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シャランテーズ [メイド・イン・フランス]

 昨日登場したガラビの高架橋は、今年で135周年を迎えるそうです。

 エッフェル塔より前に作られたようですからエッフェル塔よりは年上なのは当たり前ですが(1884年の完成)、そんな年には見えないくらい美しかったですね。

 着工から完成までにかかった時間は4年。当時としては画期的な速さだったようです。

 工事に雇われた労働者の中には200人ほどのイタリア人が含まれていたそうです。主に石工として働いていたとか。

 危険な工事で死者も出たようです。高架橋の美しいパノラマの写真は→こちら

 現在、ユネスコの世界遺産登録を目指しているらしい。

 さて、欧州では先週の土曜日から日曜日にかけて1時間早まって夏時間に変わりましたが、欧州議会は、この時間変更を2021年に終了することを正式に承認しました。

 終了は来年かと思っていたら再来年になったようです。その後、どの時間帯を採用するかは各国の裁量で決めるようですが、どっちにしても少なくとも今の夏時間は10月まで続きます。

 しかし、夏時間が始まったとはいえ、冬と春が同居しているような状況。油断すると身体が冷えて風邪を引き込まないとも限りません。

 そんなわけで、この履物はまだまだ手放せません。

 Paris_Riviere.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年3月26日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 それはこの室内履き。フランスではパントゥッフルと言いますが、特にフランス西南部のシャラント県でつくられるパントゥッフルは “シャランテーズ” と呼ばれ、高品質の特産品として知られています。

 この “シャランテーズ” が、この度、IGP(保護地理的表示)を獲得したそうです。

 ということは、この地域で作られたパントゥッフルでなくては “シャランテーズ” という名称を使って売ることはできなくなりました。

 「シャラント県に、気の利いた、心地のいい履物ができたというのは本当にいいことだと思いますよ」と男性。

 「ええ、うちに一足持ってますよ。クリスマスのプレゼントで家族からもらったものです」と別の男性。

 シャラント県の製造会社5社がIGPを申請し、それが認められたということのようです。

 これからは安心して本物の “シャランテーズ” のパントゥフルを買うことができるようになります。 

「シャランテーズは手作りで品質がいいですから私の誇りです」と女性工員。

 本物のシャランテーズは裏返しのまま仕立てられます。そして最後にこんな風にくるっとひっくり返して完成です。

 年間500,000足のシャランテーズが製造されるそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、飛び回るハエを叩き落そうとしたら、パントゥッフルが手から離れて窓から外に飛び出していった。ライオンの顔のついたパントゥッフル、未だに外に拾いに行くことができない[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より



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ポップコーン [メイド・イン・フランス]

 そろそろ十連休が射程内に入ってきました。などと、今から言っているようでは出遅れてますねえ〜。

 しかし、出かけると言ってもどこも混雑していそうで、そんな気にはなれず。

 ある調査によれば、6割あまりの人が家で過ごすことにしているとか。わが家もその中に入りそうです。

 こうなったら断捨離ウィークと銘打って大々的に家の中の整理でもするか・・・。

 先日、それに近いようなことをしていたら、台所の棚からいつのものとも知れないようなトウモロコシの粒が出てきました。試しに、フライパンにバターを溶かしてコロコロやってみたら、めでたくポップコーンが出来上がって、皆で美味しくいただいたのでした。

 その後お腹を壊したという話もありませんから、保存状態がよかったんでしょう。

 それはともかくとして、本日は、そのポップコーンのお話です。

 フランスは欧州一のポップコーン製造国だそうです。日本に輸出までしていると言いますから驚きです。

 Paris_Bezeril.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年3月1日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 鍋の中でポンポン弾けているのがポップコーン。

 そして、カリカリっと食べては、ゴソゴソっと手に取り、またカリカリっと食べる。これを繰り返している場所はと言えば・・・映画館です。

 フランスでのポップコーンの年間売上は毎年5%増。年追うごとに食べる人の数が増えているようです。

 ところで、この方々が食べているポップコーンはどこで作られたものでしょう?

