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Bic [メイド・イン・フランス]

 1ヶ月半くらい前、最寄り駅の駅前通りにあるパチンコ店がもぬけの殻になって、数名の作業員が中で何かやっている。

 改装でもするのかなと思っていると、そのうち看板まで取り外されてしまった。

 もう何十年も前からあそこにあったパチンコ店がついに閉店。理由のほどは分からない。

 通りを歩くたびにがらんどうになったビルの一階をちらっと眺めては、これからどうなるのかなと思っていたら、どんどん中の様子がきれいになっていき、つい10日くらい前に誰もが知っているコンビニの看板が取り付けられたのだった。

 そしておととい、駅前でオープンのティッシュペーパーを配っていました。

 駅前通りにはすでに2軒のコンビニがあり、これで3軒目。しかもそれぞれ50メールほどしか離れていません。

 駅前にコンビニが3軒も必要か???大いに疑問。

 それはともかくとして、日曜日恒例の週末旅は放送がなかったのでお休みです。来週は大丈夫そうです。

 本日はボールペンのお話。

 大量生産、大量消費のボールペンでメイドインフランスと言えば、Bic。その工場を訪ねてみましょう。

Paris_Montevrain.jpg

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年8月31日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 世界中で1500億本も販売されているBicのボールペン。その生産現場がこの工場です。

 地図を見るとディズニーランドのすぐ近く!

 ボールペンの構造は超シンプル。15日ほどで完成するそうです。しかし、その心臓部分のペン先には細心の注意が払われます。

 「ここにこの粉を入れると、ここからボールが出来上がって出てきます」

 ここでつまずいてしまうと全てが台無し。そのため70回ものチェックを経てペン先の完成となるそうです。

 例えば、このように不完全なボールが混じってないか目でチェックします。この仕事、かなり疲れそう。

 次は、このボールの取り付けられたペン先がきちんとインクを出してくれるかどうかをチェックします。これもまた疲れそうなお仕事。しかも目が回りそう。でも、これでおかしいのがあるとすぐに分かるらしい。

 ペン先が完成して仕舞えばあとは簡単です。筒とキャップは機械がどんどん製造してくれます。

 キャップの先端には穴が空いています。なぜに穴が空いているのか?理由がちょっと驚き。

 かつて間違ってこのキャップを飲み込んでしまった人が窒息しそうになったとか。そうならないように穴が開けられているそうです。

 ボールペンの色は、青、赤、黒、緑の4種類。しかし、売り上げの60%が青だそうです。

 ボールペンが出来上がったところで、一本でどこまで書けるのか試してみました。

 「書けない・・・書けない・・・やっぱり書けない!これで終わり!!!」

 確かにポールペンって本当に書けなくなったことが分かるまでに少々時間がかかりますね。

 というわけで、一本で293ページ書けたそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、職場で鼻血が出た。同僚にはあまり暑いと時々鼻血が出るのだと言っておいた。とてもじゃないけど、ボールペンで鼻をほじくっていたなんて言えません[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より



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コルニション [メイド・イン・フランス]

 昨日、世界フライドポテトデーにちなんで訪ねたベルギーの町トゥルネ。今年の2月にもこの町をブログで取り上げていました。

 近くのエスコー川にかかる古い橋が船の航行の邪魔になるとかで壊すことになったのですが、断固反対!と住民運動が起きて、一体これからどうなるの?というようなお話でした。

 で、結局、8月2日の朝、解体が始まってしまいました。その時の様子が→こちら

 中世の趣をたたえた美しい橋だったのですが、近代的な橋に生まれ変わるようです。

 古いものが姿を消していくかと思えば、一度消えたものを再生させる人たちもいます。

 フランスでコルニション(cornichon)と言えば、小型のキュウリを酢漬けにしたものが有名ですが、この小形のキュウリ、ほとんどが輸入物だったようです。

Paris_Dollon.jpg

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ださい。(フランスのTV局TF1で2019年7月31日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 重なり合った葉っぱをかき分けると、小さなキュウリが顔を出します。これがコルニション。

