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週末はラングルで [パリから週末旅]

 フランス代表、接戦を制して勝ち点4。試合は見ていませんが、スコアを見る限りではかなりの接戦。

 ラグビーのワールドカップはまだ始まったばかり。これから様々な戦いを見ることになるのでしょう。

 それはさておき、日曜日は恒例の週末旅。

 今回はフランス中東部の町ラングル(Langres)を旅します。パリからラングルまでは列車で2時間40分ほど。

 城壁に守られ、中世の面影を残す趣のある町へ、さあ出発!

Paris_Langres.jpg

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年9月14日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 緑の中に見えてくる城塞の町ラングル。

 石の壁をくぐって中に入ってみましょう。わりに賑やかな通りですね。その向こうに立っているのがラングル大聖堂(青印)。まずは塔の上に上がってみましょう。

 ここからなら、ラングルが、ブルゴーニュ地方、シャンパーニュ地方、フランシュ=コンテ地方の3つの地域の境目に位置していることがよくわかります。

 「1,000年ほど前、すでに1,000人ほどがここで暮らしていました。今とあまり変わりません。戦争による空爆を逃れたため、このように昔の風景がそのまま残っています」

 では今度は地上に戻って城壁を散策してみましょう。こちらフランス語でロザリと呼ばれている乗り物。電動アシストだそうです。

 城壁には各ポイントに塔があります。その数12。その一つがナヴァルの塔(赤印)。

 この塔、壁の厚みはなんと7メートル。その天井はこんな具合になっています。屋根を支えるために作られたのでしょうが、まるでアート。フランソワ1世が塔の完成に立ち会ったそうです。

 ラングルは度重なる戦火を逃れてきたおかげで、古いのものが数多く残っているそうです。こちらはルネッサンス時代を代表する美しいファサードを持つ建物。しばし立ち止まって見惚れてしまいます。

 さて、ラングルといえば、哲学者ディドロが生まれた町として知られています。生まれたのは1713年のこと。

 そのせいか、通りにも、お店にも学校にもディドロの名前が使われています。当然、町にはディドロの像が設置されています。

 そしてこちらがディロド専門の博物館Maison des Lumières Denis Diderot(緑印)。ここでは百科全書を制作するために使用したと思われる品々が展示してあります。

 そろそろ今晩の宿へと向かいましょう。要塞都市から20キロほど離れたこの山の中にあります。ツリーハウスに似た建物にテントを張って宿泊します。

 ここで夜を迎える前に、城塞の中に戻りましょう。ここはバー&レストランLa Crémaillère(紫印)。定期的にディドロの作品の朗読会が行われているそうです。

 翌朝は、町から5分のところにある湖にやってきました(水色印)。ここでウォータースポーツを楽しむことにしましょう。

 次は美味しいものを食べてエネルギーの補給。ここはレストランLes Voiliers(オレンジ印)。庭の菜園でお花を摘んでいる方がシェフのクララさん。食いしん坊な感じですね。美味しいものを作ってくれそうです。盛り付けも斬新ですね。お昼の定食は24ユーロ。

 さて、次はちょっと変わった場所へ行ってみましょう。

 城塞の町から10キロほど南に行ったところにある小さな村コーンスには、石を積み上げて作ったこんな奇妙なものがあります。コーンスのエスカルゴと呼ばれ、この周辺にいくつもあるそうです。

 この村には山の上に見事な公園が作られています。

 「この地域は微気候なので寒いラングルに比べると暖かいんです。だから植物が育ちやすいんです」と村長さん。

 最後に旅人さん、こんな冒険をしてみました。岩山にポータレッジを引っ掛けて一休み。あまり休んだ気はしませんけどねえ〜。

 さて今回の旅の費用は、大聖堂の塔見学が3ユーロ、ロザリのレンタル代が28ユーロ、ディドロ博物館が7ユーロ、宿泊代が40ユーロ、昼食が24ユーロ、公園見学が5ユーロ、ポータレッジが80ユーロで、締めて187ユーロ(約22,000円)でした。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、彼が「フェ〜〜〜〜〜スブック!」と言いながら、私の顔めがけて百科事典を投げてきた [がく~(落胆した顔)][あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より



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週末はサン=マロで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 今回はブルターニュ地方のサン=マロ(Saint-Malo)を旅します。パリからは高速列車で2時間半弱。

 海辺の要塞都として知られるサン=マロ。どんなところなんでしょう?

 では出発!

Paris_StMalo2.jpg

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年9月7日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 サン=マロの町の姿を一望するのに最適なのがこのフェリー。サン=マロ(赤印)と湾の対岸にあるディナールの港(青印)を往復するフェリーです。所要時間は約10分ほど。

