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??ユーロで晩ご飯45 [お料理実践編]

 月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。

 今回は大晦日スペシャル。前回と同様に予算は50ユーロに格上げ。この50ユーロで、カウントダウンの夜にいただくご馳走4人分をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。

 チャレンジしてくれるのはシェフのセバスティアン・ブラースさん。

 あっ、この方、もうミシュランガイドに自分のお店は掲載しないでくれと願い出た方です。掲載されると気が休まらないとか。その気持ちわかるような気がします。

 それはともかくとして、今回はチャレンジャーです。

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年12月29日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 丘の上の展望台のように見えるのがシェフのレストラン。なんだかのんびりした足取り。願いは叶ったんでしょうかね。

 さあ、50ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。

 どうも鶏肉料理を作ってくれるようです。で、まず向かったのがお肉屋さん。鶏一羽と豚ばら肉を300グラム購入。これが25.57ユーロで、残りは24.43ユーロ。

 次は食料品店にやってきました。ここでは、レンズ豆、生クリーム、ヨーグルト、玉子を購入。7.68ユーロを払って残りは16.75ユーロ。

 次は20キロほど車を走らせてエスパリオンの市場へと向かいます。

 「ライヨール(またはラギオール)生まれで一番若いのが私なんです。ですから、この地方らしさというのを誇りに思っていますし、大切にしていきたいと思ってるんです」

 セバスティアンさんの郷土愛を感じます!

 アーチ型の橋が美しいエスパリオンにやってきました。お店の方達とは旧知の仲。ここではトリュフ(10g)、洋梨、栗、レモンを買いました。合計で8.45ユーロ、残りは8.30ユーロ。

 そして別のお店で、鶏料理の付け合わせに使うカブ、ニンジン、黒大根を、また前菜用にジャガイモとほうれん草を、デザート用にバターナッツカボチャを購入。これが締めて6.20ユーロ。

 そろそろ予算超過・・・いえいえ、2.10ユーロも残りました。

 お買い物が終了したので厨房で調理の開始!

 まずはメインの鶏肉料理。

 鶏の骨を取り除いて一枚の肉になるように広げておきます。次に豚バラ肉を刻みボールに入れハーブを加え塩・コショウしたら混ぜ合わせ、広げておいた鶏肉で包みます。最後に糸で結わえてオーブンに入れ焼きます。

 その間に前菜のジャガイモのスープを作ります。

 皮をむいた野菜を鍋で茹でたらミキサーにかけ、おしゃれに盛りつけたら出来上がり。生クリームにトリュフを混ぜたものが真ん中に盛りつけてあります。ほうれん草はスープの上に散らしてありました。

 星型の薄焼きせんべいみたいなのはなんなんだろう?今回は詳しいレシピが公開されていないので不明。

 単なるジャガイモのスープがこんな風に仕上がるとはさすがですね。

 最後はデザート。

 洋梨は皮をむき半分に切ったら煮て、バターナッツカボチャはコンフィにしてスライス。こんな風に盛りつけたら最後に生クリームとヨーグルトを混ぜたものをトッピング。その上からクレームアングレーズをかけ出来上がり。最後にふりかけていたのはシナモンパウダー?それともカカオ?

 メインの鶏料理が焼きあがったら厚めにスライスして、ボール状にくりぬいた野菜を茹でた後、フライパンでサッと炒めたものを添えます。華やかになりましたね。

 では、いただきましょう!

 皆さま、どうぞ良いお年をお迎えください。また来年、ブログでお会いしましょう[exclamation]


******* フランス人のつぶやき *******

今日、12月28日になって、大晦日のパーティに招待されていたのがキャンセルになった。その理由が『あまりに人が多すぎる』というのだった。要は人減らしか・・・

VDM(Vie de Merde)より



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週末はディズニーランドで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 今回はフランスのディズニーランドを旅します。パリからはRER A線で40分弱。

 ディズニーランド・パリを楽しんだら、周辺の魅力的な場所も訪ねますよ。では、出発!

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年12月22日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 あれ、テーマソングがいつもとちょっと違ってますね。これからずっとこの曲?それとも今回だけ?

