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サクランボの収穫2018 [プロヴァンス地方]

 昨日はあまりの寒さにマフラーを巻きました。

 一度、暖かい春を体験しているだけに、この寒さはちょっと堪えますねえ〜。

 冬物は洗濯してタンスの奥にしまいこんでしまったため、ひたすら春物を重ね着をして寒さを乗り切りました。

 雨の中、駅のホームで電車が来るのを待っていたら、土手に植わっている紫陽花に蕾がつき始めているのに気がつきました。

 今月末あたりから咲き始めるのかもしれません。

 さて、フランス南部の町ベルガルド(Bellegarde)ではサクランボの収穫が始まったそうです。

Paris_Bellegarde.jpg



下記のウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年5月8日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 こちらは朝の果樹園です。

 緑の葉っぱに覆われて実らしいものは見あたりませんが、よくよく見るとこんなところに赤い実をつけていました。

 おお、こんなに採れました。

 「サクランボの季節が始まりました。お天気が良くて日差しがありますが、暑すぎないので外で作業するのにちょうどいいですよ」と女性。

 こちらの果樹園ではサクランボの収穫のためにこの時期だけ臨時で6人の作業員を雇って本格的にサクランボの収穫を開始しました。

 赤い実もありますが、まだ青い熟してない実もあります。

 「熟してないの摘んでしまわないように気をつけなくてはなりません」と作業員。

 胡桃やアーモンドの木のように幹全体を小刻みにゆらして一斉に実が落ちてきたところを片っ端から拾うというようなやり方はサクランボには通じないですね。

 こうして手作業で収穫するしかなさそうです。

 ここで収穫されているのは “プリミュラ(primula)” と呼ばれる品種です。

 どれどれ、ちょっと食べてみましょう。

 「硬すぎず柔らかすぎず、瑞々しくて、適度に甘い。口の中でじわっと甘さが広がるような感じです」と男性。

 試食は労働者の特権です!

 一方、生産者にとっては喜びの瞬間です。

 「どれも粒ぞろいです。春先に霜が降りた時は心配しましたが、これだけたくさんの実をつけてくれたのでとても嬉しいです」と果樹園のオーナー。

 今日、収穫されたサクランボは1キロあたり6ユーロ(約800円)ほどで出荷されるそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、お酒を飲んだ後で無性に果物が食べたくなり、思わずキウイにかじりついた。皮をむかずに・・・

VDM(Vie de Merde)より



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ブラッスリー3 [プロヴァンス地方]

 大雪とこの寒さで、すっかり縮こまってしまったに違いないと思いながら、近くの公園の梅を見に行ったら、むしろ開花がさらに進んでおりました。

 梅は寒さにはめっぽう強いようです。

 さて、シリーズの三回目は、南仏の都市エクス=アン=プロヴァンスにあるブラッスリーLes Deux Garçonsを訪ねます。

Paris_AixenPro.jpg



下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年1月18日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 南仏は冬の間も太陽の日差しがなくなることはありませんが、この日は曇り空。ちょっと寒そうな感じがします。

 ここ、ミラボー広場のブラッスリーLes Deux Garçonsのテラスでは、常連客が朝のホットコーヒーを飲んでいます。

 一方、お店の中のテーブルもお客様で埋まっています。

 こちらの男性は大学の歴史の先生。かれこれ25年も前からほとんど毎日このお店に通っています。

 「基本的にここは静かなんですよ。それに、今日みたいにお天気の悪い時は、お店の中がゆっくりくつろげる大切な場所なんです」と先生。

 しかし、お昼の時間になるとちょっと慌しくなります。

 ランチのための最初のお客様がお見えになりました。ご注文は海の幸の盛り合わせ。お店のスペシャリテです。

 おお、豪華。牡蠣にオマールエビにムール貝等々。美味しそう〜。

 厨房は、次から次へと入ってくるオーダーに大忙しです。

 お店の創業は1792年ですが、建物はそれより更に古く、1660年に建てられました。

 インテリアは前の二つに比べるとわりに上品は仕立てになっています。

 「あの見事なフリーズを見てください。小さな天使が花づなを持っている様子が彫られていますが、18世紀末の典型的な装飾の一つです。ルイ・フィリップ1世時代のものですが、この雰囲気が気に入って若者たちが集まるようになりました」と観光事務所の所長さん。

