご使用になってますよ。どうでもいいけど。

 さてシリーズの最後は、マリアンヌさんの予告通り、“最後に愛が勝つ” 幸せなお話の世界をさまよってみましょう。

Grimme.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2017年12月29日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 「昔々、王様と女王様がいました。二人はいつもこう言っていました。『子供がいたらいいのに・・・』」

 願いは聞き届けられ、女の子が生まれます。しかし、このお姫さまは呪いをかけられてしまいます。

 メルヘン街道沿いの町サバブルクに、この『眠れる森の美女(いばら姫)』のお城Dornröschenschloß Sababurgがあります(紫印)。

 ここでは役者さんがお話の世界へとみなさんを連れて行ってくれます。

 「私の運命は生まれた時から決まっていたのです。私の誕生祝いに招待されなかった魔女が呪いをかけたのです」とお姫様。

 呪いをかけられた姫は紡ぎ車の錘が指に刺さった途端、深い眠りに落ちてしまいます。

 長い年月が過ぎたある日、王子がここを通りかかります。

 「老人の話によると、この森の奥に深い眠りについた美しいお姫さまがいるらしい」

 不思議なことにお城の周りを取り囲んでいた茨がひとりでに開いて、王子は城の中へ。あとは皆さんご存知の通り。

 そこでまたまた登場したのがカッセルの大学教授。グリム童話の専門家です。

 グリム兄弟は様々な人々から聞いた民話を本にまとめましたが、その中の一人がこの方マリーさん(Marie Hassenpflug)。

 「彼女はてんかんの発作に悩まされていました。そのせいか、自分の話をするのが好きだったのです」と教授。

 ということは、お姫様のルーツはマリーさんということ?

 こうしてグリム童話のお話をたどっていると、どのお話も特定の場所や人物とつながっていることがよくわかります。

 この丘の上のお城Burg Trendelburgも有名なグリム童話の一つと関係しています(こげ茶印)。

 この塔を見ればすぐにわかります。長い金髪を三つ編みにした女の子のお話・・・。

 「ここを通りかかった若い騎士の耳に、美しい魅力的な声が聞こえました。塔に近づくと、長い髪のラプンツェルを発見。すぐに塔の上に上がるんです」と男性。

 現在、このお城はホテルになっています。客室はまるでおとぎ話の世界。

 「ご宿泊のお客様は、おとぎの世界を求めておいでになります」と支配人。

 新婚さんや家族連れなど宿泊客は様々です。最近はラプンツェルがディズニーのアニメーションになったことで、さらに利用客が増えたそうです。

 「ラプンツェルの話は知られていましたが、眠れる森の美女ほどではありませんでした。でも、今では、小さいお子さんたちにねだられて、このホテルを選んでくださったご両親がいるくらい、ラプンツェルは有名になりました」

 グリム童話はドイツにとっては欠かすことのできない観光資源になっているようです。

 この中世の面影を残す町ポール(Polle)は、シンデレラが生まれた町と言われています(黄印)。観光客向けにこんな寸劇も披露されています。

 そして、おとぎ話はいつもこんな風に終わるのでした。

 「二人はたくさんの子供たちに恵まれ、いつまでも幸せに暮らしましたとさ」

 終わり。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、5歳の娘にシンデレラのお話を語って聞かせた。話終わったところで、娘に感想を聞いてみた。すると娘が言った。『何があっても跡を残してはいけません、そうしないとすぐに見つかってしまう』

VDM(Vie de Merde)より



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グリムとメルヘン街道4 [その他の国]

 グリム童話シリーズの四回目は、笛ふきと共に町の子供たち全員が姿を消してしまうという、ちょっと不思議な話「ハーメルンの笛ふき男」です。

 空想の世界でしか起きないようなお話ですが、大昔、似たような事件が実際に起きていました。

Grimme.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2017年12月28日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 「昔々、あるところに小さな町がありました。そこにはケチんぼな人たちが住んでいました・・・」