 あの猛暑のおかげで成長が著しく、それに合わせて収穫も急がなくてはなりません。いつもの3倍の収穫量。

 こちらの男性、コルニションの収穫歴は20年以上。なんと1日で150キロを摘み取るそうです。

 水色のTシャツを着た方がオーナーのオリヴィエさんです。2016年からコルニションの栽培を始めました。

 この地域では1990年代に栽培する農家がいなくなって以来のことでした。

 「30年前に両親が畑で栽培していたのを見ていました。だからもう一度やってみたかったんです」とオリヴィエさん。

 6ヘクタールほどの畑から、今年は70トンのコルニションの収穫が期待できるとか。

 大きいものも小さなものもすべて出荷できるため、利益率は悪くありません。

 機械でサイズでより分けたら、すべて加工会社におろすことになっています。

 オリヴィエさんのような農家は現在12軒あるそうです。

 「これからどんどん成長が期待出来る農業なんです」と女性。

 オリヴィエさんのコルニションは畑から数キロのところにある加工工場に買い取られ瓶詰めの酢漬けになります。

 フランス産のものは現在のところ市場の2%あまりと多くはありません。しかも、輸入物の酢漬けに比べると1ユーロほど高いそうです。

 しかし質が良くて美味しいとなれば、市場に食い込むチャンスは十分にあるような気がします。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、子供みたいにスーパーのショッピングカートに乗って走り回ってみたくなった。その代償は、コルニションの瓶詰め30個になって返ってきた [ふらふら]

VDM(Vie de Merde)より



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シャランテーズ [メイド・イン・フランス]

 昨日登場したガラビの高架橋は、今年で135周年を迎えるそうです。

 エッフェル塔より前に作られたようですからエッフェル塔よりは年上なのは当たり前ですが(1884年の完成)、そんな年には見えないくらい美しかったですね。

 着工から完成までにかかった時間は4年。当時としては画期的な速さだったようです。

 工事に雇われた労働者の中には200人ほどのイタリア人が含まれていたそうです。主に石工として働いていたとか。

 危険な工事で死者も出たようです。高架橋の美しいパノラマの写真は→こちら

 現在、ユネスコの世界遺産登録を目指しているらしい。

 さて、欧州では先週の土曜日から日曜日にかけて1時間早まって夏時間に変わりましたが、欧州議会は、この時間変更を2021年に終了することを正式に承認しました。

 終了は来年かと思っていたら再来年になったようです。その後、どの時間帯を採用するかは各国の裁量で決めるようですが、どっちにしても少なくとも今の夏時間は10月まで続きます。

 しかし、夏時間が始まったとはいえ、冬と春が同居しているような状況。油断すると身体が冷えて風邪を引き込まないとも限りません。

 そんなわけで、この履物はまだまだ手放せません。

 Paris_Riviere.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年3月26日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 それはこの室内履き。フランスではパントゥッフルと言いますが、特にフランス西南部のシャラント県でつくられるパントゥッフルは “シャランテーズ” と呼ばれ、高品質の特産品として知られています。

 この “シャランテーズ” が、この度、IGP(保護地理的表示)を獲得したそうです。

 ということは、この地域で作られたパントゥッフルでなくては “シャランテーズ” という名称を使って売ることはできなくなりました。

 「シャラント県に、気の利いた、心地のいい履物ができたというのは本当にいいことだと思いますよ」と男性。

 「ええ、うちに一足持ってますよ。クリスマスのプレゼントで家族からもらったものです」と別の男性。

 シャラント県の製造会社5社がIGPを申請し、それが認められたということのようです。

 これからは安心して本物の “シャランテーズ” のパントゥフルを買うことができるようになります。 

「シャランテーズは手作りで品質がいいですから私の誇りです」と女性工員。

 本物のシャランテーズは裏返しのまま仕立てられます。そして最後にこんな風にくるっとひっくり返して完成です。

 年間500,000足のシャランテーズが製造されるそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、飛び回るハエを叩き落そうとしたら、パントゥッフルが手から離れて窓から外に飛び出していった。ライオンの顔のついたパントゥッフル、未だに外に拾いに行くことができない[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より



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ポップコーン [メイド・イン・フランス]

 そろそろ十連休が射程内に入ってきました。などと、今から言っているようでは出遅れてますねえ〜。

 しかし、出かけると言ってもどこも混雑していそうで、そんな気にはなれず。

 ある調査によれば、6割あまりの人が家で過ごすことにしているとか。わが家もその中に入りそうです。

 こうなったら断捨離ウィークと銘打って大々的に家の中の整理でもするか・・・。

 先日、それに近いようなことをしていたら、台所の棚からいつのものとも知れないようなトウモロコシの粒が出てきました。試しに、フライパンにバターを溶かしてコロコロやってみたら、めでたくポップコーンが出来上がって、皆で美味しくいただいたのでした。

