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週末はデン・ハーグで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 

 今回はオランダのデン・ハーグを旅します。

 

 パリ北駅でロッテルダム行きの高速列車タリスに乗り、ロッテルダムで在来線に乗り換えデン・ハーグヘ。所要時間は約3時間20分ほど。

 

 また空路なら直行便で1時間強で行くことができます。


Netherlands_LeHaye.jpg

  下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2017年3月18日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。




 まずはボートで運河を散策。デン・ハーグもアムステルダムと同じように運河の街です。

 

 そして、1248年に宮殿ができてから今日まで王室の所在地になっています。しかし不思議なことに国家元首の住む街でありながら城砦などはどこにも見当たりません。

 

 「ハーグには壁や城砦など街を保護するものはありませんでした。そこで街を守るためにすべての運河をつないで取り囲むようにしたのです」とガイドさん。

 

 運河の途中には小さな橋がかかっています。こうして頭を下げて通り過ぎます。

 

 さて、今度は陸に上がって散策。さすがにオランダだけあって自転車の往来が多いですね。

 

 まず旅人が訪れたのはマウリッツハイス美術館(上記地図の青印)。ここではフェルメールのあの名作に出会えます。

 

 「少女は振り向いて肩越しにこちらを見ています。口は軽く開かれ、フェルメールはこの唇に光を表す白い点を描いています。これが大きな謎を呼びました。この光の点があることで美しい顔がさらに魅力的になっているんです」

 

 そう言えば、この白い点は修復後に発見されたという話をどこかで聞いたことがあります。確かにここにこの白い点があるのとないのでは印象が違ってきます。

 

 莫大な価値のあるこの絵も、制作された当時は1ユーロ以下の値段で買い取られたとか。絵画の宿命なのかもしれません。

 

 さて、次もまた見逃せない場所へと向かいます。

 

 ここはオランダの国会議事堂(ビネンホフ)(赤印)。中庭は誰でも入ることができます。

 

 ここでは議員さんたちと気軽に写真を撮ったりおしゃべりしたりできるそうです。

 

 そうこうしているうちにお昼の時間になりました。今回はちょっと変わったレストランに入ってみましょう。

 

 ここはインドネシア料理店Garoeda Restaurantオレンジ印)。

 

 1945年までインドネシアはオランダの植民地でした。その間にオランダ人が開発し、インドネシア独立後に自国に持ち込んだのがライスターフェルと呼ばれるこのインドネシア料理。

 

 サフランライス、カカオソースのチキン等々、10数種類のおかずが並びます。

 

 「まずお皿にライスを取り、おかずを少しずつ取っていただきます」とお店の方。

 

 私もオランダとバリ島に行った時にこのライスターフェルをいただきました。ご馳走ですよねえ。

 

 さて、お腹がいっぱいになったところで、次に訪ねたのはパノラマ・メスダフ美術館(緑印)です。

 

 ここには円形の壁一面に砂浜の風景を描いたパノラマ絵があります。19世紀に描かれたオランダで一番大きな絵画です。

 

 「高さは14m、円周は120mです。世界でも珍しい絵画です」と美術館の方。

 

 これと同じパノラマ絵をベルギーで見たことがあります。ワーテルローの戦いを描いたもので、ナポレオンが米粒みたいに小さく描かれてましたっけ・・・。

 

 それはさて置き、そろそろ今晩の宿へチェックインしましょう。

 

 今晩は運河に浮かぶハウスボートに泊まります。これだけの広さで一泊80ユーロ。

 

 「オランダは第二次世界大戦で家屋が破壊されてしまいました。そのため皆がなけなしのお金でボートに家を作ったんです」とオーナー。

 

 ちょっと小腹が空いたところで地元のグルメをいただきましょう。グルメとはハーリング(酢漬けのニシン)のこと。

 

 「玉ねぎをつけて、こうして食べるのが美味しい食べ方です」と男性。ちょっと一杯やりたくなってきました。

 

 ということで、この高層ビルの展望台へと向かいます。ここはハーグ・タワーの41階(こげ茶印)。街全体は当然のこと、遠くの地平線まで見渡せます。

 

 眺めを楽しんでいるうちに夜の帳が下りてきました。同じ階にあるバーThe Penthouseで夜景を見ながらお酒を一杯。

 

 翌朝は、スヘフェニンゲンの海岸を散策しましょう。リゾート地にふさわしい豪華な建物は五つ星ホテルGrand Hotel Amrâth Kurhaus(黄緑印)。

 

 海岸から海へと伸びたデッキの横には巨大な観覧車SkyView de Pierが設置されています(黄印)。リポーター二人も乗ってみることになりました。

 

 「スヘフェニンゲンはハーグだけでなくオランダ全土で人気のリゾート地なんです」と観覧車のオーナー。

 

 ビーチの眺めを楽しみながら、今回の旅の費用をまとめておきましょう。

 

 パノラマ絵の見学料が8ユーロ、運河の観光ボートが12ユーロ、美術館が25ユーロー、インドネシア料理が25ユーロ、宿泊費が80ユーロ、ニシンが2.80ユーロ、大観覧車が9ユーロで、締めて161.80ユーロでした。

 


******** フランス人のつぶやき *******

 

 

 

「今日、小さな美術館で受付をしている。高齢の見学者がやってきてボードの文字を大声で読み上げた。『入場無料!』そして私の方にやってくると言った。『となると、あんたは何もしとらんということになりますな』確かに、その通りなのかもしれませんが・・・」

 

VDM (Vie de merde)より

 




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週末はマルタ島で [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 

 今回は地中海の小さな島マルタ島を旅します。

 

 パリからマルタ島までは直行便で2時間40分ほど。

 

 マルタ島はマルタ共和国の島の一つ。EU加盟国で通貨はユーロ

 

 東西冷戦の終結を告げる歴史的な舞台になった地でもあります。

Malta_Valetta.jpg


  下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2017年3月11日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。




 建物が密集する、まるでジオラマのような風景。島の面積はベルギーのおよそ100分の1。

 

 首都ヴァレッタでタクシーに乗ります。運転手兼ガイドは、5年前からマルタ島に住んでいるというフランス人のファビアンさん。

 

 200年近く英国領だった影響で、独立した今でも車は左側通行。この狭い路地の続く街中を走るコツは、決して急がないこと。

 

 こうしてファビアンさんが連れて行ってくれたのは首都ヴァレッタの港です。ここには軍事用に作られた3つの要塞があります(3つの青印)。

 

 また都市全体が要塞に囲まれており、欧州の中でも最も美しい都市の一つと言われています。そしてこの要塞都市の全体がユネスコの世界遺産になっています。

 

 港には大富豪の所有する豪華なヨットが並んでいるかと思えば、別の港には石油プラットフォームが設置されています。マルタ島で石油採掘???

