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週末はコルドバで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 カタルーニャ独立問題で揺れるスペインですが、今回はそのスペインの南部にあるコルドバを旅します。

 パリからは、まずは空路でセビリアへ。所要時間は約2時間半。セビリアからコルドバまでは列車で約45分。

Spain_Cordoba.jpg

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年10月14日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 グアダルキビール川にかかるローマ橋(青印)。川の名前はアラブ語で “大いなる川” という意味。橋はローマ時代に架けられました。

 まずは馬車に乗って市内を散策しながら第一の名所へと向かいます。車の通れない狭い路地を行きます。

 「太陽の日差しを遮るように建物と建物の間を詰めて作ってあるんですよ。そうしておけば涼しいですからね」と御者。

 1時間後、目的地に到着です。ここはイスラム寺院のメスキータ(赤印)。

 礼拝の間は長さ200メートル、大理石の柱の数は850本もあるそうです!

 世界でも最大のモスクの一つ。そして面白いのはキリストの像が飾られていること。

 イスラムの寺院は13世紀にカトリックの大聖堂に作り変えられました。

 「様々な建築様式が入り混じったスペインでも珍しい建物です」と女性。

 イスラム教とキリスト教が融合したこの建物はスペインで5番目に観光客の多い建造物だそうです。

 ここから300メートルほど歩いたところにあるのがアルカザール庭園です(緑印)。

 「ここにあるこの像は、コロンブスが壮大な船の旅の計画をスペイン王に話しているところを表しています。つまり、ここで、スペイン王がその費用の負担を承諾したことにより、コロンブスが新大陸を発見することができたということになります」と庭園の責任者。

 コルドバはグルメの街としても知られています。

 ここは、トルティーヤ(またはトルティージャ)の美味しいお店Bar Santos(オレンジ印)。かなり有名なお店らしい。

 この厚みで重さは8キロほどにもなるといいます。毎日これを作っていたら筋肉つきそう。

 「5キロのジャガイモと3キロの玉子で作ります。うちのスペシャリテですよ」とお店の責任者。

 こうやって一人前を切ってもらい、ビールと一緒にいただきます。

 お腹がいっぱいになったら、お昼寝の時間。今晩の宿El Palacio del Corregidorへと向かいます(こげ茶印)。

 中に入るとパティオと呼ばれる美しい中庭があります。

 「ここは15世紀に作られました。当時の典型的な建物ですよ。私はここが大好きなんです」とオーナー。

 美しいですねえ〜。上はガラスで覆われていました。この歴史地区がユネスコの世界遺産に登録されているのがよくわかります。

 お部屋には天蓋付きのベッド。昔はこのようなベッドが使われていたそうです。

 お昼寝を終えた旅人さん、次はちょっと変わった場所へと足を運びました。

 ここは革細工職人のアトリエ。コルドバは革の産地として有名だそうです。

 「まず皮を水でしめられてから型の上に乗せて、こうして少しずつ押しながら絵を描いていきます。そうすると革のレリーフが出来上がります」とカルロスさん。

 この革細工職人も今では10人くらいしかいなくなってしまったそうです。

 さて次は、イスラムのお風呂ハンマームAl Andalusに行ってみましょう(紫印)。

 コルドバ市内で最も古いハンマームダそうです。ミントティーが美味しそう!千夜一夜の世界が楽しめること間違いなし。

 「イスラム教徒にとってコルドバはスペインの首都なんです。かつてハンマームは620か所もありました。彼らにとってはハンマームは社交の場でもあるんです」と責任者の方。

 お風呂で旅の疲れをとったら、最後は旧王立厩舎Caballerizas Reales de Córdobaでこんなショーを楽しみます(黄印)。

 ダンサーと馬が一つになったフランメンコ。なんだか素敵ですね。

 さて今回の旅の費用は、旅費代が130ユーロ、宿泊費が40ユーロ、博物館が14.50ユーロ、トルティーヤが3.90ユーロ、馬車が20ユーロ、スペクタクルが10ユーロで、締めで218.40ユーロ(約28,000円)でした。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、車でオランダを出発しモロッコに帰るところだ。ベルギー、フランス、スペインを通過したが警察官には一度も会わなかった。そしてモロッコの税関に着いた時、パスポートを忘れたことに気がついた [がく~(落胆した顔)]

VDM(Vie de Merde)より



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週末はハンブルクで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。今回はドイツ北部の都市ハンブルクを旅します。

 パリからは空路の直行便で1時間半。どんな旅が待っているのでしょう?

Berlin_Humboug.jpg

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年10月7日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ドイツでは “世界に開かれた扉” と称されるハンブルク。

 欧州で三番目に大きなこの湾岸都市には、年間11,000隻の船が発着し、1000万個のコンテナが集まります。

 この巨大な港には圧倒されます。

 港の喧騒を逃れてもう少しのんびりと旅を楽しみましょう。

 待っていたのは運河に浮かぶゴンドラ(青印)。あのヴェネツィアにあるのと同じですが船頭さんは女性です。ドイツで唯一ゴンドラを漕ぐことができるのはこのイナさんだけ。しかもこの道18年のベテランです。

