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カラヴァッジョ見つかる! [トピックニュース]

 ただいま上野の国立西洋美術館でカラヴァッジョ展が開催されていますが(2016年6月12日まで)、行方知れずになっていたカラヴァッジョの作品が、ひょっこりフランスで現れたそうです。


Paris_Toulouse.jpg

 
 

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局France 2で2016年4月11日に放送)(▸をクリックしても映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが原因のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 これがその作品。

 

 哀しいかな、その芸術性を知る前に金銭的価値が気になる私・・・[あせあせ(飛び散る汗)]

 

 時価にして1億2000万ユーロ(約150億円以上???)ほどになるとか。

 

 もうかれこれ400年ほど前から行方不明になっていた作品だそうです。

 

 旧約聖書のユディト記の一場面を描いたもので、アッシリア王からユダヤの町ベトリアに派遣されてきたホロフェルネスの首を、町の美しい女性ユディトが切り落とすシーンです。

 

 この絵が発見された当時、17世紀のイタリアを代表する巨匠カラヴァッジョの作品では?と考えたエリックさん。

 

 イタリアやルーブル美術館の専門家20人ほどに鑑定を依頼した結果、カラヴァッジョの作品だと確信を持つに至りました。

 

 「この部分は一筆でさっと描いています。模写や凡庸な画家ではこうは行きません。またこの爪の描き方を見てください。白い絵の具を軽くのせ、塗り直しの跡がありません。これは天才画家ならではです」とエリックさん。

 

 この絵の所有者の名前はご本人たちの希望で明かされていません。

 

 ただ、フランス南部の都市トゥルーズの大きな家、しかも絵と同じ時代の17世紀に建てられた家に住んでいるそうです。

 

 2年ほど前、屋根裏部屋を掃除している最中に埃をかぶったこの絵を発見しました。

 

 まずは水とコットンで埃を落とすと競売吏に相談。

 

 「素晴らしい絵でした。埃を取るとこの瞳が現れたんです。実に見事な作品です」と競売吏。

 

 その後、専門家によってさらに汚れを落とされた作品は元の鮮やかな姿を取り戻しました。

 

 そして正確な制作年を知るためにX線で撮影され調査が行われたのです。

 

 売りに出されたこの絵画、まずは国に優先権があるそうです。

 

 30か月以内に国が買い取るかどうか検討することになります。

 

 それを過ぎると、競売にかけられ、民間人でも買い取ることができるそうです。


 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 


「今日、行方不明になった靴下の謎が解けた。先ほどうちの犬が片方の靴下を吐き出した」

 

VDM (Vie de merde)より



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コメント 4

風の友

絵画史上画期的な事ですね!
by 風の友 (2016-04-13 23:36) 

carotte

風の友さん
何しろカラヴァッジョですから大変な発見になりそうです。
今後の行方も気になりますね。
by carotte (2016-04-15 00:08) 

opas10

こんなお宝が急に出てきたんじゃあ、国も予算をつけるのが大変そうですね(笑)
by opas10 (2016-04-24 21:06) 

carotte

opas10さん
この不況下で政府がお金出すでしょうかねえ〜。
とは言え、文化を大切にする国ですからひょっとしたら・・・。
by carotte (2016-04-30 14:16) 

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