 ハーメルンの人たちは、ネズミを追い出してくれた笛ふきに報酬を払いませんでした。

 番組に登場した笛ふき、ゾンビみたいで怖いですねえ。この男が、町の子供たち130人を誘拐して、ケチな住人たちに復讐をすることになります。

 「かわいそうな子供たちだって?そんなものは聞こえないねえ。あんな小悪魔、どうなるか見てるがいい!」と笛ふき。

 なんだか絵本で見た笛ふきとはまるで異なるイメージで、不気味・・・。

 ハーメルンの町にはこのお話をテーマにした博物館があります(水色印)。

 「ここにグリム童話集の初版本があります。この中に笛ふきの話もあります」と博物館の方。

 物語の中では、子供を連れ去ったのは笛ふきのように描かれていますが、本当に犯人は笛ふきだったのでしょうか?

 絵本と同じような笛ふきに扮した市の職員のミヒャエルさんが本当のことを教えてくれます。

 「通りにならぶ建物の上に文字があります。これは、ある女の子が見たままを証言したのを書き留めたものです。つまり130人の子供がどうやって消えたかがここに書かれてあるのです」とミヒャエルさん。

 事件が起きたのは1284年6月26日のことでした。

 ミヒャエルさんについて教会へ入ると、笛ふきと子供達を描いたステンドグラスがありました。

 「ここにはネズミは描かれていません。ネズミの話は300年ののち、誰かが付け加えたのです」

 それならなぜ笛ふきは子供達をさらっていったんでしょう?それを明らかにしてくれるのが郷土の歴史に詳しいゲルノットさんです。

 「子供たちが消えたのは歴史的事実です」

 丘の上に大きな岩があります。ゲルノットさんによれば、そこには、住民と住民たちが崇拝する異教の神が現れているとか。

 これを知ったキリスト教会が喜ぶはずはありません。住民たちを罰するために、子供たちをこの辺りにあった洞窟で皆殺しにしたというわけです。

 現場は跡形もなく消えてしまいましたが、“悪魔の台所” と言うその呼び名だけが残っているそうです。

 中世の宗教がらみの事件には陰惨なものが多く、こんなことがあってもおかしくないような気もします。

 「ここで発掘をして、子供達の骨や笛ふきの楽器を見つければいいだけです。そうすれば、このお話の結末がはっきりします」とゲルノットさん。

 しかし、残念ながらこの仮説を有力とみなす人はいないそうです。

 ネズミの話は誰かの脚色だったとしても、笛ふきは最初のお話からずっと登場していました。そうなると笛ふきのルーツはなんだったのか?

 「ヨーロッパ東部には、この地域にある町と同じ名前の町があちこちにあり、そこにはこの地域に住んでいた人たちと同じ名字の人たちが住んでいるんです。そのことから考えられるのは、若者たちが町を出て移住してたのではないかということです。笛ふきは若者たちに『君たちの前には明るい未来があるんだ。僕と一緒に来ないか?いい生活ができるよ』などと勧誘していたんじゃないでしょうか?」

 こちらの仮説を信じたくなりますが、これといった証拠はどこにもありません。

 「童話の中に登場する人たちは時にはひどい目にあうこともあります。でも次回は、愛が勝利を収めるお話をしましょう」

 続く・・・。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、小学校の科学の授業で子供たちに課題を出した。『食物連鎖の例を一つ上げてごらん』すると返ってきた答えが『狼は子今日、父が人生で最も素晴らしい日だったのは初めての子供ジャンが生まれた時だと言った。ジャンは僕の弟だ・・・

VDM(Vie de Merde)より



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グリムとメルヘン街道3 [その他の国]

 新年早々、二つ目の嵐エレアノールがフランス北部を通過していったようです。

 エッフェル塔の最上階では風速150メートル/時を観測したとか。地上でもものすごい風が吹いたようです。

 そこまでではないものの東京も昨日は冷たい強風が吹き荒れていました。

 それはさておき、シリーズの三回目は、普通の子供たちが登場する二つの童話を探求してみましょう。

Grimme.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2017年12月27日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 またまたマリアンヌさんのお話で始まります。