 「ヴェネツィアで修行したんです。3か月滞在して毎日4時間練習しました」とイナさん。

 この運河はカヌーやボートを楽しむ地元の人たちの憩いの場になっているようです。

 ハンブルクの人口は180万人。面積はパリの7倍もあり、その17%が庭や公園になっているそうです。

 そして運河の両側には立派な邸宅が並んでいます。ハンブルクの高級住宅街です。

 「もしここで家を買うとしたらいくらくらいですか?」と旅人。

 「さあ、よくは知りませんが、400万ユーロは下らないと思いますよ」とイナさん。

 さて、アルスター湖までやってきたところでゴンドラの旅は終了です(水色印)。

 お腹もすいてきたので、湖畔のカフェCafé Hansa Stegでお食事(オレンジ印)。メニューは、ソーセージにプレッツェル。飲み物は、もちろんビール。

 お腹がいっぱいになったところで、市街地へと向かいましょう。

 時計台のあるネオルネッサン様式の建物は市庁舎。パリに比べると道路の幅も広々としています。

 そしてこちらはビール祭り?賑やかですね。旅人さん、ちゃっかり一緒になって歌ってます。

 次に訪ねたのがこちらの建物。エルプフィルハーモニー・ハンブルクというコンサートホールです(赤印)。

 中はこんなホールになっていました。座席数は2100席。この壁や細部の計算し尽くされた配置のおかげで抜群の音響だそうです。となると費用もそれなり。

 「そうですね、8億ユーロと高額になってしまいました。ここまでになるとは誰も予想していませんでした」とホールの方。

 一体、どうなってこんな高額になってしまったんでしょう?

 「建築会社、ハンブルク市、、建築家の三者の間でいろいろあって時間がかかったんです。予定より7年も遅れて完成しました」

 そこまでかけて造られたホールとなると、実際に演奏を聴いてみたいところですが、残念ながらチケットの入手は宝くじを引き当てるのに等しいとか。今回は過去の映像でお楽しみください。

 ホールを出ると外はもう真っ暗。その中でひときわ明るい光を放つプチ・ラスベガスのような場所はレーバーパーン(緑印)です。

 旅人は夜遊びを控えて今晩の宿Grosser Michelへと向かいました(こげ茶印)。

 「ようこそお出で下さいました。ここは1955年製造のフェリーを改造したホテルです。40年間、海を航行した後、ホテルに生まれ変わったんです」とオーナー。

 お部屋はこんな感じでちょっと狭いですが、船舶好きにはもってこいの宿です。

 翌朝、早朝の6時から始まる魚市場へ。ここでいただくのがこれ、魚のサンドイッチ(Fischbroetchen)。

 「生魚と玉ねぎのサンドイッチだよ」と男性。すごく美味しいらしい。サンドイッチを食べた後は、こちらのお店でコーヒーをいただきます。

 目が覚めたところで、ちょっと変わった場所に行ってみましょう。ここはミニチュアワンダーランド(紫印)。

 世界中の風景を1/87のスケールで再現し展示しているジオラマテーマパークです。

 こちらの男性フレデリックさんが創設者。かつてはディスコを経営していましたが、全財産をつぎ込んでこのパークを作り上げました。

 「これは最近作ったばかりのイタリアの風景です。作るのに3年かかりました。このパークは16年前に始めました。ここにいると童心に戻れますよ。僕なんかずっと子供のままでいたいくらいなんです」

 現在、ミニチュアの製作者は40名ほど。展示は10台ほどのコンピュータで管理されています。事故が起きた時はこんな風に係りの人が中に入って修理するそうです。

 そして、こちらは空港のミニチュア。単に展示するだけでなく、どれも自動で動いて日によって様々なドラマが展開されるそうです。

 そして、あのコンサートホールも再現されていました。

 さて今回の旅の費用は、交通費が70ユーロ、食事代が17ユーロ、宿泊代が90ユーロ、ゴンドラが50ユーロ、ミニチュアワンダーランドが13ユーロで、締めて240ユーロ(約32,000円)でした。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、友人たちとテーマパークに遊びに行くことになった。数ヶ月前から私が全部セッティングして、いざ出発という時になって、参加者5人なのに4人乗りの車しか手配できなかった。そこで私は冗談で、くじ引きにしよう!と言った。その結果どうなったかはご想像にお任せします [もうやだ~(悲しい顔)]

VDM(Vie de Merde)より



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週末はブダペストで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。今回はブダペストを旅します。

 パリからブダペストというとオリエント急行を思い出してしまいますが、今回は経済性と時間重視で格安航空チケットを利用。所要時間は片道約2時間20分ほど。

Hungary_Budapest.jpg

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年9月30日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ハンガリーの首都ブダペストはドナウ川を境に二つの街から出来上がっています。

 左側がブダ、右側がペスト。

 まずはガイドのゲルゲイユさんと待ち合わせ。

 「お城のあるブダに行くには、あちらのケーブルカーに乗るのが便利です。眺めもいいですよ」

 というわけで早速ケーブルカーに乗ります(青印)。

 歴史あるブダで最初に向かったのが、漁夫の砦(緑印)。

 「この界隈は13世紀に作られました」とゲルゲイユさん。

 とは言っても、この砦は19世紀から20世紀に作られました。ここからはブダベストの街全体を見渡すことができます。

 映像には登場しませんでしたが、ここから500メートルほど南にはブダ城があります(赤印)。

 次は、丘を下りてトラムに乗り川向こうのペストへと向かいます。

 最初に見えてきたのが巨大なネオゴシックの建物。ここが国会議事堂です(黄印)。1885年から国家権力の中枢として役割を果たしています。

 エントランスの階段を上がると会議場があります。

 「まるで教会のような作りですね」と旅人。

 「確かに教会に似ています。何しろ、ハンガリー自治の聖域ですからね」とゲルゲイユさん。

 次に訪ねたのはユダヤ教の寺院(黄緑印)。19世紀に建てられた寺院です。

 「ニューヨークの寺院についで2番目に大きなユダヤ教の寺院です。3000人の信徒を収容できます」と案内人。

 「東洋的な感じですね」と旅人。

 「ええ、モレスク様式ですが、こうして全体を見ると大聖堂のようでしょう?」

 確かに、キリスト教の教会のような作りです。

 しかも普段ユダヤ教の寺院では見かけないパイプオルガンが設置されています。ここでは様々なジャンルのコンサートが開催されるそうです。

 そして、音楽と言えば、ハンガリー出身のピアニスト兼作曲家のフランツ・リスト。

 ここはリスト記念館です(水色印)。リストにまつわる様々な品が展示されています。

 中でも目を引くのがこの机。ピアノの鍵盤が取り付けられています。音、出るんでしょうね?