 「全然わからないです」

 「たぶんアメリカじゃないですか?」

 ブーッ!フランスで消費されているポップコーンの70%がこの工場で作られています。

 ここはフランス南部ジェルス県の小さな村ベゼリル(Bézéril)。

 欧州一のポップコーン製造会社ナタイス(Nataïs)の歴史は今から25年前に遡ります。

 社長のミカエルさんは当時ドイツ人の若き農業従事者でした。フランスに恋したミカエルさんはフランス南西部に農地を購入。その後、アメリカに行ったことで人生が変わりました。

 「アメリカの同業者に会ったところ、ポップコーン用のトウモロコシを作っていたんです。彼がそっちでも作ってみたらどかと言いながら、いくつか種をくれたんです。それが今のナタイス社の始まりです」

 現在、1分間に300袋を製造し、国内だけでなく、ロシア、中国、日本を含む40か国に輸出する大企業になりました。

 遺伝子組み換えしていないトウモロコシを使った高品質のポップコーンは高い評価を受けています。

 そして、これまでヒマワリ油を作るためにヒマワリを栽培していた畑は、徐々にトウモロコシ畑に変わっています。

 工場から200キロ弱のこの地域では、ナタイス社の社員が各農家にポップコーン用のトウモロコシの種を配布し、栽培方法を指導しています。

 「以前は家畜の飼料としてトウモロコシを栽培していましたが、ポッポコーンに切り替えてからは収入も増えました」と農家の男性。

 一方、こちらは工場の開発研究所です。ポップコーンに最適なトウモロコシの種類を研究するのと同時に、様々な味のホップコーンの開発も行われています。

 「今はカプチーノ味を開発しているところです」

 テーブルのサンプルを見ると、桃味、トリュフ味、ファラフェル味なんてのがあるようです。

 それと同時に、無農薬のオーガニック栽培のトウモロコシも徐々に増やしていくことになっています。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、ポップコーンを作ることにした。鍋にトウモロコシを入れて火にかけ、2分後に戻ってきて初めて気がついた。ポップコーンを作る時は必ず蓋をしなくてはならないことに[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より



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シャランテーズ [メイド・イン・フランス]

 月曜日恒例の節約晩ご飯シリーズは放送がなかったのでお休みです。

 さて、気温が下がったせいか、最近は火を使った料理を作ることが多くなってきました。つまりはまともな料理が作れるようになったということでしょうか。

 食欲の秋っていいますが、そういうところからも来ているのかもしれません。

 季節は冬に向かって歩を進めていますが、寒くなると暖かくしたいのが足。冷えますよねえ。

 そんな時はやっぱりパントゥッフル。毛糸のいっぱい詰まったふかふかの室内履きです。

 特にフランスのシャラント県でつくられるパントゥッフルは “シャランテーズ” と呼ばれて冬になると活躍します。

Paris_Charent.jpg

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年11月2日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 こちらがそのシャランテーズ(charentaise)。あったかそうですね。

 私も冬になると愛用してますが、実際、あったかいのですよ〜。しかも素足で履くと心地いい。さらに底がフエルト生地でできているので歩いても静か。もう手放せなくなります。

 お値段はといえば約4,000円〜6,000円くらい。

 シャラント県で作られているからシャランテーズなのですが、最近は外国産の安価なものが出回り始めてのんびりしていられない状況だそうです。

 県内にある6つの生産者は例のIGP(保護地理的表示)を申請中だそうです。これが承認されれば、シャラント県で生産されないシャランテーズは “シャランテーズ” という名称を使用することはできなくなります。

 「IGPが認められれば、中国製ではなくフランスにある弊社で製造されたものだということを保証することができます。これは我々にとっても消費者にとっても重要なことなんです」と責任者の方。

 その本物のシャランテーズは、こんな風に裏返しのまま縫製されます。これが何年も前から続いてきた伝統の作り方です。最後の最後にひっくり返して完成です。

 どうやってひっくり返すのかと思っていたら、こんな道具を使うんですね。まずかかとの部分を軽く返して、最後につま先をひっくり返す。

 この道具、単純な道具に見えますが、長い経験があってこそこの形になったんでしょうね。

 クリスチャンさんは14年もこの作業を続けているベテランです。

 「裏地を表にして作るので、最後に表にしてあげないといけないんです」

 考えてみれば、あの分厚い生地を表にしたまま靴の形に作り上げるのは難しいですね。

 そうかと思えば、こちらの工場ではひっくり返す必要のないシャランテーズを製造しているそうです。

 そのためには特殊な縫製機が必要です。こちらがその機械。

 「新しい市場の開拓が必要なんです。そのためにもフランス製だというしっかりとして保証が大切になってくるんです」と責任者の方。

 IGPが承認されれば市場の拡大が見込まれています。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、残業続きの一週間が終わって疲れ切っていたせいか、パントゥッフルを履いたままシャワーにかかってしまった[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より