 「昔々、可愛い女の子がいました。その子に会うと誰もが好きになってしまうのでした。中でも、お祖母さんには特別気に入られていました・・・」

 なんのお話かもうお分かりですよね。恐ろしい狼と赤ずきんちゃんのお話です。

 その赤ずきんちゃん、実際はこんな感じだったのかもしれません。

 ここはドイツのヘッセン州のとあるお宅。お祖母さんのエルガさんがお孫さんにこの地方の民族衣装を着せています。

 「ボタンは19個、木製の手作りボタンです。昔は、お金持ちは何枚ものスカートを重ね着させてました」

 それはともかくとして、最大の特徴は赤がベースになっていること。

 「未婚の女子は赤、既婚の女子は緑です。区別するために色を分けたんです」

 『赤ずきん』の赤はここからきているのか・・・。

 その赤い頭巾をつけた女の子が森で出会ったのが、生肉を食べる恐ろしい狼。狼が恐怖のシンボルのようになってしまったのには訳があります。

 「中世時代、人間が森を切り開いていったために狼の生息地が狭まり、狼たちは人家に姿を表し、人を襲うようになったんです」と動物園の飼育係。

 この、女の子が森で恐ろしい狼に出会うというのは一体何を表しているのでしょう?

 カッセルの大学の図書館でグリム童話に詳しい教授にお話を聞いてみました。

 「狼は赤ずきんに、『さあおいで、一緒にベッドにお入り』と言います。すると赤ずきんは、その肉体を見て驚きます。これは性的なものを表しているんじゃないかと思います。ですから、このお話は、美しい娘たちに警戒を怠るなというための教育的な側面を持っているんです」と教授。

 『赤ずきん』には様々なバージョンがあるようですが、私が聞いた『赤ずきん』ではそこまで露骨ではなかったような・・・。しかし、結局は、狼、つまり男には気をつけろ!ということには変わりないですね。

 さて、教育的と言えばもう一つ、こんなお話がありました。

 森に捨てられた二人の子供が自力で脱出するという『ヘンゼルとグレーテル』。

 カッセルにあるお城の公園では、そのお話を再現して楽しむツアーがあるそうです。

 「親は子供たちを捨てたかったんです。そして子供たちは家に帰る道がわからなかったんです」と男の子。

 「僕が怖いのは、魔女のいるお菓子の家です。魔女はグレーテルにかまどに入れと言ったんです」と別の男の子。

 「これは怖い目にあった時、どうしたらいいかを子供たちに教えてくれるお話なんです」と保護者。

 ヘンゼルとグレーテルは魔女を退治し、財宝まで手に入れて、無事に家に帰ることができました。

 「このお話も、めでたしめでたしで終わりました。でも、必ずしもハッピーエンドのお話ばかりではありません。次はそのお話をしましょう」

 13世紀、ハーメルンの町で数十人の子供達が姿を消しました。疑われたのは笛ふき。

 続く・・・。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、小学校の科学の授業で子供たちに課題を出した。『食物連鎖の例を一つ上げてごらん』すると返ってきた答えが『狼は子供を食べる』だった[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より



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グリムとメルヘン街道2 [その他の国]

 新しいカレンダーになって三日が過ぎようとしています。

 昨日は近くの公園まで行って梅の様子を見てきました。二週間ほど前よりもさらに小さな芽がたくさん付いていました。

 中には一輪二輪咲いているのもあって、順調に開花に向かって進んでいるようです。

 さて、グリム兄弟とメルヘンシリーズの二回目は、その童話の世界を探検してみましょう。

Grimme.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2017年12月26日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 「昔々、空から羽のような雪がふわふわ落ちてくる真冬のことでした・・・」

 白雪姫の物語はこんな風に始まります。

 気になるのは、白雪姫は誰かということ。モデルになった人物が実際にいたんでしょうか?