 それはともかくとして、ここがパリ郊外にあるディズニーランド(青印)。

 一見して本国のディズニーランドと変わりなし。ただ、お客様の様子が東京のとはちょっと異なり地味〜な感じ。

 ここがオープンした当時、「他にも本物のお城がいっぱいあるのに、どうしてあんなまがい物の城に行かなきゃならないんだ?」などと言われてましたっけ。

 そのせいか集客力も今ひとつで、経営は楽じゃなさそうです。

 そんなフランスのディズニーランドですが、フランスらしい工夫が施されているようです。こちらの男性が中を案内してくれます。

 「こちらのメイン通りは、ウォルト・ディズニーが幼少期を過ごした町の通りを再現してあります。建物は映画の撮影所と同じ技法で作られています。つまり高さが通常より低めなんです。また上の階に行くほど装飾が施されなくなります。何しろ映画フィルムに入りきらない部分は必要ないですから」

 お城のある場所はまるでモン=サン=ミッシェル風。そのそばの壁にはノルマンディーの紋章が取り付けられています。ディズニー一家はノルマンディー出身らしい。

 お城の装飾にはフランス王家の百合に紋章が使われています。さらにとんがり屋根にはエスカルゴがへばりついています。

 経営はいまいちと言われながらも、去年は1500万人が入場したらしい。

 しかし、ここディズニーランドがどこにあるかを正確に言える人はいないみたいです。正しくは、ここはシェシー(Chessy)。

 この町にあるもう一つのとっておきのが場所がSculpture de la Dhuys(赤印)。奇妙な彫刻の並ぶ庭園です。

 「第2次世界大戦で橋が壊れてしまい戦後修復されたんですが、その時、使用されなかった石がそのまま残ってしまいました」と地元の人。

 それから40年後、教師のジャックさんが、その石を使って彫刻を作り始めたのです。ここに展示されているのは、30年間かけて制作された作品の数々。

 さてそろそろ今晩の宿へと向かいましょう。それはマルヌ川に浮かぶ細長い船。中にはシンプルで小ぎれいな寝室があります。

 この船、かつては夫婦が暮らしながら石炭を運んでいたそうです。

 次はちょっと変わった場所へと向かいましょう。ここはディズニーランドからパリ側に20キロほど行ったところにあるLes Espaces d’Abraxas(緑印)。

 近未来を思わせるすごい建物。1980年代初頭に建てられました。どうやらあるブラジル映画のロケ地になったようです。

 実際は、ここは610世帯が入居する公団住宅。こちらの女性二人はここに20年近くお住いのようですが、初めてここに来た時は驚いたそうです。公団住宅とは思えない個性的なデザインの建物です。

 さて最後に訪ねたのがこちら、シャン=シュル=マルヌ城(Château de Champs-sur-Marne)(紫印)。これだけの規模ながらあまり知られていない穴場の観光地。居間や寝室を見学するのは普通ですが、ここでは台所も見学することができます。

 かつてはド・ゴール将軍が、フランスを公式訪問した海外の国家元首を宿泊させるために使っていたようです。

 さて今回の旅の費用は、ディズニーランドの入場券が53ユーロ、宿泊代が62ユーロ、彫刻の庭見学が7ユーロ、お城の見学が8ユーロで、締めて130ユーロ(約16,000円)でした。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、ディズニーランドをウロウロしていたら、ある子供に呼び止められた。『おじさん、両親とはぐれてしまいました』私がどこで?と尋ねるとその子が言った。『迷路の中で』

VDM(Vie de Merde)より



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キャバレー2018 [フランスのお宝]

 やっとこさっとこ風邪におさらばして、新年を迎えられそうです。

 さて、年末も最後の週になるとフランスで登場する話題が、キャバレー。

 キャバレーとは言っても、女性が男性をもてなす日本のあのキャバレーではありません。美味しい料理を食べて、ダンサーが舞台で繰り広げるショーを楽しむ、それがキャバレーです。

 去年、このショーを楽しんだフランス人は300万人にもなるそうです。今日は、その中の二つを訪ねてみましょう。

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年12月27日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ここはフランス中東部の町ルネゾン(Renaison)にあるキャバレー Cabaret l’Elégance。

