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パリ近郊のグルメ4 [フランスのグルメ]

 フランス料理と言えば、パリの洗練されたレストランについつい目がいってしまい、その周辺にあるグルメは見落とされがち。

 そんなパリ近郊のグルメを紹介するシリーズも今日が最後になりました。

 本日の食材は、チーズです。

France_IledeFrance01.jpg


下記のウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年5月9日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 こちらがそのチーズ。名前はブリー・ドゥ・モー(Brie de Meaux)。

 このチーズを使って料理を作ってくれるのがこの方、レストランAtelier d’Avronのシェフ、クリストフさんです。

 そして、こちらがその生産者のディディエさん。原料は牛の乳。

 「イル・ドゥ・フランスには野菜、肉、チーズなど美味しいものがたくさんあります」とシェフ。

 ブリー・ドゥ・モーは12世紀からずっとイル・ドゥ・フランス地方で食べられてきたチーズです。製造方法はその頃からあまり変わっていないとか。1980年にAOP認定。

 固まった牛乳はお玉じゃなく、ひらったい蓋のようなものですくって型に入れています。

 わりに大きなチーズですね。一つが3キロほど。塩を加え、ひっくり返して熟成させます。その期間は7〜8週間。熟成させると周りが白カビで覆われます。

 このチーズを使ってクリストフさんが自慢の一品を作ってくれます。材料はどれもイル・ドゥ・フランスで作られたもの。

 ブダン(豚の血と脂の腸詰)、りんご、洋梨、生クリーム、シードルのビネガー。

 まずは鍋に生クリームとチーズを入れて塩・コショウしたら火をつけ、トロトロになるまでかき混ぜます。最後は濾し器で漉して、なめらかなクリーム状にしておきます。

 次にさいの目に切ったりんごと洋梨をバターで炒め、最後にシードルのビネガーを加えます。

 ブダンはスライスして片面だけバターで炒めます。

 これらをこんな風に盛り付けたら、最後にチーズ入りのクリームを絞ります。ああ、美味しそう!

 「このチーズ入りクリームがあるおかげで、果物の酸味とブダンの味のバランスがうまく取れています」と女性。

 「軽いお味に仕上がっていてとても美味しいですね。もっと食べたくなります(笑)」と別の女性。

 因みに、魚がお好きな方には、カワカマスやマグロ料理もあります。そして、こんな個性的なラビオリ料理もあります。

 そして最後はやっぱりデザートで締め。

 チーズケーキと洋梨、ルリジウーズのパッションフルーツとアイスクリーム添え、フルーツのチョコレートドームとアイスクリームでした!

 終わり。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、妹の家で数日預かってもらっていた愛犬がわが家に帰ってきた。預ける前は普通に餌を食べていたのに、今は餌の上におろしたチーズを振りかけてやらないと食べなくなった[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より



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パリ近郊のグルメ3 [フランスのグルメ]

 久しぶりに東京の水がめの様子をチェックしたところ、いずれもほぼ平年並みになっていました。今のところ水不足の心配はなさそうです。

 梅雨入りの時期が近づいていて、あまり愉快じゃないですが、ここで雨に降ってもらわないと後々困りますもんね。致し方なし。

 それはともかくとして、パリ近郊のグルメシリーズの三回目は、豚肉です。

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下記のウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年5月8日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 今日は、パリから50キロほど南東部にある町シヴリー=クルトリー(Sivry-Courtry)にやってきました。

 エルヴェさんはここで農業を営んでいます。養豚もその中の一つ。

 この日はレストランLa Vieille Aubergeのシェフで友人のマチューさんが訪ねてきました。

 「僕はこの町で生まれ育ちました。ですから地元の食材で料理を作るのが自然なんです」とマチューさん。

 エルヴェさんは300匹の豚を飼育しています。餌はエルヴェさんが栽培した穀物。そのせいか、どの豚も理想的な肉質になっているとか。

 その豚肉を料理するのがマチューさんというわけです。本日は豚ロース(あばら肉)の料理を作ってくれます。

 まずはソース作りから。みじん切りにしたエシャロット、にんじんをバターで炒めます。ここにアルマニャックを加えフランベしたら、ハーブ、豚ガラでとったフュメ(出汁)、生クリームを加え、よくかき混ぜます。最後にモー産のマスタードを一さじ加えたら出来上がり。

