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週末はトゥルーズで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 今回はフランス南部の都市トゥルーズ(Toulouse)を旅します。

 パリからトゥルーズまでは空路の直行便で1時間10分ほど。高速列車TGVなら早くて5時間半。

Paris_Toulouse.jpg

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年6月17日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 「バラ色の街」と呼ばれるトゥルーズの人口は47万人ほど。欧州でも人口が増加している都市のひとつです。

 まずは観光船で一巡り。

 ガロンヌ運河とミディ運河をつないでいるのがトゥルーズです。

 大西洋からトゥルーズまでがガロンヌ運河、トゥルーズから地中海までがミディ運河(青印)。

 ミディ運河は17世紀にピエール=ポール・リケによって作られました。このままボートに乗りつづけると地中海に出られます。

 しかし、その途中にはこんな水門を60回以上も通過しなくてはなりません。

 次は陸に上がって街を見物して回りましょう。

 まず訪ねたのはジャコバン派の修道院(赤印)。

 美しいステンドグラスが印象的な教会の中。こんな風に午後の日差しが入り始めた頃に見学するのがいいそうです。

 内陣の天井はヤシの天井のように見えます。

 そしてこちらが中庭の回廊。なにやら学生さんたちがいるようですが・・・。

 トゥルーズに初めて大学を作ったのが、このドミニク派の修道士たちだったそうです。

 「昔の学生たちは授業を受けるために教会に通ったのです。13世紀頃のことです」とガイドさん。

 さて次はグルメを求めてヴィクトル・ユーゴ市場(オレンジ印)へやってきました。

 名産は何と言ってもこのソーセージ。美味しそうですね!昔、フランスに住んでいた頃、このトゥルーズのソーセージを買ってよく食べました。

 市場の二階には様々な飲食店が並んでいます。その中の一つがLe Louchebem。

 「代々肉屋をやっていたんです。4代目になってレストランを開店しました」と店主。

 フライドポテトがたっぷり添えられた肉料理が出てきました。

 聞こえてきたのはトゥルーズ生まれのシンガーソングライター、クロード・ヌガロ(Claude Nougaro)の歌声。

 2004年に亡くなってしまいましたが、シャルル・ドゥ・ゴール公園には記念の銅像があります(緑印)。

 「Ô Toulouse」という歌が有名だそうです。興味のある方は→こちら。故郷への愛に溢れた歌ですね。

 その “バラ色の街” を眺めるために、先ほどの修道院にある教会の鐘楼の上まで上がってみましょう。

 地上55メートルから見た街の眺め。赤レンガで作られた建物がずらりと並んでいて、確かにバラ色をしてます。

 次は、ガロンヌ川で水上スキーを楽しみましょう!

 楽しむといっても、ちゃんとできるようになるまでが大変。でもこの通り、屁っ放り腰でもできるようになります。

 先生の方はさすがにすごいですね。

 川の中州にある島に水上スキークラブSki Club De La Péniche(水色印)で申し込みます。

 これはちょっとご勘弁という方は、エアバス社の工場見学と言うのは如何でしょう?(こげ茶印)

 見学コースが用意されていて、あのA380の製造現場をガイド付きで見学することができます。

 夜は、オペラ鑑賞。ここは国立キャピトル劇場(Théâtre du Capitole de Toulouse)(紫印)。

 オペラとなるとチケット代がちょっと予算オーバーになりそうですが・・・。

 お得なチケットがあるそうです。27歳以下ならシーズン中に18ユーロで3つのオペラを鑑賞することができるそうです。学生の多いトゥルーズならではのサービスですね。

 キャピトル劇場は300年も前からオペラやバレーの公演が行われてきたそうです。この日の公演はイタリア歌劇「ラメルモールのルチア」でした。

 最後は静かにガロンヌ川で美しいトゥルーズの夜景を楽しみましょう。

 さて今回の旅の費用は、観光ボート代が10ユーロ、修道院の回廊が4ユーロ、食事代が18ユーロ、水上スキーが32ユーロ、エアバス工場見学が15.50ユーロ、オペラの鑑賞券が18ユーロで、締めて97.50ユーロ(約12,000円)でした。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、夜の7時、法学部の授業が終わったので半分からになった階段教室を出ようとしたら、最前列にいた学生がバッグからソーセージを出しナイフで切り分けると周りの学生たちに振舞い始めた[目][あせあせ(飛び散る汗)]


VDM(Vie de Merde)より



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週末はグラナダで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 今回はスペイン南部の観光地グラナダを旅します。

 パリから空路の直行便はなさそうです。となると、マラガまで空路で2時間半、マラガからグラナダまでバスで2時間というのが良さそうです。

Spain_Granada.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年6月10日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 グラナダの繁華街。街の観光は自身の足で。

 まずは3つある丘の一つに向かいます。そこにあるのがアルハンブラ。

 繁華街からは数キロ歩きますが、目的地までの道もまた風情があって楽しめます。

 さて、グラナダ最大の観光ポイント、アルハンブラに到着(青印にお城のマーク)。

 ここは宮殿と呼ばれていますが、13世紀にアラブ人が作った城塞都市です。

 庭園もあれば市場もあり、約2,000人がここで暮らしていたそうです。

 中の見学料は14ユーロ。全体をしっかり見学したければ3時間は必要だそうです。

 最近、修復が完了したばかりのライオンの中庭。庭の中央にはライオンをかたどった噴水があります。

 「ここはアルハンブラのシンボルのような場所です。スルタンとその家族だけが入れる場所でした。そして、スペイン最後のイスラム圏だったせいか、キリスト教とイスラム教の二つの文化が融合しているんです」