 

 第二次世界大戦中、石油を電力源にして海水を真水に変えて使っていたマルタ島は、枢軸側の海上封鎖で石油の入手が困難になり陥落は時間の問題とされていたところ、英国が威信をかけてマルタ島を守ったのでした。戦争には何かと石油が絡んできます。

 

 さて、ファビアンさんの電気自動車にガソリンは不要ですが充電は必要です。

 

 その間に、名所を見学しておきましょう。ここは聖ヨハネ大聖堂(赤印)。

 

 残念なことに両側の塔は修復中。しかもTVカメラマンは中に入れないので、小型カメラを持って中を見学です。

 

 金ぴかの豪華な造り。床は大理石。天井には一面に絵が描かれています。

 

 外に出ると地中海の明るい光が待っていました。

 

 「ここでは神のことをアラビア語と同じようにアラーと言うんです」とファビアンさん。

 

 次に訪ねた漁師町のマルサックス ロック(緑印)でもこの言葉が使われているそうです。

 

 湾に浮かぶ小さな漁船はルッジィと呼ばれます。

 

 海岸には魚市場が並んでいます。釣れた魚がすぐにお店に並びます。

 

 大きな魚はサーモン。北欧からの輸入ものだそうです。なあんだ〜。

 

 しかし、地元の魚はたくさんあります。

 

 「塩をして、パセリとタイムを乗せて焼くのが一番美味しいですよ」と女性。

 

 おすすめの魚を選んでランチすることに。飲み物込みで12ユーロ。お腹がいっぱいになったらフェリーに乗って次の名所へ向かいます。

 

 ここはゴゾ島(オレンジ印)。美しい教会。海岸には塩田があります。

 

 そして、何と言ってもアズール・ウィンドウと呼ばれるこの岩が名所中の名所です。しかし、これが最後の姿となってしまいました。

 

 このあと、3月の初めに地中海を襲ったゼウスという名の強力な嵐に耐えられず、崩れ去ってしまいました。国家的大事件だったそうです。

 

 しかし、ゴゾ島には他にも美しい風景がたくさんあるそうです。

 

 そろそろ今晩の宿へと向かいましょう。こちらがそのお宿。一泊15ユーロと超格安。しかしこのカラフルでめまいがしそうなイラストだらけでゆっくり眠れるかどうか・・・(なんという宿か不明)。

 

 翌朝、ヴェネツィアのゴンドラのような水上タクシーに乗って映画の撮影所に向かいます。

 

 数々の映画のロケ地になったマルタ島。ついには撮影所が作られてしまったようです。

 

 あのグラディエーターもマルタ島で撮影されたんですね。

 

 元俳優のヴィクターさんが映画の撮影にぴったりの場所へ連れて行ってくれました。ヴィクターさん、もっぱら海賊映画に出演していらっしゃったようです。

 

 次に訪ねたのはテーマパークPopeye Village Fun Park(ポパイ村ファンパーク)(黄緑印)。

 

 ここは80年代にロビン・ウィリアムスのミュージカル・コメディー映画の撮影のために作られたセットです。

 

 ここではオリジナルの映画を撮影してDVDに収めたものをプレゼントしてくれます。

 

 さて今回の旅の費用は、航空運賃が79ユーロ、宿泊代が15ユーロ、タクシー代が34ユーロ、食事代が26ユーロ、テーマパークの入場券が16ユーロ、DVDが7ユーロで、締めて177ユーロ(約22,000円)でした。


 


******** フランス人のつぶやき *******

 

 

 

「今日、夫が6歳の娘を連れて買い物に行った。DVDのお店の前を通ると娘が「塔の上のラプンツェル」(すでに買って家にある)がどうしても欲しいと言い出した。『だって、こっちのラプンツェルの方がきれいな赤毛をしてるんだもん』夫はこれに騙されて買ってしまったらしい」


 

VDM (Vie de merde)より




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週末はパレルモで [パリから週末旅]

 なかなか暖かくなりませんねえ〜(涙)。来週もこんな調子らしいです。

 

 東京の桜、本当に23日に開花するのかな???

 

 気象庁のサイトでチェックしたら、二日遅れの25日に変更されてました。でも25日も怪しい気がします。3月の最終週までもつれこむような気が・・・。

 

 それはさておき、日曜日は恒例の週末旅。

 

 今回はシチリア島の都市パレルモ(Palermo)を旅します。

 

 パリから空路の直行便なら2時間半、乗り継ぎ便なら最短で4時間弱。

 Rome_Palermo.jpg

 

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2017年3月4日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



 

 パレルモの市内観光は歩きやすい靴を履いて出発です。

 

 車の通らない路地を散策。目につくのは彫刻の数々。

 

 そして建物を見るとパレルモの歴史がわかります。フェニキア様式、ビザンチン様式、アラブ様式、ノルマン様式・・・。

 

 これらの建築物はユネスコの世界遺産に登録されています。

 

 その中からまず最初に訪ねたのは、アラブ=ノルマン様式のモンレアーレ大聖堂(パレルモ大聖堂)(上記地図の赤印)。

 

 12世紀に建てられました。確かに異なる様式の建物が一つになっているように見えます。

 

 外観だけでなく中も見所がありそうですが、ここはあっさりと外観だけを見学して次の場所へと向かいます。

 

 この地味な建物はカプチーニ修道院(青印)。入場料は3ユーロ

 

 「ここは一回で十分。また来ようとは思わないわね」と見学を終えた方々。

 

 一体どんなところなんでしょう???