 豚ロースはそのままフライパンで焼きます。油は不要。また、焼きすぎないことが大切です。切った時に仲がピンク色をしていたらオッケー。

 「ロース独特のツヤがあります。脂身のおかげです」とマチューさん。

 香りと飾りの両方を兼ねたローズマリーを散らし、お塩を一振りしたら出来上がり。ソースは小さなカップ入れて添えられていました。

 付け合わせはグラタン・ドフィノワ(ジャガイモのグラタン)。別のお皿に盛り付けてあるようです。

 お客様は、まずはそのボリュームに呆然。そして一切れ口にした途端、その美味しさに笑みがこぼれます。

 「焼き加減が絶妙だし、見た目も食欲をそそられますね」と男性。

 マチューさん、豚肉を様々な料理に活かしています。

 豚肉のテリーヌのピクルス添え、ソーセージとフライドポテト等々。

 「お祖父さんやお祖母さんの家で食べた料理の味を思い出してもらえたらいいなと思っています」とシェフ。

 最後は、デザートで締め。

 おばあちゃんのタルトレット・アマンディーヌ(アーモンドのプチタルト)、ババオロムとホイップクリーム、たっぷりチョコのプロフィットロールでした。

 続く・・・。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、真夜中に、6歳になる息子が『壁の中の豚が怖い!』と言って泣き出した。壁の中の豚???ああ、隣の部屋で、いびきをかいて寝ているパパのことね [わーい(嬉しい顔)]

VDM(Vie de Merde)より



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パリ近郊のグルメ2 [フランスのグルメ]

 パリに比べるとちょっと存在感の薄い近郊の市町村。しかし、そこにも食いしん坊を満足させてくれる食材と料理はあります。

 今週はその生産者と料理人を訪ねるシリーズを紹介しています。

 そのシリーズ二回目の食材は、マッシュルーム。

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下記のウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年5月7日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 パリから北西部へ40キロほどのところにあるセルジー=ポントワーズ(Cergy-Pointoise)。