 ここは白雪姫が暮らしているお家。もちろん、あの7人の小人たちも一緒です。

 「継母が私を殺そうと猟師を差し向けたのです。そこで私は森に逃げ込み、小人たちの家を見つけたんです」と白雪姫。

 このお話によく似た境遇のお姫様がいました。それがマルガレータ・フォン・ヴァルデックです。

 マルガレータはバート・ヴィルドゥンゲンという町にあるフリードリヒシュタイン城(Schloss Friedrichstein)(オレンジ印)で暮らしていました。

 話は16世紀に遡ります。マルガレータが4歳の時、実の母親が亡くなり、後妻になった継母は娘の面倒を見ようとしませんでした。現代でいえば育児放棄。

 「昔の人々は貴族の一家に起きた出来事をあれこれ噂していたんです。で、皆、ちょっとずつ自分流に脚色していった。それが『白雪姫』のお話へとつながったのでしょう」とこの地方の歴史に詳しいエックハルトさん。

 マルガレータは21歳の若さで亡くなります。継母に毒を盛られたとか・・・。

 バート・ヴィルドゥンゲンから200キロほど北へ行ったところにローア・アム・マインの町にも似た様なお話があります。

 こちらは白雪姫城とも呼ばれるローア城(Lohrer Schloss)(黄緑印)。18世紀、このお城にはマリア・ソフィア・マルガレーテ・カタリーナと言うお姫様が暮らしていました。

 「彼女が6〜7歳のとき母親が亡くなり、後妻になった妃、つまり継母がこのお城を改築しました」と博物館となったお城の館長さん。

 この城には、18世紀の特徴を持つ鏡があります。鏡の額縁には文字が描かれてあり、鏡の前に立つと読むことができたため “話す鏡” とも呼ばれていました。

 この鏡の額縁には Amour Propre(自尊心、自惚れ)と書かれてあります。なんだか意味ありげな言葉・・・。

 「当時、この地方にはヨーロッパでも数少ない鏡工場がありました。ですから継母はこの鏡を使っていたはずです」

 こうなるとどちらが本物の白雪姫なのやら・・・。

 先ほど登場してくれたエックハルトさんが興味深い場所へ連れて行ってくれました。

 「ここは元銅山だったところです。1561年に作られました」

 マルガレータが生きていた頃、ここでは100人ほどの鉱夫が働いていました。その中に背の低い人達がいました。

 「このような狭い空間で働いていると人によっては背が伸びなくなってしまうんです。しかも、年を取るのが早かった」

 これがあの7人の小人たちにつながるというわけか・・・。

 「白雪姫の話はこの地域で始まったと確信しています。話を裏付ける証拠が全て揃ってますからね」とエックハルトさん。

 なんだか説得力ありますねえ〜。

 しかし、マルガレータは若くしてなくなってしまいますが、白雪姫の方は素敵な王子様に見初められ息を吹き返し、意地悪な継母はいなくなります。

 「鏡は継母に 『あなたは美しい。でも白雪姫はその1000倍も美しい』と言いました」と白雪姫。

 「継母は嫉妬に狂います。物語の中では、意地悪な人は得することはない、というわけです」とマリアンヌさん。

 続く・・・。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、娘が一緒に遊ぼうと言う。『私がお姫様で、ママは召使い。食事を作ったり掃除や洗濯やアイロン掛けをするの』それなら実生活そのものじゃない!