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共通テーマ:ファッション

英国のパスポートは・・ [メイド・イン・フランス]

 もう春だ!ということで、昨日は少々薄着で出かけたところ、午前中はすっかり身体が冷え切ってしまいました。

 この時期、注意しないと風邪ひきますねえ。

 さて、現在の国際的ニュースと言えば、米朝会談ですが、ちょっと前まではBrexitの問題で持ちきりでした。

 このBrexitの流れを受けて、なんと英国のパスポートがフランス製になるかもしれないそうです。

UK_London.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年3月23日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 英国のパスポートはこれまでEUと同じワインレッドでした。

 しかし、Brexitを期に、かつての青に戻すことになったそうです。

 そこでその製造のために一般入札を募集。その結果、フランスの会社に決定したというわけです。

 EUにつべこべ言われたくない!と言って独立してしまうのに、国籍を証明するパスポートが他国で製造されるなんて、なんとも皮肉なお話。

 「こんなのどうにかしてますよ。尋常じゃない。でもフランスは仕事を手に入れ、しかもお金も儲かっちゃうわけだからいいわねえ〜(笑)」と女性。

 この事件で英国政府に怒りの矛先を向けた記事を掲載している新聞もあるとか。

 「どうして自国のことやその歴史、その文化をこんなに嫌うんでしょう。自分達のルーツなんですよ。こういう記事を読むと気分が悪くなりますよ」と男性読者。

 この事件の騒動から英国の2つの顔が見えてきます。

 一つはユーモア好きの英国、もう一つは問題を抱えている英国です。

 「関税に関してアイルランドとの問題を抱えているんです。皆、Brexitを目の前にして道に迷い疲れきっているんですよ」と英国人男性。

 今回のパスポート事件も含め、メイ首相はBrexitをうまく主導できていないと批判にさらされています。

 今回の事件に関する英国の反応についてトニー・ブレアの側近だった元大臣に聞いてみることにしました。

 「反EUの議員の中には『ああ、なんてことだ、自国民を証明するためのパスポートをあの意地悪なフランス人に印刷させるとは!!!』と怒っている人がいるわけです。この不条理な状況を面白おかしくもてあそんでいるというのが今の状況だと思いますよ」

 もう一度入札を最初からやり直したほうがいいという議員もいるそうですが、そこまではしないでしょうね。

 パスポートの製作をフランスの会社に任せたのは、ある意味、Brexitのショックを和らげるための英国政府のちょっとした策だったのかもしれません。


******* フランス人のつぶやき *******


今日、小学校3年生のクラスでBrexitについて話した。英国はEUから離脱するのだと言ったら、一人の生徒が言った。『先生、それならイギリスは一体どの大陸に行くことになるの?』

VDM(Vie de Merde)より



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トランプ [メイド・イン・フランス]

 トランプとは言っても、あのアメリカのトランプ氏ではなく、様々なゲームを楽しむことができるカードのこと。

 このカードを製造するフランス最後の工場がロレーヌ地方にあるそうです。

 ゲームと言えば、テレビやパソコンという時代に、カード?なんて思っていたら、なんと国内だけではなく海外への輸出も手がけるほどの繁栄ぶり。

 どんな工場なのか訪ねてみましょう。

Paris_SaintMax.jpg



下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年3月2日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 カードゲームを楽しむ4人の若者たち。ここはゲームカフェ。

 「カードゲームは伝統のゲームです。カードがあれば誰でも楽しむことができます」と若者。

 そのカードを製造しているのがこの工場です。年間1000万個のカードゲームが製造されているそうです。

 その品質の鍵が印刷の技術。

 ちょうど、サッカーのフランス代表チームを印刷したカードが作られている真っ最中。

 「印刷ムラがないかどうか常に監視する必要があります」と従業員。

 従業員は全部で50人。

 真剣にカードゲームを楽しむ人たちにとっては大切なカードです。

 「試しにカードを引き裂いてみましょう。真ん中に黒い部分があります。光にかざしても透けて見えないようにするためです」と従業員。

 ここで製造されたカードはカジノにも納品されます。となると一枚たりとも不良品をが混じっていてはいけません。

 最後にこうして一枚一枚チェックします。

 1962年にナンシーにある企業が、160年もの歴史のあるカードゲーム会社La DucaleとGrimaudを買い取り、現在のこの工場France Cartesが生まれました。