 

 修道士の後をついていくと・・・・が〜ん!確かに、これは一回で十分です。

 

 この地下納骨堂には8,000人ほどの遺体がこうして並べられています。

 

 こちらが一番最初にこの地下納骨堂に納められた方のご遺体です。1599年10月16日と書いてあります。

 

 ここに並んでいるのはどれも僧侶の亡骸らしい。

 

 「当時の人たちは、いつの日か自分もこのような姿になるということを忘れないために陳列したかったのです」と修道士。

 

 こちらには、まるで眠っているかのような姿で保存されている少女ロザリアの遺体があります。どのようにしてここまでうまく保存できたのか今も謎です。

 

 ここには僧侶だけでなく、特権階級の人たちの遺体も納められているそうです。

 

 地下納骨堂を早々に引き上げて光り輝く地中海を眺めながら、今晩の宿へと向かいましょう。

 

 ここはB&B Abalì Gran Sultanato(こげ茶印)。

 

 この派手な衣装の男性がオーナー。ミラノでデザイナーをやっているとか。納得です。

 

 オリエンタルな朝食と個性的にデザインされたお部屋がこの宿の魅力です。

 

 丸いベッドにジャグジー風呂。窓からはパレルモの古い街並みが見渡せます。これで90ユーローとわりにリーズナブルなお値段。

 

 また違った雰囲気のお部屋もあります。70年代風?

 

 さて、宿のお部屋で一息ついたら夜の街へと出かけます。この雰囲気、有楽町のガード下みたい。

 

 庶民的な雰囲気の街角には、パレルモ名物のサンドイッチ “Pani câ meusa” を売る屋台がありました。

 

 サンドイッチの具は、仔牛の脾臓とスライスした肺をラードで炒めたもの。ここにリコッタリーズを入れることもあるそうです。

 

 一つで2.50ユーロ。超安上がりの夕食でした。

 

 翌朝はバッラロ界隈の市場へ出かけます(オレンジ印)。新鮮な果物や野菜が美味しそうです。ここで売られていたレモンはオススメだそうです。

 

 最後はヴィスコンティの映画「山猫」のロケ地にもなったガンジ宮殿(Palazzo Valguarnera-Gangi)(緑印)を見学。ガイド付きで35ユーロ。

 

 こちらの舞踏の間は1749年から10年の歳月をかけて作られました。以来、何も変わっていないそうです。

 

 1963年、この舞踏の間と、すぐそばの広間は、映画「山猫」の舞踏シーンで有名になりました。

 

 最近ではタブレットがあると映画と実際の部屋をすぐに確かめることができます。

 

 さて今回の旅の費用は、地下納骨堂見学が3ユーロ、宿泊代が90ユーロ、パレルモ名物のサンドイッチが2.50ユーロ、ガンジ宮殿のガイド付き見学が35ユーロ、締めて130.50ユーロ(約16,000円)でした。

  

 

******** フランス人のつぶやき *******

 


「今日、家族と一緒に週末を過ごすために出発する間際、うちのネコちゃんが家の中にいるかどうか確認しようとあちこち探し回ったあげく見つからず。結局、出かけるのを諦めて、旅行カバンを開けたら、中でネコが丸くなって寝ていた」


 

VDM (Vie de merde)より





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週末はコンピエーニュで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 

 今回は、パリから60〜70キロほど北東に行ったところにあるコンピエーニュ(Compiègne)を旅します。

 

 車なら高速を利用して1時間20分、列車なら1時間足らず。気軽に日帰りもできるくらいのところにあります。

 Paris_Compiegne.jpg

 

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2017年2月25日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



 

 本日の観光の足はこれ。キックスケーターです。

 

 古い建物の並ぶ通りを散策するには最適の乗り物。半日のレンタルで8ユーロ

 

 ただいま朝の11時。時計代わりの市庁舎の鐘がなります(上記地図の青印)。

 

 面白い仕掛け時計ですね。16世紀からずっと三人の男が代わり代わりに鐘を叩いています。

 

 「これは当時、フランスの敵国だったイングランド、フランドル、ドイツの3つを表しています。そして『三人のピカンタン』と呼ばれています。pique le temp(ピク・ル・タン)(時を打つ)が早口になって『ピカンタン』になったのです」と観光ガイドのギヨームさん。

 

 次はちょっと離れた場所に向かいます。凸凹の石畳に難儀。

 

 こうしてたどり着いたのが、コンピエーニュ城です(赤印)。

 

 ネオクラシックの立派な宮殿は1788年、革命の前年に完成しました。

 

 革命時には他の王宮と同じように売却されてしまいますが、嵐が去った後、再び国家元首の住まいとなります。

 

 誰がここに住んでいたかというと・・・あちこちに刻みつけられたこの「N」のマーク。そう、ナポレオン1世でした。

 

 「ここはナポレオン1世の寝室です。彼が革命後にこの宮殿を修復し、家具を備えさせました。そして、お城は皇帝用の宮殿になったのです」と学芸員の方。

 

 ナポレオンが二人目の妻となるマリー=ルイーズ・ドトリシュと初めて会ったのもここでした。

 

 この広大な庭を散歩しながら恋に落ちたのでしょうか?

 

 「ここにこのように大きな舞踏の間を作ったのはナポレオンでした。この天井には彼の勝利を記念した絵がはめ込まれています」

 

 さて、そろそろお昼の時間です。宮殿の庭の向こうに広がるコンピエーニュの森。その中にあるレストランAuberge Daguetに向かいます(オレンジ印)。

 

 ここのスペシャリテがこれ。イノシシの肉のソテー、ブダン、鹿の肉の盛り合わせ。

 

 これまでの週末旅でも一番豪華な食事に見えます。

 

 ボリュームたっぷりの食事を済ませた後は、腹ごなしに公園を散策(緑印)。ここにはかつて修道院がありました。その回廊の一部がこうして残されています。

 

 そろそろ今晩の宿へと向かいましょう。

 

 森の中のキャンプ場Le Coeur de la Forêt(こげ茶印)にあるちょっと変わった建物がその宿。

 

 “ホビットの家” と呼ばれています。キッチンやリビングもあって長期滞在もできそうです。

 