 ディナールから出発する便に乗ると、こんな風に要塞化された町の全景を見渡すことができます。要塞化は12世紀頃から始まったそうです。

 フェリーを降りて中を見学してみましょう。案内してくれるエリックさんとはサン=ヴァンサン門の前で待ち合わせ(緑印)。

 「この門はメインの入口の一つです」とエリックさん。

 エリックさん、何気ない服装ですが、オシャレですね。

 まずは町を囲んでいる要塞の壁の上を散策してみましょう。

 「ここは地元の人たちにとっては憩いの散歩道なんです。こちら側には町の、あちら側には海の風景を楽しむことができます」

 壁は2キロにわたって作られています。ここもまたあのヴォーバンの手が加えられていました。そして、こんなところにプールが作られています(水色印)。

 1937年、このビーチで海水浴客を相手に手広く商売をしていたルネ・リゾニエが作らせたものだとか。

 「ここで結婚したばかりのカップルが衣装を着たまま泳いだことがあったそうです」とエリックさん。

 そしてこの銅像がサン=マロ出身の冒険家ジャック・カルティエです(黄緑印)。欧州から今のカナダに初めて到達し「カナダ」と名付けたのはこの方だそうです。

 次は歴史ある要塞都市を出て、新しい界隈を訪ねてみましょう。やってきたのはクレープの学校Atelier de la crêpe(黄印)。

 先生は世界的なクレープ職人として知られるベルトラン・ラルシェ。そば粉の生地の作り方から焼き方までをここで学ぶそうです。

 旅人さんもチャレンジ。なんかちょっと出来損ない。ちゃんと訓練しないとキレイには焼けません。

 ここではクレープを食べることもできます。お昼はここでいただいてしまいましょう。

 こんな薄いものでお腹いっぱいになるのか?といつも思うのですが、実際に食べ終わるとお腹いっぱいになっているのがクレープです。

 次はスパ施設Les Thermes Marins de Saint Malo(オレンジ印)。温泉ブーム最中の1881年に作られました。31℃に温められた海水風呂にのんびり浸かります。

 「仕事も家事も全部忘れて、親しい友人と一緒にリラックスできます」と女性。

 日本人からすれば31℃なんて水って感じですが、これでいいらしい。どうもジャグジーになってるようです。マッサージ効果があるんでしょうね。

 さて、温泉(?)から上がったら、今晩の宿Hôtel Les Charmettesへと向かいましょう(こげ茶印)。この辺りには1930年代に作られた家が並んでいます。ホテルのテラスの目の前は海。

 「家庭的な雰囲気のホテルにしたいと思ってオープンしました」とオーナー。

 お部屋はこんな感じです。テラスからの眺めはご覧の通り。まるで船に乗っているかのよう。大潮の時はもっとすごいそうです。

 翌朝は、トレーニングウェアに着替えて出発。インストラクターと一緒に5キロのマラソンに挑戦。途中には10か所ほどの名所旧跡があるそうです。5キロはかなりありますね。時間にすると1時間ほど。最後はここの階段を上がって、お城の塔まで上がります(紫印)。

 健康的な朝を過ごした後は、あちこちウロウロ・・・・。そしてこんな変わったカフェを見つけました。中は店主の集めた骨董品やガジェットがいっぱい。カフェと博物館が一緒になったようなお店でした。

 最後は、乗合馬車のツアーに参加。田舎道を馬車に揺られながら、地元の特産品をいただきます。

 さて今回の旅の費用は、フェリーが5.40ユーロ、ランチのクレープが11.90ユーロ、スパが35ユーロ、ホテル代が126ユーロ、早朝5キロマラソンが10ユーロ、乗合馬車ツアーが40ユーロで、締めて228.30ユーロ(約27,000円)でした。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、全身が筋肉痛。マラソン?乗馬?それともジムでトレーニングでもしたのかって?答えはノー!明らかに馴染みのないエクストリームスポーツをしたからなのだ。それはつまり、お掃除[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より



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週末はロカマドゥールで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 今回はフランス中南部の村ロカマドゥール(Rocamadour)を旅します。パリからは列車なら5時間半、車なら5時間ほどかかります。

 高さ150メートルという岩山の断崖を利用して造られたお城や教会は見応えがあります。

 では出発!

Paris_Rocamadour.jpg

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年8月31日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ロカマドゥールが見えてきました。

 戦争の続いた中世の時代に、天然の要塞を利用して町がつくられたのでしょう。

 岩山の上は平らになっていてお城があります(青印)。今で言えばビルの屋上。ここまでは敵もそう簡単には登ってこられないでしょう。

 毎朝、ここから職場まで降りていくのが神父様。

 「ここから断崖にできた階段を降りて聖堂に向かいます」

 聖堂は70メートルほど下にあります(赤印)。眼下の眺めが爽快です。そして途中には洞窟があります。面白いことに聖堂への入り口は屋根裏。木骨の間を通り階段を降りると小部屋に到着。ここでミサのための法衣を身につけます。

 こちらは聖堂の中にあるノートルダム礼拝堂(緑印)。ここには黒い聖母が祀られています。黒い聖母は船乗りの守り神です。

 毎年ここで開催される宗教音楽祭の監督をしているエムランさんが施設を案内してくれます。

 「ここには8つの礼拝堂があります。礼拝堂は通常ひとつの教会の中にあるのですが、ここはこのように分かれてつくられています」

 その中の一つ、小さなサン=ルイ礼拝堂を見てみましょう(水色印)。ここに来るとサッカーの試合に勝てるとか負けるとか、そんなジンクスがあるそうです。

 村の散策はなかなか大変です。長い階段を上ったり降りたり。大きな荷物を背負った巡礼もいます。もうちょっと楽したいという方にはこちらのエレベーターがお薦めです。料金は4ユーロ。

 さて次は、岩山を離れウイス川に沿って移動しましょう。しばらく行くと見えてくるのが水車小屋Moulin du Caoulet(黄緑印)。ここではトラウトの養殖が行われています。ジャン=リュックさんは50年も前からこの仕事を続けています。

 「ここには2種類のトラウトがいるんだよ」

 どうやらここで釣りを楽しむことができるようです。おじさん、アルカンシエルと言っているのでニジマスですかね?ポワレして食べたら美味しそう!