 高級感漂うカード。カードもここまでくると職人さんの領域です。

 「手作りのカードといえると思います。それがここで製造されるカードの品質を高めています」と工場長。

 海外への輸出も手がけていますが、カードのサイズは国によって決まっているそうです。

 「こちらがアメリカ向けのカードで、フランスのカードより大きいサイズです。さらに図柄のデザインも異なります」

 確かに、違ってますね。日本でよく見かけるのはアメリカ向けのデザインのようです。

 ここではトランプだけではなく、様々なカードゲームも製造しているようです。

 そしてこちらが伝統のトランプ。1848年から作り続けられています。歴史の重みを感じさせます。 


******* フランス人のつぶやき *******

今日、友人たちとカジノに行った。が、一人だけ中に入れてもらえなかった。身分証明書のチェックで引っかかってしまった。係員が言った。『この身分証明書は偽物だ。どう見ても君は16歳にしか見えない』僕は身分証明書の通り、来月には21歳になるんだよ!

VDM(Vie de Merde)より



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モンベントー [メイド・イン・フランス]

 フランスは今週月曜日から水曜日くらいまで、北の高気圧、南の低気圧の間で、全国的に降雪に見舞われているようです。

 当然、気温もぐっと下がるとか。あちこち寒くてどうにもなりません。

 さて、4年くらい前にフランスでも弁当が普及し始めたと話題を紹介したことがあります。

 当時、弁当箱はほとんどが日本からの輸入だったのですが、いよいよ自前で作り始めたようです。

Paris_ClermontF.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年2月2日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 「これ、なんだと思います?」とリポーター。

 「玉子入れ?」

 「メイキャップボックスかしら?」

 「電話用のボックスじゃないの?」

 そのどれでもありません!

 これは、オーヴェルニュ地方の会社Monbentoが製造した、食べ物を入れるボックスです。電子レンジに入れて温めることもできます。

 日本人ならすぐに弁当箱だとわかりますが、まだそこまでは普及してないのか・・・。

 Monbento(モンベントー)は “私の弁当” という意味。

 1000年以上も前に生まれたという日本の伝統的な弁当箱を少しモダンにして様々な弁当箱を作ってきました。

 山岳地帯を車で走っている時に、この弁当箱を思いついたとか言ってますが、日本製のパクリにしか見えませんよねえ〜。

 とは言うものの、映画「ブレードランナー2049」の主人公に扮したライアン・ゴズリングの傍らにはMonbento社の弁当箱が使われました。

 好きな色を自由に組み合わせたり、好きな模様を入れたりすることができます。そして、中国や日本でも売られているそうです。

 個々のニーズに合わせてカスタマイズできるというのがこの会社のトレードマークになっています。

 「自分のお金をちょっとおしゃれなものに使いたいという若者が増えてきました。それにフランス製というのも価値を高めていると思います」と会社のデザイナー兼共同設立者。

 そしてこちらのお店では、使い捨てのパックはやめて、Monbento社製の弁当箱を使っています。

 お弁当は一つ12.90ユーロ。日本の相場からするとちょっと高いですね。

 空になった弁当箱は回収してまた使用するそうです。

 「これなら無駄のないバランスの良い食事ができますし、ゴミも出ません。ベントーはとても良いと思います」と女性。

 Monbent会社はさらに市場の拡大を狙って、高級弁当箱の製造を始めました。

 こちらはブナの木を使った弁当箱です。

 ブナはシェフに人気の木材。料理の小物などに使われているそうです。お値段は99ユーロ(約1,360円)。

 ちなみに普通の弁当箱は35〜40ユーロ。日本でも手に入るようですが、ご覧の通りのお値段。びっくり。



******* フランス人のつぶやき *******

今日、義理の母に言った。『寒さはどおってことないんですが、暑いのがどうも耐えられませんよ』すると義理の母が言った。『ああ、そりゃそうね。脂肪のせいだわ』

VDM(Vie de Merde)より



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ボタン [メイド・イン・フランス]