 女性ダンサーの華やかな衣装。やっぱりこれがないとキャバレーに来たという感じがしませんよねえ〜。

 でもこればかりでは進歩がありません。そこでここでは、新しいテクノロジーを駆使して、こんなショーもやっています。

 LEDライトを使ったパーフォーマンス。これが大人気だそうです。

 しかし、激しいダンサーの動きについていけず、故障してしまうことも度々。そんな時はショーの前にこの方が直して下さるんだそうです。

 舞台装置にもハイテクが使われています。50㎡はあるというバックの大スクリーンのおかげで、瞬時にシーンを変えることができます。

 こちらは映画「ラ・ラ・ランド」からヒントを得て創作されたステージ。そしてこちらは映画「アバター」からのもの。

 「こんなショーが見られるとは思っていませんでした。何しろ映画の登場人物とほぼ同じでしたから」と男性。

 バックの炎が燃えているように見えます。

 それにサーカスみたいなこの演技。

 「サーカスはお客様を別の世界にお連れするためには適した出し物なんです」とこのキャバレーのお共同創業者の方。

 そしてソーシャルメディアも今では欠かせないツールになっています。

 こちらはパリの有名キャバレーCrazy Horse。水曜日は26歳以下の予約を受け付けています。

 入場券は通常なら85ユーロのところを25ユーロで手に入れることができます。

 こちらの男性客、これを利用するのは2回目だそうです。若い人はお得ですね。シルバー料金はないのかな(汗)。

 ショーの方はといえば、ぐっと洗練されて、思わず見とれてしまいます。

 「絵が動いているように見えるのは印象的で、素晴らしいですね」と女性。

 ショーの演出者とダンサーの努力の賜物ですね。

 鏡を使ったこのパーフォマンスはビヨンセのビデオに使われたそうです。

 やっぱりこれは生で見てみたくなります。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、友人から、父親が亡くなったというメールが送られてきた。お悔やみのメッセージを打って最後に涙マークを付けて送ったはずなのに、後から確認したら、なぜだか “踊るブタ” のマークになっていた[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より



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12月25日??? [トピックニュース]

 下北沢の新駅舎の工事が佳境に入ってきました。ピーコックの2階の窓から工事の状況を垣間見ることができます。

 来年の3月にオープンするようですが、完全に昭和が終わったな、という感じです。

 昭和はとっくの昔に終わっているのですが、古い駅舎は昭和そのものだったのです。

 町の雰囲気からして、新駅舎は異質な感じが・・・完成イメージに興味のある方は→こちら

 残るは、小田急線が地上を走っていた時の線路の跡地がどうなるかが気になります。

 さて、クリスマスも終わって気分は大晦日から新年に向かっていますが、今ひとつクリスマスの話題を。

 12月25日はキリストが生まれた日とされていますが、実際はどうなんでしょう?

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年12月24日に生放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ここはベツレヘム。キリストの誕生を祝って深夜のミサが行われました。

 しかし、本当にキリストは12月25日に生まれたんでしょうか?

 実際ははっきりしません。福音書には生まれた期日の記載がどこにもありません。

 どうもキリストが亡くなってから600年後にこの日に決められたようです。というのも、この日は冬至に当たり、一年の折り返し地点だったためちょうど良かったというわけです。

 ではキリストはどこで生まれたのか?

 ルカによる福音書ではベツレヘムとなっていますが、歴史学者によるとキリストが幼少期を過ごしたナザレも候補に上がっているようです。

 どちらが正しいのか特定するのは簡単ではなさそうです。しかも、二つの都市は150キロも離れています。

 そして気になるのは、キリストが誕生した時、誰がその現場にいたか?

 両親であるマリアとヨセフはいたはず。それに羊飼いもいた。というのもルカによる福音書に、羊を連れた羊飼いが幼子イエスを発見したと書かれてあるからです。

 東方の三博士はどうなんでしょう?

 どうやら3人ではなかったようです。しかもこの人物は王様でもなかった。

 そして、ラクダにロバに牛はどうでしょう?

 福音書には書かれてありませんが、いてもおかしくなかったとか。

 いずれにしてもキリストについては謎が多いですねえ〜。



******* フランス人のつぶやき *******

今日、私の誕生日。誕生カードの入った封筒をナイフで開けた。その結果、中に入っていた20ユーロ札が真っ二つに・・・ [もうやだ~(悲しい顔)]

VDM(Vie de Merde)より



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Xマスの13のデザート [プロヴァンス地方]

 クリスマスだというのに、風邪を引いたようでブログの更新ならずでした(涙)。

 さて、プロヴァンス地方にはクリスマスのミサの後に13種類のデザートを食べる伝統があるそうです。

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年12月24日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 こちらのお宅ではプロヴァンス地方の伝統に従い、クリスマスに食べる13種類のデザートを準備しています。

 カリソン、ヌガー、デーツ、ヘーゼルナッツ、干しイチジク等々。

 自宅で作れるものは自宅で作るというのが家訓。おかげでイヴの日の台所は大忙しです。

 大量のオリーブ油と砂糖を加えて生地を作っているようですが、どんなお菓子になるんでしょう???