 その若者たちの中にいたのが、セザンヌやエミール・ゾラでした。

 更に、ピカソ、ピアフ、シャルル・トレネ、近年ではジャン・レノ、ソフィ・マルソー、ヒュー・グラント、ジョージ・クルーニーなど多くのセレブもこの店に足を運んでいます。

 「ここは街の目印みたいなものなんです。多くの人がここを待ち合わせの場所にしていますよ」と給仕係。

 「このブラッスリーは地元の人たちの生活の場になっているんです。決して飾りの一つではありませんよ」と女性。

 1840年に、カフェを経営していた二人の男性ギドニ(Guidoni)とゲリニ(Guérini)が店を買い取り、現在の名前Les Deux Garçons(二人の男子)に変えて再オープンさせました。

 「ここは創造を生む場所なんです。お店の中の人や物の全てに歴史があり、ここへ来れば日常とは違った別の世界にひたることができるんです」とデッサンの先生をしているヴェロニクさん。

 そして今日のお店にも甘くて美味しそうなデザートが揃えてありました。

 「ババオロム、レモンタルト、メレンゲ、マカロンなど、毎日豊富なお菓子をご用意してあります」と係の女性。

 そして南仏名物のカリソンもあります。

 セレブが訪れるというブラッスリーですが、気軽に誰でも入っていけそうなお店でした。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、勇気を出して好きな男の子のそばに座って討論会に参加した。すると向こう側に座っていた女の子が討論に加わってきた。そして会が終わる頃には、その二人が仲良しカップルになって帰って行った[もうやだ~(悲しい顔)]

VDM(Vie de Merde)より



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南仏伝統のクリスマス [プロヴァンス地方]

 昨晩、東京駅に行く用事があり、少し早めの時間に着いたので、あの新しく整備された丸の内側の広場でも見ていくかと思い立ち、行ってみました。

 ところが、人がいっぱいで、しかもあちこちにフェンスが置いてあって、ちっとも美しくない。

 結局、セコセコした広場でした。

 イルミネーションかなんかのイベントをやっていたようなので時期が悪かったのかもしれないですねえ。残念。

 さて、25日を過ぎると賞味期限の切れたケーキのようになってしまうクリスマスですが、フランスのニュース番組では、各地のクリスマスの様子が取り上げられています。

 その中の一つ、プロヴァンスのクリスマスを紹介します。

 ゴッホが療養で滞在していたこともある南仏の小さな町サン=レミ=ドゥ=プロヴァンス(Saint-Rémy-de-Provence)では、伝統的なクリスマスのミサが今でも行われているそうです。

Paris_StRemiPro.jpg

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年12月25日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 クリスマスイヴの夜。

 伝統の衣装を身につけ、ランプを手にした人たちが、太鼓と笛の音に合わせて行進していきます。

 「これは仮装行列なんかじゃないですよ。プロヴァンスの大切な伝統行事なんです」と男性。

 「田舎で生まれ育った羊飼いたちは、生まれたばかりのイエスに会いにやってきたんです」と別の男性。

 行列の向かった先はサン=マルタン参事会教会。

 時間は間もなく夜の0時。真夜中のミサがいよいよ始まります。

 やってきたのは2匹の子羊。

 これから神の祝福を受け、幼子イエスに捧げられます。その場面が寸劇で再現されているようです。

 「うちは4世代も前からこのミサを続けていますよ」と男性。

 ちょっとびっくりして暴れていた子羊も、しばらくすると慣れてきておとなしくなったようです。

 司祭らしき人が手にしているのが幼子イエス。

 「家族全員が揃うミサなんです」と男性。

 「プロヴァンス伝統のミサがこうして毎年行われ、私も参加できて幸せです」と女性。

 「ここのクリスマスは歴史と精神を感じます」と若い女性。

 実際に教会に通っている信者は昔に比べると少なくなっているようですが、こうして伝統を守り続けている方たちもそれなりにいるようです。

 改めてクリスマスはキリストの誕生を祝う日だったということを思い出させてくれる南仏の行事でした。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、弟はキリストが水の上を歩いたことを初めて知った。そして、同じ名前でありながら、泳ぐこともできない僕のハムスターは、カゴの中でゴロンと横になっていた

