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週末はサルラで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。地方の美味しいものシリーズはちょっとお休みして、いつもの週末旅を紹介します。

 

 今回はフランス南西部の町サルラ=ラ=カネダ(Sarlat-La-Canéda)を旅します。日本人にとっては他国の町とも思えぬ名前。

 

 パリからはバスに乗るのが良さそうです。朝8時発のバスなら午後1時に着きます。

 

 夜行バスもありますが、到着するのが早朝の4時10分。ちょっと早すぎますね。

 

 毎年、200万人もの旅行者が訪れるというこの町。いったいどんなところなんでしょう?

 

Paris_SarlatLC.jpg

 

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2016年11月12日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。



 

 ペリゴール地方の中心地サルラ。

 

 900年もの前に建てられた家々が並びます。中世の時代にタイムスリップしたよう。

 

 今回のリポーターはこの男性エルヴァンさんです。

 

 「まずはサルラの町全体が見渡せる場所に行ってみましょう」

 

 向かったのは元教会の鐘楼(上記地図の青印)。ここには全面ガラス張りのエレベーターが取り付けてあります。35メートル上のてっぺんまで上がってみましょう。

 

 「ご覧のようにサルラはちょうど窪地にできた町です。あそこの塔のある建物は貴族の屋敷でした。塔をつけることで貴族だということがわかるようにしたんです」とガイドのアレクサンドルさん。

 

 この14世紀に建てられたサント=マリー教会は、時代によって様々に姿を変え、今では市場に変身しています。

 

 中に入ると、この地方の特産品が並んでいました。ペリゴール地方の特産品といえばカモにフォワグラ。

 

 それはさて置き、サルラには個人の屋敷が数多く残っていることでも知られています。ここは中世からルネッサンスにかけて商業で繁栄を遂げたようです。

 

 「様々なスタイルの屋敷が残っています。建築家に依頼してそれぞれ個性のある家を建てさせたのです」と観光案内所の方。

 

 16世紀、ゴシック様式の住居が立ち並ぶ中、ルネッサンス様式の屋敷が次々に建てられました。

 

 中でも有名なのがイタリア・ルネッサンス様式のファサードを持つこのボエシーの館(赤印)。

 

 この屋敷で生まれたのがルネッサンス時代の思想家であり、「自発的隷従論」を執筆したエティエンヌ・ドゥ・ラ・ボエシです。

 

 “仕えることをやめる決断をなされよ。さすればあなた方は自由なのだ” と、その一節がドアの上に書かれた部屋に入ると、全文が壁に書かれています。

 

 あるアーティストの作品だそうですが、おそらく手書きでしょう。

 

 さて、そろそろ今晩の宿Hôtel La Couleuvrineにチェックインしましょう(こげ茶にベッドのマーク)。

 

 ここは文化財にも指定されている建物。案内されたのは19号室。

 

 ここはかつて見張りの塔だった場所。なかなか素敵なお部屋ですね。一泊90
ユーロ。

 

 一息入れたところで、食事の時間。鴨(またはアヒル)のコンフィを求めて30分ほど車を走らせます。

 

 向かったのは、隣町のサン=レオン=シュル=ヴェゼールにあるレストランLa Poste(オレンジにナイフとフォーク印)。

 

 厨房を訪ねるとシェフのクリフトフさんが、お祖母さんから伝授された調理法で、そのコンフィを作っていました。

 

 「これは塩味のついた鴨の脂です。これで低温で1日かけて鴨肉を煮るんです。こうすると柔らかく仕上がります」

 

 最後はフライパンで炒めカリッと仕上げます。

 

 美味しい料理は良い食材を選ぶことから始まります。

 

 「小さな農家ですが、肉付きのいい脂ののった鴨を育てているとこから仕入れています」とシェフ。

 

 こうしてできたのが鴨のコンフィのジャガイモ添え。柔らかくて美味しいそうです。

 

 お腹がいっぱいになったらサルラに戻りましょう。

 

 ここはお酒の醸造所。元は鉄道の走るトンネルだったそうです。長さは100メートルほど。

 

 1950年代末には避難場所になっていました。

 

 「当時、冷戦時代でしたから、原子爆弾から逃れるための避難所になっていたのです」

 

 ここは一年を通して気温は14度。蒸留酒を造るのに適した場所です。ステファヌさんはここで様々なお酒を作っています。

 

 「昔の人たちは、収穫した果物を一年中食べられるようにと、こうして蒸留酒に漬け込んだんです」

 

 一つ食べてみると、割に歯ごたえがあって、深い味わいになっているそうです。

 

 さて、今回に旅の費用は、元教会の塔の展望台が5ユーロ、宿泊代が90ユーロ、食事代が16.50ユーロ、締めて111.50ユーロ(約12,600円)でした。

 

 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

 

「今日、週末の始まり。暖炉の前で静かに2匹の猫たちがお互いを優しく舐めあっていた。猫たちは僕よりずっと愛のある生活を営んでいるようだ・・・」

 

 

VDM (Vie de merde)より




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