 「完璧な静けさの中で過ごすことができますよ。それに安心してリラックスできます」とキャンプ場の方。

 

 寝室は2つ。バスタブ付きのお風呂もあります。これで一人一泊80ユーロ。

 

 翌日は広大な森を横切り歴史的記念の地へ向かいます。

 

 ここは第一次世界大戦の休戦協定が結ばれた場所です(紫印)。

 

 休戦協定は1918年に列車の客車の中で調印されました。

 

 この客車はアルミスティス号(Wagon de l’Armistice)(休戦の客車)と呼ばれ、ここに展示されています。

 

 とは言っても本物は残念ながら破壊されてしまいました。中は当時の様子が再現されています。

 

 さて本日の旅の費用は、キックスケーターのレンタル代が8ユーロ、コンピエーニュ城の見学代が7.50ユーロ、昼食代が33ユーロ、宿泊代が80ユーロ、休戦協定記念館が5ユーロ、締めて133.50ユーロ(約16,000円)でした。

  

 

******** フランス人のつぶやき *******

 


「今日、ナンシーからマルセイユまで列車に乗った。2時間ほどしてぐっすり眠り込んでしまった私を年配の女性が叩き起こして、隣に座っていいかと言う。客車には他に誰も乗っていないのに・・・」


 

VDM (Vie de merde)より





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週末はポーで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 

 今回はピレネー地方の都市ポー(Pau)を旅します。

 

 パリからTGVなら5時間半、空路なら1時間20分。費用はTGVの方が断然お得ですが、5時間半はちょっと厳しいですね。ここは空路(200ユーロほど)で向かいたいところです。

Paris_pau.jpg


  下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2017年2月18日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



 

 まずはケーブルカー(上記地図の赤印)に乗って街の中心へ向かいます。料金は無料。

 

 距離はパリのモンマルトルのケーブルカーと同じくらい。毎年50万人が利用しています。

 

 到着したのは高台にあるロワイヤル広場。

 

 そこには2キロにわたってピレネー通りぞいに遊歩道が続いています。

 

 その名にふさわしく、遠くに雪をかぶったピレネーの山々が見渡せます。

 

 「ここからの眺めは欧州で一番美しいですよ」と男性。

 

 ここは地元の人たちの散歩道になっているようです。

 

 美しい眺めを楽しんだら、まずはお城を見学しましょう。

 

 こちらがポー城です(緑印)。1553年にフランス王アンリ4世が生まれた城で知られています。

 

 ここにあるお宝がこれ。

 

 「16世紀、ウミガメの甲羅がナヴァール王家の家宝としてこの城に保存されていたことがわかっています。この甲羅は、未来のフランス王アンリ4世のゆりかごと同じものなんです」と学芸員の方。

 

 亀の甲羅がゆりかごとは!

 

 お城が19世紀に修復された際に家具が備えられ、100枚にも及ぶタピスリーが飾られました。

 

 学芸員のイザベルさんがもう一つ別のお部屋を案内してくれました。

 

 この大広間(La Salle aux cent couverts)、夕食会などで大勢が一緒に食事をするためのもののようです。

 

 そしてこの巨大なテーブルは分解できるようになっているそうです。

 

 さてピレネー通りを逆方向に走っていくと、通り沿いに19世紀のイギリス風ヴィラが立ち並んでいます。

 

 かつてポーはイギリス人に保養地として人気があったようです。

 

 さらに車を走らせるとフランスで唯一のカヌースラロームのコース(Stade d'eau vive)があります(水色印)。

 

 「コースは全長300メートルです。オリンピック標準を満たしたコースです。ロンドンオリッピックの金メダリストもここでトレーニングしていました」と支配人。

 

 さすがに素人にスラロームは無理ということで、ラフティングを楽しむことにしました。

 

 ハードなスポーツを楽しんだ後は、美味しいものを求めて出発。

 

 ここはワイン貯蔵所Cave de Gan(ワインレッド印)。

 

 ここではジュランソン地域の300軒ほどのワイン農家が瓶詰めにしたワインを共同で貯蔵しているそうです。

 

 保存期間は3か月から1年。一本10ユーロ以下でワインが手に入ります。

 

 ジュランソンのワインはフォワグラに合うそうです。となると、アンコウ鍋なんかにも合いそうですね。

 

 お腹もすいてきたところでそろそろランチタイム!

 

 向かったのはレストランChez Lauretteオレンジにナイフとフォーク印)。

 

 いただくのはこの地方の郷土料理プール・オ・ポ(Poule au pot)(鶏肉と野菜の鍋料理)。

 

 昔、貧しい農家の人たちが日曜日だけはスープに鶏を入れて食べたという謂れのある郷土料理。今ではフランス全土で食べられています。

 

 一説にはアンリ4世が発明した料理とも言われています。

 

 お腹いっぱいになったら腹ごなしにボーモン宮殿の公園をお散歩(こげ茶印)。

 

 その足で、今でも羊飼い用の傘を作っているという傘屋さんAu Parapluie des Pyrénéesを訪ねます(黄印)。

 

 これがその傘です。

 

 「直径が105センチあります。羊飼いはこうやって傘を肩にかけて歩きます。また、こうやって柄をポケットに入れて山の中を歩く時もあります」とお店の方。

 

 見ていたら一本欲しくなってきました。木製の骨が丈夫そうですね。

 

 そろそろ今晩の宿Belvédère Pauに向かいましょう(こげ茶にベッド印)。

 

 最上階の塔に設えられた部屋からは360度のポーの街を見渡すことができます。部屋の中には望遠鏡が置いてありました。

 

 「ここはコウノトリの巣みたいなもんです。見晴らしがいいでしょう」とホテルの方。

 

 この上の階にある寝室やバスルームも同じように360度の眺めを楽しむことができます。

 

 さて今回の旅の費用は、宿泊代が120ユロー、ランチが11ユーロ、お城の見学代が7ユーロ、フラフティングが22ユーロで、締めて160ユーロ(約20,000円)でした。

 


 

******** フランス人のつぶやき *******

  

 

