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どちらを取るか? [ノルマンディー地方]

 そろそろ春間近という先週末、フランスは各地で雪に見舞われました。その映像に興味のある方は→こちら

 この時期、こんな映像はあまり見たくないですね。

 しかし、他人事じゃないです。東京も今日からしばらく冬に逆戻り。雪になるという話もあります。

 近くの公園の桜の木には小さな蕾がたくさん付いていましたが、この感じだと開花はもう少し先になりそうです。

 さて、本日は、モン=サン=ミッシェルのお話です。

 モン=サン=ミッシェルって、ブルターニュ地方なの?それともノルマンディ地方?

 そんな議論が巻き起こっているそうです。

Paris_MontStM.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 3で2017年3月16日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 モン=サン=ミッシェルを訪ねてみると、フランス国旗の他に、ブルターニュ地方とノルマンディ地方の2つの旗がひらめいています。

 念のため、白黒がブルターニュ、赤いのがノルマンディ。

 行政区分でいくと明らかにノルマンディ地方に属していますが、地理的には境目。しかも、モン=サン=ミッシェルは島。

 「そんな堅いこと言わんでもいいでしょう。歴史を考えるとどっちだっていいんですよ」と村長さん。

 どうやら2つの旗を立てるというのは村長さんの意向らしい。

 しかし、ノルマンディの方々の中には、けしからん!と言う人たちもいるようで、役場にはクレームの手紙が届いているようです。

 例えば、“この旗を掲げるということは、モン=サン=ミッシェルの歴史を否定することだ!” とか、“ブルターニュの旗を箱にしまって、モン=サン=ミッシェルをノルマンディに戻してください” 等々。

 それなら観光にやってきた人たちに聞いてみましょう。

 「僕にとってはブルターニュです」と男性。

 「私にとってはノルマンディですよ」と女性。

 あれあれ、ここでも分裂〜。

 「ブルターニュだと思いますよ」とバスク地方から来たという女性。

 こちらのお土産物店ではブルターニュの旗を販売しています。

 「これは売り物であって島に立てておくもんじゃないです。島はノルマンディですから」とお店の方。

 喜んでいるのはブルターニュ地方からやってきた方々。

 「あちこちにブルターニュの旗があっていいですね」と女性。

 仲裁に入ったのがこちらの男性。修道院の管理を担当しています。

 「100年戦争の際にモン=サン=ミッシェルに避難してきたのがブルターニュ人でした。その後、彼らが修道院を作った966年にノルマンディ公の領地に合併されたんです」と管理人。

 それならやっぱりノルマンディか?でもご先祖はブルターニュ人なんですよね。

 ますますややこしくなってきました・・・。

 で、村長さん、最後に決断を下しました。ブルターニュの旗をしまってEUの旗に取り替えたのです。

 これが一番無難かも。


******* フランス人のつぶやき *******


「今日、妻が、家の買い物を全然してくれないと私を責め立てたので、そんなことない!と言って、すぐにスーパーまで買い物に出かけた。しかし、お店にたどり着いたらシャッターが下りている。そのそばには白い旗が・・・。なんと6ヶ月前に閉店していた[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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