 ここに、地元で生産されるマッシュルームを使って美味しい料理を作るレストランLa Bonne Ententeがあります。

 シェフのオレリアンさんが生産者を訪ねました。

 たくさんのマッシュルームが洞穴のようなところで作られています。ここはパリ近郊に5つある栽培所の一つ。毎日1トンものマッシュルームを出荷しています。

 大量生産のマッシュルームとは異なり、ここでは種類によって温度や湿度を調整しながら栽培しているとか。

 「石灰分の多い土で栽培しているのでミネラルたっぷりの美味しいマッシュルームが育つんです」と生産者のグレゴリーさん。

 このマッシュルームを使ってオレリアンさんが腕を振るいます。

 作ってくれるのはリ・ドゥ・ヴォー(仔牛の胸腺)を使った料理。マッシュルームとマッシュポテトを付け合わせにします。

 まずはマッシュルームの石突を取って、全体にブラシをかけたら薄切りにします。これをパセリとニンニクと一緒にフライパンで炒めて出来上がり。

 食材がいいと、あれこれ手をかけなくても美味しく頂けるようです。

 リ・ドゥ・ヴォーはあらかじめ湯がいておいたものをバターで炒めます。あまりにバターがたっぷりで、炒めるというより煮るという感じですね。

 周りがカリッと焼けて中はふわっと柔らか、というのがいいそうです。これがお昼の定食ナンバーワン。お値段は24ユーロ。

 お客様がたは満足そうに食べています。なんだかビジネスマンが多いですね。

 お昼のメニューは他にも、ブルー・ソースの牛フィレ肉、仔牛のもも肉のチーズグラタン添えなど、わりに食べ応えのあるものばかり。

 少し軽めのランチがいいという方には、ハムやテリーヌを盛り合わせた一皿もあります。

 締めのデザートもお忘れなく。レモンとメレンゲのタルト、サン=トノレ・ア・ラ・ピスターシュ、プラリネとショコラオレノクリームでした。

 続く・・・。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、イケメンとデート。約束した通りレストランのテラス席で彼が来るのを待った。しかし、1時間経ってもやってこない。頭にきた私は、罵詈雑言のメールを彼に送った。で、気がついた。デートは明日だってことに・・・[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より



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パリ近郊のグルメ1 [フランスのグルメ]

 今日から4回のシリーズで、イル=ドゥ=フランスで作られている食材とそれを使った料理を紹介します。

 第一回目の今日は、ペパーミントです。

 生産地は、パリから車で1時間余りのミリー=ラ=フォレ(Milly-la-Forêt)という町。

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下記のウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年5月6日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 こちらは、その町にあるレストランLes Coqsの厨房。

 シェフのエミリアンさんはブルゴーニュ地方の星付きレストランのシェフの下で修行した後、この地にお店をオープンしました。

 地元の食材を使い、シンプルながら洗練された料理を作ることがモットーです。

 「フランス料理と言えばパリ!と思われがちですが、その周辺にも美味しいものは色々あるんですよ」とシェフ。

 そして訪ねたのが、ペパーミントの生産者。

 こちらがその畑。生産者のアランさんのお話によると、ペパーミントはゆっくり少しずつ成長するのだそうです。そのため、収穫期も長く続くそうです。

 アランさんはペパーミント栽培農家の4代目と言いますから、この地で長く生産されてきたことになります。

 収穫されたハーブはこちらの倉庫で乾燥させます。ひいお祖父さんもここで同じように作業をしていたそうです。

 「これはデザートだけでなく普通の料理にも使えますよ」とシェフ。

 その香りと変化しやすいところがこのハーブの特徴ですが、それがお肉とよく合うそうです。

 早速、ペパーミントを使った料理を作っていただきましょう。

 まずはペストを作ります。フライパンで炒ったヘーゼルナッツ、ニンニク、パルメザンチーズ、ペパーミント、オイルを、粒々が残るくらいにミキサーにかけます。

 次に、子羊の肩肉の周りを焦げ目がつくくらいにフライパンで焼いたら、野菜とブイヨンを加えとろ火で煮込みます。

 これをラップでシリンダー状に型取り、スライスして器に盛り付けます。付け合わせはペパーミントで風味をつけたソバの実。ここに先ほど作ったペストを添えます。

 「柔らかくていいお味ですよ」と男性客。

 「お昼にいただくのにぴったりの料理です」と女性客。

 レストランのお昼の定食は27ユーロ。それなりのお値段。月に一度の豪華ランチ???

  男性が食べているのは、焼き鯖のカブとマッシュポテト添え。女性が食べているのは、アスパラガスと玉子の前菜です。なかなか凝った料理ですね。

 他には、リ・ドゥ・ヴォーのそら豆とほうれん草添え。さらに、カワメンタイのフィレとミリー=ラ=フォレ産クレソン。

 最後はデザート2品。ルバーブとソルベ、そば粉のサブレとガナッシュとクレームカラメルのアイスクリームでした。

 続く・・・。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、警察官が家にやってきた。どうも私がベランダで麻薬になる草を栽培していると隣人に通報されたらしい。その草は何かと言えば、バジルとミント[わーい(嬉しい顔)]

VDM(Vie de Merde)より



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バターの消費 [フランスのグルメ]

 今から約1ヶ月ほど前、懸賞に応募して当選したら、4月30日の夜、ルーブル美術館を貸し切りで見学ができ、しかもカップルで一夜を明かすことできる、という夢のような話をしましたが、あれは嘘ではなかったようです。