VDM(Vie de Merde)より



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フランスのベニス4 [プロヴァンス地方]

 フランスのベニスと呼ばれている町や村を紹介するシリーズも最後になりました。

 今回は、アヴィニョン近郊の町イル=シュル=ラ=ソルグ(L’Isle-sur-la-Sorgue)を訪ねます。

 町の名前から察するに、どうもソルグという川が町を流れているようです。

Paris_lislesurlasorgue.jpg



下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年9月21日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 板のようなボートをソルグ川に浮かべる男性二人。

 このボート、プロヴァンスでは “ネゴ・シン(Nego Chin)” という名でよく知られているそうです。

 ネゴは方言で「溺れる」、シンは「犬」という意味。

 どうも最初に乗り込む時が少々不安定らしく、イヌが溺れるボートというような意味らしい。

 とはいうものの、長さ5メートルの小さなこのボート、軽くて速いのが特徴です。

 そしてご覧の通り、どんな場所でもささっと通り抜けてしまいます。

 かつては漁師のための舟だったそうです。今はレジャーや観光に使われています。

 それにしてもソルグ川の水の美しいこと!この澄んだ水の上をネゴ・シンでスイスイ走っているのがヴァンサンさんとギヨームさん。

 「かつてはこの川に水車が14台も設置されていました。その動力のおかげでこの地域に産業が興たのです。19世紀中頃には工場が40軒ほどありました」とヴァンサンさん。

 この川の水は染物や製紙などにも利用されたようです。

 水路は合計で35キロにもなります。19世紀には150軒もの製造工場があり、数千家族がここで暮らしていました。

 マリーさんはこの地域の観光責任者。

 「この町はソルグ川を中心にして造られた町です。川の水は特にきれいで、温度は一年を通じて13℃。1965年まではこの水を一日に15,000リットル汲み上げていました」

 また、住民たちはここで採れた魚やザリガニを、20キロほど離れたアヴィニョンの教皇に献上していたそうです。

 こんなきれいな水で育った魚はさぞかし美味しかったでしょうね。それにザリガニも。

 マリーさんのお話によれば、ザリガニはワインのシャトー・ヌフ・デュ・パプと一緒に食べると美味しいそうです。

 水上を進んで行くネゴ・シンはベニスのゴンドラにちょっと似てます。

 「この町はプロヴァンスのベニスとよく言われますが、正確にはコンタディヌのベニスです。ここがフランス領になったのは1792年で、それまでは教皇によって治められていたコンタ国だったんです」

 水路にはあちこちにネゴ・シンが浮かんでいます。どこでも簡単に通り抜けられるとは言っても、こんな大変な場所もあります。これじゃあ犬も溺れます!

 さらに、水路の入り口はかなり狭く、流れに逆らうように進まなくてはならないらしく、力がないとちょっと難しいらしい。

 陸上ならこんな素敵な眺めをのんびり楽しむことができます。

 川の両岸にはカフェやレストランなどの他に、250もの古物商が軒を並べているそうです。

 終わり。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、危うく溺れるところだった。洗面台で髪を洗いながらウッカリ眠り込んでしまったのだ[あせあせ(飛び散る汗)]


VDM(Vie de Merde)より


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ラベンダーの収穫 [プロヴァンス地方]

 このところ「国民を馬鹿にしてんのか?!」と言いたくなるようなことばかりでイヤになります。

 獣医学科を増やすより、ちゃんとした政治家を育成することの方が最優先事項じゃないですかねえ〜。

 それはさて置き、南仏ではラベンダーが開花の時期を迎えています。

Paris_Valensol.jpg



下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年6月27日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 あたり一面に広がるラベンダー畑。紫一色です。