VDM(Vie de Merde)より



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グリムとメルヘン街道1 [その他の国]

 大晦日のカウントダウンがパリの凱旋門で行われたようです。その時の様子に興味にある方は→こちら

 折しも、カルメンという名の嵐が接近していたらしく開催が危ぶまれていました。そのせいか強風で花火が左から右へと流されている様子がよくわかります。

 とにもかくにも世界中で新しい年が始まりました。

 さて、今日から5回のシリーズで、グリム兄弟のメルヘンの世界を旅します。

 第一回目の今日は、グリム兄弟のルーツを訪ねてみましょう。

Grimme.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2017年12月25日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 「昔々、あるところに・・・」で始まる童話の世界。森の中で眠り続けるお姫様、長〜い髪の娘、毒リンゴ、森で迷子になる二人の子供。

 すぐにタイトルが思い浮かぶくらいによく知られたお話ばかり。そのほとんどがグリム兄弟が暮らしたドイツ西部にある町や村で生まれたお話でした。

 こちらのお二人がグリム兄弟。右が兄のヤーコプ、左が弟のヴィルヘルム。

 二人が生まれた町ハーナウ(Hanau)へやってきました。ここが生家があった場所。残念ながら家は空襲で焼けてしまったそうです。

 1812年、二人は、昔から地方で伝承されてきたお話を集めた本を出版します。

 「我々の目的は、語り継がれてきたお話が消えてしまわないように書き残すことだったんです」とヴィルヘルム。

 お話を語ってくれる女性たちに耳を傾けるのが二人の第一の仕事となりました。

 200年後、二人が書き残した民話は一つの文学となり、世界的規模の遺産となったのでした。

 ハーナウの市庁舎前には二人の銅像が設置されています(青印)。

 「昔から人々は、一時の間、現実から離れて物語の世界を楽しんでいたのです」とヤーコプ。

 ハーナウから2時間ほど車を走らせるとカッセル(Kassel)の町に到着します。

 ここにはグリム博物館があります(赤印)。中に入ると、グリム童話の世界が現代的な手法で再現されています。赤ずきんちゃんのベッドに白雪姫の鏡。

 こちらのお二人はフランスからやってきた教師。

 「子供らしい想像の世界を体験し、子供時代の追憶を求めに来たんです」と先生。

 「私が子供のころ母が毎日のように話して聞かせてくれました」とドイツの方。

 「怖い話を聞かされるとベッドに潜り込んでましたよ」と男性。

 博物館にはこんなお宝が保管してありました。グリム童話集のイラスト入り初版本です。

 「これとまったく同じものの再版本は見つかっていません。ただ、著作権が消滅してからは世界中で童話集が出版されています。その数は10億部ほどにもなります」と館長さん。

 こちらはカッセルから45キロほど北西に行ったバード・ヴィエウドゥンゲン(Bad Wildungen)にある童話のお店(Märchen-Laden)(緑印)。

 絵本から童話にまつわるグッズまで様々なものが揃っています。赤ずきんちゃんをくるっと引っ繰り返すとおばあさんが出てきました。

 「童話を聞くと心が休まります。グリムの童話は全部知っています。どれもめでたしめでたしで終わります。だから皆んながホッとするんです」とオーナーのマリアンヌさん。

 次回からこのマリアンヌさんがグリム童話のお話をしてくれます。

 「次回は、私の大好きなお話の一つをお聞かせします。雪のように白い肌の、血のように赤い唇の、黒檀のように黒い髪の美しい娘のお話です」

 続く・・・。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、二人の兄弟がバイク用の古いヘルメットがまだ使えるかどうかテストし始めた。一人がヘルメットをかぶり、もう一人がハンマーでヘルメットを叩き始めた。兄は26才、弟は24才

VDM(Vie de Merde)より


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世界の屋根から1 [その他の国]

 一昨日の夜、空を見上げるといつもと違う満月が眩しいばかりに輝いていました。

 うさぎさんもくっきり浮き出ていて、思わず見とれてしまいました。

 後から知ったのですが、あれはスーパームーンだったそうです。

 さて、今日から3回のシリーズで世界の屋根を見て回りましょう。

 “世界の屋根”とは言っても3つの都市だけですが・・・[あせあせ(飛び散る汗)]

 第一回目の今日は、ニューヨークです。

America.jpg   



下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2017年11月20日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 コンクリートのビルが林立するニューヨーク。