 「リストとブダペストはつながりがたくさんあります。リストは、1840年、ブダペストでチャリティー・コンサートを開きました。そして、ここで暮らすようになります。1875年には、音楽アカデミーを創設しました」と記念館の方。

 ピアノを弾いてくれた男性はこの音楽アカデミーの会員の方。

 次はちょっと変わった場所を尋ねてみましょう。向かったのはこちらのお店Szimpla Kert(紫印)。

 ここは元工場を改築して2004年にオープンしたバー。アートの展示会も開催されるようで、新しい文化の発信地でもあります。

 そしてブダペストに行ったら必ず訪れたいのが・・・温泉。

 セーチェーニ温泉はヨーロッパ最大の温泉です(オレンジ印)。温泉プールは3つ。温度は35℃〜38℃。温水プールよりは高め、温泉というにはちょっと低め。

 「ここでは一年中泳ぐことができます。地下2キロほどのところに温泉があり、源泉の温度は82℃もあります」とガイド。

 やっぱり室内の方がいいとおっしゃる方にはゲッレールト温泉がおすすめです(こげ茶印)。ここなら静かに温泉につかれそうですね。

 そろそろお腹がすいてきました。ランチをいただくことにしましょう。向かったのは中央市場(紺色印)。

 ここなら地元のグルメを気の済むまで堪能することができます。

 旅人さん、パプリカ入りのサラミを試食。美味しかったので一つ購入。

 そして、フランスと同じで市場で食事ができます。一人はピーマンの肉詰めとパプリカのスープ、もう一人はパプリカのラグー。

 さて、今度は地下鉄に乗って今晩の宿へと向かいましょう。

 ここがその宿。残念ながら名前も場所も不明。元宮殿だった建物をホテルに改築しました。

 外観は古くても中はこぎれいで機能的。ふと天井を見ると、なんと椅子の明かりがぶら下がっていました。

 中庭には緑がいっぱい。ここならのんびり過ごせそうです。

 そして夜はドナウ川クルーズがおすすめです。観光の名所がライトアップされて美しいですねえ〜。

 さて今回の旅の費用は、航空運賃が120ユーロ、宿泊代が105ユーロ、見学と観光ボートが80ユーロ、ランチ代が22ユーロ、温泉が18ユーロ、交通費が15ユーロで、締めて360ユーロ(約47,000円)でした。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、友人と一緒に水着で温泉に入るのでムダ毛を全部抜いた。最初は良かったのだが、塩水の温泉に入った時には悲劇だった

VDM(Vie de Merde)より



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週末はバスティアで [パリから週末旅]

 いよいよ今日から10月。なんだか急に夜は寒くなったような気がします。さすがに短パンに半袖Tシャツは涼しすぎる!

 さて、日曜日は恒例の週末旅。今回はコルシカ島北端の都市バスティア(Bastia)を旅します。

 パリからバスティアまでは空路の直行便で1時間35分。ただし、今回の旅は、トゥーロンからバスティアまでフェリーを利用しています。

 トゥーロンはマルセイユとサン・トロペの間にある都市。

 例えば、トゥーロンを夜9時に出発するとバスティアには翌朝7時に到着。バスティアをその日の夜8時に出発すると翌朝8時にトゥーロンに到着します。

 これなら宿泊代を節約できそうです。ただし、パリからの週末旅となると空の旅になりそうです。

Corse_Bastia.jpg

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年9月23日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 フェリーがバスティアの港に入ってきます(青印)。

 フェリーを降りた観光客が必ず訪れるのがこのサン=ニコラ広場(黄印)。

 かつての宮殿や邸宅が広場を取り囲んでいます。19世紀、南アメリカとの交易で成功を収めた一族の邸宅です。

 今回は観光ガイドのシルヴィーさんが街を案内してくれます。

 まず最初に連れて行ってくれたのが、サン=ニコラ広場にある戦争記念碑(母親が末息子を国に差し出している像)(赤印)。

 19世紀当時、一般女性を銅像にするのはかなり革新的だったそうです。そのため設置された時はちょっとした騒ぎになったらしい。

 というのも、このすぐ近くにナポレオン・ボナパルトの像があったからです(緑印)。ナポレオン崇拝者が近くに女性像を設置されるのを嫌がったのだとか。

 次は、旧市街(テラ・ヴェキア地区)を訪ねましょう。ここはサン=ロック通り界隈です(水色印)。さすがに古い建物が集まっています。

 この一見何でもない建物の中に入ると、エントランスの天井に見事なフレスコ画が描かれています。17世紀のものだそうです。

 「ドアを開くとこれが見えてきてちょっと驚きでしょう?主にバスティアを船で出発していく商人たちが描かれています。彼らのほとんどがイタリアとバスティアを往復していました。イタリア文化をバスティアに持ち込んだのは彼らなんです」

 シルヴィーさんの案内で散策しているうちにプンテトゥ界隈にやってきました(黄緑印)。

 ここではシルヴィーさんが珍しいものを教えてくれました。

 「あそこに鉄製のハンガーみたいなのが見えますよね。今ではあまり見かけなくなりましたが、あれは棒を引っ掛けて水洗いした布を干すためのものです。ジェノヴァでよく使われていた器具なんです」