 ツーリストの皆さん、早速、記念写真をパチリ。

 「ラベンダー畑を見つけたら、これがまた素晴らしいじゃないですか。だから写真を撮ったんです」と男性。

 「この色、このラベンダーの色がいいんですよ」と女性。

 色だけではありません。あたり一面に漂うこの香り。

 これだけ咲いてるんですから確かに、あの香りでいっぱいなんでしょうけど、ビデオだけではどうにも・・・。

 今年は雨の量が少なかったせいで、発育が早く、収穫もいつもより少々早めになるようです。

 「これを見てください。半分開花して半分はまだです。この差がもう少し縮まったら収穫します」とジルさん。

 ヴァランソル(Valensole)は人口2,000人ほどの小さな村ですが、ラベンダーの村として世界中にその名が知れ渡っています。

 海外からのお客様が特産品を求めてお店にやってきました。

 ラベンダーの石鹸。ずいぶん大きいですね。

 猛暑で汗でベトベトになった身体をこの石鹸で洗ってシャワーにかかったらずいぶんと気持ちがいいでしょうね。

 洗った後にはラベンダーの香りが残ります。

 そしてエッセンシャルオイルもあります。

 無水エタノールで希釈してスプレーすると部屋の中に香りが広がっていい感じになります。

 そして袋詰めラベンダー。

 村では代々ラベンダーに薬のような効果があることが伝えられてきました。

 「気分がふさぎ込んだ時に、こうして揉んで匂いを嗅ぐと心が休まりますよ。お風呂の中に入れてもいいんです」とお店の方。

 お店の方のお話によると、いびきを防ぐ効果もあるとか。

 本当かしら?

 最近はやらなくなってしまいましたが、昔はラベンダーの香りのお線香をトイレのにおい消しに使ったりしてました。

 このビデオを見ていたらまた使ってみたくなりました。

 確かにイライラした時なんかにラベンダーの匂いを嗅ぐと心が休まりました。不思議です。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、朝の7時58分にシャワー室に入って8時1分に身体中に石鹸をつけて、8時2分に思い出した。8時から水道工事で断水になることを・・・


VDM(Vie de Merde)より


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ジプシーの巡礼祭 [プロヴァンス地方]

 アメリカのロサンゼルスで、ドナルド・トランプのそっくりさん世界大会が開催されたそうです。

 その時の様子が→こちら

 人相や身なりだけでなく、その発言内容もそっくり度が審査されるとか。

 最後に拍手で舞台に上がったドメニコさんが初代チャンピオン。さすがによく似てました。

 本物は外遊中。マクロンとはブリュッセルで会うようです。

 さて、5月24日と25日はジプシーの巡礼祭。

 毎年、南フランスのカマルグ地方の街サント=マリー=ドゥ=ラ=メール(Saintes-Maries-de-la-Mer)で行われます。

Paris_StMDM.jpg



下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年5月24日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 巡礼は聖女サラに捧げる歌から始まりました。聖女サラはジプシーの守護聖人です。

 「小さい頃から父がこうしてギターを弾きながら歌ってくれました」と男性。

 音楽が聞こえてくるとダンスが始まります。

 こちらのご家族、毎年、この日になるとこうして巡礼にやってくるそうです。

 「小さい時は馬に乗ってきましたよ。この日は必ずここにきます」と女性。

 ロマ、シンティ、ツィガヌなど、様々なルーツのジプシーがこの街に集まってきます。

 そして、観光客も世界中からやってきます。

 その数、数千人にもなるとか。

 「5月になるとなぜかここに来たくなるんですよ」と男性。

 「これは一つの文化なんです。それに愛でもあります。家族全員がここに集まるんです」と別の男性。

 音楽とダンスで再会をお祝いしたら、静かにお祈りの時間です。

 ここはノートル=ダム=ドゥ=ラ=メール教会の地下礼拝堂。

 ろうそくに日を灯し、黒い聖女サラ像に祈りを捧げます。

 サラは、キリストの磔刑後この地にやってきた3人のマリアの従者で、エジプトまたはインドから来たとされています。

 そのために黒い像になっているらしい。

 「喜びや苦労を打ち明けに来ました」と女性。

 何か願いを叶えてもらうために来た人もいるようです。

 「聞き入れてくれるのかくれないのかわかりませんけどね」と男性。

 このジプシーの巡礼祭は1935年から始まったそうです。

 25日には、この黒いサラ像は興しに乗せられ海まで連れて行かれるようです。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、幼稚園で初めてギターを子供達に見せた。10分ほど演奏すると子供達が周りに集まってきた。ギターについて何か聞かれるぞと思ったら、最初の子が言った。『どうして先生には髪の毛がないの?』


VDM(Vie de Merde)より


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さくらんぼの季節 [プロヴァンス地方]

 マクロン大統領がドイツのメルケル首相を訪問した映像が→こちら

 すごく仲よさそうじゃないですか。5年も前からの知り合いだそうですから心配なし。

 一方、組閣ですが、現地時間の今日午後3時(日本時間の午後10時)に発表されるそうです。

 散々待たされた挙句、またあの事務局長が発表するんでしょうか?