 旅人さん、小さめのトラウトを釣ってお土産にしたようです。

 さあ、次はこちら、ヤギです。こちらの茶色のヤギはこの地域だけで育てられているらしい。このヤギの乳で作られるのが村の名前と同じロカマドゥールです。コクがあってトロリととろけるチーズです。もちろん生産者のお店で幾つか購入。

 そろそろ今晩の宿へと向かいましょう。こちらがその宿Domaine de Bel-Air(こげ茶印)。到着と同時に、トラウトとチーズをオーナーに渡しました。どうやらここで料理してもらうようです。

 「チーズはサラダに使います。そしてトラウトは香草をたっぷり入れた鍋で煮ます」とオーナー。

 あれえ、煮魚にするのかあ〜。お料理は良しとしてお部屋はどうなっているのでしょう?

 お部屋は全部で6部屋。この地方出身の有名人をフィーチャーしたお部屋になっているそうです。例えば、フランソワズ・サガンやレオ・フェレ。

 さらに、この宿には樹齢500年というナラの木があるそうです。この木の下で新鮮な地元の食材を使った料理をいただきます。

 お腹いっぱいになったらちょっと自然の中を歩いてみましょう。少し歩くとこんな池がありました。知る人ぞ知る穴場。水温は15℃。のんびり泳いだら木陰で一休み。

 しばらく滞在したいところですが、これは週末旅。帰るまでにもう一度ロカマドゥールに戻りましょう。

 こちらは女優のコリーヌさん。カフェ劇場Côté Rocherでほぼ毎日ショーを上演しているそうです(紫印)。

 「もとは両親がパン屋を営んでいたんですが、演劇が楽しめるカフェにしました」

 目の前には岩壁。洞窟もあって夏は涼しいそうです。そしてこちらが劇場。コリーヌさん自らがステージに立ちます。

 さて今回の旅の費用は、宿泊代が60ユーロ、トラウトとチーズが10ユーロ、エレベーターが4ユーロ、食事とショーが25ユーロで、締めて99ユーロ((約12,000円)でした。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、新しい彼女の家で週末を過ごすことになった。彼女、たまにしか歯を磨かないらしい。歯磨きがチューブの口で固まってた[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より



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週末はモナスティルで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。久しぶりですね。

 今回はチュニジアの都市モナスティルを旅します。

 パリからは空路の直行便で1時間半ほど。想像以上に早いですね。これなら週末で行って帰ってこられます。(訂正:1時間の時差があるようで実際には2時間半)

 では出発!

tunisie_Monastir.jpg

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年8月10日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 透き通った海で海水浴、ローマの遺跡見学、オリーブ畑の中をドライブ、そして迷路のようなショッピング街を散策。

 モナスティルには観光客を惹きつけるものがたくさんあります。

 何よりここは海辺の町。海の幸が盛りだくさん。そして夜はご覧の通りの賑やかさ。

 何年か前はテロ事件で観光どころではなかった時もありましたが、すっかりリゾート地の姿を取り戻りしたようです。

 今回の旅の始まりは、クリア島へのエクスカージョン(青印)。

 朝の9時、モナスティルの港で海賊船に乗り込み島へと向かいます。なんかものすごい混み具合。しかも歌あり踊りあり。

 1時間もすると島に到着。白い砂浜が迎えてくれます。

 まずは思い切り海を堪能しましょう。お腹の空く頃には焼き魚や新鮮なウニが食べられます。

 こうして数時間楽しんだら、また海賊船に乗って帰ります。ここに宿泊することはできません。

 クリア島は別名 ”亀の島” とも言います。砂の中には亀の卵。亀の保護のために人間の行動は制限されているのです。

 モナスティルにもこれだけの規模のビーチが整備されています。

 週末をビーチで過ごす人たちでいっぱい。海のレジャーとはこのことか!旅人さんたちの後ろをラクダが歩いてましたね。

 2014年のテロ事件以来警備が強化されました。少しずつ観光客が戻ってきたようで、ホテルの方によると客室は満室で空きはないとのことでした。

 そろそろ今晩の宿へと向かいましょう。そこはモナスティル初のゲストハウスDar Benti(赤印)。

 わあ、中は豪華!チュニジアの伝統的な邸宅を宿泊施設にしたそうです。

 「客室は全部で5室あります。その他の部屋は私たちの住居として使っています」とオーナー。

 二階にはプールもあります。ビーチの喧騒とは打って変わって、静かに本物のチュニジアが味わえそうです。

 さて、次はちょっと変わった場所を訪ねてみましょう。

 南に向かって1時間ほど車を走らせると、見えてきました。ローマ時代の遺跡エル・ジェムの円形闘技場です(緑印)。

 ローマ人、こんなところにも作ってたなんて驚き。ユネスコの世界遺産に登録されているそうです。

 35,000人を収容することができたそうです。ローマのコロッセオが5万人らしいので少し小さめ。この日は夜にコンサートが行われることになっているそうです。

 さて来た道を戻りましょう。最後にやってきたのが要塞都市(こげ茶印)。

 作られたのは8世紀。イスラム帝国アッバース朝時代のことです。

 塔の上からはモナアスティルの街が一望できます。目の前に見えるのはチュニジアの初代大統領ハビーブ・ブルギーバの霊廟(紫印)。

 フランス人がバカンスを過ごすためにチュニジアまで来るのがよくわかりました。

 さて今回の旅の費用は、宿泊代が90ユーロ、昼食付きクリア島エクスカージョンが20ユーロ、飛行機代が180ユーロで、締めて295ユーロ(約35,000円)でした。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、バカンスから戻り、玄関マットの下に置いておいた鍵を取ろうとしたら、鍵がなかった。玄関のドアが開いていて、中に入るとメモが置いてあった。『テレビをもらっていきました。メルシー!』」

VDM(Vie de Merde)より



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週末はトゥールで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 今回はフランス中西部の都市トゥール(Tours)を旅します。パリからは高速列車で1時間半ほど。

 歴史と美食の街トゥールはどんなどころでしょう?