 要するに、これに物干し竿をのせて洗濯物を干していたわけですね。今ではその用途は失われ飾りのようなものになっているそうです。

 さて、路地を歩いているうちに旧港にやってきました(水色印)。なかなか美しい眺め。

 港にはヨットや漁船が停泊し、港の周りを古い建物が取り囲んでいます。おしゃれなカフェやレストランが並び、観光の名所になっているそうです。

 こちらのお三方は元漁師。ここで港を出入りする船を眺めているとか。

 この旧港からさらに南に向かったところに城塞都市(こげ茶印)があります。ジェノヴァ共和国の支配下にあった頃に作られました。こちらは城塞の中にある総督の邸宅。

 次は地元のグルメを求めて旧港の近くの青空市を訪ねました。こちらはアンチョビのお店。1瓶5〜10ユーロで売られています。

 「このアンチョビは美味しいよ。バスティアでとれたカタクチイワシ、ニンニク、パセリを油に漬け込んで、ママの愛情を加えたものだからねえ」

 そろそろお昼の時間です。近くのレストランA Scalettaでランチをいただくことにしました(オレンジ印)。

 厨房では25年前から料理を作り続けてきた女性シェフがイワシを使った名物料理を作っていました。

 「羊のチーズ、ニンニクとパセリのみじん切りを使います」とシェフ。

 イワシにこれらをのせてサンドイッチにします。これに溶き卵を塗り餃子の皮のようなもので包んだらフライパンで火を通します。

 「イワシと羊のチーズ!と最初は驚かれますが、食べてみると美味しいので皆さん納得されますよ」

 熱々をテラス席でいただきます。これで14ユーロ。

 夕方になるとどこからか歌が聞こえてきます。城塞にあるお店のそばで、コルシカ島伝統の歌を歌っているのは高校生二人組み。

 海に目をやればこの絶景・・・。

 最後にちょっと変わったレジャーを紹介しておきましょう。小さなボートで海へと向かいます。

 おお、海の美しいこと!ここで軽くダイビングを楽しみます。

 海に潜るとこんな変わった色のクラゲを見ることができます。

 そして、この長く続く海岸線もまた見逃せません。夏にはバカンス客でにぎわったようです。

 さて今回の旅の費用は、トゥーロンとバスティア間のフェリー代が190ユーロ、ガイド付き市内観光が15ユーロ、ランチのイワシ料理が14ユーロ、ダイビングが60ユーロで、締めて279ユーロ(約36,000円)でした。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、部屋の大掃除をした。教訓その1:天井を掃除するときは口は閉じるべし

VDM(Vie de Merde)より



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週末はソミュールで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 今回はフランス中西部、ロワール川沿いにある町ソミュール(Saumur)を旅します。

 パリからソミュールまでは列車で2時間半〜3時間、車なら高速を利用して3時間ほど。

 さて、どんな旅が待っているのでしょう?

Paris_Saumur.jpg

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年9月16日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 この音楽が聞こえてくると週末旅!条件反射のようになってきました(笑)。

 さて、こちらはロワール川。このボート、宿泊施設にもなるそうです。

 一方、陸上を車でやってきたのが今回の旅人たち。いくつもアーチのある美しい橋を渡り最初の目的地へと向かいます。

 橋の下を潜り抜けてきたボートが先にその目的地に到着していました。

 美しいお城。ソミュール城です(青印)。

 周りを城壁に囲まれ、頑丈そうな石で作られたお城です。建てられたのは中世の終わり。時代を経てルネッサンス風の装飾が施されてる箇所もあります。

 こちらの大きな部屋では、領主が国王からの密使に会っていたそうです。

 お城の最上階へと上がると、ソミュールの町が見渡せます。

 町はロワール川城巡りの観光地として知られていますが、乗馬の町としても有名です。

 ここは18世紀に騎兵連隊として創設されたカードル・ノワール(Cadre Noir)の本拠地(こげ茶印)。

 その一環として国立乗馬学校があります。乗馬学校と言ってもここでは軍隊の一つとしての乗馬教育が行われています。

 今となっては馬で戦うなんてことはありえませんから、騎兵隊の伝統を守るための施設と言えそうです。

 因みにこのカードル・ノワールはユネスコの無形文化遺産に登録されているそうです。

 学校の壁にはエキュイエ(écuyer)と呼ばれる歴代の教官の名前が記されています。

 「この中にはロット将軍の名前もありますが、彼が、“静かに、まっすぐ前進する馬” というフランス伝統の乗馬哲学の基礎を作りました」と現在のエキュイエ。

 町のお宝は他にもまだあります。それはワイン。

 町の中心から数キロ離れるとブドウ畑が広がっています。しかし、これから訪ねるブドウ園Le Clos d’entre les mursにはちょっと変わったブドウがあります(赤印)。

 それはこちら。壁を突き破って伸びる枝がずらりと並ぶ不思議な眺め。

 壁の向こう側へ行ってみると・・・緑の葉っぱが茂っています。これもブドウの木です。

 「根のある北側は水分が豊富です。日の当たる南側には葉っぱがあるため最大限に太陽を有効利用できます」とブドウ園の方。

 このブドウで作ったワインは格別の味わいがあるそうです。そしてここは歴史的建造物として文化財に指定されています。見学は無料。

 できればこのブドウで作ったワインを試飲してみたいところ。

 さて、そろそろ今晩の宿へと向かいましょう。

 ロワール川沿いには様々な宿泊施設があるようです。しかし、今回選んだのは、番組の初めに登場したあの宿泊できるボートTOUE VENT D'TRAVERSです(緑印)。

 「こちらがテーブルです。そしてこっちがキッチン。向こうにあるのが操縦席です。そして一番奥が寝室です。朝、目覚めた時には、この窓から美しいお城が見えます」とオーナー。