 当選したのはイタリア系カナダ人女性ダニエラさん(26歳)。

 ボーイフレンドのダニエルさん(29歳)と一緒にモナリザが見守る中、アペリティフを楽しみました。→こちら

 そして、ガラスのピラミッドの中に設置された寝室が→こちら

 800人もの応募者の中から選ばれたそうですから、説得のある手紙だったんでしょうね。

 さて、バゲットを食べるフランス人が徐々に減っているようですが、それと関連してバターもまた消費量が減っているそうです。

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2019年4月30日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 縦半分に切ったバゲットにバターをたっぷり塗って、コーヒーや紅茶と一緒に食べるのがフランスの伝統的な朝食。

 またバターはフランス料理には欠かせない調味料です。

 ある調査によれば、フランス国内で一人当たりの年間消費量は8キロだそうです。日本人とは比べ物にならないくらいの量ですね。

 しかし、最近、バターの消費量が少しずつ減少しているとか。

 「食べるものには気を使ってますよ。コレステロールとか気になりますからね」と男性。

 「オリーブ油とかバターを使った料理はあまり食べないようにしてます。脂肪分は、摂りすぎない方がいいですからね」と別の男性。

 「私は朝はシリアルを食べています。バターは料理の時にしか使わないですね」とまた別の男性。

 古い白黒映像の登場です。ほお〜、昔はパンにべっとりバターを塗りたくってましたねえ〜。

 もちろん今でもパン作りにバターは使われています。しかし一般家庭のキッチンに置かれているバターの量は減少傾向。

 「朝食にタルティーヌ(バゲットにパンを塗ったもの)を食べる人が少なくなりました。だからバターの消費量が減ったんです。それに肉や加工肉を食べなくなったことも原因です。これらの食品はバターと密接につながってますから。皆が健康に気を使うようになったことや食事が多様化したことが、バターの消費量が減った主な要因です」と専門家。

 さらに、今年はバターの値段が高騰したことも影響のひとつです。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、15歳になる娘に、クッキーを作るからバターを買ってきてと頼んだら、バターが見つからず、手っ取り早くクッキーを買ってきた

VDM(Vie de Merde)より



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フランス風タコス [フランスのグルメ]

 5月1日、日本は新しい年号に変わりました。

 一方、フランスはスズランの日。あちこちでシズランのブーケを手にする人たちの姿が見られる日です。

 ああ、平和だなあ〜・・・と思っていると、そうでもなさそうです。

 5月1日は労働者の日でもあります。つまりは、労働者がデモをする日。ジレ・ジョーヌのデモは小規模にはなったものの延々と続いています。

 先日は大きな労働組合CGTがジレ・ジョーヌに合流してデモ行進をしたようです。となると5月1日は一体どうなるのか?

 国は厳戒態勢で臨むようです。暴力的にならないことを祈ります。

 さて、ファーストフードの波は美食の国フランスにも押し寄せているようですが、最近、新しい仲間が加わったそうです。

 それは、フランスで “タコス” と呼ばれている食べ物。あのメキシコのタコスのこと?

 いや、似たようでちょっと違っているような・・・。

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2019年4月29日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 こちらがそのフランスのタコス。名前は同じでもメキシコのとはだいぶ違うようです。

 若者を中心に急速に広まりつつあり、あちこちにお店ができています。

 「手に持って、ものの5分もあれば食べ終わります」と男性。

 「ボリュームがあるのがいいところですね」と別の男性。

 「週に2回から3回くらい来てますね。中毒になっちゃってるのかも」と若者。

 おお〜、これは確かにかなりの量ですね!しかも、白いどろどろのソースが・・・体に悪そ。

 このフランス風タコスが生まれたのはリヨン。

 そば粉で作ったタコス(トルティーヤ)に、ソース、数種類の中から選べるお肉、フライドポテトをのせ、最後にチーズと生クリームで作ったソースをかけたら包みます。

 「手に持って食べても、口の周りや手が汚れることはないですから便利です」とお店の従業員。

 これ一つで、なんと1000キロカロリーあります。若者にはいいけど、中高齢には危険すぎる食べ物[あせあせ(飛び散る汗)]。最後はパニーニのように焼くようです。

 このタコスの利点は、食べやすい上に、自分で具を選べるところ。ソースは3種類、お肉は4種類、魚はツナですが料理法が6種類もあります。さらに1ユーロ追加すれば5種類のチーズから1種類を追加することができるようです。