 では出発!

Paris_tours.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年7月13日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ロワール川の岸辺にできた都市トゥール。

 こちらがトゥール駅(青印)。列車を降り立ったら、まずは足慣らしに花市場を見物しましょう。色とりどりの季節の花が迎えてくれます。

 そして、グルメの街にふさわしい食の市場もあります。しかも、15か所も。ここは一番古くからある市場(赤印)。近くには屋根付きのトゥール市場もあります。

 初夏に出回るのが山羊のチーズ。そして各種フルーツや野菜がお店に並びます。旅人さんが試食していたのはトマト?地元産だそうです。

 「トゥールなら美味しいものが食べらるよ。野菜に美味しいワイン、なんでもあるからね」とお店の男性。

 いいお天気ですね。青空市にぴったり。空を見上げると、何やら丸屋根のてっぺんに金箔付きのブロンズ像が・・・。

 この方、キリスト教の聖者サン・マルタンです。次は、その聖者が祀られているサン・マルタン聖堂へ行ってみましょう(緑印)。

 トゥールの司教だったサン・マルタンは、1700年も前からこの街の守護聖人だそうです。聖堂は数回にわたって壊れてしまい、現在の聖堂はサン・マルタンのお墓を中心に再建されたもの。立派な聖堂ですね。

 「世界中から巡礼の方がおみえになります。サン・マルタンはトゥールだけでなく世界中で知られている聖者なんです」と修道女。

 この地下礼拝堂にはサン・マルタンの聖遺物が展示されています。それにしても国王並みのお墓ですね。

 少しずつトゥールの歴史が分かってきましたが、その歴史と現在の街の両方を一度に見ることができる場所があります。それがプリュムロー広場(Place Plumereau)(黄緑印)。

 15世紀頃に建てられた木骨構造の建物に囲まれたこの広場で地元の人たちがくつろいでいます。ちなみにトゥールの人口は136,000人ほど。冷い白ワインもビールも美味しそう!

 旅人さんたちもそろそろお昼の時間です。ここから少し足を伸ばしてコルベール通りに向かいます。この通りには何軒もレストランが並んでいます。その中の一つRestaurant Les Canaillesに腰を落ち着けました(オレンジ印)。

 おお、分厚いお肉が出てきました。ご馳走ですね!お昼はだいたい25〜30ユーロほどで食べられるそうです。

 室内には懐かしいものが飾ってあります。オーナーのオレリアンさんが子供の頃に慣れ親しんだものをコレクションしたもの。音楽を録音したカセットテープ、わが家にも残ってます。

 お腹いっぱいになったら、ボートでロワール川を散策しましょう(水色印)。このボート、この地方伝統のボートだそうです。

 「これは19世紀末まで荷物を運んでいたボートのレプリカです」と船長さん。

 観光客に混じって地元の方も乗っていました。

 さて、ボートを降りたら今晩の宿Hôtel du Théâtreへと向かいましょう(こげ茶印)。ここはかつて私立の学校だった建物。ここには当時5歳だったバルザックが読み書きを学ぶために通っていたそうです。こちらが宿泊するお部屋。窓からは何やら立派な建物が見えます。

 翌日、その建物を訪ねてみました。ここはトゥール大劇場(紫印)。オープンは1889年。この日はモーツァルトのオペラ「魔笛」をやっていました。現代的にアレンジしてあります。建物はなかなかゴージャス。

 「とても感動しました。それにオープン当時の雰囲気が味わえてよかったです」と女性。

 こちらは楽屋。歌手が声の具合を確認しています。

 「美しい劇場で演じることができてとても嬉しいです。これだけ美しいと演技中にも良い意味で刺激になります」

 そしてこちらの女性は演出家。舞台にホットドックの屋台を持ち込むなんて、かなり大胆ですね。

 「この演出で、モーツァルトのファンタジックなオペラを味わっていただければ嬉しいです」

 次はちょっと変わったところに行ってみましょう。そこはシャルルマーニュ塔(黒印)。248段の階段を上がってみましょう。ここは地上48メートルの展望台。360度のトゥールの街を見渡すことができます。その上、食前酒とおつまみが振る舞われます。料金は20ユーロ。

 そして、夏の間、ロワール川の岸辺にはこんな特設会場が設けられているそうです。ビールを飲んだり、コンサートを楽しんだりと夏夜は賑やかですね。

 さて今回の旅の費用は二人分で、列車代が116ユーロ、食事代が50ユーロ、見学代が99ユーロ、宿泊代が60ユーロで、締めて325ユーロ(約39,000円)でした。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、旅行にでる前日、車のタイヤに空気を入れて確認するのをすっかり忘れてパニックになった。しばらくして気がついた。今回の旅行は飛行機で行くことを。

VDM(Vie de Merde)より



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週末はムーランで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 今回は、フランス中部の町ムーラン(Moulins)を旅します。パリからは列車で3時間弱。

 ココ・シャネルが10代の終わりから6年ほどを過ごしたことで知られるムーラン。どんなところでしょう?

 では出発!