 その後お腹を壊したという話もありませんから、保存状態がよかったんでしょう。

 それはともかくとして、本日は、そのポップコーンのお話です。

 フランスは欧州一のポップコーン製造国だそうです。日本に輸出までしていると言いますから驚きです。

 Paris_Bezeril.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年3月1日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 鍋の中でポンポン弾けているのがポップコーン。

 そして、カリカリっと食べては、ゴソゴソっと手に取り、またカリカリっと食べる。これを繰り返している場所はと言えば・・・映画館です。

 フランスでのポップコーンの年間売上は毎年5%増。年追うごとに食べる人の数が増えているようです。

 ところで、この方々が食べているポップコーンはどこで作られたものでしょう?

 「全然わからないです」

 「たぶんアメリカじゃないですか?」

 ブーッ!フランスで消費されているポップコーンの70%がこの工場で作られています。

 ここはフランス南部ジェルス県の小さな村ベゼリル(Bézéril)。

 欧州一のポップコーン製造会社ナタイス(Nataïs)の歴史は今から25年前に遡ります。

 社長のミカエルさんは当時ドイツ人の若き農業従事者でした。フランスに恋したミカエルさんはフランス南西部に農地を購入。その後、アメリカに行ったことで人生が変わりました。

 「アメリカの同業者に会ったところ、ポップコーン用のトウモロコシを作っていたんです。彼がそっちでも作ってみたらどかと言いながら、いくつか種をくれたんです。それが今のナタイス社の始まりです」

 現在、1分間に300袋を製造し、国内だけでなく、ロシア、中国、日本を含む40か国に輸出する大企業になりました。

 遺伝子組み換えしていないトウモロコシを使った高品質のポップコーンは高い評価を受けています。

 そして、これまでヒマワリ油を作るためにヒマワリを栽培していた畑は、徐々にトウモロコシ畑に変わっています。

 工場から200キロ弱のこの地域では、ナタイス社の社員が各農家にポップコーン用のトウモロコシの種を配布し、栽培方法を指導しています。

 「以前は家畜の飼料としてトウモロコシを栽培していましたが、ポッポコーンに切り替えてからは収入も増えました」と農家の男性。

 一方、こちらは工場の開発研究所です。ポップコーンに最適なトウモロコシの種類を研究するのと同時に、様々な味のホップコーンの開発も行われています。

 「今はカプチーノ味を開発しているところです」

 テーブルのサンプルを見ると、桃味、トリュフ味、ファラフェル味なんてのがあるようです。

 それと同時に、無農薬のオーガニック栽培のトウモロコシも徐々に増やしていくことになっています。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、ポップコーンを作ることにした。鍋にトウモロコシを入れて火にかけ、2分後に戻ってきて初めて気がついた。ポップコーンを作る時は必ず蓋をしなくてはならないことに[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より



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シャランテーズ [メイド・イン・フランス]

 月曜日恒例の節約晩ご飯シリーズは放送がなかったのでお休みです。

 さて、気温が下がったせいか、最近は火を使った料理を作ることが多くなってきました。つまりはまともな料理が作れるようになったということでしょうか。

 食欲の秋っていいますが、そういうところからも来ているのかもしれません。

 季節は冬に向かって歩を進めていますが、寒くなると暖かくしたいのが足。冷えますよねえ。

 そんな時はやっぱりパントゥッフル。毛糸のいっぱい詰まったふかふかの室内履きです。

 特にフランスのシャラント県でつくられるパントゥッフルは “シャランテーズ” と呼ばれて冬になると活躍します。

Paris_Charent.jpg

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年11月2日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 こちらがそのシャランテーズ(charentaise)。あったかそうですね。

 私も冬になると愛用してますが、実際、あったかいのですよ〜。しかも素足で履くと心地いい。さらに底がフエルト生地でできているので歩いても静か。もう手放せなくなります。