 東京もだいぶ涼しくなってきました。街をゆく人たちの装いもすっかり秋に変わっています。

 この調子でどんどん涼しくなって、最後は分厚いコートが必要なくらい寒くなってもらいたいものです。

 なんて言っておきながら、寒いのが続くと早く暖かくなれ!なんて言うことになるんでしょう。身勝手なものです。

 さて、ネットのニュースをチェックしているとこんな記事を見つけました。

 6年前、東日本に大変な被害をもたらした大震災。その時の津波で流されたがれきに乗って、120種類以上もの海の生き物が命をつなぎながら太平洋を横断しているとか。

 全てが海のゴミになってしまったと思っていましたが、そこから生まれてくるものもあるようです。

 それはさておき、本日の話題はボタン。

 フランスのジュラ地方にある小さな村ラヴァン=レ=サン=クロード(Lavans-lès-Saint-Claude)はフランス製ボタンの一大生産地だそうです。

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年10月5日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 「ボタンのない服はボタンのある服と同じ価値を持つとは思えないですね」と女性。

 ボタンは実用的なものですが、飾りという別の側面も持っています。

 お花の形のボタン、かわいいですね。色もカラフル。これがぜんぶ金貨だったら、なんてしょうもないことを思ったり・・・。

 こんなボタンを作っている工場は、この山間の村にあります。人口は2000人足らず。

 「洋服を買いに行って一番先に見るのは服ではなくボタンなんです(笑)」と工場の女性。

 ここはボタンメーカーKocher。従業員は12人という中小企業ですが、創業は1910年と、100年以上もの歴史ある会社です。

 毎年、数百万個のボタンがここで作られているそうです。その種類も豊富で、植物や木を使ったものからポリエステルのものまで様々なボタンがあります。

 「これが原料のポリエステルです。これを輪切りにしてボタンを作ります」と男性。

 かつて人の手で行われていた作業も今ではコンピュータとマシーンで行います。

 コンピュータでデザインし、レーザーが彫る、そういう行程になっているようです。

 「これらは2019年冬のコレクション用です」とスタイリストのフェビエンヌさん。

 チーム一丸となって毎年80種類あまりのボタンを制作し、オートクチュールや小間物店に納品しています。

 「最近は自然の素材を使ったボタン、例えば木製のものとかの注文が多いです。そしてシンプルなものでありながらも、他とはちょっと違ったボタンが喜ばれます」とフェビエンヌさん。

 こちらの男性フランクさんがこの会社の社長さんです。1年前にこの会社を買い取りました。とは言っても、フランクさんの家もボタンの製造業者でした。

 見せてくれたのは1950年代に製作されていたボタンのサンプルです。

 「ここにあるのは職人さんが手作りしたものばかりです。私の役目は昔から続いてきた産業をさらに続けていくことなんです。そこには大切な技術が残されていますからね」とフランクさん。

 かつてこの村には10軒ほどの工場があったそうです。現在はそれが3軒だけになってしまいました。

 こちらの工場で35年間働いてきたこの男性は、アジアへの工場移転が盛んに行われていた頃のことをよく知っているそうです。

 「技術を持っている高齢者は若い人にその技術を伝える機会もなく皆引退してしまってるんです」

 ここはボタンメーカーのMeynier。従業員は35人。この方が社長のジャックさん。お祖父さんが作った会社を継いでここまで続けてきました。

 「これは伝統を引き継ぐ技の仕事なんです。高級な手作りボタンは徐々に注目され始めています」

 こちらの豪華なボタンは2ヶ月後にオートクチュールのドレスを飾ることになっているそうです。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、忙しい1日を終えての帰り道、バスから降りそこなってしまった。居眠りしてたんだろうって?いやいや、背中のボタンが座席の間に挟まって動けなくなってしまったのよ[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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アコーディオン [メイド・イン・フランス]

 ロンドンの高層マンションの火事は大惨事になってしまいましたが、イギリスには同様の外壁を施した建物が600棟もあるとか。

 同じことが繰り返されたのでは目も当てられません。早急にすべての建物を調査する必要に迫られているとか。ちょっと頭の痛いお話ですね。

 さて、スランスでは新内閣が決まりました。メンバーは→こちら

 男性と女性は同人数でそれぞれ15人ずつ。今回は数が増えたせいか、エリゼ宮の庭で記念撮影が行われたようです。

 それはさておき、フランスでは今週水曜日が「音楽の日」でした。各地で様々なイベントが開催されたようです。

 本日はその音楽にちなんで、数ある楽器の中からシャンソンにぴったりのアコーディオンを紹介します。

Paris_Beynost.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年6月21日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 アコーディオンの奏でる音楽に合わせて楽しそうにステップを踏む方々。