「今日、ダイエットを決心して、スーパーでグリーンサラダを4パック買った。レジで会計を済ませようとしたら、レジ係が言った。『おたく、カメでも飼ってるんですか???』」

 

VDM (Vie de merde)より




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週末はアンドラ公国で [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 

 今回は、ピレネー山中にある小さな国、アンドラ公国を旅します。

 

 国の面積は468k㎡で、横浜市より少し広いくらい。人口は86000人足らず。通貨はユーロです。

 

 パリからのアクセスはなかなか難しい。

 

 一つの方法として、パリからまずトゥルーズまで空路で1時間20分。トゥルーズから公国まではレンタカーで3時間半ほど。

 

 これなら週末を利用して往復できそうです。 

Andorre01.png


  下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2017年2月11日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。 




 車は霧と雪の中を走ります。

 

 国境を越えるとトンネルが見えてきました。全長約3,000メートルのアンヴァリラ・トンネル(Tunnel d’Envalira)です(上記地図のこげ茶印)。有料で通行料は6.60ユーロ。

 

 「ちょっと高いけど、ここを通る方が簡単だからね」とリポーター。

 

 こうして到着したのが首都のアンドラ・ラ・ベリャ(Andorra la Vella)(赤印)。

 

 毎年、国境を越えてここにやってくる人の数は800万人にもなります。

 

 それもそのはず、免税で買い物ができるからです。ショーウィンドウを見ると61%引きなんて言う商品もあります。

 

 「私は40%割引で香水を購入しました」と女性。

 

 「私は洋服を30%引き、香水を40%引きで買いました」と別の女性。

 

 こんなに安くなるんじゃ買い物たくさんしてしまいますね。

 

 「ええ、お財布がからっぽになっちゃいます」

 

 アンドラ公国に来る目的は買い物だけではありません。スキーを楽しもうとやってくる人たちもたくさんいます。

 

 こちらはグランヴァリラ・スキー場(緑印)。ピレネー山脈の中でも大きなスキー場の一つだそうです。

 

 インストラクターのジェラールさんはよちよち歩きの前からスキーで滑っていたとか。

 

 まずはリフトに乗って頂上へ。

 

 これは素晴らしい眺め!雪をかぶったピレネーが一望できます。

 

 ここから滑り降りていきます。コースはこのスキー場全体で200キロあまり。初心者用のコースもあるのでペースを落として滑らなくてはなりません。

 

 そしてジェラールさんがお昼を食べるのにちょうどいいお店に案内してくれます。

 

 そこはスキー場のコースの途中にあるお店Refugi dels Llac dels Pessons(紫にナイフとフォーク)。

 

 ちなみにアンドラ公国の公用語はフランス語ではなくカタルーニャ語です。

 

 厨房を覗かせてもらうとおいしそうな煮込み料理が出来上がってきました。カタルーニャ地方の郷土料理エスクデージャ(escudella)です。

 

 「チキン、パスタ、ひよこ豆、キャベツ、肉、ソーセージなどを煮込んだ料理です」と料理人。

 

 これは全部が一度に食べられて、さらに体も温まりそうですね。

 

 エネルギーを補給したところで、ちょっと冒険してみましょう。ここは空中滑空の出発地点。

 

 「ここから550メートルを滑空できますよ。覚悟はいいですか?」と係りの方。

 

 ワン、ツー、スリー、Go!

 

 高さ30メートルの空中を滑り降りていきます。こうしてみていると大したことないように見えますが、実際はかなりスリルがありそうです。

 

 雪山を楽しんだら・・・温泉

 

 アンドラ公国には天然の温泉があるらしい。とは言っても温度は35度と日本人からすると少し低め。体温より低いですもんね。でも湯気が出て暖かそうに見えます。

 

 ここは温泉センターCentre Termolúdic Caldeaオレンジ印)。

 

 次はちょっと変わったところに行ってみましょう。ここは屋外にあるバー。テクノミュージックに合わせてダンスで盛り上がってます。中には70歳と言う方も。

 

 この手のうるさい音楽が苦手という方は静かな場所へ。

 

 夜のスキー場を10分ほど上ると、こんな建物が見えてきました。雪の家イグルーです。

 

 ここが本日の宿Hotel IGLÚ(水色にベッド)。全部で5部屋あり、一部屋で6人まで泊まれます。

 

 とても暖かいとは思えませんが、貴重な体験にはなりそうです。

 

 宿泊+シャンパン+雪山散歩+夕食で130〜240ユーロだそうです。

 

 さて今回の費用は、トンネル通行料が6.60ユーロ、スキー代と温泉で102ユーロ、スキー一式レンタル代が33ユーロ、ランチが13ユーロ、空中滑空が20ユーロ、宿泊代が180ユーロで、締めて354.60ユーロ(約43,000円)でした。



 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、バカンスでスキー場にやってきた。ただいま初日の11時30分。すでに2つのコースを滑り降りてきた。最初の一つはスキーで、二つ目は担架で・・・」

 

VDM (Vie de merde)より





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週末はレンヌで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 

 今回は、フランスのブルターニュ地方の都市レンヌ(Rennes)を旅します。

 

 パリからはTGVで2時間10分前後。

 

 Paris_Rennes.jpg


  下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2017年2月4日に放送)(▸をクリックしても該当の映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。 




 人口21万人の都市レンヌ。街を流れているのはヴィレーヌ川。

 

 今回の観光の足はこれ、ヴェロタクシーです。冬はちょっと寒そうですが、これなら空気を汚染することもありません。

 

 基本料金が5ユーロ。1キロ毎にプラス1ユーロ。

 

 運転手のジャックさん、まずはリス広場(place des Lices)(上記地図の青印)へ連れて行ってくれます。

 

 あいにくの雨模様ですが、何やら人で賑わっています。

 

 おお、カニ!海はすぐそこですから新鮮な魚貝類も並んでいます。

 

 毎週土曜日の朝には、このように青空市が開かれます。

 

 「楽しくて気取らない市なんです。寒いときも暑いときも、必ず毎週開かれてます」と女性。

 

 食料品から衣料品やアクセサリーまで様々なものが売られている青空市は、ぶらぶらするだけでも楽しいですね。しかもお値段が庶民的。ついつい買ってしまいます。

 

 そして、長い列のその先にあったのが、ガレット=ソシス(galettes-saucisses)のお店。

 

 ガレット=ソシスは、ソーセージをそば粉のクレープで包んだ、ブルターニュ地方のホットドッグみたいな食べ物。歌にもなっているほどの名物グルメ

 

 「土曜日の市の日は必ず食べるわね」と女性。

 

 それなら是非とも食べてみなくては!