 今度は人数が多いから15秒で終わりってわけにはいかないですよ。

 男女半々ということらしいので16人くらいでしょうか?となると一人15秒で少なくとも5分くらいはかかりますよね。

 どうも、右派、左派、中道を、がらがらぽんとやって出来るんじゃないですかねえ。ちょっと楽しみです。

 とはいうものの、来月には国民議会選挙が控えているので、選挙後にまた組閣をやり直さなくてはならなくなるでしょう。

 それはさておき、フランスではそろそろさくらんぼが市場に並び始めました。

Paris_MVentoux.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年5月16日に放送)(▸をクリックしても映像が出てこない場合はウィンドウの下の文字をクリック

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 緑の葉っぱの間から、たわわに実った赤いさくらんぼがのぞいています。

 ここはヴァントゥー山の麓にある果樹園。

 1週間ほど前からさくらんぼの収穫が始まりました。

 果樹園のオーナーのジャン=クリストフさん、お天気と相談しながらここまで育ててきました。 

 「質のいい実に育ちました。いい色をしています。ツヤもありますよ。中には糖分がいっぱい詰まってます」

 さくらんぼにもいろんな種類があるようです。それによって熟す時期も違うそうです。

 「ここは自然の環境に恵まれた特別の場所なんです。日差しに恵まれ、雨も多すぎず少なすぎず、必要な分だけ降ってくれます」

 収穫されたさくらんぼは、すぐに青空市場に並びます。

 一つ二つ味見をしたら、どのお客様も必ず買って行ってくれるそうです。

 「すごくおいしいわあ。デザートにしていただきます」

 ここはフランスで一番さくらんぼの生産が盛んな地域なんだそうです。

 収穫は後6〜7週間続けられるそうです。

 もう何年の前のことですが、欧州を旅して回っていた頃、街角の屋台で売っているさくらんぼをよく食べました。

 三角の紙の袋一杯に詰め込んでくれるの、上の方から順に歩きながら食べたものです。

 またこの時期の欧州の気候がいいんですよねえ〜。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、飲み会から帰ったらフルーツが食べたくなった。で、思わず皮付きのキウイを丸かじりしてしまった[あせあせ(飛び散る汗)]


VDM(Vie de Merde)より


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5月のバラ [プロヴァンス地方]

 日本人が「マクロン」と発音するのをそのままフランス語に置き換えるとMakeulonになるらしい。本当の綴りはMacron。

 さて、5月といえば穏やかな春の日を思い浮かべますが、近頃では寒暖の差が激しかったり雨の日も多かったりして、あまり穏やかではないですね。

 しかも本日土曜日は日本列島の半分は一日中雨。

 そんな一日を忘れさせてくれる映像を紹介しましょう!

 気候の温暖な南仏はすでに初夏の陽気。幸せを運んできてくれそうなピンクのバラが満開です。

Paris_Grasse.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年5月12日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ここは香水の町として知られる南仏のグラース(Grasse)。ピンクの美しいバラが摘み取られています。