 ここはダンスホール?高齢者の姿が目立ちます。

 アコーディオンを弾いているのがステファニーさん。

 演奏を始めてからかれこれ30年にもなりますが、ずっと同じメーカーのアコーディオンを使い続けています。

 その工場がリヨン郊外の町ベノ(Beynost)にあります。

 創業1904年のカヴァニオロ社(Cavagnolo)。もう100年以上も前からアコーディオンを製造しています。

 何やら複雑な作り・・・。

 精密機械と同じで、これは長い経験のある職人さんでなくては作れません。

 「アコーディオンは8,500個のパーツでできています。精密さが要求されますから製作には高い技術が要求されます」と工場長。

 従業員の数は9名。その他合わせて15人ほどが常時仕事をしているそうです。

 ティエリーさんは38年前にこの職業につきました。先輩たちと一緒に働きながら仕事を覚えたそうです。

 「楽器はそれぞれに音色が異なります。ですから、お客さんは自分の好みにあったアコーディオンを選びます」

 カヴァニオロ社はイタリア人ドメニコ・カヴァニオロによって設立されました。

 最盛期には100人ほどの従業員がフルで働いていました。

 こちらは創業者のお孫さん。

 「祖母は従業員を家に呼んで食事を振舞いました。本当にイタリアの家族という雰囲気だったそうです」とお孫さん。

 カヴァニオロ社のアコーディオンも愛用者にはエディット・ピアフの伴奏者やエヴェット・オルネ、マルセル・アゾラなどがいたそうです。

 そして最近ではこの方、クローディオ・カペオ(Claudio Capéo)も愛用しているとか。

 確かに、Cavagnoloのマークが確認できます。

 「若者に取ってアコーディオンのイメージは昔とはだいぶ違っていますよ」と男性。

 最先端技術を使って、軽くて、しかも購入者の希望に合わせてカスタマイズした音が出せるように変身しているそうです。

 こちらは先ほどのダンスホール。アコーディオンの伝統的な音が部屋いっぱいに広がります。

 「あの音が心を癒してくれるんです。それに自然と力が湧いてきて、悩みを忘れてしまいます」と女性。

 そういえば、昔のNHKのど自慢では、横森良造さんがアコーディオン一台でどんな歌にも伴奏をつけてくれてましたっけ。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、僕の同居人は僕がかける音楽が気に入っているらしい。何しろ僕の部屋のドアを蹴破るくらいだからねえ〜。こうなるとさらに僕の音楽がよく聞こえるというわけさ


VDM(Vie de Merde)より


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豪華客船 [メイド・イン・フランス]

 フランスは今週末から月曜日にかけてまた三連休です。

 なぜに三連休かと言えば、日曜日が聖霊降臨祭、その翌日の月曜日もその流れで休み。

 4月から6月まであれやこれやで連休が続きます。

 で、7月に入ると夏のバカンスが始まってしまいます。休みが多くて羨ましい・・・。

 さて今週水曜日、フランス西部の造船の町サン=ナゼールで製造された豪華客船が発注者であるMSCクルーズに引き渡されました。

 この時、マクロン大統領が経済大臣を伴って立ち会ったそうです。

 客船を一隻作るとなると経済効果大。二人は作業員たちの苦労をねぎらったそうです。

 そして、さらに4隻の受注を発表しました。その額は合計で45億ユーロ(約5,600億円)にもなるそうです。

 これはやはり大統領自ら出向いて奨励しなくてはならないでしょうね。

 その出来立てホヤホヤの客船が、二日かけてサン=ナゼールからノルマンディ地方のル・アーヴルまでのミニクルーズを行ったそうです。

Paris_StNetLHavre.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年6月2日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 こちらが豪華客船Meraviglia号。

