So-net無料ブログ作成
検索選択
パリから週末旅 ブログトップ
前の10件 | -

週末はカーンで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。今回はフランス西部ノルマンディ地方の都市カーン(Caen)を旅します。

パリからカーンまでは列車で約2時間。どんな旅が待っているのでしょう?

Paris_Caen-2.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で、2017年4月15日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 いきなり競馬場(緑印)。

 カーンに競馬場ができたのは、今から180年ほど前の1840年のこと。長い歴史のある競馬場です。

 「時々ここに散歩に来るんだ」と男性。

 「街の中心にこれだけの規模の競馬場があるのは珍しいです」と女性。

 走り終え馬をねぎらったら、街の観光へと出かけましょう。

 カーンの人口は約10万人。海へとつながる運河の船着場にはプレジャーボートが並びます(青印)。

 そして名所と言えば、二つの修道院(こげ茶印、赤印)にカーン城(オレンジ印)。

 カーン城は、のちにイングランド王(ウィリアム1世)になったギヨーム2世のお城です。

 1066年、ギヨーム2世は6000人の騎士を含む12000人の兵を率いてイングランドに向かいました。

 余談ですが、その時の様子を描いたのが世界遺産にもなっているバイユーのタペストリー。カーンから30キロほどのところにある町バイユーのタペストリー博物館で見られます。

 さて次に訪ねたのは、カーン平和記念館(Mémorial de Caen)(黄印)。

 ここでは第二次世界大戦のきっかけから1945年までの歴史が展示されています。

 当時の軍服や武器、さらに一般の生活を窺い知ることのできるような品々もあります。

 PAIN “A”と書かれたチケットは、パンもしくは小麦粉の配給用に使われていたもののようです。

 ガスマスクもあれば自転車も展示されています。

 「具体的にものを見せながら、わかりやすい言葉で説明し、当時、何が起きていたのかを解説しています」とガイドさん。

 「ここに来て初めて知ったこともありました。孫を連れてきたのは歴史を学んで欲しいと思ったからなんです」と女性。

 カーンはノルマンディ上陸作戦で激戦地となったこともあり平和を願って作られた施設でした。

 次は、美味しいものでも頂きに行きましょう。出てきたのは郷土料理トリプ・ア・ラ・モード・ドゥ・カーン(カーン風もつ鍋)。

 「4種類の牛の胃袋と足をシードルとカルヴァドスの入ったソースで煮込んだものです」とお店の方。

 お腹がいっぱいになったら、腹ごなしにボートに乗りましょう。

 ボートと言っても競技用のボートですが、無料で体験できます。

 1時間半ほど運河を漕いでもうクタクタです。そろそろ今晩の宿Villa Héliantheへと向かいましょう(黄緑印)。

 迎えてくれたのはジョゼットさん。この宿の女将。

 宿と言ってもお部屋は1つだけ。要は民宿ですね。

 ジョゼットさんがこの家に巡り合ったのは今から7年前のこと。大変気に入り購入しました。

 1930年代に作られたこの家、全体がアールデコに仕上げられています。

 旅人の注意を引いたのはこのお風呂。泡のお風呂に入れば優雅な気分になれそうです。

 翌朝、早起きしてお散歩に。向かった先は公園かと思いきや、そこは墓地(紫印)。

 しかもほとんどのお墓が放置されたままです。

 お墓の住人は猫たち。そして、市民の憩いの場所にもなっています。

 「小さな森みたいな感じですよ。季節によって花が咲いてきれいなんですよ」と女性。

 ノラちゃん、人間になついてますね。

 最後は運河沿いに作られた道をサイクリング。気持ち良さそうですが、カメラマンさんはちょっと大変。

 「のんびりできて気持ちがいいです」と女性。

 「カーンからこの道を行けばすぐに海へも出られます」と別の女性。

 30分もペダルを漕げば海岸です。

 さて今回の旅の費用は、宿泊代が80ユーロ、記念館が24ユーロ、食事代が13ユーロ、締めて117ユーロ(約14,000円)でした。


******* フランス人のつぶやき *******


「今日、ノルマンディに住んでいる。18か月になるわが子が覚えた言葉は、『パパ』『ママ』の次に『雨』だった」

VDM(Vie de Merde)より





nice!(66)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

週末はボローニャで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。今回はイタリアのボローニャを旅します。

 

 パリから空路の直行便で1時間40分。夜行列車で行くという手もあるようです。夜7時近くにパリを出て、翌朝7時すぎにボローニャに到着します。

 

 Rome_Bologna.jpg


 

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2017年4月8日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。




 ボローニャに着いてすぐに目に入るのがこの塔(青印)。アジネッリ塔、通称ボローニャの塔です。11世紀からずっとこの場所に立っており街のシンボルになっています。

 

 早速この塔を上ってみましょう。中は木造の階段になっています。階段の数は498段!気が遠くなりそうな数・・・。作られたのは1684年。

 

 かつてはこのような塔が100塔ほどあり、権力の象徴であるとともに防衛の役割も果たしました。

 

 階段を上がると屋上に到着。ここは地上から97mの地点。眼下に見える街には、確かに同じような塔がいくつか残っています。

 

 ボローニャは4人に1人が学生という大学都市です。今日はフランスからボローニャに留学しているカミーユさんが街を案内してくれます。

 

 まずはカミーユさんのお気に入りのサント・ステファノ界隈を散策。普通の観光では見落としてしまいそうなところへ連れて行ってくれました。

 

 「ちょっと見えにくいんですが、あの上の方には古代ローマの人物の頭部彫刻が並んでるんですよ」(赤印)

 

 次に訪ねたのがマッジョーレ広場(緑印)。街の歴史の中心です。

 

 「ボローニャには別名があると聞いたんですが・・・」と旅人。

 

 「ええ、3つあるんです。一つはラ・ドッタ(学問都市)。欧州で最初に大学ができた街だからです。二つめはラ・グラッサ(肥満都市)。ボローニャの人はグルメですし、たくさん食べるんですよ(笑)。三つめはラ・ロッサ(赤い都市)。かつてここは共産主義の中心地だったということもありますが、赤いレンガの建物が多いためでもあります」とカミーユさん。

 