 一方、こちらではテーブルセッティングが始まっています。

 テーブルクロスは3枚。最初の一枚は子、二枚目は父、三枚目は精霊を表しています。つまり三位一体です。

 次に、3本のローソク、3鉢の麦の苗。

 麦は12月初めに植えておいたもの。繁栄のシンボルとしてこんな風に緑でいっぱいにしておくのだそうです。

 「こうしてテーブルを美しく設えるとクリスマスらしくなります。あちらにはキリストの誕生を再現したクレッシュも飾ってあります」と女性。

 テーブルに用意した13種類のデザートを運んだら完成です。

 よく見ると、オレンジ、干しぶどう、クルミもあります。

 ずっと奥の方に、ひらったい焼き菓子がありますが、先ほど台所で作っていた生地を焼いたもののようです。

 ポンプ・ア・リュイル(pompe à l'huile)またはフーガス(fougasse)と言います。時々、日本でも小洒落たパン屋さんで見かけます。

 13は、キリストと12人の使徒のこと。だからと言って、このテーブルに13人が座るわけではありません。

 数えてみると家族全員で15人。取材班を入れると17人。大丈夫、不吉な数字ではありませんでした。

 全員がテーブルに着いたら好きなデザートをいただきます。

 「私は黒いヌガーが好きです」とお母さん。

 「私はカリソンです」とその娘。

 「このヴァン・キュイはデザートによく合いますよ」と男性。

 ヴァン・キュイ(vin cuit)とは、ブドウを圧縮して出てきたジュースを温めて濃縮させ、それを発酵させてできたワインのこと。プロヴァンス地方特産の甘いワインだそうです。

 「ポン・ア・リュイルはナイフがなくても、こうやってわけあって食べることができます」と女性。

 「子どもから大人まで全ての世代がここに集まって過ごせるのがいいですね」と女性。

 最後は記念写真のようになりました。来年もいい年になりそうですね。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、実家でお昼を食べることになった。こういう時はいつも行く前に母に電話して、何か必要なものはないか聞くことにしている。その度に母は『早くお婿さんを連れてきて』と言う

VDM(Vie de Merde)より



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??ユーロで晩ご飯44 [お料理実践編]

 久しぶりに月曜日は恒例の節約晩ご飯。しかし、本日はクリスマスイヴなので特別版。

 節約ではなくプチ贅沢晩ご飯です。いつもなら30ユーロですが、今日ばかりはちょっとグレードアップして50ユーロで4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。

 チャレンジしてくれるのは、ホテル・レストランのオーナーシェフ、パトリック・ジェフロワさん。ミシュランの星2つを獲得したこともあるフランス料理界の大御所です。

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年12月22日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ブルターニュ地方のモルレ湾に面した小さな村カランテック。

 ここにパトリックさんのレストランがあります。厨房では新鮮な海の幸の料理が作られています。

 では、パトリックさんに50ユーロを渡して、材料を揃えていただきましょう。お天気が今ひとつですが、市場へ向かいました。

 やってきたのは魚屋さん。帆立貝6つが7ユーロ、ルジェという魚が2匹で15ユーロ、合計で22ユーロ、残りは28ユーロ。何に使うのか、魚のアラをタダでもらいました。

 次は八百屋さんで、アンズ茸を100g、オレンジを数個、パイナップル2個、キウイ1個、ヘーゼルナッツ12個を購入。合計で15.98ユーロ、残りは12.02ユーロ。

 さて、こちらは生産者のお店。ここではカリフラワー、アンディブ(日本ではベルギーチコリと言う)、カブ、ネギ、メキャベツを購入。占めて4.60ユーロで、残りは7.42ユーロ。

 さすがに50ユーロとなると余裕がありますねえ。

 最後にこちらのお店で、玉子4個、牛乳1ℓ、ハーブのバーベナ、乾燥ソセージを50gを購入。合計で5.11ユーロ。

 これでお買い物は終了です。手元に残ったのは2.31ユーロで、余裕でセーフ。

 では厨房に戻って調理の開始。既に時間は夕方5時。2時間以内に全ての料理を完成させます。

 まずは前菜のホタテ料理から。

 ホタテは殻から外しスライスします。カリフラワーはバラバラにして茹でてピュレに、アンズ茸は刻んだエシャロットと一緒にバターで炒め塩・コショウします。これらを順に帆立貝の殻に詰めたらバターをひとかけのせて蓋を閉じます。これを200〜220℃のオーブンで10分焼いたら出来上がり。