 作る作業はどうかといえば、こんな感じ。

 「ここで全ての作業ができるようになっています。右から左へと進めていけばいいんです」

 これなら注文を受けてから5分でお客に渡すことができます。

 この商売、利益率がかなりいいそうです。平均価格は5ユーロほど。材料費は1.30ユーロ。

 「60%が肉とチーズ、残りがフライドポテトです。一番のコストは人件費です。人がいないとこの商売はできません」と経営者。

 それにしても材料費が安いですね。

 こちらは業務用食材を提供しているお店。売り上げの30%をタコス店が占めています。

 どの材料も大量に調理されたものばかり。しかも90%が輸入物。鶏肉はタイ、牛肉はポーランド、タコス生地はベルギー、ソースに使うチーズはドイツから輸入したものです。

 「全部をフランス製にすると価格を値上げせざるをえなくなります。そうなると商売がやっていけなくなりますよ」と専門家。

 実際に若者が食べている様子を見ると、確かにかなりの量がありますね。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、彼女が料理をしているので見ていたら、水とトマトをボールに入れて電子レンジでチンし始めた。トマトソースを作るらしい・・・

VDM(Vie de Merde)より



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SOSバゲット [フランスのグルメ]

 連休、始まりました。NHKのニュースによると、家でゆっくり過ごすという人が全体の70%を超えていました。

 やっぱりねえ、わざわざ高くて混雑する時期にウロウロしなくても、って思う人が多いようです。

 普通の日に連続して休暇が取れて旅行など楽しめる、というのが本当の働き方改革なんじゃなかろうか。

 改革と言えば、昨日か一昨日の記者会見でマクロン仏大統領が、国立行政学院(ENA)はなくしてしまう必要があると考えている、と発言したそうで、ちょっと驚き。

 この国立行政学院はフランス独特の高等教育機関グラン・ゼコール(複数形)の一つ。グラン・ゼコールは大学とはまた別の高等教育機関で、いわゆるエリート養成校です。

 大学はバカロレアを取得しさえすれば誰でも進学できますが、グラン・ゼコールとなるとそう簡単ではありません。

 理系から文系まで様々な種類があり、難しい試験に合格しないと入れません。そして厳しい教育プログラムに耐えてここを出ると一流企業の幹部としてすぐに就職できるらしい。

 わが家では、“フランスは、自由、平等、博愛と言いながら、こんな教育機関でエリートを製造し、特権階級を生み出しているじゃないか!” となっています。なんかちょっとジレジョーヌ状態?

 それはともかくとして、その高等教育機関の一つ、しかも本人の出身校をなくしてしまうというのですから穏やかじゃない。今後の動向が気になります。

 さて、前回はバゲットのお話でしたが、なんとフランスでこのバゲットを食べる人が減少しているそうです。

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下記のウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年4月23日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 バゲットをユネスコの世界遺産に登録したら、食べてくれる人がまた増えるのではないか?

 フランスのパン屋さんたちはそんなことを考えているそうです。

 現在、フランス人が一日に食べるバゲットは平均で0.5本。しかし、およそ100年ほど前には3.5本も食べていました。

 「もしみんながパンを食べなくなったら、いつしかパンはなくなるのではないか?」などと言うTVコマーシャルが登場するほど。

 この6年間は何とか小康状態を保ち、減りもせず増えもせず。

 このような状態の要因はフランス人のパンに対する嗜好が多様化したことにあるようです。

 かつてバゲットは生活に欠かせない大事な主食品でしたが、小麦だけではなく様々な穀類を使ってつくられたパンやオーガニックの原料を使って作ったパンを食べるようになったのです。