 その中の一つを作業員の方と一緒に訪ねてみましょう。ここはマンハッタンにある高層ビルの一つ。

 「高いところから見ると爽快だよ!」と男性。

 一緒に周りのビルの屋上を眺めてみると、あちこちに円柱形にとんがり帽子のタンクがあるのに気がつきます。

 木製の水槽です。このメンテナンスを担当しているのがこの方達です。

 「このようなタンクがあるのはニューヨークだけですよ。他にはありません。ニューヨークのシンボルみたいなもんですよ」

 近代的な建物の屋上に木製のタンク。ちょっと不思議な眺めですね。

 このタンク、19世紀以来、必ず設置するように義務付けられているそうです。

 防火用水をためておくためです。火事の時は消防士がいち早く駆けつけ、この水で消火します。

 「7階建以上のビルには必ずこのタンクを設置しなくてはならないんです」と作業員の方。

 マンハッタンを後にして、次はブルックリンの農場へ行ってみましょう。

 農場と言っても、ここもまたビルの屋上。10階建ビルの最上階です。

 ピーマンにトマト、普通の農場と同じようにしっかり育っています。

 「野菜畑とニューヨークの摩天楼が同時に見られます。あちらにはエンパイアーステートビルディング。こちらには新しいタワーが見えていたのですが、その手前に新しいビルが建築中で見えなくなってしまいました」と女性。

 コンクリートの上を覆っているのは1トンの土。ここでは、ナス、ズッキーニ、ニンジンなど様々な野菜が育てられています。

 「ニューヨークには自然と付き合いながら野菜をや鶏を育てながら暮らしたいと思う人がたくさんいるんです。それに昔からニューヨークは農業が盛んな街だったんです」と女性。

 ここでは毎年25,000キロの野菜を周辺のレストランに提供しているそうです。そして、この農場を見学にやってくる人たちもいます。

 さて次は屋上に作られた家を訪ねてみましょう。この家、スイスの山小屋をモデルに作られたそうです。

 「ここを最初に買った時は一部屋しかなかったんです。それで2階と3階を建て増して寝室を作ったんです」と家主。

 テラスからの眺めがまた素晴らしい!

 では中に入ってみましょう。階段をあがって3階へ。上に行くほど細くなっています。

 「ここからなら東西南北が全部見渡せます。ニューヨークでは珍しいことなんですよ」

 あっ、ここにもやっぱりあの木製のタンクが!

 摩天楼を作っているビルの一つ一つにそれぞれの歴史が詰まっているようです。

 続く・・・。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、僕は、僕の新車の屋根の上で、カラスが執拗にクルミを割ろうとしているところをなす術もなく見ているだけだった [もうやだ~(悲しい顔)]


VDM(Vie de Merde)より


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ジョッキお運びさん [その他の国]

 先週の日曜日、ドイツ南部の町アーベンスベルグで開催されたビール祭りで、ビールのお運び世界選手権が開催されました。

 ビールの入ったジョッキをどれだけたくさんテーブルに運べるかを競います。

Berlin_Abensberg.jpg

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(イギリスの新聞ザ・ガーディアンがネットで2017年9月4日に公開)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 こちらの方が優勝したオリヴァーさんです。

 すごいですね。これ、何杯分でしょう?