 ではラ・ドッタのボローニャを訪ねてみましょう。

 

 ここは、コペルニクス、ダンテ、そしてエンツォ・フェラーリも通ったというボローニャ大学(こげ茶印)。1088年に創立された欧州最古の大学とされています。

 

 この大きな教室にも長い歴史があります。

 

 「ここでは、初めて解剖の講義が行われました。病院から遺体を引き取り、あのテーブルの上に置いて解剖したんです」

 

 次は42キロにわたって続くアーケード街を訪ねます。雨を気にせずブラブラ出来ますね。

 

 さすがグルメの街、食品店が飲食店が並びます。生ハムやチーズが美味しそう!お土産にモルタデッラ(ボローニャソーセージ)とパルメザンチーズを買いました。

 

 「本物のボローニャ特産のモルタデッラにはピスタチオは入ってません。入れるのはコショウだけです」とお店の方。

 

 さて、次は地元の料理を教えてもらいましょう。

 

 教えてくれるのはトルテリーニという小さいラビオリのような料理です。3時間ほどかけて丁寧に教えてくれます。

 

 授業料は70ユーロ。作った料理もお持ち帰りできます。

 

 ではランチをいただきに行きましょう。出てきたのはスパゲティ・ボロネーゼ?

 

 「世界中に知られているスパゲティ・ボロネーゼはボローニャにはありません。あるのはこれ。タリアテッレ・アル・ラグーです」と旅人。

 

 ここはレストランAll'Osteria Bottega。こだわりのシェフが作るタリアテッレ・アル・ラグー。シンプルに牛肉と豚肉を玉ねぎとにんじんと一緒に3時間煮込んでタリアテッレに絡ませチーズをかけたら出来上がりです。

 

 ファストフードや平均化された味には賛成できないというこだわりのシェフは、地方の伝統の味を大切にしていきたいとのこと。

 

 翌日曜日の朝、こんな風景を毎日眺めることができる人もいるそうです。というのも、ボローニャでは塔を丸ごと借りて住むことができるそうです。家賃は500ユーロ。

 

 そんな塔に住む人のお宅を拝見に行ってみました。

 

 こちらはマテオさんのお宅です。この塔は12世紀に建てられたそうです。

 

 「そんな年代のものだということも、また塔を購入することができるとも知らずにいました。これはプレゼントのようなものですよ」とマテオさん。

 

 どうやらここでB&BのTorre Prendiparteを経営してらっしゃるようです(黄緑印)。

 

 「塔を自分のものにできて嬉しいでしょう?」と旅人。

 

 「いやあ、それほどでもないよ。本当は車を買って婚約者と一緒に海に行きたかったんだよ(笑)」とマテオさん。

 

 階段を上へ上へと登って行った先はかつて牢屋だった場所。

 

 「囚人は床をひっかいてできた粉を使って壁に文字を書いたんです」

 

 今から300年ほど前、キリスト教に反する行いをした罰としてここに閉じ込められた人たちがいたようです。どうも軽犯罪のようです。

 

 さて、今回の旅の費用は、航空運賃が130ユーロ、ボローニャの塔見学が3ユーロ、解剖学博物館が3ユーロ、パスタ教室代が70ユーロ、タリアテッレ・アル・ラグーが16ユーロで、締めて222ユーロ(約27,000円)でした。

 

 


******** フランス人のつぶやき *******

 

 

 

「今日、好きな女の子とイタリア料理店に行った。僕はパスタを、彼女はラザニアを食べた。しかし、そのラザニアが熱々だったのに、彼女は吐き出さずに飲み込もうとして、結局、ぶっ倒れた」

 

VDM (Vie de merde)より

 




nice!(50)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

週末はボニファシオで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。今回はコルシカ島の南部の町ボニファシオを旅します。

 

 パリからは直行便で1時間半強。エール・フランス、ライアンエアーの他に、地元の航空会社エール・コルシカも飛んでいます。

Corse_Bonifacio.jpg



  下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2017年4月1日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。




 ボニファシオと言えば、この絶壁の海岸線!

 

 ギリギリまで家が立ち並んでいます。大丈夫なのかな。

 

 まずはこの海岸を遊覧船で見物することにしましょう。

 

 バームクーヘンを手でちぎったような絶壁だらけ。そして洞窟もあります。地中海の青がまた美しい。

 

 海の風景を堪能したら、今度は陸に上がって散策です。

 

 ボニファシオには、その昔、ジェノバ人に占領されていた頃に造られた要塞がそのまま残っています。

 

 そして、礼拝堂や教会もまた町の魅力でもあります。

 

 その中の一つを訪ねると、演奏会をやっていました。ここでは毎週一回、こうした演奏会が開催されるそうです。

 

 「コルシカ島では歌の中に島の歴史や文化が語られています。しかもその歌はコルシカ島の言葉で歌われているんです。ですから、今でも島独自の言葉は生きているんです」と男性歌手。

 

 12世紀からジェノバ人に占領されていたボニファシオには、文化財に指定されている建物が33もあります。

 

 そしてこの町最大のアトラクションが “アラゴン王の階段” です(赤印)。

 

 「コルシカ島で来訪者が一番多いのがこの階段です。自然の美しさを楽しむことができますし、ちょっとした運動にもなります。何しろこれだけの高さですからね。階段の数は187段もあります」とガイドの方。

 

 階段を降りると海沿いに遊歩道が設置されています。これは楽しいですね。人気なのがよくわかります。

 

 「ご覧の通り、ボニファシオは美しい音楽や自然を楽しむことができますが、体力も必要です。何しろあの階段をまた登らなくてはなりませんからね。上に上がったら休憩して美味しいものでもいただきましょう」と今回の旅人。

 

 美味しいものとは・・・アイスクリームでした。

 

 オレンジ、栗、レモンなど種類も豊富。お値段は4.50ユーロ

 

 「全てお店の自家製ですか?」と旅人。

 

 「ええ、自家製ですよ。原料の生産者を昔からよく知っているんです。彼らと一緒になってアイスクリームを作ってるんですよ」とお店Glacier Rocca Serra(青印)のご主人。

 

 この方、名の知られたこだわりのあるアイスクリーム屋さんのようです。 

 