 これは絶好のロケーションですね。それにシャワー室も付いていて快適に過ごせそうです。

 さあ、夜はこちらのバーBrasserie Le 7で一杯やりましょう(紫印)。地元のワインを地下の蔵でいただくもよし、開放的なテラスでいただくもよし。

 翌日は青空市の立つサン=ピエール広場で星付きレストランのシェフと待ち合わせ(黄緑印)。地元で採れた新鮮な野菜が並んでいます。

 シェフのミカエルさんと一緒にレストランLa Gambettaへ(オレンジ印)。

 ここなら星付きなのに30ユーロを切るお値段で定食が食べられるそうです。

 さて今回の旅の費用は、城見学が7ユーロ、カードル・ノワールが8ユーロ、宿泊代が135ユーロ、星付きレストランの定食が29ユーロで、締めて179ユーロ(約23,000円)でした。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、わが娘が買ったばかりのメガネをなくしてしまった。パドルボードで遊びながらロワール川に落としたのだ。私には授業の復習のために友達の家に行くと言っていたのに[ちっ(怒った顔)]

VDM(Vie de Merde)より



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週末はメノルカ島で [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 今回はスペインのマヨルカ島のすぐ隣にあるメノルカ島を旅します。

 メノルカ島は、マヨルカ島などを含むバレアレス諸島を構成している島の一つです。

 パリからメノルカ島までは空路の直行便で2時間足らず。

Madrid_Minorque.jpg

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年9月2日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 おお、美しい!手つかずの自然が残っていそうなこの風景。

 どこで写真を撮っても絵になりそう。時間の流れも少々遅め。

 というわけで、まずはのんびりと馬に乗って島巡り。島を横断する47キロの道のりです。

 「ここはビーチ以外に何もありません。岩と、白や黄色の砂があるだけです。20分ほど歩けば、自然のままのビーチがありますから誰にも邪魔されないでのんびりできますよ」とガイドのトニーさん。

 バレアレス諸島の中でも数多くの自然が残されているのがこの島です。

 島の自然を満喫したら、今度は町を訪ねてみましょう。ここは要塞都市シウタデリャ・デ・メルノカ(青印)。

 ここでの観光コースはといえば、市場に大聖堂。しかし、気になるのは・・・このサンダル。

 色こそ違え、どれも同じモデル。来る人は皆と言ってもいいほど、このサンダルを履いています。

 「これは、アヴァルカスと言います。メノルカ島のサンダルです」と女性。

 「全員が履いている?」

 「ええ、ほとんど皆が履いています」

 「ツーリストも?」

 「ええ、観光に来た人もこのサンダルを買っていきますよ」

 ならばと、旅人もサンダルを買いに靴屋さんへ。

 「こちらが元になっているサンダルです。農家の人たちが畑に行くのに使ったものです。今でも同じ素材を使って作っていますよ。タイヤをリサイクルして靴底に、上は馬の皮を使っています」とお店Castelleのご主人(赤印)。

 これを原型にして様々なデザインのものがお店に並んでいます。旅人が選んだのは・・・これ。素敵ですね。私も一足欲しくなりました!これで40ユーロだそうです。

 それではこのサンダルを履いて、ランチに出かけましょう。やってきたのはレストランEs Tast de Na Silvia(オレンジ印)。

 1年前にオープンしたばかりのお店のモットーは “スローフードとゼロキロメートル”。

 「新鮮な食材を使ってその場で料理を作り、お客様にはリラックスして料理を味わっていただくという意味なんです」とシェフ。

 で、本日のランチは、帆立貝のサラダ、マグロとラタトゥイユ、チーズ盛り合わせの豪華版。これで20ユーロです。

 ランチが済んだら今晩の宿へと向かいます。町の中心から7キロほど奥まった田園にあるのがHotel Biniatram Agrotourism(緑印)。

 早速、お部屋に案内してもらいました。これで一泊100ユーロ。ちょっとお高いですね。夏のバカンスシーズンには130ユーロ。

 窓からはプール付きのお庭が見えます。テニスコートや子供の遊び場もあるそうです。

 次はちょっと変わったことに挑戦してみましょう。何かと言えば、波の音を聞きながらビーチでヨガ体験。

 「休暇中に自分の体をヨガで整えるのはとてもいいことだと思います」とインストラクター。

 最後はこの島だからこそ楽しめる場所へ行ってみましょう。崖に作られた道を伝って降りていきます。ここは崖にある洞窟Cova d’en Xoroi(こげ茶印)。

 「海面からは30メートルほどあります。こんなところにディスコを開いているのは世界でも私たちだけだと思います」とディスコの店員。

 多くの観光客がここでお酒を飲みながら夕日を眺めにやってくるそうです。

 さて、今回の旅の費用は、飛行機代が150ユーロ、宿泊代が100ユーロ、ランチが20ユーロ、乗馬での散策が25ユーロ、ビーチのヨガ体験が15ユーロ、夕日を眺めならがの飲み物代が13ユーロ、締めて合計323ユーロでした。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、祖母が新しいパソコンをWifiに接続してくれたお礼に弟に100ユーロを渡した。Wifiを接続を弟に教えたのは兄の僕だ!半分よこせ!