 一つも落とさず、しかも一滴もこぼさずテーブルまで運んできました。

 テーブルまでは40メートルあります。

 この大会、正式な審判が派遣され、公証人も立ち会うそうで、かなり真面目な大会です。

 ルールによれば、ジョッキのビールを10%以上こぼしてしまったらアウト。

 ジョッキは空でも1.3キロの重さがあるそうです。ビールを入れるとなるとかなりの重量になります。

 一番難しいのはビールをこぼさないようにテーブルに置くこと。

 一回目でうまくいったオリバーさん、二回目に挑戦です。

 今度は31個のジョッキーを運びます。重量は軽く70キロを超えています。

 ちょっと揺れて少し溢れてしまってますが、これくらいならまだ大丈夫。

 しかし、テーブルに置くときにジョッキ2個を落としてしまいました。

 よって記録は29個。これが世界記録となりました。

 オリヴァーさんが登場するまではオーストラリア人がお運びマイスターとして世界記録を保持していました。

 この世界記録を破るために10年にわたってそのスキルを磨いてきたのがオリヴァーさんです。

 2010年にその願いが叶いチャンピオンを倒すと、2014年にジョッキ25個を運ぶという記録を打ち立てました。

 そして今年、自身のこの記録をさらに更新したというわけです。

 何週間もジムに通い、背中、腕、肩を鍛えました。さらに、ビール祭りでもウェイターも務めているそうです。

 「2月から週に3回〜4回、ジムに通ってトレーニングを続けてきました。それがたったの40秒で決まってしまうんですからねえ。記録が更新できたことは誇りに思いますよ」とオリヴァーさん。

 トレーニング中にはこれだけのジョッキを運んだことはなかったそうです。本番に強いタイプなんでしょうかね。

 まだ自分の限界には達していないとかで、まだまだ後30年はがんばるそうです。

 とは言っても、オリヴァーさんの本業は力仕事とは無縁。

 そのお仕事は・・・国税査察官。つまりマルサの男だったというわけです。

 どうりで冷静で粘り強い。いくらか筋力もあったほうが役に立ちますね。

 それにしてもビールが美味しそうですねえ〜。もうすぐミュンヘンでオクトバーフェストも始まります。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、夫が水道工事の会社を立ち上げた。当然ながら、まずは親しい人たちを顧客にして営業開始。しばらく経って聞いた話によると、そのお客たちは皆、工事代をビールで支払ったそうだ

VDM(Vie de Merde)より


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謎の幾何学模様 [その他の国]

 8月も最終週となりました。

 近所の通りで親子連れとすれ違ったらこんな声が聞こえてきました。

 「お母さんは一頁たりとも手伝ってあげないからね」

 「う、うん・・・」

 遅くても今週末には、学校、始まっちゃうんじゃないのかな。大丈夫???

 日本の夏休みは通学からは解放されますが、勉強からは解放されませんねえ〜。

 お気の毒。

 さて、謎の幾何学模様と言えば、ナスカの地上絵やミステリーサークル。

 そして最近に話題になっているのがアマゾンの森の幾何学模様。

Brazil_RioBranco.jpg



下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2017年8月26日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 その幾何学模様がこれ。

 地上からは分かりませんが、上空から見るとくっきり模様が見えてきます。

 ここはボリビアとの国境に近いブラジルの都市リオブランコ(Rio Branco)。

 カシアノさんは、毎日、気球に観光客を乗せて遊覧飛行をしています。

 「ほら、この下を見てください。四角に丸が描かれているのが見えますよ」

 ああ、確かに見えますね。

 この辺りの300㎞以内には、なんと500ほどの謎の幾何学模様が見つかっているそうです。

 「誰かが作ったんじゃないかという人もいれば、古代の遺跡じゃないかという人もいます」

 最初にこの幾何学模様が発見されたのは1977年のこと。小型飛行機が上空を飛んでいる時に発見されました。

 以来、さまざまな考古学者が調査を始めました。

 アントニアさんもその中の一人です。大学の研究員としてあちこち見て回ったそうです。

 どうやったらこれほど正確な幾何学模様が描けたのでしょうか?

 それより、一体何のために描いたのか?