 リフレッシュしたところで、ランチをいただきます。

 

 ここは要塞の見える港にあるレストランDa Passano(オレンジ印)。地元ならではグルメが味わえます。

 

 これは茄子のファルシー(詰め物)。それにウニ料理もあります。

 

 このお店、本物の洞窟を改造して作られているとか。ランチは4種類のスペシャリテとグラスワインで20ユーロ。

 

 お腹がいっぱいになったら今晩の宿へと向かいましょう。海を離れて車で5分ほどもすると草原が広がります。

 

 そこでオリーブ栽培の傍ら、民宿A loghja di Cavallo mortoを営んでいるファビエンヌさんを訪ねます。

 

 「うちは4部屋しかない小さな民宿です。ここを選ぶお客様は一般の観光客とは少し色合いが違うかもしれません」とファビエンヌさん。

 

 こちらの民宿の夜には、コルシカの歌を楽しむこともできます。

 

 翌朝は、お庭でのんびりと朝食をいただいたら、いざ出発。

 

 向かった先はゴルフ場Golf de Spérone(緑印)。ゲームを楽しんだ後は、コルシカ島でも美しさで一二を争うスペロンヌ・ビーチへ(紫印)。

 

 この辺りの海岸を散策するには自転車が便利。2時間ほどのコースをツーリングします。

 

 さて、今回の旅の費用は、遊覧船が17.50ユーロ、教会+演奏会が18.50ユーロ、食事とアイスクリーム代が24.50ユーロ、宿泊代が110ユーロ、電動アシスト自転車でのツーリングが35ユーロ、体験ゴルフ代が4ユーロで、締めて209.50ユーロ(約25,000円)でした。

 

 


******** フランス人のつぶやき *******

 

 

 

「今日、コルシカ島のキャンプ場で最初の夜を過ごした。朝の3時頃、顔に何かが張り付いているようで目が覚めた。眼鏡をかけて明かりをつけると、寝ている間に知らずに潰してしまったカタツムリがべったり張り付いていた」

 

VDM (Vie de merde)より

 




nice!(59)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

週末はパンプローナで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 

 今回はフペイン北部のバスク地方にある都市パンプローナ(Pamplona)を旅します。

 

 あの牛追い祭りで有名なパンプローナ、どんなところなんでしょう?

 

 パリからは直行便はなさそうなのでマドリード経由の空路で4時間半。


Spain_Pamplona.jpg


  下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2017年3月25日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。




 空港から(青印)、コンクリートのビルを眺めながらパンプローナの中心街まで車で10分。街は城壁に囲まれていました。これは期待できそう。

 

 まずはその城壁を見学しましょう。案内してくれるのは街に住むカルメロさんとダヴィドさん。二人揃って少々太め。

 

 「古い城壁は778年にカール大帝に壊され、その後のロンスヴォーの戦いによって跡形もないくらいに崩れ去ってしまったんです」

 

 現在の城壁は17世紀から18世紀に作られたもの。周囲は5キロほどあります。

 

 「あそこに小塔や稜堡があることから分かるように、元は軍事用の要塞だったんです」

 

 標高500メートルほどのところにある街からは遠くにピレネーの山々が見渡せます。そして城壁の外側には近代的な鉄筋コンクリートのビルがびっしり並んでいるのがわかります。

 

 さて次は城壁の中を散策してみましょう。まず訪ねたのがサン・ニコラス教会(赤印)。中世の中にバロックとロマンが加わったような興味深い建物。教会の床にはかつての町の名士たちが眠っています。

 

 「裕福な人のは石に名前が彫られていますが、お金のない人のは数字が彫られているだけです」

 

 長い歴史感じさせる街の風景。ここはカスティージョ広場(緑印)。18世紀の建物が周りを取り囲んでいます。

 

 次に訪ねたのは路地を入ったところにある小さなお店。ここは本屋さん兼文房具店。カルメロさんのお店です。

 

 お勧めは牛追い祭り(サン・フェルミン祭)の古い写真

 

 「これが祭りの時の古い写真です。昔は今ほど人の数は多くありませんでした。今は禁止されてしまいましたが、昔はこんな風に高いところに登って見物してたんです」

 

 ここらでちょっと甘いものを頂きましょう。昔からある古いお菓子屋さんへ。

 

 美味しそうなお菓子が並んでいます。

 

 「これはパンプローナに昔からあるお菓子なんです。日持ちがするので昔は羊飼いに人気でした。ラードを使って作るんです」

 

 クッキーのように見えますが、揚げてあるんでしょうかね???

 

 あちこち見て回っているうちに夜となりました。今回はピンチョスのお店をはしごすることに。今度の案内役は女性三人組。

 

 最初に入ったのはIruñazarraオレンジ印)。このお店、伝統的なものから現代的にアレンジされたものまで様々なピンチョスを出してくれるようです。

 

 これは、キヌアのガレットに、アボカド、うなぎ、魚卵、乾燥ハムをのせたピンチョス。最後に香りづけにマンダリンヌ(オレンジ)の花をのせているそうです。

 

 このピンチョスのはしごツアー、料金は6人で45ユーロ。それぞれのお店の個性的な味を楽しむことができます。

 

 翌日は、パンプローナから60キロほどのところにある雄牛牧場Finca Toropasionを訪ねます(こげ茶印)。ここでは約600頭の雄牛が放牧されています。

 

 「牧場にいる雄牛はとても穏やかで静かなんです。でも闘牛場に行くとガラリを変わるんです。危険だと感じて攻撃的になるんです」と牧場のカルロスさん。

 

 次は、牛追い祭りに魅了され、牛追い祭りを世界的に有名にした人物の思い出の場所へ行ってみましょう。

 

 ここはその人物が宿泊していたホテルGran Hotel La Perla(紫印)。

 

 その人物とはヘミングウェイでした。この部屋は1920年代当時のまま保存されています。

 

 小説「日はまた昇る」の発想を得たのがこの地でした。

 

 「ヘミングウェイはパンプローナにやってきて牛追い祭りを見たことがきっかけで、あの小説を書いたのです」とホテルの方。

 

 そしてスペインと言えばフランメンコ。

 