 お値段はといえば約4,000円〜6,000円くらい。

 シャラント県で作られているからシャランテーズなのですが、最近は外国産の安価なものが出回り始めてのんびりしていられない状況だそうです。

 県内にある6つの生産者は例のIGP(保護地理的表示)を申請中だそうです。これが承認されれば、シャラント県で生産されないシャランテーズは “シャランテーズ” という名称を使用することはできなくなります。

 「IGPが認められれば、中国製ではなくフランスにある弊社で製造されたものだということを保証することができます。これは我々にとっても消費者にとっても重要なことなんです」と責任者の方。

 その本物のシャランテーズは、こんな風に裏返しのまま縫製されます。これが何年も前から続いてきた伝統の作り方です。最後の最後にひっくり返して完成です。

 どうやってひっくり返すのかと思っていたら、こんな道具を使うんですね。まずかかとの部分を軽く返して、最後につま先をひっくり返す。

 この道具、単純な道具に見えますが、長い経験があってこそこの形になったんでしょうね。

 クリスチャンさんは14年もこの作業を続けているベテランです。

 「裏地を表にして作るので、最後に表にしてあげないといけないんです」

 考えてみれば、あの分厚い生地を表にしたまま靴の形に作り上げるのは難しいですね。

 そうかと思えば、こちらの工場ではひっくり返す必要のないシャランテーズを製造しているそうです。

 そのためには特殊な縫製機が必要です。こちらがその機械。

 「新しい市場の開拓が必要なんです。そのためにもフランス製だというしっかりとして保証が大切になってくるんです」と責任者の方。

 IGPが承認されれば市場の拡大が見込まれています。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、残業続きの一週間が終わって疲れ切っていたせいか、パントゥッフルを履いたままシャワーにかかってしまった[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より



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英国のパスポートは・・ [メイド・イン・フランス]

 もう春だ!ということで、昨日は少々薄着で出かけたところ、午前中はすっかり身体が冷え切ってしまいました。

 この時期、注意しないと風邪ひきますねえ。

 さて、現在の国際的ニュースと言えば、米朝会談ですが、ちょっと前まではBrexitの問題で持ちきりでした。

 このBrexitの流れを受けて、なんと英国のパスポートがフランス製になるかもしれないそうです。

UK_London.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年3月23日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 英国のパスポートはこれまでEUと同じワインレッドでした。

 しかし、Brexitを期に、かつての青に戻すことになったそうです。

 そこでその製造のために一般入札を募集。その結果、フランスの会社に決定したというわけです。

 EUにつべこべ言われたくない!と言って独立してしまうのに、国籍を証明するパスポートが他国で製造されるなんて、なんとも皮肉なお話。

 「こんなのどうにかしてますよ。尋常じゃない。でもフランスは仕事を手に入れ、しかもお金も儲かっちゃうわけだからいいわねえ〜(笑)」と女性。

 この事件で英国政府に怒りの矛先を向けた記事を掲載している新聞もあるとか。

 「どうして自国のことやその歴史、その文化をこんなに嫌うんでしょう。自分達のルーツなんですよ。こういう記事を読むと気分が悪くなりますよ」と男性読者。

 この事件の騒動から英国の2つの顔が見えてきます。

 一つはユーモア好きの英国、もう一つは問題を抱えている英国です。

 「関税に関してアイルランドとの問題を抱えているんです。皆、Brexitを目の前にして道に迷い疲れきっているんですよ」と英国人男性。

 今回のパスポート事件も含め、メイ首相はBrexitをうまく主導できていないと批判にさらされています。

 今回の事件に関する英国の反応についてトニー・ブレアの側近だった元大臣に聞いてみることにしました。

 「反EUの議員の中には『ああ、なんてことだ、自国民を証明するためのパスポートをあの意地悪なフランス人に印刷させるとは!!!』と怒っている人がいるわけです。この不条理な状況を面白おかしくもてあそんでいるというのが今の状況だと思いますよ」

 もう一度入札を最初からやり直したほうがいいという議員もいるそうですが、そこまではしないでしょうね。

 パスポートの製作をフランスの会社に任せたのは、ある意味、Brexitのショックを和らげるための英国政府のちょっとした策だったのかもしれません。


******* フランス人のつぶやき *******


今日、小学校3年生のクラスでBrexitについて話した。英国はEUから離脱するのだと言ったら、一人の生徒が言った。『先生、それならイギリスは一体どの大陸に行くことになるの?』