 宮殿の真向かいにあるのがアルバイシン地区(赤印)。ここにはアラブの名残があちこちにあるそうです。

 4年前からここで暮らしているというローラさんが中庭を案内してくれました。

 「昔、ここは菜園だったんです。作物を育て自給自足で暮らしていました」

 散策の最後に必ず訪れたいのがここサン・ニコラス広場(緑印)。

 ここから見たアルハンブラ、特に夕日が沈む頃のアルハンブラの眺めが素晴らしいそうです。

 「グラナダの夏はとても暑いんです。でも、ここだけは涼しいので夕方になると皆連れ立ってやってきます」とローラさん。

 次はちょっと変わった場所を訪ねてみましょう。

 中世の時代からジプシーが暮らしてきたというサクロモンテ地区(紫印)。今晩の宿がここにあります(黄緑印)。

 「ここは洞窟なんです。狭いですが、おもてなしには自信がありますよ。16世紀、キリスト教徒に追い払われたイスラム教徒やユダヤ教徒がここで暮らしていたそうです」と宿の方。

 近くにはジプシーのフランメンコが見られるお店Museo de la Zambraがあります(オレンジ印)。

 「とっても感動しました。洞窟でフランメンコを見たのは初めてです」と女性客。

 外に出て見上げると、ライトアップされたアルハンブラ宮殿が夜空に浮かび上がっていました。

 翌日はフラメンコギターのお店Daniel Gil De Avalleに行ってみましょう(こげ茶印)。

 ご主人のダニエルさんはギターを売るだけではなく自分でも作っています。

 すべて正確に作る必要があるとかで、一本作るのに3ヶ月かかるそうです。お値段の方は3500ユーロから12,000ユーロ。

 お土産に一本買って帰るというわけにはいかない高級品です。

 「ここにフラメンコの学校ができたのは1430年のことです。今ではだいたい30校ほどあります」とダニエルさん。

 さて次は美味しいものを食べに行きましょう。お店に入ってワインを頼むと・・・たっぷりのおつまみが出てきました。

 「17世紀頃から始まった習慣なんだよ。フランスの王様がアンダルシアにやってきてワインを注文した。グラスにワインを注ぐと、虫が中に入らないようにグラスの上に一切れのハムをのせて出した。それで飲み物を頼むたびにこうしてタパスを出すようになったのさ」とお店の方。

 ああ、なるほどねえ。これでたったの4ユーロ!

 最後にアラブ式お風呂のハマムHammam Al Ándalusで旅の疲れをとりましょう(水色印)。

 かつてアンダルシア地方にはこのような公衆浴場が数百あったそうです。

 「冷たいお風呂と温かいお風呂で構成されていました。ここは人々の交流の場にもなっていましたが、祈りを捧げる前に体を清めるための場所でもあったんです」と関係者の方。

 さて今回の旅の費用は、航空運賃が170ユーロ、アルハンブラ宮殿が14ユーロ、宿泊代が60ユーロ、飲み物+タパスが4ユーロ、ハマムが30ユーロ、フラメンコダンスが22ユーロで、締めて300ユーロ(約37000円)でした。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、お風呂の鏡に彼が、『I love you』と書き残していた。うっとり眺めているうちに、あのシャネルの高〜い口紅で書かれていること気がついた![ちっ(怒った顔)]


VDM(Vie de Merde)より



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週末はクレルモン=フェランで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 今回はフランス中南部、オーヴェルニュ地方の中心都市クレル=モンフェラン(Clertmont-Ferrand)を旅します。

 パリからは列車で4時間40分ほど。思ったよりかかります。

 夜行バスという手もあるようで、中には9ユーロ(約1,200円)と超格安のもあります。どんなバスなんだろうと少々気になります・・・。

Paris_ClermontF.jpg

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年6月4日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 丘の上から眺めた街の風景。