 パンプローナはフラメンコギター奏者Sabicas(本名:Agustín Castellón Campos)の生まれた街。ここはその生家です。因みにSavicasの弟子がパコ・デ・ルシア。

 

 「フラメンコギター奏者の二人の巨匠のうちの一人がSavicasなんです」とアントニオさん。

 

 アントニオさんもフラメンコギター奏者です。ここはLa Casa de "Sabicas" Centro Cultural Flamenco(黄緑印)。

 

 路上でもフラメンコで盛り上がっています。スペインならではですね。

 

 さて、今回の旅の費用は、ピンチョスツアーが45ユーロ、宿泊代が80ユーロ、雄牛牧場見学が45ユーロで、締めて170ユーロ(約20,000円)でした。

 

 今回は宿の映像がなかったのですが、どんなところだったんでしょうね。ヘミングウェイと同じホテルは5つ星で一泊200ユーロくらいするので、あそこではなさそうです。

 


******** フランス人のつぶやき *******

 

 

 

「今日、スペイン語の口頭試験の日。試験が始まって5分ほど経ったところで試験官が言った。『ところで君、スペイン語は話せるのかね?』」

 

VDM (Vie de merde)より

 




nice!(54)  コメント(2) 
共通テーマ:旅行

週末はデン・ハーグで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 

 今回はオランダのデン・ハーグを旅します。

 

 パリ北駅でロッテルダム行きの高速列車タリスに乗り、ロッテルダムで在来線に乗り換えデン・ハーグヘ。所要時間は約3時間20分ほど。

 

 また空路なら直行便で1時間強で行くことができます。


Netherlands_LeHaye.jpg

  下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2017年3月18日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。




 まずはボートで運河を散策。デン・ハーグもアムステルダムと同じように運河の街です。

 

 そして、1248年に宮殿ができてから今日まで王室の所在地になっています。しかし不思議なことに国家元首の住む街でありながら城砦などはどこにも見当たりません。

 

 「ハーグには壁や城砦など街を保護するものはありませんでした。そこで街を守るためにすべての運河をつないで取り囲むようにしたのです」とガイドさん。

 

 運河の途中には小さな橋がかかっています。こうして頭を下げて通り過ぎます。

 

 さて、今度は陸に上がって散策。さすがにオランダだけあって自転車の往来が多いですね。

 

 まず旅人が訪れたのはマウリッツハイス美術館(上記地図の青印)。ここではフェルメールのあの名作に出会えます。

 

 「少女は振り向いて肩越しにこちらを見ています。口は軽く開かれ、フェルメールはこの唇に光を表す白い点を描いています。これが大きな謎を呼びました。この光の点があることで美しい顔がさらに魅力的になっているんです」

 

 そう言えば、この白い点は修復後に発見されたという話をどこかで聞いたことがあります。確かにここにこの白い点があるのとないのでは印象が違ってきます。

 

 莫大な価値のあるこの絵も、制作された当時は1ユーロ以下の値段で買い取られたとか。絵画の宿命なのかもしれません。

 

 さて、次もまた見逃せない場所へと向かいます。

 

 ここはオランダの国会議事堂(ビネンホフ)(赤印)。中庭は誰でも入ることができます。

 

 ここでは議員さんたちと気軽に写真を撮ったりおしゃべりしたりできるそうです。

 

 そうこうしているうちにお昼の時間になりました。今回はちょっと変わったレストランに入ってみましょう。

 

 ここはインドネシア料理店Garoeda Restaurantオレンジ印)。

 

 1945年までインドネシアはオランダの植民地でした。その間にオランダ人が開発し、インドネシア独立後に自国に持ち込んだのがライスターフェルと呼ばれるこのインドネシア料理。

 

 サフランライス、カカオソースのチキン等々、10数種類のおかずが並びます。

 

 「まずお皿にライスを取り、おかずを少しずつ取っていただきます」とお店の方。

 

 私もオランダとバリ島に行った時にこのライスターフェルをいただきました。ご馳走ですよねえ。

 

 さて、お腹がいっぱいになったところで、次に訪ねたのはパノラマ・メスダフ美術館(緑印)です。

 

 ここには円形の壁一面に砂浜の風景を描いたパノラマ絵があります。19世紀に描かれたオランダで一番大きな絵画です。

 

 「高さは14m、円周は120mです。世界でも珍しい絵画です」と美術館の方。

 

 これと同じパノラマ絵をベルギーで見たことがあります。ワーテルローの戦いを描いたもので、ナポレオンが米粒みたいに小さく描かれてましたっけ・・・。

 

 それはさて置き、そろそろ今晩の宿へチェックインしましょう。

 

 今晩は運河に浮かぶハウスボートに泊まります。これだけの広さで一泊80ユーロ。

 

 「オランダは第二次世界大戦で家屋が破壊されてしまいました。そのため皆がなけなしのお金でボートに家を作ったんです」とオーナー。

 

 ちょっと小腹が空いたところで地元のグルメをいただきましょう。グルメとはハーリング(酢漬けのニシン)のこと。

 

 「玉ねぎをつけて、こうして食べるのが美味しい食べ方です」と男性。ちょっと一杯やりたくなってきました。

 

 ということで、この高層ビルの展望台へと向かいます。ここはハーグ・タワーの41階(こげ茶印)。街全体は当然のこと、遠くの地平線まで見渡せます。

 

 眺めを楽しんでいるうちに夜の帳が下りてきました。同じ階にあるバーThe Penthouseで夜景を見ながらお酒を一杯。

 

 翌朝は、スヘフェニンゲンの海岸を散策しましょう。リゾート地にふさわしい豪華な建物は五つ星ホテルGrand Hotel Amrâth Kurhaus(黄緑印)。

 

 海岸から海へと伸びたデッキの横には巨大な観覧車SkyView de Pierが設置されています(黄印)。リポーター二人も乗ってみることになりました。

 

 「スヘフェニンゲンはハーグだけでなくオランダ全土で人気のリゾート地なんです」と観覧車のオーナー。

 

 ビーチの眺めを楽しみながら、今回の旅の費用をまとめておきましょう。

 

 パノラマ絵の見学料が8ユーロ、運河の観光ボートが12ユーロ、美術館が25ユーロー、インドネシア料理が25ユーロ、宿泊費が80ユーロ、ニシンが2.80ユーロ、大観覧車が9ユーロで、締めて161.80ユーロでした。