VDM(Vie de Merde)より



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トランプ [メイド・イン・フランス]

 トランプとは言っても、あのアメリカのトランプ氏ではなく、様々なゲームを楽しむことができるカードのこと。

 このカードを製造するフランス最後の工場がロレーヌ地方にあるそうです。

 ゲームと言えば、テレビやパソコンという時代に、カード?なんて思っていたら、なんと国内だけではなく海外への輸出も手がけるほどの繁栄ぶり。

 どんな工場なのか訪ねてみましょう。

Paris_SaintMax.jpg



下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年3月2日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 カードゲームを楽しむ4人の若者たち。ここはゲームカフェ。

 「カードゲームは伝統のゲームです。カードがあれば誰でも楽しむことができます」と若者。

 そのカードを製造しているのがこの工場です。年間1000万個のカードゲームが製造されているそうです。

 その品質の鍵が印刷の技術。

 ちょうど、サッカーのフランス代表チームを印刷したカードが作られている真っ最中。

 「印刷ムラがないかどうか常に監視する必要があります」と従業員。

 従業員は全部で50人。

 真剣にカードゲームを楽しむ人たちにとっては大切なカードです。

 「試しにカードを引き裂いてみましょう。真ん中に黒い部分があります。光にかざしても透けて見えないようにするためです」と従業員。

 ここで製造されたカードはカジノにも納品されます。となると一枚たりとも不良品をが混じっていてはいけません。

 最後にこうして一枚一枚チェックします。

 1962年にナンシーにある企業が、160年もの歴史のあるカードゲーム会社La DucaleとGrimaudを買い取り、現在のこの工場France Cartesが生まれました。

 高級感漂うカード。カードもここまでくると職人さんの領域です。

 「手作りのカードといえると思います。それがここで製造されるカードの品質を高めています」と工場長。

 海外への輸出も手がけていますが、カードのサイズは国によって決まっているそうです。

 「こちらがアメリカ向けのカードで、フランスのカードより大きいサイズです。さらに図柄のデザインも異なります」

 確かに、違ってますね。日本でよく見かけるのはアメリカ向けのデザインのようです。

 ここではトランプだけではなく、様々なカードゲームも製造しているようです。

 そしてこちらが伝統のトランプ。1848年から作り続けられています。歴史の重みを感じさせます。 


******* フランス人のつぶやき *******

今日、友人たちとカジノに行った。が、一人だけ中に入れてもらえなかった。身分証明書のチェックで引っかかってしまった。係員が言った。『この身分証明書は偽物だ。どう見ても君は16歳にしか見えない』僕は身分証明書の通り、来月には21歳になるんだよ!

VDM(Vie de Merde)より



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モンベントー [メイド・イン・フランス]

 フランスは今週月曜日から水曜日くらいまで、北の高気圧、南の低気圧の間で、全国的に降雪に見舞われているようです。

 当然、気温もぐっと下がるとか。あちこち寒くてどうにもなりません。

 さて、4年くらい前にフランスでも弁当が普及し始めたと話題を紹介したことがあります。

 当時、弁当箱はほとんどが日本からの輸入だったのですが、いよいよ自前で作り始めたようです。

Paris_ClermontF.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年2月2日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 「これ、なんだと思います?」とリポーター。

 「玉子入れ?」

 「メイキャップボックスかしら?」

 「電話用のボックスじゃないの?」

 そのどれでもありません!