VDM(Vie de Merde)より



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週末はル・アーヴルで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。やっと通常の放送に戻りました。

 今回はノルマンディー地方の港町ル・アーヴルを旅します。

 パリからル・アーヴルまでは列車で約2時間半。

 1517年にフランス国王フランソワ1世によって作られた都市ル・アーヴルは、今年でちょうど500周年を迎えます。

Paris_LeHavre.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年8月26日に生放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ル・アーヴルにある近代建築群は2005年にユネスコの世界遺産に登録されました。

 どれもコンクリートのビルばかりで500年の歴史を重ねた街には見えません。それもそのはず、この街は第二次世界大戦で廃墟となり、戦後再建されたのでした。

 まずは小型飛行機で遊覧飛行を楽しみましょう。パイロットは女性。Aéroclub du Havre "Jean Maridor”に所属するパイロットです(青印)。

 乗って間もなくエトルタの岩が見えてきました。空から見た岩の形はまた違ったふうに見えます。

 そしてル・アーヴルの2つの港が見えてきました。

 遊覧飛行は30分ほど。地上に戻ったら、まずは戦後再建された地域に行ってみましょう。

 終戦直後、150ヘクタールの廃墟に、この大聖堂だけが崩れずに立っていたそうです。

 街の再建に起用されたのがベルギー生まれの建築家オーギュスト・ペレ(1874-1954)。「コンクリートの父」と呼ばれた建築家にふさわしい建物が並んでいます。

 こちらのコンクリートの塔はサン=ジョゼフ教会です(赤印)。中に入ると、打ちっ放しのコンクリートの上でステンドグラスを通して入る光が踊っています。

 「オーギュスト・ペレにとってコンクリートは高貴なものだったようです。そして20世紀の石と考えていました。石は石でも、灰色のコンクリートの方は光を受けて美しく輝いていたんです」と観光事務所の方。

 石に比べるとコンクリートは作る時間を節約することができました。鐘はありませんが鐘楼の高さは107メートルあります。これは見応えがありそうですね。

 近代建築によって再建された街の眺めはどこかニューヨークの香りがします。

 「ヨーロッパ大陸と新大陸を最初に結んだ便がル・アーヴル - ニューヨークだったんです」

 現在の街の経済を担っているのがコンテナを積んだ船舶。貨物を取り扱う港としてはフランス一だそうです。

 今度は遊覧船に乗って港を間近で見学してみましょう。約1時間ほどの遊覧です。

 「こちらの貨物船は長さが366メートル、幅が51メートルあります。だいたい14,000個のコンテナを運ぶことができます」

 様々な貨物船や、普段見慣れない荷揚げや荷積の様子を見学することができます。

 今は便利な機械が何でもやってくれますが、昔はどれも人間がやっていました。そんな人たちが住んでいた古い界隈を訪ねてみました。案内してくれたのは、この地域で働いているというエリックさん。

 こちらはコンテナを利用して作られた学生用の住居(緑印)。広さは約25㎡、家賃は329ユーロ(約42,000円)。防音、wifi完備、港の眺望付き。

 このエリアには会社事務所や教育機関があり、昔の風情が残っているそうです。

 さて、そろそろお昼の時間です。ビーチの屋台Les frites à Victor へと向かいましょう(オレンジ印)。創業はなんと1927年!ここでフライトポテトと名物のクルスティヨンをいただきます。

 厨房のヴィクトールさんを訪ねると準備の真っ最中。先代と同じようにポテトは二度揚げ、使う油はピーナッツ油のみ。

 そしてこちらの丸いのが クルスティヨン。小麦粉、バター、玉子等々で作った生地を油で揚げ砂糖をまぶしたもの。

 ビーチでは海水浴を楽しむ人たちの姿がありました。

 さて旅人は今晩の宿へと向かいます。と、その前に、こちらの建物に寄って行きます。

 ここは2011年に作られた図書館(こげ茶印)。ブラジル人建築家オスカー・ニーマイヤーの設計です。静かにのんびりと読書ができそうです。

 図書館の向かいにあるのが今晩の宿Oscar Hôtel(黄緑印)。建物はオーギュスト・ペレの設計。お部屋は50年代の雰囲気。窓を開けると目の前に「火山」と呼ばれる建物が見えます。先ほどのニーマイヤーの手によるものです。

 港町ル・アーヴルに来たからには、やはり海の幸を堪能しながら夕日を眺め、1日を終わることにしましょう(紫印)。

 さて今回の旅の費用は、遊覧飛行が60ユーロ、港の遊覧船が14ユーロ、フライドポテトが3.10ユーロ、丸い揚げパン?が3.70ユーロ、宿泊代が57ユーロで、締めて137.80ユーロでした。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、ずっと前から入りたかった学校の入学試験の発表があった。定員500人に6000人の応募という難関。一番に着いたのはいいけど、成績は最後から一つ目。つまり501番だった[もうやだ~(悲しい顔)]

VDM(Vie de Merde)より



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週末はファロで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 今回はポルトガル南西部のアルガルヴェ地方にある海辺の都市ファロ(Faro)を旅します。

 パリから空路の直行便で1時間50分。

Portugal_Faro.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年7月1日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 200キロにも及ぶ海岸線と、年間の晴れの日が300日という恵まれた気候、さらに物価の安さが、近年、観光客を惹きつけているアルガルヴェ地方。