 シェーヌ・デ・ピュイと呼ばれる欧州最大の休火山群に囲まれた街には、その恵みがあちこちにあるのがわかります。

 火山石で作られた建物は黒っぽい色をしています。ひときわ目立つのが大聖堂。

 街の中心にあるフランス最初の英雄ヴェルサンジェトリクスの銅像(青印)。ガリア戦争でローマ軍と戦った英雄の民族がここに住んでいたそうです。

 街のシンボルはなんと言っても休火山のこのピュイ・ドゥ・ドーム。どこにいてもこんな風に姿を見せてくれます。

 まずは黒く見えていたノートル=ダム=ドゥ=ラソンプシオン大聖堂(赤印)の上まで上がってみましょう。

 「黒いのは大気汚染のせいではありませんよ。もともと使われた石が黒いのです。その黒石が大変丈夫なんです」と神父さま。

 大聖堂が作られたのは1248年。全てが完成して今の形になるまでに700年かかったそうです。

 美しいステンドグラス。聖書の物語が描かれています。2つの世界大戦の時は別の場所に保管され破壊を免れました。

 大聖堂の横にあるのがヴィクトワール広場(緑印)。1095年にこの地で第1回十字軍の派遣を呼びかけたローマ教皇ウルバヌス2世の像が設置されています。

 次は、ランチがてら特産品を求めてチーズ屋さんへ。

 カンタル、サン=ネクテール、フルム・ダンベール、ブルー・ドーヴェルニュ、サレールのAOP付きチーズが有名ですが、その他にも様々なチーズがたくさんあるそうです。

 このお店Fromagerie Nivess(オレンジ印)では、15ユーロで地元のチーズ盛り合わせとワインが楽しめるそうです。

 さて、街の見物なら徒歩で十分ですが、トラムに乗れば郊外にある名所を訪ねることができます。

 その一つがスタジアムStade Marcel-Michelin(黄緑印)。

 ここは地元のラグビークラブASMのホームグラウンド。週末ともなるとサポーターたちがここに集合します。

 残念ながら今日のチケットは売り切れ。でも、ラグビーを楽しむことはできます。

 こちらはHpark(黄印)。5ユーロでタッチラグビーを体験できます。タックルじゃなくタッチだから怪我の危険はなさそう。

 そしてここにはASMの歴史を展示した博物館もあります。自分と選手たちの体の大きさを比べたり、試合を見ながら解説するという体験もできます。

 次は今晩の宿Villa Pascaline(こげ茶印)へと向かいましょう。

 街の中心から少し外れた静かなヴィラ。19世紀のヴィラが宿泊施設に変身しました。

 広いテラスでは木漏れ日の中のんびりできそうです。

 バスタブ付きのお風呂とダブルベッドで一泊95ユーロ。

 ホテルで一休みしたら甘いものを求めてお菓子屋さんLa Ruche Trianon(紫印)へ。オーヴェルニュ地方に古くから伝わるフルーツゼリーを頂きます。

 煮たフルーツに大量の砂糖を加えよく混ぜ合わせたら型に流しこみ固まったら出来上がりです。

 赤いフルーツの他に洋ナシやキウイなどもあるそうです。詰合わせが一つ5ユーロ。

 次は、あの休火山ピュイ・ドゥ・ドーム(黒印)へ向かいましょう。

 山登りかと思いきやアプト式列車で頂上までたったの15分。これなら楽々です。

 今日はここからパラグライダーに乗って25分間の空の旅を満喫しました。

 さて今回の旅の費用は、チーズのランチが15ユーロ、フルーツゼリーの詰合わせが5ユーロ、アプト式列車代が9.80ユーロ、パラグライダーの空の旅が80ユーロ、宿泊代が95ユーロで、締めて204.80ユーロ(約25,000円)でした。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、自宅に帰って黒い足拭きマットで足を拭こうとしたら、そのマットが『にゃお〜』と鳴いたので驚いた!


VDM(Vie de Merde)より



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週末はサンレモで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 今回はリヴィエラにあるイタリアの都市サンレモ(Sanremo)を旅します。

 パリからは空路でニースに向かい(1時間半)、ニースから列車(1時間半)でサンレモヘ。またはパリからサンレモまで列車で7時間15分。

 サンレモといえばすぐに思いつくのが音楽祭。

 1960年代、日本でもテレビで放送され、ジリオラ・チンクェッティとかボビー・ソロとか人気でした。懐かしい〜。

 でも、どんな街なのかはあまり知りません。

 では旅人と一緒に訪ねてみましょう。

Rome_Sanremo.jpg

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年6月3日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ここがサンレモ。リヴィエラらしい街の風景です。

 まずは丘の上を目指して歩いて行くことにしましょう。

 趣のある路地ですが、ボ〜ッと歩いていると迷子になりそう。ガイドさんに連れられて小さな広場までやってきました。

 周りを見渡すと随分と古い建物が並んでいます。ツーリストに人気の場所で、夏にはここで野外演奏会が開催されるそうです。

 丘の上にはレジーナエレナ庭園があります(緑印)。ここからは地中海とサンレモの街が一望できます。

 庭園の向こう側にはマドンナ・デッラ・コスタ教会があります(赤印)。

 バロック様式の装飾や17世紀の見事なフレスコ画が残されています。

 坂を下って繁華街にやってきました。ちょうどお昼の時間です。

 こちらのお店Pasta Madre(オレンジ印)でランチを頂きましょう。

 「これが地元の料理です。フランスのサルディナード(Sardinade)と同じタイプの料理ですよ。トマト、オリーブ、アンチョビ、にんにくをのせたものです」とお店の方。