Paris_Moulins.jpg

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年6月29日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 アリエ川にかかる橋の向こう川に見えるムーランの町。大聖堂の尖塔が空に向かって伸びています(青印)。

 そして、中世からルネッサンス期に造られた建物が町を形作ってきました。ジャクマール塔のてっぺんには古そうな仕掛け時計があります。

 町の観光は、シャネル足跡を辿ることから始めましょう。18歳でムーランにやってきたココ・シャネルは、ノートルダム女学院に入学します。この時、こちらの礼拝堂で歌を教わっていたそうです。美しく温かみのある礼拝堂ですね。

 「ここはシャネルが歌手としての道をスタートさせた第一歩になります」と観光案内所の方。

 その後、歌手シャネルはココという名前でデビューを飾ります。そして、女学院を卒業した後は、こちらの建物で叔母のアドリアヌと一緒に針仕事をしながら暮らしていました。

 当時のシャネルは町にあるカフェーやバーに足繁く通ったそうです。その中の一つがこのLe Grand Caféです(オレンジ印)。19世紀に建てられたこのカフェに早速入ってみましょう。

 ベルエポックを体現するような美しい内装。こちらの男性は元オーナー。

 「ここは1899年に作られました。ロココ調の内装が素晴らしいですね。この地域では古いビストロの趣を残す唯一の建物になりました」

 さて、ムーランにはコーヒーのお供にぴったりの名物チョコがあります。それを作っているのがこちらのお店Les Palets d’Or(こげ茶印)。チョコの名前がお店の名前になっています。

 そのチョコは、第一次世界大戦前に、ベルナール・セラルディが創り出したそうです。

 作り方は、コーヒーを加えたガナッシュをこんな風に一つずつ絞り出します。次に紙を載せ麺棒で平らにならしていきます。これをブラックチョコでコーティングし、金箔をトッピングしたら完成です。これは食べずにはいられませんねえ〜。

 「う〜ん、中はトロッとしてますねえ」と旅人。

 「ガナッシュが柔らかいんです。そのガナッシュと周りのパリパリっとした感じが対象的でしょう?」とチョコ職人。

 「確かに、中がとろっと周りはカリカリで、とても美味しいです」

 さて次はアリエ川の向こう側にある国立演劇衣装センター(Centre National du Costume de Scène)に行ってみましょう(緑印)。

 「ここは、生で行われる演劇の衣装を展示する施設です。オペラ、バレー、舞台演劇に使われた衣装を展示しています」とセンターの方。

 現在、今年創立350周年を迎えるパリ・オペラ座の衣装が展示されています。センターには、バレーダンサーのルドルフ・ヌレイエフに関するコレクションの常設展示室もあるそうです。

 さてムーランには、19世紀の最新設備を取り入れた一般市民の住宅があります。オーナーの死後に町に寄贈されたため、当時のまま手付かずで保存されているそうです。早速訪ねてみましょう。

 こちらがその邸宅Maison Mantinです(水色印)。見た目は昔ながらの邸宅に見えますが、実は初めて電気が引かれた家だそうです。

 「この家ができた時代はとても面白い時代でした。過去の様式をあれこれ自由に取り入れながらも近代的な作りの家が流行したのです」と関係者の方。

 そろそろ今晩の宿へと向かいましょう。どうやって行くかというと、カヌーに乗ってアリエ川を下ります。アリエ川はフランスでもまだ手つかずの自然が残っている川として知られています。

 そして、今晩の宿がこちら。ムーランの中心街から約10キロほどのところにあるDomaine des Roses(黄緑印)。お部屋はこんな感じ。素敵ですね。昔の農家の建物を改築して宿泊できるようにしたようです。

 「ここは、静かですからのんびりですますし、疲れを癒してくれますよ」とオーナー。

 牧場には牛、広い庭には様々な国からやってきた鶏たち。こうやって直に触ってみることもできます。

 さて今回の旅の費用は、ココ・シャネルの見学が6ユーロ、チョコレートが11.85ユーロ、カヌーが16ユーロ、演劇衣装センターが7ユーロ、宿泊代が40ユーロ、邸宅見学が8ユーロで、締めて88.85ユーロ(約11,000円)でした。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、チョコチップ入りクッキーを食べていたら、チョコがぽろっと落ちた。すぐにソファーの上に落ちているのを発見。もったいないから拾って食べた。しかし、味がチョコじゃない・・・

VDM(Vie de Merde)より


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週末はベイルートで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 今回はレバノンの首都ベイルートを旅します。パリからは空路の直行便で最短で4時間半。

 レバノンはシリアにも隣接してますし内戦もありました。なんとなくきな臭い感じがしますが、ベイルートの今は平和なようです。

 では出発!

Lebanon_Beyrouth.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年6月22日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 この風景、どこかですでに見たような・・・と思ったら、テルアビブでした。近代的高層建築が並んでいるところはそっくり。

 とは言っても、人類がこの地にやってきた5000年前と変わらないものがあります。それがこの岩(青印)。“鳩の岩” と呼ばれ、ベイルートのシンボルのようになっています。