 その中心都市ファロにやってきました。町を案内してくれたのがエステルさん。14年前からファロに住んでいます。

 「ここはサント・アントーニオ通りです(赤印)。街の人は皆ここで買い物をします。そして、ポルトガル独特のこの石畳。美しいでしょう」とエステルさん。

 繁華街を後にして、まずは海へと向かいます。

 ファロの一番のおすすめが海の散策。港から出る観光ボートに乗り込みます。約1時間45分のコースで一人30ユーロ。

 ここいら一帯はフォルモーザ潟と呼ばれ自然保護区になっています(青印)。

 広さは17,000ヘクタール。コウノトリやフラミンゴなどの渡り鳥の生息地になっています。

 そして、海の幸を求めてやってくる地元の漁師もいます。

 「あそこで貝を取っているんです。人口の30%がその貝で生計を立てています。ちょっと寄ってみましょう」とガイドさん。

 旅人さん、見よう見まねでやってみたら貝が2つ見つかりました。この感じだとかなりの貝がここで暮らしているようです。

 次はボートを降りて、この砂漠のような無人島デゼルタ島で一休み(砂漠色)。これはちょっと特別な時間が過ごせそうです・・・。

 デゼルタ島とは言っても完全な無人島ではありません。一軒だけですがレストランが島の突端にあります。

 ここはRetaurant Estaminé(オレンジ印)。

 「見晴らしのいいテーブルで、お魚などの新鮮な海の幸をご堪能いただけますよ」とレストランのオーナー。

 大きな焼き魚が出てきました。付け合わせはじゃがいも。

 お腹いっぱいになったら、またボートに乗って港に戻りましょう。

 陸に上がって向かった先は・・・カルモ教会(緑印)。ここには何かちょっと壊れやすいものがあるとかで気をつけなくてはいけないそうです。

 ブルノさんが中を案内してくれます。

 「ここはカルメル会の教会です。18世紀に建てられました。こちらの “骸骨の礼拝堂” へご案内します」

 そのものズバリ、壁が人骨で埋まっています。

 「すべて人骨で作られています。足の骨、腕の骨、そして頭。よく見ると子供の頭蓋骨もありますよ」とブルノさん。

 隣にある墓地から取り出された1200人の骸骨で作られているそうです。地震がきたらボロボロと崩れてきそうです。

 さて、気分を変えて、今度はショピングに出かけましょう。

 立ち寄ったのはクラフト店Sardinha de Papel(黄緑印)。伝統的な工芸品からちょっと新しめのデザインものまで小さなお店に様々な商品が並んでいます。

 店主のジョアンさん、プロジェクト・タサという活動をしています。

 「手工芸を守るために始めました。伝統的なものに新しいものを加えた商品を開発しています。例えばこれは自転車のサドルですが、手作りなんです」

 お土産によさそうなこのタイルは8.50ユーロ。

 そろそろ今晩の宿へと向かいましょう。市街地から6キロほど移動した海岸沿いに立つこの家が今晩の宿。

 「こちらがキッチン、こちらがダブルベッドの寝室、そしてここがリビングで、奥に小さな寝室があります」

 そして階段を上がると屋上のテラス付き。水平線に沈む夕日を眺めることができます。

 「この辺りは観光客にはあまり知られていないんです。でも、近くには空港があるのでアクセスはとてもいいですよ」とオーナー。

 ここならのんびり夜の時間を過ごせそうです。

 さて今回の旅の費用は、航空運賃が122ユーロ、観光ボートが30ユーロ、礼拝堂が1ユーロ、ランチが20ユーロ、宿泊費が50ユーロで、締めて223ユーロ(約28,000円)でした。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、仲間と一緒に海岸でピクニックをすることになった。持ってきたサンドイッチを食べようとかじりついた瞬間、空気をかみしめただけだった。僕よりカモメの方が早かった・・・[もうやだ~(悲しい顔)]


VDM(Vie de Merde)より



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週末はリスボンで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 最近、旅行先としてポルトガルがフランス人に人気だそうですが、その首都リスボンを旅します。

 パリからは空路の直行便で2時間半。

Portugal_Lisbon.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年6月24日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 リスボンと言えば・・・この路面電車。結構、左右に揺れてますね。

 今回の旅人はこの方、ギヨームさんです。

 トラムから降りるとガイドのエリオットさんが待っていました。路地を通って階段を上がり、到着したのがリスボンの街が見下ろせる丘の上。

 リスボンは別名 “7つの丘の街” と呼ばれているそうです。丘と丘の間の平地にはぎっしりと建物が並んでいます。

 「コンパクトにまとまった街なんです。10分もあれば異なる界隈を3つくらい見て回ることができます」とエリオットさん。

 丘を下りて海岸を散策。このゴージャスな建物はベレンの塔(青印)。

 16世紀、当時のポルトガル王マヌエル1世が、ヴァスコ・ダ・ガマの世界一周の偉業を記念して作らせた塔です。世界遺産に登録されています。

 リスボンには名物の甘いお菓子もあります。

 それがこれ、パステル・デ・ベレン(Pastel de Belém)。カスタードクリームのタルトです。

 ここはお菓子と同じ名前のお店Pastéis de Belém(赤印)。創業は1837年。

 「毎日、2万個ほど作っています」とお店の方。

 ポルトガルに行けばからならずどこにでもあるというこのタルト。

 「他の店と食べ比べてみてください。うちとの違いがわかるはずです」と支配人のミゲルさん。というわけで、ここのタルトを購入。

 ミゲルさんのおすすめは、こうやって歩きながら食べること。これが美味しいらしいですよ。

 次はちょっと変わった場所へ行ってみましょう。

 これまでと打って変わって未来都市のようなこの眺め。ここは1998年に開催されたリスボン国際博覧会(Expo'98)の際に新しく開発された地区パルケ・ダス・ナソンイス(緑印)。

 まずはこのロープウェイに乗ってみましょう。案内してくれるのはカルモさん。

 この地域も20年の間に大きく変化を遂げました。並んでいるのは高級マンション。そしてスポーツを楽しむ市民の姿が多くなりました。さらに、コンサートホールや水族館もできました。

 「エキスポ前は何もない空き地だったんです。エキスポで様々な建築物が作られましたが、それを再利用し、さらに幾つか新しい施設が加えられ、今のような姿になったんです」とカルモさん。

 古い歴史のあるリスボンですが、新しいアートにも寛容です。ご覧のように街角にはストリートアートが溢れています。

 「リスボンの夏はとても暑いのですが、そんな時は駐車場へ行ってみましょう」と言いながら、どんどん建物の中に入っていく旅人。

 ここは何の変哲もない市営の駐車場ですが、7階の最上階まで行くと、そこは涼しい風の吹くバーになっていました(水色印)。

 ここのテラスからはこんな美しい夕日を眺めることができるそうです。

 さて、次は夕食を食べに市場Time Out Marketへ(オレンジ印)。

 ここには40軒ほどの飲食店が集まっています。その中から選んだのがこのお店MERCADO DA RIBEIRA。シェフは女性。

 量もたっぷりで洗練されたお味だとか。タコの上に散らしていたのはポテトチップス。ロゼワインと一緒にいただきます。

 そろそろ今晩の宿Casa de Sao Mamedeへと向かいましょう(こげ茶印)。

 こちらは18世紀に建てられた建物。客室は全部で26部屋。

 「ここが1号室です。リラックスしてお泊りいただけるように、ホテルというより家族の一部屋というような感じにしています」とホテルのオーナー。

 夜は、ポルトガルの歌ファドのライブを楽しみましょう。たくさんあるお店の中からリスボン大聖堂のすぐ近くにあるお店Clube de Fado(紫印)へ行ってみました。