 一人はこのサルディナードを、もう一人はアーティチョークのトルト(パイ)を、白ワインをお供に食べてました。

 お腹がいっぱいになったら街の東側にあるヴィラ・オルモンド(Villa Ormond)の庭を散策です(黄緑印)。

 「ここは大変貴重な庭です。300種類もの植物が世界中から集められています」

 責任者のクラウディオさん、なんだかものすごい木があるとかで見せてくれました。

 「これはオーストラリアから運ばれてきた木です。サンレモの気候が適していたようです。この根っこを見てください。立派な芸術作品のようでしょう」

 サンレモにはこんな立派なカジノがあり、ヴィラがあちこちに建っています。

 19世紀後半、ここは欧州の特権階級の保養地として人気だったそうです。

 今回の旅人もその時代を味わおうと、このホテルHotel Belle Epoqueに泊まることにしました(こげ茶印)。

 1892年の建物がリノベーションされたホテルです。

 「できるだけ当時の部屋を再現しました。家具もその時代のものです」とオーナー。

 上品で落ちついた作りのお部屋はゆっくり夜が過ごせそうです。

 ホテルで一息ついたら夕食を食べに出かけましょう。もちろんパスタをいただきます。

 ここはレストランIpazia Cibi e Libri(紫印)。看板にFree Wi-Fiの文字。

 カジュアルなお店のようですが、厨房にお邪魔してみると料理人のマルコさんがラビオリを作っていました。

 「ほうれん草にリコッタとパルメザンリーズを混ぜ塩・コショウをしてあります。作り方は母から伝授されました」

 茹でたラビオリはオリーブ油でさっと炒めたら出来上がり。チーズをかけていただきます。

 翌日はサイクリングに出かけましょう。サンレモには欧州で最も長く最も美しいサイクリングロードが整備されているそうです。

 早速、自転車をレンタルしましょう。

 「美しい眺めの道路ですよ。たくさんの人がやってきて自転車に乗ったりジョギングしたりしてます。静かで家族向きの道です」とレンタサイクルの店主。

 海岸線に沿って走っていくようです。確かに眺めが良くて爽快ですね。

 元々は鉄道が走っていたそうです。2008年に道路に作り変えられました。車はシャットアウト。これなら安心して走れます。

 疲れたら途中のカフェでコーヒーを飲んで一息入れましょう。

 さて今回の旅の費用は、ランチが16ユーロ、宿泊代が70ユーロ、夕食が15ユーロ、レンタサイクルが12ユーロ(半日)、コーヒーが2ユーロ、旅費が96ユーロで、締めて211ユーロ(約26,000円)でした。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、8才になる息子はテレビ番組「ほぼ完璧なディナー」が大好きで、番組と同じようにうちの食事に点数をつける。10点満点で、雰囲気3点、テーブルセッティング4点、食事2点。『ママ、インスタントのラビオリじゃあここまで!』と息子


VDM(Vie de Merde)より



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週末はコルマールで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 今回はアルザス地方の町コルマール(Colmar)を旅します。

 パリからは高速列車TGVで2時間半。

 アルザス・ワイン街道のちょうど真ん中あたりにあって、アルザス・ワインの首都とも呼ばれています。

Paris_Colmar.jpg

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年5月26日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 自由の女神像???でもどことなく本物と違う感じ。

 それもそのはず、これはコルマール空港からすぐの交差点にあるレプリカです(青印)。

 レプリカとは言っても、アメリカにある本物を作ったのはコルマール出身の芸術家オーギュスト・バルトルディ。

 作家の死後100年を記念して2004年7月4日にここに設置されました。

 本物のタイトルは「世界を照らす自由(La Liberté éclairant le monde)」だそうです。

 町の中心街にもバルトルディの作品があります。

 旅人がまず訪ねたのはウンターリンデン美術館(Musée Unterlinden)(赤印)。年間18万人の見学者が訪れる人気の美術館です。

 「ここは13世紀に作られた修道院でした。フランス革命後は、監獄や厩舎として使われましたが、1853年に美術館として生まれ変わりました」と美術館の方。

 ここには修道院時代に集められた作品が展示されています。

 まずは世界的に知られるドイツ人画家グリューネヴァルトの傑作「イーゼンハイムの祭壇画」。1512年の作品です。

 中央にキリストの磔刑場面が、右側には修道士の創始者とされる聖アントニウスが描かれています。

 真ん中が扉になっていて、それを開けるとまた別の絵が現れます。大作ですね。

 ちょっと恐ろしい絵にも見えますが、人の恐怖心を和らげるために描かれたとか。

 さて次は、木組みの建物の並ぶコルマールの通りを散策しながら街の中心へ。ここは噴水のあるアンシエンヌ・デュアンヌ広場(緑印)。

 「コルマールには運河が張り巡らされていて『プチ・ヴェネツィア』と呼ばれています。せっかくですからその運河を見に行ってみましょう」と旅人。

 観光客を乗せたボートが運河を走っています。転覆しないかちょっと心配なボート。

 「かつては生産者がこの運河を使って農作物をルマールに運び込んでいたんです。野菜やフルーツが毎日のようにコルマールで売られていました」とガイドのステファヌさん。

 では6ユーロを払ってボートに乗ってみましょう。

 運河の両側にはコロンバージュと呼ばれる木組みの家が立ち並んでいます。

 窓の下の木組みがひし形や十字になっていますが、どれも繁栄のシンボルなのだそうです。

 そして壁の色にも意味があるとか。

 「家の壁がカラフルな色をしていますが、昔から色を塗る習慣がありました。ブルーはカトリック、赤はプロテスタントだったんです」とガイドさん。

 さあ次は、いよいよアルザス・ワインを堪能しましょう。ここはコルマールで最も古いワイン農家の一つDomaine Martin Jund(ぶどう色印)。

 17世紀に建てられた元宿場で白ワインを試飲することができます。

 「アルザス地方には7種類のぶどうの品種があって、6つは白、1つは赤です」と4代目のセバスチャンさん。

 1日歩き回って足も疲れましたがお腹も空きました。レストランで郷土料理をいただくことにしましょう。

 入ったのはレストランLe Fer Rouge(オレンジ印)。厨房で作られているのはベクオフ(baekeoffe)。

 味付けをして一晩寝かせた羊と豚と牛肉をの肉を野菜と一緒に土鍋に入れワインを注いだたオーブンで焼いて出来上がり。

 また、タルト・フランベというピザのような料理や魚のシュクルートもあります。

 旅人が食べているのはベクオフ。かなりボリュームがありそうです。

 お腹が落ち着いたところで今晩の宿へと向かいましょう。

 そこは先ほどワインを試飲したワイン農家の家。宿泊もできるようです。

 翌朝は、サン=マルタン大聖堂を訪ねます(こげ茶印)。まずは244段の階段を上って上まで行ってみましょう。

 ここからはコルマールの町が一望できます。古い町並みが美しいですね。

 望遠鏡を覗いてみると、アルザス地方のシンボル、コウノトリが巣で卵を温めているのが見えました。

 最後はこの地方の特産品を求めて市場へ向かいます(黄緑印)。

 旅人さん、チーズ売り場へ直行。

 「臭いのきついチーズです」とチーズ屋さん。

 牛乳で作られたウォッシュ系のチーズはマンステール。お土産に一つ購入しました。真空パックにしてもらった方が良さそうです。

 さて今回の旅の費用は、観光ボート(二人分)がで16ユーロ、レストランの食事(二人分)が46ユーロ、朝食付き宿泊代が69ユーロ、美術館見学(二人分)が26ユーロ、お土産代が6ユーロで、締めて163ユーロ(約20,000円)でした。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、見習い期間だというのに朝寝坊して仕事に遅れてしまった。朝日の輝くお天気の日にこんな理由は通らないだろうと思いながら言った。『川が凍りついていて船に乗れなかったんです』で、結局、遅刻扱いにならずに済んだ[手(チョキ)]