 次はメインの魚料理。

 ルジェは三枚におろしますが、肝は後で使うので捨てないこと。身の小骨を取り除いたら、バターで炒めます。

 付け合わせのアンディヴは周りをさっと炒め、オレンジを絞ったジュースと塩少々を加え20分ほど煮込みます。また、カブは厚めにスライスして星型に型抜きし、バターと塩を加えたお湯で15分間茹でます。さらに、メキャベツは最初の数枚は取って捨てたら。残りの葉を破れないように、一個につき6〜8枚ほど外して残りは取っておきます。外した葉はサッと湯がいて冷水に浸し水気を切っておきます。これで付け合わせの下ごしらえは完了。

 次は味付け用の出汁をとります。ネギ、エシャロット、魚のアラを砕いたものを鍋に入れ20分程コトコト煮込みます。これを網でこし、さらにとろ火で煮詰めます。この煮詰めたものを150cc鍋に入れ、バター20gを加え塩・コショウしたらレモン汁を加えます。魚の肝も潰して、出汁と一緒にルジェにかけます。

 これを付け合わせと一緒に皿に盛りつけます。最後に乾燥ソーセージをおろしルジェにトッピングしたらメイン料理の出来上がり。

 最後はデザート。

 パイナップルは2つに切って、2センチほどのボール型かサイコロ型に切り、カラメルソースで炒めます。さらにキウイは皮をむき薄くスライス。

 パイナップルとキウイはセルクル型を使ってお皿に盛り付け、玉子の黄身、砂糖、牛乳、バーベナで作ったクレーム・アングレーズを周りにかけ、お砂糖で作ったツバメの巣みたいなもの(フランス語では “天使の髪” と言う)をのせ、最後にヘーゼルナッツをトッピングしたら出来上がり。

 クリスマスイヴにふさわしいディナーになりました!


******* フランス人のつぶやき *******

今日、レストランで食事をした後、初めて彼の部屋に行きお酒を飲むことになった。お酒を片手に二人でソファーに座ると彼が・・・テレビのスイッチを入れた

VDM(Vie de Merde)より



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年末年始の縁起物 [トピックニュース]

 先日買ってきたイタリア産(のはず)のオリーブ油を調べたら、原産国はイタリアになってました。創業1865年のBertolliのものですが、どうなんでしょうねえ〜。

 AOPも付いてないし高いものじゃないから少々気になります。

 AOP付きでもスペイン産の方が安かったりするから、これからはやっぱりスペイン産にするか・・・。

 さて、日曜日恒例の週末旅はまたまた放送がなかったのでお休みです。残念。

 本日は年末年始にふさわしい縁起物のお話です。

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年12月21日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 この時期、フランスで縁起物といえば、ヒイラギとヤドリギ。

 ヒイラギはクリスマス、ヤドリギは新年の前夜に活躍します。どちらも幸せをもたらしくれる大切な植物。

 ここは苗木屋さん。ヒイラギがたくさんの赤い実をつけています。

 クリスマスになると、このヒイラギがリースやケーキなどあらゆるものに飾られています。こちらの花屋さんでも使っていました。

 「自然の植物で赤い実が付いているので飾り付けにはうってつけなんです。でもあまり使いすぎてはいけません。ほどよく使うと効果的です」と花屋さん。

 「玄関のドアに掛けておくととてもキレイですよ。それにクリスマスの精神を守ることにもなりますからね」と男性客。

 聖書によれば、ヘロデ王の差し向けた追っ手の目を逃れるためにイエスを連れたマリアとヨセフが身を隠したのがヒイラギの藪の中。おかげで命拾いしたのでした。

 一方、大晦日には、この白い実をつけたヤドリギが使われます。

 「幸せをもたらしてくれますから、家に飾るんです。そうすれば新しい年が幸せな年になりますよ」と女性客。

 ヤドリギは他の木に寄生して育つという、あまりありがたくない木ですが、その生命力の強さから幸せのシンボルになっています。

 家に飾って幸せを祈るのはいいのですが、それにはきちんとした守るべき作法があるそうです。

 「一年間飾っておいたら、次の一年には必ず新しいヤドリギに取り替えなくてはいけません。そうしないと幸せが逃げて行ってしまいます」と花屋さん。

 ヤドリギの下で幸せを願いながらキスをすると、さらに効果倍増だそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、“必死に幸せを” と言う本を買いに本屋に行った。店員に『必死に幸せを探してるんですけど』と言うと、『ここにいるみんながそうですよ』と答えた