 朝食は、バゲットを半分に切って、バターを塗って食べるというのが伝統的スタイル。それが今はシリアルに。

 お昼もまた、バゲットにハムなどを挟んだ伝統のサンドイッチをやめて、ハンバーガーやピッツァを食べる人が増えたのです。

 ピッツァと言えばナポリ風ピッツァ。世界遺産に登録されましたね。食べる人が増えたのはそのおかげだったのか・・・。

 それならば、バゲットも世界遺産に登録すれば挽回できるのでは?となったようです。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、うちの企業があまりに寒かったので、トイレのハンドドライヤーであったまってきた[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より



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カエルのもも肉 [フランスのグルメ]

 パリのノートルダム大聖堂の火災から1週間になりました。

 現状を確認した建築家の一人が「大聖堂は直りますよ」と言っていたので修復に向かってましぐらに進むしかないようです。

 屋根裏の木骨構造は、オリジナル通りに復元するのかどうかまだ不明。

 建築家ヴィオレデュクが修復の際に取り付けた尖塔は、どうも復元される公算が大きいようです。

 何しろ、ブロンズ像は全部無事でしたし、尖塔のてっぺんについていた風見鶏も見つかりました。となると尖塔を復元しない手はないとか。

 とにかく今はこれ以上の被害を出さないために急ピッチで応急処置が行われているところのようです。

 さて、本日はカエルのお話。もちろん食用です。とは言っても、春の訪れとともにカエル料理のシーズンは終わるそうです。

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年1月10日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 こちらはカエルの養殖所。自然の中にある池で育てられているカエルは野生と言ってもいいかもしれません。

 カゴの中にはたくさんのカエル。一回で2〜5キロ捕獲できるそうです。

 カエルは大人になるまで3年かかるとか。そのカエルを勝手に捕まえると、最大で150ユーロの罰金を支払わされることになります。

 「通りすがりの人が勝手に捕まえて持って帰るんですよ。困ったもんです」と養殖業者の方。

 さてこちらはカエルのもも肉料理で評判のレストランAuberge Des Montagnards。

 たっぷりのバターを使って、カエルのもも肉を炒めます。味付けは塩と白コショウ。火にかけるのは最長5分。それ以上になるとお肉が硬くなってしまうそうです。

 最後にジュラ地方の特産品ヴァン・ジョーヌ(黄色いワイン)を加えてアルコールを飛ばしたら出来上がり。

 シーズン最後のカエルを味わおうとたくさんのお客様がやってきました。

 「これは野生のカエルですから他とは全然違います。だらしなく太っておらず、キュッとしまった太ももをしています」と女性。

 「お肉が口の中でとろけて美味しいですよ」と別の女性。

 「毎年、このシーズンになるとこの地方にカエルを食べに来ることにしています」と男性。

 確かに、あのバターで炒められたカエルのもも肉は美味しそうですね。太もも12本ほどで18ユーロだそうです。お値段少々お高めですね。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、カエルの解剖をしている最中のこと。僕のクラスのある女の子がニヤリとしたのを初めて見た

VDM(Vie de Merde)より



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タンポポ・サラダ [フランスのグルメ]

 昨日もまた、開花した桜がキュッとまた閉じてしまうんじゃないかと思うくらい寒い日になりました。

 コートも暖房もまだまだ手放せず、もう寒いのにはうんざり。冬にはさっさと荷物をまとめて出立していただきたし。

 予報によれば、東京は金曜日辺りから本格的な春の暖かさになるとか。

 冬を「来年また会おうな」と言って見送る日が間もなくやってきます。

 さて、桜や菜の花のように派手ではありませんが、春が来ると咲き始めるのがたんぽぽ。

 ではたんぽぽの葉をサラダにして食べるそうです。

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年4月1日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 野原を動き回る人たち。