 これは、オーヴェルニュ地方の会社Monbentoが製造した、食べ物を入れるボックスです。電子レンジに入れて温めることもできます。

 日本人ならすぐに弁当箱だとわかりますが、まだそこまでは普及してないのか・・・。

 Monbento(モンベントー)は “私の弁当” という意味。

 1000年以上も前に生まれたという日本の伝統的な弁当箱を少しモダンにして様々な弁当箱を作ってきました。

 山岳地帯を車で走っている時に、この弁当箱を思いついたとか言ってますが、日本製のパクリにしか見えませんよねえ〜。

 とは言うものの、映画「ブレードランナー2049」の主人公に扮したライアン・ゴズリングの傍らにはMonbento社の弁当箱が使われました。

 好きな色を自由に組み合わせたり、好きな模様を入れたりすることができます。そして、中国や日本でも売られているそうです。

 個々のニーズに合わせてカスタマイズできるというのがこの会社のトレードマークになっています。

 「自分のお金をちょっとおしゃれなものに使いたいという若者が増えてきました。それにフランス製というのも価値を高めていると思います」と会社のデザイナー兼共同設立者。

 そしてこちらのお店では、使い捨てのパックはやめて、Monbento社製の弁当箱を使っています。

 お弁当は一つ12.90ユーロ。日本の相場からするとちょっと高いですね。

 空になった弁当箱は回収してまた使用するそうです。

 「これなら無駄のないバランスの良い食事ができますし、ゴミも出ません。ベントーはとても良いと思います」と女性。

 Monbent会社はさらに市場の拡大を狙って、高級弁当箱の製造を始めました。

 こちらはブナの木を使った弁当箱です。

 ブナはシェフに人気の木材。料理の小物などに使われているそうです。お値段は99ユーロ(約1,360円)。

 ちなみに普通の弁当箱は35〜40ユーロ。日本でも手に入るようですが、ご覧の通りのお値段。びっくり。



******* フランス人のつぶやき *******

今日、義理の母に言った。『寒さはどおってことないんですが、暑いのがどうも耐えられませんよ』すると義理の母が言った。『ああ、そりゃそうね。脂肪のせいだわ』

VDM(Vie de Merde)より



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ボタン [メイド・イン・フランス]

 東京もだいぶ涼しくなってきました。街をゆく人たちの装いもすっかり秋に変わっています。

 この調子でどんどん涼しくなって、最後は分厚いコートが必要なくらい寒くなってもらいたいものです。

 なんて言っておきながら、寒いのが続くと早く暖かくなれ!なんて言うことになるんでしょう。身勝手なものです。

 さて、ネットのニュースをチェックしているとこんな記事を見つけました。

 6年前、東日本に大変な被害をもたらした大震災。その時の津波で流されたがれきに乗って、120種類以上もの海の生き物が命をつなぎながら太平洋を横断しているとか。

 全てが海のゴミになってしまったと思っていましたが、そこから生まれてくるものもあるようです。

 それはさておき、本日の話題はボタン。

 フランスのジュラ地方にある小さな村ラヴァン=レ=サン=クロード(Lavans-lès-Saint-Claude)はフランス製ボタンの一大生産地だそうです。

Paris_RavansLesSC.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年10月5日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 「ボタンのない服はボタンのある服と同じ価値を持つとは思えないですね」と女性。

 ボタンは実用的なものですが、飾りという別の側面も持っています。

 お花の形のボタン、かわいいですね。色もカラフル。これがぜんぶ金貨だったら、なんてしょうもないことを思ったり・・・。

 こんなボタンを作っている工場は、この山間の村にあります。人口は2000人足らず。

 「洋服を買いに行って一番先に見るのは服ではなくボタンなんです(笑)」と工場の女性。

 ここはボタンメーカーKocher。従業員は12人という中小企業ですが、創業は1910年と、100年以上もの歴史ある会社です。

 毎年、数百万個のボタンがここで作られているそうです。その種類も豊富で、植物や木を使ったものからポリエステルのものまで様々なボタンがあります。

 「これが原料のポリエステルです。これを輪切りにしてボタンを作ります」と男性。

 かつて人の手で行われていた作業も今ではコンピュータとマシーンで行います。

 コンピュータでデザインし、レーザーが彫る、そういう行程になっているようです。

 「これらは2019年冬のコレクション用です」とスタイリストのフェビエンヌさん。

 チーム一丸となって毎年80種類あまりのボタンを制作し、オートクチュールや小間物店に納品しています。

 「最近は自然の素材を使ったボタン、例えば木製のものとかの注文が多いです。そしてシンプルなものでありながらも、他とはちょっと違ったボタンが喜ばれます」とフェビエンヌさん。

 こちらの男性フランクさんがこの会社の社長さんです。1年前にこの会社を買い取りました。とは言っても、フランクさんの家もボタンの製造業者でした。

 見せてくれたのは1950年代に製作されていたボタンのサンプルです。

 「ここにあるのは職人さんが手作りしたものばかりです。私の役目は昔から続いてきた産業をさらに続けていくことなんです。そこには大切な技術が残されていますからね」とフランクさん。