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イタリア産??? [トピックニュース]

 一家に一本、今や必需品になってしまったオリーブ油。

 日本産のもあるようですが、一番人気なのがイタリア産。でも、本当にそのオリーブ油はイタリア産?

 これにはちょっとした紆余曲折があるようです。

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年12月20日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 これ全部がオリーブの木。

 ここはスペインのアンダルシア地方北部にある巨大なオリーブ園。この中にある工場でオリーブ油を作っています。

 この地域だけで世界の生産量の50%を占めているそうです。

 「毎日、200万個あまりのオリーブの実がここに集まってきます。そしてその日のうちにプレスされオリーブ油になります」と工場の方。

 農家が共同で運営しているこの工場は24時間フル稼働。この工場だけで欧州市場に年間20,000トンものオリーブ油を供給しています。

 「今年、スペインでは約160万トンのオリーブ油を生産することになります。自国で消費するのはその3分の1。つまり3分の2は輸出ということになります」

 聞いて驚くなかれ、そのお得意さんがイタリアだそうです。

 「うちに買いに来る企業の大多数がイタリアの企業です。彼らはうちのオリーブ油の品質が良いということを認めているんです」

 ということは、イタリア産だと思って使っているのが実はほとんどがスペイン産だったということになりそうな・・・。

 オリーブ油のつまったタンクローリーはフランスを経由してイタリアに運ばれます。その量、去年で年間で35万トン。

 「ミラノ、フィレンツェなどイタリア北部に届けてます」と運転手。

 そしてこちらはローマ北部の生産工場です。

 「ここにはイタリア産、ギリシャ産、スペイン産のオリーブ油が運ばれてきます」

 ここは工場の中にある研究室。何をしているかと言えば・・・オリーブ油のブレンド。

 イタリア産のものにスペイン産を加えて、ブレンドしているのです。

 「イタリアを含む全世界でオリーブ油の消費が拡大したのに伴い、我々はオリーブ油の輸入国になったんです。そのためブレンドという手法を生み出し発展させてきたんです」と研究員。

 はあ、そんなことになってるですか・・・。

 ラベルには100%イタリア産と思わせる文言。こうしておけば少々高値で販売することができます。

 例えば、スペイン産が1リットル当たり3.90ユーロなら、同じ量でイタリア産は6ユーロにもなります。

 イタリア製のオリーブ油のラベルとよく見ると、小さな文字で “原産国はEU” と書かれてあります。

 「ここにはEU産と書かれてありますが、よく調べるとイタリア産は1%しか入っておらず、残りは全てスペイン産です。ですから、このような表示は消費者を欺いているというほかないですね」と専門家。

 工場から箱に詰められたオリーブ油がフランスに向け出荷されています。

 仮にここに入っているのがスペイン産なら皮肉なものですね!


******* フランス人のつぶやき *******

今日、祖父母の家に家族が集まって食事をした。テーブルにはオリーブ油のボトルがおいてあった。何か見覚えがあるなと思いながら、赤い大きなシールが貼り付けてあるそのボトルを見つめているうちに思い出した。ああ、そうだった割引のシールだった。そこには “2フラン割引” と書かれてあった [がく~(落胆した顔)]

VDM(Vie de Merde)より



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砂のクレッシュ [バチカン市国]

 アメリカの中間選挙で下院の過半数が民主党になったようですが、あれは年明けにならないと有効にならないんですってね。こんなに待つとは知らなかったです。

 ロシア疑惑で完全に外堀を埋められてしまったトランプ大統領ですが、来年、実際に下院の過半数が民主党になってから、どっと進展する可能性が高いというもっぱらの噂です。

 そうなるといろんな資料が公になって興味深い事実がわかるかもしれません。

 それはさておき、キリスト教最大のイベントの一つが、キリストの誕生を祝うクリスマスですが、バチカンのサン・ピエトロ広場には、その誕生の瞬間を再現した彫刻が設置されているそうです。

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2018年12月19日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 12月7日金曜日の夜、サン・ピエトロ広場では彫刻のオープニングセレモニーがとり行われました。

 白い幕が落とされると彫刻が姿を現しました。幅16メートル、高さ5メートルの巨大な彫刻。

 素材は何かといえば・・・砂。

 集まった皆さん、全員がスマホで写真撮影!