 

 美味しいものをいただいたら、レンヌの古い町並みを見学してみましょう。案内してくれるのは古い建築物に詳しいジルさん。傘にはレンヌの町並みが印刷されています。

 

 ジルさん、通りからは見えない美しい場所に連れて行ってくれるようです。

 

 「ここはレンヌでも最も美しい中庭の一つです。というのも、中世の時代とルネッサンスの時代の街の様子が一目でわかる場所だからなんです」

 

 レンヌには、このようなコロンバージュ様式(ハーフティンバー)の建物が280軒ほども残されているそうです。

 

 お昼を回ってお腹がすいてきたところでランチを頂きましょう。向かったのは町の食堂とも言えそうな庶民的なお店Le Coucou Rennais(赤にナイフとフォーク)。

 

 まずは自分でナイフとフォークを選んで、グラスにビールを注いだらテーブルに座ります。常連さんや観光客と一緒のテーブルです。

 

 こちらの一皿で10.50ユーロ+チップ。このチップはちょっとユニークな方法で使われます。

 

 「お金のない人やお財布を忘れたという人の飲食代になるんです」

 

 例えば、あるお客さんがコーヒーを飲んだら二人分払う。余った分は次にやってきたお客さんが飲むと言った具合です。

 

 お店のヒモにぶら下がっていたのは、その余った分のメモでした。

 

 さあ、そろそろ今晩の宿Hôtel Le Magic Hallへと向かいましょう(オレンジにベッド)。ちょっと変わった宿らしい・・・。

 

 一見、普通の建物に見えますが、中はどうなっているのでしょう?

 

 まず案内されたのがキングコングの部屋。つまり、昔の映画をテーマにした部屋が並んでいるようです。そして・・・ミュージシャンのライブも楽しむことができます。

 

 レンヌは古いものが混在する街。古い町並みを残しつつも、再開発の進んだ地域ではこう言ったストリートアートも奨励しています。

 

 市民が投票で表彰するコンクールも開催されるそうです。

 

 「ぼくはこの作品がいいなと思う。キレイだよねえ」と前歯の抜けた男の子。

 

 さて、短い冬の1日が終わろうとしています。

 

 夜は、ピエールさんの案内で知る人ぞ知るバーへ出かけます。

 

 レストランの奥にある扉を開けると古い電話機があります。受話器を取ると暗証番号を教えてくれます。それを入力すると重たいドアが開いて・・・秘密のバーに到着です。

 

 あの “シークレットバー” というやつですね。

 

 なんかすごいカクテルを作っているようです。

 

 さて今回の旅の費用は、ヴェロタクシーが10ユーロ、シードルが2.75ユーロ、ガレット=ソシスが2.30ユーロ、ランチが13.70ユーロ(+チップが2.50ユーロ)、宿泊代が110ユーロ、カクテルが9ユーロで、締めて150.25ユーロ(約18,000円)でした。

 

 最後に、地図を見ていたらAssociation Bretagne Japon Rennesという施設を発見(緑印)。

 

 なんだろうと思って調べたら、正式にはBretagne-Japon Maison des Associationsと言うらしい。

 

 もっと日本を知るために作られた協会だとか。サイトを見ると日本語教室なんかもやってるようです。



 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、ジュネーブに住む親戚の半分が、ブルターニュで行う僕の結婚式に出られないことがわかった。理由は、あまりに遠すぎるだった。そして彼らは、休暇をとってアジアに出発していった」

 

VDM (Vie de merde)より





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週末はニームで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 

 今回はフランス南部の都市ニーム(Nîmes)を旅します。

 

 パリ・リヨン駅からTGVで3時間ほど。意外に早いですね。 

 

 Paris_Nimes-new.jpg

 

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2017年1月21日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。 


 

 フランス南部、人口15万人あまりの都市ニーム。まずは観光電気タクシーで遺跡巡りです。ここには古代ローマの建築物があちこちに残されています。

 

 まず見えてきたのがマーニュの塔(上記地図の赤印)。

 

 「この塔は、当時、街を囲っていた城壁の一部なんです」と運転手兼ガイドさん。

 

 古代ローマの遺跡といえば、何と言っても円形闘技場。やはりニームにもそれが残されていました(青印)。中に入って見学してみましょう。

 

 「これは2世紀初めに作られました」とガイドの男性。

 

 ローマのコロッセオにそっくり。保存状態もかなり良さそうです。

 

 「ローマ人はここで一対一の戦いを観戦したり、自分たちの歴史を再現したりしていました。我々も毎年、ローマの歴史を再現するGrands Jeux Romainsというスペクタクルをここで上演しています」

 

 これは見応えがありそうですね。今年は4月29日〜5月1日に開催されるそうです。またここでは闘牛も行われます。

 

 さて、円形闘技場から500メートルほどヴィクトル・ユゴー通りを歩くとカレ・ダール現代アート美術館(Carré s’Art Musée d’art contemporain)(こげ茶印)があります。

 

 とは言っても現代アートを鑑賞するわけではありません。最上階のカフェであったかいお茶を飲みながら、目の前にあるメゾン・カレ(Maison Carrée)(四角い家)と呼ばれる古代ローマの神殿を眺めるのが目的(黄印)。

 

 「中に入れるのは僧侶だけ。信者は外にいました」とガイドの方。

 

 さて、次はニームの名物グルメを2つ味わってみましょう。

 

 一つはこのお店La Nîmoise(黄緑印)にあるブランダード(brandade)というペースト状の食べ物。塩漬けの真鱈、オリーブ油、牛乳で作られています。パンなどにつけて食べます。お値段は100グラムで3ユーロ

 