 雑草を取り除いている人たちの中に、カゴに何やら集めている人たちがいます。

 何かと思えば、たんぽぽの株。

 「こうやって小さなのを選んでナイフを差し込み根から切り取って引っ張ります。小さい株は味がマイルドなんですよ」と女性。

 たんぽぽは花が咲いてしまった株はそのまま放っておきましょう。美味しく食べられるのはちょうどこれくらいのもです。

 「先が矢じりのようになっているのが特徴です」と男性。

 たんぽぽの葉がたくさん取れたようです。これから家に持って帰ってサラダを準備します。

 まずは水で洗います。しかも3回ほど洗うそうです。

 そして、たんぽぽと一緒に食べるのがゆで玉子。鶏小屋からいくつか玉子を頂いてきましょう。

 さらにベーコンも必要です。こうしてフライパンで炒めたら、きれいに洗ったたんぽぽにトッピング。なんだか美味しそうですねえ〜。

 「たんぽぽはビタミンやベータカロチンが豊富です。食べるとやる気がモリモリ湧いてきますよ」と男性。

 本当かしら???

 こうやって見ていると、たんぽぽの葉はチコリに似てますね。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、ダイエットすると決心して、グリーンサラダを4パック買った。お会計を済ませようとするとレジ係が言った。『お宅、カメでも買ってるんですか???』

VDM(Vie de Merde)より



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ロカマドゥール [フランスのグルメ]

 ブレグジットの期限って今日なんじゃなかったでしたっけ???と思ったら、2週間先延ばしになってました。

 これから2週間でなんとかなるんだろうか???

 「我々は忍耐と柔軟性を持って対応してきた。しかし、忍耐にも限界というものがある」と、あるEUの関係者。

 「イギリス議会の決定は、ぶつかる前に氷山をどけるようにと投票するタイタニック号のようだ」と、ある特派員。

 英国は一体どうするんでしょう?メイ首相、大変な時に首相になってしまいましたねえ〜。

 そもそもはキャメロンが国民投票する!と言ったのが間違いの元。英国にとってEUを離脱しても何もいいことないような・・・。

 さて本日はフランスのチーズ、ロカマドゥール(Rocamadour)のお話です。

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年3月27日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 フランス中南部のロット県の特産品ロカマドゥール。白くて丸くてクリーミーなヤギのチーズです。

 蜂蜜、ハーブ、エスプレット唐辛子などをトッピングして、様々な食べ方を楽しむことができます。

 丸々一個をパンにのせて食べてますね。

 「皮の中はトロッとした生地が詰まってます」

 こちらの農家では3世代にわたってロマカドゥールを作り続けてきました。

 ヤギの乳を固めて水を切るところまでは他のチーズと同じ。違うところはここからです。水を切ったら生地をこねます。

 「こうすることで滑らかになるんです」

 ヤギのチーズと言えば、フェタチーズのようにパサパサしたものとばかり思っていたら、クリームのようにトロッとしたのがあって驚いたことがあるのですが、こんな作業をするんですね。

 ロカマドゥールは今から22年前にAOPを獲得しました。よってこのラベルで販売するためには厳しい基準を満たさなくてはなりません。

 ロット県で生産されたヤギの乳を使うこと、サイズは直径6センチ、重さは35グラム、熟成期間は最低で6日間。

 よく見るとふた口くらいで食べられそうな大きさですね。

 さて、こちらはその原料となる乳を出してくれるヤギを育てている牧場です。この時はヤギ君たちが朝食を取っていました。

 ぽりぽり音をさせて食べているのはシリアル。シリアルも干し草も地元で生産されたものだそうです。

 春の日差しを浴びながらチーズを楽しむ方々。どんなお味なのか食べたくなりますねえ〜。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、家から出ようとしたら、隣の家のヤギたちがうちになだれ込んできて驚いた。怖くなって逃げたら、興奮したヤギ5頭に追い掛けられ、1キロも走らされた。ああ、疲れた [もうやだ~(悲しい顔)]

VDM(Vie de Merde)より



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