VDM(Vie de Merde)より



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週末はエクス=アン=プロヴァンスで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 今回はフランス南部のエクス=アン=プロヴァンスを旅します。

 パリから高速列車TGVで3時間ほど。“南仏のフィレンツェ” とも呼ばれる街はどんなところでしょう?

Paris_AixenPro.jpg



下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年5月13日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 エクス=アン=プロヴァンスの旅は春らしく花市から始まりました。お天気にも恵まれて楽しい旅が期待できそうです。

 今回の観光の足はこれ、パパモビル。教皇の興しの現代版です。エクスのパパモビルはDiablineという名の電気自動車

 「普通のバスはこういう路地は通れないんだよ。道幅が狭いからね」と運転手のクリスチャンさん。

 そこかしこに古い歴史を物語る建物が並んでいます。ちょっとストップして最初の隠れた名所を見学しましょう。

 ここはアルベルタス広場(赤印)。可愛いい噴水があります。

 「ここはアルベルタス侯爵の名前が付けられた広場です。18世紀、侯爵はこの広場の向かいにある邸宅を買って住んでいたんです。かつてこの広場には20軒ほどの家が建っていたんですが、侯爵が全部壊させてイタリア風の広場にしてしまったんです」とガイドのフレデリックさん。

 貴族というのは横暴ですね。

 さて、またパパモビルに乗って街を散策です。エクスの街はちょっとパリを思い起こさせます。

 次は大きな噴水フォンテーヌ・ドゥ・ラ・ロトンド(青印)を通ってマザラン地区へ向かいます。

 ここはHôtel de Caumont(コーモン邸)(緑印)。

 現在はアート・センターになっていますが、かつては個人の邸宅でした。建てられたのは1714年。

 天蓋付きのベッドがあるのはポリーヌ・コーモンの部屋。

 「エキゾチックな装飾や絵柄が特徴です。ベッドはポーランド風に仕上げてあります」とセンターの方。

 ここのカフェでゆっくりお茶でも飲みながら18世紀の雰囲気を味わっておきましょう。

 そしてエクス特産のお菓子カリソンも忘れてはいけません。ここからすぐのお店Leonard Parliへと向かいます(黄印)。

 カリソンはアーモンドパウダーとオレンジとメロンのコンフィを混ぜ合わせたお菓子です。

 食べ方をお店の方が伝授してくれました。あの白い砂糖のコーティングは剥がして食べるらしい。知らなかったあ〜。そのまま二口くらいでがぶがぶと食べていました。

 そろそろ今晩の宿へと向かいましょう。4頭のイルカ広場(Place des 4 dauphins)(黄緑印)の近くにあるマリーさんのお宅Le Jardin de Marieがその宿です(こげ茶印)。

 「この家に住んで35年になります。ここは17世紀に建てられた個人の邸宅だったんです」

 天井のレリーフがその時代をよく表しています。広い庭のある邸宅は都会にいることを忘れさせてくれます。

 大学都市でもあるエクスは夜も賑やかです。ワインとタパスが楽しめるお店L’ASへ行ってみましょう(オレンジ印)。

 さすがに若い人が多くて元気ですね。

 翌日はバレーやダンスの公演が行われるPavillon Noir(黒印)へ。

 ここは土足厳禁。1か月に一度、こうしてリハーサル風景を見学することができます。

 こちらの男性がここの専任振付け師。

 そしてエクスと言えば、忘れてはいけない場所があります。そう、セザンヌのアトリエ(水色印)。

 晩年の作品が描かれたのがこの部屋です。どれも皆、セザンヌが使っていたもの。

 「こちらが最後の写真撮影をした時に来ていたスーツです。隣のが制作時に来ていた上着。この帽子も彼がかぶっていたものです」

 あちこちに噴水のあるエクス=アン=プロヴァンス。だいぶ昔になりますが一度だけ行ったことがあります。都会的でおしゃれな街でした。もう一度行ってみたい場所です。

 さて今回の旅の費用は、紅茶代が5.50ユーロ宿泊代が100ユーロ、コーモン邸が13ユーロ、セザンヌのアトリエが5.50ユーロ、夕食代が35ユーロ、パパモビルが0.70ユーロで、締めて159.70ユーロ(約20,000円)でした。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、日焼けを防ぐために帽子を顔の上にのせ公園のベンチで休んでいると、見知らぬ男二人に殴られ、近くの噴水の中に放り投げられた。二人は僕の顔を見て言った。『あれ、申し訳ない。人違いだった』


VDM(Vie de Merde)より



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週末はラ・ロシェルで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 今回はフランス西部の港町ラ・ロシェル(La Rochelle)を旅します。

 パリから高速列車TGVで3時間強、空路なら1時間強。

Paris_LaRochelle.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年5月6日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ラ・ロシェルと言えば、この要塞です。