 もう一つのグルメがこちらのお店Le Petit Nîmoisにあります(紫印)。それはこれ、プティ・パテ・ニモワ(petit pâté nîmois)。中には仔牛と豚の合挽き肉が入っています。

 

 「仔牛の肉は軽くて独特の香りがあり、豚の脂がトロッとした味わいをもたらしてくれます」

 

 これはワインのおつまみに良さそうですね。3個ぐらいあっという間に食べてしまいそう。でも近くで見るとそれなりのサイズ。結構、お腹いっぱいになりそうです。因みにお値段は1個1ユーロ。

 

 次は腹ごなしに泉水公園(Les Jardins de la Fontaine)をお散歩(緑印)。

 

 「ここは古代から湧き水があって、この辺りにガリア人が暮らしていました。そこへローマ人がやってきて施設を建てたんです」

 

 その一つがディアーヌの寺院(Temple de Diane)(オレンジ印)。

 

 またニームの通りにはローマの遺跡があちこちに残っています。

 

 「ここは集めた水を各地に分散して流す施設です。当時の家々には水道があったんです」

 

 さて次はちょっと変わった場所に行ってみましょう。ここはBrasserie Le Napoléon(オレンジにナイフとフォーク)。

 

 中は19世紀のナポレオン3世当時のインテリアになっています。まるで豪華なお屋敷でお昼を食べているような気分になれます。ランチ定食で16ユーロ。

 

 あちこち見てまわって疲れました。そろそろ宿に向かいましょう。

 

 こちらも19世紀の富豪の元お屋敷だった建物だそうです。仰々しい階段を上がってお部屋に向かいます。

 

 これで一泊70ユーロ。壁にはマタドールの写真。ニームはスペイン文化の影響も受けているようです。

 

 というわけで、今晩はフランメンコを見ながら夕食です。ここはLa Brasserie des Antnins(緑にナイフとフォーク)。

 

 1月のニームではフラメンコ祭が開催されているとか。あちこちでフラメンコを楽しむことができます。

 

 見るだけでなく体験することもできます。スペインへ行かずしてフラメンコを教えてもらえます。

 

 さて今回の旅の費用は、観光電気タクシー代が36ユーロ、円形闘技場入場券が10ユーロ、ブランダードが3ユーロ、プティ・パテ・ニモワが2ユーロ、紅茶代が3.30ユーロ、昼食代が16ユーロ、宿泊代が70ユーロ、観光案内所代が6ユーロ、フラメンコのレッスン代が30ユーロ、フランメンコのお店が30ユーロ、締めて206.30ユーロ(約25,400円)でした。 

 

 

<お知らせ>

 

こちら肉球クラブ」さん、 クラウドファンディング開催中

(2月3日(金)午後11:00まで ) 

詳しくは下記の文字をクリック! 

虐待を受けたり怪我や病気の野良猫達、捨てられた猫達を救いたい

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******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、少し前から留学でベルギーに来たのでちょっとホームシック。週末になったので大喜びで自宅に帰ったら誰もいない。週末で皆出かけてしまったようだ[もうやだ~(悲しい顔)]

 

 

VDM (Vie de merde)より





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週末はシャモニーで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 

 今回はフランス・アルプスの麓にあるシャモニーを旅します。

 

 パリからは高速鉄道TGVで約2時間。

Paris_Chamonix.jpg



 

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2016年12月31日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



 

 正式な町の名前はシャモニー=モン=ブラン(Chamonix-Mont-Blanc)(上記地図の青印)。

 

 モン・ブランに登るにしても、モン・ブランを眺めるにしても、まずはシャモニーから始まります。

 

 二つは切っても切れない縁で結ばれているのでしょう。

 

 町の中を流れているのはアルヴ川。目をあげれば、フランス・アルプスの山々がそびえ立っています。

 

 この眺めを堪能するために毎年200万人がこの町へやってくるそうです。

 

 今回の旅の案内人もこの冬山を楽しみます。となると、まずは防寒服に着替えて出発です。

 

 ロープーウェイに乗って向かったのはエギーユ・デュ・ミディ(Aiguille du midi)(ミディ針峰)(赤印)。

 

 鋭く尖った岩山の頂上までは20分ほど。眼下に雪山を登るアルピニストが見えます。

 

 この二人、この後は垂直に切り立つあの岩山を登るんでしょうか?

 

 ロープウェイならこの通り、黙って乗っているだけで標高3840メートルの頂に到着です。

 

 展望台から見えるこの風景。フランス、イタリア、スイスの三カ国にまたがるアルプス山脈です。

 

 その谷間に小さくシャモニーの町も見えます。

 

 そして正面には頂上まで真っ白のモン・ブラン(黒印)。写真に収めるのを忘れないで!

 

 「ヨーロッパでもこれだけの眺望が楽しめる場所は多くはありませんよ」と女性。

 

 「これはもう絵画ですよ。こんなものが生で見られるなんて信じられません」と男性。

 

 そしてここには、こんなアトラクションもあります。一畳ほどのガラス張りのテラス。冷や汗もんですね!皆、屁っ放り腰になってます(笑)。

 

 こんな高いところまで二本の足で登るアルピニストこそがシャモニーの主役です。

 

 町の広場にはその銅像や記念碑があちこちに設置され、通りの名前にもなった人物もいます。

 

 そしてサン=ミッシェル教会のステンドグラスにもアルピニストの姿が描かれています。さらに建物の壁にもその勇姿が描かれています。

 

 こちらは1786年にモン・ブラン初登頂に成功した山岳ガイドのジャック・バルマ。

 

 山岳ガイドの面々を描いたものもあります。

 

 「皆があのモン・ブランの一番上まで登りたがっていました。そのためには山に詳しい地元の人間が必要だったのです」と観光ガイドの女性。

 

 パイプをくゆらしているのはミシェル・クロ、赤いヒゲのラヴァネル・ルージュ等々。

 

 「1865年に全てのモンブラン山系の登頂が完了しました。その全てにこれらの山岳ガイドが参加していたんです」

 

 町を走る毛皮の馬車。あったかそうですね。

 

 日も暮れてそろそろ宿へと向かいましょう。シャモニーから車で20分ほど北へ行ったところにあるAuberge La Boerneが今晩の宿です(オレンジにベッド)。

 