 かつてこの村には10軒ほどの工場があったそうです。現在はそれが3軒だけになってしまいました。

 こちらの工場で35年間働いてきたこの男性は、アジアへの工場移転が盛んに行われていた頃のことをよく知っているそうです。

 「技術を持っている高齢者は若い人にその技術を伝える機会もなく皆引退してしまってるんです」

 ここはボタンメーカーのMeynier。従業員は35人。この方が社長のジャックさん。お祖父さんが作った会社を継いでここまで続けてきました。

 「これは伝統を引き継ぐ技の仕事なんです。高級な手作りボタンは徐々に注目され始めています」

 こちらの豪華なボタンは2ヶ月後にオートクチュールのドレスを飾ることになっているそうです。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、忙しい1日を終えての帰り道、バスから降りそこなってしまった。居眠りしてたんだろうって?いやいや、背中のボタンが座席の間に挟まって動けなくなってしまったのよ[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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アコーディオン [メイド・イン・フランス]

 ロンドンの高層マンションの火事は大惨事になってしまいましたが、イギリスには同様の外壁を施した建物が600棟もあるとか。

 同じことが繰り返されたのでは目も当てられません。早急にすべての建物を調査する必要に迫られているとか。ちょっと頭の痛いお話ですね。

 さて、スランスでは新内閣が決まりました。メンバーは→こちら

 男性と女性は同人数でそれぞれ15人ずつ。今回は数が増えたせいか、エリゼ宮の庭で記念撮影が行われたようです。

 それはさておき、フランスでは今週水曜日が「音楽の日」でした。各地で様々なイベントが開催されたようです。

 本日はその音楽にちなんで、数ある楽器の中からシャンソンにぴったりのアコーディオンを紹介します。

Paris_Beynost.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2017年6月21日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 アコーディオンの奏でる音楽に合わせて楽しそうにステップを踏む方々。

 ここはダンスホール?高齢者の姿が目立ちます。

 アコーディオンを弾いているのがステファニーさん。

 演奏を始めてからかれこれ30年にもなりますが、ずっと同じメーカーのアコーディオンを使い続けています。

 その工場がリヨン郊外の町ベノ(Beynost)にあります。

 創業1904年のカヴァニオロ社(Cavagnolo)。もう100年以上も前からアコーディオンを製造しています。

 何やら複雑な作り・・・。

 精密機械と同じで、これは長い経験のある職人さんでなくては作れません。

 「アコーディオンは8,500個のパーツでできています。精密さが要求されますから製作には高い技術が要求されます」と工場長。

 従業員の数は9名。その他合わせて15人ほどが常時仕事をしているそうです。

 ティエリーさんは38年前にこの職業につきました。先輩たちと一緒に働きながら仕事を覚えたそうです。

 「楽器はそれぞれに音色が異なります。ですから、お客さんは自分の好みにあったアコーディオンを選びます」

 カヴァニオロ社はイタリア人ドメニコ・カヴァニオロによって設立されました。

 最盛期には100人ほどの従業員がフルで働いていました。

 こちらは創業者のお孫さん。

 「祖母は従業員を家に呼んで食事を振舞いました。本当にイタリアの家族という雰囲気だったそうです」とお孫さん。

 カヴァニオロ社のアコーディオンも愛用者にはエディット・ピアフの伴奏者やエヴェット・オルネ、マルセル・アゾラなどがいたそうです。

 そして最近ではこの方、クローディオ・カペオ(Claudio Capéo)も愛用しているとか。

 確かに、Cavagnoloのマークが確認できます。

 「若者に取ってアコーディオンのイメージは昔とはだいぶ違っていますよ」と男性。

 最先端技術を使って、軽くて、しかも購入者の希望に合わせてカスタマイズした音が出せるように変身しているそうです。

 こちらは先ほどのダンスホール。アコーディオンの伝統的な音が部屋いっぱいに広がります。

 「あの音が心を癒してくれるんです。それに自然と力が湧いてきて、悩みを忘れてしまいます」と女性。

 そういえば、昔のNHKのど自慢では、横森良造さんがアコーディオン一台でどんな歌にも伴奏をつけてくれてましたっけ。



******* フランス人のつぶやき *******


今日、僕の同居人は僕がかける音楽が気に入っているらしい。何しろ僕の部屋のドアを蹴破るくらいだからねえ〜。こうなるとさらに僕の音楽がよく聞こえるというわけさ


VDM(Vie de Merde)より


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