 この岩がよく見えるテラスで待ち合わせたのはマリオさん。

 「ここは様々な人々が集う大切な場所なんです」

 マリオさんはベイルートでよく知られたカフェを経営しています。

 なるほど、これは特等席ですねえ。有名な理由がよくわかります。ヨーロッパからの観光客がよくここに来て写真を撮っていくそうです。

 次は中心街に行く前に、レバノン東部のベカー高原にある古代の遺跡を見に来ましょう(赤印)。ここにはグレコ・ローマン様式の3つの神殿が残っています。

 こちらはその中の一つ、ジュピター神殿。世界で最も高い神殿として知られています。現在、修復工事が続けられています。

 ジュピター神殿の向かいにあるのがバッカス神殿。西暦200年頃に造られました。保存状態が良く、細かな装飾が施されているのがよくわかります。

 「ここにいると自分がとても小さくなった気がします」と女性。

 「現代のような高度な技術がなかった頃に、よくもこれだけの石の塊を運んだなと思います。大変な作業だったはずです」と男性。

 確かに、これは並の大きさではないですね。圧倒されます。現代の高層ビルと大して変わらないように見えます。見学の費用は往復の交通費と入場料を合わせて16ユーロほど。

 さて、次はベイルートの中心地にやってきました。そろそろお腹も空いた頃。美味しいものでも食べに行きましょう。やってきたのはレストランTawlet(オレンジ印)。

 「タウレとはテーブルのことです。うちではレバノンの家庭料理を出しています」とオーナー。

 このお店、日替わりでレバノン各地の家庭料理を味わうことができます。

 「私は肉の詰め物料理を作りました。また別の詰め物料理をこちらに運んでくる予定です」とトリポリ出身の女性。

 「今の世代は知らない料理かもしれません。何しろ私たちの祖母や祖父が食べていた料理ですからね」とラ・ベッカ出身の女性。

 どれもすごく美味しそう!ビュッフェ形式になっているのもいいですね。

 「宗教や民族の違いを超えて美味しく食べられる料理を出すように努めています」とオーナー。

 それにしても皆さんフランス語を上手にお話になります。それもそのはず、戦前まではフランスが統治してました。そしてレバノンは「中東のパリ」と呼ばれた時代もありました。

 次はそろそろ今晩の宿へと向かいましょう。クレマンソー通りにあるこの美しい建物が今晩の宿。

 19世紀に建てられた邸宅は、1980年代に勃発した内戦時の爆撃を逃れて、現在は宿泊施設に生まれ変わりました。

 「かつてレバノンの家には必ず庭が付いていました。ですから公共の公園というのはなかったんです」とアラブ建築センターの責任者の方。

 中に入るとまるで宮殿のよう。しかし、この邸宅は小さい方なんだそうです。この玄関ホールはイベント会場として利用されているとか。客室はアールデコ調になっています。ここなら優雅な気分で一夜を過ごせそう。

 しかし、1975年から1990年まで続いた内戦時代はそんなことを言っていられるような状態ではありませんでした。それを物語る建物がそのまま残されています。

 ベイルートでは、この内戦の跡を見学するツアーがあるそうです。

 「ここは東西のちょうど分かれ目、つまり内戦の最前線だったのです。その内戦からの復興はかなり進みましたが、戦いの痕跡は未だに残っているんです」と、ツアーをオーガナイズしているアラブ建築センターの方。

 内戦当時の様子が写真に残されています。こちらのタマゴ型の大きな建物は1960年代に劇場として使われていました(緑印)。内戦の嵐に巻き込まれましたが、今もこうして街の中心地に残っています。現在、これを文化センターにする計画が持ち上がっているそうです。

 さて今回の旅の費用は、遺跡見学が16ユーロ、食事代が33ユーロ、宿泊代が100ユーロ、内戦跡見学が17ユーロで、締めて166ユーロ(約20,000円)でした。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、結婚したくなって僧侶に相談に行った。すると、しばらく考え込んでいた僧侶が言った。『よ〜く考えるんだ。何しろ結婚は、敵と寝食を共にするという唯一の戦いだからだね』

VDM(Vie de Merde)より



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週末はジュネーヴで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。今回はスイスのジュネーヴを旅します。

 パリからジェネーヴまでは高速列車で3時間ほど。平和の町で知られるジュネーブ、一体どんなところを訪ねるのでしょう?

 では出発!

Bern_Geneve.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年6月15日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ジュネーブは多くの車が行き交う大都会。高級ブランドのお店もあちこちに並んでいます。

 その繁華街を通り抜けると、美しい湖が見えてきます。旅の始まりはこのレマン湖からスタート。

 朝の9時。石垣に取り付けられた緑と赤のボタン。エミールさんが緑のボタンを押しました。するとカプセルが開いて何か飛び出してきそうな・・・。

 「夏季になると毎朝ここにきてボタンを押す、この仕事ができてとても幸せです・・・」

 エミールさんが話していると、湖の真ん中から水が噴き出しました。

 ジュネーブと言えばこの大噴水ですよねえ(水色印)。エミールさんが毎朝ボタンを押して出しているとは初めて知りました。吹き上がる水の柱は140メートルもあります。

 「19世紀末、職人たちは水力を利用して機械を動かしていました。しかし夜になると水圧が上がるため、水道管にバルブを付けたんです。このバルブを付けたことで噴水が起きたのです。最初は高さ30メートルほどでした」と関係者。

 現在では水力として使われることはありませんが、一線を退いた男性5人に見守られながら稼働を続けています。

 さて、次はプロテスタントの歴史が色濃く残る丘の上を訪ねてみましょう。案内してくれるのはダニエルさん。

 「この界隈には500年から1000年の歴史があります。石壁もかなり古いものですが、保存状態は良好です」

 丘の上にあるのがサン・ピエール大聖堂(赤印)。宗教改革の指導者の一人カルヴァンが本拠として教会です。中の見学は無料ですが、4.50ユーロで尖塔まで上がることができます。

 尖塔からはジュネーブの街並みとレマン湖が一望できます。

 人口20万人のジュネーブには、数多くの国際機関が本部を構えています。その一つは国際連合欧州本部(黄緑印)。このパレ・デ・ナシオンと呼ばれる建物の中を見学させてもらいましょう。