 


******** フランス人のつぶやき *******

 

 

 

「今日、小さな美術館で受付をしている。高齢の見学者がやってきてボードの文字を大声で読み上げた。『入場無料!』そして私の方にやってくると言った。『となると、あんたは何もしとらんということになりますな』確かに、その通りなのかもしれませんが・・・」

 

VDM (Vie de merde)より

 




nice!(55)  コメント(2) 
共通テーマ:旅行

週末はマルタ島で [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 

 今回は地中海の小さな島マルタ島を旅します。

 

 パリからマルタ島までは直行便で2時間40分ほど。

 

 マルタ島はマルタ共和国の島の一つ。EU加盟国で通貨はユーロ

 

 東西冷戦の終結を告げる歴史的な舞台になった地でもあります。

Malta_Valetta.jpg


  下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2017年3月11日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。




 建物が密集する、まるでジオラマのような風景。島の面積はベルギーのおよそ100分の1。

 

 首都ヴァレッタでタクシーに乗ります。運転手兼ガイドは、5年前からマルタ島に住んでいるというフランス人のファビアンさん。

 

 200年近く英国領だった影響で、独立した今でも車は左側通行。この狭い路地の続く街中を走るコツは、決して急がないこと。

 

 こうしてファビアンさんが連れて行ってくれたのは首都ヴァレッタの港です。ここには軍事用に作られた3つの要塞があります(3つの青印)。

 

 また都市全体が要塞に囲まれており、欧州の中でも最も美しい都市の一つと言われています。そしてこの要塞都市の全体がユネスコの世界遺産になっています。

 

 港には大富豪の所有する豪華なヨットが並んでいるかと思えば、別の港には石油プラットフォームが設置されています。マルタ島で石油採掘???

 

 第二次世界大戦中、石油を電力源にして海水を真水に変えて使っていたマルタ島は、枢軸側の海上封鎖で石油の入手が困難になり陥落は時間の問題とされていたところ、英国が威信をかけてマルタ島を守ったのでした。戦争には何かと石油が絡んできます。

 

 さて、ファビアンさんの電気自動車にガソリンは不要ですが充電は必要です。

 

 その間に、名所を見学しておきましょう。ここは聖ヨハネ大聖堂(赤印)。

 

 残念なことに両側の塔は修復中。しかもTVカメラマンは中に入れないので、小型カメラを持って中を見学です。

 

 金ぴかの豪華な造り。床は大理石。天井には一面に絵が描かれています。

 

 外に出ると地中海の明るい光が待っていました。

 

 「ここでは神のことをアラビア語と同じようにアラーと言うんです」とファビアンさん。

 

 次に訪ねた漁師町のマルサックス ロック(緑印)でもこの言葉が使われているそうです。

 

 湾に浮かぶ小さな漁船はルッジィと呼ばれます。

 

 海岸には魚市場が並んでいます。釣れた魚がすぐにお店に並びます。

 

 大きな魚はサーモン。北欧からの輸入ものだそうです。なあんだ〜。

 

 しかし、地元の魚はたくさんあります。

 

 「塩をして、パセリとタイムを乗せて焼くのが一番美味しいですよ」と女性。

 

 おすすめの魚を選んでランチすることに。飲み物込みで12ユーロ。お腹がいっぱいになったらフェリーに乗って次の名所へ向かいます。

 

 ここはゴゾ島(オレンジ印)。美しい教会。海岸には塩田があります。

 

 そして、何と言ってもアズール・ウィンドウと呼ばれるこの岩が名所中の名所です。しかし、これが最後の姿となってしまいました。

 

 このあと、3月の初めに地中海を襲ったゼウスという名の強力な嵐に耐えられず、崩れ去ってしまいました。国家的大事件だったそうです。

 

 しかし、ゴゾ島には他にも美しい風景がたくさんあるそうです。

 

 そろそろ今晩の宿へと向かいましょう。こちらがそのお宿。一泊15ユーロと超格安。しかしこのカラフルでめまいがしそうなイラストだらけでゆっくり眠れるかどうか・・・(なんという宿か不明)。

 

 翌朝、ヴェネツィアのゴンドラのような水上タクシーに乗って映画の撮影所に向かいます。

 

 数々の映画のロケ地になったマルタ島。ついには撮影所が作られてしまったようです。

 

 あのグラディエーターもマルタ島で撮影されたんですね。

 

 元俳優のヴィクターさんが映画の撮影にぴったりの場所へ連れて行ってくれました。ヴィクターさん、もっぱら海賊映画に出演していらっしゃったようです。

 

 次に訪ねたのはテーマパークPopeye Village Fun Park(ポパイ村ファンパーク)(黄緑印)。

 

 ここは80年代にロビン・ウィリアムスのミュージカル・コメディー映画の撮影のために作られたセットです。

 

 ここではオリジナルの映画を撮影してDVDに収めたものをプレゼントしてくれます。

 

 さて今回の旅の費用は、航空運賃が79ユーロ、宿泊代が15ユーロ、タクシー代が34ユーロ、食事代が26ユーロ、テーマパークの入場券が16ユーロ、DVDが7ユーロで、締めて177ユーロ(約22,000円)でした。


 


******** フランス人のつぶやき *******

 

 

 

「今日、夫が6歳の娘を連れて買い物に行った。DVDのお店の前を通ると娘が「塔の上のラプンツェル」(すでに買って家にある)がどうしても欲しいと言い出した。『だって、こっちのラプンツェルの方がきれいな赤毛をしてるんだもん』夫はこれに騙されて買ってしまったらしい」


 

VDM (Vie de merde)より




nice!(52)  コメント(2) 
共通テーマ:旅行

週末はパレルモで [パリから週末旅]

 なかなか暖かくなりませんねえ〜(涙)。来週もこんな調子らしいです。

 

 東京の桜、本当に23日に開花するのかな???