 「砂でできてるそうですが、石のようですね。ちょっとやそっとでは壊れなさそうに見えます」と男性。

 「砂を使った彫刻はビーチでよく見かけますが、ここのは本当に素晴らしいですね」と女性。

 制作が始まったのは11月の中旬。全部で720トンの砂がトラックで運ばれてきました。

 まずは水をまき砂を押し固めます。それから公募で選ばれたアーティスト4人が、紙に描いた絵をもとに像を掘り出していきます。

 「中央に聖家族、つまりキリスト、マリア、ヨセフがいます。そしてその上にいるのが天使です。右には東方の三博士、左には羊飼いがいます」

 素材が砂だけに雨風を避けるために屋根が取り付けられています。

 来年1月13日まで展示されているそうです。その後はブルドーザーで取り壊されるそうです。なんだか勿体無いですね!

 この砂の彫刻は、人間という存在の儚さについて教皇フランシスコが考察したことを表しているとか。

 「クリスマスの期間が終わると、作品は姿を消し砂に戻るのです」と女性。

 なるほど・・・。

 今年は約150万人の見学者が予想されているそうです。

 彫刻のすぐそばには、アルゼンチンの詩人ホルヘ・ルイス・ボルヘスの言葉が記されているそうです。

 “一生は、まるで石でできているかのように砂の上に作られていることを知らなければならない”


******* フランス人のつぶやき *******

今日、50トンもの砂の中に、たった一つあったレンガにつまずいて転んだ [もうやだ~(悲しい顔)]

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クリスマスケーキ [フランスのグルメ]

 ジレ・ジョーヌのデモで警備活動を行った警察官には300ユーロのボーナスが支給されるそうです。

 大変だったのでこれくらいはするべきでしょうね。

 とは言うものの、万年不況で苦しんでいるところに、さらなる支出を余儀なくされるなんて国も楽じゃないですね。

 あのデモがフランスの経済に大きな影響を与えることだけは確実のようです。

 フランスがいつまでたっても不況から脱出できない理由の一つがなんとなく透けて見えるような・・・。

 さて、フランスでクリスマスと言えば、このケーキが登場しないとお話になりません。

Paris_Toulouse.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年12月18日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ここはフランス南部の都市トゥルーズのケーキ屋さん。

 これぜ〜んぶがビュッシュ・ドゥ・ノエル(bûche de Noël)。フランスのクリスマスケーキです。

 暖炉にくべる薪がモデルなのですが、どれも洗練された形になってます。

 チョコレート、レモンクリーム等々、色もカラフル。サイズも6〜8人分からお一人様まで各種揃えてあります。

 「赤いのか黄色いのがいいわね。私はチョコレートはあまり好きじゃないから」と女性。

 「私はチョコレートが好きだから、昔からあるあの普通のがいいね」と男性。

 「私はプラリネにしました。うちは皆プラリネが好きで食後に食べるんです」と若い女性。

 どうやら事前に予約を済ませたようです。当日、お店に来ると美味しいケーキが出来上がっているというわけです。

 このお店ではすでに多数の注文を受け付けたようです。

 「今のところ99件のオーダーをいただきました。23日のギリギリまで受けつけることにしています。例年なら400〜500件ほどの注文があります。一件で2〜3種類のケーキを注文されるお客様が殆どです」とお店の方。

 もう残り一週間もありません。どこまで伸ばせるか・・・。

 こちらは厨房です。クリスマス前の一週間はビュッシュ・ドゥ・ノエルを作り続けるそうです。

 24時間、スタッフが交替でフル稼働。最後はこのパティシエが仕上げの飾り付けを済ませて完成です。

 これだけ見せられると、やっぱり食べたくなりますねぇ〜。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、午後いっぱいかけて家族全員のクリスマスプレゼントを包んだ。全部を包み終えた直後、値札を取るのを忘れたことに気がついた。最初から全部またやり直し [もうやだ~(悲しい顔)]

VDM(Vie de Merde)より



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