 頑丈そうな二つの塔(青&赤印)の間を通って港に入ります。

 まずは右側にあったサン=ニコラ塔(赤印)に登ってみましょう。14世紀に作られたこの塔、高さは37メートルあります。

 大西洋側の重要な防衛施設であるとともに、塔の守衛長とその家族の住まいでもありました。

 「ここには、大広間、礼拝堂、寝室など、14世紀の暮らしに必要な設備が全て揃っています」

 単純な筒型の塔の中は迷路のようになっていました。

 塔の守衛長は収税吏でもありました。

 「入港する船は全て税金を支払わなくてはなりませんでした。夜は二つの塔の間にチェーンがかけられ、税金を逃れて入港できないようにしていたんです」

 塔の上からは港とその向こうに広がる街が見渡せます。

 恐ろしいことにこの塔、木の杭の上に作られていました。そのためか少し右に傾げています。

 どうやら土台が傾いたまま塔を建ててしまったらしい。

 現在は修復工事が行われて硬い土台に変えられています。でも塔は今も傾いたまま。

 二つの塔から少し離れたところにあるのが最近修復を終えたばかりのランタン塔(緑印)があります。

 ここは長い間、牢獄として使われてきました。壁には囚人が彫ったレリーフが残っています。なかなかの作品です。

 次は旧市街を散策してみましょう。

 観光客だけでなく街の人も必ず食べに行くというお店がここErnest le glacier(オレンジ印)。アイスクリーム屋さんです。

 二階では自家製のコーンを作っています。

 そして1階がお店。なんだかすごく凝った感じのアイスクリーム。

 「これはブラックチョコのシャーベットです。ヌガーを砕いたものを混ぜてあります」

 次はちょっと変わった場所へ行ってみましょう。港に停泊中の船の博物館です。

 かつて気象観測用に海を航行していた古い船France I号です。

 中はかつてのままに保存されています。医務室もあります。緊急の時は手術もできるそうです。長い航海に備えて調理室もあります。

 France I号は1985年にその役割を終えこの港にやってきたそうです。

 そして、今晩の宿も海の上にあります。このヨット、一泊65ユーロ泊まることができます。安いですね。

 中はこんな感じ。リビングもあればキッチンも付いています。そして寝室はこちら。

 デッキでは夕日を眺めながらワインで乾杯。ヨットのオーナーになった気分になれそう。

 翌朝は、大型ヨットで海原を走ります。2時間半のクルージングで25ユーロ。

 「正面に見えるのがフォール・ボワヤール(Fort Boyard)(こげ茶印)、オレロン島はこっちです(黄印)」

 フォール・ボワヤールは海の中に作られた要塞。映画「冒険者たち」(1967年)のロケ地にもなりました。

 先日、引退を表明したアラン・ドロンと今は亡きリノ・ヴェンチュラの主演でした。

 2時間半のクルージングは日常を忘れてしまうのに十分ですね。

 お腹が空いたら陸に上がって海の幸をいただくことにしましょう。ここはレストランLe Casier。(黄緑印)もちろんテラスのテーブルでいただきます。

 お腹がいっぱいになったら、最後に水族館(紫印)を覗いておきましょう。ここでは12,000種類の海の生き物を見ることができます。

 さて今回の旅の費用は、塔の入場料が9ユーロ、船の博物館が9ユーロ、宿泊代が65ユーロ、ヨットクルーズが25ユーロ、カキ6個で9.70ユーロ、水族館が16ユーロで、締めて133.70ユーロ(約17,000円)でした。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、税務署からのメールがスパムメールになってしまい、仕方なくアドレス帳に“友人” として登録しなくてはならなかった

VDM(Vie de Merde)より



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週末はバレンシアで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 今回は地中海に面したスペイン第三の都市バレンシアを旅します。

 パリからバレンシアまでは空路で約2時間。

Madrid_Valencia.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で、2017年4月29日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 20キロ以上にもわたって続く海岸線。

 地中海性の温暖な気候に恵まれたバレンシアは休暇を楽しむ人たちで賑わっています。

 そして、バレンシアといえばオレンジとパエリア!

 しかし、観光の見所は他にも色々あります。今回の旅は街の中心にあるサンタ・マリア大聖堂から始まります(青印)。

 美しい鐘楼。207段の階段を上がってみましょう。てっぺんに到着すると、今回の旅のガイドのイザベルさんが待っていました。

 「こちら側には近代的な建物が見えます。 “芸術科学都市” と呼ばれている地域です(赤印)。そしてあそこに見えるのが旧市街の中心地レイナ広場です(黄印)。角にはアールヌーボーのファサードを持つ美しい建物があります」

 サンタ・マリア大聖堂は13世紀から15世紀にかけて建設されました。

 これらの絵画はゴヤの作品です。お宝はこれだけではありません。

 こちらの礼拝堂にはキリストが最後の晩餐で使ったとされる聖杯が祀られています。

 「聖杯はまずサン=ピエトロ寺院に納められました。その後、スペインに運ばれてきたのです」と僧侶。

 次に訪ねたのはアールヌーボーの見事な建物、バレンシア中央市場です(オレンジ印)。

 ヨーロッパでも最大と言われる規模の市場です。お店の数は約300店。地元産のあらゆる食材が売られています。

 そして旅人が訪ねたのはこちらのお店。オルチャタと呼ばれる変わった飲み物があるそうです。

 「甘くて冷たい飲み物です。このチュファをベースに、水、砂糖で作られています」とお店の方。

 チュファとはキハマスゲの地下茎。スペインの夏には定番の飲み物だとか。

 「アーモンドミルクのような、体に良さそうな飲み物です」と旅人。

 次は自転車で移動です。バレンシアは坂がないので自転車での移動には最適です。

 北から南への移動にはトゥリア公園を通るのがベスト(緑印)。

 もともとここには川が流れていたのですが、増水による氾濫を防ぐために迂回路が作られ、緑豊かな公園に生まれ変わりました。いつも散歩やスポーツを楽しむ人たちで賑わっています。