 

 気象庁のサイトでチェックしたら、二日遅れの25日に変更されてました。でも25日も怪しい気がします。3月の最終週までもつれこむような気が・・・。

 

 それはさておき、日曜日は恒例の週末旅。

 

 今回はシチリア島の都市パレルモ(Palermo)を旅します。

 

 パリから空路の直行便なら2時間半、乗り継ぎ便なら最短で4時間弱。

 Rome_Palermo.jpg

 

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2017年3月4日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



 

 パレルモの市内観光は歩きやすい靴を履いて出発です。

 

 車の通らない路地を散策。目につくのは彫刻の数々。

 

 そして建物を見るとパレルモの歴史がわかります。フェニキア様式、ビザンチン様式、アラブ様式、ノルマン様式・・・。

 

 これらの建築物はユネスコの世界遺産に登録されています。

 

 その中からまず最初に訪ねたのは、アラブ=ノルマン様式のモンレアーレ大聖堂(パレルモ大聖堂)(上記地図の赤印)。

 

 12世紀に建てられました。確かに異なる様式の建物が一つになっているように見えます。

 

 外観だけでなく中も見所がありそうですが、ここはあっさりと外観だけを見学して次の場所へと向かいます。

 

 この地味な建物はカプチーニ修道院(青印)。入場料は3ユーロ

 

 「ここは一回で十分。また来ようとは思わないわね」と見学を終えた方々。

 

 一体どんなところなんでしょう???

 

 修道士の後をついていくと・・・・が〜ん!確かに、これは一回で十分です。

 

 この地下納骨堂には8,000人ほどの遺体がこうして並べられています。

 

 こちらが一番最初にこの地下納骨堂に納められた方のご遺体です。1599年10月16日と書いてあります。

 

 ここに並んでいるのはどれも僧侶の亡骸らしい。

 

 「当時の人たちは、いつの日か自分もこのような姿になるということを忘れないために陳列したかったのです」と修道士。

 

 こちらには、まるで眠っているかのような姿で保存されている少女ロザリアの遺体があります。どのようにしてここまでうまく保存できたのか今も謎です。

 

 ここには僧侶だけでなく、特権階級の人たちの遺体も納められているそうです。

 

 地下納骨堂を早々に引き上げて光り輝く地中海を眺めながら、今晩の宿へと向かいましょう。

 

 ここはB&B Abalì Gran Sultanato(こげ茶印)。

 

 この派手な衣装の男性がオーナー。ミラノでデザイナーをやっているとか。納得です。

 

 オリエンタルな朝食と個性的にデザインされたお部屋がこの宿の魅力です。

 

 丸いベッドにジャグジー風呂。窓からはパレルモの古い街並みが見渡せます。これで90ユーローとわりにリーズナブルなお値段。

 

 また違った雰囲気のお部屋もあります。70年代風?

 

 さて、宿のお部屋で一息ついたら夜の街へと出かけます。この雰囲気、有楽町のガード下みたい。

 

 庶民的な雰囲気の街角には、パレルモ名物のサンドイッチ “Pani câ meusa” を売る屋台がありました。

 

 サンドイッチの具は、仔牛の脾臓とスライスした肺をラードで炒めたもの。ここにリコッタリーズを入れることもあるそうです。

 

 一つで2.50ユーロ。超安上がりの夕食でした。

 

 翌朝はバッラロ界隈の市場へ出かけます(オレンジ印)。新鮮な果物や野菜が美味しそうです。ここで売られていたレモンはオススメだそうです。

 

 最後はヴィスコンティの映画「山猫」のロケ地にもなったガンジ宮殿(Palazzo Valguarnera-Gangi)(緑印)を見学。ガイド付きで35ユーロ。

 

 こちらの舞踏の間は1749年から10年の歳月をかけて作られました。以来、何も変わっていないそうです。

 

 1963年、この舞踏の間と、すぐそばの広間は、映画「山猫」の舞踏シーンで有名になりました。

 

 最近ではタブレットがあると映画と実際の部屋をすぐに確かめることができます。

 

 さて今回の旅の費用は、地下納骨堂見学が3ユーロ、宿泊代が90ユーロ、パレルモ名物のサンドイッチが2.50ユーロ、ガンジ宮殿のガイド付き見学が35ユーロ、締めて130.50ユーロ(約16,000円)でした。

  

 

******** フランス人のつぶやき *******

 


「今日、家族と一緒に週末を過ごすために出発する間際、うちのネコちゃんが家の中にいるかどうか確認しようとあちこち探し回ったあげく見つからず。結局、出かけるのを諦めて、旅行カバンを開けたら、中でネコが丸くなって寝ていた」


 

VDM (Vie de merde)より





nice!(54)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

週末はコンピエーニュで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 

 今回は、パリから60〜70キロほど北東に行ったところにあるコンピエーニュ(Compiègne)を旅します。

 

 車なら高速を利用して1時間20分、列車なら1時間足らず。気軽に日帰りもできるくらいのところにあります。

 Paris_Compiegne.jpg

 

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2017年2月25日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



 

 本日の観光の足はこれ。キックスケーターです。

 

 古い建物の並ぶ通りを散策するには最適の乗り物。半日のレンタルで8ユーロ

 

 ただいま朝の11時。時計代わりの市庁舎の鐘がなります(上記地図の青印)。

 

 面白い仕掛け時計ですね。16世紀からずっと三人の男が代わり代わりに鐘を叩いています。

 

 「これは当時、フランスの敵国だったイングランド、フランドル、ドイツの3つを表しています。そして『三人のピカンタン』と呼ばれています。pique le temp(ピク・ル・タン)(時を打つ)が早口になって『ピカンタン』になったのです」と観光ガイドのギヨームさん。

 

 次はちょっと離れた場所に向かいます。凸凹の石畳に難儀。

 

 こうしてたどり着いたのが、コンピエーニュ城です(赤印)。

 

 ネオクラシックの立派な宮殿は1788年、革命の前年に完成しました。

 

 革命時には他の王宮と同じように売却されてしまいますが、嵐が去った後、再び国家元首の住まいとなります。

 

 誰がここに住んでいたかというと・・・あちこちに刻みつけられたこの「N」のマーク。そう、ナポレオン1世でした。

 

 「ここはナポレオン1世の寝室です。彼が革命後にこの宮殿を修復し、家具を備えさせました。そして、お城は皇帝用の宮殿になったのです」と学芸員の方。

 

 ナポレオンが二人目の妻となるマリー=ルイーズ・ドトリシュと初めて会ったのもここでした。

 

 この広大な庭を散歩しながら恋に落ちたのでしょうか?