 このバラ、ローズ・ドゥ・メ(rose de mai)(5月のバラ)と呼ばれ、今が収穫の真っ最中。

 もう50年以上も前からこの地で続いている作業です。

 何のために収穫しているかと言えば、お察しの通り香水を作るため。

 5月は毎日この作業が続けられます。そして摘み取る作業は必ずこうして人の手で行われます。

 素手で大丈夫なんでしょうか?バラには必ずトゲがあるような・・・。

 熟練の方が多いようで、そんな心配は必要なさそうです。

 うまいこと花だけをさらっと摘み取っています。

 「自然の中で外の空気吸いながらの作業は気持ちがいいですよ。それに、この香り。夜まで全身に残っているんです」とキャミソール姿の女性。もう夏ですね。

 「3ヶ月前から手入れをして、こうして花が咲いているのを見るのはとても嬉しいことです」と生産者の方。

 こちらのバラ園は4代にわたって同じ家族が経営してきました。

 2ヘクタールの畑で毎年7〜8トンのバラを収穫するそうです。

 「新世代の香水業者にも受け入れてもらえるように数年ごとにバラも一新させなくてはなりません」と生産者。

 別のバラ園でも収穫作業が続いていました。ここでは蒸留に力を入れています。

 この工場はグラースで唯一バラの香りの水を作っているそうです。

 このバラはオーガニック。化粧品や食品に使われます。

 作業を始めて3時間後、やっとバラの香りの水が出てきました。

 「香りを取り出すための蒸留は5000年も前から行われていました。クレオパトラはバラの花びらを浮かせたお風呂に浸かっていましたからね」と生産者のフランソワさん。

 このバラの収穫は5月いっぱい続けられるそうです。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、彼のジャケットのポケットから領収書が出てきた。2015年2月12日、ネックレスを買ったらしい。その年のバレンタインデーには彼からはバラの花を一輪しかもらってないけどね・・・

VDM(Vie de Merde)より


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ケラ地方を訪ねて5 [プロヴァンス地方]

 何やかや言って、あっという間に1月が終わって、もう2月です。

 

 暦の上では今日は立春。そろそろ春が恋しくなってきました。桜の開花まではまだ2ヶ月ほどあります。

 

 昨日、梅の話をしたばかりなのに、今日はもう桜の話か・・・。

 

 さて、ケラ地方シリーズも今日が最後です。

 

 最終回は、豊かな森林資源を使った工芸品のアトリエを訪ねます。 

 

 Paris_Queyras.jpg



 

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2017年1月27日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。 


 

 雪の下を流れる川。川の水は凍らないようです。日当たりが良いせいでしょうか?

 

 こちらがそのアトリエです。木を削る音・・・。

 

 「これがケラ模様の代表的なものです。六角形の星と、こっちのは”太陽”と呼ばれているものです」とモーリスさん。

 

 ここは標高2,700メートルのところにある小さな村アブリエス(Abriès)のはずれにある50人ほどが暮らす集落です。

 

 天然の湧き水の流れだす共同水道の柱にも伝統の模様が彫られています。

 

 「職業であろうが趣味であろうが、家族のうち一人は必ずこの彫刻をやっていますよ」

 

 モーリスさん、奥様のパトリシアさんと一緒にこの工房を営んでいます。

 

 モーリスさんはこの村の生まれではありませんが、もう40年近くも前から彫り続けて、心も体もすっかりこの地に根付いてしまいました。

 

 仕事は、奥様がデザイン担当で、板に彫るのがモーリスさんの担当です。

 

 「彫刻にはこの板がよく使われています。質が均一なので使いやすく仕上がりもいいんです」

 

 コンパスを使ってパトリシアさんが板に模様を描いています。

 

 「シンプルなモチーフを組み合わせたり、同じ模様を繰り返したりして、それぞれ個性のあるデザインに仕上げるんです。私たちはわりに凝った模様を制作しています。例えばこれです」

 

 確かに、ちょっと複雑で繊細です。

 

 「これは1515年頃の雨戸に彫られていた模様なんです」

 

 そんな時代から続いている工芸なんですね。同じような幾何学模様なのに組み合わせるとそれぞれ異なった表情になります。

 

 一方、モリーヌ=アン=ケラ村(Molines-en-Queyras)近くにある別のアトリエでは、ナターシャさんがオリジナル作品を制作しています。

 

 雪山の見えるテラスで、木製の球体をガスバーナーで焦がしています。

 

 「こうしてバーナーを当てると、パチパチ音をさせながらヒビが入っていきます」

 

 最後は一体どんな作品になるんでしょう?

 

 時間をさかのぼると、まずはアトリエの機械で元になる木製のオブジェを制作します。

 

 「木は温かみがあって生きてるんです。これを気の向くままに加工して作品を作るんです」

 

 ああ、なるほど、こんな作品になるんですね。

 

 これはケラ地方の雪景色をそのまま作品にした感じ。

 

 でも私の目には、粉砂糖をかけたチョコレートに見えてしまいます・・・。

 

 終わり。 

 

 

<お知らせ>

 

こちら肉球クラブ」さん、 クラウドファンディング開催中

(2月3日(金)午後11:00まで ) 

詳しくは下記の文字をクリック! 