 世界で最も大きな客船の一つで、長さ315メートル、幅65メートル。

 「この客船の旅はエレガントなイタリアを感じさせてくれます」と女性。

 「こうやって自分たちが作った船に二日間乗れるというのは素晴らしいことです」と男性。

 このミニクルーズ、船主が2,000人を招待して行われました。その中には造船所の従業員も含まれています。

 こちらの男性、自分が設計したエレベーターに乗って客室へと向かいます。

 お部屋にはバルコニーもついています。

 「客船の旅は初めてです。こんな豪華なバカンスを過ごすことはないですが、こういうのも悪くないですね」と奥様。

 巨大な船がブルターニュ地方の海を滑るように進んでいきます。

 土曜日には本物のお客様5,700人を乗せ出発することになっています。

 その準備に1500人の乗組員が働いているそうです。

 プールは全部で4つ。ジャグジーのお風呂もあります。

 中はまるでアーケード付きのショッピング街。これが3階まであるそうです。

 中でも注目はこのチョコレート屋さん。フランスの優秀職人の称号を持ち、ラスベガスでお店を開いている職人さんがチョコレートを作っています。

 そしてこちらはスイートルーム。すぐそばに専用のバーがあります。

 スイートルームになると色々特典があるようです。出発前にヨットクラブでヨットを楽しんだり、航海中は部屋まで料理を運んでもらったり。

 とはいうものの旅の費用がちょっと気になります。

 客船にはレストランやバーが20軒ほどあります。そしてゲームを楽しむスペースがあるかと思えば、客席数1000席ほどの劇場もあります。

 一つの街が船の中にそっくりそのまま海上に出来た感じです。

 こうして一夜が明け、ル・アーヴルの港に到着しました。

 6月3日土曜日、この港で華々しく命名式が行われるそうです。

 名付け親になるのがイタリアの女優ソフィア・ローレン。花火の打ち上げもあるようです。

 これだけの大きな客船ですから命名式も見応えがありそうです。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、一週間の地中海クルーズに当たった。2017年度中に行けばいいらしい。しかし、学校が休みの日じゃない日に限る・・・私は教師です[ふらふら]


VDM(Vie de Merde)より


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カフェの椅子 [メイド・イン・フランス]

 マカロンってどうしてあんなに高いのかなと思ってちょっと調べてみたところ、どうもアーモンドパウダーが高いようです。

 マカロンに最適という触れ込みのものは1キロで2000円近くします。小麦粉の10倍ほど。

 あの値段になるのも致し方なしでしょうか・・・。

 さて、ただいま全仏オープン開催中のパリですが、パリと言えば頭に浮かぶのがカフェ。

 そのカフェのテラスに欠かせないものと言えば籐の椅子です。

 この籐の椅子を長年にわたって作り続けている工場がオワーズ県の小さな村にあります。

Paris_Gilocourt.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年6月1日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 懐かしい白黒映像。パリと言えばこの風景ですね。

 皆さん、カフェの籐の椅子に座ってくつろいでいます。

 有名な芸術家たちもこんなカフェで議論を戦わせたりおしゃべりしたりしていたのでしょう。

 この籐の椅子、19世紀末頃から登場したそうです。

 晴れの日も雨の日も関係なく、丈夫で長持ち。デザインもいろいろあってお洒落です。

 「キオスクなどと同じで、パリの歴史の一部になっています。そしてパリのカフェのシンボルだと思います」とカフェのオーナー。

 パリから約100キロほど北に行ったところに、この椅子を作っている工場Maison Druckerがあります。

 創業は1885年。籐製の屋外用家具の製造では最も古い工場です。しかもどれも手作り。

 網目の部分は、どうやらプラスティック製のようです。これなら雨でも大丈夫なはずですね。

 「こうして、ベンチ、椅子、肘掛け椅子などを作っています」と女性。

 「お客さんの希望に合わせて特注の椅子を作ったりもします」と別の女性。

 どれも手作りなので大量生産というわけには行きません。

 椅子の受注は50脚から。注文を受けてから製作に入ります。

 しかし、製品の3分の2がインドネシアで作られているとか。

 「椅子にもオーダーメイドと既製品があります。インドネシアでは既製品を製作し、ここではオーダーメイドの椅子を作っているんです」と工場の責任者の方。

 すべての製品には、このプレートが付けられます。

 カフェの椅子をチェックしてみたらこの工場の製品だったなんてことがありそうです。

 最後は仕上げにニスを塗ります。

 最近ではアメリカへの輸出も始まったそうです。

 書類にフランシス・フォード・コッポラの名前が・・・。

 そう言えばサンフランシスコにカフェを持ってましたっけ。ここの椅子をそのカフェに置くんでしょうかね。

 インターネットの普及で、この10年で輸出が好調。売り上げの60%が海外への輸出だそうです。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、学校の授業でグループで作業をすることになった。僕の好きな女の子がやってきて『一人?』と聞くので『そうだ』というと、隣にあった椅子を持って行ってしまった


VDM(Vie de Merde)より


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