 ここから夕暮れの貴重な山々の姿を静かに眺めることができます。この風景に魅了されてジュリアン夫妻はここで宿を営むことにしたのだそうです。

 

 暖炉のそばで夕食ができるのを待ちます。夕食は、地元のチーズを使ったフォンデュ。ハムやジャガイモと一緒にいただきます。

 

 外は氷点下でも、部屋の中は暖かそうです。壁にはこの地方の立体地図。

 

 翌日はパラグライダーに挑戦です。ガイドさんの注意をよく聞いて、いよいよ飛び立ちます。

 

 うまくいきました。天気に恵まれ素晴らしい眺めです。

 

 「この眺めはお金には代えがたいですね」とリポーター。

 

 さて今回の旅の費用は、ロープウェイ代が60ユーロ、夕食代が24ユーロ、宿泊代が20ユーロ、パラグライダー代が100ユーロで、締めて204ユーロ(約25,000円)でした。

 

 

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******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、初めてパラグライダーを体験した。飛行中、両手でカメラを持ち上げ、何度もシャッターを切りながら素晴らしい眺めを写真に収めた・・・はずだったのだが、カメラを逆に構えていたらしく、自分の後頭部ばかりが写っていた」

 

 

VDM (Vie de merde)より





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週末はリガで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅です。

 

 今回は、バルト海東岸に並ぶバルト三国の一つラトビア共和国の首都リガ(Riga)を訪ねます。

 

 人口は約70万人。通貨はユーロです。

 

 パリからは空路の直行便で2時間45分、帰りも直行便でほぼ同じくらい。

 

 さて、どんなところなんでしょう?

 

Latvia_Riga.jpg
 
 

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2016年12月24日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



 

 ここがリガ。

 

 空を映して青く見えるのはダウガバ川。なんだか舌をかみそうな名前。

 

 この川の向こうとこちらでは街の様子が異なっています。

 

 まず訪ねたのは川のこちら側にあり、ユネスコの世界遺産にもなっている旧市街。

 

 同じような街並みが続くせいか、リポーターさん道に迷ったようです。でも、この街並みこそがリガの見所の一つ。

 

 中世後期のハンザ同盟時代の街並みが残っています。レンガと石の建物はギルドハウスブラックヘッドのギルド)(上記地図の青印)。

 

 そしてリガのランドマークとなっている聖ペテロ教会(赤印)。上まで上がってみましょう。

 

 ここからはリガの街が一望できます。それにしても風が冷たそう。

 

 川向こうに見える近代的な建物群。その中の一つを訪ねてみましょう。

 

 ここはラトビア国立図書館です(オレンジ印)。ガラス張りでちょっと足がすくみそう。

 

 でも美しいですね。2014年に開館し、「光の城」とも呼ばれているそうです。

 

 棚に並ぶ書籍はすべて個人からの寄付。

 

 「ここに並ぶ本は、川向こうにあった旧図書館から市民の手から手へと渡されてここに運ばれてきました」と図書館の方。

 

 次はトラムに乗って中央市場へと向かいます(緑印)。ここはかつて飛行船の格納庫でした。この建物も世界遺産に含まれているそうです。

 

 毎日16万人が訪れるというこの市場、海の幸から山の幸までありとあらゆる食べ物が並んでいます。

 

 リポーターさん、リトアニア産チーズを試食。

 

 試食でお腹がいっぱいになったら腹ごなしに通りを散策。あちこちにアールヌーヴォー様式の建物が並びます。

 

 そして訪ねたのはリガ・アールヌーヴォー美術館(こげ茶印)。当時の部屋が再現されています。

 

 食堂もお風呂も、女中部屋も全部アールヌーヴォー。螺旋階段もこの通り。

 

 さて、ここらでお店に入ってちょっと一休み。ここ、創業1752年のRiga Black Magicは、チョコレートの老舗です。

 

 「ここは、18世紀には薬局だったんです。こちらへご案内します」と隠し扉を開け地下に降りると・・・カフェバーになっていました。

 

 ホットココアをいただいて身体が暖まったら、リガ大聖堂前で開催されているクリスマス市に行ってみましょう(黄印)。

 

 クリスマス用品だけでなく様々なものが売られています。あったかそうな帽子や手袋

 

 「この模様はラトビアでは幸運の印なんです。なのでこれを身につけていると安心するんですよ」とお店の女性。

 

 遅くならないうちにホテルにチェックインしましょう。

 

 ここはHotel Justus(黄緑にベッドのマーク)。14世紀には修道院だった場所です。

 

 18世紀に再建された建物は世界遺産の一つになっています。

 

 「壁のレンガとレンガの間には砂と玉子を混ぜたものが詰められているので大変丈夫にできています」とホテルの方。

 

 どうやら14世紀の大聖堂の壁を使って作られた部屋のようです。

 

 翌日は、ちょっと変わった場所に行ってみましょう。

 

 ガラクタ市とはこのことか!というようなお店が並んでいます(場所は不明)。ぶらぶら歩いているとお店の男性からウォッカの差し入れ。一気に飲めと言われてもねえ〜。酔っ払っては取材ができません。

 

 食前酒もいただいたことだし、そろそろ夕食に出かけましょう。中世のラトビアを満喫できるレストランRozengrālsへ(オレンジにナイフとフォーク)。

 

 レンズ豆をベースにした燻製の魚と豚料理で一人20ユーロほどで食べられるそうです。

 

 さて今回の旅の費用は、飛行機代が216ユーロ、宿泊代が68ユーロ、食事が19ユーロ、アールヌーヴォー美術館が5ユーロ、聖ペテロ教会の展望台が9ユーロ、ホットココアが4ユーロ、トラムが4.60ユーロ、市場で購入したキャベツの甘酢漬けが2.15ユーロで、締めて327.75ユーロ(約40,000円)でした。

 

 

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CloudF_cats.jpg 

 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、トラムから降りようと立ち上がった途端、お腹の大きな女性が席を譲ってくれた勘違いして感謝してくれた。そんなわけで僕は、もう一つ先の停留所で降りることにした」

 

 

VDM (Vie de merde)より





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