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CloudF_cats.jpg

 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、制作していた彫刻の一つに手を入れようとして親指をなくしてしまった。いや、正確に言えば、親指を2グラムほどなくしてしまった」

 

 

VDM (Vie de merde)より




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ケラ地方を訪ねて4 [プロヴァンス地方]

 近くの公園の梅園が赤と白に色づき始めました。

 

 太宰府天満宮から分けてもらったという飛梅の子孫は、1月の上旬にはいち早く花をつけていました。

 

 枝垂れ梅はどうかなと気になって見てみると、赤い小さな花が開いているではありませんか!

 

 とは言っても、全体にはまだ2〜3分咲きといったところ。

 

 毎年開催される梅まつりは来週の土曜日からのはずですが、すでに仮設小屋やテントが設置してありました。

 

 梅まつりが始まると人で混雑します。のんびり梅を観賞できるのも今のうち。

 

 さて、ケラ地方シリーズの四回目は、フランスアルプスの風景とともに冬の自然を紹介しましょう。 

 

 Paris_Queyras.jpg



 

 下記ウィンドウのをクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2017年1月26日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。 


 

 冬、ケラ地方へと続く道はこのギル峡谷(Gorges du Guil)のみ。

 

 終点まで車を走らせると、手つかずの自然が待っていました。険しい岩山に雪が積もっています。

 

 ニコラさんがケラ地方にやってきたのは今から20年以上も前のこと。

 

 以来、ここでずっと暮らしています。ニコラさんを虜にしたのはこの自然。

 

 「こういう人里離れたところで暮らすということは、孤独を覚悟しなくてはなりません。でも、完全に孤独ではないんです。むしろ逆ですよ。こうして山を歩けば、様々な植物や生き物に出会うからです。そして自然の中で暮らすというのは自由を感じることでもあります」

 

 谷間には小さな集落があります。その向こうには雪をかぶったアルプスの山々。

 

 様々な植物や生き物と言っても、これだけの雪の積もった冬では出会うのはちょっと難しそうな・・・と思っていたら、その痕跡が見つかりました。それはキツネの足跡。

 

 「ほら、これですよ。まだ新しいので昨晩ここを通って行ったのでしょう。2匹いたはずです。キツネは餌を探して何キロも移動するんです」

 

 周りを見渡すと何もないと思っていた雪山に鳥や鹿の姿が見えてきました。

 

 「冬は食料が乏しくなりますから、動物たちのためにこうして餌を置いているんです」とニコラさん。

 

 確かに干し草が置いてあります。しかし、野生の動物は警戒してなかなかこちらにはやってきません。

 

 この辺りは標高2,800〜3,000メートルの山の中。この地域独特の動物たちが暮らしています。

 

 のろ鹿、ムフロン(ヒツジの一種)、シャモワ等々。

 

 しかし、何と言っても注目はこの鳥、クロライチョウです。

 

 なんだか随分おしゃれな鳥ですね。オスです。この地方のエンブレムのような存在です。

 

 これだけ美しい鳥ですが、その姿は簡単には見ることができないそうです。

 

 そんな自然公園の中には人間がスキーを楽しめるようにコースが作られています。

 

 ただし、コース以外は自然保護のために進入禁止になっています。

 

 「それぞれが自分たちの活動範囲を守って暮らしているんです」

 

 野生の生き物やメレーズの森など、ケラの住人にとっては自然が一番の宝物かもしれません。

 

 続く・・・。 

 

 

<お知らせ>

 

こちら肉球クラブ」さん、 クラウドファンディング開催中

(2月3日(金)午後11:00まで ) 

詳しくは下記の文字をクリック! 

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CloudF_cats.jpg

 

 

******** フランス人のつぶやき *******

 

 

「今日、私が働いている日焼けサロンに、スキー用のゴーグルをつけたお客がやってきて言った。『会社の同僚たちに見せるためさ。あいつら羨ましがるぞ〜』」

 

 

VDM (Vie de merde)より




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