 この公園の南端にあるのが大聖堂の鐘楼から見えた芸術科学都市です(赤印)。近代的というより未来都市のような建物が並んでいます。

 こちらの建物は海洋博物館。45,000種の海の生き物を見ることができます。

 この水槽のトンネルは30メートルの長さがあるそうです。ちょっと怖いですが、大きなサメが泳いでいるのを間近で見ることができます。

 次は海岸へと出てみましょう。芸術科学都市から海岸は目と鼻の先。潮風に吹かれながらビーチをお散歩。

 ビーチのすぐそばにはこんな素敵な家々が並んでいます。かつて漁師の家だった建物です。この一角に今晩の宿があります(ペドロさんの家)(こげ茶印の界隈)。

 「ここは1920年に建てられました。他の建物と同じようにここも漁師の家でした。一階では漁師が網の手入れをしていました」と宿のオーナー。

 寝室が2つ、4人が宿泊できます。これで一泊95ユーロ。安いですね。

 宿で一息入れたらお食事に出かけましょう。バレンシアで食事と言えば、パエリアです。何しろここはパエリア発祥の地ですからこれだけは絶対に頂いておきましょう。

 ビーチからすぐのお店La Pepicaへ(紫印)。創業から100年以上にもなるという老舗です。

 お客様の中には、スペイン王室、ペレ、ボノ、そしてアメリカの文豪ヘミングウェイもいます。

 さあ、いよいよ元祖パエリアを頂きましょう。

 「チキンにウサギ、ライスと野菜も召し上がってください」

 パエリアと言えば海の幸が当たり前のようになってますが、元祖にはそのようなものは入っていませんでした。

 さて今回の旅の費用は、海洋博物館が28ユーロ、宿泊代が95ユーロ、パエリアが12ユーロ、航空運賃が70ユーロで、締めて205ユーロ(約25,000円)でした。



******* フランス人のつぶやき *******


「今日、私の浮気で壊れかけた二人の仲を立て直そうと、彼の提案で週末にスペインの巨大テーマパークに出かけることになった。しかし、私が乗り物に弱いことは彼も知っているはずなのに・・・案の定、最初のアトラクションで吐きそうになった。ひょっとしてこれは復讐か・・・」

VDM(Vie de Merde)より



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週末はナンシーで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 今回はフランス北東部の都市ナンシー(Nancy)を旅します。

 パリから高速列車TGVで1時間40分ほど。人口は約10万人。

 ちなみにナンシーのフランス大統領選第一回目の投票結果は、マクロン28.46%、フィヨン22.80%、メランション21.95%、ル・ペン10.68%、アモン9.54%だったそうです。

Paris_Nancy.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で、2017年4月22日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 旅の始まりはまず街の中心から。ここはスタニスラス広場(青印)。

 1755年に作られた広場は250年以上も経った今でも人々の憩いの場になっています。

 「ブラブラしていると日常とは違う気分になれます」と女性。

 「ナンシーにはいい場所があるなって思って、ついつい長居してしまうんです」と別の女性。

 ユネスコの世界遺産になっているこの広場、毎年数十万人の観光客が訪れます。

 こちらの方は、四季折々の広場の様子を描いているそうです。

 「ここからの眺めは劇場でのワンシーンを見ているかのようです」とアーティスト

 芸術といえば、街の歴史に大きな足跡を残したのがアールヌーボーです。

 19世紀末から20世紀初頭にかけて欧州に広がったこの芸術運動はナンシーにも届いていました。

 1901年にエコール・ドゥ・ナンシー(芸術産業の組合のような組織)が設立され、さらにナンシーのアールヌーボーは発展を遂げます。その中心人物の一人がエミール・ガレ。