 「先住の土着民が祭礼や集会のため掘ったんじゃないかと考えられています。ただ、遺物のようなものは何も発見されていません。彼らは非常に高度な技術、特に数学的な技術を持っていました」

 空からしか見えないということは、人類が飛べるようになったからこそ見つかった遺跡ということになりそうです。

 掘られたのは今から1200年ほど前のこと。以来、アマゾンは緑に覆われ、誰の目にも止まることなく静かに時が流れました。

 やがて伐採が始まり、徐々に姿を現したというわけです。

 驚いたのはここで家畜を放牧している農家の方々。

 「ヘリコプターで撮影された写真を見ると、うちの牧場に模様があるので驚きました。確かに凸凹になっているなとも思ったんですけどね」と農家の方。

 世界中から考古学者がやってくるようになったリオブランコ。

 しかし、この幾何学模様の真実は未だに謎のままだそうです。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、上司が僕を雇ったのは、僕が謎の頭をしていたからだという。つまり、一見したところ髪の毛は少ないが、ハゲではない


VDM(Vie de Merde)より


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伝説のホテル4 [その他の国]

 伝説のホテルシリーズも最後になりました。

 最後はニューヨークの五番街へ。

 トランプタワーから4ブロックほど北に行ったところに伝説のホテルThe Pierreがあります。正式名称はThe Pierre A Taj Hotel

America.jpg   



下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年8月19日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ずいぶんと賑やかですが、何かのイベント?

 音楽だけでなく美味しそうなお料理やワインもたくさんあるようです。

 歩道を通行止めにして開かれているパーティー。ここはThe Pierreの玄関前の歩道でした。

 まずはこのホテルの歴史からひもといてみましょう。

 それは一人のフランス人シャルル・ピエールの歴史でもあります。

 シャルル・ピエールはコルシカ島出身。パリとロンドンで料理人として修行した後、アメリカに渡り、ニューヨークの5番街にレストランをオープン。

 やがて産業界の知人らの支援を受けて、このホテルを作ったのでした。

 41階建てのビルの高さは160メートル、新古典主義建築です。

 開業は1930年。場所は高級マンションやブティックの並ぶ五番街。

 米国人だけでなく、ヨーロッパからの旅行者、特に裕福でおしゃれな人々が数多く利用しているとか。

 こちらはホテルのバー。品の良さそうなビジネスマンがカクテルを楽しんでいます。

 「このホテルは古風でハイクラスな場所ですよ」とビジネスマン。

 「ここがホテルの中心部です」とフランス人の支配人がドーム型の天井を持つ広間を案内してくれました。

 この豪華な作りは、確かに、新古典主義ですね。世界大恐慌の最中にこんなものを作っていたとは・・・。

 フレスコ画はよく見ると60年代の香りが漂います。そこが人気の秘密かもしれません。

 「年間80〜90組のカップルがこの広間で結婚式を挙げています」と支配人。

 「米国人を惹きつけている魅力はなんでしょうか?」と取材班。

 「フランス風でエレガントなところでしょうか」

 イヴ・サン=ローラン、エリザベス・テーラー、ウォーホルもここの利用者でした。

 こちらはスイートルーム。寝室が6つ、リビングが2つ。

 「料金はいかほどですか?」

 「一泊30,000ドルです」

 絶句・・・。

 このホテルの価値をさらに高めているのがこの眺め。眼下にはあのセントラルパークが広がっています。

 また、レストランの料理も例外ではありません。開業したての頃は、あのオーギュスト・エスコフィエが厨房を取り仕切っていたそうです。

 「ここへ来て私が最初にしたことは、前任者の一番優れた料理のレシピを見つけ出すことでした。そしてそこに少しだけ私らしさを付け加えることにしてるんです」と現在のシェフ。

 お客様はビジネスマンが多いようですが、ここで暮らしている方々もいます。

 「個人の住まいとしてお貸ししている部屋も数多くあります」とホテルの方。

 最上階の41階にはこんなお部屋がありました。

 ベルサイユ宮殿の礼拝堂をモデルに作られたことから、“空のお城” とも呼ばれているそうです。

 1300㎡の広さがあり、かつてはホテルのボールルームとして使われていました。

 窓からの眺めもまた格別です。

 終わり。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、私はアフリカやアジアなど経済的に恵まれない地域に暮らす人たちを支援するため、若者を派遣する団体で仕事をしている。20歳前後の若い男性がやってきて『ニューヨークに行けますか?』と言う[あせあせ(飛び散る汗)]


VDM(Vie de Merde)より


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