 案内してくれるこの男性、10ヶ国語を使いこなすそうです。

 通路を外交官や政府の要人が行き交うことも珍しくありません。こちらは人権に関する話し合いが行われる会議場。天井は個性的な作りになっています。

 「この部屋は海の中の洞窟というようなコンセプトで作られています」とソリンさん。

 そしてこちらが本会議場。193か国の代表がここに集まります。

 「生物化学兵器禁止条約や核実験禁止条約が締結されたのはこの会議場です」

 せっかくですから、フランス代表、つまりマクロン大統領の席に座ってみました。

 さて次はちょっと変わった場所へ行ってみましょう。そこは時間を大切にする場所・・・時計屋さんです。

 とは言っても、ただの時計屋さんではありません。こんな変わった掛け時計を作り出す職人さんのアトリエです。

 ジャンさんは90歳。スイスの時計産業を体現する方です。元気なうちはまだまだ時計作りを続けていくそうです。

 さあ、次は気分を変えて水上のスポーツを楽しみましょう。ジュネーブから15分くらい離れたところにラフティングが楽しめる川があります(青印)。70ユーロとちょっとお値段お高めですがRafting.chが準備からガイドまでをやってくれます。

 1時間ほどのラフティングを楽しんだらそろそろ今晩の宿ibis styelsへと向かいましょう(こげ茶印)。

 このホテル、お部屋が漫画になっています。漫画好きには堪えられないホテルですね。

 翌日はホテルが無料で提供してくれたパスを使ってボートに乗りましょう。このパス、ボートの他にバスやトラムなどの交通機関を利用することができます。

 陸の上では車の渋滞が始まっているようですが、この渡し船ならスイスイ進みます。

 目的地はこちらBains des Pâquis(紫印)。地図には「露天風呂」などと書かれてありますが、お風呂ではないですねえ。むしろ海水浴場です。食事もできるらしい。さらにコンサートなどのイベントも開催され、レマン湖にできた娯楽施設といったところです。

 さて今回の旅の費用は、見学料が18ユーロ、ラフティングが70ユーロ、宿泊費は110ユーロ、Bains des Pâquisが14.50ユーロで、締めて212.50ユーロ(約26,000円)でした。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、車を運転しながら父が言った。『なあお前、大都会で学生をやってるなら、もう少しシャキッとした格好をしたいと思わないのか?』・・・

VDM(Vie de Merde)より



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週末はコンフラン=サン=トノリーヌで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。今回はパリから20キロほどのところにあるコンフラン=サン=トノリーヌ(Conflans-Sainte-Honorine)を旅します。

 パリから英仏海峡まで流れるセーヌ川沿いにあるこの町までは、パリのサン=ラザール駅から郊外線に乗ってわずかに30分。気軽にお出かけできそうです。

 では出発!

Paris_ConrlanSH.jpg

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年6月8日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 パリからコンフラン=サン=トノリーヌまでは郊外線の他に、車や自転車でも行くことができます。

 パリから20キロですもんね。自転車でのんびりセーヌ川沿いをサイクリングするのもいいかもしれません。

 そしてもう一つ別の方法があります。それはボート。この町は160年も前から河川運送業の中心地と考えられてきました。

 何しろ、かつてはこのように細長いボートが数多く貨物積んでセーヌ川を往来していました。

 現在は、時折、砂や砂利を積んで運搬しているボートを見かけますが、その多くが岸辺に横付けされたままになっています。どうやらここが住まいのようです。

 さて、次はセーヌの岸辺を離れて旧市街へ行ってみましょう。小さな階段のある路地を登っていくと、モンジョワの塔(Tour de Montjoie)があります(青印)。

 塔は8世紀頃からここに作られ、セーヌ川の航行を監視するために使われていたそうです。ここからの眺めがいいですね。パリから30分足らずでのんびりした田舎の風景を楽しむことができます。

 せっかくですから遊覧船に乗ってみましょう。バトー・ムーシュではありませんが、ここにも遊覧船が走っています。パリとはまた別の顔をしたセーヌ川。

 コンフランの港は、パリとル・アーブルを結ぶ航路の途中にあり建築資材をはこむボートの寄港地になっているそうです。

 セーヌ川を西へと向かうと、オワーズ川が合流する地点にやってきました(赤印)。ここから西に行けばル・アーヴルへ、東に向かえばパリに到着します。

 この細長いボートはペニッシュと呼ばれています。真ん中に貨物を乗せて運びます。

 そろそろお腹がすいてきました。岸辺にあるお店Aux berges du bonheurに入ってお昼をいただきましょう(オレンジ印)。

 前菜は、山羊のチーズにパン粉をつけて揚げたものがのせてあるサラダ。春らしく黄色いお花が添えられていました。メインはレモン風味の魚料理???口コミでの評判がいいお店のようです。

 お腹がいっぱいになったら、博物館Musée de la batellerieへと向かいましょう(緑印)。ここは河川運送ボートの博物館。その歴史がわかるように模型が展示されています。

 1930年代にフランスには12,000隻ほどの運送ボートがあり、昼夜を問わず川を往来していました。それは海を航海する船よりずっと多かったそうです。貨物運搬の重要な担い手だったのですね。

 さて、先ほどの博物館のすぐ近くにフランスで作られた最後のタグボートTriton 25が展示されています(水色印)。もちろん中も見学することができます。すごいエンジンが搭載されていました。

 さらに、川にはボートの礼拝堂Bateau Je Sersもあります(黄緑印)。そうかと思えば、ボートの劇場もあります。

 こちらがその劇場Theatre Story Boat。このボートもかつては貨物運送船でしたが、劇場に作り変えられました。年間120作品が上演されるそうです。入場してみるととてもボートだったとは思えません。