 

 「ここにこのように大きな舞踏の間を作ったのはナポレオンでした。この天井には彼の勝利を記念した絵がはめ込まれています」

 

 さて、そろそろお昼の時間です。宮殿の庭の向こうに広がるコンピエーニュの森。その中にあるレストランAuberge Daguetに向かいます(オレンジ印)。

 

 ここのスペシャリテがこれ。イノシシの肉のソテー、ブダン、鹿の肉の盛り合わせ。

 

 これまでの週末旅でも一番豪華な食事に見えます。

 

 ボリュームたっぷりの食事を済ませた後は、腹ごなしに公園を散策(緑印)。ここにはかつて修道院がありました。その回廊の一部がこうして残されています。

 

 そろそろ今晩の宿へと向かいましょう。

 

 森の中のキャンプ場Le Coeur de la Forêt(こげ茶印)にあるちょっと変わった建物がその宿。

 

 “ホビットの家” と呼ばれています。キッチンやリビングもあって長期滞在もできそうです。

 

 「完璧な静けさの中で過ごすことができますよ。それに安心してリラックスできます」とキャンプ場の方。

 

 寝室は2つ。バスタブ付きのお風呂もあります。これで一人一泊80ユーロ。

 

 翌日は広大な森を横切り歴史的記念の地へ向かいます。

 

 ここは第一次世界大戦の休戦協定が結ばれた場所です(紫印)。

 

 休戦協定は1918年に列車の客車の中で調印されました。

 

 この客車はアルミスティス号(Wagon de l’Armistice)(休戦の客車)と呼ばれ、ここに展示されています。

 

 とは言っても本物は残念ながら破壊されてしまいました。中は当時の様子が再現されています。

 

 さて本日の旅の費用は、キックスケーターのレンタル代が8ユーロ、コンピエーニュ城の見学代が7.50ユーロ、昼食代が33ユーロ、宿泊代が80ユーロ、休戦協定記念館が5ユーロ、締めて133.50ユーロ(約16,000円)でした。

  

 

******** フランス人のつぶやき *******

 


「今日、ナンシーからマルセイユまで列車に乗った。2時間ほどしてぐっすり眠り込んでしまった私を年配の女性が叩き起こして、隣に座っていいかと言う。客車には他に誰も乗っていないのに・・・」


 

VDM (Vie de merde)より





nice!(59)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

週末はポーで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 

 今回はピレネー地方の都市ポー(Pau)を旅します。

 

 パリからTGVなら5時間半、空路なら1時間20分。費用はTGVの方が断然お得ですが、5時間半はちょっと厳しいですね。ここは空路(200ユーロほど)で向かいたいところです。

Paris_pau.jpg


  下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2017年2月18日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



 

 まずはケーブルカー(上記地図の赤印)に乗って街の中心へ向かいます。料金は無料。

 

 距離はパリのモンマルトルのケーブルカーと同じくらい。毎年50万人が利用しています。

 

 到着したのは高台にあるロワイヤル広場。

 

 そこには2キロにわたってピレネー通りぞいに遊歩道が続いています。

 

 その名にふさわしく、遠くに雪をかぶったピレネーの山々が見渡せます。

 

 「ここからの眺めは欧州で一番美しいですよ」と男性。

 

 ここは地元の人たちの散歩道になっているようです。

 

 美しい眺めを楽しんだら、まずはお城を見学しましょう。

 

 こちらがポー城です(緑印)。1553年にフランス王アンリ4世が生まれた城で知られています。

 

 ここにあるお宝がこれ。

 

 「16世紀、ウミガメの甲羅がナヴァール王家の家宝としてこの城に保存されていたことがわかっています。この甲羅は、未来のフランス王アンリ4世のゆりかごと同じものなんです」と学芸員の方。

 

 亀の甲羅がゆりかごとは!

 

 お城が19世紀に修復された際に家具が備えられ、100枚にも及ぶタピスリーが飾られました。

 

 学芸員のイザベルさんがもう一つ別のお部屋を案内してくれました。

 

 この大広間(La Salle aux cent couverts)、夕食会などで大勢が一緒に食事をするためのもののようです。

 

 そしてこの巨大なテーブルは分解できるようになっているそうです。

 

 さてピレネー通りを逆方向に走っていくと、通り沿いに19世紀のイギリス風ヴィラが立ち並んでいます。

 

 かつてポーはイギリス人に保養地として人気があったようです。

 

 さらに車を走らせるとフランスで唯一のカヌースラロームのコース(Stade d'eau vive)があります(水色印)。

 

 「コースは全長300メートルです。オリンピック標準を満たしたコースです。ロンドンオリッピックの金メダリストもここでトレーニングしていました」と支配人。

 

 さすがに素人にスラロームは無理ということで、ラフティングを楽しむことにしました。

 

 ハードなスポーツを楽しんだ後は、美味しいものを求めて出発。

 

 ここはワイン貯蔵所Cave de Gan(ワインレッド印)。

 

 ここではジュランソン地域の300軒ほどのワイン農家が瓶詰めにしたワインを共同で貯蔵しているそうです。

 

 保存期間は3か月から1年。一本10ユーロ以下でワインが手に入ります。

 

 ジュランソンのワインはフォワグラに合うそうです。となると、アンコウ鍋なんかにも合いそうですね。

 

 お腹もすいてきたところでそろそろランチタイム!