 ファドは愛や人々の日常を歌うポルトガルの歌謡曲。

 ここではギターリスト兼作曲家でもあるマリオ・パシェーコさんの音楽を楽しむことができます。

 さて今回の旅の費用は、旅費代が90ユーロ、宿泊代が80ユーロ、タルトが1ユーロ、食事代が12ユーロ、ファドのライブが10ユーロ、締めて合計193ユーロ(約24,000円)でした。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、フラジル人の彼女からポルトガル語でメールが届いた。ポルトガル語はよくわからないので、ネットで翻訳してもらったら・・・。グーグル翻訳で別れを告げられたのは僕が初めてに違いない


VDM(Vie de Merde)より



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週末はトゥルーズで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 今回はフランス南部の都市トゥルーズ(Toulouse)を旅します。

 パリからトゥルーズまでは空路の直行便で1時間10分ほど。高速列車TGVなら早くて5時間半。

Paris_Toulouse.jpg

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年6月17日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 「バラ色の街」と呼ばれるトゥルーズの人口は47万人ほど。欧州でも人口が増加している都市のひとつです。

 まずは観光船で一巡り。

 ガロンヌ運河とミディ運河をつないでいるのがトゥルーズです。

 大西洋からトゥルーズまでがガロンヌ運河、トゥルーズから地中海までがミディ運河(青印)。

 ミディ運河は17世紀にピエール=ポール・リケによって作られました。このままボートに乗りつづけると地中海に出られます。

 しかし、その途中にはこんな水門を60回以上も通過しなくてはなりません。

 次は陸に上がって街を見物して回りましょう。

 まず訪ねたのはジャコバン派の修道院(赤印)。

 美しいステンドグラスが印象的な教会の中。こんな風に午後の日差しが入り始めた頃に見学するのがいいそうです。

 内陣の天井はヤシの天井のように見えます。

 そしてこちらが中庭の回廊。なにやら学生さんたちがいるようですが・・・。

 トゥルーズに初めて大学を作ったのが、このドミニク派の修道士たちだったそうです。

 「昔の学生たちは授業を受けるために教会に通ったのです。13世紀頃のことです」とガイドさん。

 さて次はグルメを求めてヴィクトル・ユーゴ市場(オレンジ印)へやってきました。

 名産は何と言ってもこのソーセージ。美味しそうですね!昔、フランスに住んでいた頃、このトゥルーズのソーセージを買ってよく食べました。

 市場の二階には様々な飲食店が並んでいます。その中の一つがLe Louchebem。

 「代々肉屋をやっていたんです。4代目になってレストランを開店しました」と店主。

 フライドポテトがたっぷり添えられた肉料理が出てきました。

 聞こえてきたのはトゥルーズ生まれのシンガーソングライター、クロード・ヌガロ(Claude Nougaro)の歌声。

 2004年に亡くなってしまいましたが、シャルル・ドゥ・ゴール公園には記念の銅像があります(緑印)。

 「Ô Toulouse」という歌が有名だそうです。興味のある方は→こちら。故郷への愛に溢れた歌ですね。

 その “バラ色の街” を眺めるために、先ほどの修道院にある教会の鐘楼の上まで上がってみましょう。

 地上55メートルから見た街の眺め。赤レンガで作られた建物がずらりと並んでいて、確かにバラ色をしてます。

 次は、ガロンヌ川で水上スキーを楽しみましょう!

 楽しむといっても、ちゃんとできるようになるまでが大変。でもこの通り、屁っ放り腰でもできるようになります。

 先生の方はさすがにすごいですね。

 川の中州にある島に水上スキークラブSki Club De La Péniche(水色印)で申し込みます。

 これはちょっとご勘弁という方は、エアバス社の工場見学と言うのは如何でしょう?(こげ茶印)

 見学コースが用意されていて、あのA380の製造現場をガイド付きで見学することができます。

 夜は、オペラ鑑賞。ここは国立キャピトル劇場(Théâtre du Capitole de Toulouse)(紫印)。

 オペラとなるとチケット代がちょっと予算オーバーになりそうですが・・・。

 お得なチケットがあるそうです。27歳以下ならシーズン中に18ユーロで3つのオペラを鑑賞することができるそうです。学生の多いトゥルーズならではのサービスですね。

 キャピトル劇場は300年も前からオペラやバレーの公演が行われてきたそうです。この日の公演はイタリア歌劇「ラメルモールのルチア」でした。

 最後は静かにガロンヌ川で美しいトゥルーズの夜景を楽しみましょう。

 さて今回の旅の費用は、観光ボート代が10ユーロ、修道院の回廊が4ユーロ、食事代が18ユーロ、水上スキーが32ユーロ、エアバス工場見学が15.50ユーロ、オペラの鑑賞券が18ユーロで、締めて97.50ユーロ(約12,000円)でした。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、夜の7時、法学部の授業が終わったので半分からになった階段教室を出ようとしたら、最前列にいた学生がバッグからソーセージを出しナイフで切り分けると周りの学生たちに振舞い始めた[目][あせあせ(飛び散る汗)]


VDM(Vie de Merde)より



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