 さて、そろそろ今晩の宿La Ferme Roseへと向かいましょう。広大な農場にある15世紀の建物をオーナーが改築して宿泊施設にしました。お部屋はこんな感じです。大都会を完全に忘れさせてくれそうなところですね。

 さて、今回の旅の費用は、遊覧船が15ユーロ、ランチが19.90ユーロ、博物館が5ユーロ、タグボート見学が3ユーロ、劇場のチケット代が16ユーロ、宿泊代が79ユーロで、締めて137.90ユーロ(約17,000円)でした。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、誕生日のお祝いに祖母が50ユーロをくれた。急いで財布にしまうと、何ももらえなかった弟が怒って財布を奪い外に放り投げた。僕らは観光で遊覧船に乗っていた・・・ [もうやだ~(悲しい顔)]

VDM(Vie de Merde)より



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週末はテルアビブで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。今回は、イスラエル第二の都市テルアビブを旅します。

 パリからは空路の直行便で4時間半。テルアビブと言えば、すぐに空港乱射事件を思い浮かべてしまいますが、そんなイメージを払拭してくれるような旅になりそうです。

 では出発!

Israel_TelAviv01.png

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年6月1日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 近代的な建物が並ぶ大都市テルアビブ。

 海岸線には砂浜が続きます。ここなら1年中マリンスポーツが楽しめます。

 「人生、楽しまなくっちゃ。毎日海に来るとハッピーになれるんだ」と男性。

 「気分転換には最適よ」と女性。

 そう言えば、この海、地中海なんですよね。地中海はここまで広がっていたのでした。テルアビブって、思い切りリゾート地ですね。

 さて次は旧市街ヤッファへと向かいましょう(青印)。ここは世界で最も古い港の一つ。そして、ユダヤ教徒、イスラム教徒、キリスト教徒が一緒に暮らしている地域でもあります。

 また、この界隈には古い建物が数多く残っており、観光客が散策するのにはもってこいの場所です。今回は、アーティストのジュリアンさんが案内してくれます。ジュリアンさんは、10年前、フランスからこの街に移住してきました。

 この旧市街は15世紀にオスマン帝国によって作られました。長い歴史のある街のようです。中央に見える白い建物はキリスト教の教会。定刻には鐘楼の鐘が鳴らされます。そして、1日5回、コーランが町中に流れます。丘の上から見た海岸線も美しいですね。

 さて、テルアビブは「白い都市」とも呼ばれています。それは、1920〜50年にかけて作られたバウハウス様式の建物が数多く残っているからです(赤印)。

 「ここは全体がバウハウス様式で作られた世界でも唯一の地域です」とバウハウス・センターのミシャさん。

 ミシャさんは、毎週、数百人の観光客を案内しているそうです。

 「20年前は見向きもされなかった建築物が、今では大変貴重なものであることを皆さんが少しずつ認識するようになってきました」とミシャさん。

 テルアビブにはバウハウス様式の建物が1000棟以上もあるそうです。中でも世界的に知られている建物がThe Poli Houseです(緑印)。2年前にリノベーションされて、今ではホテルに生まれ変わっています。屋上にはプール!

 「この建物は世界遺産に登録されています。そのため、中は新しく作り変えることができますが、外側には手をつけることはできません」とホテルの方。

 そんなわけで、外観は1936年のままを保っています。学生や観光客がここのテラスでシャンパンを楽しんでいるそうです。値段はなんと20ユーロ。高いですねえ〜。

 どうもテルアビブは物価が高いらしい。そこで市は、観光客のために無料の見学ツアーを実施しているそうです。このブルーのTシャルを着た男性ドロンさんがガイドさん。他の観光客の皆さんと一緒にツアーに出発です。

 向かった先は、イスラエルのあらゆるグルメが味わえるというカルメル市場(オレンジ印)。地中海に面した都市だけあって国際色豊か。ここはトルコ料理のお店。ブレクと呼ばれる料理を試食できます。もちろんタダ。

 「クリームと塩味が効いててとても美味しいです」と男性観光客。

 「これを食べたら昼食は食べなくてもいいわね(笑)」と女性観光客。

 これは絶対にお得なツアーですね。テルアビブに行く機会があったら、ぜひとも参加しなくては!でも、お店の方は大丈夫かしら?

 「何にも買わなくっても大丈夫。観光客が来てくれるだけで嬉しいよ」

 お腹がいっぱいになったところで、今晩の宿へと向かいましょう。ここはヤッファ旧市街にあるアラブ伝統の家屋。オーナーはこの男性。ここに宿泊するアーティストは自分の作品で宿泊代を払います。そうでない方は一泊85ユーロ。

 アートと言えば、お隣にあるフロレンティン地区はストリートアートで知られています(こげ茶印)。空き家になった家々の並ぶ界隈がカラフルなイラストでいっぱいになっています。ここで腕を磨いたアーティストが有名なギャラリーで個展を開いているそうです。

 さて今回の旅の費用は、バウハウス・ツアーが18ユーロ、シャンパンが20ユーロ、宿泊代が85ユーロ、ストリート・アート・ツアーが15ユーロで、締めて138ユーロ(約17,000円)でした。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、楽しい週末旅が終わって帰宅した。とにかく早く食べて寝たかったのでパスタを食べることにした。鍋にお湯を沸かして茹で上がるのを待って、パスタをザルにあけた。が、パスタがない。パスタを入れ忘れた [もうやだ~(悲しい顔)]

VDM(Vie de Merde)より



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