 

 向かったのはレストランChez Lauretteオレンジにナイフとフォーク印)。

 

 いただくのはこの地方の郷土料理プール・オ・ポ(Poule au pot)(鶏肉と野菜の鍋料理)。

 

 昔、貧しい農家の人たちが日曜日だけはスープに鶏を入れて食べたという謂れのある郷土料理。今ではフランス全土で食べられています。

 

 一説にはアンリ4世が発明した料理とも言われています。

 

 お腹いっぱいになったら腹ごなしにボーモン宮殿の公園をお散歩(こげ茶印)。

 

 その足で、今でも羊飼い用の傘を作っているという傘屋さんAu Parapluie des Pyrénéesを訪ねます(黄印)。

 

 これがその傘です。

 

 「直径が105センチあります。羊飼いはこうやって傘を肩にかけて歩きます。また、こうやって柄をポケットに入れて山の中を歩く時もあります」とお店の方。

 

 見ていたら一本欲しくなってきました。木製の骨が丈夫そうですね。

 

 そろそろ今晩の宿Belvédère Pauに向かいましょう(こげ茶にベッド印)。

 

 最上階の塔に設えられた部屋からは360度のポーの街を見渡すことができます。部屋の中には望遠鏡が置いてありました。

 

 「ここはコウノトリの巣みたいなもんです。見晴らしがいいでしょう」とホテルの方。

 

 この上の階にある寝室やバスルームも同じように360度の眺めを楽しむことができます。

 

 さて今回の旅の費用は、宿泊代が120ユロー、ランチが11ユーロ、お城の見学代が7ユーロ、フラフティングが22ユーロで、締めて160ユーロ(約20,000円)でした。

 


 

******** フランス人のつぶやき *******

  

 

「今日、ダイエットを決心して、スーパーでグリーンサラダを4パック買った。レジで会計を済ませようとしたら、レジ係が言った。『おたく、カメでも飼ってるんですか???』」

 

VDM (Vie de merde)より




nice!(61)  コメント(2) 
共通テーマ:旅行

週末はアンドラ公国で [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 

 今回は、ピレネー山中にある小さな国、アンドラ公国を旅します。

 

 国の面積は468k㎡で、横浜市より少し広いくらい。人口は86000人足らず。通貨はユーロです。

 

 パリからのアクセスはなかなか難しい。

 

 一つの方法として、パリからまずトゥルーズまで空路で1時間20分。トゥルーズから公国まではレンタカーで3時間半ほど。

 

 これなら週末を利用して往復できそうです。 

Andorre01.png


  下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2017年2月11日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。 




 車は霧と雪の中を走ります。

 

 国境を越えるとトンネルが見えてきました。全長約3,000メートルのアンヴァリラ・トンネル(Tunnel d’Envalira)です(上記地図のこげ茶印)。有料で通行料は6.60ユーロ。

 

 「ちょっと高いけど、ここを通る方が簡単だからね」とリポーター。

 

 こうして到着したのが首都のアンドラ・ラ・ベリャ(Andorra la Vella)(赤印)。

 

 毎年、国境を越えてここにやってくる人の数は800万人にもなります。

 

 それもそのはず、免税で買い物ができるからです。ショーウィンドウを見ると61%引きなんて言う商品もあります。

 

 「私は40%割引で香水を購入しました」と女性。

 

 「私は洋服を30%引き、香水を40%引きで買いました」と別の女性。

 

 こんなに安くなるんじゃ買い物たくさんしてしまいますね。

 

 「ええ、お財布がからっぽになっちゃいます」

 

 アンドラ公国に来る目的は買い物だけではありません。スキーを楽しもうとやってくる人たちもたくさんいます。

 

 こちらはグランヴァリラ・スキー場(緑印)。ピレネー山脈の中でも大きなスキー場の一つだそうです。

 

 インストラクターのジェラールさんはよちよち歩きの前からスキーで滑っていたとか。

 

 まずはリフトに乗って頂上へ。

 

 これは素晴らしい眺め!雪をかぶったピレネーが一望できます。

 

 ここから滑り降りていきます。コースはこのスキー場全体で200キロあまり。初心者用のコースもあるのでペースを落として滑らなくてはなりません。

 

 そしてジェラールさんがお昼を食べるのにちょうどいいお店に案内してくれます。

 

 そこはスキー場のコースの途中にあるお店Refugi dels Llac dels Pessons(紫にナイフとフォーク)。

 

 ちなみにアンドラ公国の公用語はフランス語ではなくカタルーニャ語です。

 

 厨房を覗かせてもらうとおいしそうな煮込み料理が出来上がってきました。カタルーニャ地方の郷土料理エスクデージャ(escudella)です。

 

 「チキン、パスタ、ひよこ豆、キャベツ、肉、ソーセージなどを煮込んだ料理です」と料理人。

 

 これは全部が一度に食べられて、さらに体も温まりそうですね。

 

 エネルギーを補給したところで、ちょっと冒険してみましょう。ここは空中滑空の出発地点。

 

 「ここから550メートルを滑空できますよ。覚悟はいいですか?」と係りの方。

 

 ワン、ツー、スリー、Go!

 

 高さ30メートルの空中を滑り降りていきます。こうしてみていると大したことないように見えますが、実際はかなりスリルがありそうです。

 

 雪山を楽しんだら・・・温泉

 

 アンドラ公国には天然の温泉があるらしい。とは言っても温度は35度と日本人からすると少し低め。体温より低いですもんね。でも湯気が出て暖かそうに見えます。

 

 ここは温泉センターCentre Termolúdic Caldeaオレンジ印)。

 

 次はちょっと変わったところに行ってみましょう。ここは屋外にあるバー。テクノミュージックに合わせてダンスで盛り上がってます。中には70歳と言う方も。

 

 この手のうるさい音楽が苦手という方は静かな場所へ。

 

 夜のスキー場を10分ほど上ると、こんな建物が見えてきました。雪の家イグルーです。

 

 ここが本日の宿Hotel IGLÚ(水色にベッド)。全部で5部屋あり、一部屋で6人まで泊まれます。

 

 とても暖かいとは思えませんが、貴重な体験にはなりそうです。

 

 宿泊+シャンパン+雪山散歩+夕食で130〜240ユーロだそうです。

 

 さて今回の費用は、トンネル通行料が6.60ユーロ、スキー代と温泉で102ユーロ、スキー一式レンタル代が33ユーロ、ランチが13ユーロ、空中滑空が20ユーロ、宿泊代が180ユーロで、締めて354.60ユーロ(約43,000円)でした。



 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、バカンスでスキー場にやってきた。ただいま初日の11時30分。すでに2つのコースを滑り降りてきた。最初の一つはスキーで、二つ目は担架で・・・」

 

VDM (Vie de merde)より





nice!(52)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行
前の10件 | - パリから週末旅 ブログトップ