 ここはナンシー派美術館(赤印)。鉄、木材、ガラスなど作品の素材は様々。そして全部がアールヌーボーというお部屋もあります。

 今度は自転車に乗って屋外のアールヌーボーを探しに行きましょう。

 ひとくちにアールヌーボーと言ってもそれぞれ個性があります。こうして街角の隠れるアールヌーボーを探して回るのも楽しそうです。

 さて、次は芸術とグルメの両方を楽しめる場所に行ってみましょう。

 ここはナンシー駅のすぐ向かいにあるブラッスリーL’Excelsiorオレンジ印)。支配人のエリックさんが迎えてくれました。

 「ここはナンシー派の特徴が随所に残っている建物です。窓ガラスはジャック・グリュベール、ボワズリー(木工細工)はルイ・マジョレルの手によるものです」

 ナンシー派のアールヌーボーを堪能しながらコーヒーを一杯。ランチは別のお店でいただきます。

 中世の立派な城壁やルネッサンス様式の建物の残る界隈へ。ここはサン=テーヴル聖堂(Basilique Saint-Epvre)(緑印)のある広場。

 このすぐ近くにあるのがMade in France(こげ茶印)。どうやらオーダーメイドのサンドイッチ店のようです。

 「当時、ファストフード店といえばアメリカのチェーン店ばかり。それでフランスのファストフード店を開いたんです」とお店のオーナー。

 さささっとサンドイッチを食べたら腹ごなしに自転車で移動。訪ねたのは温泉プールPiscine Nancy-Thermal(水色印)。

 1908年に温泉が発見され、この建物は1913年に建てられました。温泉とは言っても36℃ですから人の体温と同じくらい。

 水つながりで次に訪ねたのは水族館(紫印)。そのお隣では陸の動物も展示されているようです。展示方法もいろいろ工夫がされているようです。

 あちこち見てまわって疲れました。そろそろ今晩の宿Hôtel des Prélatsへ向かいます(黄緑印)。

 ここは17世紀の大司教の屋敷だった建物をホテルに改築したもの。広々としたお部屋です。

 ホテルはスタニスラス広場からすぐのところにあります。せっかくですから夜の広場を見物しておきましょう。また違った姿が楽しめそうです。

 さて今回の旅の費用は、美術館が6ユーロ、水族館が5ユーロ、レンタサイクルが7ユーロ、温泉プールが4.40ユーロ、コーヒーが2.20ユーロ、ランチが11ユーロ、宿泊代が119ユーロで、締めて154.60ユーロ(約18,000円)でした。



******* フランス人のつぶやき *******


「今日、ナンシーのバスNo.132は30分遅れた。運転手が整備員を呼ばなくてはならなかったからだ。何しろ、バスのチケットと間違えて機械に入れてしまった僕のクレジットカードを取り出さなくてはならなかったもんで・・・」

VDM(Vie de Merde)より



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週末はカーンで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。今回はフランス西部ノルマンディ地方の都市カーン(Caen)を旅します。

パリからカーンまでは列車で約2時間。どんな旅が待っているのでしょう?

Paris_Caen-2.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で、2017年4月15日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 いきなり競馬場(緑印)。

 カーンに競馬場ができたのは、今から180年ほど前の1840年のこと。長い歴史のある競馬場です。

 「時々ここに散歩に来るんだ」と男性。

 「街の中心にこれだけの規模の競馬場があるのは珍しいです」と女性。

 走り終え馬をねぎらったら、街の観光へと出かけましょう。

 カーンの人口は約10万人。海へとつながる運河の船着場にはプレジャーボートが並びます(青印)。

 そして名所と言えば、二つの修道院(こげ茶印、赤印)にカーン城(オレンジ印)。

 カーン城は、のちにイングランド王(ウィリアム1世)になったギヨーム2世のお城です。

 1066年、ギヨーム2世は6000人の騎士を含む12000人の兵を率いてイングランドに向かいました。

 余談ですが、その時の様子を描いたのが世界遺産にもなっているバイユーのタペストリー。カーンから30キロほどのところにある町バイユーのタペストリー博物館で見られます。

 さて次に訪ねたのは、カーン平和記念館(Mémorial de Caen)(黄印)。

 ここでは第二次世界大戦のきっかけから1945年までの歴史が展示されています。

 当時の軍服や武器、さらに一般の生活を窺い知ることのできるような品々もあります。

 PAIN “A”と書かれたチケットは、パンもしくは小麦粉の配給用に使われていたもののようです。

 ガスマスクもあれば自転車も展示されています。

 「具体的にものを見せながら、わかりやすい言葉で説明し、当時、何が起きていたのかを解説しています」とガイドさん。

 「ここに来て初めて知ったこともありました。孫を連れてきたのは歴史を学んで欲しいと思ったからなんです」と女性。

 カーンはノルマンディ上陸作戦で激戦地となったこともあり平和を願って作られた施設でした。

 次は、美味しいものでも頂きに行きましょう。出てきたのは郷土料理トリプ・ア・ラ・モード・ドゥ・カーン(カーン風もつ鍋)。

 「4種類の牛の胃袋と足をシードルとカルヴァドスの入ったソースで煮込んだものです」とお店の方。

 お腹がいっぱいになったら、腹ごなしにボートに乗りましょう。

 ボートと言っても競技用のボートですが、無料で体験できます。

 1時間半ほど運河を漕いでもうクタクタです。そろそろ今晩の宿Villa Héliantheへと向かいましょう(黄緑印)。

 迎えてくれたのはジョゼットさん。この宿の女将。

 宿と言ってもお部屋は1つだけ。要は民宿ですね。

 ジョゼットさんがこの家に巡り合ったのは今から7年前のこと。大変気に入り購入しました。

 1930年代に作られたこの家、全体がアールデコに仕上げられています。

 旅人の注意を引いたのはこのお風呂。泡のお風呂に入れば優雅な気分になれそうです。

 翌朝、早起きしてお散歩に。向かった先は公園かと思いきや、そこは墓地(紫印)。

 しかもほとんどのお墓が放置されたままです。

 お墓の住人は猫たち。そして、市民の憩いの場所にもなっています。

 「小さな森みたいな感じですよ。季節によって花が咲いてきれいなんですよ」と女性。

 ノラちゃん、人間になついてますね。

 最後は運河沿いに作られた道をサイクリング。気持ち良さそうですが、カメラマンさんはちょっと大変。

 「のんびりできて気持ちがいいです」と女性。

 「カーンからこの道を行けばすぐに海へも出られます」と別の女性。

 30分もペダルを漕げば海岸です。

 さて今回の旅の費用は、宿泊代が80ユーロ、記念館が24ユーロ、食事代が13ユーロ、締めて117ユーロ(約14,000円)でした。


******* フランス人のつぶやき *******


「今日、ノルマンディに住んでいる。18か月になるわが子が覚えた言葉は、『パパ』『ママ』の次に『雨』だった」

VDM(Vie de Merde)より





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