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フランスの食のお宝 その2 [ノルマンディー地方]

 シリーズの二回目に登場する食のお宝は、フランス北西部ノルマンディ地方にあります。

 

 それは、フランスのみならず、世界中で食べられています。

Paris_Camembert.jpg


 

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2016年4月5日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが原因のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

 

 ここはカルヴァドス県のとある町の青空市場。

 

 売られているチーズの中でも一番人気がカマンベール。これが本日の食のお宝です。

 

 「これはこの地方ならではのチーズです」とチーズ屋さん。

 

 「私はずっとカマンベールを食べてきましたよ」とメガネの女性。

 

 「カマンベールはフランスのシンボルですよ。フォワグラとか、バゲットとかと同じ!(笑)」と別の女性。

 

 国内外で毎年4億個を売り上げるカマンベール。

 

 しかし、その名は知れ渡ってはいても、その歴史を知る人はそう多くないはず。

 

 そもそもカマンベールとは村の名前なのです。全ては3世紀ほど前にここから始まりました。

 

 「1791年、村の住人マリー・アレルは、共和主義者から逃れてこの村にやってきたお坊さんをこの家に匿いました。ブリーの出身だったこのお坊さんが、匿ってくれたお礼にとマリーにチーズの作り方を教えたのです」とカマンベールについての本の著者ピエールさん。

 

 それから100年あまり経った第一次世界大戦中、カマンベールは一躍人気となり、外国でも知られるチーズになります。

 

 そしてフランスで盛んに作られるようになります。

 

 「カマンベールは小さな村で生まれ、その評判が都会へと伝わり、やがてはアメリカやその他の国々へと広がっていったのです」

 

 こうしてフランスのエンブレムになったカマンベールですが、村の人たちはその本当のルーツはこのカマンベール村にあると言います。

 

 「銘柄とかアペラシオン(AOCやAOPのこと)とかより、カマンベール村が実際ここに存在しているということを知って欲しいのです」とガイドさん。

 

 こちらはカマンベール村に唯一残っているカマンベール製造所Camembert Durand。

 

 この製造所が売りに出されていていることを以前の記事で紹介したのですが(興味のある方は→こちら)、どうやらグルノーブル出身のフランス人3人が買い取り製造を続けることになったようです。

 

 ルーツとなる土地で作る人がいなくならなくてよかったです。


 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 


「今日、異常な匂いがするので、警官が隣家の玄関を蹴り破って中に入った。そして台所のテーブルに腐った古いカマンベールチーズがあるのを発見 [ふらふら]隣人は2ヶ月前からバカンスに出かけていて留守だった」

 

VDM (Vie de merde)より



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コメント 2

opas10

カマンベールチーズ発祥の地から製造拠点がなくなるのは、さすがに伝統好きのフランス人にとっては我慢できないでしょうから、、残って何よりです。
フランス人のつぶやき、チーズってよくこういう異臭ネタに使われますよね(笑)
by opas10 (2016-04-10 14:19) 

carotte

opas10さん
つぶやきの本家を見ているとチーズはほどんどが異臭ネタなんですよ。美味しいなんて話は一つも出てこないんですよ。
やっぱりカマンベール村にはカマンベール製造所がないとダメですよね〜。残ってよかったです。
by carotte (2016-04-13 14:31) 

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